JP2009259907A - 気相成長装置および半導体基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】優れた品質の膜を形成することが可能な気相成長装置および半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】気相成長装置1は、サセプタ6と、原料ガス供給口(ガス流路22aのガス供給口29およびガス流路22cのガス供給口29、またはガス流路23aのガス供給口29およびガス流路23cのガス供給口29)とガス供給口(ガス流路22bのガス供給口29またはガス流路23bのガス供給口29)とを含む供給口群を複数備える。サセプタ6は、基板7を主面上に保持する。複数の供給口群は、サセプタ6の主面に沿った方向において周期的に配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】気相成長装置1は、サセプタ6と、原料ガス供給口(ガス流路22aのガス供給口29およびガス流路22cのガス供給口29、またはガス流路23aのガス供給口29およびガス流路23cのガス供給口29)とガス供給口(ガス流路22bのガス供給口29またはガス流路23bのガス供給口29)とを含む供給口群を複数備える。サセプタ6は、基板7を主面上に保持する。複数の供給口群は、サセプタ6の主面に沿った方向において周期的に配置されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、気相成長装置および半導体基板の製造方法に関し、より特定的には、サセプタと対向する位置から原料ガスを供給する気相成長装置および半導体基板の製造方法に関する。
従来、気相成長装置として処理対象物である基板の上方に原料ガス供給口を配置したものが知られている(たとえば、特開平6−132232号公報(以下、「特許文献1」と呼ぶ)および特開2006-216830号公報(以下、「特許文献2」と呼ぶ)参照)。特許文献1では、基板の上に位置する反応容器の上壁に開口部が形成され、当該開口部に繋がる原料ガス供給筒体が配置されている。当該原料ガス供給筒体の内部には、複数種類の原料ガスを流通させる、断面形状が同心円状に配置された複数のガス供給路が形成された気相成長装置が開示されている。また、特許文献2では、基板の上方に複数のガス噴出口が形成された気相成長装置が開示されている。
特開平6−132232号公報
特開2006-216830号公報
しかし、上述した従来の気相成長装置には、以下のような問題があった。すなわち、特許文献1に記載された気相成長装置では、反応容器と原料ガス供給筒体との接続部において、供給される原料ガスが混合することになると思われる。このような原料ガスの混合は、予期せぬ堆積物の発生を招き、当該接続部近傍に堆積物が形成される場合が考えられる。また、特許文献2においても、複数のガス供給路から基板に向けて噴出された原料ガスはすぐに混合し、結果的にガス噴出口近傍において堆積物が形成される場合が考えられる。
このような堆積物が発生すると、当該堆積物が部分的に剥がれ、処理対象物である基板の表面上に落下する場合がある。このような堆積物が基板に付着すると、結果的に基板表面に形成される膜の品質が劣化するという問題が発生する。
この発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、この発明の目的は、優れた品質の膜を形成することが可能な気相成長装置および半導体基板の製造方法を提供することである。
この発明に従った気相成長装置は、サセプタと、原料ガス供給口とガス供給口とを含む供給口群を複数備える。サセプタは、処理対象物を主面上に保持する。供給口群は、サセプタの主面と対向する位置から、サセプタの主面に搭載された処理対象物に原料ガスを供給するための2つの原料ガス供給口と、2つの原料ガス供給口の間に位置し、原料ガスと異なるガスを主成分としたガスを供給するためのガス供給口とを含む。複数の供給口群は、サセプタの主面に沿った方向において周期的に配置されている。
このようにすれば、2つの原料ガス供給口の間に、原料ガスと異なるガスを主成分としたガス(キャリアガス)を供給するためのガス供給口が形成されているので、原料ガス供給口から原料ガスが噴出した直後に、2つの原料ガス供給口から供給された原料ガスが互いに混ざることを抑制できる。このため、2つの原料ガスが混ざることで反応が進み、原料ガス供給口の近傍に原料ガスに起因する堆積物が形成されることを抑制できる。この結果、堆積物に起因して、処理対象物上に形成された膜の品質が劣化する可能性を低減できる。
上記気相成長装置において、原料ガス供給口に原料ガスを供給する原料ガス供給路には、原料ガス供給路に原料ガスを供給するための原料ガス導入部と原料ガス供給口との間において流路抵抗を高めるための原料ガス流路抵抗部材が配置されることにより、原料ガス流路抵抗部材と原料ガス導入部との間に原料ガスバッファ領域が形成されていてもよい。また、ガス供給口にガスを供給するガス供給路には、ガス供給路にガスを供給するための導入部とガス供給口との間において流路抵抗を高めるための流路抵抗部材が配置されることにより、流路抵抗部材と導入部との間にガスバッファ領域が形成されていてもよい。
この場合、原料ガスバッファ領域およびガスバッファ領域において原料ガスおよび当該原料ガスと異なるガスを主成分としたガスの圧力を、原料ガス供給路およびガス供給路の断面において均一化することができる。ここで、圧力分布に偏りがあると、ガス流れのバランスが崩れ、ガス供給口付近でのたとえばキャリアガス(原料ガスと異なるガスを主成分としたガス)による2つの原料ガスの分離の効果が低下し、原料ガスの混合が起きる。この場合、当該原料ガスの混合に起因して堆積の抑制効果が低下するため、上述した圧力の均一化は必要である。また、この結果、原料ガス供給口およびガス供給口から供給される原料ガスおよびガスの流速分布を供給路断面において均一化することができる。この結果、処理対象物に対して偏り無く原料ガスおよびキャリアガスを供給することができる。したがって、処理対象物における処理(成膜処理)の品質を向上させることができる。
上記気相成長装置において、原料ガス流路抵抗部材および流路抵抗部材は、多孔質材料により構成されていてもよい。この場合、多孔質材料を原料ガス供給路およびガス供給路に多孔質材料からなる部材(原料ガス流路抵抗部材および流路抵抗部材)を配置することで、容易に原料ガスバッファ領域およびガスバッファ領域を形成することができる。
上記気相成長装置において、原料ガス流路抵抗部材は、原料ガス供給路における原料ガスの流通方向に垂直な方向での原料ガス供給路の断面の一部に配置されるとともに、原料ガス供給路の対向する壁の間の距離を規定するスペーサであってもよい。また、流路抵抗部材は、ガス供給路におけるガスの流通方向に垂直な方向でのガス供給路の断面の一部に配置されるとともに、ガス供給路の対向する壁の間の距離を規定するスペーサであってもよい。
この場合、原料ガス供給路およびガス供給路の壁の間の距離を規定するスペーサを原料ガス流路抵抗部材および流路抵抗部材として利用するので、原料ガス流路抵抗部材および流路抵抗部材をスペーサとは別部材として準備する必要が無い。このため、気相成長装置の装置構成が複雑化することを抑制できるとともに、気相成長装置の製造コストを低減できる。
上記気相成長装置において、原料ガス供給路には、複数の原料ガス導入部が接続されていてもよい。ガス供給路には、複数の導入部が接続されていてもよい。この場合、原料ガス供給路やガス供給路の、ガス流通方向に垂直な方向での断面形状が環状であるなど、複雑な形状であっても、複数の導入部から当該原料ガス供給路やガス供給路へ原料ガスまたはガスを供給することで、当該断面内でのガスの流速分布のばらつきを抑制することができる。
上記気相成長装置は、原料ガス供給路またはガス供給路に隣接し、冷却媒体を流通させるための冷却媒体流路を備えていてもよい。この場合、処理対象物における処理(成膜処理)に必要な温度がたとえば1000℃以上といった高温である場合にも、当該冷却媒体流路に冷却媒体を流通させることで、原料ガス供給路やガス供給路を冷却することができる。このため、高温での成膜処理にも容易に対応可能な気相成長装置を実現できる。
上記気相成長装置は、複数の供給口群に含まれる複数の原料ガス供給口のそれぞれから供給する原料ガスの流量を制御するための流量制御部を備えていてもよい。この場合、処理対象物における処理の均一性を向上させるため、複数の原料ガス供給口ごとに原料ガスの流量を制御することが可能になる。この結果、成膜処理の均一性を向上させることができる。
この発明に従った半導体基板の製造方法は、上記気相成長装置を用いた半導体基板の製造方法であって、サセプタの主面上に処理対象物である基板を搭載する工程を実施する。そして、供給口群から原料ガスおよび原料ガスと異なるガスを主成分としたガスを供給することにより、基板の表面に膜を形成する工程とを備える。このようにすれば、供給口群近傍での原料ガスの反応に起因する堆積物の発生を抑制できるので、当該堆積物の基板への付着に起因する不良の発生を抑制できる。
この発明によれば、供給口がある処理対象物上の領域での堆積物の発生を抑制できるので、当該堆積物の付着に起因する膜の欠陥や不良の発生の可能性を低減することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図2は、図1の線分II−IIにおける断面模式図である。図3は、図1の線分III−IIIにおける断面模式図である。図1〜図3を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態1を説明する。
図1は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図2は、図1の線分II−IIにおける断面模式図である。図3は、図1の線分III−IIIにおける断面模式図である。図1〜図3を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態1を説明する。
図1〜図3を参照して、気相成長装置1は、反応室4と、反応室4の内部に配置されたサセプタ6と、ガス導入部材2と、図示しないヒータと、ガス導入部材2へ原料ガスなどを供給するための第1および第2原料ガス供給部10、11およびキャリアガス供給部12を備える。反応室底壁5上に配置されたサセプタ6は、反応室4の内部において、処理対象物としての基板7を主面上に保持する。ガス導入部材2はサセプタ6と対向する領域に配置される。反応室側壁3と反応室底壁5との間(反応室4の外周部)には排気口8が形成されている。排気口8は、矢印9に示すように反応室4の内部からガスを排気するため、図示しない排気部材(たとえば排気ポンプなど)に接続される。
ガス導入部材2は、平面形状が図2および図3に示すように円形状であり、同心円状に配置された環状のガス供給口29を複数備える。つまり、ガス導入部材2は、その直径が異なる円筒状の側壁21が複数個同心円状に配置され、その側壁21の間にガス流路22a〜22d、23a〜23dが形成されている。ガス流路22a〜22d、23a〜23dの下端(サセプタ6側の端部)がガス供給口29となっている。なお、ガス導入部材2の中心に位置するガス流路23dは、平面形状が円形の管状経路となっている。また、ガス導入部材2の上端部(ガス流路22a〜22d、23a〜23dの上端(サセプタ6側の端部とは反対側の端部))には、上壁部材26が配置される。この上壁部材26により、ガス流路22a〜22d、23a〜23dの上端は閉じられている。そして、この上壁部材26には、それぞれのガス流路22a〜22d、23a〜23dに対してガスの導入口27が形成されている。当該導入口27は、各ガス流路22a〜22d、23a〜23dに対して1箇所づつ形成されている。導入口27からガス供給口29までのガス流路22a〜22d、23a〜23dの途中には多孔質材料からなる流路抵抗発生部材24が配置されている。流路抵抗発生部材24は、図2に示すようにガス流路22a〜22d、23a〜23dにおけるガスの流れ方向における断面全体を塞ぐように配置されている。このため、流路抵抗発生部材24から導入口27までの空間は、バッファ領域25として作用する。なお、流路抵抗発生部材24としては、多孔質金属、多孔質セラミック、金属繊維、ガラス繊維などを用いることができる。多孔質金属の材料はステンレス鋼、ニッケル及びその合金が特に腐食性ガスを使用する場合に優れている。多孔質セラミックの材料はシリカが特に純度の点で優れている。
ガス流路22a、23aの導入口27は、配管14を介して第1原料ガス供給部10に接続される。ガス流路22c、23cの導入口27は、配管13を介して第2原料ガス供給部11に接続される。ガス流路22b、22d、23b、23dの導入口27は、それぞれ配管15を介してキャリアガス供給部12に接続される。
すなわち、図1〜図3に示した気相成長装置1では、複数の供給口群(ガス流路22a〜22cのガス供給口29からなる供給口群と、ガス流路23a〜23cのガス供給口29からなる供給口群)は、サセプタ6の主面と対向する位置から、サセプタ6の主面に搭載された処理対象物としての基板7に原料ガス(第1原料ガスおよび第2原料ガス)を供給するための2つの原料ガス供給口(ガス流路22aのガス供給口29およびガス流路22cのガス供給口29、またはガス流路23aのガス供給口29およびガス流路23cのガス供給口29)と、2つの原料ガス供給口の間に位置し、原料ガスと異なるガスを主成分としたガス(キャリアガス)を供給するためのガス供給口(ガス流路22bのガス供給口29またはガス流路23bのガス供給口29)とを含む。複数の供給口群は、サセプタの主面に沿った方向において周期的(図1〜図3に示すように同心円状)に配置されている。すなわち、図1に示すように、ガス導入部材2の断面においては、上記供給口群は整列して配置された状態になっている。
このようにすれば、2つの原料ガス供給口(ガス流路22aのガス供給口29およびガス流路22cのガス供給口29、またはガス流路23aのガス供給口29およびガス流路23cのガス供給口29)の間に、原料ガスと異なるガスを主成分としたガス(キャリアガス)を供給するためのガス供給口(ガス流路22bのガス供給口29またはガス流路23bのガス供給口29)が形成される。そのため、たとえばガス流路22aのガス供給口29およびガス流路22cのガス供給口29から(あるいはガス流路22cのガス供給口29およびガス流路23aのガス供給口29から)それぞれ原料ガスが噴出した直後に、上記2つのガス供給口29から供給された原料ガスが互いに混ざることを抑制できる。また、ガス流路22dのガス供給口29が形成されることで、一方の供給口群における原料ガス供給口(ガス流路22cのガス供給口29)から供給される原料ガスと、他方の供給口群における原料ガス供給口(ガス流路23aのガス供給口29)から供給される原料ガスとが混ざることを抑制できる。このため、2つの原料ガスが混ざることで反応が進み、ガス供給口29の近傍に原料ガスに起因する堆積物が形成されることを抑制できる。この結果、堆積物に起因して、基板7上に形成された膜の品質が劣化する可能性を低減できる。
上記気相成長装置1において、ガス供給口29に原料ガスを供給する原料ガス供給路(ガス流路22a、22c、23a、23c)には、ガス流路22a、22c、23a、23cに原料ガスを供給するための原料ガス導入部としての導入口27とガス供給口29との間において流路抵抗を高めるための原料ガス流路抵抗部材としての流路抵抗発生部材24が配置されることにより、流路抵抗発生部材24と導入口27との間に原料ガスバッファ領域としてのバッファ領域25が形成されている。また、ガス供給口29にガスを供給するガス供給路(ガス流路22b、22d、23b、23d)には、ガス流路22b、22d、23b、23dにガスを供給するための導入部としての導入口27とガス供給口29との間において流路抵抗を高めるための流路抵抗部材としての流路抵抗発生部材24が配置されることにより、流路抵抗発生部材24と導入口27との間にガスバッファ領域としてのバッファ領域25が形成されている。
この場合、バッファ領域25において原料ガスおよびキャリアガスの圧力を、ガス流路22a〜22d、23a〜23dの断面(図1の水平方向断面)において均一化することができる。この結果、ガス供給口29から供給される原料ガスおよびキャリアガスの圧力分布を均一化することができる。この結果、基板7に対して偏り無く原料ガスおよびキャリアガスを供給することができる。したがって、処理対象物としての基板7における成膜処理の品質を向上させることができる。
上記気相成長装置1において、流路抵抗発生部材24は、多孔質材料により構成されている。この場合、多孔質材料からなる流路抵抗発生部材24をガス流路22a〜22d、23a〜23dに配置することで、容易にバッファ領域25を形成することができる。
図4は、図1〜図3に示した気相成長装置の第1の変形例を示す断面模式図である。図5は、図1〜図3に示した気相成長装置の第2の変形例を示す断面模式図である。図4および図5を参照して、本発明による気相成長装置の実施の形態1の第1および第2の変形例を説明する。なお、図4および図5は図2に対応する。
図4に示すように、図1〜図3に示した気相成長装置1の第1の変形例は、基本的には図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の構成を備えるが、ガス導入部材2の平面形状が図1〜図3に示した気相成長装置1とは異なっている。すなわち、図4に示した気相成長装置のガス導入部材2は、その平面形状が四角形状となっている。ガス導入部材2をこのような平面形状としても、図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の効果を得ることができる。また、サセプタ6の平面形状、あるいは処理対象物である基板7の平面形状が四角形状である場合などに、ガス導入部材2の平面形状を図4に示すように四角形状としてもよい。この場合、基板7の全面に対してより均一なガスの供給を行なうことができる。
また、図5に示すように、図1〜図3に示した気相成長装置1の第2の変形例は、基本的には図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の構成を備えるが、ガス導入部材2の平面形状が三角形状となっている点が、図1〜図3に示した気相成長装置1とは異なっている。この場合も、図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の効果を得ることができる。
図6は、図1〜図3に示した気相成長装置の第3の変形例を示す断面模式図である。図6を参照して、本発明による気相成長装置の実施の形態1の第3の変形例を説明する。
図6に示すように、図1〜図3に示した気相成長装置1の第3の変形例は、基本的には図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の構成を備えるが、ガス導入部材2においてガス流路22a〜22d、23a〜23cのそれぞれに2つの導入口27が形成されている点が、図1〜図3に示した気相成長装置1とは異なっている。すなわち、図6に示したガス導入部材2では、上壁部材26(図1参照)において、ガス導入部材2の中心から見て対称な位置に、ガス流路22a〜22d、23a〜23cのそれぞれの導入口27が形成されている。
つまり、原料ガス供給路(ガス流路22a、22c、23a、23c)には、複数の原料ガス導入部(導入口27)が接続されている。ガス供給路(ガス流路22b、22d、23b)にも、複数の導入部(導入口27)が接続されている。このようにすれば、図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の効果を得ることができるとともに、各ガス流路22a〜22d、23a〜23cの断面方向(ガスの流れ方向に対して垂直な方向)でのガス圧力分布(ガス流速分布)をより均一化することができる。
図7は、図1〜図3に示した気相成長装置を用いた半導体基板の製造方法を示すフローチャートである。図7を参照して、本発明による半導体基板の製造方法を説明する。
本発明による半導体基板の製造方法では、図7に示すように、基板準備工程(S10)を実施する。具体的には、この工程(S10)では、気相成長装置1のサセプタ6の主面上に処理対象物である基板7を搭載する。
次に、図7に示すように、処理工程(S20)を実施する。この工程(S20)では、反応室4の内部の雰囲気ガスを排気口8から排出することで、反応室4の内部の圧力を所定の処理圧力にする。その後、図示しないヒータなどの加熱装置によりサセプタ6を介して基板7を加熱し、基板7の温度を所定の処理温度に維持する。この状態で、ガス供給口29から所定の原料ガスおよびキャリアガスを反応室4の内部に供給する。このとき、導入口27から各ガス流路22a〜22d、23a〜23dに導入されたガスは、バッファ領域25において各ガス流路22a〜22d、23a〜23dの断面方向での圧力分布(流速分布)が均一かされる。そして、ガス供給口29から基板7に対向する領域へと均一に供給される。この結果、基板7の表面近傍において原料ガスが反応することにより、基板7の表面には膜が形成される。原料ガスとしては、たとえば第1原料ガス供給部から供給される第1の原料ガスとしてトリメチルガリウム(TMG)ガスを、また、第2の原料ガス供給部11から供給される第2の原料ガスとしてアンモニアガスを、またキャリアガス供給部12から供給されるキャリアガスとして水素ガス又は窒素ガスを用いることができる。なお、このような原料ガスを用いた成膜処理では、基板7の表面上に窒化ガリウム(GaN)の膜を形成することができる。
上述した本発明による半導体基板の製造方法によれば、ガス供給口29近傍での原料ガスの反応に起因する堆積物の発生を抑制できるので、当該堆積物の基板7への付着に起因する不良の発生を抑制できる。
(実施の形態2)
図8は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図9は、図8の線分IX−IXにおける断面模式図である。図8および図9を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態2を説明する。
図8は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図9は、図8の線分IX−IXにおける断面模式図である。図8および図9を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態2を説明する。
図8および図9に示した気相成長装置1は、基本的には図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の構成を備えるが、流路抵抗発生部材34の構成が図1〜図3に示した気相成長装置1と異なっている。具体的には、図8および図9に示した気相成長装置1では、各ガス流路22a〜22d、23a〜23cの流路幅を規定するためのスペーサが流路抵抗発生部材34として機能している。この流路抵抗発生部材34は、図9に示すように、各ガス流路22a〜22d、23a〜23cにおいてガスが流れる方向に垂直な方向(水平方向)での断面において、ガス流路の当該断面の一部を塞ぐように形成されている。また、流路抵抗発生部材34は、各ガス流路22a〜22d、23a〜23cにおいて、対向する側壁21に接触することにより、対向する側壁21の間の距離を規定している。流路抵抗発生部材34は、図9に示すように、各ガス流路22a〜22d、23a〜23cの断面において、ガス流路22a〜22d、23a〜23cの周方向に等間隔に配置される。また、ガス流路22a〜22d、23a〜23cの周方向における流路抵抗発生部材34の長さは、当該ガス流路22a〜22d、23a〜23cの周方向長さの8分の1程度になっている。また、図9に示すように流路抵抗発生部材34は各ガス流路22a〜22d、23a〜23cごとに4つづつ形成されているため、ガス流路22a〜22d、23a〜23cの周方向における流路抵抗発生部材34の合計長さは、当該ガス流路22a〜22d、23a〜23cの周方向長さの2分の1程度になっている。
なお、流路抵抗発生部材34の数や長さは、ガス供給口29から反応室4に供給されるガスの圧力分布(流速分布)の均一性を考慮して、適宜変更される。
このように、上記気相成長装置1において、原料ガス流路抵抗部材として、原料ガス供給路(ガス流路22a、22c、23a、23c)における原料ガスの流通方向に垂直な方向でのガス流路22a、22c、23a、23cの断面の一部に配置されるとともに、ガス流路22a、22c、23a、23cの対向する側壁21の間の距離を規定するスペーサ(流路抵抗発生部材34)を用いている。また、流路抵抗部材として、ガス供給路(ガス流路22b、22d、23b)におけるガスの流通方向に垂直な方向でのガス流路22b、22d、23bの断面の一部に配置されるとともに、ガス流路22b、22d、23bの対向する側壁21の間の距離を規定するスペーサ(流路抵抗発生部材34)を用いている。この場合、ガス流路22a〜22d、23a〜23cの側壁21の間の距離を規定するスペーサを流路抵抗発生部材34として利用するので、ガス流路22a〜22d、23a〜23cのスペーサとは別部材として流路抵抗発生部材34を準備する必要が無い。このため、気相成長装置1の装置構成が複雑化することを抑制できるとともに、気相成長装置1の製造コストを低減できる。
次に、図8および図9に示した気相成長装置におけるガス導入部材2の製造方法を簡単に説明する。図10〜図12は、図8および図9に示した気相成長装置におけるガス導入部の製造方法を説明するための模式図である。
図10に示すように、ガス導入部材2(図8参照)の側壁21を構成する、平面形状が四角形状の板状体31を準備する。そして、当該板状体31の表面に、流路抵抗発生部材34を接続する。この流路抵抗発生部材34としては、後述するように板状体31を曲げ加工した場合に、板状体31の変形に応じて容易に変形するような材料を用いることが好ましい。たとえば流路抵抗発生部材34の材料としては、ステンレス鋼、ニッケル基合金、アルミ合金などを用いることができる。
そして、図11に示すように、板状体31が円筒状になるように、矢印に示すように曲げ加工を行なう。そして、図12に示すように、板状体31の端部同士を溶接などの手法により接続する。この結果、板状体31は円筒状となる。このような円筒状であって、その直径が異なる部材を複数個準備し、直径が大きい部材の内部に相対的に直径の小さい部材を順番に配置する。そして、同心円状に配置された部材はそれぞれガス導入部材2の側壁21となる。同心円状に配置された側壁21となるべき部材の上端を覆うように、上壁部材26(図8参照)を配置するとともに上壁部材26を各側壁21となるべき部材の上端に接続する。なお、上壁部材26には、あらかじめ導入口27を形成しておく。
このようにして得られたガス導入部材2は、反応室4の上壁に形成された開口部(平面形状がガス導入部材2の平面形状と同様の開口部)に設置されるとともに、その外周部が反応室4の上壁に接続固定される。そして、ガス導入部材2の上壁部材26における導入口27に、図8に示した配管13〜15を介して第1よび第2の原料ガス供給部10、11、およびキャリアガス供給部12を接続する。このようにして、図8に示した気相成長装置1のガス導入部材2を製造することができる。
なお、上述した方法と異なり、同心円状に側壁21を配置してから、側壁21の間に流路抵抗発生部材34を配置するような方法を用いてもよい。また、上述したガス導入部材2の製造方法は、図1〜図3に示した気相成長装置1におけるガス導入部材2の製造方法に応用してもよい。すなわち、側壁21となるべき板状体31に予め多孔質材料からなる流路抵抗発生部材24を接続しておき、当該板状体31を円筒状に加工してからガス導入部材2を組立ててもよい。
(実施の形態3)
図13は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図13を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態3を説明する。
図13は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図13を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態3を説明する。
図13に示した気相成長装置1は、基本的には図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の構成を備えるが、第1および第2原料ガス供給部10、11、およびキャリアガス供給部12と導入口27とを接続する配管13〜15の途中に、流量制御部41が設けられている点が図1〜図3に示した気相成長装置1と異なる。流量制御部41としては、マスフローコントローラなど、ガスの流量を制御する任意の部材を用いることができる。
このようにすれば、複数のガス供給口29のそれぞれから供給する原料ガスやキャリアガスの流量を制御するための流量制御部41を備えることにより、図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の効果を得られるとともに、基板7における成膜処理の均一性を向上させるため、ガス供給口29ごとに原料ガスなどの流量を制御することが可能になる。
(実施の形態4)
図14は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図15は、図14の線分XV−XVにおける断面模式図である。図14および図15を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態4を説明する。
図14は、本発明に従った気相成長装置を示す断面模式図である。図15は、図14の線分XV−XVにおける断面模式図である。図14および図15を参照して、本発明による気相成長装置1の実施の形態4を説明する。
図14および図15に示した気相成長装置1は、基本的には図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の構成を備えるが、ガス導入部材2において冷却機構が設置されている点が図1〜図3に示した気相成長装置1と異なっている。すなわち、図14および図15に示した気相成長装置1のガス導入部材2では、第1のガス供給口群(ガス流路22a〜22dのガス供給口29)と、第2のガス供給口群(ガス流路23a〜23d)のガス供給口29)との間に、冷却媒体流路28が形成されている。また、第1のガス供給口群(ガス流路22a〜22dのガス供給口29)の外周側(ガス流路22aの外周側)にも、冷却媒体流路28が形成されている。冷却媒体流路28は、ガス流路22a〜22d、23a〜23dと同心円状に配置されている。
各冷却媒体流路28のサセプタ6側の端部(底部)には、冷却媒体流路28の端部を密閉するための底壁部材53が配置されている。底壁部材53の平面形状は、冷却媒体流路28の断面形状と同様であり、円管状である。個々の冷却媒体流路28の上端には、冷却媒体導入口56および冷却媒体排出口57が形成されている。この冷却媒体排出口57には配管16aが接続される。配管16aにおいて、冷却媒体排出口57と接続された端部と反対側の端部には熱交換器54が接続される。また、熱交換器54には配管を介してポンプ55が接続される。当該ポンプ55は、配管16bを介して冷却媒体導入口56に接続される。
冷却媒体流路28においては、ガス導入部材2の中央から見て対称な位置に冷却媒体導入口56および冷却媒体排出口57が形成されている。冷却媒体は、冷却媒体流路28から冷却媒体排出口57、配管16a、熱交換器54、ポンプ55、配管16b、冷却媒体導入口56を介して再び冷却媒体流路28に導入される。つまり冷却媒体28は上述した経路を循環している。そして、冷却媒体流路28においてガス導入部材2の熱を冷却媒体が吸収した後、熱交換器54において冷却媒体の熱が外部へと放出され、その後温度の低下した冷却媒体が再び冷却媒体流路28に戻ることで、ガス導入部材2は連続的に冷却される。
このように、ガス流路22a〜22d、23a〜23dに隣接し、冷却媒体を流通させる冷却媒体流路28を備えることにより、図1〜図3に示した気相成長装置1と同様の効果を得ることができるとともに、高温での成膜処理にも容易に対応可能な気相成長装置1を実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、複数種類の原料ガスを供給することにより成膜処理を行なう気相成長装置に特に有利に適用される。
1 気相成長装置、2 ガス導入部材、3 反応室側壁、4 反応室、5 反応室底壁、6 サセプタ、7 基板、8 排気口、9 矢印、10 第1原料ガス供給部、11 第1原料ガス供給部、12 キャリアガス供給部、13〜15,16a,16b 配管、21 側壁、22a〜22d,23a〜23d ガス流路、24,34 流路抵抗発生部材、25 バッファ領域、26 上壁部材、27 導入口、28 冷却媒体、28 冷却媒体流路、29 ガス供給口、31 板状体、41 流量制御部、53 底壁部材、54 熱交換器、55 ポンプ、56 冷却媒体導入口、57 冷却媒体排出口。
Claims (8)
- 処理対象物を主面上に保持するサセプタと、
前記サセプタの主面と対向する位置から、前記サセプタの主面に搭載された処理対象物に原料ガスを供給するための2つの原料ガス供給口と、前記2つの原料ガス供給口の間に位置し、前記原料ガスと異なるガスを主成分としたガスを供給するためのガス供給口とを含む供給口群とを備え、
前記供給口群は複数形成されるとともに、前記サセプタの主面に沿った方向において複数の前記供給口群が周期的に配置されている、気相成長装置。 - 前記原料ガス供給口に前記原料ガスを供給する原料ガス供給路には、前記原料ガス供給路に前記原料ガスを供給するための原料ガス導入部と前記原料ガス供給口との間において流路抵抗を高めるための原料ガス流路抵抗部材が配置されることにより、前記原料ガス流路抵抗部材と前記原料ガス導入部との間に原料ガスバッファ領域が形成され、
前記ガス供給口に前記ガスを供給するガス供給路には、前記ガス供給路に前記ガスを供給するための導入部と前記ガス供給口との間において流路抵抗を高めるための流路抵抗部材が配置されることにより、前記流路抵抗部材と前記導入部との間にガスバッファ領域が形成されている、請求項1に記載の気相成長装置。 - 前記原料ガス流路抵抗部材および前記流路抵抗部材は、多孔質材料により構成される、請求項2に記載の気相成長装置。
- 前記原料ガス流路抵抗部材は、前記原料ガス供給路における前記原料ガスの流通方向に垂直な方向での前記原料ガス供給路の断面の一部に配置されるとともに、前記原料ガス供給路の対向する壁の間の距離を規定するスペーサであり、
前記流路抵抗部材は、前記ガス供給路における前記ガスの流通方向に垂直な方向での前記ガス供給路の断面の一部に配置されるとともに、前記ガス供給路の対向する壁の間の距離を規定するスペーサである、請求項2に記載の気相成長装置。 - 前記原料ガス供給路には、複数の前記原料ガス導入部が接続され、
前記ガス供給路には、複数の前記導入部が接続されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の気相成長装置。 - 前記原料ガス供給路または前記ガス供給路に隣接し、冷却媒体を流通させるための冷却媒体流路を備える、請求項2〜5のいずれか1項に記載の気相成長装置。
- 複数の前記供給口群に含まれる複数の前記原料ガス供給口のそれぞれから供給する前記原料ガスの流量を制御するための流量制御部を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の気相成長装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の気相成長装置を用いた半導体基板の製造方法であって、
前記サセプタの主面上に処理対象物である基板を搭載する工程と、
前記供給口群から原料ガスおよび前記原料ガスと異なるガスを主成分としたガスを供給することにより、前記基板の表面に膜を形成する工程とを備える、半導体基板の製造方法。
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WO2018047440A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 株式会社東芝 | 流路構造及び処理装置 |
-
2008
- 2008-04-14 JP JP2008104790A patent/JP2009259907A/ja not_active Withdrawn
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JP2018044191A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 株式会社東芝 | 流路構造及び処理装置 |
KR102062895B1 (ko) * | 2016-09-12 | 2020-01-06 | 가부시끼가이샤 도시바 | 유로 구조 및 처리 장치 |
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