JP2009259641A - 接地金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】導波管との接触にがたつきを生じない接地金具を提供する。
【解決手段】接地金具1は、略C字形状を有し、導波管2に接触する接触部4と、一端は略C字形の接触部4の片端に接続され、他端は地中に挿入されて雷サージ電流を大地に放電するための板状の接地片5と、接触部4及びその周辺を覆って、接触部4付近への水分の浸入を防止するための防水手段6とから構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線機とアンテナとを接続する導波管を地面等に接地する際に用いられる接地金具に関する。
無線機とアンテナとを接続してマイクロ波を給電するための給電手段として用いられる導波管に、落雷で雷サージ電流が流れると無線機等が破損するため、導波管は接地金具で接地されている。
一般的に、導波管は、管壁にコルゲート状の凹凸の形成された金属管とその外周を覆う被覆材とからなり、接地金具を接触させる際は、被覆材の一部を除去して導波管の金属部分を露出させ、この露出した金属部分に接地金具を接触させる。その後、被覆材を除去した金属部分、接地金具の接触部及び露出した金属部分の両側に位置する被覆材の一部を覆うようにシーリング材を塗布し、雨水等の水分が導波管の金属部分に接触しないように防水加工を施している。
しかしながら、上記のようにシーリング材を塗布する方法では、導波管と接触する接地金具の接触面が平らで、導波管の凸部のみと接触しているので、導波管が強風等で揺れると接触部にがたつきが生じて、シーリング材と被覆材との間に隙間が生じ、その隙間から水分が浸入するおそれがある。その場合、浸入した水分が導波管の金属部分に接触すると、導波管が腐食してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、導波管との接触にがたつきを生じない接地金具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の接地金具は、無線機とアンテナとを接続してマイクロ波を給電するための給電手段として用いられ、コルゲート状に凹凸が形成された導波管を接地するための接地金具であって、前記導波管との接触部に、前記導波管の凹凸と噛み合うことが可能な凹凸を設けたことを特徴とする(第1の発明)。
本発明による接地金具によれば、導波管と接触する接触部に、導波管の凹凸と噛み合うことが可能な凹凸を設けたので、導波管の凹凸と接触部の凹凸とが互いにしっかり噛み合って接触し、導波管が強風等で揺れても全くがたつきを生じない。したがって、導波管との接触にがたつきを生じないので、シーリング材と被覆材との間に隙間が生じず、水分の浸入を確実に防止することができる。また、導波管の凹凸と接触部の凹凸とが接触するので、接触面積が広くなって導電性が向上する。
第2の発明は、第1の発明において、前記接触部及びその周辺を覆って、前記接触部への水分の浸入を防止するための防水手段を更に備えることを特徴とする。
本発明による接地金具によれば、接触部及びその周辺を覆うように防水手段を備えているので、水分が接触金具の接触部付近に浸入しない。したがって、導波管が腐食することを防止できる。
本発明の接地金具を用いることにより、導波管との接触にがたつきが生じなくなる。
以下、本発明に係る導波管を地面等の接地点に接地するための接地金具の好ましい実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る接地金具1を示す側面図で、図2は図1のA−A’断面図である。
図1及び図2に示すように、導波管2を接地するための接地金具1は、略C字形状を有し、導波管2に接触する接触部4と、一端は略C字形の接触部4の片端に一体に接続され、他端は地中に挿入されて雷サージ電流を大地に放電するための板状の接地片5と、接触部4及びその周辺を覆って、接触部4付近への水分の浸入を防止するための防水手段6とから構成される。
接地片5の接続されていない接触部4の片端には、外方に突出する板材8が一体に接続されている。そして、接地片5の接触部4に接続されている側の端部及び板材8には、ボルト9を挿通可能な貫通孔10がそれぞれ設けられている。
接触部4の内周面には、導波管2の金属部分にコルゲート状に形成されている凹凸と噛み合うことが可能な凹凸が形成されている。そして、接触部4を導波管2に接触させると、凹凸同士が互いにしっかりと噛み合うので、導波管2が強風等で揺らいでも導波管2との接触部4にがたつきは全く生じない。
また、凹凸が設けられた接触部4の内周面は、導電性を有するので、雷サージ電流は接触部4の内周面全体から接地金具1に流入する。
防水手段6は、接触部4の外周を覆うように取り付けられ、導波管2の軸方向に接触部4から所定の長さだけ突出するゴム板12と、ゴム板12を締め付けて導波管2に密着させる締結具13とを備えている。ゴム板12は、接着剤で接触部4に固着されている。
締結具13は、ゴム板12の外周を覆うような略C字形状を有し、両端にそれぞれ外方に突出する板部14を備えており、この両板部14には上記ボルト9を挿通可能な貫通孔10が設けられている。
板材8及び接地片5の両貫通孔10と、板部14の両貫通孔10とにボルト9を挿通し、ボルト9及びナット11を締め付けることにより、接触部4の凹凸を導波管2の金属部分の凹凸に密着して接触させると同時に、ゴム板12を接触部4及び導波管2の被覆材7の外周面に密着させることができる。
図3は、本実施形態に係る接地金具1の使用例を示す概略図である。図4は、図3の点線丸枠部分を拡大した図である。
図3に示すように、導波管2は、地上に設置されている無線機15と鉄塔16の上部に取り付けられているアンテナ17とを接続している。
接地金具1は、雷が鉄塔16に落ちた際に生じる雷サージ電流を大地に放電するように、一端が導波管2を握持し、他端が地中に挿入されている。
図4に示すように、接地金具1を導波管2に接触させる際は、導波管2の被覆材7の一部を除去して導波管2の金属部分を露出させ、接地金具1の接触部4を露出した金属部分に接触させる。また、接地金具1の防水手段6が、導波管2の金属部分及び接触部4を完全に覆うとともに、導波管2の金属部分の両側に位置する被覆材7の端部までを覆うように取り付ける。被覆材7の端部までを覆うことにより、導波管2の金属部分への水分の浸入を防止する。
以上説明したように、本実施形態の接地金具1によれば、導波管2と接触する接触部4に、導波管2の金属部分に形成されている凹凸と噛み合うことが可能な凹凸を設けたので、導波管2の凹凸と接触部4の凹凸とが互いにしっかり噛み合って接触し、導波管2が強風等で揺れてもがたつきを生じない。したがって、導波管2との接触にがたつきを生じないので、防水手段6と被覆材7との間に隙間が生じず、水分の浸入を確実に防止することができる。また、導波管2の金属部分の凹凸と接触部4の凹凸とが接触するので、接触面積が広くなって導電性が向上する。
さらに、接触部4周辺及び導波管2の金属部分の両側に位置する被覆材7の端部までを覆うような防水手段6を備えているので、水分が導波管2の金属部分に浸入することがない。したがって、導波管2が腐食することを防止できる。
なお、本実施形態においては、地面3を接地点として接地金具1を地面3に接地する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、雷サージ電流を放電するための専用具が設けられている場合は、接地金具1をその専用具に接続すればよい。
また、本実施形態においては、防水手段6を備えた接地金具1を用いて、導波管2に接触している接触部4を防水手段6で覆うことにより防水する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、導波管2の金属部分の外周にすずメッキ等を塗布して防水加工された導波管2を用いてもよく、この導波管2を用いる場合は、導波管2の防水加工された金属部分に水分が接触しても錆びないので、防水手段6を備えていない接地金具1を用いることができる。
本発明の実施形態に係る接地金具を示す側面図である。 図1のA−A断面図である。 本実施形態に係る接地金具の使用例を示す概略図である。 図3の点線丸枠部分を拡大した図である。
符号の説明
1 接地金具
2 導波管
3 地面
4 接触部
5 接地片
6 防水手段
7 被覆材
8 板材
9 ボルト
10 貫通孔
11 ナット
12 ゴム板
13 締結具
14 板部
15 無線機
16 鉄塔
17 アンテナ

Claims (2)

  1. 無線機とアンテナとを接続してマイクロ波を給電するための給電手段として用いられ、コルゲート状に凹凸が形成された導波管を接地するための接地金具であって、
    前記導波管との接触部に、前記導波管の凹凸と噛み合うことが可能な凹凸を設けたことを特徴とする接地金具。
  2. 前記接触部及びその周辺を覆って、前記接触部への水分の浸入を防止するための防水手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の接地金具。
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