JP2009259599A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板の導体部と端子との接触の安定性の向上を図るとともに、回路基板への取付作業の作業性を向上できる電気コネクタを提供する。
【解決手段】電気コネクタには、端子11と拡張バー20とが設けられる。端子11は、二またのフォーク状に形成され、間に回路基板が挿入される一対のコンタクトビーム12,12を有し、当該コンタクトビーム12,12が弾性的に拡張可能となるように一体形成されている。拡張バー20は、コンタクトビーム12の間に配置され、コンタクト部12a,12aの間隔が広がるようコンタクトビーム12,12を拡張して支持する。また、拡張バー20は、コンタクトビーム12,12を拡張して支持する位置から移動して、コンタクトビーム12,12の拡張を解除可能に設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、回路基板を挟むことによって当該回路基板の導体部と電気的に接続する端子を有する電気コネクタに関し、その端子と導体部との接触の安定性を向上する技術に関する。
従来、回路基板と他の回路基板とを接続するための電気コネクタや、回路基板に電線を接続するための電気コネクタとして、回路基板の縁を挟む端子を有するものがある。例えば、特許文献1に開示される電気コネクタの端子は、互いに向き合う一対のコンタクトを有し、当該一対のコンタクトが、回路基板を挟むことで、回路基板の導体部と電気的に接続している。このような電気コネクタを回路基板へ取り付ける際には、一対のコンタクトの間に回路基板を挿入する作業が行なわれる。
特開2007−220631号公報
しかしながら、自動車など振動する機械に回路基板が搭載される場合には、回路基板と電気コネクタとが振動するため、コンタクトと回路基板の導体部との接触が十分でなくなくなる恐れがある。これを防止するためには、端子の剛性を高め、コンタクトが回路基板を挟む力を増大させることが考えられる。しかしながら、その場合には、電気コネクタの回路基板への取付作業において、一対のコンタクトの間に回路基板を押し込むために大きな力が必要とされ、作業性が悪くなる。特に、電気コネクタに設けられた端子の数が多い場合には、この問題はより顕著となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、回路基板の導体部と端子との接触の安定性の向上を図るとともに、回路基板への取付作業の作業性を向上できる電気コネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気コネクタは、二またのフォーク状に形成され、間に回路基板が挿入される一対のコンタクトビームを有し、当該一対のコンタクトビームが弾性的に拡張可能となるように一体形成された少なくとも1つの端子を備え、前記一対のコンタクトビームには、前記回路基板を挟み、少なくとも一方が前記回路基板上の導体部と接する一対のコンタクト部が設けられている。また、前記電気コネクタには、前記一対のコンタクトビームの間に配置され、前記一対のコンタクト部の間隔が広がるよう前記一対のコンタクトビームを拡張して支持する拡張部材が設けられる。この拡張部材は、前記一対のコンタクトビームを拡張して支持する位置から移動して、前記一対のコンタクトビームの拡張を解除可能に設けられる。
本発明によれば、端子が一体形成されており、例えば端子の剛性を高めることで、コンタクト部と回路基板の導体部との接触の安定性の向上を図ることが出来る。また、一対のコンタクトビームの間には拡張部材が配置されており、回路基板をコンタクトビームの間に挿入するのに要する力を低減でき、電気コネクタの回路基板への取付作業の作業性を向上できる。
また、本発明の一態様では、前記端子と前記拡張部材とを収容するハウジングをさらに備え、前記ハウジングには、前記一対のコンタクトビームの間に挿入される前記回路基板を受け入れる基板用開口と、前記拡張部材を受け入れる拡張部材用開口とが形成される。このように、基板用開口とは別に、拡張部材を挿入するための開口を設けることで、基板用開口の広狭に関わらず、所望の大きさの拡張部材をコネクタ内に配置することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態の例である電気コネクタ1の斜視図であり、図2は電気コネクタ1の分解斜視図である。図3は電気コネクタ1が備える基板側コネクタ10の斜視図であり、図4は基板側コネクタ10の分解斜視図である。なお、図1ではケース65に取り付けられた電気コネクタ1が示され、図2では電気コネクタ1に加えてケース65が示されている。図2に示すように、このケース65に回路基板60が収容されている。また、図3は基板側コネクタ10を斜め後方から臨む図であり、図4は基板側コネクタ10を斜め前方から臨む図である。
回路基板60は、例えばECU(Electronic Control Unit)など、車両に搭載される回路基板である。図2に示すように、回路基板60は、ICチップや抵抗など各種電子部品(不図示)が実装され略矩形の本体60aと、当該本体60aから側方(図2においてX2方向)に突出する板状の取付板部60bとを有している。取付板部60bの表面には、当該取付板部60bの端縁60cの延伸方向(図2においてY1−Y2方向、以下において横方向)に並ぶ複数の導体部60dが設けられている。この導体部60dは例えば銅箔によって構成される。
電気コネクタ1は、例えば回路基板60の導体部60dに複数の電線70を電気的に接続するコネクタであり、回路基板60に取り付けられる基板側コネクタ10と、電線70が接続されるとともに、基板側コネクタ10と結合可能に構成された電線側コネクタ50とを有している。
電線側コネクタ50は略直方体状であり、その後面部51には、上下二段で横方向に並ぶ複数の端子孔51aが形成されている。端子孔51aのそれぞれに、電線70の先端に取り付けられた圧着端子72が嵌められる。
基板側コネクタ10は、図4に示すように、二またのフォーク状に形成された複数の端子11と、端子11を押し広げる拡張部材としての拡張バー20と、回路基板60に引っ掛かるフック40と、これらを収容するハウジング30とを有している。図5は端子11の斜視図であり、図6は図3のVI−VI線での断面図であり、図7は図6に示す状態から拡張バー20がハウジング30の奥に移動した後の状態における電気コネクタ1の断面図である。
複数の端子11は、回路基板60に設けられた取付板部60bの端縁60cに沿って、一列に並ぶよう配置される(図4参照)。複数の端子11は、それぞれ取付板部60bを挟み、当該取付板部60bの表面に形成された導体部60dに接する(図7参照)。上述したように、端子11は二またのフォーク状に形成されており、図5に示すように、板状の基部13と、当該基部13から前方(図5におけるX1方向(後述するハウジング30の基板用開口31L側))に延伸するよう形成される一対のコンタクトビーム12,12と、基部13からコンタクトビーム12,12とは反対側に延伸するリード部14とを有している。コンタクトビーム12,12は、基部13の上下に離れた位置から前方に延伸し、その先端は自由端となっている。一対のコンタクトビーム12,12は、上下方向に向き合うよう設けられ、それらの間に取付板部60bが挿入される(図7参照)。
端子11は、コンタクトビーム12,12が弾性的に拡張可能となるように一体形成されている。すなわち、端子11は、その全体、すなわちコンタクトビーム12,12と、基部13と、リード部14とが型抜きやプレス加工等によって形成される部材である。コンタクトビーム12,12の先端には互いに向き合う一対のコンタクト部12a,12aが形成されており、コンタクトビーム12,12は、コンタクト部12a,12aの間隔が拡大するように、基部13を基点として弾性的に拡張可能となっている。なお、コンタクトビーム12は、先端に近づくに従って細くなっている。すなわち、コンタクトビーム12の上下方向の幅は、当該コンタクトビーム12の先端に近づくに従って小さくなっている。これによって、より柔軟な弾性変形が可能となっている。
コンタクト部12a,12aは、それぞれ反対側のコンタクト部12aに向かって突出するよう形成されている。コンタクトビーム12,12の自由状態(コンタクトビーム12,12に外力が働いていない状態)では、コンタクト部12a,12aの頂部の間隔が回路基板60の厚さより狭くなっている。図7に示すように、コンタクト部12a,12aは、基板側コネクタ10が回路基板60に取り付けられた時には、コンタクトビーム12,12の間に挿入された取付板部60bを、コンタクトビーム12,12の弾性力によって上下方向から挟む。そして、一方(取付板部60bの表面側)のコンタクト部12aは導体部60dに接する。なお、コンタクトビーム12,12の途中の位置には、コンタクトビーム12,12の間に配置された拡張バー20に当接する当接部12b,12bが形成されている。この当接部12b,12bについては、後において詳細に説明する。
図5に示すように、リード部14は、基部13の上下方向中央から上方又は下方にずれた位置から、コンタクトビーム12,12とは反対方向に延伸している。リード部14は、電線側コネクタ50の端子孔51aに収容された圧着端子72に嵌められ、当該圧着端子72と接触する(図2参照)。なお、図4に示すように、基部13の上側から延伸するリード部14を有する端子11と、基部13の下側から延伸するリード部14を有する端子11は、交互に配置されている。
ハウジング30は、絶縁性の材料(例えば、樹脂)によって構成され、上述したように複数の端子11と拡張バー20とフック40とを収容する。図8は図3に示すVIII−VIII線でのハウジング30の断面図であり、図9は図3に示すIX−IX線の断面図であり、図10は図4に示すX−X線の断面図であり、図11はハウジング30の正面図であり、図12はハウジング30の背面図である。図13はハウジング30に収容される拡張バー20の斜視図である。図14は図3に示すXIV−XIV線の断面図である。
ハウジング30には、略直方体状に形成され、内部に複数の端子11が配置された端子収容部31と、同じく略直方体状に形成され、端子収容部31の後方(X2の方向)に連なるコネクタ受入部38とが設けられている(図3又は図6参照)。
図2に示すように、コネクタ受入部38には、後方に向かって開口するコネクタ用開口38cが形成されている。コネクタ用開口38cには、その後側から電線側コネクタ50が嵌められる。なお、コネクタ受入部38の内面には、電線側コネクタ50の差込方向(X1の方向)に延伸するリブ38a,38aが形成されている。一方、電線側コネクタ50のリブ38a,38aに対応する位置には溝50d,50dが形成されている。電線側コネクタ50をコネクタ受入部38に差し込む際には、当該溝50d,50dに沿ってリブ38a,38aがスライドする。また、コネクタ受入部38には孔38bが形成され、電線側コネクタ50には爪部50eが形成されている。電線側コネクタ50は、爪部50eが孔38bに引っ掛かることで、コネクタ受入部38に対して抜け止めされる。
図2に示すように、ケース65には、電気コネクタ1に向かって開口するとともに、内側に取付板部60bが配置されたコネクタ被挿入部65aが形成されている。端子収容部31はコネクタ被挿入部65aに嵌められる(図1参照)。
図3、図4又は図8に示すように、端子収容部31は、前面部31aと、左側面部31bと、右側面部31cと、上面部31dと、下面部31eとを有し、これらによって横方向に長い直方体状に形成されている。前面部31aは、コンタクトビーム12,12の先端側(コネクタ受入部38とは反対側)に位置している。左側面部31b及び右側面部31cは端子収容部31の側面を構成し、それらの間に複数の端子11が配置されている。
端子収容部31の外面と、コネクタ被挿入部65aの内面の対応する位置には、端子収容部31が誤った向きでコネクタ被挿入部65aに差し込まれることを防止するための凹凸が形成されている。具体的には、図11に示すように、端子収容部31の4つの角のうち上側の2つには、端子収容部31の差込方向(X1の方向)に延伸する凹部31g,31gが形成され、コネクタ被挿入部65aの4つの隅のうち上側の2つには、端子収容部31の差込方向に延伸する凸部65b,65bが形成されている(図2参照)。また、ハウジング30の下面部31eの外面には、端子収容部31の差込方向に延伸する凹部31r,31rが形成され、コネクタ被挿入部65aの下面部65cには、上方に突出する凸部65d,65dが形成されている(図2参照)。
また、前面部31aには回路基板60を受け入れる基板用開口31Lが形成され、当該基板用開口31Lには、回路基板60が誤った向きで取り付けられることを防止するための誤挿入防止部31sが設けられている。ここで説明する例では、誤挿入防止部31sは、基板用開口31Lの上下の縁を繋ぐ柱状に形成され、基板用開口31Lにおける横方向中央から側方(図11ではY1方向)にずれた位置に位置している。一方、取付板部60bの端縁60cには、端子収容部31の差込方向に長い切り込み(不図示)が形成されており、端子収容部31をコネクタ被挿入部65aに嵌める際には、取付板部60bに形成された切り込みの内側を誤挿入防止部31sが移動する。
端子収容部31の内側は、各端子11を収容する複数の端子収容室に区画されている。すなわち、図8、図9又は図12に示すように、端子収容部31の内側には、下面部31eから立ち上がり、上面部31dに達する複数の隔壁34aが設けられており、互いに隣接する端子収容室は隔壁34aによって区画されている。端子11は、隔壁34a,34aの間において、コンタクトビーム12,12が上下方向に開く姿勢で配置されている(図6参照)。
また、図8又は図9に示すように、端子収容部31の内側には、複数の上壁部34bと下壁部34cとが形成されている。上壁部34bは上面部31dから下方に突出するとともに、隔壁34aから前面部31aに向かって延伸するよう設けられている。隣接する上壁部34b,34bの間に上側のコンタクトビーム12が配置される。同様に、下壁部34cは、下面部31eから上方に突出するとともに、隔壁34aから前面部31aに向かって延伸するよう設けられている。隣接する下壁部34c,34cの間に、下側のコンタクトビーム12が配置される。上壁部34bの下縁34dと、下壁部34cの上縁34eとの間には隙間が設けられており、この隙間に取付板部60bが挿入される(図7参照)。
上述したように、前面部31aには取付板部60bをハウジング30内に受け入れる基板用開口31Lが形成されている。基板用開口31Lは、横方向に長い矩形である(図11参照)。図8に示すように、基板用開口31Lの縁は、外側に向かって傾斜しており、取付板部60bのハウジング30内への挿入時に、端縁60cが基板用開口31Lの縁に当たった場合でも、当該取付板部60bはハウジング30基板用開口31Lの内側に案内される。また、上壁部34bの下縁34dと、下壁部34cの上縁34eは、基板用開口31Lの縁からハウジング30の奥に向かって延伸しており、ハウジング30内に挿入される取付板部60bは、下壁部34c及び上壁部34bによって案内される。
また、図4に示すように、ハウジング30には、基板用開口31Lに加えて、ハウジング30内に拡張バー20を受け入れるバー用開口31nが形成されている。バー用開口31nは、端子11の側方(Y2方向)に位置する左側面部31bに形成されており、拡張バー20をハウジング30の側方から受け入れる。バー用開口31nは矩形に形成され、その大きさは、拡張バー20の側面の大きさに対応している(図13参照)。すなわち、拡張バー20には、端子収容部31の差込方向とは反対方向(X2方向)に突出する複数の突出片20hが形成されており、バー用開口31nは、拡張バー20の端面20aと突出片20hの大きさより僅かに大きく形成されている。
また、図8に示すように、基板用開口31Lの上下方向の幅H1は、取付板部60bの厚さに応じて設定されている。この例では、幅H1は、取付板部60bの厚さより僅かに大きく、且つ、バー用開口31nの上下方向の幅H2より小さくなっている(図8参照)。そして、このように取付板部60bを前方から受け入れる基板用開口31Lとは別に、拡張バー20を側方から受け入れるバー用開口31nを設けることで、基板用開口31Lの幅H1を狭くしてコンタクトビーム12,12の先端をハウジング30によって保護すると同時に、幅H1より厚い(太い)拡張バー20をコンタクトビーム12,12の間に配置して、これらを拡張し、回路基板60の挿入時の抵抗を低減できる。つまり、拡張バー20を基板用開口31Lからハウジング30内に挿入する構造を採用する場合には、拡張バー20の厚さに応じて、基板用開口31Lの幅H1を大きくする必要が生じる。そして、基板用開口31Lの幅H1を大きくした結果、コンタクトビーム12,12の先端が基板用開口31Lから露呈している場合には、電気コネクタ1と回路基板60の組み付け作業において、取付板部60bがコンタクトビーム12,12の先端に当たり、当該コンタクトビーム12を傷める恐れがある。本実施形態では、拡張バー20の厚さに関わらず、基板用開口31Lの幅H1を狭くできるので、厚い拡張バー20を採用した場合でもコンタクトビーム12,12の損傷を防止できる。
なお、図8に示すように、上壁部34bの下縁34dには凹部34fが形成され、下壁部34cの上縁34eにも凹部34gが形成されている。これら凹部34f,34gの間隔は、上縁34eと下縁34dの他の部分の間隔より広くなっており、バー用開口31nから挿入された拡張バー20は、凹部34f,34gの間に配置される。また、上述したように、上壁部34bの下縁34dと、下壁部34cの上縁34eは、基板用開口31Lの縁から端子収容部31の差込方向とは反対方向(X2方向)に延伸しており、バー用開口31nから挿入された拡張バー20は、基板用開口31Lに対して取付板部60bの挿入方向(X2方向(以下、基板挿入方向))に位置するようになる。すなわち、バー用開口31nから挿入された拡張バー20は、ハウジング30内における回路基板60の進路上で支持される。
拡張バー20は、複数の端子11の並び方向(Y1−Y2方向)に延伸するよう配置され、左側面部31bから右側面部31cまで達する。詳細には、図3に示すように、拡張バー20の端面20aには突起20bが形成されており、拡張バー20がバー用開口31nから挿入されると、突起20bは右側面部31cに形成されたガイド孔31oに嵌る。また、拡張バー20の他方の端面20cにも突起20dが形成されており、拡張バー20がバー用開口31nから挿入されると、突起20dはバー用開口31nの内面に位置する(図9参照)。後述するように拡張バー20は端子11の基板挿入方向に移動可能に設けられており、拡張バー20が基板挿入方向に移動すると、突起20bと突起20dは、それぞれガイド孔31oの内面とバー用開口31nの内面とによって案内されて移動する。
図6に示すように、拡張バー20は、一対のコンタクトビーム12,12の間に配置され、取付板部60bの挿入前に、コンタクト部12a,12aの間隔が広がるように、コンタクトビーム12,12を拡張して支持する。詳細には、コンタクトビーム12,12のコンタクト部12a,12aと基部13との間の位置には、互いに向き合う一対の当接部12b,12bが形成されている(図5参照)。当接部12bは、反対側のコンタクトビーム12側に僅かに隆起しており、コンタクトビーム12,12の自由状態で当接部12b,12bの間隔が拡張バー20の厚さより小さくなるように、形成されている。上述したようにコンタクトビーム12,12は弾性的に拡張可能に形成されており、拡張バー20は、当接部12b,12bの間の位置(以下、拡張位置)に位置して、これら当接部12b,12bを押し広げ、その状態でコンタクトビーム12,12を支持する。拡張バー20の厚さは、拡張時のコンタクト部12a,12aの先端の間隔が、取付板部60bの厚さより僅かに広くなるように、設定されている。
また、拡張バー20は、拡張位置から基板挿入方向に移動してコンタクトビーム12,12の拡張を解除可能に設けられている。すなわち、当接部12b,12bは基部13から離れた位置に形成され、当接部12bと基部13との間における、コンタクトビーム12,12の間隔は拡張バー20の厚さより大きくなっている(図5参照)。これによって、拡張バー20は当接部12b,12bの間の拡張位置から基板挿入方向(基部13側)に移動可能となっている(図7参照)。拡張バー20は、基部13に向かって基板挿入方向に移動し、コンタクトビーム12,12の拡張を解除する。そして、コンタクトビーム12,12の形状は、その弾性力によって回復し、コンタクト部12a,12aによる取付板部60bの挟持が許容される。この時、取付板部60bの表面側のコンタクト部12aの先端は、コンタクトビーム12の弾性力によって、導体部60dに押し付けられる。なお、右側面部31cに形成されたガイド孔31oは長孔となっており、拡張バー20の移動時には、突起20bは、ガイド孔31oに沿って移動する。
また、図7乃至図9に示すように、互いに隣接する隔壁34a,34aには、ストッパ34jが掛け渡されている。ストッパ34jは、コンタクトビーム12,12の間であって、基部13と当接部12b,12bの間に位置しており、基板挿入方向への拡張バー20の移動は、当該ストッパ34jによって規制される。
また、ハウジング30には、基板挿入方向に移動した拡張バー20が引っ掛かり、当該拡張バー20の拡張位置への戻りを規制する係合部32が形成されている。詳細には、ハウジング30における横方向の中央には、下面部31eから上面部31dに向かって立ち上がる中央柱部33が形成されている(図12参照)。この中央柱部33には、当該中央柱部33を前後方向に貫通する貫通孔33aが形成されている。この貫通孔33aの底面に、上方に突出する係合部32が形成されている(図10参照)。一方、図13又は図14に示すように、拡張バー20の長さ方向中央には、基板挿入方向に延伸する爪部21が形成されている。係合部32は爪部21の進路上に位置しており、拡張バー20が基板挿入方向に移動すると、この爪部21は係合部32を乗り越えて、当該係合部32に引っ掛かる。なお、図12に示すように、係合部32は貫通孔33aを通してコネクタ用開口38cからから視認することができ、爪部21の係合部32に対する引っ掛かりを外部から確認できる。
また、上述したように、拡張バー20には基板挿入方向に突出する複数の突出片20hが形成されており、拡張バー20が基板挿入方向に移動すると、各突出片20hが隔壁34aとそれに隣接する隔壁34aとの間に嵌る。これによって、基板挿入方向への移動後では、拡張バー20の横方向の移動も規制される。
コンタクトビーム12に形成された当接部12bは、拡張バー20の基板挿入方向に延伸するよう形成されている(図6又は図7参照)。すなわち、当接部12bの表面は、拡張バー20の移動方向に長い平面である。これによって、拡張位置に配置された拡張バー20は、コンタクトビーム12,12を押し広げた状態で、これらを安定的に支持できる。また、当接部12b,12bの表面には、表面粗さを低減する加工(例えば、鏡面処理)が供されている。これによって、拡張バー20の移動時に、当接部12b,12bと拡張バー20との間で生じる摩擦抵抗が低減される。
フック40は、回路基板60に引っ掛かり、電気コネクタ1と回路基板60との分離を防止する部材であり、図10に示すように、板状の基部40aと、当該基部40aから回路基板60側に延伸するアーム部40bとを有している。アーム部40bの先端には、下方に曲げられた鉤部40cが設けられている。回路基板60には、係合孔60eが形成されており、端子収容部31がコネクタ被挿入部65aに差し込まれると、鉤部40cは係合孔60eに引っ掛かる(図14参照)。
なお、図12に示すように、ハウジング30の中央柱部33には、収容穴33bが形成されており、この収容穴33bにフック40の基部40aが収容される。フック40は、コネクタ受入部38のコネクタ用開口38cからから収容穴33bに挿入される。上述したように、中央柱部33には貫通孔33aも形成されており、鉤部40cは貫通孔33aを通って、端子収容部31側に達する(図10参照)。
ここで、拡張バー20と、端子11のハウジング30への取付方法について説明する。図15はこれらの取付方法を説明するための図である。
まず、拡張バー20をバー用開口31nからハウジング30内に挿入する。上述したように、挿入された拡張バー20は、凹部34f,34gの間に配置され、回路基板60の進路上に位置する。なお、図8に示すように、凹部34f,34gには、内側に突出する突起34h,34iが形成されている。これら突起34h,34iは、バー用開口31nから挿入された拡張バー20のハウジング30内でのがたつきを抑制する。
拡張バー20の挿入後、図15(a)に示すように、拡張バー20の先端20iがストッパ34jに当たるまで、拡張バー20を基板挿入方向に移動させる。例えば、基板用開口31Lからジグ71を挿入し、当該ジグ71で拡張バー20を基板挿入方向に移動させる。その後、拡張バー20をストッパ34j側に支持した状態で、端子11をコネクタ受入部38から前方(X1方向)に圧入する。これによって、端子11のコンタクトビーム12,12の先端に設けられたコンタクト部12a,12aは、ストッパ34j及び拡張バー20に乗り上げ、これらによって押し広げられる。
なお、ストッパ34jの断面は略三角形状であり、ストッパ34jは、その頂部34kがコンタクトビーム12,12の間に位置するように設けられている(図15(a)及び図8参照)。これによって、コンタクト部12a,12aがストッパ34jに当たった後、さらに端子11を圧入すると、ストッパ34jはコンタクト部12a,12aを押し広げる。そして、その後、さらに端子11を圧入することによって、拡張バー20がコンタクト部12a,12aを押し広げる。また、図6又は図7に示すように、拡張バー20の基板挿入方向における先端側(突出片20h)の上面20f及び下面20gは上下方向中心側に傾斜しており、ストッパ34jの上面34L及び下面34mは、拡張バー20の上面20f及び下面20gに滑らかに連なっている。これによって、端子11の圧入に要する力を低減できる。
また、コンタクト部12a,12aが、ストッパ34j及び拡張バー20に乗り上げる過程では、コンタクト部12a,12aの表面は、ストッパ34j及び拡張バー20の外面に押し付けられた状態で、当該外面上をスライドする。これによって、コンタクト部12a,12aの表面から酸化物等が除去される。
その後、図15(b)に示すように、当接部12b,12bの間に、拡張バー20が位置するようになるまで、端子11をさらに圧入する。当接部12b,12bの間の拡張位置に拡張バー20が達すると、コンタクトビーム12,12は拡張バー20によって押し広げられた状態で支持される。
その後、図15(c)に示すように、ジグ71等による拡張バー20のストッパ34j側への支持を解除し、端子11の基部13に形成されたストッパ13aが端子収容部31の縁31wに当たるまで、端子11と拡張バー20とを一体的にさらに圧入方向(X1方向)に移動させる。以上が、拡張バー20と端子11のハウジング30への取付方法の説明である。
次に、回路基板60への基板側コネクタ10の取付方法について説明する。図16は、これらの取付方法を説明するための図である。
図16(a),(b)に示すように、端子11及び拡張バー20を収容した端子収容部31を、ケース65のコネクタ被挿入部65aに差し込むと、取付板部60bがコンタクトビーム12,12の間に挿入される。この時、拡張バー20によってコンタクトビーム12,12が押し広げられているので、取付板部60bの端縁60cが拡張バー20に当たるまで、容易に回路基板60を移動させることができる。また、拡張バー20によって、コンタクト部12a,12aの間隔が、取付板部60bの厚さより大きくなるように広げられているので、コンタクト部12aが導体部60dに接することによる当該導体部60dの損傷が防止される。
図16(c)に示すように、端子収容部31をさらにケース65のコネクタ被挿入部65aに差し込むと、拡張バー20が、取付板部60bに押されて、拡張位置から基板挿入方向へ移動して、コンタクトビーム12,12の拡張を解除する。この時、コンタクト部12a,12aは、コンタクトビーム12,12の弾性力によって狭まり、取付板部60bを挟む。そして、コンタクト部12aは、取付板部60bの表面側の導体部60dに押し付けられる。また、拡張バー20に設けられた爪部21はハウジング30に形成された係合部32に引っ掛かる(図14参照)。
以上説明したように、電気コネクタ1では、各端子11は、二またのフォーク状に形成され、間に回路基板60の取付板部60bが挿入される一対のコンタクトビーム12,12を有し、当該コンタクトビーム12,12が弾性的に拡張可能となるように一体形成されている。また、コンタクトビーム12,12には、回路基板60の取付板部60bを挟み、少なくとも一方が導体部60dと接する一対のコンタクト部12a,12aが設けられている。さらに、電気コネクタ1は、コンタクトビーム12,12の間に配置され、一対のコンタクト部12a,12aの間隔が広がるようコンタクトビーム12,12を拡張して支持する拡張バー20を備え、当該拡張バー20は、コンタクトビーム12,12を拡張して支持する拡張位置から移動して、コンタクトビーム12,12の拡張を解除可能に設けられている。
このように端子11は一体形成されており、端子11の寸法公差を低減するとともに、例えば端子11の剛性を高めることで、より強い力でコンタクト部12aが導体部60dに対して押し付けられるようになり、これらの接触の安定性の向上を図ることが出来る。また、取付板部60bをコンタクトビーム12,12の間に挿入するのに要する力を低減でき、電気コネクタ1の回路基板60への取付作業の作業性を向上できる。
また、ハウジング30には、コンタクトビーム12,12の間に挿入される取付板部60bを受け入れる基板用開口31Lと、拡張バー20を受け入れるバー用開口31nとが形成されている。このように、取付板部60bを挿入するための基板用開口31Lとは別に、側面から拡張バー20を挿入するためのバー用開口31nを設けることで、基板用開口31Lの幅H1を狭くしてコンタクトビーム12,12の先端をハウジング30によって保護すると同時に、厚い(太い)拡張バー20を採用して、コンタクトビーム12,12を大きく拡張し、回路基板60の挿入時の抵抗を低減できる。
また、ハウジング30は、コンタクトビーム12,12の先端側に位置するとともに、基板用開口31Lが形成された前面部31aと、端子収容部31の側面を構成し、間に端子11が配置された左側面部31b及び右側面部31cを有し、バー用開口31nは左側面部31bに形成されている。これによって、前方から回路基板60をハウジング30に挿入し、側方から拡張バー20をハウジング30に挿入することができる。
また、拡張バー20は、ハウジング30内に収容されると、当該ハウジング30内における回路基板60の進路上に位置する。これによって、ハウジング30内に挿入される回路基板60によって、拡張バー20を拡張位置から移動させることができる。
また、電気コネクタ1では、コンタクトビーム12,12は、それぞれ端子11の基部13から延伸するよう設けられ、それらの途中の位置に拡張バー20に当接する一対の当接部12b,12bを有している。そして、拡張バー20は、当接部12b,12bの間に位置してコンタクトビーム12,12を拡張し、当接部12b,12bの間から基板挿入方向へ移動してコンタクトビーム12,12の拡張を解除する。これによって、簡単な作業で拡張バー20を拡張位置から移動させることができる。例えば、上述したように、取付板部60bで拡張バー20を基板挿入方向に押すことによって、拡張バー20を拡張位置から移動させることができる。
また、電気コネクタ1では、当接部12b,12bの間から基板挿入方向に移動した拡張バー20が引っ掛かり、当該拡張バー20が当接部12b,12b側(基板用開口31L側)へ戻るのを規制する係合部32が設けられている。これによって、ハウジング30内における拡張バー20のがたつきを抑えることが出来る。
また、電気コネクタ1では、当接部12b,12bは、当接部12b,12bの間から基板挿入方向に移動する拡張バー20の移動方向に延伸するよう形成されている。これによって、基板挿入方向への拡張バー20の移動を円滑にできる。
また、電気コネクタ1では、一対の当接部12b,12bの表面には、表面粗さを低減する加工が供されている。これによって、より小さい力で拡張バー20を基板挿入方向に移動させることができる。
なお、本発明は以上説明した電気コネクタ1に限られず、種々の変更が可能である。例えば、以上の説明では、ハウジング30に形成された貫通孔33aの内側に係合部32が形成されていた。しかしながら、係合部32の位置はこれに限られず、例えば、左側面部31bの内面や、右側面部31cの内面、端子11の基部13に形成されてもよい。
また、以上の説明では、回路基板60で拡張バー20を基板挿入方向に押すことで、当該拡張バー20を拡張位置から移動させていた。しかしながら、回路基板60をコンタクトビーム12,12の間に挿入した後、バー用開口31nから拡張バー20を抜くことで、拡張位置から当該拡張バー20を移動させてもよい。
本発明の実施形態に係る電気コネクタの斜視図であり、回路基板を収容するケースに取り付けられた電気コネクタが示されている。 上記電気コネクタの分解斜視図である。 上記電気コネクタが備える基板側コネクタの斜視図である。 基板側コネクタの分解斜視図である。 基板側コネクタが有する端子の斜視図である。 図3のVI−VI線での断面図である。 図6に示す状態から拡張バーがハウジングの奥に移動した後の状態における電気コネクタの断面図である。 図3に示すVIII−VIII線でのハウジングの断面図である。 図3に示すIX−IX線の断面図である。 図4に示すX−X線の断面図である。 上記基板側コネクタが有するハウジングの正面図である。 上記ハウジングの背面図である。 上記ハウジングに収容される拡張バー斜視図である。 図4に示すXIV−XIV線の断面図である。 拡張バーと端子のハウジングへの取付方法について説明するための図である。 回路基板への基板側コネクタの取付方法について説明するための図である。
符号の説明
1 電気コネクタ、10 基板側コネクタ、11 端子、12 コンタクトビーム、12a コンタクト部、12b 当接部、13 基部、13a ストッパ、14 リード部、20 拡張バー(拡張部材)、20a 端面、20b 突起、20c 端面、20d 突起、20f 上面、20g 下面、20h 突出片、21 爪部、30 ハウジング、31 端子収容部、31a 前面部、31b 左側面部(側面部)、31c 右側面部(側面部)、31d 上面部、31e 下面部、31g 凹部、31L 基板用開口、31n バー用開口(拡張部材用開口)、31o ガイド孔、31r 凹部、31s 誤挿入防止部、32 係合部、33 中央柱部、33a 貫通孔、33b 収容穴、34a 隔壁、34b 上隔壁、34b 下隔壁、34d 下縁、34e 上縁、34f 凹部、34g 凹部、34h,34i 突起、34j ストッパ、34k 頂部、38 コネクタ受入部、38 リブ、40 フック、40a 基部、40b アーム部、40c 鉤部、50 電線側コネクタ、51 後面部、51a 端子孔、60 回路基板、60a 本体、60b 取付板部、60c 端縁、60d 導体部、60e 係合孔、65 ケース、70 電線、71 ジグ、72 圧着端子。

Claims (8)

  1. 二またのフォーク状に形成され、間に回路基板が挿入される一対のコンタクトビームを有し、当該一対のコンタクトビームが弾性的に拡張可能となるように一体形成された少なくとも1つの端子を備え、
    前記一対のコンタクトビームには、前記回路基板を挟み、少なくとも一方が前記回路基板上の導体部と接する一対のコンタクト部が設けられ、
    前記一対のコンタクトビームの間に配置され、前記一対のコンタクト部の間隔が広がるよう前記一対のコンタクトビームを拡張して支持する拡張部材をさらに備え、
    前記拡張部材は、前記一対のコンタクトビームを拡張して支持する位置から移動して、前記一対のコンタクトビームの拡張を解除可能に設けられる、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、
    前記端子と前記拡張部材とを収容するハウジングをさらに備え、
    前記ハウジングには、前記一対のコンタクトビームの間に挿入される前記回路基板を受け入れる基板用開口と、前記拡張部材を受け入れる拡張部材用開口とが形成される、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  3. 請求項2に記載の電気コネクタにおいて、
    前記ハウジングは、前記一対のコンタクトビームの先端側に位置し、前記基板用開口が形成された前面部と、前記ハウジングの側面を構成し、間に前記端子が配置される一対の側面部とを有し、
    前記拡張部材用開口は前記一対の側面部の少なくとも一方に形成される、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  4. 請求項3に記載の電気コネクタにおいて、
    前記拡張部材は、前記ハウジング内における前記回路基板の進路上に配置される、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  5. 請求項1に記載の電気コネクタにおいて、
    前記一対のコンタクトビームは、それぞれ前記端子の基部から前記回路基板の挿入方向と向き合う方向に延伸するよう設けられ、それらの途中の位置に前記拡張部材に当接する一対の当接部を有し、
    前記拡張部材は、前記一対の当接部の間に位置して前記一対のコンタクトビームを拡張し、当該一対の当接部の間から前記回路基板の挿入方向に移動して前記一対のコンタクトビームの拡張を解除する、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  6. 請求項5に記載の電気コネクタにおいて、
    前記一対の当接部の間から前記挿入方向に移動した前記拡張部材が引っ掛かり、当該拡張部材の前記一対の当接部側への戻りを規制する係合部を有する、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  7. 請求項5に記載の電気コネクタにおいて、
    前記一対の当接部は、前記一対の当接部の間から前記挿入方向に移動する前記拡張部材の移動方向に延伸するよう形成される、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  8. 請求項7に記載の電気コネクタにおいて、
    前記一対の当接部の表面には、表面粗さを低減する加工が供されている、
    ことを特徴とする電気コネクタ。
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