JP2009259233A - 団体保険管理装置及びプログラム - Google Patents

団体保険管理装置及びプログラム

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JP2009259233A JP2009067248A JP2009067248A JP2009259233A JP 2009259233 A JP2009259233 A JP 2009259233A JP 2009067248 A JP2009067248 A JP 2009067248A JP 2009067248 A JP2009067248 A JP 2009067248A JP 2009259233 A JP2009259233 A JP 2009259233A
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博重 渡邉
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Abstract

【課題】団体担当者の作業負担を軽減する団体保険管理システムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る団体保険管理システム1は、団体保険について、団体識別情報、被保険者識別情報、被保険者所属識別情報を含む加入者データ32、団体識別情報、月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料を含む収納ヒストリ33、被保険者の識別番号、月当たりの保険料を含む個人契約基本データ35を記憶し、団体端末2から、異動事由、異動事由の発生時間、被保険者の識別情報、変更後の情報を含む異動データ23を受信する。システム1は、加入者データ32、異動データ23、収納ヒストリ33、個人契約基本データ35に基づいて、収納ヒストリ33における異動事由の発生時間以降の月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料を更新し、更新前後の月単位の集計額の差額である精算金額を求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、団体保険の加入者データを管理する団体保険管理装置及びプログラムに関する。
特許文献1(特開2006−4424号公報)及び特許文献2(特開2003−58709号公報)に記載されているサーバは、顧客情報記憶手段に、取引団体の構成員の保険契約に関する保険契約情報を格納する。サーバは、顧客情報記憶手段から、保険契約情報を抽出し、保険契約情報に含まれる構成員の保険料を集計することにより算出された所定の取引団体の保険料を含む支払請求案内情報を作成して、所定の取引団体にネットワークを介して送信する。そして、サーバは、支払請求案内情報に応じて所定の取引団体より送信された保険料の予定支払の過去の保険料の支払に関する情報を変更する。
特許文献3(特開2005−107630号公報)に記載されている団体保険決算支援システムは、団体保険に関するデータであって、団体保険の契約者ごとの保険料を少なくとも示すレコードを含むデータを記憶する団体保険料データベースを備える。団体保険決算支援システムは、保険会社のシステムから、団体保険の契約者ごとの保険料を示すレコードを含むデータを受理し、団体保険料データベースを記憶するとともに、団体のシステムからの指示に応答して、レコードを含むデータの一覧を提示するとともに、レコードの追加、削除および/または値の変更の指示に応答して、対応するレコードの追加、削除および/または値の変更を実行する決済処理手段を備える。この決済処理手段は、団体のシステムからの請求保険料の確定の指示に応答して、追加、削除および/または値の変更のあったレコードを含むデータの内容を確定させて、団体保険料データベースを更新し、これ以降のレコードの追加、削除または値の変更を不可能にし、更新された団体保険料データベース中のデータを団体のシステムに送信するように構成されている。
特許文献4(特開2003−85369号公報)の保険設計情報提供装置は、団体保険と個人保険の複合的な保険設計であって、団体保険と個人保険の特徴を反映する適切な保険設計を算出し、その情報を提供する。保険設計情報提供装置は、顧客の必要保障額を年齢に応じて設定する必要保障額設定手段と、保険金額ブロックの集合からなる団体保険の設定可能保障金額の情報を記憶する設定可能団体保険金額記憶手段と、必要保障額および団体保険の設定可能保険金額の情報に基づき顧客に適した保険金額を年齢に応じて設定した保険設計情報を生成する保険設計生成手段と、保険設計情報を提供する保険設計提供手段とを含む。設定可能団体保険金額記憶手段の保険金額ブロックの集合は、加入限度額まで段階的に設定可能な保険金額に対応して積み上げられた複数の保険金額ブロックを有し、積み上げられた保険金額ブロックが年齢に沿って配列され、年齢増に応じた加入限度額の低下に応じて保険金額ブロックの積上高さが低下する。保険設計生成手段は、必要保障額に含まれる団体保険の保険金額ブロックである含有ブロックを選択するとともに、含有ブロックと必要保障金額の隙間を個人保険の保険金額で充足することにより、団体保険と個人保険の保険金額の合計でもって必要保障額を充足する保険設計を生成する。
特許文献5(特開2002−297907号公報)では、所定人数の被保険者でなる団体保険契約に於いて、性別データと、所定被保険者数データと、被保険者各個の契約実年齢に代えた特定契約年齢データと、保険期間データと、払込期間データと、保険金データと及び保険料支払データをソフトウェアのプログラムで構成することが開示されている。
特許文献6(特開2002−183602号公報)の保険・金融・消費管理システムは、最大融資金を限度枠として、購入しようとする商品・サービスを対象に保険契約を条件として顧客に融資するビジネスに用いられる。
特許文献7(特開2002−183431号公報)の運営適正化提案装置は、保険制度を分析するために必要なパラメータを算出し、パラメータに基づいて保険制度の運営状態を分析する。
特許文献8(特開2002−133118号公報)の保険管理装置は、団体内ルールに従って該団体の所属員に掛けられる保険を管理する。保険管理装置は、所属員の情報と保険金額の関係を定める団体内ルールを格納した団体内ルールデータベースと、団体内ルールに含まれる各所属員の情報を、団体が管理している所属員データベースから金額設定基礎情報として取得する金額設定基礎情報取得部と、金額設定基礎情報及び団体内ルールデータベースを用いて各所属員の保険金額を設定する保険金額設定部を備える。さらに、保険管理装置は、所属員の情報と保険料率の関係を定める保険会社内ルールを格納した保険会社内ルールデータベースと、保険会社内ルールに含まれる各所属員の情報を料率設定基礎情報として所属員データベースから取得する料率設定基礎情報取得部と、料率設定基礎情報及び保険会社内ルールデータベースを用いて各所属員の保険料を設定する保険料率設定部とを備える。
特許文献9(特開2002−7717号公報)の団体保険加入募集システムは、効率的かつ容易に団体の構成員による団体保険加入を募集するシステムであり、複数の構成員端末が接続されたLANにインターネットを介して接続されている。この団体保険加入募集システムは、団体保険加入に必要な申込データを画面上で構成員用端末に入力するための募集申込画面を構成員端末に表示させる募集申込画面表示手段と、構成員用端末から送信されてきた申込データを記憶する申込データ記憶部を含む。さらに、団体保険加入募集システムは、構成員用端末にLANまたはインターネットを介して接続された少なくとも1つの管理用端末にインターネットを介して接続され、申込データに基づいて、団体保険加入の募集状況を表す募集状況画面を管理用端末に表示させる募集状況画面表示手段を含む。
特開2006−4424号公報 特開2003−58709号公報 特開2005−107630号公報 特開2003−85369号公報 特開2002−297907号公報 特開2002−183602号公報 特開2002−183431号公報 特開2002−133118号公報 特開2002−7717号公報
団体型のグループ保険・医療保障保険等(以下、団体保険という)は、従業員が勤務する会社や団体を通じて契約する保険である。団体側には、団体保険に関して保険会社に対する事務を行う団体担当者が存在する。
団体担当者は団体保険に関する事務負担の軽減を望んでいる。このため、保険会社は事務負担の軽い団体保険を提供することができれば、団体と保険会社との間で契約を成立させる可能性が高くなると考えられる。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、団体担当者の作業負担を軽減し、団体保険の契約成立を促進する団体保険管理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題は、団体保険について、団体の識別情報、被保険者の識別情報、被保険者の所属の識別情報を含む加入者データを記憶する第1の保険会社側記憶装置と、団体の識別情報と、月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料とを含む収納ヒストリーデータを記憶する第2の保険会社側記憶装置と、被保険者の識別番号と月当たりの保険料とを含む個人契約基本データを記憶する第3の保険会社側記憶装置と、団体保険の団体担当者の操作する団体端末から、ネットワーク経由で、異動事由、異動事由の発生時間情報、異動事由の生じた被保険者の識別情報、異動事由に基づく変更後の情報を含む異動データを受信し、この受信された異動データを第4の保険会社側記憶装置に記憶する異動管理手段と、第4の保険会社側記憶装置に記憶された異動データに基づいて、第1の保険会社側記憶装置に記憶されている加入者データを更新する加入者管理手段と、加入者データと異動データと収納ヒストリーデータと個人契約基本データとに基づいて、第2の保険会社側記憶装置に記憶されている収納ヒストリーデータについて、異動事由の発生時間情報以降の月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料を更新し、更新前後の月単位の集計額の差額である精算金額を求める異動精算金算出手段と、を具備する団体保険管理装置、により解決される。
なお、ここでは装置により課題が解決されているが、コンピュータシステム、方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体などにより課題が解決されるとしてもよい。
本発明により、団体担当者の作業負担を軽減させることができ、保険会社は団体保険の契約成立を促進させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る団体保険管理システムの構成の一例を示すブロック図。 事務簡素化プログラムの動作環境の一例を示すブロック図。 収納ヒストリーデータの一例を示す図。 異動精算金算出部による処理内容の第1例を示す図。 異動精算金算出部による処理内容の第2例を示す図。 過不足金調査部と過不足金調査データとによって実現される過不足原因調査フローを示す流れ図。 第1の本実施の形態に係る団体保険管理システムにおいて、団体端末から異動データが送信されるまでの処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施の形態に係る団体保険管理システムにおいて、保険会社サーバによる異動データの受信・一時記憶の処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施の形態に係る団体保険管理システムにおいて、保険会社ホストシステムによる異動データの受信・記憶、及び加入者データの更新の処理の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る団体保険管理システムの第1の例を示すブロック図。 第2の実施の形態に係る団体保険管理システムの第2の例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各図において略同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態においては、団体保険について、団体担当者の作業負担を軽減可能な団体保険管理システムについて説明する。
<団体保険管理システムの構成>
図1は、本実施の形態に係る団体保険管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
団体保険管理システム1に具備されている団体端末2、保険会社サーバ3、保険会社ホストシステム5は、コンピュータにより実現される。
団体保険管理システム1では、団体端末2と保険会社サーバ3とがネットワーク4経由で接続されており、互いにデータを送受信可能である。
また、団体保険管理システム1では、保険会社サーバ3と保険会社ホストシステム5との間でも、互いにデータを送受信可能である。
団体端末2は、保険会社の顧客となる各団体に、少なくとも1台設置される。
例えば、団体保険管理システム1の保険会社サーバ3と保険会社ホストシステム5には、図2に示すように、記録媒体6に記録されている事務簡素化プログラム7がインストールされている。この事務簡素化プログラム7による制御にしたがって、団体端末2と保険会社サーバ3と保険会社ホストシステム5とが互いに協働し、団体保険管理処理が実現される。これにより、団体側は、保険会社側に記憶されている各種データ、保険会社側で生成された各種データをWebブラウザにより閲覧可能となる。
例えば、事務簡素化プログラム7は、団体端末2において補助ツール8として機能し、保険会社サーバ3においてチェック部9及び一時記憶処理部10として機能し、保険会社ホストシステム5において異動管理部11、加入者管理部12、異動精算金算出部13、過不足金調査部14、従業員データ受信部15、データ照合部16、照合結果データ送信部17、入金・未入金データ受信部18、入金・未入金データ検索部19として機能する。
団体端末2は、異動データ生成部20、インタフェース部21を具備し、異動データ記憶装置22に対する異動データ23の記憶・読み出しを行う。また、団体端末2は、従業員データ記憶装置24から従業員データ25を読み出す。
異動データ生成部20は、団体担当者によって入力された異動データ23を異動データ記憶装置22に記憶する。本実施の形態において、異動データ生成部20は、例えば表計算ソフト26、この表計算ソフト26の補助ツール8により実現される。
団体担当者は、使い慣れた表計算ソフト26を用いて異動データに関する情報を入力する。
この表計算ソフト26で編集されたデータは、補助ツール8により所定フォーマットに変換され、本実施の形態に係る団体保険管理システムで用いられる異動データ23が生成される。
また、この補助ツール8により、データ必須項目のチェック(必須項目の収録の有無)、データ規定値チェック(各項目の桁数・属性等の正当性)が行われる。
異動データ23は、異動事由(異動種類)、異動事由の発生時間情報、異動事由の生じた被保険者の識別情報、異動事由に基づく変更後の情報を含む。
以下に、異動データ23の具体例を示す。
例えば、異動データ23が、結合番号・被保険者番号を変更することを表す場合、この異動データ23は、商品区分、結合番号・被保険者番号の変更を意味する異動事由、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、異動事由の発生時間情報(変更年月日)、異動事由に基づく変更後の情報(変更後結合番号)、被保険者の識別情報(被保険者番号)、異動事由に基づく変更後の情報(変更後被保険者番号)を含む。
なお、結合番号から、被保険者が団体における現職者であるか、退職者であるかを特定可能としてもよい。
例えば、異動データ23が、被保険者項目(被保険者名・性別・生年月日)を変更することを表す場合、この異動データ23は、商品区分、被保険者項目の変更を意味する異動事由、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、異動事由の発生時間情報(変更年月日)、被保険者の識別情報(被保険者番号)、本配子区分(本人、配偶者、子供)、異動事由に基づく変更後の情報(変更後の被保険者名、変更後の生年月日、変更後の性別)を含む。ここで、本配子区分としては、例えば、本人が0、配偶者が1、こどもの別が所定の数字などで表される。これにより、被保険者が本人、配偶者、こどものいずれの区分であるか明確にされる。
例えば、異動データ23が、被保険者の所属を変更することを表す場合、この異動データ23は、商品区分、被保険者の所属の変更を意味する異動事由、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、異動事由の発生時間情報(変更年月日)、被保険者の識別情報(被保険者番号)、異動事由に基づく変更後の情報(被保険者の新所属)を含む。
例えば、異動データ23が、被保険者の脱退を表す場合、この異動データ23は、商品区分、被保険者の脱退を意味する異動事由、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、異動事由の発生時間情報(脱退年月日)、被保険者の識別情報(被保険者番号)、本配子区分を含む。
従業員データ25は、例えば、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、被保険者の識別情報(被保険者番号)、本配子区分、被保険者の識別情報(被保険者氏名)、性別、生年月日、被保険者の所属情報(所属コード)、死亡保険金、入院給付金を含む。
インタフェース部21は、団体担当者の操作にしたがって、各種リクエスト、異動データ記憶装置22に記憶されている異動データ23、従業員データ記憶装置24に記憶されている従業員データ25、その他各種データを保険会社サーバ3に送信する。また、インタフェース部21は、保険会社サーバ3から受信した各種データを表示する。
保険会社サーバ3は、通信制御部27、チェック部9、一時記憶処理部10、画面生成部28を具備する。
例えば、通信制御部27、チェック部9、一時記憶処理部10、画面生成部28の一部の機能については、Webサーバなどを用いて実現するとしてもよい。
保険会社サーバ3は、通信制御部27による制御にしたがって、ネットワーク4経由で、団体端末2と各種データ及びリクエストを送受信可能である。
同様に、保険会社サーバ3は、通信制御部27による制御にしたがって、保険会社ホストシステム5と各種データ及びリクエストを送受信可能である。
一時記憶処理部10は、団体端末2から、ネットワーク4経由で受信した、例えば異動データ23や従業員データ25などのような各種データをサーバ記憶装置29に一時記憶する。
サーバ記憶装置29は複数の記憶装置から構成されており、この複数の記憶装置に各種データが分割して記憶されるとしてもよい。この場合、保険会社サーバ3は、データの種別に応じて複数の記憶装置のいずれかに対してデータの記憶又は読み出しを行う。
チェック部9は、サーバ記憶装置29に記憶された例えば異動データ23や従業員データ25などのような各種データが正当な形式か否かチェックし、正当な形式でない場合に、そのデータと正当でない旨の情報を、通信制御部27及びネットワーク4経由で、団体端末2に送信する。
例えば、このチェック部9は、データ必須項目のチェック(必須項目の収録の有無)、データ規定値チェック(各項目の桁数・属性等の正当性)、ユーザ権限チェック(ユーザIDと異動データに含まれている団体の識別情報との整合性をチェック)、データ長チェック、データ重複チェックを行う。
画面生成部28は、サーバ記憶装置29に記憶されている各種の画面基本データ30に基づいて、保険会社ホストシステム5から受信した各種データを、団体端末2のインタフェース部21で表示可能な形式にした各種の画面データを生成し、生成した画面データを、通信制御部27及びネットワーク4経由で、団体端末2に送信する。例えば、画面生成部28は、保険会社ホストシステム5から受信した各種データを、HTML形式の画面基本データ30に組み込んで画面データを生成する。
保険会社ホストシステム5は、保険会社側記憶装置31a〜31jにデータを記憶し、また保険会社側記憶装置31a〜31jからデータを読み出す。
保険会社側記憶装置31aには、加入者データ32が記憶されている。
加入者データ32は、団体保険の加入者に関する情報として、団体の識別情報、被保険者の識別情報、被保険者の所属の識別情報を含む。
例えば、加入者データ32は、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、保険会社使用欄、被保険者の識別情報(被保険者番号、本配子区分)、性別、生年月日、主契約保険金、被保険者の識別情報(被保険者氏名)、被保険者の所属情報(所属コード)、保険金受取人に関する情報、月当たりの保険料を含む。
保険会社側記憶装置31bには、収納ヒストリーデータ33が記憶されている。
図3に、収納ヒストリーデータ33の具体例を示す。
この図3の収納ヒストリーデータ33は、団体正当保険料(団体毎の、個人保険料の月単位の集計額)を管理する。団体正当保険料は、個人異動に応じて増減する。
さらに、収納ヒストリーデータ33は、団体正当保険料が更新された場合において、更新前後の月単位の集計額の差額を管理する。
なお、収納ヒストリーデータ33は、保険会社のホストマスターデータの管理項目の一つとしてもよい。
保険会社側記憶装置31bには、団体基本データ34、個人契約基本データ35などの様々なデータが記憶されている。なお、保険会社側記憶装置31bに記憶されている各種データは、複数の記憶装置のいずれかに対して記憶されるとしてもよい。
団体基本データ34は、団体についての各種の基本情報を含む。
例えば、団体基本データ34は、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、商品区分、契約団体名、所属の有無、保全・支社等、開責・支社等、契約、契約の更新の履歴、配当計算の方法、配当計算期間、料金計算の方法、団体区分、結合区分、法人グループ番号、異動管理項目、レイアウト項目などの各種情報を含み、契約単位、法人単位での参照を可能とする。
個人契約基本データ35は、被保険者個人の契約についての各種の基本情報を含む。
例えば、個人契約基本データ35は、団体の識別情報(団体番号、結合番号)、被保険者の識別情報(被保険者番号)、被保険者の保険料(例えば月当たりの保険料)などの各種情報を含む。
なお、被保険者の保険料は、月当たりの金額が算出可能であれば、例えば、月当たりの金額ではなく、年当たりの金額などとしてもよい。
保険会社ホストシステム5の異動管理部11は、団体端末2から、ネットワーク4、保険会社サーバ3経由で、異動データ23を受信し、この受信した異動データ23を保険会社側記憶装置31cに記憶し、この保険会社側記憶装置31cに記憶されている異動データ23に対するチェック処理、例えば、任意情報の追加処理、異動データ23の変換処理などの処理を実行し、異動データ23を保険会社側記憶装置31cに記憶する。
異動管理部11におけるチェック処理としては、例えば、異動データ23と、団体基本データ34及び個人契約基本データ35との間で、共通する情報の対比がなされる。
異動管理部11における任意情報の追加処理においては、例えば、団体基本データ34及び個人契約基本データ35に含まれている所定の情報を、異動データ23に追加・補充がなされる。
保険会社ホストシステム5の加入者管理部12は、保険会社側記憶装置31cに記憶された異動データ23に基づいて、保険会社側記憶装置31aに記憶されている加入者データ32の情報を更新する。
例えば、本実施の形態においては、所定の形式に変換された異動データ23に基づいて加入者データ32を夜間にバッチ処理により更新する。
保険会社ホストシステム5の異動精算金算出部13は、保険会社側記憶装置31aに記憶されている加入者データ32と、保険会社側記憶装置31cに記憶された異動データ23と、保険会社側記憶装置31bに記憶されている収納ヒストリーデータ33と、保険会社側記憶装置31hに記憶されている個人契約基本データ35とに基づいて、異動データ23の異動事由の発生時間情報の示す月以降についての団体正当保険料を更新するとともに、更新前後の月単位の集計額の差額である精算金額を求め、保険会社側記憶装置31bの収納ヒストリーデータ33のデータ要素として記憶する。
そして、異動精算金算出部13は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3を経由して、収納ヒストリーデータ参照リクエストを受信した場合、当該収納ヒストリーデータ参照リクエストに対応する収納ヒストリーデータ33を保険会社側記憶装置31bから読み出し、読み出した収納ヒストリーデータ33を、保険会社サーバ3及びネットワーク4経由で、団体端末2に送信する。保険会社サーバ3は、画面生成部28により、保険会社ホストシステム5から団体端末2へ送信される収納ヒストリーデータ33を、サーバ記憶装置29に記憶されている画面基本データ30に基づいて、団体端末2のインタフェース部21で表示可能な形式の画面データに変換している。以下において、保険会社ホストシステム5から団体端末2へ送信される各種データについても同様である。
異動精算金算出部13は、算出された精算金額(異動精算金)を、個人単位・異動処理単位でも参照可能な状態で、保険会社側記憶装置31bの収納ヒストリーデータ33のデータ要素として記憶する。
図4は、異動精算金算出部13による処理内容の第1例を示す図である。
収納ヒストリーデータ33は、保険会社マスターファイル上の管理項目とする。この収納ヒストリーデータ33は、団体正当保険料(個人保険料の月単位・団体毎の集計額)を管理する。
団体正当保険料の管理手続が「H19.9」まで完了している時点で、被保険者Aの「H19.3」まで遡及する脱退が発生している旨を示す異動データ23を保険会社ホストシステム5が受信したとする。
この場合、異動精算金算出部13は、収納ヒストリーデータ33から被保険者Aの月当たりの保険料を求める。
また、異動精算金算出部13は、被保険者Aの脱退が発生した「H19.3」から管理手続が完了している直近の「H19.9」までの更新前(個人異動処理前)の団体正当保険料の各月の保険料から、被保険者Aの月当たりの保険料を差し引き、更新後(個人異動処理後)の団体正当保険料の各月の保険料を求める。
そして、異動精算金算出部13は、更新前の団体正当保険料の各月の保険料から、更新後の団体正当保険料の各月の保険料を差し引いて、更新前後(個人異動処理前後)の団体保険料の差額(精算金額)を計算する。
図5は、異動精算金算出部13による処理内容の第2例を示す図である。
この図5では、上記図3の更新後の状態において、団体正当保険料の管理手続が「H19.9」まで完了している時点で、被保険者Bの「H19.1」まで遡及する2万円の増額が発生している旨を示す異動データ23を保険会社ホストシステム5が受信したとする。
この場合、異動精算金算出部13は、被保険者Bの2万円の増額が発生した「H19.1」から管理手続が完了している直近の「H19.9」までの更新前(個人異動処理前)の団体正当保険料の各月の保険料に、被保険者Bの月当たりの増額金額である2万円を加算し、更新後(個人異動処理後)の団体正当保険料の各月の保険料を求める。
そして、異動精算金算出部13は、更新前の団体正当保険料の各月の保険料から、更新後の団体正当保険料の各月の保険料を差し引いて、更新前後(個人異動処理前後)の団体保険料の差額(精算金額)を計算する。
異動精算金算出部13は、演算された精算金額を個人単位・異動処理単位で参照可能とするために、演算された精算金額に、被保険者の識別情報と異動の識別情報とを関係付け、団体端末2からネットワーク4及び保険会社サーバ3経由でリクエストを受信し、この受信したリクエストに応じて精算金額に係わるデータを保険会社サーバ3及びネットワーク4経由で団体端末2に送信する。なお、異動精算金算出部13は、求めたデータを記憶装置に記憶する。
保険会社側記憶装置31dには、過不足金調査データ36が記憶されている。
過不足金調査データ36は、保険料の支払の過不足の発生に関する質問情報画面データと、その質問情報に対する回答に対応する対処情報画面データとを含む。質問情報画面データから、このデータに関連する対処情報画面データへは、リンクが張られているとする。これにより、質問情報画面データの質問に対する「はい」「いいえ」の選択にそって、回答に対応する対処情報画面データが表示可能である。
図6は、過不足金調査部14と過不足金調査データ36とによって実現される過不足原因調査フローを示す流れ図である。
まず、ステップY1において、団体端末2は、インタフェース部21において、団体担当者から、過不足調査を行う旨の操作を受け付け、過不足調査リクエストを、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で保険会社ホストシステム5に送信する。
ステップY2において、保険会社ホストシステム5の過不足金調査部14は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、過不足調査リクエストを受信する。
すると、ステップY3において、過不足金調査部14は、保険会社側記憶装置31dから、過不足調査のスタート画面となる質問情報画面データを読み出し、保険会社サーバ3及びネットワーク4経由でスタート画面となる質問情報画面データを団体端末2に送信する。
ステップY4において、団体端末2のインタフェース部21は、スタート画面となる質問情報画面データを受信し、この質問情報画面データに基づいて、スタート画面となる質問情報画面を表示する。
次に、ステップY5において、団体端末2は、インタフェース部21において、団体担当者から、スタート画面となる質問情報画面に対する回答(例えば、「はい」「いいえ」の選択)を入力し、この回答をネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に送信する。
ステップY6において、保険会社ホストシステム5の過不足金調査部14は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、回答を受信する。
すると、ステップY7において、過不足金調査部14は、保険会社側記憶装置31dから、回答に対応する対策情報画面データ又は質問情報画面データを読み出し、保険会社サーバ3及びネットワーク4経由で、読み出した回答に対応する対策情報画面データ又は質問情報画面データを団体端末2に送信する。
ステップY8において、団体端末2のインタフェース部21は、回答に対応する対策情報画面データ又は質問情報画面データを受信し、この受信した回答に対応する対策情報画面データ又は質問情報画面データに基づいて、対策情報画面データ又は質問情報画面データを表示する。
そして、ステップY9において、回答の入力が繰り返されるか否か判断され、回答の入力が繰り返される場合には、処理はステップY5に戻り、回答の入力が繰り返されない場合には、処理は終了する。これにより、必要に応じて、回答の入力とこの回答に対応するデータの表示とが行われ、団体担当者は過不足金に対する対処法を得ることができる。
本実施の形態において実現される過不足金原因調査処理では、「はい」「いいえ」で質問に対して回答がなされ、最終的にはどの領域に原因があるかが決定され、この原因に対応する対策情報画面が表示される。対策情報画面から各種照会画面へは、リンクが張られている。対策情報画面上のリンクがクリックされると、画面は、クリックされた照会画面に遷移する。これにより、原因を検索し、特定することができる。
各種照会画面データは、異動データ23、収納ヒストリーデータ33(異動精算金)、入金・未入金データ38、さらに保険会社側記憶装置31iに記憶されている案内内訳データ41、保険会社側記憶装置31jに記憶されている異動明細データ42に基づいて生成される。
なお、案内内訳データ41は、保険会社ホストシステム5の案内照会部39によって生成され、保険会社側記憶装置31iに記憶される。案内照会部39は、例えば、保険会社処理スケジュールにしたがって毎月の案内予定日に生成された保険料案内(例えば「保険料お振込みのご案内」)や、この案内照会部39から案内作成依頼(再作成)を行って得られた保険料案内の内容を画面照会する。案内内訳データ41は、例えば、保険料案内が生成された夜間に生成され、保険会社ホストシステム5の保険会社側記憶装置31iに記憶される。これにより、翌日以降、案内内訳データ41の画面照会が可能となる。案内内訳データ41は、例えば、団体番号、団体名、案内年月、払方、保険料、精算金、事務費控除額、案内額、作成日時、異動内訳などの情報を含む。
また、異動明細データ42は、保険会社ホストシステム5の異動明細照会部40によって生成され、保険会社側記憶装置31jに記憶される。異動明細照会部40は、現時点において送付している保険料案内(例えば「保険料お振込みのご案内」や別紙案内)を作成した時点における個人異動明細の内容を画面照会する。異動明細データ42は、例えば、保険料案内が生成された夜間に生成され、保険会社ホストシステム5の保険会社側記憶装置31jに記憶される。これにより、翌日以降、異動明細データ42の画面照会が可能となる。異動明細データ42は、例えば、団体番号、案内年月、被保険者番号、区分、被保険者名、払方、保険金、入院給付金日額、保険料、異動年月日、異動日時、作成日時、異動事由などを情報を含む。
上記の案内作成依頼は、例えば、定例スケジュールで保険料案内が作成された後に、さらに遡及する異動が発生し、支払額が変更となる場合などに、再度、保険料案内の作成を依頼することで、保険料案内を最新とする機能である。保険料案内は、例えば、作成依頼のなされた当日の夜間にされ、案内内訳データ41、異動明細データ42がそれぞれ保険会社ホストシステム5の保険会社側記憶装置31i,31jに記憶される。これにより、翌日以降、案内内訳データ41、異動明細データ42の画面照会が可能となる。案内作成依頼は、対象商品、団体番号、案内年月などの情報を含む。
本実施の形態においては、過不足金原因調査処理により、案内照会部39及び異動明細照会部40で得られる画面に遷移することが可能である。また、調査過程で必要があれば案内内訳データ41及び異動明細データ42を検索照会することができる。例えば、先月の保険料案内の過不足金がどの程度であったかを確認するために、案内照会部39による検索照会により、前月の保険料案内の内容を検索し、確認することができる。
保険会社ホストシステム5の従業員データ受信部15は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、従業員データ25を受信し、保険会社側記憶装置31eに記憶する。
保険会社ホストシステム5のデータ照合部16は、保険会社側記憶装置31eに記憶されている従業員データ25と、保険会社側記憶装置31aに記憶されている加入者データ32との間で共通するデータの照合処理を実行し、照合結果を示す照合結果データ37を保険会社側記憶装置31fに記憶する。加入者データ32と従業者データ25とで比較する項目としては、例えば、被保険者の識別情報、氏名、性別、生年月日、所属の識別情報などがある。
保険会社ホストシステム5の照合結果データ送信部17は、保険会社側記憶装置31fに記憶されている照合結果データ37を、保険会社サーバ3及びネットワーク4経由で、団体端末2に送信する。
団体端末2のインタフェース部21は、受信した照合結果データ37に基づく照合結果画面データを表示する。
保険会社ホストシステム5の入金・未入金データ受信部18は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、団体担当者によって作成された保険料の入金・未入金に関する入金・未入金データ38を受信し、この受信された入金・未入金データ38を保険会社側記憶装置31gに記憶する。
ここで、例えば、入金・未入金データ38には、団体の識別情報、被保険者の識別情報、入金・未入金の事由を示す情報、当該事由の対象年月日、当該事由に関する金額が含まれている。
保険会社ホストシステム5の入金・未入金データ検索部19は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、入金・未入金データの検索に用いる検索キー情報を受信した場合に、当該検索キー情報に基づいて、保険会社側記憶装置31gに記憶されている入金・未入金データ38に対する検索を行い、検索された入金・未入金データ38を、保険会社サーバ3及びネットワーク4経由で、前記団体端末に送信する。
団体端末2のインタフェース部21は、受信した入金・未入金データ38を表示する。
入金・未入金検索部19は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、入金・未入金データ削除リクエストを受信した場合には、この入金・未入金データ削除リクエストに対応する入金・未入金データを、保険会社側記憶装置31gから削除する。また、入金・未入金検索部19は、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、入金・未入金データ変更リクエストを受信した場合には、この入金・未入金データ変更リクエストの示す内容にしたがって、保険会社側記憶装置31gに記憶されている入金・未入金データを変更する。
以下に、図7から図9を用いて、本実施の形態に係る異動管理部11及び加入者管理部12の処理の一例を説明する。
なお、この図7から図9では、異動事由が「脱退」の場合を例として説明をするが、結合番号・被保険者番号の変更、所属の変更、被保険者項目の変更などのような他の異動事由についても同様である。
図7は、団体端末2から異動データ23が送信されるまでの処理の一例を示すフローチャートである。
この図7におけるステップS1〜S3は、T日の日中に行われるとする。
被保険者から異動の申し出があると、ステップS1において、団体端末2の表計算ソフト26と補助ツール8は、団体担当者による異動データ23の入力を受け付ける。異動事由が脱退の場合の入力項目としては、例えば、商品、異動事由、団体の識別情報、被保険者の識別情報、脱退年月日などがある。団体担当者は、必要な情報を入力する画面に対して、異動に関する情報を入力し、その後データ生成ボタンの押下を行う。
これにより、異動データ23が生成される。
ステップS2において、補助ツール8は、生成された異動データ23のチェックを行う。チェック項目としては、例えば、データ必須項目チェック、データ規定値チェックなどがある。団体担当者は、画面上で、送信予定の異動データ、対象商品、対象異動事由などを選択し、チェックボタンの押下を行う。
ステップS3において、インタフェース部21は、生成された異動データ23を送信する。団体担当者は、例えば、画面上で、対象商品、対象異動事由などを選択し、送信ボタンの押下を行う。
図8は、保険会社サーバ3による異動データ23の受信・一時記憶の処理の一例を示すフローチャートである。
この図8におけるステップS4〜S8は、T日の夜間に行われるとする。
ステップS4において、保険会社サーバ3のチェック部9は、受信した異動データ23のチェックC1を行う。チェックC1のチェック項目としては、例えば、データ必須項目チェック、データ規定値チェック、ユーザ権限チェック(ユーザIDと異動データ23の団体との整合性)、データ長チェック、データ重複チェックなどがある。
ステップS5において、一時記憶処理部10は、チェックC1の結果が正当であれば、異動データ23をサーバ記憶装置29に記憶する。この一時記憶処理部10は、異動データ23に存在しない情報を団体基本データ34及び個人契約基本データ35から取得し、取得した情報を異動データ23に加えた後、サーバ記憶装置29に記憶する。
ステップS6において、チェック部9は、チェックC2を行う。チェックC2のチェック項目としては、例えば、異動年月日の正当性(脱退年月日が取扱範囲内であるか)などがある。
ステップS7において、チェック部9は、チェックC3を行う。チェックC3のチェック項目としては、例えば、被保険者の識別情報が存在するか否かの確認などがある。
ステップS8において、一時記憶処理部10は、チェックC2及びチェックC3の結果に基づいて、サーバ記憶装置29に記憶されている異動データ23のステータスを更新する。
例えば、チェックC2及びチェックC3の結果が正当である旨を示す場合、ステータスを正当とする。一方、脱退年月日が取扱範囲外の場合には、ステータスを取扱範囲外とする。また、被保険者の識別情報が存在しない場合、ステータスを被保険者識別情報とする。
図9は、保険会社ホストシステム5による異動データ23の受信・記憶、及び加入者データ32の更新の処理の一例を示すフローチャートである。
この図9におけるステップS9,S10a,S10bは、T+1日の夜間に、バッチ処理により行われるとする。
ステップS9において、保険会社ホストシステム5の異動管理部11は、受信した異動データ23を保険会社側記憶装置31cに記憶するとともに、異動データ23のレイアウトを、保険会社ホストシステム5処理用(異動ワークシート)に変換し、異動ワークシートを保険会社側記憶装置31cに記憶する。この変換により、例えば、商品が団体定期保険の場合、異動データの統合が行われるとともに、ページ番号が付される。一方、例えば、商品が医療保障保険(団体型)の場合、異動データの統合が行われる。この変換は、商品、異動事由に応じて異なる。
ステップS10aにおいて、異動管理部11は、保険会社側記憶装置31cにおいて、異動ワークシートを生成した異動データ23のステータスをワークシート生成完了に変更する。
ステップS10bにおいて、異動管理部11は、異動ワークシートに基づいて、保険会社側記憶装置31aに記憶されている加入者データ32を更新する。
以下に、本実施の形態に係る団体保険管理システム1における団体端末2のインタフェース部21による表示画面の具体例について説明する。
例えば、異動データ23を保険会社側に送信するための画面において、異動事由が「脱退」となっている場合、この画面には、送信対象として指定された異動データ(異動ファイル)23の名称、この異動データ23の対象商品、異動事由などが表示され、さらに、異動データ23に含まれている具体的なデータの内容が表示される。例えば、脱退する被保険者番号、結合番号、本人・配偶者・こどものいずれであるかを示す区分が表示されると、団体担当者は、送信する際に異動データ23の内容を確認可能である。画面上のOKボタンが押下されると、送信対象の異動データ23が送信される。
例えば、異動データ23を保険会社側に送信するための画面において、異動事由が「結合番号・被保険者番号変更」となっている場合、この画面には、変更の生じた被保険者番号、変更後の結合番号、変更後の被保険者番号などが表示される。異動事由が「所属変更」となっている場合、この画面には、変更の生じた被保険者番号、結合番号、新所属などが表示される。異動データ23を保険会社側に送信するための画面において、異動事由が「被保険者項目の変更」となっている場合、この画面には、変更の生じた被保険者番号、結合番号、区分、変更後の被保険者項目(変更後の被保険者名、変更後の性別、変更後の生年月日)などが表示される。異動データ23を送信する際には、これらの画面上で異動データ23を確認可能である。
異動データ23が送信された後に保険会社側に保持されている異動データ23の内容を照会するための画面には、団体番号、結合番号、異動事由、異動年月日、異動送信日、被保険者の識別情報、表示順などが指定される。すると、保険会社側記憶装置31cに記憶されている異動データ23のうち、指定された内容に対応する異動データが検索され、表示される。
異動精算金を確認・更新するための画面には、団体番号、結合番号、異動事由、異動年月日、異動送信日、被保険者の識別情報などの指定内容に応じて、保険会社ホストシステム5の異動精算金算出部13によって算出・記憶された異動精算金が表示される。さらに、この画面においては、団体担当者による操作にしたがって異動精算金を更新し、更新後の内容で記憶することが可能であり、異動処理毎、個人毎の単位の異動精算金が表示される。
例えば、入金・未入金データ38を保険会社側に登録するための画面に対して、団体担当者は、この画面上で、団体番号、結合番号、被保険者番号、区分、被保険者名、入金・未入金の事由、対象年月、発生日、金額、解消日、コメントを入力して入金・未入金データ38を作成し、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に送信する。
例えば、入金・未入金データ38を検索するための画面において、入金・未入金データ38を検索するための検索条件となる事項が入力され、検索ボタンが押下されると、検索条件がネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に送信される。
例えば、保険会社側に登録された入金・未入金データ38の状況を照会する画面においては、検索条件に応じて検索された入金・未入金データ38の一覧が表示され、検索された入金・未入金データ38に対応して設けられている明細ボタンが押下されると、この押下されたボタンに対応する入金・未入金データの明細データが表示される。
例えば、過不足金原因調査データ36の表示画面では、過不足金の発生原因を特定するための質問が表示され、団体担当者はこの質問に対して「はい」ボタン又は「いいえ」ボタンを押下する。
質問に対して「はい」ボタンが押下された場合には、過不足金への対策が表示される。
例えば、従業員データ25と加入者データ32との照合を行う場合に表示される画面において、送信対象の従業員データ25が選択され、「OK」ボタンが押下された場合、選択された従業員データ25が、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に送信される。
例えば、データの照合を指示するための画面においては、データ照合対象の従業員データ25が表示され、「OK」ボタンが押下されると、このデータ照合対象の従業員データ25と加入者データ32との照合処理が、団体端末2から、ネットワーク4及び保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に依頼される。
例えば、従業員データ25と加入者データ32とのデータ照合結果を表示する画面において照合に不一致があった場合は、従業員データ25と加入者データ32との間で不一致事項が表示される。
以上説明した本実施の形態においては、団体側の団体端末2と、保険会社側の保険会社サーバ3及び保険会社ホストシステム5との間で情報の連携が実現される。
団体担当者は、異動帳票の起票・送付に係る事務負担を軽減でき、大量の異動が生じた場合であっても一括して処理をすることができ、スムーズに異動内容を反映させることができる。また、従来生じていた記入漏れ、記入ミス、異動手続の漏れを防止することができる。
本実施の形態においては、団体担当者は、異動反映後など任意のタイミングで異動精算金を算出し、必要入金額を照会できる。
本実施の形態においては、保険会社の加入者データ32と、団体の従業員データ25とをマッチングすることにより、加入者データ32と従業者データ25との間で相違する部分を効率的に把握することができ、異動対象者を抽出することができる。
本実施の形態においては、個人単位で、保険料の入金及び未入金を管理することができ、当月保険料を給与控除できなかった場合に、その未入金者を登録し、翌月の控除に繰り越すなどの管理を効率的に行うことができる。
本実施の形態においては、遡及異動によって発生した過不足金(精算金)を個人単位で管理・照会することができる。団体担当者は、加入者の異動状況、精算金発生状況をスムーズに確認することができ、加入者からの問合せ対応負荷を軽減できる。個人単位での異動精算金の把握により、団体における収納事務を軽減させることができる。
本実施の形態においては、過不足金が発生したが、団体担当者がその原因を把握できない場合、過不足金原因調査を行うことで、原因調査にかかる負荷を軽減させることができる。
本実施の形態においては、団体担当者の作業負荷を軽減させることができるため、本実施の形態に係る団体保険管理システム1を運営する保険会社は、団体保険の契約成立を促進させることができる。
なお、上記各実施の形態において、各種の構成要素は自由に組み合わせ又は分離することができる。例えば、保険会社側記憶装置31a〜31jは、自由に組み合わせることができ、また分割することもできる。保険会社サーバ3と保険会社ホストシステム5とは、一体に組み合わせてもよい。
(第2の実施の形態)
団体保険契約では、保険会社の顧客となる団体(契約者)の下に、関連会社の結合、販売会社の事業所など(以下、結合・事業所という)が紐付けされている場合がある。
本実施の形態においては、このように団体の下に結合・事業所が紐付けられている場合の異動データの送信について説明する。
図10は、本実施の形態に係る団体保険管理システムの第1の例を示すブロック図である。なお、この図10の団体保険管理システム43では、結合・事業所44a〜44nの異動データ45a〜45nの送信形態の説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
この図10において、複数の結合・事業所44a〜44nの異動通知データ45a〜45nは、それぞれ紙媒体、電子メール、あるいは、記録媒体に記録されて団体に届けられる。団体の団体端末2は、紙媒体の異動通知データを電子化したデータ、電子メールの異動通知データ、あるいは、記録媒体の異動通知データに基づいて各結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nを生成し、異動データ47a〜47を異動データ記憶装置22に記憶し、この異動データ47a〜47nを、ネットワーク4、保険会社サーバ5経由で、保険会社ホストシステム5に送信する。
保険会社から団体へのデータ提供は、例えば保険会社ホストシステム5から保険会社サーバ3、ネットワーク4経由でデータが団体端末2に送信されるなどのように、電子データによりネットワーク4経由で実行されてもよく、保険会社から団体に記録媒体などを受け渡す形式で実施されてもよい。
図11は、本実施の形態に係る団体保険管理システムの第2の例を示すブロック図である。なお、この図11の団体保険管理システム46では、結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nの送信形態の説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
各結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nでは異動データ47a〜47nが生成され、異動データ記憶装置49a〜49nに記憶される。各結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nは、異動データ記憶装置49a〜49nに記憶されている異動データ47a〜47nを、ネットワーク4経由で、団体端末2に送信する。
また、各結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nは、ネットワーク4、保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に、団体端末2へ異動データ47a〜47nを送信済みである旨を示す「団体送信済み」ステータスを送信する。この時点では、保険会社ホストシステム5は、受信した「団体送信済み」ステータスの管理をするのみで、異動データ47a〜47nに関する処理は実行しない。
団体端末2は、各結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nから受信した結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nを異動データ記憶装置13などに記憶し、表示する。団体担当者は、この表示された結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nの一覧画面を確認し、また、必要に応じて結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nの内容を確認し、適切であれば、結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nを、ネットワーク4、保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に送信する。
結合・事業所44a〜44nの異動データ47a〜47nの内容が不適切の場合には、団体端末2は、データの取り消し、データを結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nへ差し戻すなどの処理を実行する。
なお、団体端末2は、この団体の異動データ23を作成し送信する場合は、上記第1の実施の形態と同様に、ネットワーク4、保険会社サーバ3経由で、保険会社ホストシステム5に送信する。
団体端末2及び結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nは、異動データ23,47a〜47nが未送信状態か送信済み状態かを示すデータを異動データ記憶装置22,49a〜49nに記憶している。そして、団体端末2及び結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nは、一定の期間未送信の異動データ23,47a〜47nを記憶している場合、端末の画面に警告を出力する。
保険会社ホストシステム5は、団体内で保険料を給与控除する元データとなる各被保険者ごとの保険料引去りデータ、団体で加入状況を把握するための男女別・年齢別・保険金ランク別集計データ等を団体任意のタイミングで生成し、例えばCSV形式のデータで出力、あるいは、保険会社サーバ3、ネットワーク4経由で団体端末2、結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nへ送信する。
保険会社ホストシステム5では、データレイアウトについて、団体毎の特殊要素を管理すると煩雑になるため、各種のデータをそれぞれのデータ毎の所定のフォーマットで生成するとしてもよい。これらのデータは、保険会社ホストシステム5から、団体端末2又は結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nに与えられた後、この団体端末2又は結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48nにおいて加工されるとしてもよい。
団体保険管理システム46で保険料等を計算する基準日は、団体端末2、結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48n、保険会社ホストシステム5などで表示される画面を用いて設定可能とする。
個人単位のデータについて、保険料項目の家族内合算要否等については、団体端末2、結合・事業所44a〜44nの端末48a〜48n、保険会社ホストシステム5などで表示される画面を用いて指定可能とする。
1,43,46…団体保険管理システム、2…団体端末、3…保険会社サーバ、4…ネットワーク、5…保険会社ホストシステム、6…記録媒体、7…事務簡素化プログラム、8…補助ツール、9…チェック部、10…一時記憶処理部、11…異動管理部、12…加入者管理部、13…異動精算金算出部、14…過不足金調査部、15…従業員データ受信部、16…データ照合部、17…照合結果データ送信部、18…入金・未入金データ受信部、19…入金・未入金データ検索部、20…異動データ生成部、21…インタフェース部、22,49a〜49n…異動データ記憶装置、23,47a〜47n…異動データ、24…従業員データ記憶装置、25…従業員データ、26…表計算ソフト、27…通信制御部、28…画面生成部、29…サーバ記憶装置、30…画面基本データ、31a〜31j…保険会社側記憶装置、32…加入者データ、33…収納ヒストリーデータ、34…団体基本データ、35…個人契約基本データ、36…過不足金調査データ、37…照合結果データ、38…入金・未入金データ、44a〜44n結合・事業所、45a〜45n…異動通知データ、48a〜48n…結合・事業所の端末。

Claims (9)

  1. 団体保険について、団体の識別情報、被保険者の識別情報、被保険者の所属の識別情報を含む加入者データを記憶する第1の保険会社側記憶装置と、
    団体の識別情報と、月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料とを含む収納ヒストリーデータを記憶する第2の保険会社側記憶装置と、
    被保険者の識別番号と月当たりの保険料とを含む個人契約基本データを記憶する第3の保険会社側記憶装置と、
    団体保険の団体担当者の操作する団体端末から、ネットワーク経由で、異動事由、異動事由の発生時間情報、異動事由の生じた被保険者の識別情報、異動事由に基づく変更後の情報を含む異動データを受信し、この受信された異動データを第4の保険会社側記憶装置に記憶する異動管理手段と、
    前記第4の保険会社側記憶装置に記憶された前記異動データに基づいて、前記第1の保険会社側記憶装置に記憶されている前記加入者データを更新する加入者管理手段と、
    前記加入者データと前記異動データと前記収納ヒストリーデータと前記個人契約基本データとに基づいて、前記第2の保険会社側記憶装置に記憶されている収納ヒストリーデータについて、前記異動事由の発生時間情報以降の月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料を更新し、更新前後の月単位の集計額の差額である精算金額を求める異動精算金算出手段と
    を具備する団体保険管理装置。
  2. 請求項1記載の団体保険管理装置において、
    保険料の支払の過不足の発生に関する質問情報とその質問情報に対する回答に対応する対処情報とを関連付けた過不足金調査データを記憶する第5の保険会社側記憶装置と、
    前記団体端末から、前記ネットワーク経由で、前記回答を受信し、この受信された前記回答に対応する前記対処情報を、前記第5の保険会社側記憶装置から読み出し、この読み出された前記対処情報を、前記ネットワーク経由で、前記団体端末に送信する過不足金調査手段と
    をさらに具備する団体保険管理装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の団体保険管理装置において、
    前記団体端末において管理されており被保険者の識別情報、当該被保険者の所属の識別情報を含む従業員データを、前記ネットワーク経由で受信し、第6の保険会社側記憶装置に記憶する従業員データ受信手段と、
    前記第6の保険会社側記憶装置に記憶されている前記従業員データと、前記第1の保険会社側記憶装置に記憶されている前記加入者データとの間で共通するデータの照合処理を実行し、照合結果を示す照合結果データを第7の保険会社側記憶装置に記憶するデータ照合手段と、
    前記第7の保険会社側記憶装置に記憶されている前記照合結果データを、前記ネットワーク経由で、前記団体端末に送信する照合結果データ送信手段と
    をさらに具備する団体保険管理装置。
  4. 請求項3記載の団体保険管理装置において、
    前記従業員データを保険会社で採用する所定のデータ形式に変換する従業員データ変換手段をさらに具備し、
    前記従業員データ受信手段は、前記変換手段によって変換された従業員データを、前記第6の保険会社側記憶装置に記憶する
    ことを特徴とする団体保険管理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の団体保険管理装置において、
    前記団体端末から、前記ネットワーク経由で、前記団体担当者によって作成された保険料の入金・未入金に関するデータであり団体の識別情報、被保険者の識別情報、入金・未入金の事由を示す情報、当該事由の対象年月日、当該事由に関する金額を含む入金・未入金データを受信し、この受信された入金・未入金データを第8の保険会社側記憶装置に記憶する入金・未入金データ受信手段と、
    前記団体端末から、前記ネットワーク経由で、前記入金・未入金データの検索に用いる検索キー情報を受信すると、当該検索キー情報に基づいて、前記第8の保険会社側記憶装置に記憶されている前記入金・未入金データに対する検索を行い、検索された入金・未入金データを、前記ネットワーク経由で、前記団体端末に送信する入金・未入金データ検索手段と
    をさらに具備する団体保険管理装置。
  6. 請求項1乃至請求項5記載のいずれか1項に記載の団体保険管理装置において、
    前記異動データを保険会社で採用する所定のデータ形式に変換する異動データ変換手段をさらに具備し、
    前記異動管理手段は、前記異動データ変換手段によって変換された異動データを、前記第4の保険会社側記憶装置に記憶し、
    前記加入者管理手段は、前記第4の保険会社側記憶装置に記憶されており前記異動データ変換手段によって変換された異動データに基づいて、前記第1の保険会社側記憶装置に記憶されている前記加入者データを更新する
    ことを特徴とする団体保険管理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6記載のいずれか1項に記載の団体保険管理装置において、
    前記異動データが正当か否かチェックするチェック手段をさらに具備することを特徴とする団体保険管理装置。
  8. 請求項1記載の団体保険管理装置において、
    異動精算金算出手段は、算出された精算金額を、個人単位又は異動処理単位も参照可能な状態で記憶することを特徴とする団体保険管理装置。
  9. コンピュータを、
    団体保険について、団体の識別情報、被保険者の識別情報、当該被保険者の所属の識別情報、月当たりの保険料を含む加入者データを、第1の保険会社側記憶装置に記憶する手段、
    団体の識別情報と、月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料とを含む収納ヒストリーデータを、第2の保険会社側記憶装置に記憶する手段、
    被保険者の識別番号と月当たりの保険料とを含む個人契約基本データを、第3の保険会社側記憶装置に記憶する手段、
    団体保険の団体担当者の操作する団体端末から、ネットワーク経由で、異動事由、異動事由の発生時間情報、異動事由の生じた被保険者の識別情報、異動事由に基づく変更後の情報を含む異動データを受信し、この受信された異動データを第4の保険会社側記憶装置に記憶する異動管理手段、
    前記第4の保険会社側記憶装置に記憶された前記異動データに基づいて、前記第1の保険会社側記憶装置に記憶されている前記加入者データを更新する加入者管理手段、
    前記加入者データと前記異動データと前記収納ヒストリーデータと前記個人契約基本データとに基づいて、前記第2の保険会社側記憶装置に記憶されている前記収納ヒストリーデータについて、前記異動事由の発生時間情報以降の月単位で当該団体に所属する被保険者の保険料を集計した集計額である団体正当保険料を更新し、更新前後の月単位の集計額の差額である精算金額を求める異動精算金算出手段
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020201550A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 東京海上日動火災保険株式会社 保険契約管理システム、保険契約管理方法、及びプログラム
CN112288585A (zh) * 2020-11-20 2021-01-29 中国人寿保险股份有限公司 保险业务精算数据处理方法、装置及电子设备

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