JP2009258513A - 粉体搬送装置及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送装置及びこれを搭載した画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像部に向けて安定した粉体の搬送量を確保する粉体搬送装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】粉体を現像部(18)に搬送する粉体搬送装置(19)であって、粉体を貯める貯留部(42)、及び貯留部の容積よりも小さな容積を有し、隔壁(80)を介して貯留部に並設されており、その内部に貯留部からの粉体を現像部に向けて搬送するスクリュー(74)を有した溜め部(62)をそれぞれ備えるハウジング(40)と、貯留部を覆う第1蓋(84)、及び第1蓋に並設されており、溜め部を覆う第2蓋(90)をそれぞれ備える蓋部材(82)とを具備し、第2蓋は、スクリューの外径形状に倣って形成され、溜め部の内部に向けて凸形状をなす空間埋め部(94)を有している。
【選択図】図7

Description

本発明は、粉体を現像部に搬送する粉体搬送装置及びこれを搭載した画像形成装置に関するものである。
この種の粉体搬送装置は、粉体、例えばトナーを現像部に供給しており、この現像部は、静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナー画像を現像し、このトナー画像が用紙に転写及び定着される(例えば、特許文献1参照)。
詳しくは、この粉体搬送装置はハウジングや、このハウジングを覆う蓋部材を備え、このハウジングは、トナーを貯める貯留部と、貯留部からのトナーを現像部に向けて搬送する溜め部とを備えている。これら貯留部と溜め部との間には隔壁が形成され、また、この溜め部の内部にはスクリューが配置されている。
特開2004−133226号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、後者の溜め部のトナーが現像部に向けて安定して搬送されないとの懸念がある。
なぜならば、この技術の蓋部材とスクリューとの間には大きな空間が形成されており、スクリューで撒き上げられるトナーは、現像部に向かうのみならず、蓋部材にも向かい易くなり、これではトナーが蓋部材に付着したり、溜め部と蓋部材との隙間から外部に漏れ得るからである。
このように、上記従来の技術では、現像部に向かうトナーの搬送効率を向上させる点では依然として課題が残されている。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、現像部に向けて安定したトナーの搬送量を確保する粉体搬送装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、粉体を現像部に向けて搬送する粉体搬送装置であって、粉体を貯める貯留部、及び貯留部の容積よりも小さな容積を有し、隔壁を介して貯留部に並設されており、その内部に貯留部からの粉体を現像部に向けて搬送するスクリューを有した溜め部をそれぞれ備えるハウジングと、貯留部を覆う第1蓋、及び第1蓋に並設されており、溜め部を覆う第2蓋をそれぞれ備える蓋部材とを具備し、第2蓋は、スクリューの外径形状に倣って形成され、溜め部の内部に向けて凸形状をなす空間埋め部を有している。
第1の発明によれば、粉体搬送装置は、粉体を現像部に向けて搬送しており、ハウジングや蓋部材を備えている。このハウジングは、貯留部と、溜め部とから構成され、この貯留部は粉体を貯めるのに対し、溜め部は、その内部にスクリューを有し、貯留部からの粉体を現像部に向けて搬送する。また、この溜め部は、貯留部の容積よりも小さな容積で構成され、隔壁を介して貯留部に並設されている。
一方、蓋部材は、第1蓋と、第2蓋とから構成され、この第1蓋は貯留部を覆い、第2蓋は溜め部を覆う。そして、この第2蓋は溜め部の内部に向けて凸形状をなす空間埋め部を有しており、この空間埋め部はスクリューの外径形状に倣って形成されている。よって、スクリューで撒き上げられる粉体は、空間埋め部に遮られて溜め部の開口周縁に向かい難くなる。これにより、溜め部と第2蓋との隙間から外部への粉体の漏れを防止し、現像部に向けて安定した粉体の搬送量を確保できる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、空間埋め部は、スクリューの回転軸線と溜め部の開口周縁との間のみにて第2蓋に形成されており、第2蓋は、空間埋め部に隣設されるとともに、スクリューの回転軸線と隔壁との間にて、溜め部の内部に向けて凹形状をなす空間形成部を有していることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、空間埋め部が、スクリューの回転軸線と溜め部の開口周縁との間だけに形成されているので、溜め部と第2蓋との隙間から外部への粉体の漏れを確実に防止できるし、空間埋め部によって溜め部の容積が狭められたとしても、この溜め部で搬送される粉体に作用する負荷は少なくて済む。
そして、第2蓋は、溜め部の内部に向けて凹形状をなす空間形成部を有しており、この空間形成部は、スクリューの回転軸線と隔壁との間に形成され、上述の空間埋め部に隣設されている。よって、この溜め部で搬送される粉体に作用する負荷がより少なくて済み、粉体の凝集を防止できる。
しかも、スクリューで撒き上げられる粉体が空間埋め部に遮られ、溜め部の開口周縁から離間する方向に移動しても、この粉体は空間形成部に接して溜め部の内部に留まる。これにより、現像部に向けてより一層安定した粉体の搬送量を確保できる。
第3の発明は、第1や第2の粉体搬送装置を搭載した画像形成装置であることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、粉体が現像部に安定して供給されるので、良好な画像が得られる結果、画像形成装置の信頼性向上に寄与する。
本発明によれば、粉体が溜め部と蓋部材との隙間から外部に漏れ難くなり、現像部に向けて安定した粉体の搬送量を確保する粉体搬送装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、画像形成装置の一例である複合機1の構造が概略的に示されている。この複合機1の装置本体2の下部には給紙部4が配置されている。この給紙部4には、本体2の高さ方向に沿って2段のカセット6が備えられており、本実施例の各カセット6はいずれも本体2に対して前面側(図1でみて手前側)に向けて引き出し可能に構成されている。また、各カセット6には画像形成前の用紙が積層状態で収容され、この用紙は給紙部4から1枚ずつ分離され、右方向に向けて送出される。
給紙部4の右方には用紙搬送部8が配置され、給紙部4から送出された用紙は本体2の右側面に沿って上方に向けて搬送される。次いで、この用紙は、本体2の内部で左側面へ向けて反転され、そのまま左側面に向けて搬送される。
一方、カセット6の上方には手差し給紙部5が備えられている。この給紙部5には、カセット6に入っていないサイズの用紙や、厚紙、或いはOHPシートの如く1枚ずつ送り込まれる種々の記録材が載置されている。そして、給紙部5からの記録材は用紙搬送部8に合流し、左側面に向けて搬送される。
装置本体2の内部には、搬送部8からの用紙搬送方向でみて下流側にレジストローラ10、画像形成部14、及び転写部26が順番に配置されている。この画像形成部14の上方には光学部、例えばLSU(レーザスキャニングユニット)12が備えられており、この光学部12からは画像形成部14の感光体ドラム16に向けてレーザ光が照射される。
また、用紙搬送方向でみて転写部26の下流側には定着部28及び排出・分岐部30が順番に配置され、片面印刷の場合には、定着部28から排出された用紙は排出・分岐部30を経て用紙受けトレイ32に排出される。
一方、この排出・分岐部30と給紙部4との間には両面印刷用ユニット34が配置されており、このユニット34では定着部28から排出された用紙を用紙搬送部8に向けて搬送し、この用紙は画像形成部14に再び送られる。
ここで、本実施例の画像形成部14は、4つの画像形成ユニットで構成されている。これら各ユニットは、図1でみて右側から左側に向けて順に配列され、異なる4色(ブラック、シアン、マゼンタ及びイエロー)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程を通じてブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの画像を順次形成している。
具体的には、画像形成部14の各ユニットには、各対応色の可視像(トナー画像)を担持するドラム16がそれぞれ設けられている。各ドラム16は本体2に対して回転自在に設置され、図示しない駆動モータによって同図の反時計回りに駆動する。
また、各ドラム16の周囲の適宜位置には、それぞれ対応する帯電器17、現像部18、クリーニング部21や、中間転写ローラ22が設けられている。
この帯電器17では、対応するドラム16の表面を一様に帯電させる。また、現像部18では、それぞれブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色のトナーが各色のトナーコンテナ20からホッパー(粉体搬送装置)19を経由して供給され、このトナーを用いてドラム16の表面に静電的に付着させる。これにより、ドラム16の表面には、光学部12による静電潜像に応じたトナー画像が現像される。そして、これらドラム16上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト24上に順次転写され、1ページ分のトナー画像として合成される。
詳しくは、上記ベルト24は、誘電体樹脂製のシート材の両端部分を重ね合わせて接合したエンドレス形状のベルトや、継ぎ目を有しないシームレスのベルトが用いられており、図示しない駆動モータによって同図の時計回りに走行する。このベルト24は、各ドラム16と各中間転写ローラ22との間を走行しており、これにより、ドラム16上にそれぞれ形成されたトナー画像はベルト24上に1次転写される。なお、各クリーニング部21では、ドラム16上に残留したトナーが除去される。
上述した転写部26のローラとベルト24との間を用紙が通過すると、ベルト24上に転写されたトナー画像は用紙に2次転写され、この用紙は定着部28に向けて搬送される。
ところで、上述のホッパー19は、トナーコンテナ20の下側に位置するともに、図2に示されるように、現像部18の前面側(図1でみて手前側)に位置しており、これらコンテナ20と現像部18とを接続している。
具体的には、本実施例のホッパー19は、図3にも示される如く、縦長のホッパー容器(ハウジング)40と、この容器40を上方から覆う蓋部材82とを備えている。容器40は縦長の底壁48を有し、この底壁48の両側部分には側壁50,70が、また、底壁48の長手方向両端部分には端壁46,47がそれぞれ上方に向けて形成されている。
この容器40の内部には隔壁80が設置されている(図4)。この隔壁80は側壁50,70に沿って設けられており、容器40内は隔壁80によって2つの空間に区画されている。詳しくは、側壁50と隔壁80との間にトナー貯留部(貯留部)42が、隔壁80と側壁70との間にトナー溜め部(溜め部)62がそれぞれ形成されている。
前者のトナー貯留部42には、コンテナ20からのトナーを貯められており、このトナーはパドル54を介してトナー溜め部62に搬送される。より詳しくは、このパドル54は、容器40の長手方向に延び、端壁46,47に回転自在に支持された軸部56と、この軸部56の周囲に固設された可撓性の板部58とを有している。
軸部56の先端は、装置本体2に設置された図示しない駆動モータに連結されており、板部58は、軸部56の回転に伴って側壁50の内側、底壁48の内側、隔壁80に順次当接し、トナー貯留部42内のトナーを軸部56の回転軸線に直交する方向に向けて移動させ、トナー溜め部62に搬送する。
このトナー溜め部62はトナー貯留部42に並設され、この貯留部42の容積よりも小さな容積で形成されており、当該溜め部62の中心軸線は、上記貯留部42の中心軸線よりも上方に位置している。
また、この溜め部62の内部には、貯留部42からのトナーを現像部18に向けて搬送するスクリュー74が配設されている。このスクリュー74もまた、容器40の長手方向に延び、端壁46,47に回転自在に支持された軸部76を有しており、この軸部76の先端も上記駆動モータに連結される。
この軸部76の周壁には螺旋状の羽根部78が形成されている。この羽根部78は、軸部76の回転に伴って溜め部62内のトナーを軸部76の回転軸線方向に向けて移動させ、排出口73に搬送する。
一方、上述の蓋部材82は、トナー貯留部42を覆う大型蓋(第1蓋)84と、トナー溜め部62を覆う小型蓋(第2蓋)90とからなり、大型蓋84の端面86は貯留部42の開口周縁52に、小型蓋90の端面92は溜め部62の開口周縁72にそれぞれ当接し、これら大型蓋84及び小型蓋90は一体的に構成されている(図5)。
大型蓋84の適宜位置には、矩形状の投入口88が大型蓋84の表面と裏面とを貫通して形成され、この投入口88を介してコンテナ20からのトナーが貯留部42に適宜投入される。
これに対し、本実施例の小型蓋90の裏面には、図6に示されるように、空間埋め部94及び空間形成部96が形成されている。
具体的には、前者の空間埋め部94は、トナー溜め部62の内部から見て凸形状をなし、上述したスクリュー74、つまり、その羽根部78の外径形状に倣って形成されている。
より詳しくは、本実施例の空間埋め部94は、軸部76の回転軸線に沿って形成されるとともに、この回転軸線と溜め部62の開口周縁72との間にのみ形成されており、この軸部76の回転軸線に略直交する断面を排出口73側から見ると(図7)、小型蓋90のうち、溜め部62の半分より外側(左側)上方部分が、羽根部78の外径に沿って凸形状をなしている。
これに対し、後者の空間形成部96は、トナー溜め部62の内部から見て凹形状をなし、空間埋め部94に隣設されている。
より具体的には、本実施例の空間形成部96は、軸部76の回転軸線に沿って形成されるとともに、この回転軸線と隔壁80との間に形成されており、上記空間埋め部94の場合と同様に排出口73側から見ると(図7)、小型蓋90のうち、溜め部62の半分より内側(右側)上方部分が窪んでいる。
なお、この小型蓋90の裏面で隔壁80に対峙した部分については、この隔壁80に向けて再び突出させ、トナー溜め部62の内部から見て凸形状をなしていても良い。
そして、現像部18内におけるトナー量の減少が検出されると、上記駆動モータを介してパドル54が図7の時計回りに回転し、その板部58周辺のトナーが、隔壁80を乗り越えて貯留部42から溜め部62に移動する。次いで、スクリュー74も同図の時計回りに回転すると、溜め部62のトナーが羽根部78によって排出口73に向けて移動し、現像部18に供給される。そして、この現像部18を介してトナー画像がドラム16に形成される。
再び図1に戻り、このホッパー19を搭載した複合機1では、カセット6からの用紙や手差し給紙部5からの記録材はレジストローラ10に到達する。このローラ10は、用紙の斜め送りを矯正しつつ、画像形成部14で形成されるトナー画像とのタイミングを計りながら、用紙を転写部26へと送出する。
また、図示しないコントローラからの画像データに基づき、複合機1では光学部12によるレーザ光の照射が制御される。これにより、画像形成部14において各ドラム16上に原稿画像の静電潜像が作られ、続いてこの潜像からドラム16上にトナー画像が形成され、中間転写ベルト24を介して転写部26で用紙に転写される。
その後、用紙は未定着トナー画像を担持した状態で定着部28に向けて送られ、この定着部28にて熱ローラによりトナー画像が定着される。次いで、定着部28から排出された用紙は排出・分岐部30を通ってトレイ32に排出される。
この片面印刷に対し、両面印刷を行う場合には、定着部28から排出された用紙はトレイ32に排出される直前にてユニット34側に引き戻され、この用紙は用紙搬送部8に合流し、再び転写部26に向けて送られる。そして、この場合には、用紙の未だ印刷がされていない方の面にトナー画像が転写される。
以上のように、本実施例によれば、ホッパー19は、トナーコンテナ20と現像部18とを接続しており、ホッパー容器40や蓋部材82を備えている。この容器40は、トナー貯留部42と、トナー溜め部62とから構成され、この貯留部42はコンテナ20からのトナーを貯めるのに対し、当該溜め部62は、その内部にスクリュー74を有し、貯留部42からのトナーを現像部18に向けて搬送する。また、この溜め部62は、貯留部42の容積よりも小さな容積で構成され、隔壁80を介して貯留部42に並設されている。
一方、蓋部材82は、大型蓋84と、小型蓋90とから構成され、この大型蓋84は貯留部42を覆い、小型蓋90は溜め部62を覆う。そして、この小型蓋90は溜め部62の内部に向けて凸形状をなす空間埋め部94を有しており、この空間埋め部94はスクリュー74の外径形状に倣って形成されている。
よって、スクリュー74で撒き上げられるトナーは、空間埋め部94に遮られて溜め部62の開口周縁72に向かい難くなる。つまり、貯留部42に向かう。これにより、溜め部62と小型蓋90との隙間から外部へのトナーの漏れを防止し、現像部18に向かうトナーの搬送効率が向上する。
また、この空間埋め部94が、スクリュー74の回転軸線と溜め部62の開口周縁72との間だけに形成されているので、溜め部62と小型蓋90との隙間から外部へのトナーの漏れを確実に防止できるし、当該空間埋め部94によって溜め部62の容積が狭められたとしても、この溜め部62で搬送されるトナーに作用する負荷は少なくて済む。
そして、小型蓋90は、トナー溜め部62の内部に向けて凹形状をなす空間形成部96を有しており、この空間形成部96は、スクリュー74の回転軸線と隔壁80との間に形成され、上述の空間埋め部94に隣設されている。よって、この溜め部62で搬送されるトナーに作用する負荷がより少なくて済み、トナーの凝集を防止し、トナー劣化を抑制できる。
しかも、スクリュー74で撒き上げられるトナーが空間埋め部94に遮られ、溜め部62の開口周縁72から離間する方向、換言すれば、貯留部42に向かっても、溜め部62内の圧力が空間形成部96で逃がされているので、このトナーは空間形成部96に接して溜め部62の内部に留まり、スクリュー74に落ちて貯留部42には向かわない。これにより、現像部18に向かうトナーの搬送効率がさらに向上する。
さらに、トナーが現像部18に安定して供給されるので、良好な画像が得られる結果、複合機1の信頼性向上に寄与する。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、本発明の粉体搬送装置は、上述したトナーコンテナと現像部とを接続するホッパーの他、トナーコンテナ内に設置され、現像部に向けてトナーを搬送する装置であっても良い。
さらに、本発明の画像担持体は4つの感光体ドラムに限定されるものではなく、また、上記実施例では画像形成装置として複合機に具現化した例を示しているが、本発明の画像形成装置は複写機、プリンタ、ファクシミリやスキャナ等自体にも当然に適用可能である。
本実施例の画像形成装置の概略構成図である。 図1の現像部及びホッパーの外観斜視図である。 図2のホッパーの外観斜視図である。 図3のホッパーから蓋部材を外した外観斜視図である。 図3のホッパーにおける蓋部材(表側)の外観斜視図である。 図5の蓋部材(裏側)の外観斜視図である。 図3のホッパーにおけるVII−VII線の矢視断面図である。
符号の説明
1 複合機(画像形成装置)
18 現像部
19 ホッパー(粉体搬送装置)
40 ホッパー容器(ハウジング)
42 トナー貯留部(貯留部)
62 トナー溜め部(溜め部)
74 スクリュー
80 隔壁
82 蓋部材
84 大型蓋(第1蓋)
90 小型蓋(第2蓋)
94 空間埋め部
96 空間形成部

Claims (3)

  1. 粉体を現像部に向けて搬送する粉体搬送装置であって、
    前記粉体を貯める貯留部、及び該貯留部の容積よりも小さな容積を有し、隔壁を介して該貯留部に並設されており、その内部に該貯留部からの粉体を前記現像部に向けて搬送するスクリューを有した溜め部をそれぞれ備えるハウジングと、
    前記貯留部を覆う第1蓋、及び該第1蓋に並設されており、前記溜め部を覆う第2蓋をそれぞれ備える蓋部材とを具備し、
    前記第2蓋は、前記スクリューの外径形状に倣って形成され、前記溜め部の内部に向けて凸形状をなす空間埋め部を有していることを特徴とする粉体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の粉体搬送装置であって、
    前記空間埋め部は、前記スクリューの回転軸線と前記溜め部の開口周縁との間のみにて前記第2蓋に形成されており、
    該第2蓋は、該空間埋め部に隣設されるとともに、前記スクリューの回転軸線と前記隔壁との間にて、前記溜め部の内部に向けて凹形状をなす空間形成部を有していることを特徴とする粉体搬送装置。
  3. 請求項1又は2に記載の粉体搬送装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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