JP2019101387A - トナー容器及び画像形成装置 - Google Patents

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裕章 北川
Hiroaki Kitagawa
裕章 北川
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Abstract

【課題】トナー収容部のトナーが少なくなった際に、トナーを高精度に一定量確保できて、商品性を向上できるトナー容器及び画像形成装置を提供する。【解決手段】トナー収容部39と、前記トナー収容部39のトナーを送出するトナー送出口44と、前記トナー収容部39がほぼ空状態になってから前記トナー送出口44から送出するトナーを一定量収容保管するトナー補助収容部50とを備えている。容器本体40の底部に前記トナー送出口44が形成され、トナーを搬送する搬送装置45が設けられ、トナー補助収容部50は、トナー収容ケース51とシャッター52と操作部53を備え、シャッター52が開かれると、トナー収容ケース51内のトナーが搬送装置45側に降下し、搬送装置45に搬送されてトナー送出口44から送出される。【選択図】図4

Description

本発明はトナー容器及び画像形成装置に関する。
プリンター等の画像形成装置にはトナー容器が装着される。そして、トナー容器から画像形成装置の現像部にトナーが供給され、像担持体にトナー像が形成される。さらに、像担持体のトナー像が転写部で用紙に転写され、定着部で用紙に定着される。
画像形成装置がこれらの一連の処理を繰り返すうちに、トナー容器のトナーが減少する。このトナー容器のトナー残量が、予め設定された値になると、そのことをセンサーが検出し、報知部がアラームを発してユーザーに報知する。報知されたユーザーは新たなトナーを発注することになる。
従来、特許文献1に開示されているように、トナー容器に前記センサーが設けられ、トナー容器内のトナー残量が前記センサーにより直接検出されていた(特許文献1の明細書の段落(0056),図面の図4参照)。
しかしながら、トナーは粉体であり、トナーを収容したトナー容器は、搬送時等に傾斜したり振動したりすることから、トナー容器内のトナーの分布に偏りが生じやすい。その結果、前記センサーがトナー容器内のトナー残量を直接検出する上記特許文献1の構造では、トナー残量の検出精度が低くなっていた。
そこで、現像ユニットにセンサーを設け、現像ユニットで消費されたトナー量を前記センサーにより検出して、トナー容器のトナー残量を間接的に求める第1の技術が開発されていた。また、トナー容器のトナーをトナー送出口に向けて搬送する搬送スクリューの回転数を検出し、その検出結果からトナーの送出量(供給量)を計算して、トナー容器のトナー残量を間接的に求める第2の技術も開発されていた。
特開2012−88664号公報
しかしながら、トナー容器から送出されるトナーの量は、トナー容器内でのトナーの保管状態や、搬送スクリュー等の駆動方法、画像形成装置内の環境等の影響で一定していない。
そのために、第1の技術や第2の技術では、センサーが検出するトナー残量にばらつきが生じ、トナー残量が求められた後、トナーが無くなるまでの間に用紙に形成されるトナー像の量(印字量等)が、予測量より少なすぎたり多すぎたりするという問題があった。また、近年、トナー容器の自動発注システムが採用されるようになっており、上記のように、センサーが検出するトナー残量にばらつきがあると、トナー容器の自動発注精度が低下するという問題もあった。これらの問題は、トナー容器や画像形成装置の商品性の低下を招来する。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、トナー収容部のトナーが少なくなった際に、トナーを高精度に一定量確保できて、商品性を向上できるトナー容器及び画像形成装置を提供する点にある。
本発明の一局面に係るトナー容器は、トナー収容部と、前記トナー収容部のトナーを送出するトナー送出口と、前記トナー収容部のトナーとは別個に一定量のトナーを収容保管するトナー補助収容部とを備えている。前記トナー補助収容部のトナーは、前記トナー収容部がほぼ空状態になってから前記トナー送出口から送出される。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記のトナー容器が装着され、前記トナーが供給される現像ユニットを備えている。
本発明によれば、トナー収容部のトナーが少なくなった際に、トナーを高精度に一定量確保できて、商品性を向上できるトナー容器及び画像形成装置を提供することができる。
図1は、画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、トナーコンテナ(トナー容器)の正面図である。 図3は、トナーコンテナ(トナー容器)の上面図である。 図4は、トナーコンテナ(トナー容器)の縦断正面図である。 図5は、図4のA−A断面図である。 図6は、トナーコンテナ(トナー容器)の蓋部を斜め下方から見た斜視図である。 図7は、トナーコンテナ(トナー容器)の蓋部を斜め上方から見た斜視図である。 図8は、コイルスプリング(付勢部材)と載置部材の組み付け状態を示す斜視図である。 図9は、載置部材を斜め下方から見た斜視図である。 図10は、載置部材を斜め上方から見た斜視図である。 図11は、トナー収容ケースの断面斜視図である。 図12は、シャッター閉じ状態の図5のC−C断面図である。 図13は、シャッター開き状態の図5のC−C断面図である。 図14は、シャッター開き状態の図4のA−A断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、画像形成装置1の全体構成を示す概略図である。画像形成装置1は、例えばタンデム方式のカラープリンターであって、現像ユニットAと、現像ユニットAの上方に配置された中間転写ユニットBと、中間転写ユニットBの上方に配置された複数(4つ)のトナーコンテナC(トナー容器に相当)とを備えている。また、画像形成装置1は、一次転写部6、二次転写部9、定着部11及び光走査装置15をも備えている。現像ユニットAは、光走査装置15の上方に配置された複数(4つ)の画像形成部16を有する。中間転写ユニットBは、無端状の中間転写ベルト7を有し、中間転写ベルト7は、4つ画像形成部16の上方に画像形成部16の配列方向に沿うように配置されている。
画像形成装置1の装置本体2の内部下方には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に印刷前の用紙80を積載して収容している。給紙カセット3の側方には、第1用紙搬送部21が設けられている。第1用紙搬送部21は、給紙カセット3から送り出された用紙80を受け取り、その用紙80を上方の二次転写部9へ搬送する。
給紙カセット3の第1用紙搬送部21と反対側の側方には、手差し給紙部5が設けられている。手差し給紙部5と第1用紙搬送部21との間には、第2用紙搬送部22が設けられている。第2用紙搬送部22は、手差し給紙部5から送り出された用紙80を受け取って第1用紙搬送部21へ搬送する。
光走査装置15は、第2用紙搬送部22の上方に配置され、画像形成装置1が受信した画像データに基づいて、レーザー光を画像形成部16へ照射する。中間転写ベルト7は、駆動ローラー12と従動ローラー13とに巻き掛けられており、図示しない駆動装置によって回転駆動される。従動ローラー13の近傍には、中間転写ベルト7の表面を清掃するための中間転写ベルトクリーニング装置34が配置されている。
中間転写ベルト7は、複数の感光体ドラム25(像担持体に相当)の外周面に当接することによって、その複数の感光体ドラム25の外周面からトナー像が一次転写されるように構成されている。
4つの画像形成部16は、中間転写ベルト7に沿って一列に配置されており、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像をそれぞれ形成する。各画像形成部16は、感光体ドラム25と、感光体ドラム25の周囲に配置された帯電器31、現像部33及びクリーニング装置32とをそれぞれ有している。
帯電器31は感光体ドラム25の表面を帯電させる。帯電器31により帯電された感光体ドラム25には、光走査装置15から照射されたレーザー光によって静電潜像が形成される。現像部33は、静電潜像を現像することによって感光体ドラム25の表面にトナー像を形成する。
一次転写部6は、各画像形成部16の上方にそれぞれ配置されている。一次転写部6は、画像形成部16により感光体ドラム25に形成されたトナー像を中間転写ベルト7の表面に一次転写する一次転写ローラー8を有している。
そして、中間転写ベルト7が回転駆動されると共に、一次転写ローラー8に印加されたトナーの帯電極性とは逆極性の電圧にて所定のタイミングで各感光体ドラム25上のトナー像が中間転写ベルト7に一次転写される。これによって、中間転写ベルト7の表面には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像が互いに重ね合わされたカラートナー像が形成される。また、トナー像が中間転写ベルト7に一次転写された感光体ドラム25の表面は、クリーニング装置32によって清掃される。
二次転写部9は、中間転写ベルト7の側方に配置された二次転写ローラー17を有している。そして、二次転写部9は、二次転写ローラー17に印加されたトナーの帯電極性とは逆極性の電圧にて中間転写ベルト7上のトナー像を、第1用紙搬送部21から送られてきた用紙80に二次転写する。
定着部11は、二次転写部9の上方に設けられている。二次転写部9と定着部11との間には、トナー像が二次転写された用紙80を定着部11へ搬送する第3用紙搬送部23が形成されている。定着部11は、加圧ローラー18と、定着ローラー19と、加熱ローラー20とを備えている。そして、定着部11は、第3用紙搬送部23から搬送された用紙80を加熱及び加圧することによって、その用紙80にトナー像を定着させる。
定着部11の上方には分岐部27が設けられている。定着部11から排出された用紙80は、片面印刷時には、分岐部27から画像形成装置1の上部に形成された用紙排出部28に排出される。一方、両面印刷時には、用紙80は、分岐部27から第4用紙搬送部24を介して再び二次転写部9へ搬送される。
中間転写ユニットBの前面側には、インナーユニットDが中間転写ユニットBの前面を覆うように配置されている。画像形成装置1の装置本体2には、4つのトナーコンテナCが着脱可能に装着されている。これらのトナーコンテナCには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のトナーが収容されている。トナーコンテナCは、トナーを現像ユニットAの現像部33にインナーユニットDを介して供給する。
[トナーコンテナCの構造]
図1に示すように、前記4つのトナーコンテナCのうち1つのトナーコンテナCは他の3つのトナーコンテナCに比べて容量が大きいが、4つのトナーコンテナCはいずれも同一構造である。
図2〜図4に示すように、トナーコンテナCは、画像形成装置1の前後方向(用紙80の幅方向に対応する方向)に長く形成されている。このトナーコンテナCは、上側が開口するコンテナ本体40(容器本体に相当)と、コンテナ本体40の上側の開口を閉じる蓋部41とを備えている。
また、コンテナ本体40は、画像形成装置1の左右方向で対向する一対の側壁42(図2参照)と、一対の側壁42の下端部同士を連結する底壁43(底部に相当)とを備えている。そして、コンテナ本体40の長手方向の一端部を除く部分がトナー収容部39に構成されている(図4参照)。
図4に示すように、前記一対の側壁42の長手方向の一端部同士の間は第1端部壁47により閉じられ、他端部同士の間は第2端部壁48により閉じられている。前記底壁43の長手方向の一端部は、一対の側壁42や蓋部41よりも前記長手方向の外方側に延長されて第1延長部72が形成されている。前記底壁43の長手方向の他端部も、一対の側壁42や蓋部41よりも前記長手方向の外方側に延長されて第2延長部73が形成されている。
図2,図4に示すように、前記底壁43の第1延長部72にトナー送出口44が形成され、トナー送出口44を開閉する開閉機構部77が前記第1延長部72の上部に固定されている。開閉機構部77は、トナー送出口44を開閉操作する第1操作レバー78を備えている。
図4に示すように、トナー収容部39のトナーを、底壁43の他端部側からトナー送出口44に向けて略水平方向に搬送する搬送スクリュー45(搬送装置に相当)がトナー収容部39の下部に設けられている。搬送スクリュー45はスクリュー軸69と螺旋状の羽根57とから成る。そして、底壁43の第2延長部73の上部に、搬送スクリュー45を回転駆動する搬送スクリュー駆動部46が設けられている。図5に示すように、底壁43には、搬送スクリュー45を収容する断面円弧状のスクリュー収容壁部88が下方に突設されている。
図6,図7に示すように、前記蓋部41は、下側が開口した浅い箱状の蓋本体部74と、蓋本体部74の長手方向の一端部の下端から前記長手方向の外方側に延びる平板部75とを備えている。
[撹拌機構61の構造]
図4に示すように、トナー収容部39のトナーを撹拌する撹拌機構61がトナー収容部39に設けられている。撹拌機構61は、回転軸部材62と、これに取り付けられた複数のフィルム片64とにより構成されており、各フィルム片64の側部に凹部65が形成されている。この撹拌機構61において、前記回転軸部材62が軸心周りに駆動回転し、複数のフィルム片64が前記軸心周りに回転軸部材62と一体に回転することで、トナー収容部39のトナーが撹拌される。これにより、トナー収容部39のトナーを搬送スクリュー45で円滑に搬送することができる。
[トナー補助収容部50の構造]
図4,図5に示すように、トナー収容部39のトナーとは別個に一定量のトナーを収容保管するトナー補助収容部50が、蓋部41の平板部75の下方に設けられている。トナー補助収容部50は、トナー収容部39の容量よりも小さい容量を有し、搬送スクリュー45の搬送終端部の上方に、トナー収容部39に対して並列に配置されている。トナー補助収容部50のトナーは、トナー収容部39がほぼ空状態になってからトナー送出口44から送出される。
図4〜図7,図11に示すように、トナー補助収容部50は、底部が開口したトナー収容ケース51と、トナー収容ケース51の底部の開口51Kを開閉するシャッター52と、シャッター52を開閉操作する第2操作レバー53(操作部に相当)とを備えている。第2操作レバー53は人為的に操作される。
[トナー収容ケース51の構造]
トナー収容ケース51は蓋部41の平板部75と一体に成形されている。このトナー収容ケース51は、前記平板部75から下方に延びる角筒状に形成され、上面視において、搬送スクリュー45の軸心方向と直交する方向に互いに対向する一対のケース側壁51S(図6,図11参照)を備えている。前記シャッター52は長方形の板状に形成されている。
図5,図8に示すように、前記トナー収容ケース51は、閉じ状態のシャッター52に載置する載置部材54と、載置部材54を下降付勢するコイルスプリング55(付勢部材に相当)とを内蔵している。蓋部41の平板部75の裏面(下面)には、コイルスプリング55の上端部を係合させる複数の第1係合爪66が突設されている(図11参照)。
[載置部材54の構造]
図5,図8〜図10に示すように、前記載置部材54は、トナー収容ケース51の前記一対のケース側壁51Sの内面に各別に対向する一対の縦壁70(壁部に相当)を備えている。一対の縦壁70のうちのいずれか一方は、シャッター52が開かれて載置部材54がコイルスプリング55の付勢力により下降する際に、トナー収容ケース51のケース側壁51Sに対し摺動して前記ケース側壁51Sに下降案内される。これにより、載置部材54を目標位置に向かって正確に下降させることができる。前記一対の縦壁70は、これらと直交する連結壁76により連結されている。連結壁76は、搬送スクリュー45の軸心方向から見て上側に凸の円弧の板状に形成されている。
前記縦壁70の上端部の幅方向一対の側部には、前記側部から立ち上がる第2係合爪71が形成され、合計4個の第2係合爪71がコイルスプリング55の下端部に係合している。載置部材54は、搬送スクリュー45に跨がる一対の脚部56を備えている。この脚部56は、搬送スクリュー45の軸心方向と直交する方向から見て上下逆のT字状に形成されている。
[シャッター52と第2操作レバー53の連結構造]
図5〜図7に示すように、トナー収容ケース51の側方に位置する段付きの縦軸58が、縦軸58の軸心周りに回転自在にトナー収容ケース51に支持されている。これにより、縦軸58の支持構造を簡素化でき、縦軸58を安定支持することができる。
図6,図7に示すように、縦軸58の下端部に形成された屈曲片58Aの先端部にシャッター52の周部の一部分が連結されている。縦軸58は、前記軸心周りに回転自在に蓋部41の平板部75に取り付けられている。従って、縦軸58を、より安定支持することができる。図4,図6,図7に示すように、平板部75には、縦軸58を挿通させる挿通孔89が形成され、平板部75の裏面には、縦軸58を回転自在に支持するリング状の凸部68(図11参照)が下方に突設されている。そして、縦軸58の上端部に、略水平姿勢の第2操作レバー53の一端部が連結されている。
前記第2操作レバー53が縦軸58の軸心周りに正逆に回転操作されることで、シャッター52が前記軸心周りに正逆に揺動して、トナー収容ケース51の底部の開口51Kを開閉する。シャッター52とその支持構造を上記のように構成してあるから、シャッター52を確実に開閉作動させることができる。トナー収容ケース51の底部には、閉じ状態のシャッター52が嵌合するスリット59(図11参照)が形成されている。スリット59はケース側壁51Sと直交する方向(略水平方向)に沿っており、ケース側壁51Sの外側に向かって開口している。閉じ状態のシャッター52を前記スリット59に嵌合させることで、シャッター52の閉じ状態を安定保持できる。
図5,図12は、シャッター52の閉じ状態を示している。この閉じ状態から、図13,図14に示すように、シャッター52が開かれると、トナー収容ケース51内のトナーが搬送スクリュー45の終端部側に降下し、搬送スクリュー45に搬送されてトナー送出口44から現像部33に供給される。これにより、トナー収容ケース51内のトナーを円滑に現像部33に供給することができる。
また、載置部材54がコイルスプリング55の付勢力により下降し、一対の脚部56の下端面56A(図9参照)が搬送スクリュー45の羽根57の外周部に圧接する。そして、搬送スクリュー45の回転に伴って、載置部材54が昇降しコイルスプリング55が上下方向に伸縮してトナー収容ケース51内のトナーを撹拌する。これにより、トナー収容ケース51内のトナーをほぐして搬送スクリュー45側に円滑に降下させることができる。また、一対の脚部56が搬送スクリュー45に跨がって、一対の脚部56の下端面56Aが搬送スクリュー45の羽根57の外周部に圧接するから、載置部材54を安定して昇降させることができる。
図3,図4に示すように、シャッター52が閉じた状態で、第2操作レバー53は、搬送スクリュー45と直交する方向に沿っている。シャッター52が開かれる際、第2操作レバー53は、搬送スクリュー駆動部46側に回転操作される。シャッター52が開いたときの第2操作レバー53の位置を図3に二点鎖線で示してある。
本実施形態においては、トナー収容部39が空状態になったことをユーザーに音声や文字により報知する報知部が画像形成装置1に設けられている。トナー収容部39が空状態になったことは、トナー収容部39のトナーの状態の影響を受けないので正確に検出することができる。
前記トナー収容部39が空状態になったことが報知部からユーザーに報知された場合、ユーザーが第2操作レバー53を操作してシャッター52を開き状態に設定する。これにより、ユーザーは、画像形成装置1を作動させて、用紙80にトナー像(例えば印字)を形成できる。また、ユーザーは新たなトナーコンテナCを発注する。
前記報知部が設けられた構造に加え(あるいは、報知部が設けられた構造に換えて)、トナー収容部39が空状態になったことを検出する検出部と、この検出部の検出結果に基づいて、新たなトナーコンテナCを自動発注する自動発注部とが設けられていてもよい。
トナー収容部39が空状態になった後、新たなトナーコンテナCが画像形成装置1の装置本体2に装着されるまでは、トナー補助収容部50内のトナーが画像形成装置1の現像部33に供給される。
本実施形態によれば、画像形成装置1の装置本体2に装着されたトナーコンテナCのトナーが少なくなった際(トナー収容部39が空状態になった際)に、トナーを高精度に一定量(トナー補助収容部50内のトナー量)確保できる。
従って、トナー収容部39が空状態になった後、トナー補助収容部50のトナーが無くなるまでの間に用紙80に形成されるトナー像の量(印字量等)が、予測量より少なすぎたり多すぎたりする問題を解消でき、トナーコンテナCの自動発注精度を向上できる。さらに、ユーザーによるトナー発注タイミングのばらつきを抑えることができる。その結果、トナーコンテナCや画像形成装置1の商品性を向上できる。
以上説明したように、本発明は、トナー容器及び画像形成装置について有用であり、特に、複写機、ファクシミリ、プリンター、及び複合機(MFP)等の画像形成装置とこれらに装着されるトナー容器に有用である。
39 トナー収容部
40 容器本体(コンテナ本体)
41 蓋部
44 トナー送出口
45 搬送装置(搬送スクリュー)
50 トナー補助収容部
51 トナー収容ケース
51K 開口(トナー収容ケースの開口)
51S 側壁(トナー収容ケースのケース側壁)
52 シャッター
53 操作部(第2操作レバー)
54 載置部材
55 付勢部材(コイルスプリング)
56 脚部(載置部材の脚部)
56A 脚部の下端面
57 搬送スクリューの羽根
58 縦軸
C トナー容器(トナーコンテナ)

Claims (8)

  1. トナー収容部と、
    前記トナー収容部のトナーを送出するトナー送出口と、
    前記トナー収容部のトナーとは別個に一定量のトナーを収容保管するトナー補助収容部とを備え、
    前記トナー補助収容部のトナーは、前記トナー収容部がほぼ空状態になってから前記トナー送出口から送出されるトナー容器。
  2. 容器本体の底部に前記トナー送出口が形成され、
    前記トナー収容部のトナーを前記トナー送出口側に向けて搬送する搬送装置が前記トナー収容部に設けられ、
    前記トナー補助収容部は、底部が開口したトナー収容ケースと、
    前記トナー収容ケースの底部の開口を開閉するシャッターと、
    前記シャッターを開閉操作する操作部とを備えて、前記搬送装置の上方に配置され、
    前記シャッターが開かれると、前記トナー収容ケース内のトナーが前記搬送装置側に降下し、前記搬送装置に搬送されて前記トナー送出口から送出される請求項1記載のトナー容器。
  3. 前記搬送装置は、前記トナー収容部のトナーを前記トナー送出口側に向けて略水平方向に搬送する搬送スクリューであり、
    前記トナー補助収容部のトナー収容ケースは、前記搬送スクリューの搬送終端部の上方に配置されている請求項2記載のトナー容器。
  4. 前記トナー収容ケースは、閉じ状態の前記シャッターに載置する載置部材と、前記載置部材を下降付勢する付勢部材とを内蔵し、
    前記シャッターが開かれると、前記載置部材が前記付勢部材の付勢力により下降して前記搬送スクリューの羽根の外周部に圧接し、
    前記搬送スクリューの回転に伴って、前記載置部材が昇降し前記付勢部材が上下方向に伸縮して前記トナー収容ケース内のトナーを撹拌する請求項3記載のトナー容器。
  5. 前記載置部材は、前記搬送スクリューに跨がる一対の脚部を備え、
    前記一対の脚部の下端面が前記搬送スクリューの羽根の外周部に圧接する請求項4記載のトナー容器。
  6. 前記トナー収容ケースの側方に位置する縦軸が、前記縦軸の軸心周りに回転自在に前記トナー収容ケースに支持され、
    前記縦軸の下端部に前記シャッターの周部の一部分が連結され、
    前記縦軸の上端部に前記操作部が設けられ、
    前記操作部が前記軸心周りに正逆に回転操作されることで、前記シャッターが前記軸心周りに正逆に揺動して、前記トナー収容ケースの底部の開口を開閉する請求項2〜5のいずれか一つに記載のトナー容器。
  7. 前記容器本体は上側が開口し、
    前記容器本体の上側の開口を閉じる蓋部が設けられ、
    前記トナー収容ケースは、前記蓋部の裏面から下方に延びており、
    前記縦軸は、前記軸心周りに回転自在に前記蓋部に取り付けられている請求項6記載のトナー容器。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載のトナー容器が装着され、前記トナーが供給される現像ユニットを備えている画像形成装置。
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