JP2009257782A - 電力量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力量計に接続されている配線を外すことなく、電力量計側接続端子と負荷側接続端子との間の導通及び非導通を選択することができる電力量計を提供する。
【解決手段】電力供給電源の複数の配線5a〜5cが接続される電源側配線接続部7a〜7cと、前記負荷側の複数の配線6a〜6cが接続される負荷側配線接続部8a〜8cと、前記負荷側配線接続部と電力量計側接続端子との間に配設され、前記負荷側接続部及び前記電力量計側接続端子間の導通及び非導通を選択可能な電路開閉部21a,21cと、該電路開閉部が非導通状態であるときに、当該電路開閉部に着脱可能に装着されて前記導通及び非導通を制御する電路開閉制御部40とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、外部の電力供給電源と負荷との間に接続され、前記負荷が消費する電力量を計測する電力量計に関する。
この種の電力量計は、電力会社が電力の需要家に対して電力供給電源と負荷との間に設置して、負荷の消費電力量を計測するものであるが、電気料金の未払いの需要家に対して、電力量計の負荷側の配線を外すことで電力供給を停止したり、電力量計内部や外部に開閉器を取付けたりすることで電力供給の停止を行なうようにしているのが一般的である。
このような電力量計として、例えば、電力量計との電気的接続及び電気的切断の両方を可能とする給電開閉装置であって、電力量計と電気接続する電力量計測接続部と引き込み線又は需要家線と電気接続する配線側接続部と、電力量計測側接続部と配線側接続部との装置内電気的接続及び切断を行なう電気導通開閉部とを備えて構成される給電開閉装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、固定台と押さえ台の対向部分に、電力量計の負荷側の電線の配置に合わせた間隔で3本の平行な溝を形成し、この溝に取り外そうとする負荷側の電線をそれぞれ挟み込んでから固定台と押さえ台の両端部に螺着されている蝶ナットと蝶ボルトを締めつけることにより、電線の配置をそのままにして保持する。この状態から負荷側の電鍵をまとめて同時に引き抜くとともに、さらに、送電を再開する場合は外した電線をそのまま電力量計の接続部に装入して接続するようにした電力量計用電線固定工具が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−98716号公報 特開平8−146042号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、電力量計の端子台に給電開閉装置を設けることにより、その電気導通開閉部によって、電力量計側接続部と配線側接続部との装置内電気的接続及び切断を行なうことができるものであるが、給電開閉装置を引き込み線と電力量計との間に接続する必要があり、給電開閉装置の取付作業が簡略化されているものの引き込み線を電力量計から引き外して給電開閉装置に接続し、この給電開閉装置の出力側の接続線を電力量計に接続する必要があり、短絡事故等の危険性が伴うと共に、開閉器を取付るためのスペースがない場合には開閉器の取付けができないという未解決の課題がある。
また、上記特許文献2に記載の従来例にあっては、電力量計用電線固定工具で電力量計の負荷側配線の配置関係をそのままの状態で固定して、同時に引き抜くことができるので、負荷側配線の短絡や誤接続を防止することができるものであるが、この場合でも電力量計から負荷側配線を引き抜く必要があり、電線を引き抜くことなく電力量計と負荷側の配線とを非導通状態とすることができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、電力量計に接続されている配線を外すことなく、電力量計側接続端子と負荷側接続端子との間の導通及び非導通を選択することができる電力量計を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る電力量計は、外部の電力供給電源と負荷との間に接続され、前記負荷が消費する電力量を計量する電力量計であって、前記電力供給電源の複数の配線が接続される電源側配線接続部と、前記負荷側の複数の配線が接続される負荷側配線接続部と、前記電力量を計測する電力量計量部と、前記負荷側配線接続部と前記電力量計量部との間の電路に配設され、前記負荷側配線接続部と前記電力量計量部との間の電路の導通及び非導通を選択可能な電路開閉部と、該電路開閉部が非導通状態であるときに、当該電路開閉部に着脱可能に装着されて前記導通及び非導通を制御する電路開閉制御部とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2に係る電力量計は、請求項1に係る発明において、前記電路開閉部は、前記負荷側配線接続部に接続される負荷側接続端子と、前記電力量計量部に接続される電力量計側接続端子と、前記負荷側接続端子と前記電力量計側接続端子との間を導通する導通位置及び非導通とする非導通位置との間で可動可能なバイパス金具とから構成されていることを特徴としている。
さらに、請求項3に係る電力量計は、請求項2に係る発明において、前記バイパス金具は、前記導通位置及び前記非導通位置のそれぞれで固定部材によって固定されるように構成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係る電力量計は、請求項2又は3に係る発明において、前記バイパス金具は、自重によって下降したときに、前記負荷側接続端子及前記電力計側接続端子間が非導通状態となるように配設されていることを特徴としている。
なおさらに、請求項5に係る電力量計は、請求項1乃至4の何れか1つに係る発明において、前記電路開閉制御部は、前記電路開閉部の前記負荷側接続端子及び前記電力量計側接続端子に個別に接触される一対の接続端子を有し、各一対の接続端子間に個別に開閉リレーが介装され、該開閉リレーを外部からの開閉信号によって駆動されるリレー駆動部で駆動制御するように構成されていることを特徴としている。
また、請求項6に係る電力量計は、請求項5に係る発明において、前記外部の開閉信号は無線送受信部から供給されることを特徴としている。
さらに、請求項7に係る電力量計は、請求項3乃至6の何れか1つに係る発明において、前記電路開閉制御部は、前記バイパス金具を固定する固定部材によって固定されることを特徴としている。
さらにまた、請求項8に係る電力量計は、請求項2乃至7の何れか1つに係る発明において、前記電路開閉制御部は、前記バイパス金具が正規の非導通位置にあるときに、電路開閉部に装着可能とされていることを特徴としている。
本発明によれば、負荷側配線接続部と電力量計量部間に両者間の導通及び非導通を選択可能な電路開閉部を配設し、この電路開閉部が非導通状態であるときに、この電路開閉部に着脱可能に装着されて導通及び非導通を制御する電路開閉制御部を有するので、電路開閉部で負荷側配線接続部と電力量計量部とを非導通状態とした状態で、電路開閉制御部を電路開閉部に装着することにより、負荷側配線接続部及び電力量計量部との接続を導通及び非導通に制御することができ、負荷側配線接続部及び電源側配線接続部での配線を外すことなく負荷側配線接続部と電力量計量部との間の導通及び非導通を制御することができるという効果が得られる。
また、電路開閉部を、負荷側配線接続部に接続される負荷側接続端子と、電力量計量部に接続される電力量計側接続端子と、負荷側接続端子と電力量計側接続端子との間を導通する導通位置及び非導通とする非導通位置との間で可動可能なバイパス金具とから構成することにより、バイパス金具を可動させるだけで、負荷側接続端子及び電力量計側接続端子間の導通及び非導通を容易に選択することができるという効果が得られる。
さらに、前記バイパス金具は、前記導通位置及び前記非導通位置のそれぞれで固定部材によって固定されるように構成されているので、バイパス金具の導通位置及び非導通位置を固定ネジ等の固定部材で確実に固定することができる。
さらにまた、バイパス金具は、自重によって下降したときに、前記負荷側接続端子及前記電力量計側接続端子間が非導通状態となるように配設することにより、バイパス金具の固定部材を外すだけで非導通状態を容易に形成することができる。
なおさらに、電路開閉制御部を、前記電路開閉部の前記負荷側接続端子及び前記電力量計側接続端子に個別に接触される一対の接続端子を有し、各一対の接続端子間に個別に開閉リレーが介装され、該開閉リレーを外部からの開閉信号によって駆動されるリレー駆動部で駆動制御するように構成することにより、リレー駆動部で開閉リレーを駆動することにより、負荷側接続端子及び電力量計側接続端子間の導通及び非導通を容易に制御することができる。
また、外部の開閉信号を無線送受信部から供給することにより、無線通信を使用して遠隔操作することができる。
さらに、前記電路開閉制御部を、前記バイパス金具を固定する固定部材によって固定することにより、固定部材を紛失することを確実に防止することができる。
さらにまた、前記電路開閉制御部は、前記バイパス金具が正規の非導通位置にあるときに、電路開閉部に装着可能とされているので、バイパス金具が正規の非導通位置以外にあるときには電路開閉制御部を装着できないので、バイパス金具で導通位置にある状態で不用意に電路開閉制御部の装着を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す導通状態の正面図、図2は図1の斜視図、図3は非導通状態の正面図、図4は非導通状態の電路開閉制御部を装着する状態を示す斜視図である。
図中、1は電力量計であって、電力量を表示する表示部2を有する筐体3を有する。この筐体3は、上部に電力量を表示する表示部2が形成され、下部に配線接続部4が形成されている。
この配線接続部4は、絶縁性を有する例えば熱硬化性合成樹脂材で構成され、電力会社の電力供給電源に接続された単相3線式の電源側配線5a〜5cと、同様に単相3線式の負荷側配線6a〜6cとが接続される電源側配線接続部7a〜7c及び負荷側配線接続部8a〜8cが設けられた端子台9を有する。
また、配線接続部4は、端子台9における電源側配線接続部7a〜7cのうちの電力線及び中性線となる電源側配線接続部7a及び7bの上方位置に電源供給部10a及び10bが形成されている。この電源供給部10a及び10bは、方形孔部11a及び11bの底部に電源側配線接続部7a及び7bに電気的に接続された導電板12a及び12bが配設されている。
また、配線接続部4は、負荷側配線接続部8a〜8cのうちの電力線となる負荷側配線接続部8a及び8cに対応する上方位置にそれぞれ電路開閉部21a及び21cが形成されている。
これら電路開閉部21a及び21cは、配線接続部4に形成された前面を開放した略方形の収容孔部22a及び22cを有し、これら収容孔部22a及び22cの底部に上下方向に所定間隔を保って絶縁して配置された負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24cとが固定配置されている。ここで、負荷側接続端子23a及び23cは配線接続部4の内部を通じて負荷側配線接続部8a及び8cに電気的に接続されている。また、電力量計側接続端子24a及び24cは図1で破線図示の電力量計量部25に電気的に接続されている。さらに、負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24bの前面中心部に雌ねじが形成されている。
そして、収容孔部22a及び22cの底部における負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24cの中間部における左右内壁位置に底面から所定距離前方に離れ且つ内方に突出する一対のガイド片26a及び26cが形成されている。そして、この一対のガイド片26a及び26cによって導電性部材で形成されたバイパス金具27a及び27cが上下方向に摺動可能に案内されている。このバイパス金具27a及び27cの夫々は、図3に示すように、長方形板部左右方向の中央部に上端及び下端からそれぞれ下方及び上方に延長するスリット28u及び28dが形成されて正面から見て略H字状に形成されている。ここで、上方側のスリット28uの長さに対して下方側のスリット28dの長さが長く設定されている。
このため、バイパス金具27a及び27cを、図1に示すように、上方の導通位置に摺動させることにより、バイパス金具27a及び27cで負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24cとを電気的に接続する導通状態とすることができる。
この状態で、スリット28uを電力量計側接続端子24a及び24cの雌ねじと一致させて、バイパス金具27a及び27cの正面側から雄ねじ29a及び29cを電力量計側接続端子24a及び24cに形成した雌ねじに螺合させて締付けることにより固定する。また、バイパス金具27a及び27cのスリット28dを負荷側接続端子23a及び23cの雌ねじに一致させて、バイパス金具27a及び27cの正面側から雄ねじ30a及び30cを負荷側接続端子23a及び23cに形成した雌ねじに螺合させて締付けることにより固定する。
一方、この導通状態から、雄ねじ29a,29c及び30a,30cを緩めることにより、バイパス金具27a及び27cの拘束を解除すると、バイパス金具27a及び27cがフリーの状態となる。このため、バイパス金具27a及び27cの自重によって下方に落下し、バイパス金具27a及び27cの下側スリット28uの上端が雄ねじ30a及び30cに係合する状態となる。
この状態では、図3に示すように、バイパス金具27a及び27cの上端が電力量計側接続端子24a及び24cから下方に離間して、バイパス金具27a及び27cによる負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24cの導通状態が解除されて非導通状態となる。
このように非導通状態となると、図4に示すように、電路開閉制御部40を電路開閉部21a及び21cに装着可能となる。
この電路開閉制御部40は、図5(a)〜(c)に示すように、配線接続部4を覆う形状の筐体41を有し、この筐体41の背面側に電路開閉部21a及び21c内に挿通可能で且つ負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24cと対向する突出筒部42a,42c及び43a,43cが形成されている。
これら突出筒部42a,42c及び43a,43cの先端にはそれぞれ負荷側接続端子23a,23c及び電力量計側接続端子24a,24cに接触する接続端子44a,44c及び45a,45cが配設されている。これら接続端子44a,44c及び45a,45cの中央部には前述した雄ねじ29a,29c及び30a,30cを挿通する挿通孔46a,46c及び47a,47cが形成されている。
そして、突出筒部42a,42cの突出筒部43a,43c側の端面に電路開閉部21a及び21cの負荷側接続端子23a,23c及び電力量計側接続端子24a,24c間に挿通される誤装着防止用突出片48a及び48cが形成されている。
さらに、筐体41の背面側には電源側配線接続部7a及び7bの上方側に形成された電源供給部10a及び10bの方形孔部11a及び11bに挿通されて、その底部に配設された導電板12a及び12bに接触する電源接触子49a及び49bが突出形成されている。これら電源接触子49a及び49bのそれぞれは、図5(b)に示すように、筐体41内に一端が固定されたL字状の導電性バネ材で構成され、筐体41の背面側に形成された突出筒50a及び50bを通じてその先端から突出している。
そして、筐体41内に、図6で模式的に示すように、接続端子44a及び45aと接続端子44c及び45cとの間にそれぞれ電源リレー51a及び51cが接続され、これら電源リレー51a及び51cが電源接触子49a及び49bから電力が供給されたリレー駆動回路52によってオン・オフ制御される。ここで、リレー駆動回路52は、外部の信号送受信部53で受信した開閉信号SOがオン状態であるときに電源リレー51a及び51cをオン状態に制御する。ここで、信号送受信部53は、電力会社の制御装置(図示せず)から送信される開閉信号を無線通信又は有線通信で受信する。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
通常の電力需要家に対して電力量計1を取付けるには、任意の壁部等の固定部に電力量計1を取付け、電路開閉部21a及び21cのバイパス金具27a及び27cを導通位置としておく。
このバイパス金具27a及び27cによる導通状態で、電力量計1の配線接続部4における端子台9の電源側配線接続部7a〜7cに電力会社の電源側配線5a〜5cを接続すると共に、負荷側配線接続部8a〜8cに負荷側配線6a〜6cを接続する。
この状態では、負荷側接続部8a〜8cが電路開閉部21a及び21cを通じて電力量計量部25に接続されて、需要家が消費する電力量を電力量計量部25で計測して、表示部2に表示する。
この通常状態から、需要家が電力料金の未納状態となって、該当する需要家への電力供給を遮断したい場合には、先ず、電路開閉部21a及び21cの雄ねじ29a,29c及び30a,30cを緩める。
この状態となると、バイパス金具27a及び27cの拘束が解かれるので、バイパス金具27a及び27cが自重によって下降し、非導通位置に達する。この非導通位置では、図3に示すように、バイパス金具27a及び27cが負荷側接続端子23a及び23cには接触するが電力量計側接続端子24a及び24cとは離間した状態となり、電力量計量部25が負荷側配線接続部8a〜8cから切り離された状態となる。この状態で、雄ねじ29a,29c及び30a,30cを取り外し、電路開閉制御部40を電路開閉部21a及び21cに装着する。
この電路開閉制御部40の装着は、電路開閉制御部40を把持して、図4に示すように、背面側の突出筒部42a,42c及び43a,43cを電路開閉部21a及び21cに挿通すると共に、電源接触子49a及び49bを配線接続部4の電源供給部10a及び10bに挿通する。
このとき、バイパス金具27a及び27cが図3に示すように、正規の非導通位置にある場合には、誤装着防止用突出片48a及び48cが負荷側接続端子23a,23c及び電力量計側接続端子へ24a,24c間に挿通されるので、電路開閉制御部40の突出筒部42a、42c及び43a,43cの先端に固定された接続端子44a,44c及び45a,45cが負荷側接続端子23a,23c及び電力量計側接続端子24a,24cに接触する。これと同時に、電源接触子49a及び49bが電源供給部10a及び10b内に挿通されて導電板12a及び12bに接触する。このとき、電源接触子49a及び49bは自己のバネ作用によって、所定の接触圧を持って導電板12a及び12bに接触し、電源側配線接続部8a及び8bの電力がリレー駆動回路52に供給される。
このとき、電力会社から信号送受信部53に供給される開閉信号SOがオフ状態であるときには、リレー駆動回路52がオフ状態を維持し、電源リレー51a及び51cがオフ状態を維持し、電力量計量部25と負荷側配線接続部8a及び8cとが遮断状態を維持し、負荷側接続端子8a及び8cへ向かう電力供給が停止される。
この状態で、電路開閉制御部40の突出筒部42a,42c及び43a,43c内に雄ねじ29a,29c及30a,30cを挿通して電路開閉部21a及び21cの負荷側接続端子23a,23c及び電力量計側接続端子24a,24cの雌ねじに螺合させて締め付けることにより、電路開閉制御部40を配線接続部4に固定する。
このように配線接続部4の電路開閉部21a,21cに電路開閉制御部40を装着すると、以後は、電力料金の未払い状態が解消したときに、電力会社から信号送受信部53にオン状態の開閉信号を送信することにより、信号送受信部53からリレー駆動回路52にオン状態の開閉信号が送信される。このため、リレー駆動回路52が作動状態となって電源リレー51a及び51cをオン状態に制御する。このため、電力量計量部25の電路開閉制御部40を通じて負荷側配線接続部8a及び8cが接続されることになり、電源側配線接続部7a〜7cに供給される電力が電力量計量部25を介して負荷側配線接続部8a〜8cを介して負荷側配線8a〜8cに出力されて、電力需要家に供給される。
なお、電路開閉制御部40を電路開閉部21a及び21cに装着する際に、電路開閉部21a及び21cの少なくとも一方のバイパス金具27a又は27cの降下量が少なく、バイパス金具27a又は27cが電力量計側接続端子24a又は24cに接触している場合には、誤装着防止用突出片48a又は48cがバイパス金具27a又は27cに当接することになり、電路開閉制御部40の裏面が配線接続部4より浮いてしまうことになる。このため、バイパス金具27a又は27cの降下不良を検出することができ、電路開閉制御部40の誤装着を防止することができる。
このように、上記実施形態によれば、電路開閉部21a及び21cの雄ねじ29a,29c及び30a,30cを個別に緩めることにより、バイパス金具27a及び27cが自重によって下降して、電力量計量部25と負荷側配線接続部8a〜8cとの間が遮断状態となり、負荷側配線6a〜6cに対する電力供給が遮断される。この状態で、電路開閉制御部40を電路開閉部21a及び21cに装着することにより、以後は電力会社側で開閉信号をオン状態とすることにより、リレー駆動回路52で電源リレー51a及び51cをオン状態として電力量計側接続端子24a,24cと負荷側配線接続部6a〜6cに電力を供給することができる。
このとき、電路開閉制御部40を配線接続部4に装着する際に、電源側配線接続部7a〜7cや負荷側配線接続部8a〜8cで電源側配線5a〜5cや負荷側配線6a〜6cを取り外す必要がなく、短絡事故の発生を防止することができると共に、電路開閉制御部40の取付スペースが無い場合でも電力量計1が取付けてあれば、電路開閉制御部40の取付けを容易に行うことができる。
しかも電路開閉制御部40の背面側には誤装着防止用突出片48a及び48cが設けられているので、電路開閉部21a及び21cでのバイパス金具27a及び27cの下降が不完全で、バイパス金具27a及び27cが電力量計側接続端子24a及び24cに接触している状態を維持している場合には、これらバイパス金具27a及び27cに誤装着防止用突出片48a及び48cが当接して、それ以上の電路開閉制御部40の装着が防止されるので、負荷側接続端子23a及び23cと電力量計側接続端子24a及び24cとの電気的分離が不完全な状態で電路開閉制御部40を装着することを確実に防止することができる。
さらに、電路開閉制御部40を電路開閉部21a及び21cに装着したときに、電路開閉部21a及び21cの雄ねじ29a,29c及び30a,30cを使用してネジ止めするので、雄ねじ29a,29c及び30a,30cを紛失してしまうことを防止することができる。
なお、上記実施形態においては、電路開閉部21a及び21cのバイパス金具27a及び27cが上下方向に摺動する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の方向に摺動させたり、回動させたりすることにより、導通状態及び非導通状態を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては単相3線式の電力量計について説明したが、これに限定されるものではなく、単相2線式や三相3線式の電力量計についても本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態を電路開閉部が導通状態である場合を示す正面図である。 図1の斜視図である。 電路開閉部が非導通状態である場合を示す正面図である。 電路開閉制御部を装着する場合の斜視である。 電路開閉制御部を示す正面図、底面図、側面図及び斜視図である。 電路開閉制御部のブロック図である。
符号の説明
1…電力量計、2…表示部、4…配線接続部、5a〜5c…電源側配線、6a〜6c…負荷側配線、7a〜7c…電源側配線接続部、8a〜8c…負荷側配線接続部、9…端子台、10a及び10b…電源供給部、21a,21c…電路開閉部、23a及び23c…負荷側接続端子、24a及び24c…電力量計側接続端子、25…電力量計量部、26a,26c…ガイド片、27a,27c…バイパス金具、29a,29c,30a30c…雄ねじ、40…電路開閉制御部、42a,42c、43a、43c…突出筒部、48a,48c…誤装着防止用突出片、49a及び49b…電源接触子、51a,51b…電源リレー、52…リレー駆動回路、53…信号送受信部

Claims (8)

  1. 外部の電力供給電源と負荷との間に接続され、前記負荷が消費する電力量を計量する電力量計であって、
    前記電力供給電源の複数の配線が接続される電源側配線接続部と、前記負荷側の複数の配線が接続される負荷側配線接続部と、前記電力量を計測する電力量計量部と、前記負荷側配線接続部と前記電力量計量部との間の電路に配設され、該電路の導通及び非導通を選択可能な電路開閉部と、該電路開閉部が非導通状態であるときに、当該電路開閉部に着脱可能に装着されて前記導通及び非導通を制御する電路開閉制御部とを備えたことを特徴とする電力量計。
  2. 前記電路開閉部は、前記負荷側配線接続部に接続される負荷側接続端子と、前記電力量計量部に接続される電力量計側接続端子と、前記負荷側接続端子と前記電力量計側接続端子との間を導通する導通位置及び非導通とする非導通位置との間で可動可能なバイパス金具とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電力量計。
  3. 前記バイパス金具は、前記導通位置及び前記非導通位置のそれぞれで固定部材によって固定されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電力量計。
  4. 前記バイパス金具は、自重によって下降したときに、前記負荷側接続端子と前記電力計側接続端子との間が非導通状態となるように配設されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電力量計。
  5. 前記電路開閉制御部は、前記電路開閉部の前記負荷側接続端子及び前記電力量計側接続端子に個別に接触される一対の接続端子を有し、各一対の接続端子間に個別に開閉リレーが介装され、該開閉リレーを外部からの開閉信号によって駆動されるリレー駆動部で駆動制御するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電力量計。
  6. 前記外部の開閉信号は無線送受信部から供給されることを特徴とする請求項5に記載の電力量計。
  7. 前記電路開閉制御部は、前記バイパス金具を固定する固定部材によって固定されることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の電力量計。
  8. 前記電路開閉制御部は、前記バイパス金具が正規の非導通位置にあるときに、電路開閉部に装着可能とされていることを特徴とする請求項2乃至7の何れか1項に記載の電力量計。
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