JP2009257749A - 太陽集熱器及びそれを利用した太陽集熱システム - Google Patents

太陽集熱器及びそれを利用した太陽集熱システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、カーボンナノチューブ構造体を含む太陽集熱器及びそれを利用した太陽集熱システムに関する。
【解決手段】本発明の太陽集熱器は、基板と、側壁と、前記基板に対向して前記側壁に設置した透明なカバーと、前記基板、前記側壁及び前記透明なカバーにより形成されたチャンバーと、前記基板に設置した熱吸収層と、を含む。前記熱吸収層はカーボンナノチューブ構造体を含む。前記カーボンナノチューブ構造体は複数のカーボンナノチューブを含む。前記複数のカーボンナノチューブは、絡み合っている。本発明は、前記太陽集熱器を利用した太陽集熱システムも提供している。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽集熱器及びそれを利用した太陽集熱システムに関し、特にカーボンナノチューブを利用した太陽集熱器及びそれを利用した太陽集熱システムに関するものである。
太陽エネルギーを利用する技術には、太陽光発電と太陽熱利用の2つがある。太陽エネルギーは、太陽電池や太陽集熱器の受光面によって採取され、電力や熱に変換されて利用することができる。一般的に、太陽集熱器には、「平板型」と「真空ガラス管型」がある。「平板型」は、集熱器全体が平たい板状になり、表面は透明なガラス板で覆われ、下部には熱が逃げないよう断熱材が使われている。「真空ガラス管型」は、集熱部を真空のガラス管で密閉して、集めた熱が外へ逃げにくい構造となっている。平板型の太陽集熱器は、良好な利用効率及び低いコストという優れた点があるので、広く利用されている。
図4を参照すると、従来の平板型の太陽集熱器500は、基板52と、該基板52の周辺に沿って設置した側壁56と、前記基板52に対向して、前記側壁56の前記基板52に接触する側の反対側に設置した透明なカバー50と、を含む。前記基板52と、前記側壁56と、前記透明なカバー50とは、チャンバー60を形成する。該チャンバー60の中に、複数の支持体58を設置する。前記基板52は、例えば、銅やアルミニウムなどの光吸収材料からなる。光は前記透明なカバー50を透過して前記太陽集熱器500の中に入射して、前記基板52で吸収される。前記光により生じた熱は、貯蓄装置(図示せず)に伝送されて貯蓄されることができる。
Kaili Jiang、Qunqing Li、Shoushan Fan、"Spinning continuous carbon nanotube yarns"、Nature、2002年、第419巻、p.801
しかし、前記太陽集熱器500の高効率を保持するために、前記基板52の酸化を防止しなければならない。このため、前記基板52を真空の雰囲気において製造する必要がある。また、前記太陽集熱器500の熱吸収効率は、基板52の材料により決められる。従って、従来の太陽集熱器は、コストが高く、熱吸収率が低いという課題がある。
従って、前記課題を解決するために、本発明は、カーボンナノチューブを利用した太陽集熱器及びそれを利用した太陽集熱システムを提供する。
本発明の太陽集熱器は、基板と、側壁と、前記基板に対向して前記側壁に設置した透明なカバーと、前記基板、前記側壁及び前記透明なカバーにより形成されたチャンバーと、前記基板に設置した熱吸収層と、を含む。前記熱吸収層はカーボンナノチューブ構造体を含む。前記カーボンナノチューブ構造体は複数のカーボンナノチューブを含む。前記複数のカーボンナノチューブはが、絡み合っている。
前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブは、均一に分布している。
単一の前記カーボンナノチューブ構造体の厚さは0.5〜100μmである。単一の前記カーボンナノチューブの長さは10μm以上である。
前記カーボンナノチューブ構造体のカーボンナノチューブは等方的に配列されている。
隣接するカーボンナノチューブは相互に絡み合って、微多孔構造に形成されている。単一の微小孔の直径が10μmにされている。
本発明の太陽集熱システムは太陽集熱器と、熱貯蓄装置と、を含む。前記太陽集熱器は、基板と、側壁と、前記基板に対向して前記側壁に設置した透明なカバーと、前記基板及び前記側壁及び前記透明なカバーにより形成されたチャンバーと、前記基板に設置した熱吸収層と、を含む。前記太陽集熱器の熱吸収層はカーボンナノチューブ構造体を含む。前記カーボンナノチューブ構造体が複数のカーボンナノチューブを含む。前記複数のカーボンナノチューブが、絡み合っている。
従来の技術と比べて、本発明は次の優れた点を有する。第一に、本発明に利用したカーボンナノチューブ構造体は、良好な光吸収特性を有するので、本発明の太陽集熱器の光吸収率が高くなる。第二に、前記カーボンナノチューブ構造体は強い強靱性を有するので、本発明の太陽集熱器の耐久性が優れる。第三に、カーボンナノチューブ構造体は酸化し難いので、太陽集熱器を真空の雰囲気において製造する必要がないので、本発明の太陽集熱器のコストが低くなる。
本発明の太陽集熱システムの模式図である。 本発明の太陽集熱器の上面図である。 本発明の実施例1におけるカーボンナノチューブフィルムのSEM写真である。 従来の太陽集熱器の模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1及び2を参照すると、本実施例の太陽集熱システム100は、太陽集熱器10と、該太陽集熱器10に接続された貯蓄装置20と、を含む。前記貯蓄装置20は、前記太陽集熱器10に生じた熱を貯蓄するために利用される。
前記太陽集熱器10は、基板11と、側壁12と、透明なカバー13と、熱吸収体14と、複数の支持体15と、を含む。前記基板11は、第一表面111及び該第一表面に対向する第二表面112を含む。前記透明なカバー13は、表面131を含む。前記側壁12は、前記基板11の周辺に沿って前記基板11の第一表面111に垂直に立つように設置する。前記透明なカバー13は、前記基板11の第一表面111に対向して、前記側壁12の前記基板11に接触する側の反対側に設置する。前記基板11と、前記側壁12と、前記透明なカバー13とは、チャンバー16を形成する。前記複数の支持体15は、前記チャンバー16の中に設置されている。前記熱吸収体14は、前記基板11の第一表面111に設置されるように、前記チャンバー16の中に設置されている。
前記基板11は、例えば、金属、ガラス、ポリマーなどの熱伝導材料からなる。前記基板11の厚さは、100μm〜5mmである。前記基板11の形状に対しては特に制限がなく、三角形、四角形又は六角形の形状に形成されることができる。
前記透明なカバー13は、ガラス、プラスチック、セラミック、ポリマーなどの透明な材料からなる。前記透明なカバー13の厚さは、100μm〜5mmである。前記透明なカバー13の形状に対しては特に制限がなく、三角形、四角形又は六角形の形状に形成されることができる。
前記側壁12は前記透明なカバー13を支持するために、前記透明なカバー13及び前記基板11の間に設置されている。前記側壁12は、ガラス、プラスチック、ポリマーなどの材料からなる。前記側壁12の厚さは、100μm〜500μmであるが、150μm〜250μmであることが好ましい。
前記チャンバー16は真空又は大気で満ちている。本実施例において、前記チャンバー16は大気で満ちている。さらに、前記基板11の酸化を防止するために、前記チャンバー16の中に、窒素や不活性ガスなどの断熱ガスも注入されることができる。
前記熱吸収体14はカーボンナノチューブ構造体を含む。前記カーボンナノチューブ構造体は、均一に分布された複数のカーボンナノチューブを含む。前記複数のカーボンナノチューブは、絡み合い、且つ前記カーボンナノチューブ構造体の表面に平行な平面において、等方的に配列されている。前記カーボンナノチューブ構造体の厚さは0.5〜100μmであり、単一の前記カーボンナノチューブの長さは10μm以上であるが、10μm〜10mmであることが好ましい。前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブ、二層カーボンナノチューブ又は多層カーボンナノチューブである。前記カーボンナノチューブが単層カーボンナノチューブである場合、直径は0.5nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが二層カーボンナノチューブである場合、直径は1nm〜50nmに設定され、前記カーボンナノチューブが多層カーボンナノチューブである場合、直径は1.5nm〜50nmに設定される。
前記カーボンナノチューブ構造体のカーボンナノチューブは、前記カーボンナノチューブ構造体の表面に平行な平面において、等方的に配列されているので、前記カーボンナノチューブ構造体において均一な電気伝導及び熱伝導が形成されることができる。また、前記カーボンナノチューブ構造体は、自立構造の薄膜の形状に形成されている。図3を参照すると、前記複数のカーボンナノチューブは、分子間力で接近して、相互に絡み合って、カーボンナノチューブネットに形成されている。前記複数のカーボンナノチューブは配向せずに配列されて、多くの微小な穴が形成されている。ここで、単一の前記微小な穴の直径が10μm以下になる。前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブは、相互に絡み合って配列されるので、該カーボンナノチューブ構造体は完璧な柔軟性があり、任意の形状に湾曲して形成させることができる。用途に応じて、前記熱吸収体14に利用されるカーボンナノチューブ構造体の長さ及び幅を調整することができる。
前記カーボンナノチューブ構造体の製造方法は、次の工程を含む。
第一ステップでは、カーボンナノチューブ原料を提供する。
前記カーボンナノチューブ原料は、次のようにして得られる。まず、シリコン基板にカーボンナノチューブアレイを成長させる。次に、ブレードなどの工具を利用して、前記カーボンナノチューブを前記シリコンから削剥して、カーボンナノチューブ原料が得られる。ここで、前記カーボンナノチューブ原料において、単一のカーボンナノチューブの長さは、10μm以上である。
本実施形態において、前記カーボンナノチューブアレイは化学気相堆積方法(CVD法)により成長される。次に、前記カーボンナノチューブアレイの成長工程について詳しく説明する。まず、基材を提供する。該基材は、P型又はN型のシリコン基材、又は表面に酸化物が形成されたシリコン基材が利用される。本実施形態において、厚さが4インチのシリコン基材を提供する。次に、前記基材の表面に触媒層を堆積させる。該触媒層としては、Fe、Co、Ni又はそれらの合金である。次に、前記触媒層が堆積された前記基材を、700〜900℃、空気の雰囲気において30〜90分間アニーリングする。最後に、前記基材を反応装置内に置いて、保護ガスを導入すると同時に前記基材を500〜700℃に加熱して、5〜30分間カーボンを含むガスを導入する。これにより、高さが200〜400μmの超配列カーボンナノチューブアレイ(Superaligned array of carbon nanotubes,非特許文献1)が成長される。前記超配列カーボンナノチューブアレイは、相互に平行に基材に垂直に成長する複数のカーボンナノチューブからなる。前記の方法により、前記超配列カーボンナノチューブアレイにアモルファスカーボン又は触媒剤である金属粒子などの不純物が残らず、純粋なカーボンナノチューブアレイが得られる。
本実施例において、前記カーボンを含むガスはアセチレンなどの炭化水素であり、保護ガスは窒素やアンモニアなどの不活性ガスである。勿論、前記カーボンナノチューブアレイは、アーク放電法又はレーザー蒸発法によっても得られることができる。
第二ステップでは、前記カーボンナノチューブ原料を溶媒に浸漬して綿毛構造を形成させる第一サブステップと、該綿毛構造のカーボンナノチューブをろ過してカーボンナノチューブ構造体を形成させる第二サブステップと、を含む。
前記第二ステップの第一サブステップにおいて、前記溶媒は、水又は揮発性有機溶剤である。さらに、前記カーボンナノチューブ原料を前記溶媒に浸漬した後、超音波式分散又は高強度攪拌又は振動などの方法により、前記カーボンナノチューブを綿毛構造に形成させる工程が提供されている。本実施形態において、超音波式分散方法により、カーボンナノチューブを含む溶剤に対して10〜30分間処理する。カーボンナノチューブは大きい比表面積を持ち、カーボンナノチューブの間に大きい分子間力があるので、前記カーボンナノチューブはそれぞれもつれて、綿毛構造に形成されている。
前記第二ステップの第二サブステップにおいて、まず、微多孔膜又はエアーポンプファネル(Air−pumping Funnel)を提供する。次に、前記微多孔膜又はエアーポンプファネルを利用して、前記綿毛構造のカーボンナノチューブを含む溶剤をろ過して、溶剤を除去させる。最後、前記微多孔膜に残った前記綿毛構造のカーボンナノチューブを乾燥させて、カーボンナノチューブ構造体を形成させる。
前記微多孔膜は、平滑な表面を有する。該微多孔膜において、単一の微小孔の直径は、0.22μmにされている。前記微多孔膜は平滑な表面を有するので、前記カーボンナノチューブ構造体は容易に前記微多孔膜から剥落することができる。さらに、前記エアーポンプを利用することにより、前記綿毛構造のカーボンナノチューブに空気圧をかけるので、均一なカーボンナノチューブ構造体を形成させることができる。
前記方法により製造されるカーボンナノチューブ構造体は次の優れた点がある。第一では、複数のカーボンナノチューブが分子間力で絡み合って綿毛構造に形成されているので、カーボンナノチューブ構造体は良好な耐久性がある。第二では、本実施形態のカーボンナノチューブ構造体の製造方法は簡単及び高効率である。また、本実施形態の製造方法は、真空の雰囲気及び加熱処理が必要でないので、コストが低く、製造環境が安全であり、エネルギー効率が良いという優れた点もある。
前記支持体15は、前記太陽集熱器10の強度を増加するために設置されている。前記支持体15は、ランダムに設置され、又は所定のパターンによって前記チャンバー16の中に設置されることができる。隣接する前記支持体15は、所定の距離で分離している。前記支持体15は、例えば、ガラス、プラスチック、ゴムなどの断熱材料からなる。
さらに、前記太陽集熱器10は反射層17を含む。前記反射層17は、前記透明なカバー13の表面131に設置されている。前記反射層17は、可視光及び近赤外線光、紫外線光を前記透明なカバー13から透過させ、前記熱吸収層14で放射された遠赤外線光を反射することができるので、前記反射層17を利用することにより、前記チャンバー16の熱が外部へ放射されることを防止することができる。従って、前記太陽集熱器10の光吸収率を高めることができる。前記反射層17は、インジウムスズ酸化物(ITO)又は二酸化チタンからなる。前記反射層17の厚さは、10nm〜1μmである。
前記貯蓄装置20は、循環液体が充填された複数のパイプ(図示せず)を含み、前記基板11の第二表面112に設置されている。前記液体は、水やグリコールなどの液体である。
前記カーボンナノチューブ構造体は黒いものであるので、太陽光に対して光吸収率が高い。太陽光は前記透明なカバー13を透過して前記熱吸収層14に達すると、太陽光の大部分は前記熱吸収層14で吸収されて熱エネルギーに変化する。前記熱エネルギーは前記基板11から前記貯蓄装置20に伝送される。前記カーボンナノチューブ構造体は、良好な光吸収特性を有するので、前記太陽集熱器の光吸収率が高くなる。また、前記カーボンナノチューブ構造体は強い強靱性を有するので、本発明の太陽集熱器の耐久性が優れる。また、カーボンナノチューブ構造体は酸化し難いので、太陽集熱器は真空の雰囲気において製造する必要がないので、本発明の太陽集熱器のコストが低くなる。
10 太陽集熱器
100 太陽集熱システム
11 基板
111 第一表面
112 第二表面
12 側壁
13 透明なカバー
131 表面
14 熱吸収体
15 複数の支持体
16 チャンバー
17 反射層
20 貯蓄装置

Claims (6)

  1. 基板と、側壁と、前記基板に対向して前記側壁に設置した透明なカバーと、前記基板、前記側壁及び前記透明なカバーにより形成されたチャンバーと、前記基板に設置した熱吸収層と、を含み、
    前記熱吸収層がカーボンナノチューブ構造体を含み、
    前記カーボンナノチューブ構造体が複数のカーボンナノチューブを含み、
    前記複数のカーボンナノチューブが、絡み合っていることを特徴とする太陽集熱器。
  2. 前記カーボンナノチューブ構造体におけるカーボンナノチューブが、均一に分布していることを特徴とする、請求項1に記載の太陽集熱器。
  3. 単一の前記カーボンナノチューブ構造体の厚さが0.5〜100μmであり、
    単一の前記カーボンナノチューブの長さが10μm以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の太陽集熱器。
  4. 前記カーボンナノチューブ構造体のカーボンナノチューブは、前記カーボンナノチューブ構造体の表面に平行な平面において、等方的に配列されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の太陽集熱器。
  5. 隣接するカーボンナノチューブは相互に絡み合って、微多孔構造に形成され、
    単一の微小孔の直径が10μmにされていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽集熱器。
  6. 基板と、側壁と、前記基板に対向して前記側壁に設置した透明なカバーと、前記基板及び前記側壁及び前記透明なカバーにより形成されたチャンバーと、前記基板に設置した熱吸収層と、を含む太陽集熱器と、
    熱貯蓄装置と、
    を含む太陽集熱システムにおいて、
    前記太陽集熱器の熱吸収層がカーボンナノチューブ構造体を含み、
    前記カーボンナノチューブ構造体が複数のカーボンナノチューブを含み、
    前記複数のカーボンナノチューブが、絡み合っていることを特徴とする太陽集熱システム。
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