JP2009257154A - 飛翔体のサイドスラスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】飛翔体の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)を2基のバルブで行うことができ、耐振動・耐衝撃性能が高く、単独でもニュートラル運転ができ、バルブ駆動に異常が発生しても流路が閉塞せず、一定流量を保ちつつ流れの方向を変えることができる飛翔体のサイドスラスタを提供する。
【解決手段】飛翔体1の軸線に直交する面内に軸心2に点対称に設置された2基のロータリー式3方弁10を備え、ロータリー式3方弁を介して噴射用ガス3を噴射する。各ロータリー式3方弁10は、3方向4a,4b,4cの単独噴射と反対方向4a,4cの同時噴射ができ、かつ噴射用流路が常に開口している。
【選択図】図2

Description

本発明は、飛翔体の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)を行う飛翔体のサイドスラスタに関する。
飛翔体のサイドスラスタとは、ロケット等の飛翔体に取り付けられ、その軸線に直交する面内でガスを噴射して3軸姿勢制御(2次元移動と回転)を行う装置である。かかるサイドスラスタは、サイドジェットとも呼ばれる。
従来のサイドスラスタは、例えば特許文献1,2に開示されている。
図7は、特許文献1に開示されたサイドスラスタ用のフラッパ式2方弁であり、(A)は主要部の斜視図、(B)は作動説明図である。
このフラッパ式2方弁56は、互いに逆向きにした噴射ノズル50,50の間にフラッパ弁51を備える。フラッパ弁51は、一対のソレノイド52,52を駆動源とし、ソレノイド52の直線運動を回転運動に変換する機構としてレバー53やシャフト54などで構成される伝達機構55を介して駆動される。また、サイドスラスタは、図示しないガス発生器を備える。ガス発生器は、固体ガス発生剤を用いており、イグナイタにより点火すると固体ガス発生剤が燃焼してガスを発生し続けるようになっている。
図8は、上述したフラッパ式2方弁を備えた飛翔体の模式図であり、(A)は全体側面図、(B)はB−B断面図である。
この例において、上述したフラッパ式2方弁56は、飛翔体57の軸線に直交する面内に図のように4基設置され、全体でサイドスラスタを構成する。
各フラッパ式2方弁56は、飛翔体57に両噴射ノズル50,50を飛翔体側部に開口させた状態にして搭載され、選択された片側の噴射ノズル50をフラッパ弁51で閉塞することにより、ガス発生器から連続的に供給されるガスを反対側の噴射ノズル50から噴射し、これにより飛翔体57に横方向の推力を付与する。また、横方向の推力を必要としない場合には、フラッパ弁51を中立状態にし、ガス発生器からのガスを両方の噴射ノズル50,50から噴射させて両方向への推力のバランスを得るものである。
この推力のバランスにより推力を発生しない運転を「ニュートラル運転」と呼ぶ。
図9は、特許文献2に開示されたサイドスラスタであり、(A)は主要部の斜視図、(B)は作動説明図である。
特許文献2は、ノズル61の数が6である3軸姿勢制御用推進装置64において、これを含むモータケース66の一端に、弁体が回転することによって流路を切り替え可能な弁体回転式の3方向吐出切換弁60を2つ含んだ構成である。モータケース66に装填されている推薬68を燃焼させて燃焼ガス69を得て、1ないし2のノズル61を開放して燃焼ガス69を吐出し、残り5ないし4のノズルは全閉止の動作とする。これにより、ピッチ制御、ロール制御及びヨー制御の3軸姿勢制御並びにニュートラル運転の選択を行うものである。
特開平11−336612号公報、「飛翔体のサイドスラスタ」 特開2004−306762号公報、「3軸姿勢制御用推進装置及びその装置を備えた飛行物体」
上述した特許文献1のサイドスラスタは、噴射方向が2方向であるため、飛翔体の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)を行うためには少なくとも4基のフラッパ式2方弁56が必要となる。
また、このフラッパ式2方弁は、ソレノイド駆動であるため、リターンスプリングが必要であり、サイドスラスタの耐振動・耐衝撃性のため、プランジャ質量に対してリターンスプリングを強化する必要があり、駆動特性(中立戻り、応答性)の悪化をまねくおそれがあった。
一方、特許文献2のサイドスラスタ(3軸姿勢制御用推進装置)は、2基の3方向吐出切換弁60で3軸姿勢制御ができるが、単独ではニュートラル運転ができない。
また、万一、バルブ駆動に異常が発生してストップした場合、バルブが閉塞しバーストするおそれがあった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、飛翔体の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)を2基のバルブで行うことができ、耐振動・耐衝撃性能が高く、単独でもニュートラル運転ができ、バルブ駆動に異常が発生しても流路が閉塞せず、一定流量を保ちつつ流れの方向を変えることができる、飛翔体のサイドスラスタを提供することにある。
本発明によれば、飛翔体の軸線に直交する面内に軸心に点対称に設置された2基のロータリー式3方弁を備え、該ロータリー式3方弁を介して噴射用ガスを噴射する飛翔体のサイドスラスタであって、
各ロータリー式3方弁は、3方向の単独噴射と反対方向の同時噴射ができ、かつ噴射用流路が常に開口している、ことを特徴とする飛翔体のサイドスラスタが提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記ロータリー式3方弁は、飛翔体の軸線に平行な回転軸を中心に回転駆動される中空円筒形のロータリー弁と、
該ロータリー弁の外面に気密に嵌合する弁本体と、
該弁本体に内端が連結され前記面内で互いに異なる方向にガスを噴射する3基の噴射ノズルとを備え、
該3基の噴射ノズルは、ロータリー弁の外面と連通する同一面積のノズルポートをそれぞれ有し、
前記ロータリー弁は、周方向に隔てた2つの弁ポートを有し、該弁ポートのいずれか一方又は両方が、前記ノズルポートのいずれかに常に連通する。
また、前記ノズルポートと弁ポートの開口面積は常に一定となるように、各ポートサイズが設定されている。
また、前記3方向は、中間方向を基準として−90度、0度、+90度の方向であり、
前記ロータリー弁は、噴射方向を−90度と+90度、−90度のみ、+90度のみ、および2つの弁ポートのいずれかが0度のみの5ポジションに弁ポートを制御する。
上記本発明の構成によれば、飛翔体の軸線に直交する面内に軸心に点対称に設置された2基のロータリー式3方弁を備え、各ロータリー式3方弁は3方向の単独噴射ができるので、その組み合わせにより、飛翔体の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)ができる。
また各ロータリー式3方弁は反対方向の同時噴射ができるので、単独で推力を発生しないニュートラル運転ができる。
さらに各ロータリー式3方弁は噴射用流路が常に開口しているので、バルブ駆動に異常が発生しても流路が閉塞しないのでバーストのおそれがない。
また、ノズルポートと弁ポートの開口面積は常に一定となるように、各ポートサイズが設定されているので、一定流量を保ちつつ、流れの方向を変えることができる。
また、中空円筒形のロータリー弁は、回転軸を中心に回転駆動されるので、耐振動・耐衝撃性能を高めることができる。
さらに、ロータリー弁の回転位置決めは電動モータの回転によるため構造が単純にできる。
また、負荷が小さいため応答性も良くなる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明による飛翔体のサイドスラスタの断面図である。この図において、1は飛翔体の軸線に垂直な断面、2は飛翔体の軸心、10はロータリー式3方弁である。
本発明のサイドスラスタは、飛翔体の軸線に直交する面内に軸心2に点対称に設置された2基のロータリー式3方弁10を備え、このロータリー式3方弁10を介して噴射用ガス3を噴射する。
また各ロータリー式3方弁10は、3方向の単独噴射と反対方向の同時噴射ができ、かつ噴射用流路が常に開口している。
この図において、3方向の単独噴射は、4a,4b,4cの3方向と5a,5b,5cの3方向であり、中間方向(4b,5b)を基準としてそれぞれ−90度、0度、+90度の方向である。
以下、説明の都合上、4a,5aを左方向、4b,5bを上方向、4c,5cを右方向と呼ぶ。
図1において、2基のロータリー式3方弁10は3方向の単独噴射ができるので、その組み合わせにより、飛翔体の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)ができる。
例えば、2基とも左方向(4a,5a)又は右方向(4c,5c)を単独噴射すると軸心2を中心とする右回転又は左回転ができる。また、右方向と左方向の組み合わせ(4cと5a、又は4aと5c)により、左方向又は右方向の並進ができる。さらに、上方向とニュートラル(4b,5a,5c又は5b,4a,4c)により、下方向又は上方向の並進ができる。
また各ロータリー式3方弁10は反対方向の同時噴射(4a,4c又は5a,5c)ができるので、単独で推力を発生しないニュートラル運転ができる。
さらに各ロータリー式3方弁10は噴射用流路が常に開口しているので、バルブ駆動に異常が発生しても流路が閉塞しない。
図2は、本発明による第1実施形態のロータリー式3方弁の斜視図である。
この図において、本発明のロータリー式3方弁10は、中空円筒形のロータリー弁12、弁本体14、及び3基の噴射ノズル16a,16b,16cを備える。
中空円筒形のロータリー弁12は、飛翔体の軸線2に平行な回転軸6を中心に回転駆動され、その中空穴に噴射用ガス3が図示しないガス発生器から供給される。
ロータリー弁12の回転駆動は、駆動モータ7により減速機8を介して行われ、角度センサ9によりその回転位置(ポジション)を検出するようになっている。
弁本体14は、ロータリー弁12の外面に気密に嵌合する。
3基の噴射ノズル16a,16b,16cは、弁本体14に内端が気密に連結され、飛翔体1の軸線2に直交する面内で互いに異なる3方向にガス3を噴射する。
以下、この3方向を図1と同様に説明の都合上、4aを左方向、4bを上方向、4cを右方向と呼ぶ。
3基の噴射ノズル16a,16b,16cは、ロータリー弁12の外面と連通する同一面積のノズルポート17をそれぞれ有する。このノズルポート17はガス噴射時のスロート部であり、一定流量のガスを噴射できるようになっている。
ロータリー弁12は、周方向に隔てた2つの弁ポート13a,13b(この図では13aのみを示す)を有する。この2つの弁ポート13a,13bは、いずれか一方又は両方が、3基の噴射ノズル16a,16b,16cのノズルポート17のいずれかに常に連通するように設定されている。弁ポート13a,13bの面積は、ノズルポート17より十分大きく設定するのがよい。
なお、弁ポート13a,13bの形状はこの例では角型であるが、回転方向に対称性が保たれる限りで、丸型でも楕円型でも、その他の形状でもよい。
以下、弁ポート13a,13bとノズルポート17が重なる流路面積を開口面積と呼ぶ。この開口面積を介して噴射用ガス3が図示しないガス発生器から供給され、外部に噴射する。
図3は、図2のロータリー式3方弁の作動説明図である。この図において、(A)は中立状態、(B)は左側噴射、(C)は上側噴射におけるロータリー弁12のポジション(回転位置)を示している。
図3(A)の中立状態は、ロータリー弁12の2つの弁ポート13a,13bが相対するノズル16a,16cを均等に半分覆う位置である。この中立状態では、両方のノズル16a,16cから各々半分の推力で噴射するため、外力を発生しない。従って、単独でニュートラル運転ができる。
図3(B)の左側噴射では、ロータリー弁12の左側の弁ポート13aが全開となり、右側の弁ポート13bは全閉となる。従って、左側のノズル16aにみから噴射する。
図3(C)の上側噴射では、ロータリー弁12の右側の弁ポート13bを上まで回転させる。このとき左側の弁ポート13aはノズル位置よりも下がり、左側ノズルは全閉となる。従って、上側ノズル16bからのみ噴射する。
同様に図3(A)の中立状態から逆回転させると、右側噴射、左側の弁ポート13aによる上側の噴射となる。
上述した3基の噴射ノズル16a,16b,16cの3方向は、中間方向を基準として−90度、0度、+90度の方向である。
またロータリー弁12は、上述した駆動モータ7と角度センサ9により、噴射方向を−90度と+90度(図3(A))、−90度のみ(図3(B))、+90度のみ、および2つの弁ポート13a,13bのいずれかが0度のみ(図3(C))の5ポジションに弁ポートを制御する。
図4は、図2のロータリー式3方弁の回転角と開口面積の関係図である。この図において、横軸はロータリー弁12の回転角、縦軸は開口面積である。また、3基の噴射ノズル16a,16b,16cをそれぞれ左ノズル、上ノズル、右ノズルと呼ぶ。
この図において、回転角0度は図3(A)の中立状態、回転角−22.5度は図3(B)の左側噴射、回転角−67.5度は図3(C)の上側噴射に相当する。
この図に示すように、バルブポートサイズを適切に選び、図3(A)〜図3(C)の途中を含めて、どの位置においても合計の開口面積が常に一定となるように設定されている。従って、駆動異常によりストップした場合でも閉塞せず、バーストを防止することができる。
図5は、本発明による第2実施形態のロータリー式3方弁の回転角と開口面積の関係図であり、3基の噴射ノズル16a,16b,16cの相対角度は120°の場合である。
図6は、本発明による第3実施形態のロータリー式3方弁の回転角と開口面積の関係図であり、3基の噴射ノズル16a,16b,16cの相対角度は60°の場合である。
図5、図6に示すように、3基の噴射ノズル16a,16b,16cの相対角度が90°以外の場合でも、バルブポートサイズを適切に選び、どの位置においても合計の開口面積が常に一定となるように設定し、駆動異常によりストップした場合でも閉塞せず、バーストを防止することができる。
上述した本発明の構成によれば、飛翔体1の軸線に直交する面内に軸心2に点対称に設置された2基のロータリー式3方弁10を備え、各ロータリー式3方弁10は3方向(4a,4b,4cと5a,5b,5c)の単独噴射ができるので、その組み合わせにより、飛翔体1の3軸姿勢制御(2次元移動と回転)ができる。
また各ロータリー式3方弁10は反対方向(4a,4cと5a,5c)の同時噴射ができるので、単独で推力を発生しないニュートラル運転ができる。
さらに各ロータリー式3方弁10は噴射用流路が常に開口しているので、バルブ駆動に異常が発生しても流路が閉塞しないのでバーストのおそれがない。
また、ノズルポート17と弁ポート13a,13bの開口面積は常に一定となるように、各ポートサイズが設定されているので、一定流量を保ちつつ、流れの方向を変えることができる。
また、中空円筒形のロータリー弁12は、回転軸を中心に回転駆動されるので、直動部分が無く、耐振動・耐衝撃性能を高めることができる。
さらに、ロータリー弁の回転位置決めは電動モータの回転によるため構造が単純にできる。
また、負荷が小さいため応答性も良くなる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明による飛翔体のサイドスラスタの断面図である。 本発明による第1実施形態のロータリー式3方弁の斜視図である。 図2のロータリー式3方弁の作動説明図である。 図2のロータリー式3方弁の回転角と開口面積の関係図である。 本発明による第2実施形態のロータリー式3方弁の回転角と開口面積の関係図である。 本発明による第3実施形態のロータリー式3方弁の回転角と開口面積の関係図である。 特許文献1に開示されたサイドスラスタ用のフラッパ式2方弁の説明図である。 フラッパ式2方弁を備えた飛翔体の模式図である。 特許文献2に開示されたサイドスラスタの模式図である。
符号の説明
1 飛翔体の軸線に垂直な断面、2 飛翔体の軸心、3 噴射用ガス、
4a,5a 左方向、4b,5b 上方向、4c,5c 右方向、
6 回転軸、7 駆動モータ、8 減速機、9 角度センサ、
10 ロータリー式3方弁、12 ロータリー弁、
13a,13b 弁ポート、14 弁本体、
16a,16b,16c 噴射ノズル、17 ノズルポート

Claims (4)

  1. 飛翔体の軸線に直交する面内に軸心に点対称に設置された2基のロータリー式3方弁を備え、該ロータリー式3方弁を介して噴射用ガスを噴射する飛翔体のサイドスラスタであって、
    各ロータリー式3方弁は、3方向の単独噴射と反対方向の同時噴射ができ、かつ噴射用流路が常に開口している、ことを特徴とする飛翔体のサイドスラスタ。
  2. 前記ロータリー式3方弁は、飛翔体の軸線に平行な回転軸を中心に回転駆動される中空円筒形のロータリー弁と、
    該ロータリー弁の外面に気密に嵌合する弁本体と、
    該弁本体に内端が連結され前記面内で互いに異なる方向にガスを噴射する3基の噴射ノズルとを備え、
    該3基の噴射ノズルは、ロータリー弁の外面と連通する同一面積のノズルポートをそれぞれ有し、
    前記ロータリー弁は、周方向に隔てた2つの弁ポートを有し、該弁ポートのいずれか一方又は両方が、前記ノズルポートのいずれかに常に連通する、ことを特徴とする請求項1に記載の飛翔体のサイドスラスタ。
  3. 前記ノズルポートと弁ポートの開口面積は常に一定となるように、各ポートサイズが設定されている、ことを特徴とする請求項2に記載の飛翔体のサイドスラスタ。
  4. 前記3方向は、中間方向を基準として−90度、0度、+90度の方向であり、
    前記ロータリー弁は、噴射方向を−90度と+90度、−90度のみ、+90度のみ、および2つの弁ポートのいずれかが0度のみの5ポジションに弁ポートを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の飛翔体のサイドスラスタ。
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