JP2009251836A - 端末装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機10は、受信メールから、互いに対応付けられている複数の情報を抽出し、それら複数の情報がプロフィールデータに全て含まれているか否かを判別する。一つでも含まれていないと判別された場合には、正しい組み合わせではないと判別して、正しい組み合わせの候補をプロフィールデータから読み出して選択し、その候補を含む確認コメントを作成し、その確認コメントを含む送信内容を送信先に対して送信する。
【選択図】図12
Description
さらには、正しくない組み合わせの情報に基づいてメッセージのやりとりが進行してしまったり、組み合わせが正しくないことを知っている人と知らない人が混在する状況でやり取りが進行してしまったりすることによって混乱が生じてしまう。
更に、コンピュータに、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
A.構成
図1は、本発明の実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
端末装置の一例としての携帯電話機10は、基地局11および交換機12を介して、無線通信網13に接続され、さらに無線通信網13を介してメール機能を統轄するメールサーバ14とも接続されている。さらに、携帯電話機10は、無線通信網13を介してインターネット15とも接続されている。携帯電話機10は、通話機能、メール機能、インターネット接続機能(webアクセス機能)を有する。
図において、携帯電話機10は、中央制御部100、ROM101、RAM102、無線通信部103、音声信号処理部104、表示部105、操作部106、RTC107および報知部108からなる。
確認タイミング記憶部102aは、項目及び設定フラグを記憶している。項目は、受信メールに含まれていて互いに対応付けられている複数の情報の組み合わせが正しいか否かを確認するタイミングを示す。本実施形態では「(メール)受信時」、「(メール)返信時」、「(メール)送信時」としている。設定フラグはその項目が設定されているか否かを示すフラグであり、設定されている場合に「1」、設定されていない場合に「0」となる。
確認条件記憶部102bは、図4および図5に示す一例のように、確認する内容ごとに、確認フラグおよび確認項目を記憶している。確認する内容は、受信メールに含まれていて互いに対応付けられている複数の情報として、どのような内容の情報を確認するかを示すもので、本実施形態では「ユーザ個人情報(宛先)」、「ユーザ個人情報(一般)」、「第三者個人情報(宛先)」、「第三者個人情報(一般)」、「スケジュール情報」および「日付情報・曜日情報」としている。
受信メール記憶部102cは、通信相手から送信されたメールを受信メールとして記憶していて、図6に示す一例のように、受信メールごとに、受信メールID、項目名および内容を記憶している。受信メールIDは受信メールを識別するID(識別情報)である。受信メールは項目分けされていて、項目名はその項目の名称であり、内容はその項目の内容である。本実施形態では、項目名を「受信日時」、「送信元」、「宛先」、「本文」、「確認コメント」、「送信済みフラグ」などとしている。
「確認コメント」は、この受信メールに含まれていて互いに対応付けられている複数の情報の組み合わせが正しく無い場合に、その旨をこの受信メールを送信した通信相手に伝えるためのコメントである。「送信済みフラグ」は確認コメントを通信相手に送信したか否かを示すフラグであり、送信した場合に「1」、送信していない場合に「0」となる。「確認コメント」および「送信済みフラグ」の詳細は後述する。
プロフィール記憶部102dは、携帯電話機10のユーザに関する個人情報をプロフィールデータとして記憶していて、図7に示す一例のように、項目名および内容を記憶している。プロフィールデータは項目分けされていて、項目名はその項目の名称であり、内容はその項目の内容である。本実施形態では、項目名を「氏」、「名」、「メールアドレス1」、「メールアドレス2」、「電話番号1」、「電話番号2」、「FAX番号1」、「FAX番号2」、「住所」、「会社名」などとしている。
アドレス帳記憶部102eは、携帯電話機10のユーザ以外の第三者に関する個人情報をアドレス帳データとして記憶していて、図8に示す一例のように、アドレス帳データごとに、アドレス帳ID、項目名および内容を記憶している。アドレス帳IDはアドレス帳データを識別するID(識別情報)である。アドレス帳データは項目分けされていて、項目名はその項目の名称であり、内容はその項目の内容である。本実施形態では、項目名を「氏」、「名」、「メールアドレス1」、「メールアドレス2」、「電話番号1」、「電話番号2」、「FAX番号1」、「FAX番号2」、「住所」、「会社名」などとしている。
スケジュール記憶部102fは、携帯電話機10のユーザの行動予定や行動履歴をスケジュールデータとして記憶していて、図9に示す一例のように、スケジュールデータごとに、スケジュールID、項目名および内容を記憶している。スケジュールIDはスケジュールデータを識別するID(識別情報)である。スケジュールデータは項目分けされていて、項目名はその項目の名称であり、内容はその項目の内容である。本実施形態では、項目名を「年月日」、「曜日」、「時刻」、「用件」などとしている。
カレンダー記憶部102gは、日付情報(年月日)および曜日情報をカレンダーデータとして記憶している。なお、図10には、カレンダーデータを表示部105で表示する際の態様の一例を示している。また、図10には、2008年10月の1ヶ月を記載しているが、カレンダー記憶部102gは、所定の期間(たとえば50年)の日付情報および曜日情報を記憶している。
次に、本実施形態における動作について説明する。
図11は、本実施形態における携帯電話機10の動作の一例を説明するためのフローチャート(メインルーチン)である。
まず、携帯電話機10は、電源オン操作があったか否かを判断し(ステップA1)、電源オン操作があった場合には(ステップA1でYES)、電源をオンし、無線通信網4への位置登録動作や待受画面表示動作などの待受処理を行う(ステップA2)。
次に、携帯電話機10は、設定操作、メール受信検出、メール返信操作、メール送信操作、着信検出、電源オフ操作およびその他の操作の各イベントの有無を判断する(ステップA3〜ステップA9)。これらのイベントが発生しない場合には(ステップA3〜ステップA9でNO)、その後、ステップA3に戻る。一方、これらのイベントのいずれかが発生すると、その発生したイベントに応じた処理を実行する。以下、イベントごとの動作を説明する。
設定操作が行われると(ステップA3でYES)、携帯電話機10は、その設定操作に応じた設定処理を行う(ステップA10)。設定処理とは、確認タイミングを設定する操作に応じて確認タイミング記憶部102aに記憶されている設定フラグを変更する処理、確認条件を設定する操作に応じて確認条件記憶部102bに記憶されている確認フラグや確認項目のチェックマークを変更する処理、プロフィールデータを設定(登録、修正、削除)する操作に応じてプロフィールデータをプロフィール記憶部102dに記憶したり、プロフィール記憶部102dに記憶されているプロフィールデータを修正したり削除したりする処理、アドレス帳データを設定(登録、修正、削除)する操作に応じてアドレス帳データをアドレス帳記憶部102eに記憶したり、アドレス帳記憶部102eに記憶されているアドレス帳データを修正したり削除したりする処理、スケジュールデータを設定(登録、修正、削除)する操作に応じてスケジュールデータをスケジュール記憶部102fに記憶したり、スケジュール記憶部102fに記憶されているスケジュールデータを修正したり削除したりする処理である。その後、ステップA3に戻る。
メール受信を検出すると(ステップA4でYES)、携帯電話機10は、メール受信処理を行う(ステップA11)。メール受信処理については後述する。その後、ステップA3に戻る。
メール返信操作(受信したメールに対して返信を行う操作)が行われると(ステップA5でYES)、携帯電話機10は、メール返信処理を行う(ステップA12)。メール返信処理については後述する。その後、ステップA3に戻る。
メール送信操作が行われると(ステップA6でYES)、携帯電話機10は、メール送信処理を行う(ステップA13)。メール送信処理については後述する。その後、ステップA3に戻る。
着信を検出すると(ステップA7でYES)、携帯電話機10は、基地局と通信を行い、発信先との間で音声通話路を確立するなどの通話処理を行う(ステップA14)。その後、ステップA3に戻る。
電源オフ操作が行われると(ステップA8でYES)、携帯電話機10は、電源オフ処理を行い(ステップA15)、このフローチャート(メインルーチン)を終了する。
その他の操作が行われると(ステップA9でYES)、携帯電話機10は、その他の操作に応じた処理を行う(ステップA12)。その他の操作とは、たとえば、通話の発信操作、インターネット接続操作などである。その後、ステップA3に戻る。
携帯電話機10は、受信したメールに受信メールIDおよび受信日時を付加して受信メールとして受信メール記憶部102cに記憶する(ステップB1)。なおこの時点では確認コメントは記憶されず、送信済みフラグは「0」が記憶される。
次に、携帯電話機10は、確認タイミング記憶部102aに記憶されている確認タイミングを読み出して、「受信時」の設定フラグが「1」か否かを判別する(ステップB2)。「1」ではない(すなわち、「0」である)と判別された場合には(ステップB2でNO)、このフローチャートを終了する。一方、「1」であると判別された場合には(ステップB2でYES)、携帯電話機10は、ステップB1で記憶した受信メールを受信メール記憶部102cから読み出す(ステップB3)。
次に、携帯電話機10は、ステップB5の確認処理によって、正しい組み合わせではないと判別されたか否かを判別する(ステップB6)。正しい組み合わせではないと判別されなかった(すなわち、正しい組み合わせであると判別された)と判別された場合には(ステップB6でNO)、このフローチャートを終了する。
次に、携帯電話機10は、ステップB3で読み出された受信メールの宛先を読み出し(ステップB9)、送信内容の送信先の選択操作を受け付け、その選択操作に応じて送信先を選択する(ステップB10)。送信先を選択する際には、携帯電話機10は、受信メールの送信元やステップB9で読み出された宛先を表示部105に表示し、受け付けた選択操作に応じてそれら(送信元や宛先)の中から送信先を選択する。
次に、携帯電話機10は、選択された送信先に対して、ステップB8で編集された送信内容を送信し(ステップB11)、ステップB1で記憶された受信メールの送信済みフラグを「1」にして受信メール記憶部102cに記憶し(ステップB12)、このフローチャートを終了する。
携帯電話機10は、受信メール記憶部102cに記憶されている受信メールの中から返信対象となる受信メールを指定するための指定操作を受け付け、その指定操作に応じて返信対象となる受信メールを指定する(ステップC1)。
次に、携帯電話機10は、送信先(返信先)の選択操作を受け付け、その選択操作に応じて送信先を選択する(ステッC2)。送信先を選択する際には、携帯電話機10は、ステップC1で選択された受信メールの送信元や宛先を表示部105に表示し、受け付けた選択操作に応じてそれら(送信元や宛先)の中から送信先を選択する。
次に、携帯電話機10は、ステップC6の確認処理によって、正しい組み合わせではないと判別されたか否かを判別する(ステップC7)。正しい組み合わせではないと判別されなかった(すなわち、正しい組み合わせであると判別された)と判別された場合には(ステップC7でNO)、後述するステップC9へ進む。
次に、携帯電話機10は、送信内容の編集操作を受け付け、その編集操作に応じて送信内容を編集する(ステップC9)。送信内容の編集は、たとえば、新しいコメントの追加、確認コメントの修正などである。
次に、携帯電話機10は、ステップC2で選択された送信先に対して、ステップC9で編集された送信内容を送信し(ステップC10)、確認コメントも送信されたか(送信された送信内容に確認コメントが含まれていたか)否かを判別する(ステップC11)。確認コメントは送信されていないと判別された場合には(ステップC11でNO)、このフローチャートを終了する。一方、確認コメントも送信されたと判別された場合には(ステップC11でYES)、ステップC1で指定された受信メールの送信済みフラグを「1」にして受信メール記憶部102cに記憶し(ステップC12)、このフローチャートを終了する。
携帯電話機10は、送信先の選択操作を受け付け、その選択操作に応じて送信先を選択する(ステッD1)。送信先を選択する際には、携帯電話機10は、送信先を入力する入力操作を受け付け、その入力操作に応じて送信先を入力することによって送信先を選択するようにしても良いし、アドレス帳記憶部102eからアドレス帳データを読み出して表示部105に表示し、それらアドレス帳データの中から送信先を選択する選択操作を受け付け、その選択操作に応じて送信先を選択するようにしても良い。
次に、携帯電話機10は、ステップD6の確認処理によって、正しい組み合わせではないと判別されたか否かを判別する(ステップD7)。正しい組み合わせではないと判別されなかった(すなわち、正しい組み合わせであると判別された)と判別された場合には(ステップD7でNO)、後述するステップD9へ進む。
次に、携帯電話機10は、送信内容の編集操作を受け付け、その編集操作に応じて送信内容を編集する(ステップD9)。送信内容の編集は、たとえば、新しいコメントの追加、確認コメントの修正などである。
図20は、本実施形態における受信メール記憶部102cに記憶されている受信メールの一例である。以降、図20の受信メールの一例を利用して、フローチャートの動作を具体的に説明する。
まず、携帯電話機10は、確認条件記憶部102bに記憶されている確認条件のうち、確認フラグが「1」の確認条件を読み出し(ステップE1)、読み出された確認条件に応じて、メール受信処理のステップB3、メール返信処理のステップC4、メール送信処理のステップD4のいずれかで読み出された受信メールから、互いに対応付けられている複数の情報を抽出する(ステップE2)。
なお、受信メールから情報を抽出する際の情報の認識方法は、自然言語の意味分析、音声認識など、任意の認識方法で良い。
ユーザの個人情報(「ユーザ個人情報(宛先)」または「ユーザ個人情報(一般)」)である場合には(ステップE3でYES)、携帯電話機10は、ユーザ情報判別処理を行い(ステップE6)、第三者の個人情報(「第三者個人情報(宛先)」または「第三者個人情報(一般)」)である場合には(ステップE4でYES)、第三者情報判別処理を行い(ステップE7)、スケジュール情報である場合には(ステップE5でYES)、スケジュール情報判別処理を行い(ステップE8)、日付情報・曜日情報である場合には(ステップE5でNO)、日付情報・曜日情報判別処理を行う(ステップE9)。ユーザ情報判別処理、第三者情報判別処理、スケジュール情報判別処理および日付情報・曜日情報判別処理については後述する。
携帯電話機10は、プロフィール記憶部102dに記憶されているプロフィールデータを参照し(ステップF1)、図15のステップE2で抽出された互いに対応付けられている複数の情報が、ステップF1で参照したプロフィールデータに全て含まれているか否かを判別する(ステップF2)。
図20の受信メールの一例では、プロフィール記憶部102dに記憶されているプロフィールデータに、「氏」として「佐藤」、「名」として「一郎」、「メールアドレス」として「bbbbbbbb@bbbbbb.bb」、「会社名」として「○○○○株式会社」が含まれているか否かを判別する。
すべて含まれていると判別された場合には(ステップF2でYES)、携帯電話機10は、正しい組み合わせであると判別して(ステップF3)、このフローチャートを終了する。
J1は、ユーザの個人情報(「ユーザ個人情報(宛先)」または「ユーザ個人情報(一般)」)のうち、「氏」と「名」が正しい組み合わせでない場合の確認コメントの一例である。以下同様に、J2は「会社名」が他の項目と正しい組み合わせでない場合、J3およびJ4は「氏名」と「メールアドレス」が正しい組み合わせでない場合の、それぞれ確認コメントの一例である。J5〜J8については後述する。
携帯電話機10は、アドレス帳記憶部102eに記憶されているアドレス帳データを参照し(ステップG1)、図15のステップE2で抽出された互いに対応付けられている複数の情報が、ステップG1で参照したアドレス帳データの同一人のアドレス帳データに全て含まれているか否かを判別する(ステップG2)。
同一人のアドレス帳データに一つでも含まれていないと判別された場合、すなわち、複数の情報が全て含まれる同一人のアドレス帳データが見つからなかった場合には(ステップG2でNO)、携帯電話機10は、正しい組み合わせではないと判別して(ステップG4)、正しい組み合わせの候補(1つでも複数でも良い)をアドレス帳データから読み出して選択し(ステップG5)、その候補を含む確認コメントを作成し(ステップG6)、その確認コメントを受信メール記憶部102cに受信メールと対応付けて記憶し(ステップG7)、このフローチャートを終了する。
図21のJ5は、第三者の個人情報(「第三者個人情報(宛先)」または「第三者個人情報(一般)」)のうち、「氏名」と「住所」が正しい組み合わせでない場合の確認コメントの一例である。J6は、「氏名」と「メールアドレス」が正しい組み合わせでない場合の確認コメントの一例である。J7およびJ8については後述する。
携帯電話機10は、カレンダー記憶部102gに記憶されているカレンダーデータ(日付情報(年月日)および曜日情報)を参照し(ステップH1)、図15のステップE2で抽出された互いに対応付けられている複数の情報のうち、日付情報および曜日情報の対応付けが正しいか否か、すなわち、ステップH1で参照したカレンダーデータとして正しく対応付けられているか否かを判別する(ステップH2)。
図20の受信メールの一例で、「スケジュール情報」について、「年月」として「2008年10月」、「日」として「15日」、「曜日」として「水曜日」、「用件」として「営業会議」を抽出したとすると、「用件」の「営業会議」を除く「2008年10月」「15日」「水曜日」がカレンダーデータとして正しく対応付けられているか否かを判別する。
図20の受信メールの一例では、「年月」として「2008年10月」、「日」として「15日」、「曜日」として「水曜日」、「用件」として「営業会議」が、同一のスケジュールデータにすべて含まれているか否かを判別する。なお、ステップH4をより詳細に説明すると、ある1件のスケジュールデータに一つでも含まれていない情報がある場合には他のスケジュールデータに対しても同じ判別を行い、以降、複数の情報が全て含まれる同一のスケジュールデータが見つかるまで、スケジュール記憶部102fに記憶されているすべてのスケジュールデータに対して同じ判別を行う。
同一のスケジュールデータに一つでも含まれていないと判別された場合、すなわち、複数の情報が全て含まれる同一のスケジュールデータが見つからなかった場合には(ステップH4でNO)、携帯電話機10は、正しい組み合わせではないと判別して(ステップH6)、正しい組み合わせの候補(1つでも複数でも良い)をスケジュールデータから読み出して選択し(ステップH7)、その候補に関連する関連情報を作成し(ステップH8)、ステップH7で選択された候補およびステップH8で作成された関連情報を含む確認コメントを作成し(ステップH9)、その確認コメントを受信メール記憶部102cに受信メールと対応付けて記憶し(ステップH10)、このフローチャートを終了する。
次に、「2008年10月」、「9日」、「木曜日」のスケジュールデータ(たとえばスケジュールデータ記憶されていないものとする)と、「2008年10月」、「10日」、「金曜日」のスケジュールデータ(たとえば「時刻」は「15:00〜17:00」で「用件」は「企画会議」であるとする)を読み出す。なお、スケジュールを読み出すことは、スケジュールデータが記憶されていないことを認識することを含む。
図21のJ7は、スケジュール情報のうち、「年月」、「日」、「曜日」が正しい組み合わせでない場合の確認コメントの一例である。J6は、「年月」、「日」、「曜日」、「用件」が正しい組み合わせでない場合の確認コメントの一例である。
携帯電話機10は、カレンダー記憶部102gに記憶されているカレンダーデータ(日付情報(年月日)および曜日情報)を参照し(ステップI1)、図15のステップE2で抽出された互いに対応付けられている複数の情報のうち、日付情報および曜日情報の対応付けが正しいか否か、すなわち、ステップI1で参照したカレンダーデータとして正しく対応付けられているか否かを判別する(ステップI2)。
日付情報および曜日情報の対応付けが正しいと判別された場合には(ステップI2でYES)、携帯電話機10は、正しい組み合わせであると判別して(ステップI3)、このフローチャートを終了する。
11 基地局
12 交換機
13 無線通信網
14 メールサーバ
15 インターネット
100 中央制御部
101 ROM
102 RAM
103 無線通信部
104 音声信号処理部
105 表示部
106 操作部
107 RTC
108 報知部
Claims (12)
- 通信相手から送信されたメッセージを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたメッセージに含まれ、互いに対応付けられている複数の情報を抽出する抽出手段と、
記憶手段に記憶されている所定の情報に基づいて、前記抽出手段によって抽出された複数の情報の組み合わせが正しいか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって複数の情報の組み合わせが正しくないと判別された場合に、正しくない旨を通信相手に対して送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。 - 前記判別手段によって複数の情報の組み合わせが正しくないと判別された場合に、前記抽出手段によって抽出された複数の情報及び前記記憶手段に記憶されている所定の情報に基づいて、正しい組み合わせの候補を選択する選択手段を更に備え、
前記送信手段は、前記正しくない旨とともに、前記選択手段によって選択された正しい組み合わせの候補を送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記選択手段によって選択された正しい組み合わせの候補に関連する関連情報を、前記記憶手段に記憶されている所定の情報に基づいて作成する作成手段を更に備え、
前記送信手段は、前記正しくない旨及び前記正しい組み合わせの候補とともに、前記作成手段によって作成された関連情報を送信する、
ことを特徴とする請求項2記載の端末装置。 - 前記判別手段によって複数の情報の組み合わせが正しくないと判別された場合に、前記正しくない旨を、前記受信手段によって受信されたメッセージの宛先に対して送信するか否かを指定する指定手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記指定手段によってメッセージの宛先に対して送信することが指定された場合に、正しくない旨を、通信相手及び前記メッセージの宛先に対して送信する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記記憶手段は、前記所定の情報として、前記端末装置のユーザの個人情報を記憶し、
前記抽出手段は、前記互いに対応付けられている複数の情報として、互いに対応付けられている複数の個人情報を抽出し、
前記判別手段は、前記抽出手段によって抽出された複数の個人情報が、前記記憶手段に記憶されている端末装置のユーザの個人情報に含まれているか否かを判別することによって、組み合わせが正しいか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記複数の個人情報は、前記受信手段によって受信されたメッセージの宛先に関する複数の宛先情報であることを特徴とする請求項5記載の端末装置。
- 前記記憶手段は、前記所定の情報として、第三者の個人情報(アドレス帳データ)を記憶し、
前記抽出手段は、前記互いに対応付けられている複数の情報として、互いに対応付けられている複数の個人情報を抽出し、
前記判別手段は、前記抽出手段によって抽出された複数の個人情報が、前記記憶手段に記憶されている第三者の個人情報のうち、同一人の個人情報に含まれているか否かを判別することによって、組み合わせが正しいか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記複数の個人情報は、前記受信手段によって受信されたメッセージの宛先に関する複数の宛先情報であることを特徴とする請求項7記載の端末装置。
- 前記記憶手段は、前記所定の情報として、日付情報及び/又は時刻情報に対応付けて用件情報を記憶し、
前記抽出手段は、前記互いに対応付けられている複数の情報として、互いに対応付けられている日付情報及び/又は時刻情報と、用件情報とを抽出し、
前記判別手段は、前記抽出手段によって抽出された用件情報が、前記抽出手段によって抽出された日付情報及び/又は時刻情報と対応付けられて前記記憶手段に記憶されているか否かを判別することによって、組み合わせが正しいか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記記憶手段は、前記所定の情報として、日付情報に対応付けて曜日情報を記憶し、
前記抽出手段は、前記互いに対応付けられている複数の情報として、互いに対応付けられている日付情報及び曜日情報を抽出し、
前記判別手段は、前記抽出手段によって抽出された曜日情報が、前記抽出手段によって抽出された日付情報と対応付けられて前記記憶手段に記憶されているか否かを判別することによって、組み合わせが正しいか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - 前記記憶手段は、前記所定の情報として、日付情報を記憶し、
前記抽出手段は、前記互いに対応付けられている複数の情報として、互いに対応付けられている日付の月情報及び日情報を抽出し、
前記判別手段は、前記抽出手段によって抽出された月情報及び日情報が、前記記憶手段に記憶されているか否かを判別することによって、組み合わせが正しいか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1記載の端末装置。 - コンピュータに、
通信相手から送信されたメッセージを受信する機能、
前記受信されたメッセージに含まれ、互いに対応付けられている複数の情報を抽出する機能、
記憶手段に記憶されている所定の情報に基づいて、前記抽出された複数の情報の組み合わせが正しいか否かを判別する機能、
前記抽出された複数の情報の組み合わせが正しくないと判別された場合に、正しくない旨を通信相手に対して送信する機能、
を実現させるためのプログラム。
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