JP2009250170A - スクリュ流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータ軸の吐出側に安価で省スペースの軸封構造を有するスクリュ圧縮機を提供する。
【解決手段】ハウジング2に形成したロータ室3内に収容された雌雄咬合するスクリュロータ4により対象気体を圧縮、または、対象気体の膨張力を回転力に変換するスクリュ流体機械1において、スクリュロータ4とロータ軸7の高圧側の軸受11との間に、スクリュロータ4側から順に、非接触シール15と、第1リップシール16とを配設し、非接触シール15と第1リップシール16との間の第1シール空間18を第1リップシール16の耐用圧力以下の空間に連通させる第1連通孔22と、第1シール空間18に潤滑流体を供給する潤滑流体供給流路24とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクリュ流体機械に関する。
ロータ室内に収容された雌雄咬合するスクリュロータで対象気体を圧縮するスクリュ圧縮機や、対象気体の膨張を回転エネルギに変換するスクリュエキスパンダなどのスクリュ流体機械は、対象気体を系内に封止、或いは、対象気体に外気などが混入するのを防止するために、ロータ軸のスクリュロータと軸受との間に軸封構造が設けられる。
特許文献1に記載されているように、従来のスクリュ圧縮機では、吸込側の軸封装置としてリップシールが用いられ、吐出側の軸封装置としてメカニカルシールが用いられている。
リップシールは安価で省スペースの軸封装置であるが、一般に、封止可能な最大圧力が0.03MPa程度である。このため、リップシールは、高圧となる吐出側では軸封が不十分になったり耐久性が著しく低下するおそれがあるので、低圧の吸込側の軸封にのみ使用可能である。一方、メカニカルシールは、高圧の軸封が可能であるが、非常に高価であると共に設置のためのスペースが大きいという問題がある。
特許文献2には、スクリュロータと軸受との間に、スクリュロータ側にラビリンスシールのような非接触シールを設け、軸受側にリップシールを設け、非接触シールとリップシールとの間の空間を低圧空間に連通させることで、リップシールに過大な圧力が加わらないようにした発明が記載されている。
しかしながら、特許文献2の発明でも、対象気体の温度が高い場合、僅かに漏出した高温の対象気体によりリップシールの温度が上昇する。リップシールは、一般に熱膨張率が大きく、シール空間の圧力が上昇しなくても、温度上昇によってロータ軸に対する接触圧力が高くなり、損傷し易くなるという問題がある。
特開2000−45948号公報 特開2007−132243号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、ロータ軸の高圧側に安価で省スペース、且つ、シールが確実な軸封構造を有するスクリュ圧縮機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明によれば、ハウジングに形成したロータ室内に収容された雌雄咬合するスクリュロータにより対象気体を圧縮、または、前記対象気体の膨張力を回転力に変換するスクリュ流体機械は、前記スクリュロータと前記スクリュロータのロータ軸の高圧側の軸受との間に、前記スクリュロータ側から順に、非接触シールと、第1リップシールとを配設し、前記非接触シールと第1リップシールとの間の第1シール空間を前記第1リップシールの耐用圧力以下の空間に連通させる第1連通孔と、前記第1シール空間に潤滑流体を供給する潤滑流体供給流路とを設けたものとする。
この構成によれば、第1連通孔によって第1リップシールに過大な圧力が加わらないようにしながら、さらに、第1シール空間に供給される潤滑流体によって、リップシールを冷却しつつ、リップシールとロータ軸との間の摩擦を低減し、第1リップシールを長寿命化できる。
また、本発明のスクリュ流体機械において、前記非接触シールは、前記ロータ軸の回転力によって前記潤滑流体を前記ロータ室側に移動させる螺旋状の溝または突起を有してもよい。
この構成によれば、潤滑流体がロータ室側に移動する圧力によって対象気体を封止することができる。
また、本発明のスクリュ流体機械において、前記潤滑流体供給路は、前記螺旋状の溝または突起の途中に前記潤滑流体を供給してもよい。
この構成によれば、非接触シールの隙間を潤滑流体で満たして螺旋状の溝または突起により確実に流体圧を発生させて軸封できる。
また、本発明のスクリュ流体機械において、前記第1リップシールと前記軸受との間に、第2リップシールを配設し、前記第1リップシールと前記第2リップシールとの間の第2シール空間を略大気圧の低圧空間に連通させる第2連通孔を設けてもよい。
この構成によれば、第1シール空間の圧力が大気圧より高くても、第2リップシールによって対象気体や潤滑流体などを軸受側に流入させないように封止できる。
また、本発明のスクリュ流体機械において、前記対象気体は、蒸気であり、前記潤滑流体は前記対象気体の凝縮水であってもよい。
この構成によれば、凝縮水の圧力によって潤滑流体をスクリュ流体機械に供給でき、ポンプ等の付帯設備が必要ない。
以上のように、本発明によれば、スクリュ流体機械の高圧側のロータ軸に設けた第1リップシールの直前の第1シール空間に第1連通孔を設けたことで、第1リップシールに過大な圧力が加わらず、第1リップシールを潤滑流体によって潤滑するので、第1リップシール寿命が長い。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のスクリュ流体機械の第1実施形態であるスクリュ圧縮機1を示す。スクリュ圧縮機1は、ハウジング2のロータ室3内に収容された雌雄咬合する一対のスクリュロータ4で、低圧(たとえば大気圧)の蒸気(対象気体)を(例えば0.5MPaGに)圧縮して吐出するものである。
ハウジング2には、ロータ室3に圧縮すべき蒸気を供給する吸込流路5と、ロータ室3内でスクリュロータ4によって圧縮された蒸気を排出する吐出流路6と、スクリュロータ4のロータ軸7を吸込側および吐出側で、それぞれ、支持および軸封する構造を設置するための軸受軸封空間8,9が設けられている。
ロータ軸7は、吸込側の軸受軸封空間8内に設置されたころ軸受10と、吐出側の軸受軸封空間9内に設置された2つの玉軸受11とで回転可能に支持され、吸込側の軸受軸封空間9を貫通して延伸し、不図示のモータに接続される。
ころ軸受10の前記モータ側には、モータ側への異物(ころ軸受10のグリスなど)の浸入を防ぐリップシール12が設置され、ころ軸受10のスクリュロータ4側には、ころ軸受10のグリスがスクリュロータ4側に流出しないように封止するリップシール13と、吸込流路5からころ軸受10側に蒸気や潤滑流体が浸入しないように封止するリップシール14とが設けられている。
スクリュロータ4と玉軸受11との間の吐出側の軸受軸封空間9には、スクリュロータ4側から順に、ラビリンスシール15、第1リップシール16および第2リップシール17が設けられている。ラビリンスシール15は、ロータ軸7に嵌合してロータ軸7とともに回転するロータと、該ロータと接触しないように軸受軸封室9の内壁に嵌合して固定されたステータとからなる公知の非接触シールである。リップシール16は、ラビリンスシール15側からの蒸気の浸入を封止する向きに設置され、リップシール17は、玉軸受11からのグリスなどの流出を防止する向きに設置されている。
軸受軸封空間9は、第1リップシール16と第2リップシール17とによって区分され、ラビリンスシール15と第1リップシール16との間の第1シール空間18、第1リップシール16と第2リップシール17との間の第2シール空間19、および、第2シール空間19より玉軸受11側の封油空間20に分割されている。
また、ハウジング2には、リップシール13とリップシール14との間の軸受軸封空間8を外部に連通させる開放流路21と、ラビリンスシール15と第1リップシール16との間の第1シール空間18を大気に開放する第1連通路22と、第1リップシール17と第2リップシール18との間の第2シール空間19を大気に開放する第2連通路23と、第1連通空間に、スクリュ圧縮機1が吐出した蒸気の凝縮水を潤滑流体として供給する潤滑流体供給流路24とが設けられている。
ラビリンスシール15は、少しずつ蒸気を第1シール空間18に漏出させる。第1連通路22は第1シール空間18に漏出した蒸気を大気に放出するが、流路抵抗があるために第1連通路22を完全に大気圧にすることはできず、0.02MPaG程度以下に保つ。
一方、スクリュ圧縮機1の吐出した高圧蒸気(0.5MPaG)が需要設備において凝縮した熱水は、例えば、0.4MPaG程度の圧力を有する。このため、この凝縮水は、ポンプなどの設備を設けずとも、第1シール空間18内に供給され得る。そして、過剰な凝縮水は、ラビリンスシール15から漏出した蒸気と共に、第1連通路22を介して外部に放出される。第1連通路22から流出する蒸気および凝縮水は、回収して再利用してもよい。
このスクリュ圧縮機1では、第1シール空間18に潤滑流体が供給されているので、ラビリンスシール15から乾き蒸気が漏出しても、第1リップシール16とロータ軸7との間に潤滑流体の層を介在させ、第1リップシール16がロータ軸7に対して乾燥状態で接触して摩耗が促進されることがない。また、潤滑流体は、第1リップシール16とロータ軸7の摩擦によって発生する熱を奪い、第1リップシール16が過熱により劣化したり損傷するのを防止する。
また、第2シール空間19を第2連通孔23によって大気開放しているので、万一、第1リップシール16のシールが不良となっても、漏出した蒸気等の圧力が大気に放出される。このため、第2リップシール17に逆方向の圧力が加わらず、封油空間20から潤滑油が流出したり、封油空間20に蒸気が侵入したりしない。
図2および3に、本発明のスクリュ流体機械の第2実施形態であるスクリュエキスパンダ31の高圧側の軸受軸封構造を示す。スクリュエキスパンダ31は、ハウジング32に形成されたロータ室33にスクリュロータ34が収容され、スクリュロータ34のロータ軸35を、ハウジング32に保持されたころ軸受36および玉軸受37で回転可能に支持している。スクリュエキスパンダ31では、スクリュロータ34ところ軸受36との間に、スクリュロータ34側から順に、ラビリンスシール(非接触シール)38、第1リップシール39および第2リップシール40が配設されている。
ラビリンスシール38は、ロータ軸35との間の隙間が数十μm以下になるように形成された3つのリング38a,38b,38cと、リング38a,38b,38cをハウジング32に気密に押圧する圧縮ばね38d,38eとを有する。ロータ室33から漏出した蒸気は、リング38a,38b,38cとロータ軸35との小さな隙間を通過する度に圧力損失によって減圧される。
第1リップシール39および第2リップシール40は、ロータ軸35に嵌装され、ロータ軸35と共に回転するスリーブ41に摺接するようになっている。第1リップシール39は、ロータ室33側からころ軸受36側に漏出した蒸気やその他の異物が侵入するのを防止する方向に取り付けられ、第2リップシール40は、ころ軸受36側から潤滑油等が漏出するのを防止する方向に取り付けられている。
ハウジング32とロータ軸35との隙間は、ラビリンスシール38の最終段のリング38cと第1リップシール39との間であって、最終段のリング38cを押圧する圧縮ばね38eを包含する第1シール空間42と、第1リップシール39と第2リップシール40との間の第2シール空間43と、ころ軸受36および玉軸受37を包含する封油空間44とに分割されている。そして、ハウジング32には、第1シール空間42の最終段のリング38cの背部に潤滑水(潤滑流体)を供給する潤滑流体供給流路45と、第1シール空間42を大気開放する第1連通孔46と、第2シール空間44を大気開放する第2連通孔47とが形成されている。
本実施形態において、第1シール空間42に供給される潤滑水は、図4に示すように、ボイラ48からスチームエキスパンダ31に供給され、スチームエキスパンダ31から吐出された蒸気を熱交換器49で2次利用する際に発生した凝縮水の一部をスチームトラップ50を介して供給したものである。例えば、ボイラ48から約0.8MPaGの蒸気をスチームエキスパンダ31に供給し、スチームエキスパンダ31から約0.3MPaGの蒸気が吐出される場合、熱交換器49の凝縮水も、約0.3MPaGの圧力を有している。また、スクリュエキスパンダ31において、ラビリンスシール38を通過して漏出した蒸気は、第1連通孔46を介して大気開放されるが、第1連通孔45の圧損により、第1シール空間42内の圧力は、約0.02MPaG程度になる。つまり、熱交換器49の凝縮水は、第1シール空間42内の圧力より十分に高い圧力を有しているため、ポンプ等を使用することなく、潤滑流体供給流路45から第1シール空間42内に供給できる。
約0.3MPaGの凝縮水の温度は約144℃であり、この凝縮水が第1シール空間42に供給されることで、第1リップシール39とロータ軸35との間を潤滑して摩擦を低減すると共に、第1リップシール39の異常な温度上昇を防止する。これにより、第1リップシール39の摩耗を防止し、第1リップシール39による軸封を維持し、第2シール空間42の内圧を大気圧に維持して、封油空間43への蒸気や異物の侵入を防止できる。
図5に、本発明の第3実施形態のスクリュ流体機械であるスクリュ圧縮機51の高圧側の軸受け構造を示す。スクリュ圧縮機51は、ハウジング52に形成されたロータ室53にスクリュロータ54が収容され、スクリュロータ54のロータ軸55を、ハウジング52に保持された玉軸受56で回転可能に支持している。スクリュ圧縮機51では、スクリュロータ54と玉軸受56との間に、スクリュロータ54側から順に、ビスコシール(非接触シール)57、第1リップシール58および第2リップシール59が配設されている。第1リップシール58および第2リップシール59は、ロータ軸55に嵌装されたスリーブ60に摺接するようになっている。
ハウジング32とロータ軸55との隙間は、ビスコシール57と第1リップシール58との間の第1シール空間と61と、第1リップシール58と第2リップシール59との間の第2シール空間62と、玉軸受56を包含する封油空間63とに分割されている。そして、ハウジング52には、第1シール空間51に潤滑水を供給する潤滑流体供給流路64と、第1シール空間51を大気開放する第1連通孔65と、第2シール空間52を大気開放する第2連通孔66とが形成されている。
ビスコシール57は、ロータ軸55に螺旋状に形成された突起からなり、ロータ軸55の回転によって、第1シール空間51に供給された潤滑水をロータ室53に向かってねじ送りして、潤滑水の流体圧によってロータ室53内に対象気体を封止するものである。
本実施形態では、潤滑流体供給流路64を介して第1シール空間51に潤滑水を供給するので、ビスコシール57が液切れして対象気体が第1シール空間51に多量に漏出したり、第1リップシール58がスリーブ60にドライ接触して過熱し、急激に損耗することがない。
図6に、本発明の第4実施形態のスクリュ流体機械であるスクリュ圧縮機51aの高圧側の軸封構造を示す。本実施形態では、第3実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態のスクリュ圧縮機51aにおいて、ビスコシール57aは、ロータ軸55に嵌装されたスリーブ67からなる。スリーブ67の内面には、螺旋状の溝が形成されており、ロータ軸55の回転によって潤滑水をロータ室53に向かって移動させる流体圧を生じさせるようになっている。
本実施形態では、潤滑流体供給流路64が、スリーブ67の中央よりやや玉軸受56寄りの位置を貫通して形成された貫通孔67aと連通し、ビスコシール57aの途中に潤滑水を供給するようになっている。ビスコシール57aの中では、発生する流体圧がロータ室53に向かって連続的に上昇する。このため、貫通孔67aは、玉軸受56側からビスコシール57aの全長の2/3以内の位置であれば、スクリュ圧縮機51aが吐出した蒸気の凝縮水の圧力で、潤滑水をロータ軸55とスリーブ67との間に供給可能である。
本実施形態のように、ビスコシール57aの途中に潤滑水を供給すれば、ビスコシール57aの液切れが発生しない。また、第1シール空間51側に漏出した潤滑水は、第1リップシール58を潤滑および冷却するので、第1リップシール58の寿命短縮を防止できる。
本発明の第1実施形態のスクリュ圧縮機の概略断面図。 本発明の第2実施形態のスクリュエキスパンダの軸受構造の断面図。 図2のスクリュエキスパンダの軸受け構造の部分切断斜視図。 図2のスクリュエキスパンダを含むシステムの概略図。 本発明の第3実施形態のスクリュ圧縮機の軸受構造の概略断面図。 本発明の第4実施形態のスクリュ圧縮機の軸受構造の概略断面図。
符号の説明
1…スクリュ圧縮機(スクリュ流体機械)
2…ハウジング
3…ロータ室
4…スクリュロータ
5…吸込流路
6…吐出流路
7…ロータ軸
9…軸受軸封空間
11…玉軸受
15…ラビリンスシール(非接触シール)
16…第1リップシール
16…第2リップシール
18…第1シール空間
19…第2シール空間
20…封油空間
22…第1連通路
22…第2連通路
24…軸封流体流路

Claims (5)

  1. ハウジングに形成したロータ室内に収容された雌雄咬合するスクリュロータにより対象気体を圧縮、または、前記対象気体の膨張力を回転力に変換するスクリュ流体機械において、
    前記スクリュロータと前記スクリュロータのロータ軸の高圧側の軸受との間に、前記スクリュロータ側から順に、非接触シールと、第1リップシールとを配設し、
    前記非接触シールと第1リップシールとの間の第1シール空間を前記第1リップシールの耐用圧力以下の空間に連通させる第1連通孔と、
    前記第1シール空間に潤滑流体を供給する潤滑流体供給流路とを設けたことを特徴とするスクリュ流体機械。
  2. 前記非接触シールは、前記ロータ軸の回転力によって前記潤滑流体を前記ロータ室側に移動させる螺旋状の溝または突起を有することを特徴とする請求項1に記載のスクリュ流体機械。
  3. 前記潤滑流体供給路は、前記螺旋状の溝または突起の途中に前記潤滑流体を供給することを特徴とする請求項2に記載のスクリュ流体機械。
  4. 前記第1リップシールと前記軸受との間に、第2リップシールを配設し、
    前記第1リップシールと前記第2リップシールとの間の第2シール空間を略大気圧の低圧空間に連通させる第2連通孔を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスクリュ流体機械。
  5. 前記対象気体は、蒸気であり、前記潤滑流体は前記対象気体の凝縮水であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスクリュ流体機械。
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