JP2009248569A - 綴じ具を用いたファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、必要とされる材料費が安く、用紙を取り出す時及び挿入する時の取り扱いが容易である綴じ具を用いたファイルを提供する。
【解決手段】本発明に係る綴じ具を用いたファイルは、表紙1、裏表紙2、及び背表紙3を有するとともに、該背表紙3及び/又は該表紙1及び該裏表紙2の一方に固定して、用紙5を綴じる少なくとも2つの独立したリング4と、前記用紙5を前記リング4内に導くため、それぞれの前記リング4に設けたスロットとを有する。前記リング4は剛体構成であって、回転することがないように前記背表紙3及び/又は前記表紙1及び前記裏表紙2の一方へ個々に固定されており、前記リング4は、内側へと突き出た支持面を有し、該支持面は、開いた状態で最も前記表紙1側及び/又は最も前記裏表紙2側にある用紙5のエッジ領域が当接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表紙、裏表紙、及び背表紙を有するとともに、背表紙及び/又は表紙及び裏表紙の一方へ固定して、用紙を綴じるための少なくとも2つの独立したリングを有する綴じ具を用いたファイルに関する。
複数の用紙を綴じることができるようにした綴じ具を用いたファイル、バインダーなどが、数多く市販されている。しかしながら、らせんワイヤを用いて用紙を綴じるファイルやバインダーなどの場合には、新たな用紙を事後に挿入することが不可能である。新たな用紙を事後に挿入する場合には、リングバインダー又はリングファイルが使用される。らせんワイヤを用いて用紙を綴じるファイルやバインダー、リングバインダー又はリングファイルなどの有利な点については一般的に認識されている。
複数の用紙を綴じることができる簡単な形態として、スプリングバック・ファイルがある。スプリングバック・ファイルは、外側から押し込まれる締め付け具によって背表紙が形成されている。しかし、スプリングバック・ファイルは、ページを完全に開くことができず、ページを開くことができても開いたページが見苦しく湾曲するという問題点があった。さらに、開いたページは、保持したり重しで押さえたりしていない場合、勝手に閉じようとする傾向を有している。
一方、写真アルバムや、プレゼンテーション用フォルダなどの用途においては、審美的で魅力のある綴じ具を用いたファイルが望まれている。
例えば特許文献1に係る綴じ具を用いたファイルは、表紙、裏表紙、及び背表紙を有するとともに、表紙及び裏表紙の一方及び/又は背表紙へと固定した、用紙を綴じるための少なくとも2つの別々のリングを有しているファイルであって、それぞれのリングは、繰り返し開閉することが可能なように、少なくとも第1の接続点において互いに着脱可能に接続された2つの剛体部品で構成されている。このように、特許文献1に係る綴じ具を用いたファイルは、複数の用紙を綴じることが可能であるとともに、新たな用紙を事後に挿入することも可能である。
同様に、特許文献2に係る綴じ具を用いたファイルは、用紙を綴じる複数の別々のリングが裏表紙にねじ留めされている。それぞれのリングは、柔軟性のある材料で構成され、用紙の挿入及び取り出しの場合に曲げて開くことが可能であるとともに、常に元の形状に戻ろうとする性質を有している。
特許文献3に係る綴じ具を用いたファイルは、共通のベース板で裏表紙に固定された複数のフックを有している。フックは、共通の閉鎖板で閉じることが可能な大きなスロット又は開口部を有している。
特許文献4に係る綴じ具を用いたファイルは、共通のベース板に複数のフックを固定した構成、あるいは共通のベース板を機械加工して複数のフックを形成した構成のような複数のフックを有する構成を開示している。複数のフックを有する構成は、用紙を綴じた後に、ファイルの裏表紙へと固定又は押し込むことができる。また複数のフックを有する構成は、別々のリングで構成する場合に比べて、共通のベース板等の余分な材料費がかかる。特許文献5に係る綴じ具を用いたファイルは、複数のリングが共通のベース板に取り付けられている。この共通のベース板は、背表紙へと貼り付けられ、用紙を綴じたり外したりできるように背表紙のほぼ中央部で組み合わさる構成である。
独国実用新案第20 2006 019 365号明細書 米国特許第5154528号明細書 英国特許第587 108号明細書 独国特許第1 744 850号明細書 仏国特許第876 245号明細書
特許文献2に係る綴じ具を用いたファイルは、通常、2つ以上のリングが設けてあり、それぞれのリングを別々に手で曲げて開かなければならないため、新たな用紙を事後に挿入することが面倒であるという問題があった。
また、特許文献3に係る綴じ具を用いたファイルは、フックが所定の間隔を空けて共通のベース板に配置されるので、特定形式の用紙に対応したファイルしか製造することができないという問題があった。さらに、特許文献3に係る綴じ具を用いたファイルは、閉鎖板という部品を新たに追加する必要があり、材料費が高くなるという問題があった。
特許文献4に係る綴じ具を用いたファイルも、ベース板等を新たに追加する必要があり、材料費が高くなるという問題があった。また、特許文献5に係る綴じ具を用いたファイルは、共通のベース板を背表紙から取り外すことが可能であるため、綴じられた用紙が意図せずに滑り出てしまうという問題があった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、必要とされる材料費が安く、用紙の挿入時及び取り出し時の取り扱いが容易である綴じ具を用いたファイルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る綴じ具を用いたファイルは、表紙、裏表紙、及び背表紙を有するとともに、該背表紙及び/又は該表紙及び該裏表紙の一方に固定して、用紙を綴じる少なくとも2つの独立したリングと、前記用紙を前記リング内に導くため、それぞれの前記リングに設けたスロットとを有する綴じ具を用いたファイルにおいて、
前記リングは剛体構成であって、回転することがないように前記背表紙及び/又は前記表紙及び前記裏表紙の一方へ個々に固定されており、前記リングは内側へと突き出た支持面を有し、該支持面は、開いた状態で最も前記表紙側及び/又は最も前記裏表紙側にある前記用紙のエッジ領域が当接することを特徴とする。
また、第2発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第1発明において、前記リングは、一体に成型されていることを特徴とする。
また、第3発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第1又は第2発明において、前記支持面は、前記リングの中心から60°±20°の角度範囲に広がっていることを特徴とする。
また、第4発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第1乃至第3発明のいずれか1つにおいて、前記リングは、楕円形であることを特徴とする。
また、第5発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第1乃至第4発明のいずれか1つにおいて、前記裏表紙に、前記リングを固定するための開口部が設けられていることを特徴とする。
また、第6発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第5発明において、前記リングは、前記開口部に挿入するための、ブリッジによって互いに隔てられた2つの対向する直線状の溝を有していることを特徴とする。
また、第7発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第6発明において、前記リングは、前記溝を有する領域に、平坦に構成された前記支持面を形成していることを特徴とする。
また、第8発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第5乃至第7発明のいずれか1つにおいて、前記裏表紙は、層構造を有し、前記開口部は、前記裏表紙に設けた少なくとも1つの層に形成されていることを特徴とする。
また、第9発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第8発明において、前記層の端部は、前記背表紙と平行になるように配置され、前記開口部を有することを特徴とする。
また、第10発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第9発明において、前記層の端部は、前記裏表紙の層を折り返し、あるいは折り畳むことで形成される折り目であることを特徴とする。
また、第11発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第5乃至第10発明のいずれか1つにおいて、前記開口部は、少なくとも1つの切り欠きを備え、前記リングは、前記溝に、該切り欠きと嵌合する少なくとも1つの突起を備えていることを特徴とする。
また、第12発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第11発明において、前記突起が前記開口部へ挿入する位置を、用紙を取り出し又は挿入するための位置となるように、前記突起が前記切り欠きと嵌合する位置を、挿入したリングの前記開口部での終端位置となるように、前記突起を前記溝に配置することを特徴とする。
また、第13発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第5乃至第12発明のいずれか1つにおいて、前記溝は、平坦に構成された上部と底部との間に形成されており、前記上部と前記底部とはブリッジで互いに接続され、前記上部は、前記リングの内側方向の面に前記支持面が形成されていることを特徴とする。
また、第14発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第13発明において、前記底部は、短辺方向の幅が前記上部の幅の少なくとも2倍あることを特徴とする。
また、第15発明に係る綴じ具を用いたファイルは、第1乃至第4発明のいずれか1つにおいて、前記スロットは、前記背表紙と、前記表紙又は前記裏表紙との境界の方向に開口部を有しており、前記表紙を前記裏表紙に、又は前記裏表紙を前記表紙に、閉じる方向とは反対の方向に折り返すことで、用紙の取り出し又は挿入を行うことを特徴とする。
第1発明では、リングは内側へと突き出た支持面を有し、該支持面を、開いた状態で最も前記表紙側及び/又は最も前記裏表紙側にある用紙のエッジ領域と当接させている。したがって、綴じ具を用いたファイルは、用紙が意図せずに滑り出すことがなく、確実に用紙を綴じることができる。
第2発明では、リングは、一体に成型されている。したがって、リングに剛性を持たせることができる。
第3発明では、支持面は、リングの中心から60°±20°の角度範囲に広がっている。したがって、綴じ具を用いたファイルは、用紙のエッジ領域を当接させる支持面を広く確保して、用紙がリングから意図せずに滑り出すことを防止する。
第4発明では、リングは、楕円形であることを特徴とする。したがって、綴じ具を用いたファイルは、従来のリングバインダーに比べて、比較的スリムであって審美的に望ましい外観を有している。
第5発明では、裏表紙に、リングを固定するための開口部が設けられている。したがって、綴じ具を用いたファイルは、リングが回転することなく、容易に用紙をリングから取り出したり、挿入したりすることができる。
第6発明では、リングは、開口部に挿入するための2つの対向する直線状の溝を有している。したがって、綴じ具を用いたファイルは、開口部にリングを容易に挿入することができるとともに、リングを回転することがないように固定できる。
第7発明では、溝を有する領域に、平坦に構成された支持面を形成している。したがって、綴じ具を用いたファイルは、用紙のエッジ領域を当接させる支持面を確保して、用紙がリングから意図せずに滑り出すことを防止する。
第8発明では、開口部は、裏表紙に設けた少なくとも1つの層に形成されている。したがって、綴じ具を用いたファイルは、裏表紙にリングを固定する箇所がないので、審美的に望ましい外観を有している。
第9発明では、層の端部は、背表紙と平行になるように配置され、開口部を有する。したがって、綴じ具を用いたファイルは、開口部にリングを容易に挿入することができるとともに、用紙をすべてのリングに問題なく挿入できるよう、リングを同じ方向に整列させることができる。
第10発明では、層の端部は、裏表紙の層を折り返し、あるいは折り畳むことで形成される折り目である。したがって、綴じ具を用いたファイルは、開口部の強度を向上させることで、裏表紙の層にリングを支持させる構造の耐久性が向上する。
第11発明では、開口部は、少なくとも1つの切り欠きを備え、リングは、溝に、切り欠きと嵌合する少なくとも1つの突起を備えている。したがって、綴じ具を用いたファイルは、開口部に挿入するリングの位置決めが可能となることで、用紙の取り出し又は挿入が容易になる。
第12発明では、突起が切り欠きと嵌合する位置を、挿入したリングの開口部での終端位置とする。したがって、綴じ具を用いたファイルは、リングを開口部に固定できるので、意図せずにリングが開口部から外れることはない。
第13発明では、溝は、平坦に構成された上部と底部との間に形成されており、上部と底部とはブリッジで互いに接続されている。したがって、綴じ具を用いたファイルは、用紙のエッジ領域を当接させる支持面を確保できるとともに、支持面を回転することがないように固定できる。
第14発明では、底部は、短辺方向の幅が上部の幅の少なくとも2倍ある。したがって、綴じ具を用いたファイルは、リングを安定して裏表紙等に固定することができる。
第15発明では、スロットが、背表紙と、表紙又は裏表紙との境界の方向に開口部を有している。したがって、綴じ具を用いたファイルは、表紙を裏表紙に、又は裏表紙を表紙に、閉じる方向とは反対の方向に折り返すことで、用紙の取り出し又は挿入を容易に行うことができる。
上記構成によれば、リングが、内側へ突き出た支持面を有し、該支持面を、開いた状態で最下にある用紙のエッジ領域と当接させて用紙を綴じるので、必要とされる材料費が安く、用紙を取り出す時及び挿入する時の取り扱いが容易で、用紙が意図せずに滑り出すことがない効果を奏している。
本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態にした場合の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルのリングの概略構成を示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルの表紙、裏表紙、及び背表紙を展開した部分平面図である。 本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルの側面図である。 本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルの表紙、裏表紙、及び背表紙の側面図である。 本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態にした場合の平面図である。 本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルのリングの側面図である。 本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態の側面図である。 本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを閉じた状態の側面図である。 本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルから用紙を取り出す状態の側面図である。 本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態にした場合の変形例の側面図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態にした場合の平面図である。図1に示しているように、本実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルは、表紙1、裏表紙2、背表紙3、裏表紙2に固定され、用紙5を綴じる複数の独立したリング4、4、4を備えている。なお、本実施の形態1では、リング4を3つ備えた場合について説明しているが、リング4の数は3つに限定されるものではなく、2つ以上のリング4を備えていれば何個備えていても良い。
表紙1、裏表紙2及び背表紙3は、1枚の材料で構成され、表紙1又は裏表紙2と背表紙3との間に孔又は溝を適切に設けることで、表紙1又は裏表紙2と背表紙3との間を折り曲げることを可能にしている。背表紙3は、少なくとも折り畳むことができない程度の堅さ(剛性)を有している。表紙1、裏表紙2及び背表紙3に用いられる材料は、例えばボール紙、皮革、プラスチック材料、金属などの材料が適用可能である。リング4は、裏表紙2の長辺方向に3つ設けられ、綴じ具を用いたファイルは、用紙5に設けた孔にそれぞれのリング4を通すことで、用紙5を綴じることが可能となる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルのリング4の概略構成を示す拡大図である。図2(a)は、リング4の側面図である。図2(b)は、図2(a)に示すリング4をA−A面で切断した断面図である。図2(c)は、図2(a)に示すリング4をB−B面で切断した断面図である。図2(d)は、図2(a)に示すリング4をC−C面で切断した断面図である。図2(a)に示しているように、リング4はスロット4aを除いた部分は閉じた構成である。なお、リング4は、一体に成型され、剛性を有しており、例えば、プラスチック又は金属などの材料で構成される。
リング4は、楕円形状であり、長軸方向に、楕円の内向きに突き出した用紙5を支持する支持面4dを有している。なお、リング4の形状は、楕円形状に限定されるものではなく、円形状や、近似的に楕円形状や円形状とみなせる形状でも良い。支持面4dは、リング4の長軸方向に平坦となっている上部4eの上面に形成されている。上部4eは、ブリッジ4fを介してリング4の長軸方向に平坦となっている底部4gへと接続されている。図2(c)に示すように、上部4eと底部4gの間には、ブリッジ4fによって互いに隔てられた2つの対向する直線状の溝4h、4iが設けられている。底部4gの短辺方向の幅(図2(a)の紙面に向かって垂直な方向)は、上部4eの短辺方向の幅よりも広く、2倍の幅を有していることが好ましい。そのため、裏表紙2等と接触させる底部4gとの接触面4bが広くなるので、リング4を安定して裏表紙2等に固定できる。また、支持面4dは、リング4の楕円中心Oから60°±20°の角度範囲の広さを有している。ここで、リング4は楕円形状であるので、楕円中心Oをリング4の中心としているが、リング4の形状が楕円形状や円形状からずれる場合であっても、リング4の形状を近似的に楕円形状や円形状とみなして、その楕円中心や円中心をリング4の中心とする。また、リング4は、図2(b)に示すように、断面がH字形状であり、当該形状にすることで剛性を高めている。また、図2(d)に示すように、リング4には、後述する突起4k、4jが溝4h、4iに設けられている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルの表紙1、裏表紙2、及び背表紙3を展開した部分平面図である。図3に示すように、裏表紙2は、リング4を取り付ける位置に、リング4の溝4h、4iを挿入することができる開口部8を有している。後述する図5(a)に示すように、裏表紙2を2回折り畳むことで層構造を有し、層2b上に層2aが折り重なる領域を形成している。層2aと層2bとの折り返し部分を層端部2cとする。図3に戻って、開口部8は、層2aと層2bとを跨ぎ、層端部2cとなるラインを軸に左右対称に形成されている。そのため、層2aと層2bとを折り重ねることで、開口部8は、層端部2cから層2a及び層2bに切り込んだスリット形状となる。このスリットにリング4の溝4h、4iを嵌合させて、リング4を開口部8に挿入する
図4は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルの側面図である。図4(a)は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルを閉じた状態の側面図である。図4(b)は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態の側面図である。図4(c)は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルのリング4を移動させた状態の側面図である。図4(d)は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルから用紙5を取り出す状態の側面図である。図4(a)に示すように、綴じ具を用いたファイルを閉じた状態では、リング4は、裏表紙2の折り返した部分に完全に押し込まれた位置にあり、この位置が綴じ状態のリング4の位置である。リング4がこの位置にある場合、用紙5を挿入及び取り出すためのスロット4aは、裏表紙2によって閉じられている。図4(b)に示すように、綴じ具を用いたファイルを開いた状態にしても、リング4は、裏表紙2の折り返した部分に完全に押し込まれた位置(綴じ状態のリング4の位置)のままである。したがって、綴じ具を用いたファイルを開いた状態でも、まだスロット4aは、裏表紙2によって塞がれているので、用紙5がリング4から滑り出すことはない。さらに、綴じ具を用いたファイルを開いた状態で、最も裏表紙2側にある用紙5b及び最も表紙1側にある用紙5cのそれぞれのエッジ領域5aは、リング4の支持面4dに当接するように、該支持面4dの形状が設計されているので、用紙5がリング4から滑り出ることはない。ここで、用紙5のエッジ領域5aは、用紙5をリング4に綴じた場合にリング4の内側に位置する用紙5の端辺近傍の領域のことである。
用紙5を取り出す場合又は用紙5を挿入する場合、図4(c)に示すように、綴じ具を用いたファイルでは、リング4を、表紙1の方向(図4(c)の紙面に向かって左方向)に移動させる。リング4を移動させた位置が開放状態のリング4の位置で、この位置では、裏表紙2がスロット4aを塞いでいない。リング4を移動させた状態で、図4(d)に示すように、綴じ具を用いたファイルでは、裏表紙2に対して180°開いていた表紙1及び背表紙3を、270°まで開き(例えば、表紙1及び背表紙3をテーブルの縁を覆うように下方へと折り曲げる、又は裏表紙2まで折り返す)、背表紙3がスロット4aを塞がない状態にする。図4(d)に示すように、開放されたスロット4aから、用紙5の取り出し及び挿入が可能となる。用紙5の取り出し、挿入が終わった時点で、リング4を図4(b)で示したファイルを閉じる位置に戻し、スロット4aを裏表紙2で塞ぐ。
層端部2cの近傍にある層2a、層2bが、開口部8へのリング4の挿入を阻害する張り出しとならないように、層2aと層2bとの折り返し部分を、裏表紙2の厚さの約50〜70%になるように形成することが望ましい。加えて、層2aと層2bとを、選択された点又は平面の全体において互いに接着剤で固定し、接着した層2a、2bを裏表紙2へと接着剤で固定しても良い。その場合、当然ながら、リング4の底部4gを層2bと裏表紙2との間に挿入することができるよう、開口部8の領域では、層2bと裏表紙2とを接着してはならない。
図3に戻って、開口部8には、1対の対向する切り欠き8a、8bを設けることができる。切り欠き8a、8bは、図2(d)に示すリング4の突起4j、4kと嵌合する形状である。ここで、突起4j、4kを開口部8に挿入する位置を、用紙5を取り出す又は挿入するための位置(開放状態のリング4の位置)と定めるべく、突起4j、4kがリング4の溝4h,4iに設けられている。そのため、リング4が開口部8の奥に押し込まれると、突起4j、4kは、開口部8をわずかに押し広げて、切り欠き8a、8bと嵌合する位置まで移動する。突起4j、4kと切り欠き8a、8bとが嵌合する位置が、挿入したリング4の開口部8での終端位置(綴じ状態のリング4の位置)である。このように、リング4に突起4j、4k、開口部8に切り欠き8a、8bをそれぞれ設けることで、開口部8におけるリング4の位置を確実に保持することができる。なお、開口部8におけるリング4の位置を決める構成は、リング4に設ける突起4j、4k及び開口部8に設ける切り欠き8a、8bの構成に限定されるものではなく、例えば、開口部8における裏表紙2の厚さをリング4の溝4h、4iの幅に対して変化させて開口部8におけるリング4の位置を決める構成でも良い。また、開口部8に設ける切り欠きは、一対の切り欠き8a、8bに限定されるものではなく、少なくとも1つの切り欠きを設ければ良い。
図5は、本発明の実施の形態1に係る綴じ具を用いたファイルの表紙1、裏表紙2、及び背表紙3の側面図である。図5(a)は、図3に示す綴じ具を用いたファイルの表紙1、裏表紙2、及び背表紙3を折り畳んだ場合の側面図である。図5(b)及び図5(c)は、本発明の実施の形態1の変形例に係る綴じ具を用いたファイルの表紙1、裏表紙2、及び背表紙3を折り畳んだ場合の側面図である。図5(a)に示す裏表紙2は、層2bの上に層2aが折り重なるように裏表紙2を2回折り畳み、層2aと層2bとの折り返し部分を層端部2cとしている。図5(b)に示す裏表紙2は、1回折り畳み、層2aを形成し、層2aの端を層端部2cとしている。図5(c)に示す裏表紙2は、層2aの上に層2bが折り重なるように裏表紙2を2回折り畳み、層2aと層2bとの折り返し部分を層端部2cとしている。なお、図5(b)及び図5(c)に示す裏表紙2は、層2aと裏表紙2との折り畳む位置が背表紙3より遠い位置にある。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態にした場合の平面図である。図7は、本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルのリング4の側面図である。図8は、本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態の側面図である。図9は、本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを閉じた状態の側面図である。理解を容易にするために、図6〜図9は、図1〜図5に示した構成要素と同じ構成要素については同じ参照符号を付与している。図6に示すように、綴じ具を用いたファイルは、表紙1、裏表紙2、背表紙3、背表紙3に固定され、用紙5を綴じる複数の独立したリング4、4、4を備えている。なお、本実施の形態2でも、リング4を3つ備えた場合について説明しているが、リング4の数は3つに限定されるものではなく、2つ以上のリング4を備えていれば何個備えていても良い。
表紙1、裏表紙2及び背表紙3は、1枚の材料で構成され、表紙1及び裏表紙2と背表紙3との間に孔又は溝を適切に設けることで、表紙1及び裏表紙2と背表紙3との間を折り曲げることを可能にしている。背表紙3は、少なくとも折り畳むことができない程度の堅さ(剛性)を有している。表紙1、裏表紙2及び背表紙3に用いられる材料は、例えばボール紙、皮革、プラスチック材料、金属などの材料が適用可能である。リング4は、背表紙3の長辺方向に5つ設けられ、綴じ具を用いたファイルは、用紙5に設けた孔にそれぞれのリング4を通すことで、用紙5を綴じることが可能となる。
図7に示すように、リング4は、一体に成型され、スロット4aを除いて閉じた構成である。なお、リング4は、例えば、プラスチック又は金属などの材料で構成される。
さらに、リング4は、平坦な接触面4bを有しており、背表紙3にこの接触面4bを接触させて、背表紙3に固定される。
リング4は、ねじ留め、リベット留め、又は接着によって背表紙3に固定される。また、背表紙3に対して回転しないようにリング4を取り付けることも可能である。
図8に示すように、リング4は、ねじ6によって背表紙3に固定されている。なお、接触面4bには、図7に示すように、固定の際に背表紙3を部分的に貫き、リング4の固定の際及び綴じ具を用いたファイルの使用の際に、リング4が背表紙3に対してねじれるのを防止する保持ピン4c、4cを設けている。
リング4は、接触面4bが設けられている反対側の面に用紙5を支持する支持面4dを有している。支持面4dは、リング4の内側へと突き出した面であり、接触面4bとともに平坦であることが望ましい。なお、支持面4dは、リング4の楕円中心Oから60°±20°の角度範囲に広さを有している。さらに、図8に示すように、綴じ具を用いたファイルを開いた状態で、最も裏表紙2にある用紙5b及び最も表紙1側にある用紙5cのそれぞれのエッジ領域5aは、リング4の支持面4dに当接するように、該支持面4dの形状が設計されているので、用紙5がリング4から滑り出ることはない。
図7に示すように、スロット4aは、接触面4bの縁に配置されている。最も裏表紙2側にある用紙5bは、エッジ領域5aがリング4の内側へと突き出した状態で支持面4d上に位置している。したがって、支持面4dは、用紙5がスロット4aに向かって滑り出ることがないように用紙5を支持している。
スロット4aは、弓形である。支持面4dの広さ、スロット4aの開口する向き、及びスロット4aの幅は、リング4で1枚以上の用紙5を同時に綴じるためにスロット4aへと導くこと、用紙5を通常めくる場合に用紙5が滑り出さないことを実現できるように決められている。
リング4は、基本的に用紙5を問題なくめくることができる適切な形状を有している。例えば、リング4の形状は、円形状又は楕円形状が適切である。
リング4は、わずかに細長い楕円形状であり、一方の短辺に接触面4bが形成され背表紙3に固定されている。リング4を細長い楕円形状にすることで、綴じ具を用いたファイルは、閉じた状態において厚みをスリムにすることができるとともに、可能な限り多くの用紙5を綴じることができるという利点を有している。図9に示すように、表紙1及び裏表紙2にリング4を部分的に突き出すことができる開口を設け、綴じ具を用いたファイルを閉じた場合に該開口からリング4の一部を突き出させる。このように、表紙1及び裏表紙2の厚さによって、綴じ具を用いたファイルの厚みが増すことがないため、用紙5を可能な限り挿入したとしても、綴じ具を用いたファイルの厚みをスリムにすることができる。
図10は、本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルから用紙5を取り出す状態の側面図である。図10に示すように、スロット4aの開口部は、背表紙3と裏表紙2との境界の方向に向いている。そのため、綴じ具を用いたファイルは、用紙5を取り出す場合や用紙5を挿入する場合に、スロット4aを裏表紙2で塞がないように、通常の閉じる方向とは反対の方向に裏表紙2を表紙1の側に折り返すことで、用紙5をスロット4aに導くことができる。スロット4aの幅に応じて、一度にスロット4aに導くことが可能な用紙5の枚数が決まる。用紙5の取り出し又は挿入が終わった時点で、裏表紙2は元に折り返されて、図8又は図9に示す状態となる。
本実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルは、実際に試行したところ、比較的厚い用紙5に関する限り、用紙5が意図せずに滑り出すことがない。例えば、1平方メートル当たりに換算した用紙5の厚さが70〜100g/m以上である場合、本実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルは用紙5が意図せずに滑り出すことがない。しかし、1平方メートル当たりに換算した用紙5の厚さが70〜100g/mより薄い場合、本実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルは、意図せずに用紙5が滑り出すのを防止するためにV字形に折り曲げられた閉じ用紙を用いる必要がある。図11は、本発明の実施の形態2に係る綴じ具を用いたファイルを開いた状態の変形例の側面図である。図11に示すように、綴じ具を用いたファイルは、最も裏表紙2側にある用紙5bのさらに裏表紙2側に、V字形に折り曲げられた閉じ用紙7を綴じている。綴じ具を用いたファイルは、閉じ用紙7を綴じることで、比較的薄い用紙5でも、用紙5が意図せずに滑り出すことを防止できる。
上述の綴じ具を用いたファイルは、複数の用紙5を綴じることができる審美的に望ましいファイルを提供する。また、上述の綴じ具を用いたファイルは、従来の魅力に乏しいリングバインダー及びファイルに比べて卓越しているので、見る者の関心を引き起こす機会が存在する。
さらに、上述の綴じ具を用いたファイルは、用紙5の取り出し又は挿入が容易でありながら、挿入された用紙5を確実に保持できる。
上述の綴じ具を用いたファイルの考えられる用途としては、写真アルバム及びプレゼンテーション用フォルダが挙げられる。
1 表紙
2 裏表紙
3 背表紙
4 リング
4a スロット
4b 接触面
4c 保持ピン
4d 支持面
4e 上部
4f ブリッジ
4g 底部
4h、4i 溝
4j、4k 突起
5 用紙
6 ねじ
7 閉じ用紙
8 開口部
8a、8b 切り欠き

Claims (15)

  1. 表紙、裏表紙、及び背表紙を有するとともに、該背表紙及び/又は該表紙及び該裏表紙の一方に固定して、用紙を綴じる少なくとも2つの独立したリングと、
    前記用紙を前記リング内に導くため、それぞれの前記リングに設けたスロットと
    を有する綴じ具を用いたファイルにおいて、
    前記リングは剛体構成であって、回転することがないように前記背表紙及び/又は前記表紙及び前記裏表紙の一方へ個々に固定されており、
    前記リングは内側へと突き出た支持面を有し、該支持面は、開いた状態で最も前記表紙側及び/又は最も前記裏表紙側にある前記用紙のエッジ領域が当接することを特徴とする綴じ具を用いたファイル。
  2. 前記リングは、一体に成型されていることを特徴とする請求項1に記載の綴じ具を用いたファイル。
  3. 前記支持面は、前記リングの中心から60°±20°の角度範囲に広がっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の綴じ具を用いたファイル。
  4. 前記リングは、楕円形であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の綴じ具を用いたファイル。
  5. 前記裏表紙に、前記リングを固定するための開口部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の綴じ具を用いたファイル。
  6. 前記リングは、前記開口部に挿入するため、ブリッジによって互いに隔てられた2つの対向する直線状の溝を有していることを特徴とする請求項5に記載の綴じ具を用いたファイル。
  7. 前記リングは、前記溝を有する領域に、平坦に構成された前記支持面を形成していることを特徴とする請求項6に記載の綴じ具を用いたファイル。
  8. 前記裏表紙は、層構造を有し、
    前記開口部は、前記裏表紙に設けた少なくとも1つの層に形成されていることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の綴じ具を用いたファイル。
  9. 前記層の端部は、前記背表紙と平行になるように配置され、前記開口部を有することを特徴とする請求項8に記載の綴じ具を用いたファイル。
  10. 前記層の端部は、前記裏表紙の層を折り返し、あるいは折り畳むことで形成される折り目であることを特徴とする請求項9に記載の綴じ具を用いたファイル。
  11. 前記開口部は、少なくとも1つの切り欠きを備え、
    前記リングは、前記溝に、該切り欠きと嵌合する少なくとも1つの突起を備えていることを特徴とする請求項5乃至請求項10のいずれか一項に記載の綴じ具を用いたファイル。
  12. 前記突起が前記開口部へ挿入する位置を、用紙を取り出し又は挿入するための位置となるように、前記突起が前記切り欠きと嵌合する位置を、挿入したリングの前記開口部での終端位置となるように、前記突起を前記溝に配置することを特徴とする請求項11に記載の綴じ具を用いたファイル。
  13. 前記溝は、平坦に構成された上部と底部との間に形成されており、
    前記上部と前記底部とはブリッジで互いに接続され、
    前記上部は、前記リングの内側方向の面に前記支持面が形成されていることを特徴とする請求項5乃至請求項12のいずれか一項に記載の綴じ具を用いたファイル。
  14. 前記底部は、短辺方向の幅が前記上部の幅の少なくとも2倍あることを特徴とする請求項13に記載の綴じ具を用いたファイル。
  15. 前記スロットは、前記背表紙と、前記表紙又は前記裏表紙との境界の方向に開口部を有しており、前記表紙を前記裏表紙に、又は前記裏表紙を前記表紙に、閉じる方向とは反対の方向に折り返すことで、用紙の取り出し又は挿入を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の綴じ具を用いたファイル。
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