JP2009248277A - 脚式ロボット、及びその制御方法 - Google Patents

脚式ロボット、及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】脚式ロボットの歩行を安定化させること。
【解決手段】脚式ロボット100は、胴体10と、脚部20と、脚部20に設けられた足平部26と、足平部26の足裏と路面との距離を検出する距離検出部16と、胴体10の姿勢を検出する胴体姿勢検出部14と、歩容データ51に基づいて脚部20の関節を駆動制御する制御部30と、を備える。制御部30は、歩容データ51に基づいて、足平部26の足裏と路面との間の目標距離を計算する目標距離計算部613と、胴体姿勢検出部14により検出された胴体の姿勢と、歩容データ51の目標姿勢との偏差が減少するように、目標距離計算部613により計算された目標距離の変更量を計算する変更量計算部624と、目標距離に変更量を加算した値と、距離検出部16により検出された距離と、の偏差に基づいて、歩容データ51を修正する歩容データ修正部と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、脚式ロボット、及びその制御方法に関するものである。
近年、脚部の下端に足平部を設けた脚式ロボットにおいて、足平部を、爪先部と爪先関節を介して連結する踵部とから構成して、爪先関節を駆動させながら歩行を行う脚式ロボットが開発されている。
このような脚式ロボットでは、まず、足平部の足裏部分を床面に接触させて支持脚とし、その後に足平部の裏面で床面を押して脚部全体(ロボット全体)を持ち上げるように脚部を駆動することで、次の歩行動作を行う。駆動された脚部は遊脚となる一方、他の脚部が支持脚となり、このように、遊脚と支持脚を交互に繰り返して切替えることで、歩行動作を行うことができる。ここで、支持脚から遊脚へと切り替わる際の離床動作においては、まず踵部を浮かせて、爪先関節を駆動させて爪先立ちしながら脚部の蹴りだし動作を行う。一方、遊脚から支持脚へと切り替わる際の着床動作においては、まず踵部から着床して、爪先部を路面に倣うように制御することで、足平部の足裏全体を路面に着地させる。
一方で、特許文献1において、各足裏の反力センサの検出結果に基づいて、歩行が安定しているか否かを判定し、次の歩行周期に遷移する歩行ロボットが開示されている。また、特許文献2において、足平部に揺動軸を介して爪先部が連結される歩行ロボットが開示されている。
特開2005−74620号公報 特開2005−169544号公報
ところで、例えば、足裏距離センサを用いて歩行制御を行った場合において、足裏距離センサの目標値または計測値が計測レンジ内に入った段階から、足裏倣い制御が可能となる。しかしながら、上記特許文献1の歩行ロボットは、各足裏の反力センサの検出結果を用いて、歩行制御を行っている。このため、各足裏の反力センサが路面に接触するまで、足裏倣い制御に遅れが生じ、歩行が不安定となる虞がある。また、特許文献2において、足平部に揺動軸を介して爪先部が連結される歩行ロボットが開示されているが、足裏距離センサを用いて、路面から足裏面への反力を脚式ロボットの倒立制御に有効に利用するというような技術的思想は開示されていない。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、安定して歩行することができる脚式ロボット、及びその制御方法を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、胴体と、該胴体に連結された脚部と、該脚部の下端に設けられた足平部と、該足平部の足裏と路面との距離を検出する距離検出部と、前記胴体の姿勢を検出する胴体姿勢検出部と、歩容データに基づいて前記脚部の関節を駆動制御する制御部と、を備え、前記歩容データは、前記胴体の目標姿勢を含む脚式ロボットであって、前記制御部は、前記歩容データに基づいて、前記足平部の足裏と路面との間の目標距離を計算する目標距離計算部と、前記胴体姿勢検出部により検出された前記胴体の姿勢と、前記歩容データの目標姿勢との偏差が減少するように、前記目標距離計算部により計算された前記目標距離の変更量を計算する変更量計算部と、前記目標距離に前記変更量を加算した値と、前記距離検出部により検出された前記距離と、の偏差に基づいて、前記歩容データを修正する歩容データ修正部と、を有する、ことを特徴とする脚式ロボットである。この一態様によれば、脚式ロボットの歩行を安定化させることができる。
また、この一態様において、前記制御部は、前記足平部の足裏の少なくとも一部が路面と接触するように、前記変更量計算部により計算された前記目標距離の変更量を制限する変更量制限部を有していてもよい。これにより、目標距離の変更量を適切に制限することができる。
さらに、この一態様において、前記脚式ロボットの重心位置を検出する重心位置検出部を備え、前記歩容データは、重心位置目標値を更に含み、前記変更量計算部は、前記重心位置検出部により検出された前記重心位置と、前記歩容データの重心位置目標値と、の偏差が減少するように、前記目標距離の変更量を計算してもよい。これにより、脚式ロボットの重心位置の偏差を減少させるように、路面からの反力モーメントを足裏面に作用させることができる。
なお、この一態様において、距離検出部は、爪先部の足裏に設けられた少なくとも3個の距離センサと、前記踵部の足裏に設けられた少なくとも1個の距離センサとの出力信号から前記足平部の足裏と路面との距離を検出してもよい。これにより、足裏と路面との距離を適切に検出することができる。
他方、上記目的を達成するための本発明の一態様は、胴体と、該胴体に連結された脚部と、該脚部の下端に設けられた足平部と、該足平部の足裏と路面との距離を検出する距離検出部と、前記胴体の姿勢を検出する胴体姿勢検出部と、歩容データに基づいて前記脚部の関節を駆動制御する制御部と、を備え、前記足平部は、爪先部と、爪先関節を介して該爪先部に連結された踵部と、から構成され、前記歩容データは、前記爪先部の目標姿勢と、前記爪先関節の目標角度と、前記胴体の目標姿勢と、を含む脚式ロボットの制御方法であって、前記歩容データに基づいて、前記足平部の足裏と路面との間の目標距離を計算する目標距離計算工程と、前記胴体姿勢検出部により検出された前記胴体の姿勢と、前記歩容データの目標姿勢との偏差が減少するように、前記目標距離計算工程で計算された前記目標距離の変更量を計算する変更量計算工程と、前記目標距離に前記変更量を加算した値と、前記距離検出部により検出された前記距離との偏差が減少するように、前記爪先部の目標位置姿勢を補正する爪先部補正量、及び/又は、前記爪先関節の目標角度を補正する爪先関節補正量を計算する爪先補正量計算工程と、前記爪先補正量計算工程で計算された爪先部補正量及び/又は爪先関節補正量に基づいて、前記歩容データを修正する歩容データ修正工程と、を含む、ことを特徴とする脚式ロボットの制御方法であってもよい。この一態様によれば、脚式ロボットの歩行を安定化させることができる。
本発明によれば、脚式ロボットの歩行を安定化させることができる。
発明の実施の形態1.
本実施の形態1に係る脚式ロボットは、胴体と、胴体に連結された脚部と、脚部の下端に設けられた足平部と、足平部の足裏面と路面との距離を検出する距離検出部(足裏距離センサ)と、胴体の姿勢を検出する胴体姿勢検出部(姿勢角センサ)と、歩容データに基づいて脚部の関節を駆動制御する制御部と、を備えている。足平部は、爪先部と爪先関節を介して爪先部に連結された踵部と、から構成されている。歩容データは、爪先部の目標姿勢と爪先関節の目標角度と、胴体の目標姿勢と、を含んでいる。制御部は、歩容データに基づいて、足平部の足裏面と路面との間の目標距離を計算する目標距離計算部(距離センサ目標値計算部)と、胴体姿勢検出部により検出された胴体の姿勢と、歩容データの目標姿勢との偏差が減少するように、目標距離計算部により計算された目標距離の変更量を計算する変更量計算部と、を有している。また、制御部は、目標距離に変更量を加算した値と、距離検出部により検出された距離との偏差が減少するように、爪先部の目標位置姿勢を補正する爪先部補正量、及び、爪先関節の目標角度を補正する爪先関節補正量を計算する爪先補正量算出部と、爪先補正量計算部により計算された爪先部補正量及び爪先関節補正量に基づいて、歩容データを修正する歩容データ修正部と、を有している。
脚式ロボット100の歩行動作においては、いわゆる足裏倣い制御と倒立振子制御とを組み合わせることで、安定化制御を実現している。足裏倣い制御では、距離検出部16の検出結果を用いて足平部26の足裏面と路面Sとの相対位置姿勢を所望の状態に制御して、足平部26の足裏面を路面Sに倣わせる制御が行われる。一方、倒立振子制御では、胴体姿勢検出部14の検出結果を用いて脚式ロボット100の姿勢を倒立させ、重心位置のずれ量を補正する制御が行われる。
本実施の形態1に係る脚式ロボット100において、変更量計算部624は、胴体姿勢検出部14により検出された胴体の姿勢と、歩容データ51の目標姿勢との偏差が減少するように、目標距離計算部611により計算された目標距離の変更量を計算する。このため、足平部26の足裏面に対し、路面Sから、上記姿勢偏差を打ち消すような反力モーメントを作用させることができる。したがって、脚式ロボット100の歩行を安定化させることができる。
図1は、本実施の形態1に係る脚式ロボットの概要を示す図である。脚式ロボット100は、胴体10と、胴体10に連結された2本の脚を有する。尚、図1には、一方の脚部20のみを示しており、他方の脚部は図示を省略している。胴体10は、脚式ロボット100の動作(脚部20の各関節の動作)を制御する制御部30と、胴体10の加速度を検出する加速度センサ12と、胴体の10の鉛直方向に対する傾斜角(姿勢角)を検出する姿勢角センサ14と、を備える。
脚部20は、股関節21、膝関節23、足首関節25、大腿リンク22、脛リンク24、及び足平部としての足平リンク26、を備える。大腿リンク22と脛リンク24とは、直線で模式化して示してある。股関節21は、胴体10と大腿リンク22を揺動可能に連結している。膝関節23は、大腿リンク22と脛リンク24を揺動可能に連結している。足首関節25は、脛リンク24と足平リンク26を揺動可能に連結している。脚部20の下端には足平リンク26が設けられる。足平リンク26は板状の部材であり、足平リンク26の裏面(足裏面)は平面となっている。
図2は、本実施の形態1に係る脚式ロボット100の足平リンク26の構成を説明するための図である。足平リンク26は、爪先部26aと、爪先関節27を介して爪先部26aに連結された踵部26bと、から構成される。脚式ロボット100の歩行動作中には、爪先関節27を駆動することで、爪先部26aを路面Sに対して接地させたまま、踵部26bを浮かせることができる。即ち、踵部26bを浮かせたまま爪先部26aのみを接地させることにより、脚式ロボット100を直立させることができる。
足平リンク26には、距離検出部としての足裏距離センサ16が設けられている。足裏距離センサ16は、足平リンク26の裏面(足裏面)と路面Sとの距離を検出する。図2に示すように、爪先部26a及び踵部26bは、上面視において、略矩形状に形成されている。爪先部26aの四隅近傍には、4つの足裏距離センサ16a、16b、16c、16dが夫々設けられている。ここでは、爪先部26aの爪先側に2つの足裏距離センサ16a及び16dが、踵部方向側に2つの足裏距離センサ16b及び16cが設けられている。足裏距離センサ16a及び16dは、爪先部26aの前方の所定位置における足裏面と路面Sとの距離を検出し、足裏距離センサ16b及び16cは、爪先部26aの後方の所定位置における足裏面と路面Sとの距離を検出する。踵部26bには、爪先部側とは反対側の二隅に2つの足裏距離センサ16e及び16fが夫々設けられている。足裏距離センサ16e及び16fは、踵部26bの後方の所定位置における足裏面と路面Sとの距離を検出する。従って、足裏距離センサ16a及び16dが検出する距離と、足裏距離センサ16b及び16cが検出する距離と、足裏距離センサ16e及び16fが検出する距離との差から、足平リンク26の足裏面の路面Sに対する傾き及び相対位置を求めることができる。また、足平リンク26と路面Sとの間には、着地時の衝撃を吸収するための衝撃吸収部材が設けられている。衝撃吸収部材は、足裏距離センサ16と一体的に形成される。
各関節にはモータ15(図3)が内蔵されており、制御部30からの指令に基づいて駆動される。モータ15を駆動することによって、各関節に連結されたリンク同士を揺動させることができる。図示を省略している他方の脚部も、脚部20と同様の構造を有するため、詳細な説明は省略する。制御部30が2本の脚部20の関節(詳細には関節角)を適宜制御することにより、脚式ロボット100を歩行させることができる。
図1においては、説明の便宜上、脚式ロボット100が進行する向き(前後方向)をx軸、脚式ロボット100が進行する方向に対して水平方向に直交する向き(左右方向)をy軸、脚式ロボット100の進行する平面から鉛直方向に延びる向き(上下方向)をz軸とし、これら3軸からなる絶対座標系を用いて説明する。即ち、図1において、x軸は紙面に向かって左右方向、y軸は紙面の奥行き方向、z軸は紙面中の上下方向を示す。尚、脚式ロボット100の胴体10に対して点Obを特定し固定する。足平リンク26に対して点Ofを特定し固定する。
脚式ロボット100は、記憶部50に記憶されている歩容データに基づいて制御される。歩容データには、胴体10の目標位置(目標胴体位置)、胴体10の目標姿勢角(目標胴体姿勢角)、足平リンク26の目標位置(目標足平位置)、足平リンク26の目標姿勢角(目標足平姿勢角)、及び爪先関節27の目標角度(目標爪先関節角度)のそれぞれの時系列データが含まれる。ここで、目標足平位置、及び目標足平姿勢角として、爪先部26aの目標位置姿勢角(目標爪先位置、目標爪先姿勢角)または踵部26bの目標位置姿勢角(目標踵位置、目標踵姿勢角)のどちらか一方の位置及び姿勢角を用いればよい。
歩容データは、シミュレーション等によって脚式ロボット100を安定して歩行させることができるように作成されている。即ち、目標胴体位置、目標胴体姿勢角、目標足平位置、目標足平姿勢角、及び目標爪先関節角度は、脚式ロボット100のZMP位置が接地面に接地した足裏で囲まれた凸包内となる関係を満足するように設定されている。作成された歩容データは、脚式ロボット100の記憶部50に記憶される。後述するように、制御部30は、歩容データに含まれる目標胴体位置等に実胴体位置等を一致させるように各関節を制御する。
目標胴体位置は、絶対座標系に対する特定点Obの位置で表される。特定点Obを原点とする胴体座標系を用いる場合には、目標胴体姿勢角は、絶対座標系に対する胴体座標系の傾きで表される。実胴体姿勢角は、胴体10に備えられた姿勢角センサ14によって検出することができる。目標足平位置は、絶対座標系に対する特定点Ofの位置で表される。目標足平姿勢角は、路面Sに対する足裏面の角度で表される。特定点Ofを原点とする足平座標系を用いる場合には、目標足平姿勢角は、絶対座標系に対する足平座標系の傾きで表してもよい。実足平姿勢角は、後述するように、足平リンク26に備えられた足裏距離センサ16によって検出することができる。
脚式ロボット100では、足平リンク26を制御するための制御座標系を爪先部26aに規定する。即ち、特定点Ofを爪先部26aに設け、特定点Ofを原点とする爪先座標系を用いて足平リンク26の制御を行う。歩容データにおいて、足平リンク26の目標足平位置と目標足平姿勢角とに基づいて、目標爪先位置、目標爪先姿勢角、及び目標爪先関節角度とが予め求められ、記憶部50に記憶される。足平リンク26の制御において、爪先関節角度を用いて爪先部26aの位置姿勢が踵部26bの位置姿勢へと変換された後、逆キネマティクスにより各関節の目標角度が求められる。尚、踵部26bに相当する足平リンク26の後方部に特定点Ofを設けた場合には、目標胴体位置及び目標胴体姿勢角の時系列データを含む腰座標系の目標軌道と、目標足平位置及び目標足平姿勢角の時系列データを含む足先座標系の目標軌道とから、逆キネマティクスにより各関節の目標角度を求めることで制御を行う。
続いて、本実施の形態1に係る脚式ロボット100の制御システム1の詳細について説明する。制御システム1は、上記倒立制御を実行すると共に、上記足裏倣い制御を実行する。倒立制御は、実胴体位置及び実胴体姿勢角を目標胴体位置及び目標胴体姿勢角に一致させる制御である。尚、胴体姿勢角の代わりに重心位置を用いてもよい。足裏倣い制御は、路面Sから見た相対的な実足平位置及び実足平姿勢角をそれぞれ目標足平位置及び目標足平姿勢角に一致する制御である。
図3は、制御システム1の機能構成を示す機能ブロック図である。制御システム1は、制御部30と、記憶部50と、姿勢角センサ14と、モータ15と、足裏距離センサ16と、を有している。
記憶部50には、歩容データ51及び路面ノミナル位置・傾斜情報52が記憶されている。歩容データ51は、目標胴体位置、目標胴体姿勢角、目標足平位置、目標足平姿勢角、及び爪先関節27の目標角度の時系列データを含む。ここで、目標足平位置として爪先位置または目標踵位置を、目標足平姿勢角として目標爪先姿勢角または目標踵姿勢角のどちらか一方をそれぞれ用いればよい。歩容データ51上において、足裏面が路面Sと接触するときは、足裏面と路面Sを面接触状態とするため、目標足平姿勢角(仮想的な接地面に対する仮想的な足裏面の傾き)はゼロに設定されている。また、歩容データ上の各目標値は、脚式ロボット100のZMP位置が接地している脚の足裏で囲まれた凸包内となる関係を満たすように決定されている。路面ノミナル位置・傾斜情報52は、脚式ロボット100が移動する路面Sの存在情報であり、路面Sの位置・傾斜に関する基準値を示す。
制御部30は、記憶部50に記憶された歩容データ51等を読み出すと共に、読み出した歩容データ51等によって特定される脚式ロボット100の姿勢を実現するために必要な脚部20の関節角を算出する。そして、制御部30は、このように算出した関節角に基づく信号をモータ15に送信する。また、制御部30は、姿勢角センサ14及び足裏距離センサ16からの信号を受けて、モータ15の駆動量を調整する。
より詳細には、制御部30は、足裏倣い制御部61と、倒立制御部62と、関節角変換部63と、各軸制御器64と、を有する。制御部30内では、実胴体姿勢角(胴体姿勢計測値)と目標胴体姿勢角(胴体姿勢角目標値)との偏差に基づくフィードバック制御系(倒立制御部62による倒立制御系)と、路面Sから見た相対的な実足平姿勢角と目標足平姿勢角の偏差に基づくフィードバック制御系(足裏倣い制御部61による倣い制御系)と、が含まれる。以後、足裏倣い制御の偏差については、路面Sから見た相対的な足平姿勢角に関するものを示すものとする。
足裏倣い制御部61は、実足平姿勢角を目標足平姿勢角に一致させるように、例えば足裏面が路面Sに密着している状態を目標として、踵側が路面Sから浮いている場合には、足平リンク26の爪先側を脛リンク24に近づける方向に足平リンク26を回転させる。即ち、足裏面と路面Sとの面接触を維持するように足平リンク26を回転させる。実足平姿勢角は、足平リンク26が備える足裏距離センサ16a、16b、16c、16dの出力値から求められる。尚、足裏倣い制御部61の詳細については後述する。
倒立制御部62は、脚式ロボット100の胴体位置姿勢を目標位置姿勢に維持する機能を果たす。胴体位置姿勢は、実際の胴体位置と胴体姿勢角とを含み、目標位置姿勢は、目標の胴体位置と胴体姿勢角とを含む。実胴体姿勢角は、胴体10に備えられた姿勢角センサ14で検出される。姿勢角センサ14は、例えば胴体10の角速度を検出するジャイロと、ジャイロの出力(角速度)を積分する積分器と、重力加速度ベクトルを検出する3軸加速度センサと、で構成される。尚、倒立制御部62の詳細については後述する。
また、制御部30は図示しない爪先補正量計算部と歩容データ修正部とを備える。爪先補正量計算部は、爪先部26aの位置姿勢と爪先関節27の角度について、まず、足裏距離センサ16の出力値と、追従すべき目標値に変更量(後述の倣い制御目標値補正量)を加算した値と、の偏差を計算し、歩容データ51を修正するための爪先補正量(爪先部補正量及び爪先関節補正量)を計算する。歩容データ修正部は、爪先補正量計算部で計算された爪先部補正量から足先目標値補正量を計算する。そして、歩容データ修正部は、足先目標値補正量に基づいて、足裏面と路面Sとの位置関係が目標値に追従するように歩容データ51を修正する。
より詳細には、以下のようにして記憶部50に記憶された歩容データ(胴体位置姿勢目標値、爪先位置姿勢目標値、及び爪先関節角度目標値の時系列データ)51が修正され、関節角変換部63に入力される。図3においては、爪先位置姿勢目標値は、目標爪先位置及び目標爪先姿勢角の時系列データを含む。また、目標爪先位置及び目標爪先姿勢角の代わりに、目標踵位置及び目標踵姿勢角を用いてもよい。
記憶部50に記憶された目標胴体位置(胴体位置姿勢目標値)は、目標胴体加速度と実胴体加速度の偏差に基づいて補正された後に関節角変換部63に入力される。目標胴体加速度は、目標胴体位置を2回微分することによって求められる。実胴体加速度は、加速度センサ12により検出される。
記憶部50に記憶された目標爪先位置(爪先位置姿勢目標値)は、目標爪先位置と実足爪先位置の偏差に基づいて補正された後に関節角変換部63に入力される。実爪先位置は、足裏距離センサ16により検出される。
記憶部50に記憶された目標胴体姿勢角(胴体姿勢角目標値)は、そのまま関節角変換部63に入力される。同時に、倒立制御部62は、目標胴体姿勢角と実胴体姿勢角との偏差(胴体姿勢角偏差)を算出する。また、倒立制御部62は、胴体姿勢角偏差が減少するように、胴体10を回転させる胴体補正角を算出する。さらに、倒立制御部62は、胴体補正角と、その時点における足裏距離センサ16の位置と、に基づいて、足裏距離センサ目標値(目標距離)を補正するための変更量を算出する。なお、この変更量は、足裏倣い制御部61における補正量となるため、以下、倣い制御目標値補正量と称す。実胴体姿勢角は、姿勢角センサ14により検出される。
記憶部50に記憶された目標爪先姿勢角と実爪先姿勢角の偏差(爪先姿勢角偏差)が求められる。実爪先姿勢角は、足裏距離センサ16により検出される。また、記憶部50に記憶された目標爪先関節角度と実爪先関節角度の偏差(爪先関節角度偏差)が求められる。実爪先関節角度は、足裏距離センサ16により検出される。
足裏倣い制御部61は、入力された角度(爪先姿勢角偏差と、爪先関節角度偏差と、を加算した角度)を小さくする方向へ足平リンク26を回転させる足平補正角を求める。記憶部50に記憶された目標爪先関節角は、上述した足平補正角が加算された後に(足平補正角で補正された後に)関節角変換部63に入力される。尚、図3においては、足平補正角を足先目標値補正量という。
関節角変換部63には、以上のようにして修正された歩容データが入力される。これらの値から、関節角変換部63では、逆キネマティクスの演算によって脚部20の各関節の目標関節角が算出される。ここで、各目標値は、絶対座標系に対する値で表されている。関節角変換部63は、目標爪先位置と目標胴体位置との差から、爪先部26aと胴体10との相対位置を計算する。また、関節角変換部63は、目標爪先姿勢角(足平補正角によって補正されている)と目標胴体姿勢角との差から、爪先部26aと胴体10との相対回転角を計算する。そして、関節角変換部63は、計算された相対位置と相対回転角とを実現する目標関節角を算出する。
各軸制御器64は、関節角変換部63により送信された目標関節角の信号に基づいて、脚部20を駆動するための各モータ15の駆動量を特定する。そして、各軸制御器64は、これらの駆動量でモータ15を駆動させるためのモータ駆動信号を各モータ15に対して、送信する。これによって、脚部20の各関節における駆動量が変更され、脚式ロボット100の動きが制御される。
続いて、図4乃至図6を参照しながら、本実施の形態1に係る倒立制御部62について詳細に説明する。図4は、倒立制御部62の機能構成を示す機能ブロック図である。図5は、倣い制御目標値補正量を計算する際の処理フローを示すフローチャートである。図6は、足裏距離センサ16の目標距離の変更量を示す簡略図である。なお、図6に示す如く、目標距離の変更量の説明を簡略化するために、まず2次元平面で説明を行う。
図4に示すように、倒立制御部62は、姿勢偏差計算部621と、コントローラ622と、リミッタ623と、変更量計算部624と、を有している。
倒立制御部62において、まず、姿勢偏差計算部621が、胴体姿勢目標値(胴体の目標姿勢)と、胴体姿勢計測値(姿勢角センサ14により検出した実姿勢)との偏差を計算する(ステップS101)。そして、コントローラ622は、姿勢偏差計算部621により計算された胴体の姿勢偏差に基づき、倒立制御補正量(胴体補正角)Δθを計算する(ステップS102)。
また、変更量計算部624は、現在の足先位置姿勢と胴体の姿勢偏差とから、足裏距離センサ16a、16b、16c、16d、16e、16fの位置X(i=1〜n)を計算する(ステップS103)。さらに、変更量計算部624は、コントローラ622により計算された倒立制御補正量Δθと、足裏距離センサ16a、16b、16c、16d、16e、16fの位置X(i=1〜n)とに基づいて、足裏倣い制御で使用する足裏面と路面Sとの目標距離の変更量Δh(i=1〜n)を、下記(1)式により計算する(ステップS104)。このとき、変更量計算部624は、姿勢偏差計算部621により計算される胴体10の姿勢偏差が減少するように、足裏面と路面Sとの目標距離の変更量Δhを計算する(変更量計算工程)。なお、下記(1)式において、Xは足平リンク26の回転中心位置とする。
Δh=−(X−X)tanΔθ (1)式
上述のように、本実施の形態1に係る倒立制御部62において、変更量計算部624は、姿勢偏差計算部621により計算される胴体10の姿勢偏差が減少するように、足裏面と路面との目標距離の変更量Δhを計算する。そして、後述の如く、足裏面と路面Sとの目標距離に変更量Δhが加算されることで、目標距離は補正される。
これにより、例えば、図7(a)に示す如く、従来の倒立制御及び足裏倣い制御において、足裏面が路面Sに倣うように制御されることがある。しかしながら、図7(b)に示す如く、本実施の形態1に係る倒立制御及び足裏倣い制御によれば、胴体10の姿勢偏差の方向(胴体10が倒れている方向)と逆方向(胴体10が倒れるのを戻す方向)へ打消すように、路面Sから足裏面へ反力モーメントを作用させることができる。したがって、脚式ロボット100の足裏面は、路面Sから適切な反力モーメントを得ることができるため、脚式ロボット100の歩行をより安定化させることができる。
なお、胴体10が両脚部で支持される両脚支持期間において、脚部20の上下方向の補正も、上記目標距離の変更量Δhを用いて同時に補正できるため、両脚部の足裏面の相互関係を維持しつつ、脚式ロボット100の倒立制御が可能となる。
次いで、倒立制御部62は、足裏距離センサ16の出力値に基づき、足裏面が路面Sから剥がれたか否かを判定する(ステップS105)。倒立制御部62は、足裏面が路面Sから剥がれていないと判定したとき(ステップS105のNO)、計算した上記目標距離の変更量Δhを倣い制御目標値補正量として設定し、後述の(ステップS107)に移行する。一方で、倒立制御部62は、足裏面が路面から剥がれたと判定したとき(ステップS105のYES)、リミッタ(変更量制限部)623を介して、計算した変更量Δhを制限する(ステップS106)。即ち、リミッタ623は、目標距離の変更量Δhの大きさに制限を加えるものである。リミッタ623は、入力された変更量Δhの大きさが許容範囲内を超えているときに、許容限界の値を、倣い制御目標値補正量として設定する。このリミッタ623を設けることで、足裏倣い制御部61に入力される倣い制御目標値補正量を制限する。これによって、倣い制御系(足裏倣い制御部61)が倒立制御系(倒立制御部62)よりも優勢に作用することを保証する。従って、倣い制御系が優勢に作用して、足裏面が路面Sと面接触することを保証することができる。
次いで、倒立制御部62は、上記計算された倣い制御目標値補正量を、足裏倣い制御部61へと出力する(ステップS107)。
なお、上記説明の簡略化のために2次元平面で考えた場合について説明したが、3次元のグローバル座標系を用いて、上記倣い制御目標値補正量を算出することも可能である。
まず、後述する座標系Σの定義について説明する。図8(a)及び(b)に示す如く、Σ:グローバル座標系、Σbd:目標姿勢における胴体(姿勢センサ)座標系、Σbr:実姿勢における胴体(姿勢センサ)座標系、Σwd:目標姿勢における腰(歩容)座標系、Σwr:実姿勢における腰座標系、Σlfd:目標姿勢における左爪先(踵側)座標系、Σrfd:目標姿勢における右爪先(踵側)座標系、Σlfr:実姿勢における左爪先(踵側)座標系、Σrfr:実姿勢における右爪先(踵側)座標系、Σltd:目標姿勢における左爪先(爪先側)座標系、Σrtd:目標姿勢における右爪先(爪先側)座標系、Σltr:実姿勢における左爪先(爪先側)座標系、Σrtr:実姿勢における右爪先(爪先側)座標系、Σlsd:目標姿勢における足裏距離センサ座標系、Σlsr:実姿勢における足裏距離センサ座標系、と夫々定義する。
また、図9に示す如く、行列及びベクトル表記を下記規則に従うものとする。
Figure 2009248277
:座標系Aから座標系Bへの同次変換行列とする。:座標系Aから座標系Bへの回転行列とする。:座標系Aを基準にして見たときの、座標系Aの原点から座標系Bの原点への位置ベクトルとする。 :座標系Aを基準にして見たときの、点cから点dへの位置ベクトルとする。なお、右上の添え字が省略されている場合は、基準とした座標系の原点を各ベクトルの始点とする。この場合、下記等式(ベクトルの回転、基準とする座標系の変更)が成立する。
Figure 2009248277
上記定義に従って、倒立制御部62は姿勢角センサ14を用いて、以下のように胴体姿勢の計測を行う。また、姿勢角センサ14は胴体10に固定されている。このため、グローバル座標系Σを基準とした実姿勢における胴体座標系Σbrの回転行列brは、以下のように求めることができる。但し、ヨー角を姿勢角センサ14によって計測することができるが、ヨー角を胴体10の目標ヨー角に合わせるとより正確となる。
まず、倒立制御部62は、胴体目標姿勢をロール角ψとピッチ角θとヨー角φとに分離して、胴体10の目標ヨー角φを下記(2)式により算出する。
bd=Rot(φ、z)Rot(θ、y)Rot(ψ、x) (2)式
次に、倒立制御部62は、姿勢角センサ14により計測されたロール角ψとピッチ角θと上記目標ヨー角φに基づいて、下記(3)式を用いて、実際の胴体10の回転行列(グローバル座標系)brを算出する。
br=Rot(φ、z)Rot(θ、y)Rot(ψ、x) (3)式
但し、上記(2)及び(3)式において、
Figure 2009248277
とする。
次に、姿勢偏差計算部621における姿勢偏差の計算方法について、詳細に説明する。姿勢偏差計算部621は、目標姿勢から見た実姿勢への回転行列(以下、偏差回転行列を称す)を計算することで、胴体10の姿勢偏差を計算する。姿勢偏差計算部621は、下記(4)式を用いて、胴体10の姿勢偏差を計算する。
bdbrbd Tgbr (4)式
なお、偏差回転行列bdbrを下記(5)式のように表現する。
Figure 2009248277
また、上記偏差回転行列bdbrの回転軸(目標胴体座標系基準)bdkと回転角度αとは、下記(6)式を満たす。
Figure 2009248277
次に、姿勢偏差計算部621は、回転軸bdkを、下記(7)式を用いてグローバル座標系基準に変換する。
k=bd bdk (7)式
さらに、姿勢偏差計算部621は、上記算出した回転角度αと回転軸kとに基づいて、下記(8)式を用いて、姿勢角偏差をグローバル座標系基準のx軸周り姿勢角偏差dψとy軸周りの姿勢角偏差dθとに夫々変換し、コントローラ622に対して出力する。
Figure 2009248277
コントローラ622は、姿勢偏差計算部621により計算されたグローバル座標系基準のx軸周り姿勢偏差dψに基づいて、伝達関数Cψ(s)を用いて、胴体補正角Δψを算出する。また、コントローラ622は、姿勢偏差計算部621により計算されたグローバル座標系基準のy軸周りの姿勢偏差dθに基づいて、伝達関数Cθ(s)を用いて、胴体補正角Δθを算出する。
Figure 2009248277
なお、x軸周りとy軸周りとで同じ特性のコントローラ622を使用することも可能であり、この場合、コントローラ622は、回転軸k周りの回転角度αに基づいて、伝達関数C(s)を用いて、胴体補正角Δαを算出しても良い。
Figure 2009248277
コントローラ622は、上記算出した胴体補正角Δψ、Δθ、またはΔαを、変更量計算部624に対して出力する。なお、コントローラ622は、算出した胴体補正角Δψ、Δθ、またはΔαが許容限界内を超え、足裏面が路面Sから?がれ、不安定になると判断した場合、許容限界値を変更量計算部624に出力してもよい。これにより、脚式ロボット100の歩行がより安定化する。
変更量計算部624は、実際の足裏距離センサ16の位置を計算すべく、歩容の爪先部26a、胴体10、及び目標ZMPを、実際の脚式ロボット100の状態に合わせるように、姿勢偏差分だけ腰位置を中心に回転させる(図10)。なお、以下説明において、bdlfdrfdは、脚式ロボット100における胴体10、左爪先部26a、右爪先部26aの目標値(前制御サイクルの目標値を使用するのが好ましい)を、夫々表している。また、brlfrrfrは、脚式ロボット100の実姿勢角を考慮した目標値を、夫々表している。 zmpdは、グローバル座標系から見た目標ZMP位置を表しており、 zmprは、グローバル座標系から見た目標ZMP位置を、脚式ロボット100と一緒に姿勢偏差分だけ回転した後の位置を表している。
まず、変更量計算部624は、胴体10に姿勢偏差があるときの爪先部26a、胴体10の位置姿勢、及び目標ZMP位置を夫々計算する。なお、姿勢偏差が小さい場合は、この工程を省略してもよい。
まず、腰座標系の目標位置姿勢は、下記(9)式のように表現できる。
Figure 2009248277
また、脚式ロボット100の姿勢角偏差を考慮した実際の胴体座標系は、下記(10)式のように表現できる。
Figure 2009248277
さらに、脚式ロボット100の実際の腰座標系の回転行列は、次のようにして求められる。まず、胴体10における、腰と胴本体との間の回転行列は、腰関節角度θを用いて、下記(11)式により求めることができる。
wdbdwrbr=Rot(θ、z) (11)式
なお、変更量計算部624は、脚式ロボット100の実際の腰座標系の回転行列wrを、姿勢偏差計算部621で計算された上記偏差回転行列bdbrに基づいて、下記(12)式を用いて計算する。
wrwd wdbd bdbr brwr
wd wdbd bdbr wdbd (12)式
他方、脚式ロボット100の関節角度は上記回転前後で変化しないため、腰と爪先部26aとの関係は維持され、下記(13)式が成立する。
wdlfdwrlfr、及び、wdrfdwrrfr (13)式
したがって、脚式ロボット100の実際の爪先座標系は、上記(13)式に基づいて、下記(14)式のようになる。
Figure 2009248277
また、目標ZMPも姿勢偏差分だけ回転させる。但し、腰座標系から見れば、腰座標系原点から目標ZMPまでの位置ベクトルは、回転しないため、下記(15)式が成立する。
wrwr zmprwdwd zmpd (15)式
上記(15)式において、右辺である、目標腰座標系基準の目標腰座標系原点から回転前目標ZMPまでの位置ベクトルは、下記(16)式により、グローバル座標系基準に変換することができる。
wd zmpdwd wdwd zmpd (16)式
さらに、上記(16)式の左辺を、グローバル座標系原点からのベクトルに変換すると、下記(17)式のようになる。
zmpd wdwd wdwd zmpd (17)式
したがって、上記(15)式及び(17)式により、下記(18)式が成立する。
wrwr zmprwdwd zmpdwd zmpd wd) (18)式
グローバル座標系原点から目標ZMPまでの位置ベクトルにおいて、腰座標系の原点位置は回転前後で移動しないため、下記(19)式が成立する。
Figure 2009248277
次に、変更量計算部624は、回転後の爪先部26aの位置に基づいて、足裏距離センサ16の位置を計算する(図11)。なお、以下説明において、Σtemp1:爪先関節座標系(踵側リンクに固定)であり、z軸を回転軸に一致させ、上方をy軸、前方をx軸とする。Σtemp2:爪先関節座標系(爪先リンクに固定)であり、Σtemp1を爪先関節角度分だけ回転させた座標系とする。θltoe、θrtoe:爪先関節角度とする(爪先が上がる方向を正とする)。
まず、変更量計算部624は、爪先部(踵側)26aの位置姿勢に基づいて、下記(20)式により、爪先部(爪先側)26aの位置姿勢を求める。以下、左脚を例にして計算を行うが、右脚も左脚と同様に計算を行うことができる。
ltrlhr lhrtemp1 temp1temp2 temp2ltr (20)式
ここで、上記(20)式のlhrtemp1及びtemp2ltrは、下記(21)式を用いて、幾何学的に一意に決まる値である。
Figure 2009248277
また、上記(20)式のtemp1temp2は、爪先関節の回転角度に基づいて、下記(22)式により計算することができる。
Figure 2009248277
したがって、足裏距離センサ16の位置は、下記(23)式及び(24)式を用いて計算することができる。
(I)踵側の足裏距離センサ16e、16fの場合
Figure 2009248277
(II)爪先側の足裏距離センサ16a、16b、16c、16dの場合
Figure 2009248277
次に、変更量計算部624は、足裏距離センサ目標値の変更量の計算を行う。変更量計算部624は、目標ZMP(上記求めた目標ZMPの位置ベクトル zmpr)を中心にして、上記算出した補正角Δψ、Δθだけ両足平リンク26の足裏面を回転させるための、足裏距離センサ目標値の変更量を計算する(図12)。
変更量計算部624は、上記算出した補正角Δψ、Δθに基づいて、下記(25)式及び(26)式を用いて、補正回転軸Δk及び回転角Δαを計算する。
Figure 2009248277
さらに、変更量計算部624は、この補正回転軸(単位ベクトル)Δkと回転角Δαとに基づいて、回転行列ΔRを計算する。なお、変更量計算部624は、この回転行列ΔRだけ足平リンク26の足裏面を補正するように、回転後の足裏距離センサ16の位置を、下記(27)式により計算する。
Figure 2009248277
変更量計算部624は、上記(27)式に基づいた下記(28)式により、足裏距離センサ目標値の変更量を計算する。
Figure 2009248277
そして、変更量計算部624は、上記(28)式により計算されたベクトル値のうちZ成分を計算し、そのZ成分を足裏距離センサ目標値の変更量(倣い制御目標値補正量)として出力する。
続いて、図13及び図14を参照しながら、本実施の形態1に係る足裏倣い制御部61について詳細に説明する。図13は、足裏倣い制御部61の機能構成を示す機能ブロック図である。図14は、足裏倣い制御部61による制御処理の概要を説明するためのフローチャートである。図13に示すように、足裏倣い制御部61は、距離センサ目標値計算部611と、差分器612と、爪先偏差計算部613と、加算器614と、補償器615とを有している。
足裏倣い制御部61は、足裏距離センサ16の検出結果に基づいて、爪先部26aに規定した座標系における爪先位置姿勢目標値と実爪先位置姿勢との偏差(爪先位置姿勢偏差)と、爪先関節角度目標値と実爪先関節角度の偏差(爪先関節角度偏差)とを、夫々独立に計算する。
以下、爪先位置姿勢偏差及び爪先関節角度偏差の計算方法について詳細に説明する。まず、足裏倣い制御部61において、距離センサ目標値計算部(目標距離計算部)611は、歩容データ51に含まれる爪先位置姿勢目標値(目標爪先位置・姿勢角の軌道)と、路面の存在情報である路面のノミナル位置・傾斜情報52とから、足裏距離センサ16の高さ目標値である足裏距離センサ目標値(足裏面と路面との間の目標距離)を計算する(目標距離計算工程)(ステップS201)。言い換えると、爪先部26aの目標位置・姿勢角を示す軌道データと、爪先部26aが実際に着地する地点(ノミナル位置・傾斜)とから、足裏距離センサ16の目標とする時系列値を計算する。即ち、目標とする足裏距離センサ16の目標距離(出力値)を計算する。尚、ノミナル位置・傾斜に代えて、脚式ロボット100の一歩分の着地位置から足平リンク26の着地位置・姿勢を計算することで、目標とする足裏距離センサ16の出力値を計算するようにしてもよい。
次いで、足裏倣い制御部61は、計算した足裏距離センサ目標値(目標距離)に、倒立制御部62から出力された倣い制御目標値補正量(変更量)を、加算器614により加算することで、足裏距離センサ目標値の補正を行う(ステップS202)。さらに、足裏倣い制御部61は、加算器614からの出力値(補正された足裏距離センサ目標値)と、足裏距離センサ16によって実際に計測された計測値とから、足裏距離センサ16の偏差を差分器612により計算する(ステップS203)。そして、爪先偏差計算部613は、計算した足裏距離センサ16の偏差から、爪先部26aの足裏面と路面との相対位置偏差・相対姿勢偏差を計算する。また、爪先偏差計算部613は、計算した足裏距離センサ16の偏差から、爪先位置姿勢偏差及び爪先関節角度偏差を計算し(ステップS204)、これら偏差を補償器615に対して出力する。
さらに、補償器615は、所定の伝達関数を用いて、爪先位置姿勢偏差から爪先部補正量を計算すると共に、爪先関節角度偏差から爪先関節補正量を夫々計算する(爪先補正量計算工程)(ステップS205)。補償器615は、計算した爪先部補正量及び爪先関節補正量を、足先目標値補正量として出力する。
そして、制御部30は、爪先位置姿勢目標値及び爪先関節角度目標値を、この足先目標値補正量に基づいて、その偏差が小さくなるように修正する(歩容データ修正工程)(ステップS206)。これにより、足裏面と路面Sとの位置関係が目標値に追従するように、歩容データが修正される
以上、本実施の形態1に係る脚式脚式ロボット100において、変更量計算部624は、姿勢偏差計算部621により計算される胴体10の姿勢偏差が減少するように、足裏面と路面Sとの目標距離の変更量である倣い制御目標値補正量を計算する。また、足裏倣い制御部61は、足裏距離センサ目標値に、倒立制御部62から出力された倣い制御目標値補正量を加算して、足裏距離センサ目標値の補正を行う。さらに、歩容データは、この補正された足裏距離センサ目標値に基づいて、修正される。これにより、胴体10の姿勢偏差の方向と逆方向へ打消すように、路面Sからの反力モーメントを足裏面に作用させることができる。したがって、脚式ロボット100の足裏面は、路面Sから適切な反力モーメントを得ることができるため、脚式ロボット100の歩行をより安定化させることができる。
なお、本発明を実施するための最良の形態について一実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした一実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記一実施形態において、変更量計算部624は、姿勢偏差計算部621により計算される胴体10の姿勢偏差が減少するように、目標距離の変更量を計算しているが、脚式ロボット100の重心位置の偏差が減少するように、上記目標距離の変更量を計算してもよい。この場合、歩容データ51には、脚式ロボット100の重心位置目標値が予め記憶されおり、姿勢角センサ14などを用いて胴体10の重心位置を計算する重心位置算出手段が設けられている。そして、倒立制御部の重心偏差計算部は、歩容データの重心位置目標値と、重心位置算出手段により算出された実際の重心位置と、の偏差を計算し、コントローラ622へ出力する。これにより、脚式ロボット100の重心位置の偏差を減少させるように、路面Sからの反力モーメントを足裏面に作用させることができる。したがって、脚式ロボット100の足裏面は、路面Sから適切な反力モーメントを得ることができるため、脚式ロボット100の歩行をより安定化させることができる。
本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの構成図である。 本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの足平リンクの構成図である。 本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの倒立制御部の構成を示す機能ブロック図である。 倣い制御目標値補正量を計算する際の処理フローを示すフローチャートである。 足裏距離センサの目標距離の変更量を示す簡略図である。 (a)従来の倒立制御及び足裏倣い制御において、足裏面が路面に倣うように制御される状態の一例を示す図である。 (b)本発明の実施の形態1に係る倒立制御及び足裏倣い制御において、姿勢偏差の方向と逆方向に反力モーメントが作用する状態の一例を示す図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの目標姿勢における座標定義の一例を示す図である。 (b)本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの実姿勢における座標定義の一例を示す図である。 行列及びベクトル表記における定義の一例を示す図である。 歩容の爪先部、胴体、及び目標ZMPを、姿勢偏差分だけ腰位置を中心に回転させた際の座標系の一例を示す図である。 回転後の爪先部の位置に基づいて足裏距離センサの位置を計算する際の座標系の一例を示す図である。 目標ZMPを中心にして補正角だけ両足裏面を回転させた際の座標系の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る脚式ロボットの足裏倣い制御部の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る足裏倣い制御部による制御処理の概要を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 制御システム、
10 胴体、
12 加速度センサ、14 姿勢角センサ、15 モータ、16 距離センサ、
20 脚部、21 股関節、22 大腿リンク、23 膝関節、24 脛リンク、
25 足首関節、26 足平リンク、26a 爪先部、26b 踵部、
27 爪先関節、 30 制御部、50 記憶部、
51 歩容データ、52 路面ノミナル位置・傾斜、
61 足裏倣い制御部、62 倒立制御部、63 関節角変換部、64 各軸制御器、
100 脚式ロボット
611 距離センサ目標値計算部、613 爪先偏差計算部、
615 補償器、621 姿勢偏差計算部、622 コントローラ、
623 リミッタ、624 変更量計算部

Claims (6)

  1. 胴体と、該胴体に連結された脚部と、該脚部の下端に設けられた足平部と、該足平部の足裏と路面との距離を検出する距離検出部と、前記胴体の姿勢を検出する胴体姿勢検出部と、歩容データに基づいて前記脚部の関節を駆動制御する制御部と、を備え、
    前記歩容データは、前記胴体の目標姿勢を含む脚式ロボットであって、
    前記制御部は、
    前記歩容データに基づいて、前記足平部の足裏と路面との間の目標距離を計算する目標距離計算部と、
    前記胴体姿勢検出部により検出された前記胴体の姿勢と、前記歩容データの目標姿勢との偏差が減少するように、前記目標距離計算部により計算された前記目標距離の変更量を計算する変更量計算部と、
    前記目標距離に前記変更量を加算した値と、前記距離検出部により検出された前記距離と、の偏差に基づいて、前記歩容データを修正する歩容データ修正部と、を有する、ことを特徴とする脚式ロボット。
  2. 請求項1記載の脚式ロボットであって、
    前記制御部は、前記足平部の足裏の少なくとも一部が路面と接触するように、前記変更量計算部により計算された前記目標距離の変更量を制限する変更量制限部を有する、ことを特徴とする脚式ロボット。
  3. 請求項1又は2記載の脚式ロボットであって、
    前記脚式ロボットの重心位置を検出する重心位置検出部を備え、
    前記歩容データは、重心位置目標値を更に含み、
    前記変更量計算部は、前記重心位置検出部により検出された前記重心位置と、前記歩容データの重心位置目標値と、の偏差が減少するように、前記目標距離の変更量を計算する、ことを特徴とする脚式ロボット。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の脚式ロボットであって、
    距離検出部は、爪先部の足裏に設けられた少なくとも3個の距離センサと、前記踵部の足裏に設けられた少なくとも1個の距離センサとの出力信号から前記足平部の足裏と路面との距離を検出する、ことを特徴とする脚式ロボット。
  5. 請求項1記載の脚式ロボットであって、
    前記足平部は、爪先部と、爪先関節を介して該爪先部に連結された踵部と、から構成される、ことを特徴とする脚式ロボット。
  6. 胴体と、該胴体に連結された脚部と、該脚部の下端に設けられた足平部と、該足平部の足裏と路面との距離を検出する距離検出部と、前記胴体の姿勢を検出する胴体姿勢検出部と、歩容データに基づいて前記脚部の関節を駆動制御する制御部と、を備え、
    前記足平部は、爪先部と、爪先関節を介して該爪先部に連結された踵部と、から構成され、
    前記歩容データは、前記爪先部の目標姿勢と、前記爪先関節の目標角度と、前記胴体の目標姿勢と、を含む脚式ロボットの制御方法であって、
    前記歩容データに基づいて、前記足平部の足裏と路面との間の目標距離を計算する目標距離計算工程と、
    前記胴体姿勢検出部により検出された前記胴体の姿勢と、前記歩容データの目標姿勢との偏差が減少するように、前記目標距離計算工程で計算された前記目標距離の変更量を計算する変更量計算工程と、
    前記目標距離に前記変更量を加算した値と、前記距離検出部により検出された前記距離と、の偏差が減少するように、前記爪先部の目標位置姿勢を補正する爪先部補正量、及び/又は、前記爪先関節の目標角度を補正する爪先関節補正量を計算する爪先補正量計算工程と、
    前記爪先補正量計算工程で計算された爪先部補正量及び/又は爪先関節補正量に基づいて、前記歩容データを修正する歩容データ修正工程と、を含む、ことを特徴とする脚式ロボットの制御方法。
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