JP2009246074A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 過酷な環境下であっても定電流回路が破壊する虞のない車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 表示手段1の背後に配置される光源2と、光源2の駆動電流を一定に制御する定電流回路14とを備え、光源2及び定電流回路14は車両に搭載されたバッテリー15と接続されるとともに、バッテリー15からの電力供給により光源2に前記駆動電流を供給し、光源2の発光に伴い表示手段1を照明する構成とした車両用表示装置において、光源2と接続されるトランジスタ12と、トランジスタ12と並列に接続される抵抗素子13と、バッテリー15の電源電圧を監視し、前記電源電圧が所定の閾値を超えたとき、トランジスタ12をオフ状態とし抵抗素子13を介して光源2に前記駆動電流を供給する制御を行う制御手段11と、を備えてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示パネル等からなる表示手段の背後に配置される光源を備え、かかる光源の発光に伴い表示手段を照明する車両用表示装置に関するものである。
従来、この種の車両用表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の車両用表示装置は、液晶表示パネル等のごとき表示器(表示手段)の背後に配置されるLED(光源)と、このLEDの駆動電流を一定に制御するための定電流回路とを備え、定電流回路は例えば定電流回路内蔵ICに備えられており、またLED及び定電流回路内蔵IC(定電流回路)は回路基板に設けた配線パターン上に搭載されてなる。
図4は、従来技術によるLED制御回路(光源制御回路)の一例を示しており、かかるLED制御回路100は、LED110と、定電流回路120とを備え、LED110のアノード側が車両に搭載されたバッテリー130と接続され、LED110のカソード側が定電流回路120と接続されている。
そして、バッテリー130からの電力供給によりLED110を点灯駆動させるべくLED110に前記駆動電流が供給される構成となっている。すると、このLED110への駆動電流の供給によりLED110が点灯駆動され、かかるLED110の点灯(発光)に伴い前記液晶表示パネルがバックライト照明される。
特開2004−345590号公報
上述した従来の車両用表示装置におけるLED制御回路100では、LED110のアノード側がバッテリー130と接続され、且つ、LED110のカソード側が定電流回路120と接続された回路構成となっており、定電流回路120から供給される一定の駆動電流に基づき、LED110が発光する回路構成となっている。
ところで、このような回路構成において、バッテリー130の電源電圧が、ある一定の電圧値ではなく、所定の上限電圧値と所定の下限電圧値との間を変動可能である場合、LED110の両端にかかる電圧はLED110の特性上、一定値となるので、結果的にバッテリー130の電源電圧変動に応じて、定電流回路120に供給される電圧値が変動することになる。
具体的には、バッテリー130の電源電圧が、例えば10V〜18Vの間の電圧値を変動可能であり、且つ、LED110の両端にかかる電圧が例えば4Vであるとき、バッテリー130の電源電圧が12Vであれば、定電流回路120に供給される電圧値V1は、前記電源電圧の値からLED両端にかかる電圧値を引き算することにより算出され、電圧値V1=12Vー4V=8Vとなり、また前記電源電圧が16Vであれば、定電流回路120に供給される電圧値V2は、16Vー4V=12Vとなる。
ここで、例えばLED110に供給される前記駆動電流が60mAであるときの定電流回路120にて消費される電力に着目する。このLED110に供給される駆動電流60mAは、定電流回路120にて生成される電流値I1と等しいから、定電流回路120にて消費される電力は、定電流回路120に供給される電圧値と、定電流回路120にて生成される電流値とを乗算することで算出される。
例えば、バッテリーの電源電圧が12Vのとき定電流回路120にて消費される電力P1は電圧値V1×電流値I1=0.48Wとなり、バッテリーの電源電圧が16Vのとき定電流回路120にて消費される電力P2は電圧値V2×電流値I1=0.72Wとなる。つまり、このことは、バッテリー130の電源電圧が高くなれば、これに連動して定電流回路120にて消費される電力が増加することを意味してなる。
また、図4に示すLED制御回路100は、車両に搭載された車両用計器の計器用基板(つまり前記回路基板)の一部に設けられ、LED110の点灯によりオドメータ等(前記表示器)をバックライト照明する場合がある。この場合、表示器制御回路100は、車両内部(車内)に搭載されることになるので、太陽光等の外光が車内に照射された場合、表示器制御回路100自体の温度が高温となることがある。
ここで、表示器制御回路100を構成する構成部品のうち、定電流回路120での許容電力は、常温環境下のときよりも高温環境下のとき(換言すれば、過酷な環境下では)著しく低下することが知られており、具体的には、常温環境下での前記許容電力が1.2Wであったとき、これが高温環境下(例えば70度)になると前記許容電力が常温時に比べて著しく低下し、約半減してしまう(つまり0.6Wとなる)ことがある。
すると、例えば、定電流回路120が、過酷な環境下(高温環境下)にあり、且つ、バッテリー130の電源電圧が前記上限電圧値に近い16Vのとき、定電流回路120にて消費される電力P2は前述したように0.72Wとなるが、かかる0.72Wなる電力値は、前述した高温環境下における前記許容電力(0.6W)をオーバーすることになる。従って、かかる過酷な環境下における許容電力値のオーバーは、定電流回路120自体の発熱量を増大させると同時に、定電流回路120を正常に動作させる際の障害となり、これにより定電流回路120が正常に機能せず破壊してしまう虞があった。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、過酷な環境下であっても定電流回路が破壊する虞のない車両用表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、表示手段の背後に配置される光源と、前記光源の駆動電流を一定に制御する定電流回路とを備え、前記光源及び前記定電流回路は車両に搭載されたバッテリーと接続されるとともに、前記バッテリーからの電力供給により前記光源に前記駆動電流を供給し、前記光源の発光に伴い前記表示手段を照明する構成とした車両用表示装置において、前記光源と接続されるスイッチ手段と、前記スイッチ手段と並列に接続される抵抗素子と、前記バッテリーの電源電圧を監視し、前記電源電圧が所定の閾値を超えたとき、前記スイッチ手段をオフ状態とし前記抵抗素子を介して前記光源に前記駆動電流を供給する制御を行う制御手段と、を備えてなることを特徴とする。
また本発明は、前記定電流回路の周囲温度を検出する温度検出素子を備え、前記制御手段は、前記温度検出素子からの温度情報を入力し、前記温度情報が所定の温度閾値を超え、且つ、前記電源電圧が前記閾値を超えたとき、前記スイッチ手段をオフ状態とし前記抵抗素子を介して前記光源に前記駆動電流を供給する制御を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記スイッチ手段はトランジスタからなり、前記抵抗素子は前記トランジスタのエミッターコレクタ間に接続されてなることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、過酷な環境下であっても定電流回路が破壊する虞のない車両用表示装置を提供できる。
以下、添付図面に基づき、本発明による車両用表示装置の一実施形態を説明する。なお、図1は、本発明の実施形態による車両用表示装置の断面図、図2は同実施形態による光源制御回路を示すブロック図である。
本実施形態による車両用表示装置としては、例えば車両に搭載された速度計の一部に組み込まれた表示ユニットを適用することができ、かかる表示ユニットDは、図1に示すように表示器(表示手段)1と、表示器1の背後に配置される光源2と、この光源2を実装してなる回路基板3と、光源2を包囲するように表示器1と回路基板3との間に配置されるケース体4とを備えてなる。
表示器1は、例えば液晶表示パネルからなり、図示しない各種センサからの検出信号(電気信号)に基づいて、車両の走行距離、燃料消費、外気温、時刻等の各種情報を複数の表示セグメント(図示せず)により情報表示するものである。
光源2は、適宜色の照明光を発するチップ型発光ダイオード(LED)からなり、表示器1の背後側となる回路基板3上に実装され、前方側(表示器1側)に照明光を供給する発光体である。
回路基板3は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、表示器1の駆動・制御を行う駆動手段(図示せず)と、光源2と、後述する光源制御回路と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。
ケース体4は、例えば白色合成樹脂からなり、光源2を取り囲むように回路基板3と表示器1との間に位置し、表示器1を保持する機能等を有する。なお、必要に応じて、ケース体4と表示器1との間に拡散板を介在させ、光源2から発せられる照明光を前記拡散板によって略均一化させ、この略均一化した照明光を表示器1に導く構成としてもよい。なお、図1中、5は、速度計の文字板であり、この文字板5に設けられた開口部5aを臨むように表示器1が配置されている。
次に、図2を用いて、光源2を点灯駆動させるための光源制御回路について説明する。
この図2において、光源制御回路10は、回路基板3上に設けられ、光源2と、制御手段11と、トランジスタ(スイッチ手段)12と、制限抵抗(抵抗素子)13と、定電流回路14とを備えてなる。
そして、光源制御回路10を構成する各部(つまり光源2、制御手段11、トランジスタ12、制限抵抗13、定電流回路14)は、車両に搭載された駆動源であるバッテリー15と接続され、前記各部は、バッテリー15からの電力供給により動作してなる。なお、本実施形態の場合、バッテリー15の電源電圧は、所定の下限電圧値(10V)と所定の上限電圧値(18V)との間を変動可能となっているものとする。
光源2は、表示器1の背後側に配置され、後述する駆動電流が供給されることで点灯駆動され、この光源2の点灯(発光)に伴い表示器1がバックライト照明される構成となっている。なお、光源2は、そのアノード側がバッテリー15と接続され、そのカソード側がトランジスタ12のエミッタと制限抵抗13とに接続される。
制御手段11は、CPU、ROM、RAM並びに入出力インターフェイス等を備えたマイクロコンピュータからなる。かかる制御手段11は、この場合、前記下限電圧値(10V)と前記上限電圧値(18V)との間を変動可能なバッテリー15の電源電圧を監視する電源電圧監視機能を備えてなり、前記電源電圧が所定の閾値(本例では14V)以下のとき、トランジスタ12をオン状態とするような制御信号を生成し、トランジスタ12へ出力する。また、制御手段11は、前記電源電圧が前記閾値である14Vを超えたとき、トランジスタ12をオフ状態とするような制御信号を生成し、トランジスタ12へ出力する。
トランジスタ12は、前記制御信号に応じてオン/オフ状態が切り替わるスイッチ手段となるものであり、光源2と定電流回路14との間に介在してなる。また、トランジスタ12は、コレクタ側が定電流回路14と接続され、エミッタ側が光源2のカソードと接続され、ベース側が制御手段11の出力部に接続されている。
制限抵抗13は、トランジスタ12のエミッターコレクタ間に接続されたチップ抵抗からなり、トランジスタ12と並列に接続されてなる。また、本実施形態の場合、前記制御信号を受けてトランジスタ12がオフ状態となったとき、光源2と制限抵抗13と定電流回路14とが直列接続される回路構成となる。なお、トランジスタ12がオフ状態ではなくオン状態のときは、制限抵抗13には前記駆動電流が流れない。つまり、このとき、光源2とトランジスタ12のエミッタ、コレクタと定電流回路14とが直列接続される回路構成となる。また、本例における制限抵抗13の値は、50Ωに設定されている。
定電流回路14は、例えば定電流回路内蔵ICに備えられ、光源2の駆動電流を一定に制御する機能を有してなる。そして、バッテリー15からの電力供給により光源制御回路10が動作することで、定電流回路14は、光源2を点灯駆動させるべく、光源2に対し前記駆動電流を供給してなる。
この際、前記駆動電流は、バッテリー15における前記電源電圧の値に応じて、トランジスタ12を介して光源2に供給されるか、もしくは制限抵抗13を介して光源2に供給されるようになっている。なお、本例における前記駆動電流の電流値は、60mAとなっている。また、定電流回路14は、一端側がトランジスタ12のコレクタと制限抵抗13とに接続され、他端側がグランドレベルに接地される。
以上の各部により、光源制御回路10が構成されている。次に、かかる光源制御回路10における制御手段11の処理動作について説明する。
制御手段11は、この場合、バッテリー15の前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が前記閾値以下(つまり14V以下)のとき、トランジスタ12をオンさせるような前記制御信号をトランジスタ12に出力してなる。すると、トランジスタ12は前記制御信号を受けてオン状態となり、このとき前記駆動電流は、定電流回路14を起点として、トランジスタ12のコレクタ、エミッタを介して光源2に供給される。
一方、制御手段11は、前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が前記閾値である14Vを超えたとき、トランジスタ12をオフ状態とし、制限抵抗13を介して光源2に前記駆動電流を供給する制御を行う構成となっている。換言すれば、このとき制御手段11は、前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が前記閾値である14Vを超えると、トランジスタ12をオフさせるような前記制御信号をトランジスタ12に出力してなる。すると、トランジスタ12は前記制御信号を受けてオフ状態となり、このとき前記駆動電流は、定電流回路14を起点として、制限抵抗13を介して光源2に供給される構成となっている。
ここで、バッテリー15の前記電源電圧が、前記閾値(14V)以下の場合と前記閾値(14V)を超えた場合とで、定電流回路14にて消費される電力に着目する。なお、前提条件として、LEDである光源2の両端にかかる電圧は、LEDの特性上、一定値であり、この場合、光源2の両端にかかる電圧は従来と同様に4Vであるものとする。
まず、バッテリー15の前記電源電圧が、前記閾値以下、例えば12Vであるとき、定電流回路14に供給される電圧値V3は、バッテリー15の電源電圧値から光源2両端にかかる電圧値を引き算することにより算出される。すなわち、電圧値V3=12Vー4V=8Vとなる。そして、このとき定電流回路14にて消費される電力P3は、定電流回路14に供給される電圧値V3と、定電流回路14にて生成される電流値I2(つまり前記駆動電流の電流値60mA)とを乗算することにより算出される。従って、バッテリー15の電源電圧12V時において、定電流回路14にて消費される電力P3は、電圧値V3×電流値I2=0.48Wとなる。
次に、バッテリー15の前記電源電圧が、前記閾値を超えたとき、例えば16Vであるとき、かかる電源電圧16Vは、光源2の両端にかかる電圧と、制限抵抗13の両端にかかる電圧と、定電流回路14に供給される電圧とを加算したものに等しい。ここで、光源2の両端にかかる電圧は4Vであり、また制限抵抗13の両端にかかる電圧は、制限抵抗13の抵抗値(50Ω)と制限抵抗13に流れる電流値(つまり前記駆動電流である60mA)とを乗算することにより算出され、50Ω×60mA=3Vとなる。すなわち、定電流回路14に供給される電圧値V4は、16Vー4Vー3V=9Vとなる。
そして、このとき定電流回路14にて消費される電力P4は、定電流回路14に供給される電圧値V4と、定電流回路14にて生成される電流値I2(60mA)とを乗算することにより算出される。従って、バッテリー15の電源電圧16V時において、定電流回路14にて消費される電力P4は、電圧値V4×電流値I2=0.54Wとなる。
かかる実施形態によれば、制御手段11が、バッテリー15の前記電源電圧を監視し、前記電源電圧が前記閾値(14V)を超えたとき、トランジスタ12をオフ状態とし制限抵抗13を介して光源2に前記駆動電流を供給する制御を行う構成となっている。このような構成としたことにより、定電流回路14に供給される電圧の一部が、光源2と制限抵抗13とに分散され、特に本発明では制限抵抗13に分散される電圧値の分だけ定電流回路14に供給される電圧値(電力値)を低減させることが可能となる。
従って、従来技術にて説明したように、過酷な環境下(高温環境下)での定電流回路14の許容電力が著しく低下し、例えば0.6Wなる電力値に低下し、且つ、前記電源電圧が前記閾値を超え、16Vとなった場合、定電流回路にて消費される電力は、従来では前記許容電力をオーバーした0.72Wであったのが、本発明によればトランジスタ12がオフ状態となるとともに、定電流回路14に供給される電圧の一部が制限抵抗13に分散され、前述したように0.54Wとなり、前記許容電力をオーバーしない構成となる。これにより、過酷な環境下であっても、定電流回路を正常に動作させることが可能となり、定電流回路が破壊する虞がなくなる。
また本実施形態では、スイッチ手段12としてトランジスタを採用し、制限抵抗13が、トランジスタのエミッターコレクタ間に接続されてなることにより、トランジスタ及び制限抵抗を用いるだけという簡素な回路構成にて定電流回路14の電力を低減させることが可能となる。
また本実施形態では、スイッチ手段12としてトランジスタを採用した例について説明したが、例えばスイッチ手段12として、リレーやサイリスタ等を採用してもよい。
また本実施形態では、表示手段1として液晶表示パネルのごとき表示器からなる例について説明したが、例えば表示手段1として、インジケータ表示器等の各種表示器を採用してもよいことは言うまでもない。
また本実施形態では、光源2がバッテリー15とトランジスタ12(制限抵抗13)との間に介在する例について説明したが、例えば光源2をトランジスタ12(制限抵抗13)と定電流回路14との間に介在させる構成であっても本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお本実施形態では、制御手段11が、バッテリー15の電源電圧を監視する電源電圧監視機能を有するものであったが、例えば図3に示すように制御手段11の入力側に定電流回路14の周囲温度を検出するためのサーミスタ(温度検出素子)を接続し、制御手段11が、前記電源電圧監視機能と、サーミスタ16から出力される出力信号(定電流回路14の温度情報)を受信する機能とを有する回路構成としてもよい。なお、サーミスタ16は、その一方の端子が抵抗体17を介して制御手段11を駆動させるための5Vレギュレータからなる安定化電源18と接続され、他方の端子がグランドレベルに接地される。
そして、この場合、制御手段11は、サーミスタ16からの前記出力信号(前記温度情報)を入力し、前記温度情報が所定の温度閾値(例えば60度)を超え、且つ、バッテリー15の前記電源電圧が前記閾値(14V)を超えたとき、トランジスタ12をオフ状態とし制限抵抗13を介して光源2に前記駆動電流を供給する制御を行う構成となる。このように構成した場合であっても、前記実施形態と同様に、過酷な環境下であっても、定電流回路14を正常に動作させることが可能となるので、定電流回路14が破損する虞がない。
本発明の実施形態による車両用表示装置の断面図である。 同実施形態による光源制御回路を示すブロック図である。 本実施形態の変形例による光源制御回路を示すブロック図である。 従来技術による光源制御回路を示すブロック図である。
符号の説明
1 表示器(表示手段)
2 光源
3 回路基板
10 光源制御回路
11 制御手段
12 トランジスタ(スイッチ手段)
13 制限抵抗(抵抗素子)
14 定電流回路
15 バッテリー
16 サーミスタ(温度検出素子)

Claims (3)

  1. 表示手段の背後に配置される光源と、前記光源の駆動電流を一定に制御する定電流回路とを備え、
    前記光源及び前記定電流回路は車両に搭載されたバッテリーと接続されるとともに、前記バッテリーからの電力供給により前記光源に前記駆動電流を供給し、前記光源の発光に伴い前記表示手段を照明する構成とした車両用表示装置において、
    前記光源と接続されるスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段と並列に接続される抵抗素子と、
    前記バッテリーの電源電圧を監視し、前記電源電圧が所定の閾値を超えたとき、前記スイッチ手段をオフ状態とし前記抵抗素子を介して前記光源に前記駆動電流を供給する制御を行う制御手段と、を備えてなることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記定電流回路の周囲温度を検出する温度検出素子を備え、
    前記制御手段は、前記温度検出素子からの温度情報を入力し、前記温度情報が所定の温度閾値を超え、且つ、前記電源電圧が前記閾値を超えたとき、前記スイッチ手段をオフ状態とし前記抵抗素子を介して前記光源に前記駆動電流を供給する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記スイッチ手段はトランジスタからなり、前記抵抗素子は前記トランジスタのエミッターコレクタ間に接続されてなることを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
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WO2024127916A1 (ja) * 2022-12-14 2024-06-20 株式会社小糸製作所 車両用灯具制御装置

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