JP2009244624A - Plc型可変分散補償器 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変分散量の増大を、低損失、低リップルでかつ小型、低コストで実現可能にしたPLC型可変分散補償器を提供する。
【解決手段】PLC型可変分散補償器10は、平面光波回路11上の25段に多段接続した位相シフタ101〜125と、位相シフタ間に接続された24個の可変カプラ201〜224とからなる多段マッハツェンダー干渉計を備え、各可変カプラの結合率を変化させて分散可変特性を得る。13番目の位相シフタ113の長い方の遅延線と14番目の位相シフタ114の短い方の遅延線とを可変カプラ213を介してそれぞれ接続させると共に、13番目の位相シフタ113の短い方の遅延線と14番目の位相シフタ114の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラ213を介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタ113の2本の遅延線を交差させて折り返すようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、平面光波回路上の多段接続した複数のマッハツェンダー干渉計を用いたPLC型可変分散補償器に関する。
従来、平面光波回路(PLC:Planar Lightwave Circuit)上の多段接続した複数のマッハツェンダー干渉計回路(MZI)を用いたPLC型可変分散補償器(PLC型TDC)の可変分散量を増大させる方法として、例えば、次の2つの技術がある。
(1)非特許文献1には、それぞれ3つのMZIが形成された同一構成の3段MZIを同一のPLCチップ上に2式縦列接続して形成し、可変分散量を倍増する技術が開示されている。
(2)非特許文献2には、4つのMZIからなる4段MZIが形成された PLCチップの一端面に反射ミラーを配し、4段MZIを2回通過させることにより,可変分散量を倍増する技術が開示されている。
WO2006/013928 C.R.Doerr, IEEE Photonics Technology Letters, Vol.17, No.4,Apr.,2005 P.828 C.R.Doerr, IEEE Photonics Technology Letters, Vol.17, No.12,Dec.,2005 P.2637
しかしながら、上記(1)の従来技術では、2式の多段MZIの特性差により特性劣化が起こるとともに,サイズが増大するという問題があった。
また、上記(2)の従来技術では、分散量増大のためにPLCチップの端面に配したミラーで反射させてダブルパス化すると、ミラーの反射面での損失が大きくなると共に、高いミラーの貼付け精度が必要になり、コストが増大するという問題があった。
また、上記2つの従来技術のいずれのものにおいても,段数の少ない多段MZI干渉計を2回通過させるため、ほぼ2倍の段数を有し、ほぼ同等の可変分散量を有する単一の多段MZIを用いて可変分散補償器を構成した場合に比べて、透過率及び群遅延スペクトルのリップルが大きくなるという問題があった。
比較のため、13段MZIを2回通過させた場合と、25段MZIを1回通過させた場合の透過率スペクトル及び群遅延スペクトルの計算結果を図5(A)、(B)にそれぞれ示す。図5(A)、(B)より、いずれの構成でも同等の群遅延傾き(波長分散)が得られているものの、13段MZIを2回通過させた場合、25段MZIを1回通過させた場合よりも透過率及び群遅延スペクトルのリップルが大きくなっていることがわかる。
一方、ほぼ2倍の段数を有し、ほぼ同等の可変分散量を有する単一の多段MZIを用いる場合には、(2)の構成に比べてほぼサイズが2倍に増大するため、チップの取り数が減少する、あるいは基板サイズの制約から接続段数に限界があり、所望の可変分散量が実現できないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて為されたもので、その目的は、可変分散量の増大を、低損失、低リップルでかつ小型、低コストで実現可能にしたPLC型可変分散補償器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るPLC型可変分散補償器は、平面光波回路上のM段多段接続した複数の位相シフタと、位相シフタ間に接続されたM-1個の可変カプラからなる多段マッハツェンダー干渉計を備え、前記可変カプラの結合率を変化させて分散可変特性を得るPLC型可変分散補償器において、m番目(1<m<M)の位相シフタの遅延線部で干渉計列を折り返し、m-1番目の位相シフタをm+1番目の位相シフタに沿って配置することを特徴とする。
この態様によれば、m番目(1<m<M)の位相シフタの遅延線部で干渉計列を折り返し、m-1番目の位相シフタをm+1番目の位相シフタに沿って配置しているので、折り返しを行わない場合に比べて多段マッハツェンダー干渉計を小型に配置することができる。あるいは、同一のチップ面積を用いた場合に、接続段数を増大させることができ、可変分散量を増大させることが出来る。
また,本発明の第2の態様に係るPLC型可変分散補償器は、前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差πのマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させると共に、k番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする。
この態様によれば、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続されるので、その折り返しの無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができ、かつ小型に配置できるため、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
また,本発明の第3の態様に係るPLC型可変分散補償器は、前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差πのマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させると共に、k番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部に隣接する位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする。
この態様によれば、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続されるので、その折り返しの無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができ、かつ小型に配置できるため、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
また,本発明の第4の態様に係るPLC型可変分散補償器は、前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差0のマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線、およびk番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線を、可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする。
この態様によれば、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続されるので、その折り返しの無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができるため、従って、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
また,本発明の第5の態様に係るPLC型可変分散補償器は、前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差0のマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線、およびk番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線を、可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部に隣接する位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする。
この態様によれば、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続されるので、その折り返しの無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができるため、従って、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
また,本発明の第6の態様に係るPLC型可変分散補償器は、前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差πのマッハツェンダー干渉計を用い、位相シフタを介して各可変カプラの長い方の遅延線が隣接する可変カプラの長い方の遅延線と接続されていることを特徴とする。
この態様によれば、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続されるので、その折り返しの無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができるため、従って、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
また,本発明の第7の態様に係るPLC型可変分散補償器は、前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成されたマッハツェンダー干渉計を用い、各可変カプラの互いに接続されている遅延線上の薄膜ヒータが同時に駆動されるよう、電気的に配線されていることを特徴とする。
この態様によれば、同時に使用される薄膜ヒータ、つまり、各可変カプラの互いに接続されている遅延線上の薄膜ヒータを同一の電源に接続して駆動することができ、単一制御パラメータによる簡易制御を実現することができる。
本発明によれば、可変分散量の増大を、低損失でかつ低コストで実現することができる。
次に、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態の説明において、同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器10を、図1乃至図4、および図6、図7に基づいて説明する。
このPLC型可変分散補償器10は、図1に示すように、平面光波回路11上の25段に多段接続した複数の位相シフタ101〜125と、位相シフタ間に接続された24個の可変カプラ201〜224とからなる多段マッハツェンダー干渉計を備え、各可変カプラの結合率を変化させて分散可変特性を得るようになっている。
平面光波回路11は、例えば、シリコン基板などのPLC基板12上に、光ファイバ製造技術と半導体微細加工技術を組み合わせて石英ガラス光導波路を形成した石英系平面光波回路である。
各位相シフタ101〜125は所定の光路長差を有する2本の遅延線(光導波路)からなり、位相シフタ101、125の光路長差はΔL、位相シフタ102〜124の光路長差は2ΔLである。各位相シフタ間は、位相差πのマッハツェンダー干渉計(MZI)の遅延線上に薄膜ヒータ(図示省略)を架して構成した可変カプラ201〜224でそれぞれ接続されている。つまり、各可変カプラ201〜224は、位相差πのマッハツェンダー干渉計(MZI)の2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に形成された薄膜ヒータをそれぞれ有している。
また、多段マッハツェンダー干渉計の両端の位相シフタ101、125と入出力光導波路13,14間は、Y分岐導波路15,16でそれぞれ接続されている。つまり、多段接続した位相シフタ101〜125のうち、入射光が最初に伝搬する第1段の位相シフタ101はY分岐導波路15で入出力光導波路(第1の入出力光導波路)13に接続され、入射光が最後に伝搬する最終段の位相シフタ125はY分岐導波路16で入出力光導波路(第2の入出力光導波路)14に接続されている。
また、このPLC型可変分散補償器10では、m番目(1<m<M)の位相シフタの遅延線部で干渉計列を折り返し、m-1番目の位相シフタをm+1番目の位相シフタに沿って配置している。ここで、M=25である。本実施形態では、一例として、13番目の位相シフタ113の遅延線部で干渉計列を折り返し、12番目の位相シフタ112を14番目の位相シフタ114に、11番目の位相シフタ111を15番目の位相シフタ115に、という具合に、13−n番目(nは25/2未満の整数)の位相シフタを13+n番目の位相シフタに沿って配置している。
また,このPLC型可変分散補償器10では、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させると共に、k番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すようにしている。
本実施形態では、一例として、13番目の位相シフタ113の長い方の遅延線と14番目の位相シフタ114の短い方の遅延線とを可変カプラ213を介してそれぞれ接続させると共に、13番目の位相シフタ113の短い方の遅延線と14番目の位相シフタ114の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラ213を介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタ113の2本の遅延線を交差させて折り返すようにしている。
さらに、このPLC型可変分散補償器10では、入出力光導波路13の端部は偏波保持ファイバ17を介して偏波分離合成器32の第1の偏波分離ポート321へ接続され、入出力光導波路14の端部は偏波保持ファイバ18を介して偏波分離合成器32の第2の偏波分離ポート322へ接続され、偏波分離合成器32の共通ポート323はサーキュレータ18へ接続されることにより偏波ダイバーシティが構成されており、入出力光導波路13、14の各端部から同一の偏波モードの光信号が逆方向に入出力されるようになっている。
また、図1において、符号「22」、「23」は補強用ガラス板、「20」、「21」はファイバアレイである。
上記多段マッハツェンダー干渉計を構成する導波路には曲がり半径が2mmの曲がり導波路を使用した。
本PLC型可変分散補償器10で分散可変特性を得るには、各可変カプラ201〜224の遅延線のうち、隣接する位相シフタを介して互いに接続されている遅延線上の薄膜ヒータに同時に電流を流し、可変カプラの結合率を変化させる。その際、上記非特許文献(2)で実施されているように、それら同時に使用されるヒータを同一の電源に接続して駆動することによって単一制御パラメータによる簡易制御を実現し、且つ両端の1段目の可変カプラ201および最終段の可変カプラ224に対しては可変抵抗器(図示せず)を介して通電することにより、使用帯域での波形平坦性を制御できるようにしている。
上記のように構成した多段マッハツェンダー干渉計を有するPLC型可変分散補償器10のPLC基板12のチップサイズは24×68mmで、チップ面積は1632mmであった。
比較のため、折り返しを行わずに設計した25段マッハツェンダー干渉計を有するPLC型可変分散補償器60用PLCチップ(PLC 基板)の模式図を図2に示す。
図2に示す比較例の多段マッハツェンダー干渉計を有するPLC型可変分散補償器60のPLC チップのチップサイズは、22×88mmで、チップ面積は1936mmであった。
従って、図1に示す本発明のPLC型可変分散補償器10は、図2に示す比較例のPLC型可変分散補償器60に比べてチップ面積(PLC 基板12の面積)を約300mm縮小でき、チップ取り数増加によって低コスト化が可能であることがわかる。例えば4インチφ(100mm)の基板を用いた場合、図2の比較例のPLC型可変分散補償器60は1枚の基板から2チップしか作製できないが、図1の本発明のPLC型可変分散補償器10は3チップ作製することができるため、チップの作製コストをほぼ2/3に低減することが可能である。
あるいは,同一のチップ面積を用いた場合に、接続段数を増大させることができ、可変分散量を増大させることが出来る。
また、図1に示す本発明のPLC型可変分散補償器10は、13番目の位相シフタ113の遅延線部で干渉計列を折り返し、12番目の位相シフタ112を14番目の位相シフタ114に、11番目の位相シフタ111を15番目の位相シフタ115に、という具合に、13−n番目(nは25/2未満の整数)の位相シフタを13+n番目の位相シフタに沿って配置しているため、図2に示す比較例に示した従来技術のPLC型可変分散補償器60と光学的には同一の回路構成と成しており、従来技術と同様の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができ、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
次に、上記構成のPLC型可変分散補償器10の作製工程を、図3に基づいて説明する。図3(A)乃至(D)はPLC型可変分散補償器の作製手順を示す工程図である。
まず、25段接続した位相シフタ101〜125と、位相シフタ間に接続された24個の可変カプラ201〜224とからなる多段マッハツェンダー干渉計を有するPLC基板12(PLCチップ)を作製する(図3(A)参照)。図3(A)に示すPLC基板12に形成された平面光波回路11上には、図1に示す平面光波回路11と同様に、25段に多段接続した複数の位相シフタ101〜125と、位相シフタ間に接続された24個の可変カプラ201〜224と、入出力光導波路13,14とが形成されている。なお、図3(A)では、位相シフタ101〜125と可変カプラ201〜224の符号をそれぞれ省略してある。
次に、PLC基板12のファイバ接続用端面側表面に補強用ガラス板22,23を接着固定した上で、この補強用ガラス板22、23のファイバ接続用端面を反射戻り光防止のために斜め8°に研磨する(図3(B)参照)。
次に、偏波保持ファイバ17、18を用いたファイバアレイ20、21を入出力導波路13、14と調芯し、補強用ガラス板22、23のファイバ接続用端面に接着固定する(図3(C)参照)。
最後に、偏波保持ファイバ17、18を偏波分離合成器32の第1の偏波分離ポート321、第2の偏波分離ポート322へそれぞれ接続し、偏波分離合成器32の共通ポート323をサーキュレータ18へ接続する(図3(D)参照)。これにより、PLC型可変分散補償器10が完成する。
次に、図4を用いて従来構成のPLC型可変分散補償器(比較例2)70の作製工程を説明する。なお、ここで説明するPLC型可変分散補償器70は、本実施形態と同等の可変分散量を有する13段MZIを用いたもので、かつ上記従来技術のような端面貼り付け型のミラーに1/4波長板を挿入する構成のものである。
まず、13段接続した13個の位相シフタと、位相シフタ間に接続された12個の可変カプラとからなる多段マッハツェンダー干渉計を有するPLC基板(PLCチップ)70Aを作製する(図4(A)参照)。
次に、ガラス製等のブロック71の端面に反射ミラー72を作製する(図4(B)参照)。
次に、PLCチップ70のファイバ接続用端面側表面及びミラー貼り付け用端面側表面に補強用ガラス板73、74を接着固定した上で、補強用ガラス板73のファイバ接続用端面を斜め8°に、補強用ガラス板74のミラー貼り付け用端面を垂直にそれぞれ研磨する(図4(C)参照)。
次に、ファイバ接続用端面に斜め端面を有するファイバアレイ75を、ミラー貼り付け用端面に垂直端面を有するファイバアレイ76をそれぞれ配して調芯し、斜め端面を有するファイバアレイ75のみを接着固定して、垂直端面を有するファイバアレイ76は取り除く(図4(D)参照)。
次に、斜め端面を有するファイバアレイ75にサーキュレータ77を接続する(図4(E)参照)。
次に、PLCチップ70Aのミラー貼り付け用端面に1/4波長板78を介して反射ミラー72を接着する(図4(F)参照)。これにより、PLC型可変分散補償器70が完成する。
図3,図4を比較すると、本実施形態に係るPLC型可変分散補償器10では、反射ミラーが不要であるため、従来構成では必要なミラー作製および貼り付けが不要になる、といった工程簡略化のメリットを有することがわかる。
次に、実際に作製した本実施形態に係るPLC型可変分散補償器10のスペクトルを図6(A)乃至(C)に示す。
図6(A)は、+300ps/nmの分散量に設定時における、偏波平均透過損失、群遅延スペクトル(GD)、偏波依存損失(PDL)をそれぞれ示す。図6(B)は、ゼロ分散(0ps/nm)の分散量に設定時における、偏波平均透過損失、群遅延スペクトル(GD)、偏波依存損失(PDL)をそれぞれ示す。そして、図6(C)は、−300ps/nmの分散量に設定時における、偏波平均透過損失、群遅延スペクトル(GD、偏波依存損失(PDL)をそれぞれ示す。
また、従来構成のPLC型可変分散補償器(比較例2)のスペクトルを図7(A)乃至(C)に示す。
図7(A)は、+300ps/nmの分散量に設定時における、偏波平均透過損失、群遅延スペクトル(GD)、偏波依存損失(PDL)をそれぞれ示す。図7(B)は、ゼロ分散(0ps/nm)の分散量に設定時における、偏波平均透過損失、群遅延スペクトル(GD)、偏波依存損失(PDL)をそれぞれ示す。そして、図7(C)は、−300ps/nmの分散量に設定時における、偏波平均透過損失、群遅延スペクトル(GD)、偏波依存損失(PDL)をそれぞれ示す。
まず、図6(A)乃至(C)でそれぞれ示す群遅延スペクトルより、通過帯域(約1544。2nm〜1544。7nm)内において群遅延の傾きが可変にできていることが確認でき、可変分散補償器として機能していることがわかる。また、図5の計算スペクトルと比較すると、ほぼ計算どおりのスペクトルが得られていることがわかる。
更に、図6、図7の損失スペクトル(偏波平均透過損失のスペクトル)を比較すると、通過帯域において図6で示す本実施形態のPLC型可変分散補償器の方が図7で示す比較例2よりも、損失(偏波平均透過損失)が0.8dB程度損失が低く、本実施形態のPLC型可変分散補償器の方が低損失に作製出来ていることがわかる。
つまり、比較例2の損失は、多段MZIの回路損失=3dB×2=6dB、ファイバ接続損失=1dB、サーキュレータ損失=1dB、反射部損失=0.8dBで、合計8.8dBである。これに対して,本実施形態の損失は、多段MZIの回路損失=5.2dB、ファイバ接続損失=1dB、偏波分離合波器損失=0.8dB、サーキュレータ損失=1dB、で合計8.8dBである。
従って、本実施形態と比較例2とでは、ほぼ反射部損失に相当する分だけ、本実施形態が低損失にできているといえる。
更に、図6、図7のPDLスペクトルを比較すると、通過帯域内において図6で示す本実施形態のPLC型可変分散補償器の方が図7で示す比較例2よりも、最大PDLが0.4dB程度損失が低く、本実施形態のPLC型可変分散補償器の方が低PDLに作製出来ていることがわかる。
以上のように構成された第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
この態様によれば、13番目の位相シフタ113の遅延線部で干渉計列を折り返し、12番目の位相シフタ112を14番目の位相シフタ114に、11番目の位相シフタ111を15番目の位相シフタ115に、という具合に、13−n番目(nは25/2未満の整数)の位相シフタを13+n番目の位相シフタに沿って配置しているので、折り返しを行わない場合に比べて多段マッハツェンダー干渉計を小型に配置することができる。また、同一のチップ面積を用いた場合に、接続段数を増大させることができ、可変分散量を増大させることが出来る。
さらに、k番目(kは24以下の整数)の可変カプラの長い方の遅延線がk番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタ113の2本の遅延線を交差させているので、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続されるので、無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができるため、従って、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係るPLC型可変分散補償器10Aを、図8に基づいて説明する。
このPLC型可変分散補償器10Aは、第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器10とほぼ同様の形態である。しかしこのPLC型可変分散補償器10Aでは、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させると共に、k番目(1≦k<M)の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部に隣接する位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すようにしている。
本実施形態では、一例として、13番目の位相シフタ113の長い方の遅延線と14番目の位相シフタ114の短い方の遅延線とを可変カプラ213を介してそれぞれ接続させると共に、13番目の位相シフタ113の短い方の遅延線と14番目の位相シフタ114の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラ213を介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部に隣接する14番目の位相シフタ114の2本の遅延線を交差させて折り返すようにしている。
このような構成を有する第2実施形態によれば、第1実施形態例と同様、可変カプラと位相シフタが折り返しの無い場合と光学的に同一の構成で接続され、折り返しの無い場合と同一の光学設計・制御方法でPLC型可変分散補償器を構成することができるため、従って、可変分散量の増大を、容易に低コストで実現することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係るPLC型可変分散補償器10Bを、図9に基づいて説明する。
このPLC型可変分散補償器10Bは、第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器10とほぼ同様の形態である。しかしこのPLC型可変分散補償器10Bでは、同一のPLC基板(PLCチップ)12内に集積された導波路型偏波分離合成器42を備え、入出力導波路13、14と、導波路型偏波分離合成器42の第1の偏波分離ポート424、第2の偏波分離ポート425とをそれぞれ接続し、偏波分離合成器42の共通ポート426をPLC端面で終端させ、シングルモードファイバ41を介してサーキュレータ31へ接続されている。
導波路型偏波分離合成器42は、特許文献1に記載された導波路型偏波分離合成器と同様の構成であり、記載の2本の遅延線の導波路幅が異なり、2本の遅延線間の位相の偏波による差が(2N+1)×πだけ異なるマッハツェンダー干渉計421〜423をツリー状に接続して構成されている。
さらに、第一の入出力導波路13にはスリット50が形成され、このスリット50に1/2波長板51が挿入・接着固定されており、光学的に第1の実施形態と同様の偏波ダイバーシティを構成している。
このような構成を有する第3実施形態によれば、偏波保持ファイバを使用しないこと及びファイバアレイが1個に減少することによる組み立てコストの削減、PLCチップと偏波保持ファイバ間の接続部が無くなることによる偏波消光比劣化抑制、接続点の削減による低損失化といった優れた作用を実現できる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態に係るPLC型可変分散補償器10Cを、図10に基づいて説明する。
このPLC型可変分散補償器10Cは、第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器10とほぼ同様の形態である。しかし、このPLC型可変分散補償器10Cは、11段に多段接続した複数の位相シフタ101〜111と、位相シフタ間に接続された10個の可変カプラ201〜210とからなる多段マッハツェンダー干渉計(MZI)を備え、各可変カプラ101〜111の結合率を変化させて分散可変特性を得るようになっている。
また、このPLC型可変分散補償器10Cでは、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線、およびk番目(1≦k<M)の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線を、可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返している。
本実施形態では、一例として、6番目の位相シフタ106の長い方の遅延線と7番目の位相シフタ107の長い方の遅延線とを可変カプラ206を介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の6番目の位相シフタ106の2本の遅延線を交差させて折り返している。
このような構成を有する第4実施形態によれば、可変カプラとして遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差0のマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介して接続したPLC型可変分散補償器に10Cおいて、折り返しを使用せずに構成する場合と比較して小型にすることができる。
また、位相差0を中心に±π/2の位相差の範囲で可変カプラを駆動することになるので、位相差πのマッハツェンダー干渉計を用いる場合と比較して波長依存性や偏波依存性を小さくすることができる。
なお、本発明は、平面光波回路11上の多段接続した複数の位相シフタと、位相シフタ間に接続された複数の可変カプラとを備え、可変カプラの結合率を変化させて分散可変特性を得るPLC型可変分散補償器(PLC型TDC)に広く適用可能であり、例えば以下のように変更して具体化することもできる。
・上記第1実施形態では、平面光波回路11上の25段多段接続した複数の位相シフタ101〜125と、位相シフタ間に接続された24個の可変カプラ201〜224とからなる25段マッハツェンダー干渉計を用いたPLC型可変分散補償器10について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、3段マッハツェンダー干渉計を用いたPLC型可変分散補償器にも、本発明は適用可能である。
・上記各実施形態では、偏波依存性低減の手段として偏波ダイバーシティを用いたが、例えば複数の位相シフタの少なくとも1つの遅延線の中央部に1/2波長板を挿入する構成のPLC型可変分散補償器にも本発明は適用可能である。
・上記各実施形態では、複数の位相シフタうち1つの位相シフタで多段マッハツェンダー干渉計を折り返したが、2つ以上の位相シフタで折り返す構成のPLC型可変分散補償器にも本発明は適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器の概略構成を示す斜視図。 比較例1のPLC型可変分散補償器用PLCチップの概略構成を示す斜視図。 第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器の作製手順を示す工程図。 比較例2の作製手順を示す工程図。 (A)および(B)は、それぞれ13段MZIを用いたPLC型可変分散補償器を2回通過させた場合と、25段MZIを用いたPLC型可変分散補償器を1回通過させた場合の計算スペクトルを示すグラフで、+300ps/nmの分散量に設定時における偏波平均透過損失および群遅延(GD)の計算スペクトルをそれぞれ示すグラフ。 (A)、(B)および(C)は第1実施形態に係るPLC型可変分散補償器のスペクトルを示すグラフで、+300ps/nmの分散量に設定時、ゼロ分散に設定時および−300ps/nmの分散量に設定時における偏波平均透過損失、偏波依存損失(PDL)および群遅延スペクトル(GD)をそれぞれ示すグラフ。 (A)、(B)および(C)は比較例2のスペクトルを示すグラフで、+300ps/nmの分散量に設定時、ゼロ分散に設定時および−300ps/nmの分散量に設定時における偏波平均透過損失、偏波依存損失(PDL)および群遅延スペクトル(GD)をそれぞれ示すグラフ。 本発明の第2実施形態に係るPLC型可変分散補償器の概略構成を示す斜視図。 本発明の第3実施形態に係るPLC型可変分散補償器の概略構成を示す斜視図。 本発明の第4実施形態に係るPLC型可変分散補償器の概略構成を示す斜視図。
符号の説明
10,10A.10B,10C:PLC型可変分散補償器
11:平面光波回路(PLC)
12:PLC基板
13,14:入出力光導波路
15,16:Y分岐導波路
101〜125,101〜111:位相シフタ
201〜224,201〜210:可変カプラ

Claims (7)

  1. 平面光波回路上のM段多段接続した複数の位相シフタと,位相シフタ間に接続されたM-1個の可変カプラからなる多段マッハツェンダー干渉計を備え、前記可変カプラの結合率を変化させて分散可変特性を得るPLC型可変分散補償器において、
    m番目(1<m<M)の位相シフタの遅延線部で干渉計列を折り返し、m-1番目の位相シフタをm+1番目の位相シフタに沿って配置することを特徴とするPLC型可変分散補償器。
  2. 前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差πのマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させると共に、k番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする、請求項1に記載のPLC型可変分散補償器。
  3. 前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差πのマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させると共に、k番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線とを可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部に隣接する位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする、請求項1に記載のPLC型可変分散補償器。
  4. 前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差0のマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線、およびk番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線を、可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部の位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする、請求項1に記載のPLC型可変分散補償器。
  5. 前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差0のマッハツェンダー干渉計を用い、k番目(1≦k<M)の位相シフタの長い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの長い方の遅延線、およびk番目の位相シフタの短い方の遅延線とk+1番目の位相シフタの短い方の遅延線を、可変カプラを介してそれぞれ接続させるよう、折り返し部に隣接する位相シフタの2本の遅延線を交差させて折り返すことを特徴とする、請求項1記載のPLC型可変分散補償器。
  6. 前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成された位相差πのマッハツェンダー干渉計を用い、位相シフタを介して各可変カプラの長い方の遅延線が隣接する可変カプラの長い方の遅延線と接続されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載のPLC型可変分散補償器。
  7. 前記可変カプラとして、2本の遅延線の少なくとも一方の遅延線上に薄膜ヒータが形成されたマッハツェンダー干渉計を用い、各可変カプラの互いに接続されている遅延線上の薄膜ヒータが同時に駆動されるよう、電気的に配線されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一つに記載のPLC型可変分散補償器。
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