JP2009242083A - コンテナクレーン - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナ船と陸上との間におけるコンテナの荷役効率を従来よりも向上したコンテナクレーンを提供する。
【解決手段】ガーダ4上を横行する3台のトロリー5、6、7のうち両側の2台のトロリー5、6が、互いに平行に配列された2台のスプレッダ13を備えた吊具9を備えるようにし、それら2台のトロリー5、6間でコンテナ8の搬送を行う中央の1台のトロリー7におけるコンテナ8を載置する受け板15を、2枚の板状材から構成すると共に、それら2枚の板状材の間に間隔調整手段18を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明はコンテナクレーンに関し、更に詳しくはコンテナ船と陸上間におけるコンテナの荷役効率を従来よりも向上したコンテナクレーンに関する。
近年、物流の合理化のためにコンテナを用いた輸送が盛んに行われており、埠頭などに設けられたコンテナヤードにおいては、大型のコンテナ用クレーンを用いてのコンテナの荷役作業が頻繁に行われている。このコンテナによる輸送効率を向上させるため、コンテナ船は年々大型化してきており、それに伴いコンテナ船と陸上との間におけるコンテナの荷役を短時間のうちに行うことが求められている。
このため特許文献1は、図6に示すように、ガーダ30上に3台のトロリー31、32、33を配置して、海側トロリー31と陸側トロリー32はコンテナ34の吊り上げ又は吊り下げのみを行い、それら2台のトロリー31、32間におけるコンテナ34の搬送を中央のトロリー33で行うようにしたコンテナクレーンを提案している。
例えば、コンテナ船35に積載されたコンテナ34を陸上に停車したトラック(シャーシ)36に荷役する場合には、海側トロリー31はコンテナ船35からのコンテナ34の吊り上げのみを行い、陸側トロリー32は中央のトロリー33が海側トロリー31から受け取って搬送したコンテナ34を受け取って、シャーシ36上へのコンテナ34の吊り下げのみを行えばよいので、トロリーの横行に伴うコンテナ34の振れが少なくなるため、振れ止め作業が実質的に不要となって作業時間を短縮できるので、荷役効率を向上することができるのである。
また、特許文献2は、図7に示すように、複数の自在継手40により並列に接続された2台のヘッドブロック41にそれぞれスプレッダ(図示せず)を取り付けた、いわゆるタンデム型の吊具を用いて、同時に2個のコンテナ34を取り扱うことを提案している。
従って、特許文献1のコンテナクレーンにおいて特許文献2の吊具を用いることができれば、振れ止め作業を実質的に省略して一度に2個のコンテナを荷役することができるようになるため、更なるコンテナの荷役効率の向上を期待することができる。
しかしながら、コンテナ船35では積載量を増やすためにコンテナ34を密に積載しているのに対して、陸上側の2台のシャーシ36はコンテナ船35に積載されたコンテナ34よりも広い間隔をおいて停車せざるを得ないので、コンテナクレーンの運転手は、コンテナ34の吊り下げ作業時において2個のコンテナ34の間隔を調整する作業を行う必要があるため、期待した通りの荷役効率の向上が得られないという問題がある。
米国特許第5570986号明細書 米国特許出願公開第2006/0243724号明細書
本発明の目的は、コンテナ船と陸上との間におけるコンテナの荷役効率を従来よりも向上したコンテナクレーンを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のコンテナクレーンは、脚部の上に略水平に固定されたガーダ上を横行する3台のトロリーを備え、前記3台のトロリーのうち両側の2台はコンテナを把持して吊り上げ又は吊り下げする吊具を、中央の1台は前記コンテナを載置する受け板をそれぞれ有し、前記2台のトロリーの吊具間におけるコンテナの搬送を前記1台のトロリーの受け板により行うコンテナクレーンにおいて、前記吊具は互いに平行に配列された2台のスプレッダを備え、前記受け板を2枚の板状材から構成すると共に、それら2枚の板状材の間に間隔調整手段を設けたことを特徴とするものである。
間隔調整手段はアクチュエータであることが望ましい。また、2台のスプレッダはヘッドブロックを介して自在継手により接続されていることが望ましい。
本発明のコンテナクレーンによれば、脚部の上に略水平に固定されたガーダ上を横行する3台のトロリーのうち両側の2台のトロリーが、互いに平行に配列された2台のスプレッダをそれぞれ備えるようにすると共に、それら2台のトロリー間でコンテナの搬送を行う中央の1台のトロリーにおけるコンテナを載置する受け板を2枚の板状材から構成すると共に、それら2枚の板状材の間に間隔調整手段を設けるようにしたので、一度に2個のコンテナを荷役することができ、かつ中央のトロリーによるコンテナの水平方向への搬送中に、間隔調整手段を用いて両コンテナの間隔を荷役先の状況に合わせて調整することができるため、コンテナの巻き下げ時における2台のコンテナの間隔調整作業が不要となるので、従来よりもコンテナの荷役効率を向上することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、従来技術と同じ部分については同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施形態からなるコンテナクレーンの例を示す。
このコンテナクレーンは、岸壁1上に立設された4本の鋼材からなる脚部2の上に、先端部がコンテナ船3の上方に位置するようにガーダ4を略水平に固定したものである。ガーダ4上には3台のトロリー5、6、7が横行可能に搭載されている。
主にコンテナ船3の上方に位置する海側トロリー5と、主に岸壁の上方に位置する陸側トロリー6には、2個のコンテナ8を同時に把持することができる吊具9が、ワイヤ10を介して巻き上げ及び巻き下げ可能にそれぞれ吊設されている。この吊具9は、図2に示すように、自在継手11を介して並列に接続された2台のヘッドブロック12の下部に、それぞれスプレッダ13を取り付けた、いわゆるタンデム型と呼ばれるものであり、長手方向がガーダ4に対して直角になるように並べられた2個のコンテナ8を同時に把持することができる。
中央のトロリーはトラバーサ7と呼ばれ、海側トロリー5と陸側トロリー6との間を往復移動して、それらのトロリー5、6が吊り上げたコンテナ8を、一方から他方へ受け渡す役割を有している。
トラバーサの構造を図3〜5に示す。
トラバーサ7はコ字状の形状を有し、開口部に取り付けられた車輪14により、ガーダ4から懸垂した状態で横行するようになっている。トラバーサ7は自走式であることが望ましいが、ワイヤロープ等で引張って横行させるようにしてもよい。また、荷役効率を向上する点から、自動制御で運転することが望ましい。
このトラバーサ7の底部には、コンテナ8をそれぞれ載置可能な大きさの板状材からなる受け板15が2枚設置されている。これら2枚の受け板15は、同一平面上に配置され、両縁部が側板16に形成されたガイド溝17内にスライド可能に嵌合すると共に、間隔調整手段であるアクチュエータ18を介して互いに接続されている。
なお、板状材として、鋼板などの板材や、型材を組み立てた矩形状の部材を用いることができる。また、アクチュエータ18の種類及び台数は特に限定するものではないが、遠隔操作可能な油圧式、空圧式又は電動式のアクチュエータを、受け板15の長手方向に沿って複数台設けることが好ましい。
このようなコンテナクレーンによるコンテナの搬送方法を、図1〜5に基づいて、コンテナ船から陸上のシャーシへコンテナを荷役する場合を例にとり以下に説明する。
まず、コンテナ船3に積載されたコンテナ8のうちから2個のコンテナ8を、海側トロリー5の吊具9で把持し適当な高さまで吊り上げる。次に、トラバーサ7を海側トロリー5へ向けて移動させ、受け板15が吊り上げたコンテナ8の下方に位置するようにする。次に、海側トロリー5が吊り上げている2個のコンテナ8を吊り下げて、2枚の受け板15上にそれぞれ1台ずつのコンテナ8を載置してから吊具9から切り離す。そして、2個のコンテナ8を載せたトラバーサ7を陸側トロリー6へ向けて横行させ、2個のコンテナ8を陸上トロリー6の下方に位置させる。この横行作業の間に、受け板15上の2個のコンテナ8の間隔が、陸上で待機する2台のシャーシ19の間隔と同じになるように、アクチュエータ18を用いて2枚の受け板15の間隔を調整する。そして、陸側トロリー6の吊具9により2個のコンテナ8を把持して受け板15から吊り上げる。トラバーサ7を横行させて陸側トロリー6の下方から移動させた後に、2個のコンテナ8をシャーシ19へ向けて吊り下げる。最後に、2個のコンテナ8をシャーシ19上にそれぞれ固定した後に吊具9から切り離す。
このようにコンテナクレーンを構成したので、一度に2個のコンテナ8を荷役することができ、かつコンテナ8の水平方向への搬送中に間隔調整手段を用いて両コンテナ8、8の間隔を荷役先の状況に合わせて調整することができるため、陸側トロリー5及び海側トロリー6によるコンテナ8の巻き下げ時における間隔調整作業が不要となるので、従来よりもコンテナの作業効率を向上することができる。
本発明の実施形態からなるコンテナクレーンの例である。 海側トロリー又は陸側トロリーに吊具を吊設した側面図である。 トラバーサの側面図である。 トラバーサの正面図である。 トラバーサの底部の拡大断面図である。 従来のコンテナクレーンである。 タンデム型の吊具におけるヘッドブロック部の斜視図である。
符号の説明
1 岸壁
2 脚部
3 コンテナ船
4 ガーダ
5 海側トロリー
6 陸側トロリー
7 トラバーサ
8 コンテナ
9 吊具
10 ワイヤ
11 自在継手
12 ヘッドブロック
13 スプレッダ
14 車輪
15 受け板
16 側板
17 ガイド溝
18 アクチュエータ
19 シャーシ

Claims (3)

  1. 脚部の上に略水平に固定されたガーダ上を横行する3台のトロリーを備え、前記3台のトロリーのうち両側の2台はコンテナを把持して吊り上げ又は吊り下げする吊具を、中央の1台は前記コンテナを載置する受け板をそれぞれ有し、前記2台のトロリーの吊具間におけるコンテナの搬送を前記1台のトロリーの受け板により行うコンテナクレーンにおいて、
    前記吊具は互いに平行に配列された2台のスプレッダを備え、前記受け板を2枚の板状材から構成すると共に、それら2枚の板状材の間に間隔調整手段を設けたコンテナクレーン。
  2. 前記間隔調整手段がアクチュエータである請求項1に記載のコンテナクレーン。
  3. 前記2台のスプレッダがヘッドブロックを介して自在継手により接続されている請求項1又は2に記載のコンテナクレーン。
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