JP2009239417A - ビット値一致判断方法、プリアンブル一致判断方法、ビット値一致判断回路、及びプリアンブル一致判断回路 - Google Patents

ビット値一致判断方法、プリアンブル一致判断方法、ビット値一致判断回路、及びプリアンブル一致判断回路 Download PDF

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Abstract

【課題】プリアンブルを検出するまでの所要時間が長くなる。
【解決手段】p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目のビット値一致判断回路は、前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットが1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する判断素子と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ビット列中で連続する複数のビットが、期待されるプリアンブルと一致するか否かを判断するビット値一致判断方法、プリアンブル一致判断方法、ビット値一致判断回路、及びプリアンブル一致判断回路に関する。
下記の特許文献1〜特許文献3の記載されたシリアル通信システムでは、送信装置及び受信装置間で同期を取るべく、送信装置は、受信装置に向けて、シリアルデータの送信に先立ち、複数(例えば、8個)のビットからなるプリアンブルを送信する。前記受信装置では、より正確には、受信装置内のプリアンブル一致判断回路D10では、図10に示されるように、前記送信装置から送信されるプリアンブルを検出すべく、例えば、直並列変換回路SPが、受信したシリアル(直列)のビット列をパラレル(並列)に変換し、複数(例えば、8個)の排他的否定論理和回路CM0〜CM7が、それぞれ、前記パラレル(並列)のビットが期待値と一致するか否かを判断し、論理積回路ANが、前記複数の排他的否定論理和回路CM0〜CM7の全てが前記ビットと期待値との一致の旨を示すとき、前記プリアンブルが検出されたと認識する。
特開2003−69507号公報 特開2005−33701号公報 特表2005−514849号公報
しかしながら、前記従来のプリアンブル一致判断回路D10では、前記論理積回路ANが、前記複数の排他的否定論理和回路CM0〜CM7の全てがビットと期待値との一致の旨を示すか否かを判断する必要があることから、当該論理積回路ANが前記判断の動作を行う時間だけ、前記プリアンブルを検出するまでの所要時間が長くなるという問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべく、以下の適用例により実現される。
[適用例1]
第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断方法であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断工程と、
前記判断工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2のビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持する出力工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
[適用例2]
第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断方法であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断工程と、
前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換工程であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する切換工程と、
前記切換工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持する出力工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
[適用例3]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する判断工程と、
前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力工程と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
[適用例4]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目から前記q番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する判断工程と、
前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換工程であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する前記切換工程と、
前記切換工程から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力工程と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
[適用例5]
第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断方法であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
前記論理積工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持する記憶・保持工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
[適用例6]
第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断方法であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている選択工程であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する前記選択工程と、
前記選択工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持する記憶・保持工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
[適用例7]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する記憶・保持工程と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
[適用例8]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている選択工程であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する前記選択工程と、
前記選択工程から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する記憶・保持工程と、を含むことを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
[適用例9]
第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断回路であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断素子と、
前記判断素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2のビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持する出力素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
[適用例10]
第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断回路であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断素子と、
前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換素子であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する前記切換素子と、
前記切換素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持する出力素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
[適用例11]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する判断素子と、
前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力素子と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
[適用例12]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する判断素子と、
前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換素子であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する切換素子と、
前記切換素子から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力素子と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
[適用例13]
第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断回路であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
前記論理積素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持するフリップフロップ素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
[適用例14]
第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断回路であって、
前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されているセレクタ素子であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する前記セレクタ素子と、
前記セレクタ素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持するフリップフロップ素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
[適用例15]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持するフリップフロップ素子と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
[適用例16]
p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換素子であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する前記切換素子と、
前記切換素子から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持するフリップフロップ素子と、を含むことを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
[適用例17]
適用例11〜適用例16のプリアンブル一致判断回路を有する半導体装置。
[適用例18]
適用例17の半導体装置を備える受信装置。
実施例のプリアンブル判断一致回路の説明に先立ち、実施例のビット値一致判断回路について図面を参照して説明する。
《実施例1》
〈構成〉
図1は、実施例1のビット値一致判断回路の構成を示し、図9は、実施例の通信システムの構成を示す。実施例の通信システムは、図9に示されるように、送信装置TXと、受信装置RXとを含む。当該受信装置RXは、半導体装置SDを有し、当該半導体装置SDは、プリアンブル一致判断回路Dを備え、当該プリアンブル一致判断回路Dは、図1に図示のビット値一致判断回路DET(実施例のビット値一致判断回路DETa、DETbに相当。)から構成されている。また図3は、データ、ビット、プリアンブル、期待プリアンブル、期待値を示す。
実施例1のビット値一致判断回路DETaは、対向する送信装置(図示せず。)から、図3に示されるように、p個の期待値EXDからなる期待プリアンブルEXPRと一致すべきプリアンブルPRを含む、複数のビット列であるシリアルデータSD(以下「データSD」という。)を受ける受信装置(図示せず。)内に設けられている。ビット値一致判断回路DETaは、前記データSD中の任意の位置、例えば、先頭からr番目のビットが、前記プリアンブルPRの一部であるか否かを検出すべく、換言すれば、r番目のビットの値が、前記期待プリアンブルEXPRを構成する複数の期待値EXDのうちの任意の位置、例えば、先頭からq番目の期待値EXDと一致するか否かを検出すべく、図1に示されるように、ビット値一致判断素子としての排他的否定論理和素子EXNOR(以下「素子EXNOR」という。)と、判断素子としての論理積素子AND(以下「素子AND」という。)と、出力素子としてのフリップフロップ素子FF(以下「素子FF」という。)と、を含む。
素子EXNORは、一方の入力端に前記データSDが入力され、かつ、他方の入力端に予め前記期待値EXDが設定されている。素子EXNORは、r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するか否かを示す信号OUT1を出力する。
素子ANDは、前記素子EXNORの後段に設けられており、一方の入力端には、前記素子EXNORから信号OUT1が入力され、他方の入力端には、当該ビット値一致判断回路DETaの前段に位置する他のビット値一致判断回路(図示せず。)から、前記プリアンブルPR中の(r−1)番目のビットの値が、(q−1)番目の期待値と一致していたか否かを示す信号CINが入力される。ここで、前段のビット値一致判断回路は、(r−1)番目のビットの値と(q−1)番目の期待値とが一致するとき、「1」である信号CINを出力し、他方で、一致しないとき、「0」である信号CINを出力する。
素子ANDは、前記2つの信号OUT1、CINに基づき、(r−1)番目のビットの値と(q−1)番目の期待値とが一致し、かつ、r番目のビットの値とq番目の期待値とが一致している旨を示す、「1」である信号OUT2、又は、それ以外である旨を示す、「0」である信号OUT2を出力する。
素子FFは、素子ANDの後段に設けられている。当該素子FFは、D端子(データ端子)には、素子ANDから信号OUT2が入力され、C端子(クロック端子)には、シリアルクロック(以下「クロック」という。)SCLKが入力される。素子FFは、クロックSCLKの立ち上がりエッジで、D端子に入力されている信号OUT2を、Q端子から信号COUTとして、(r+1)番目のビットの値が(q+1)番目の期待値と一致するか否かを判断する、後段に位置する他のビット値一致判断回路(図示せず。)へ出力しかつ保持する。
〈動作〉
図2は、実施例1のビット値一致判断回路の動作を示す真理値表である。以下、実施例1のビット値一致判断回路の動作について図2の真理値表を参照して説明する。
1.信号CIN=「0」の場合
信号CIN=「0」である場合、即ち、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致しない場合、素子ANDは、「0」の信号OUT2を出力することから、素子FFは、データSD、即ち、r番目のビットの値と、期待値EXD、即ち、q番目の期待値とが一致しているか否かに拘わらず、クロックSCLKの立ち上がりで、「0」の信号COUTを出力し保持する。換言すれば、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致しない旨、及び、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致しない旨のうちの少なくとも一つ以上の旨を示す、「0」の信号COUTを出力する。
2.信号CIN=「1」の場合
(1)信号CIN=「1」である場合には、即ち、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致する場合には、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致するとき、即ち、r番目のビットの値=q番目の期待値=「0」、又は、r番目のビットの値=q番目の期待値=「1」であるとき、素子FFは、クロックSCLKの立ち上がりで、「1」の信号COUTを出力し保持する。換言すれば、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致する旨、及び、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致する旨を示す、「1」の信号COUTを出力する。
(2)上記した(1)とは対照的に、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致しないとき、即ち、r番目のビットの値=「0」かつq番目の期待値=「1」、又は、r番目のビットの値=「1」かつq番目の期待値=「0」であるとき、素子FFは、クロックSCLKの立ち上がりで、「0」の信号COUTを出力し保持する。換言すれば、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致しない旨を示す、「0」の信号COUTを出力する。
〈効果〉
上述したように、実施例1のビット値一致判断回路DETaでは、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致する旨を示す、「1」の信号CINを受けたときに限り、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致するか否かを判断し、同様にして、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致し、かつ、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致するときに限り、(r−1)番目、r番目、(r+1)番目のビットの値が、(q−1)番目、q番目、(q+1)番目の期待値と一致するか否かの判断に供すべく、前記(r−1)番目、r番目のビットが前記(q−1)番目、q番目の期待値に一致する旨を示す、「1」の信号COUTを出力する。これにより、例えば、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致していないにも拘らず、論理積回路がp個のビットの値がp個の期待値に全て一致するか否かを判断する従来の受信装置に比して、データSDの中からプリアンブルPRを検出するのに要する時間を短縮することが可能となる。
《実施例2》
〈構成〉
図4は、実施例2のビット値一致判断回路の構成を示す。実施例2のビット値一致判断回路DETbは、基本的に、実施例1のビット値一致判断回路DETaと同様な機能を備えるべく、即ち、r番目のビットの値がq番目の期待値に一致するか否かを判断すべく、図4に図示の実施例2のビット値一致判断回路DETbと、図1に図示の実施例1のビット値一致判断回路DETaとの比較から明らかであるように、実施例1のビット値一致判断回路DETaと同様に、素子EXNORと、素子ANDと、素子FFを含み、他方で、実施例1のビット値一致判断回路DETaと異なり、q番目の期待値が、「r番目のビットの値が「0」であっても「1」であっても、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致するとみなす。」という(不定(don’t care)である)期待値であることに対応すべく、更に、切換素子SEL(以下「素子SEL」という。)を含む。
素子SELは、素子ANDの後段に設けられており、一方の端子IN0に、素子ANDから信号OUT2が入力され、また、他方の端子IN1に、前段のビット値一致判断回路から信号CINが入力され、更に、当該ビット値一致判断回路DETbの動作を制御する、外部の制御回路(図示せず。)から、マスク信号MASK(以下「信号MASK」という。)が入力される。q番目の期待値が「不定」(don’t care)であるときには、「1」である信号MASKが入力され、対照的に、q番目の期待値が「不定」でないときには、「0」である信号MASKが入力される。素子SELは、信号MASKが「0」であるとき、信号OUT2を選択し、他方で、信号MASKが「1」であるとき、信号CINを選択する。
〈動作〉
図5は、実施例2のビット値一致判断回路の動作の一部を示す真理値表である。以下、実施例2のビット値一致判断回路の動作について、図2の真理値表及び図5の真理値表を参照して説明する。
1.信号MASK=「0」の場合
素子SELは、信号OUT2を信号OUT3として出力することから、ビット値一致判断回路DETbは、実質的に、図2に図示の真理値表に示されている、実施例1のビット値一致判断回路DETaと同様な動作を行う。
2.信号MASK=「1」の場合
ビット値一致判断回路DETbでは、素子SELは、信号CINを信号OUT3として出力する。
(1)信号CIN=「0」のときには、即ち、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値に一致しないときには、r番目のビットの値がq番目の期待値に一致するか否かに拘わらず、信号CINの「0」をそのまま信号OUT3として出力し、素子FFは、当該信号OUT3をクロックSCLKに同期して出力し保持する。換言すれば、ビット値一致判断回路DETbは、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致しない旨を表す信号CINの入力を受けたとき、少なくとも(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致しない旨を表す、「0」の信号OUT3を出力する。
(2)信号CIN=「1」のとき、上記したように信号MASK=「1」であることを受けて、即ち、q番目の期待値が「不定」であることを受けて、r番目のビットの値がq番目の期待値と当然に一致しているとして、信号CINの「1」をそのまま信号OUT3として出力し、素子FFは、当該信号OUT3をクロックSCLKに同期して出力し保持する。換言すれば、ビット値一致判断回路DETbは、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致する旨を表す信号CINの入力を受けたとき、r番目のビットの値がq番目の期待値と一致するか否かを判断せずに、(r−1)番目のビットの値と(q−1)番目の期待値とが一致する旨、及び、r番目のビットの値とq番目の期待値とが一致する旨の両方を示す、「1」の信号OUT3を出力する。
〈効果〉
上述したように、実施例2のビット値一致判断回路DETbでは、信号MASK=「0」の場合には、実施例1のビット値一致判断回路DETaと同様な動作を行うことができる。
実施例2のビット値一致判断回路DETbでは、加えて、q番目の期待値が「不定」である場合、即ち、信号MASK=「1」の場合に、前段のビット値一致判断回路から入力される信号CINをそのまま信号OUT3として出力する。これにより、r番目のビットの値がq番目の期待値EXDと一致してとみなして、(r−1)番目のビットの値が(q−1)番目の期待値と一致しない旨を示す、「0」の信号OUT3を出力し、又は、(r−1)番目のビットの値と(q−1)番目の期待値とが一致する旨、及び、r番目のビットの値とq番目の期待値とが一致する旨の両方を示す、「1」の信号OUT3を出力することができる。
《実施例3》
実施例3のプリアンブル一致判断回路について説明する。
〈構成〉
図6は、プリアンブル一致判断回路の構成を示す。プリアンブル一致判断回路D1は、データSDから、図3に図示されているように、期待プリアンブルEXPRと一致するプリアンブルPRを検出すべく、図6に示されるように、8個のビット値一致判断回路DET0〜DET7を含む。ビット値一致判断回路DET0〜DET7は、それぞれ、ビット値一致判断回路DETb(図4に図示。)と同様な構成及び機能を有する。詳しくは、例えば、ビット値一致判断回路DET1は、端子SDにデータSDが入力され、端子SCLKにクロックSCLKが入力され、端子MASKに信号MASK1が入力されている。
前記複数のビット値一致判断回路DET0〜DET7は、縦続接続されている。より具体的には、例えば、ビット値一致判断回路DET1は、ビット値一致判断回路DET0とビット値一致判断回路DET2の間に設けられており、端子CINに、前段のビット値一致判断回路DET0から信号COUT0が入力され、他方で、端子COUTから、後段のビット値一致判断回路DET2に信号COUT1を出力する。
〈動作〉
実施例のプリアンブル一致判断回路の動作について、図7の期待プリアンブル及びマスク信号を参照して説明する。説明及び理解を容易にすべく、図7に示されるように、期待プリアンブルEXPRが、EXD0=「0」、EXD1=「0又は1」(不定:don’t care)、EXD2=「0」、EXD3=「0」、EXD4=「0」、EXD5=「1」、EXD6=「1」、EXD7=「0」の7個の期待値からなり、当該期待値EXD0〜EXD7に対応して、信号MASK0=「0」、信号MASK1=「1」、信号MASK2=「0」、信号MASK3=「0」、信号MASK4=「0」、信号MASK5=「0」、信号MASK6=「0」、信号MASK7=「0」が設定されていることを想定する。また、ビット値一致判断回路DET0の端子CINを「1」(VDD)に設定することにより、時刻T0より前でのビットが一致していたとみなすことを想定する。
図8は、プリアンブル一致判断回路の動作を示すタイムチャートである。データSDの中から、期待プリアンブルEXPPと一致しない複数の連続するビット(「/」のハッチングで図示。)についてその一部を検出する例(例1(失敗例))と、一致する複数の連続するビット(「\」のハッチングで図示。)を検出する例(例2(成功例))を説明する。
〈例1(失敗例)〉
時刻T0:ビット値一致判断回路DET0は、信号CINの値が「1」(電源電圧VDD)であり、かつ、1番目のビットの値「0」が期待値EXD0の値「0」と一致することから、信号COUT0として値「1」を、ビット値一致判断回路DET1の端子CINへ出力する。
時刻T1:ビット値一致判断回路DET1は、信号MASK1の値として「1」が設定されていることから、信号COUT1として、信号CINの値「1」をそのまま出力する。
時刻T2:ビット値一致判断回路DET2は、信号CINの値が「1」であり、かつ、3番目のビットの値「0」が期待値EXD2の値「0」と一致することから、信号COUT2として値「1」を、ビット値一致判断回路DET3の端子CINへ出力する。
時刻T3:ビット値一致判断回路DET3は、信号CINの値が「1」であり、かつ、4番目のビットの値値「0」が期待値EXD3の値「0」と一致することから、信号COUT3として値「1」を、ビット値一致判断回路DET4の端子CINへ出力する。
時刻T4:ビット値一致判断回路DET4は、信号CINの値が「1」であり、かつ、5番目のビットの値値「0」が期待値EXD4の値「0」と一致することから、信号COUT4として値「1」を、ビット値一致判断回路DET5の端子CINへ出力する。
時刻T5:ビット値一致判断回路DET5は、信号CINの値が「1」であるものの、6番目のビットの値「0」が期待値EXD5の値「1」とが一致しないことから、信号COUT5として値「0」を出力する。この結果、時刻T0のときの1番目のビットの値「0」が期待プリアンブルEXPRの一部を構成しないことが明らかになる。
〈例2(成功例)〉
時刻T1:ビット値一致判断回路DET0は、信号CINの値が「1」(電源電圧VDD)であり、かつ、2番目のビットの値「0」と期待値EXD0の値「0」と一致することから、信号COUT0として値「1」を、ビット値一致判断回路DET1の端子CINへ出力する。
時刻T2:ビット値一致判断回路DET1は、信号MASK1の値が「1」であることから、信号COUNT1として、信号CINの値「1」をそのまま、ビット値一致判断回路DET2の端子CINへ出力する。
時刻T3:ビット値一致判断回路DET2は、信号CINの値が「1」であり、かつ、4番目のビットの値「0」が期待値EXD2の値「0」と一致することから、信号COUT2として値「1」を、ビット値一致判断回路DET3の端子CINへ出力する。
時刻T4:ビット値一致判断回路DET3は、信号CINの値が「1」であり、かつ、5番目のビットの値「0」と期待値EXD3の値「0」とが一致することから、信号COUT3として値「1」を、ビット値一致判断回路DET4の端子CINへ出力する。
時刻T5:ビット値一致判断回路DET4は、信号CINの値が「1」であり、かつ、6番目のビットの値「0」が期待値EXD4の値「0」とが一致することから、信号COUT4として値「1」を、ビット値一致判断回路DET5の端子CINへ出力する。
時刻T6:ビット値一致判断回路DET5は、信号CINの値が「1」であり、かつ、7番目のビットの値「1」が期待値EXD5の値「1」が一致することから、信号COUT5として値「1」を、ビット値一致判断回路DET6の端子CINへ出力する。
時刻T7:ビット値一致判断回路DET6は、信号CINの値が「1」であり、かつ、8番目のビットの値「1」が期待値EXD6の値「1」が一致することから、信号COUT6として値「1」を、ビット値一致判断回路DET7の端子CINへ出力する。
時刻T8:ビット値一致判断回路DET7は、信号CINの値が「1」であり、かつ、9番目のビットの値「0」が期待値EXD7の値「0」と一致することから、信号OUTとして値「1」を出力する。この結果、時刻T1のときの2番目のビットを先頭とする8ビット(一点鎖線で図示。)が、期待プリアンブルEXPRと一致することが明らかになる。
〈効果〉
上述したように、実施例3のプリアンブル一致判断回路D1では、複数の縦続接続されたビット値一致判断回路DET0〜DET7を有することにより、各段のビット値一致判断回路は、当該段以前のビット値一致判断回路で、それまでのビットの値が期待値と一致していると判断されたときにのみ、当該段で行うべきビットの値が期待値に一致するか否かを判断することから、従来のような論理積回路AN(図10に図示。)が不要となり、結果的に、プリアンブルPRを検出するのに要する時間を、前記論理積回路ANでの処理時間分だけ短縮することが可能となる。
なお、ビット値一致判断回路DET0の素子AND及び素子SELは、省略可能である。
〈変形例〉
ビット値一致判断回路DET0〜DET7の全てを、ビット値一致判断回路DETb(図4に図示。)により構成することに代えて、期待値EXD1が「不定」であるビット値一致判断回路DET1のみを、ビット値一致判断回路DETb(図4に図示。)により構成させ、他のビット値一致判断回路DET0、DET2〜DET7を、ビット値一致判断回路DETa(図1に図示。)から構成させることによっても、上記したと同様な効果を得ることが可能となる。
換言すれば、期待値EXD0〜EXD7の全てが「不定」でないときには、ビット値一致判断回路DET0〜DET7の全てを、ビット値一致判断回路DETa(図1に図示。)により構成させることによっても、上記したと同様な効果を得ることが可能となる。
実施例1のビット値一致判断回路の構成を示す図。 実施例1のビット値一致判断回路の動作を示す真理値表。 データ、ビット、プリアンブル、期待プリアンブル、期待値を示す図。 実施例2のビット値一致判断回路の構成を示す図。 実施例2のビット値一致判断回路の動作を示す真理値表。 実施例3のプリアンブル一致判断回路の構成を示す図。 実施例3のプリアンブル一致判断回路の期待プリアンブル及びマスク信号を示す図。 実施例3のプリアンブル一致判断回路の動作を示すタイムチャート。 実施例の通信システムの構成を示す図。 従来のプリアンブル一致判断回路の構成を示す図。
符号の説明
D1…プリアンブル一致判断回路、DET0〜DET7…ビット値一致判断回路、EXNOR…ビット値一致判断素子、AND…判断素子、SEL…切換素子、FF…出力素子。

Claims (18)

  1. 第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断方法であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断工程と、
    前記判断工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2のビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持する出力工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
  2. 第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断方法であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断工程と、
    前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換工程であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する切換工程と、
    前記切換工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持する出力工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
  3. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
    前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する判断工程と、
    前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力工程と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
  4. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
    前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断工程と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目から前記q番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する判断工程と、
    前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換工程であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する前記切換工程と、
    前記切換工程から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力工程と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
  5. 第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断方法であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
    前記論理積工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持する記憶・保持工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
  6. 第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断方法であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
    前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている選択工程であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する前記選択工程と、
    前記選択工程から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持する記憶・保持工程と、を含むことを特徴とするビット値一致判断方法。
  7. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
    前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
    前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する記憶・保持工程と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
  8. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断方法を含み、
    前記p個のビット値一致判断方法の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断方法は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和工程と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和工程から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積工程と、
    前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている選択工程であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する前記選択工程と、
    前記選択工程から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する記憶・保持工程と、を含むことを特徴とするプリアンブル一致判断方法。
  9. 第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断回路であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断素子と、
    前記判断素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2のビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持する出力素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
  10. 第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断回路であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する判断素子と、
    前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換素子であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する前記切換素子と、
    前記切換素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持する出力素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
  11. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
    前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する判断素子と、
    前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力素子と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
  12. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
    前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力するビット値一致判断素子と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記ビット値一致判断素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する判断素子と、
    前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換素子であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する切換素子と、
    前記切換素子から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持する出力素子と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
  13. 第1、第2、第3期待値に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致する否かを判断するビット値一致判断回路であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値と一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値と一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
    前記論理積素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致するか否かの判断に供すべく出力し保持するフリップフロップ素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
  14. 第1、第2、第3期待値(第2期待値は不定(don’t care))に一致すべき、連続する第1、第2、第3ビットからなるビット列のうち、前記第2ビットの値が前記第2期待値と一致するか否かを判断するビット値一致判断回路であって、
    前記第2ビットの値が、前記第2期待値と一致するとき、当該一致の旨を示す第2ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
    前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す第1ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から、前記第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す第1・第2ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
    前記不定である前記第2期待値に対応して、前記第1・第2ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されているセレクタ素子であって、前記第1・第2ビット値一致信号が、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記第1ビットの値が前記第1期待値に一致する旨を示す前記第1ビット値一致信号に応答して、前記第1、第2ビットの値が前記第1、第2期待値に一致する旨を示す前記第1・第2ビット値一致信号を出力する前記セレクタ素子と、
    前記セレクタ素子から、前記第1・第2ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記第1・第2ビット値一致信号を、前記第1、第2、第3ビットの値が前記第1、第2、第3期待値に一致しているか否かの判断に供すべく出力し保持するフリップフロップ素子と、を含むことを特徴とするビット値一致判断回路。
  15. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
    前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値と一致している旨を示す(r−q+1)〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
    前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持するフリップフロップ素子と、を有することを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
  16. p個(pは2以上の任意の整数)の期待値からなる期待プリアンブルに一致すべき、連続するp個のビットからなるプリアンブルを含むビット列の中から前記プリアンブルを検出するための、p個の縦続接続されているビット値一致判断回路を含み、
    前記p個のビット値一致判断回路の先頭からq番目(qは2以上p以下の整数)のビット値一致判断回路は、前記ビット列の先頭からr番(rは2以上の整数)目のビットの値が、前記p個の期待値の先頭からq番目の期待値(q番目の期待値は不定(don’t care))と一致するか否かを判断すべく、
    前記r番目のビットの値が、前記q番目の期待値と一致するとき、当該一致の旨を示すr番目ビット値一致信号を出力する排他的否定論理和素子と、
    (r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号の入力を受け、かつ、前記排他的否定論理和素子から前記r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が1番目からq番目までの期待値に一致している旨を示す(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する論理積素子と、
    前記不定である前記q番目の期待値に対応して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を無視すべき旨が設定されている切換素子であって、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号が、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示すか否かに拘わらず、前記(r−q+1)番目から(r−1)番目までのビットの値が前記1番目から(q−1)番目までの期待値と一致する旨を示す前記(r−q+1)〜(r−1)番目ビット値一致信号に応答して、前記(r−q+1)番目からr番目までのビットの値が前記1番目からq番目までの期待値に一致する旨を示す前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を出力する前記切換素子と、
    前記切換素子から、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号の入力を受けたとき、前記ビット列が依拠するクロック信号に同期して、前記(r−q+1)番目〜r番目ビット値一致信号を、(r−q+1)番目から(r+1)番目までのビットの値と1番目から(q+1)番目までの期待値とが一致するか否かの判断に供すべく出力しかつ保持するフリップフロップ素子と、を含むことを特徴とするプリアンブル一致判断回路。
  17. 請求項11〜請求項16記載のプリアンブル一致判断回路を有する半導体装置。
  18. 請求項17記載の半導体装置を備える受信装置。
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