JP2009237656A - 制御システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明が解決しようとする課題は、ユーザがモニターを通して、各種機器のステータス取得を実現する際に用いる、ユーザとコミュニケーション可能な唯一無二のユニークなソフトウェアロボットやエージェントによる同機器類の制御代行手法において、機器操作命令の結果が満足しなかった時のフォロー役として、人間が直接操作せずその分身に代行させる事ができ、或いは、唯一無二のユニークなソフトウェアロボットやエージェントよりも早くステータスの変化を必要に応じて直接通知する役として代行させる事と、それらを実現する技術を提供することにある。
【解決手段】本発明のシステムは、各機器を制御するための実行命令を入力する入力手段と、ユーザの分身となる仮想オブジェクトに前記入力された実行命令に応じた動作をさせ、その実行命令を各機器に通知する通知手段と、前記通知された実行命令に基づいて機器の制御を実行すると共に、前記仮想オブジェクトのコピーを表示させる制御手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のシステムは、各機器を制御するための実行命令を入力する入力手段と、ユーザの分身となる仮想オブジェクトに前記入力された実行命令に応じた動作をさせ、その実行命令を各機器に通知する通知手段と、前記通知された実行命令に基づいて機器の制御を実行すると共に、前記仮想オブジェクトのコピーを表示させる制御手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、互いにネットワークで接続されている機器を一元管理するにあたって、各機器を制御する際に、仮想キャラクターにその制御内容に応じた動作を実行させる技術である。
ネットワークで相互接続された一般家庭における情報化家電機器システムを図9を参照して説明する。
一般家庭を初めとした企業の事務所や店舗では、ネットワークで相互接続されたパーソナルコンピュータ、情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などの操作や各機器のステータス取得が必須である。そのため、専用の集中操作パネルや携帯電話、携帯端末からユーザが直接それら機器のメニュー操作を実行したり、或いはその代行機能として、ユーザがモニターを通してその姿を目で確認できるソフトウェアロボットとコミュニケーションに実行させたりしているのが現状である。
即ち、図9を例に挙げると、ユーザ8−1がシステム8−8の中心となる制御端末8−11から、ネットワーク8−3や無線8−12を介して、離れたところにあるパーソナルコンピュータ8−4、情報化家電機器8−5、セキュリティ機8−6、自動車8−10のスイッチ操作やステータス確認を、操作画面8−2を通して直接実施したり、或いはソフトウェアロボット8−13で一元化された操作によってソフトウェアロボットパケット8−13−1をネットワーク8−3内に展開したりするという構成を成している。
しかしながら、従来あるいは現在ネットワークで相互接続された一般家庭における情報化家電機器の一元化システムには、次のような課題がある。
第1の課題は、例えば、情報化家電機器8−5やセキュリティ機器8−6や車8−10の操作、これらの機器のステータス取得を唯一無二のユニークなパケットであるソフトウェアロボット8−13だけに任せておくと、ユーザの意志に基づいて操作された後しばらく時間が経過すると、これら機器の動作結果ステータスの変化、特に異常に関わる情報をユーザに通知するのに時間を要してしまう問題点を有している。特に、システム8−8内に機器が多数接続されると、その問題点が顕著になることは明白である。
続いて、第2の課題は、第1の課題も然ることながら、機器を操作した結果に満足できない場合、ソフトウェアロボット8−13に任せているとは言え、再度ユーザの意志に基づいて人為的に操作を行い、満足する結果を得るまで操作を繰り返す必要が求められることである。
従って、これら情報化家電機器の一元管理は一見便利に見られるが、操作するユーザや情報化家電機器周辺にいる者にとって、特にステータスの異常などを察知するには、単にソフトウェアロボット8−13だけに任せていては、ユーザ8−1が検知するまでに時間が掛かる場合が充分考えられる。
例えば、仮想的なキャラクターに命令内容を実行させる技術として特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1の技術では、ソフトウェアロボットに電子メールを運ばせる技術であるが、仮想的なキャラクターに実行させる動作として電子メールの送付に特化して述べているが、情報化家電機器の制御について開示していない。
また、特許文献2の技術では、操作対象に応じてソフトウェアロボットを変更する技術が記載されているが、ネットワークで相互に接続された機器をソフトウェアロボットに一元管理させることは記載されていない。
特開2000-207312号公報
特開2001-206102号公報
従来の情報化家電機器のネットワーク上における一元管理の方法において、利用者であるユーザは、情報化家電機器を操作した結果に満足できない場合、再度ユーザの意志に基づいて操作を行い、満足する結果を得るまで操作を繰り返す必要が求められていた。例えば、エアコンの温度設定の場合、自分が快適と感じる温度に設定しても、その温度に達することができない事があり、満足を得るため更に設定温度を上げたり下げたりすることがある。
このような場合、一般的にエアコン側の自動設定には設定温度を上げ下げする機能が無く、風量の大小で調整を行っており、風量だけでは室内を設定温度に満たす事ができない場合があるという問題点を有している。
更に、従来の情報化家電機器のネットワーク上における一元管理の方法において、特にソフトウェアロボットやエージェントと称する機能を唯一無二のユニークなパケットで実現する場合、ユーザの意志に基づいて操作された後、しばらく時間が経過した情報化家電機器の動作結果ステータスの変化、特に異常に関わる情報について、唯一無二のユニークなパケットであるソフトウェアロボットやエージェントだけに任せておくと、通知に時間を要してしまう問題点を有している。
本発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解決することにあり、ユーザがモニターを通して、複雑な情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などの操作や同機器類のステータス取得を実現する際に用いる、ユーザとコミュニケーション可能な唯一無二のユニークなソフトウェアロボットやエージェントによる同機器類の制御代行手法において、機器操作命令の結果が満足しなかった時のフォロー役として、人間が直接操作せずその分身に代行させる事ができ、或いは、唯一無二のユニークなソフトウェアロボットやエージェントよりも早くステータスの変化を必要に応じて直接通知する役として代行させる事と、それらを実現する制御モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、互いにネットワークで接続されている機器を一元制御する制御システムであって、各機器を制御するための実行命令を入力する入力手段と、ユーザの分身となる仮想オブジェクトに前記入力された実行命令に応じた動作をさせ、その実行命令を各機器に通知する通知手段と、前記通知された実行命令に基づいて機器の制御を実行すると共に、前記仮想オブジェクトのコピーを表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、互いにネットワークで接続されている機器を一元管理する制御方法であって、各機器を制御するための実行命令を入力する入力ステップと、ユーザの分身となる仮想オブジェクトに前記入力された実行命令に応じた動作をさせ、その実行命令を各機器に通知する通知ステップと、前記通知された実行命令に基づいて機器の制御を実行する実行ステップと、前記制御の実行開始と共に、前記仮想オブジェクトのコピーの表示を開始する表示ステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、ネットワークで接続されている機器を一元制御する制御装置のプログラムであって、前記プログラムは前記制御装置に、各機器を制御するために入力された実行命令に応じた動作を、ユーザの分身となる仮想オブジェクトに動作させる処理と、前記実行命令を各機器に通知する通知処理とを実行させることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、ネットワークで接続されている機器を一元制御する制御装置のプログラムであって、前記プログラムは前記制御装置に、各機器を制御するために入力された実行命令に基づいて機器の制御を実行する処理と、前記制御の実行開始と共に、仮想オブジェクトのコピーの表示を開始する表示ステップとを実行させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
第一の効果は、ネットワークで相互接続されたパーソナルコンピュータ、情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などの操作やステータス取得に、制御モジュールを搭載させ、またモニターを通してその姿を操作者が目で確認できるユニークなソフトウェアロボットを使って操作の代行をさせる手法を設けている場合、便宜的にソフトウェアロボットの分身を設定し、ある時間滞在させることができる制御モジュールがあれば、ソフトウェアロボットの機器操作命令の結果が満足しなかった時のフォロー役とする事ができる。従って、人間が直接操作せずその分身に代行させる事ができる。
第二の効果は、第一の効果同様にネットワークで相互接続されたパーソナルコンピュータ、情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などの操作やステータス取得に、制御モジュールを搭載させ、またモニターを通してその姿を操作者が目で確認できるユニークなソフトウェアロボットを使って操作の代行をさせる手法を設けている場合、便宜的にソフトウェアロボットの分身を設定し、ある時間滞在させることができる制御モジュールがあれば、元来あるユニークなソフトウェアロボットよりも早く、異常をはじめとした様々なステータスの変化を必要に応じて直接ユーザに通知する役として代行させる事ができる。
第三の効果は、統一化された制御モジュールを搭載され、且つネットワークで相互接続されたパーソナルコンピュータ、情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などは、何らかの異常性、非常性、特定のステータスをソフトウェアロボットにより自立的に検出できた場合、ユーザに検出できた事実を知らせなければならない時に、このソフトウェアロボットの分身が代行して専用の操作端末はもとより、携帯電話や携帯端末まで動き回ってユーザに知らせることができる効果もある。
本発明は、現在また将来の一般家庭を初めとした企業の事務所や店舗において、ネットワークで相互接続されたパーソナルコンピュータ、情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などの操作命令やステータス取得を、専用の操作パネルや携帯電話、携帯端末からユーザが直接それら機器のメニュー操作を実行する代わりに、ユーザがモニターを通してその姿を目で確認できるソフトウェアロボットとコミュニケーションを行う中で、便宜的にソフトウェアロボットの分身をある時間滞在させることで、操作命令の結果が満足しなかった時のフォロー役やステータスの変化を必要に応じて直接ユーザに通知する役として、機器の操作やステータス取得を便宜的に代行させる手法と、その手法を実現する制御モジュールを設けたことを特徴としている。
図1に、簡単なネットワークで相互接続された一般家庭における情報化家電機器の制御を示す。
図1に示すように、本発明は、ユーザ1−1が、システム1−8の中心となるコミュニケーションBOX1−11を介して、ネットワーク1−3及び無線1−12に接続しているパーソナルコンピュータ1−4、情報化家電機器1−5、セキュリティ機器1−6、自動車1−10のスイッチ操作やステータス確認を実施できるという構成を成している。尚、操作の様子は、表示画面1−2を通して見ることができる。
そして、ユーザ1−1と各装置(パーソナルコンピュータ1−4、情報化家電機器1−5、セキュリティ機器1−6、自動車1−10)との間にはソフトウェアロボット(仮姿)1−7が設けられ、更に便宜的に分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1も、所定時間設置することができ、またパーソナルコンピュータ1−4、情報化家電機器1−5、セキュリティ機器1−6、自動車1−10それぞれとソフトウェアロボット(仮姿)1−7および分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1との間には、情報展開集約機能を有する制御モジュール1−9が設けられている。
このユーザ1−1と各機器との間に介在するソフトウェアロボット(仮姿)1−7は、ユーザ1−1がコミュニケーションBOX1−11に対して、表示画面1−2上のスイッチ操作を行って、各機器を制御(操作)したり、各機器のステータスを見たりするために命令する際に、表示画面1−2に仮想的なオブジェクトとして姿を現し、命令内容に応じた動作をする。そして、その命令内容は、コミュニケーションBOX1−11からネットワーク1−3や無線1−12を通ってパーソナルコンピュータ1−4、情報化家電機器1−5、セキュリティ機器1−6、自動車1−10に通知する。各機器の制御モジュール1−9は、命令内容を受信すると、その命令内容を実行する際、ソフトウェアロボット(仮姿)1−7がユーザ1−1に代わって命令内容を実行するように動作を表示させる。
このソフトウェアロボット(仮姿)1−7が命令内容を実行する一連動作中に、ユーザの分身である分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1を、情報化家電機器1−5に、例えば命令内容が遂行されるまで、若しくは所定時間、滞在させるような形式で表示させることができる。尚、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1を滞在させる間、命令内容に応じた動作をさせても良い。
もし、ソフトウェアロボット(仮姿)1−7からの実行命令に対して、所定時間以内に情報化家電機器1−5が動作できなかった場合、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1が、その実行命令を遂行できるように、更に同じあるいは別の実行命令(この場合、所定のアルゴリズムを予め設定しておく)を行使することができる。或いは、もし、ソフトウェアロボット(仮姿)1−7からの実行命令に対して所定時間経過しても情報化家電機器1−5の動作結果が、異常や正常等のように変化した場合、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1が、ソフトウェアロボット(仮姿)1−7よりも早くコミュニケーションBOX1−11と表示画面1−2を通して、ユーザ1−1に知らせることによりことができる。
このようにして、パーソナルコンピュータ1−4や情報化家電機器1−5、セキュリティ機器1−6、あるいは自動車1−10において、実行命令の結果が満足できなかった機器操作やステータス変化の確認を制御モジュール1−9行い、ソフトウェアロボット1−7の分身である分身ソフトウェアロボットα(仮姿)1−7−1がユーザ1−1に代わって便宜的に代行してくれたり、ソフトウェアロボット1−7よりも早く通知してくれたりするように表示する。これにより、ユーザ1−1は、ソフトウェアロボット(仮姿)1−7との一元化された対話手段の中で、ソフトウェアロボット(仮姿)1−7だけでは満足な結果を得られないパーソナルコンピュータ1−4、情報家電機器1−5、セキュリティ機器1−6、自動車1−10の追加操作やステータス確認の簡単なフォローを実行でき、視覚によって状況を把握しやすくなるという効果が得られる。
本発明の詳細について説明する。
図2を参照すると、本発明の第1の実施の形態としてのシステム構成例が示されている。
図2に、本発明の第1の実施の形態として情報化家電製品の制御に関するシステム構成例を示す。本システム構成例では、操作を行うユーザ2−1のほか、第1のテレビ2−2、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1、選択機器メニュー2−2−1、エアコン(インデックス)2−2−1−1、ポインタ2−2−2、ビデオレコーダ2−3、コミュニケーションBOX2−4、エアコン2−5、監視カメラ2−6、リモコン2−7、ビデオケーブル2−8、ビデオケーブル2−9、ネットワーク2−10、ソフトウェアロボットパケット2−11、制御モジュール2−12から構成されている。
図2において、一般にヒューマンインターフェイスとして一番使いやすいモニター画面として民生用テレビを第1のテレビ2−2として表している。第1のテレビ2−2の表示には、放送以外の映像を写すためビデオレコーダ2−3を経路として用いており、その映像元にコミュニケーションBOX2−4を使っている。つまり、コミュニケーションBOX2−4へ直接専用モニターを用意してもよいが、第1のテレビ2−2のビデオ入力とビデオレコーダ2−3を使えば、コミュニケーションBOX2−4の情報を既存のテレビモニターに表示できる容易性を利用した。このような構成にした理由は、もっぱらテレビの置いてある居間やリビングのようなエリアは、主に人の在席している頻度が一番高い所だからである。
エアコン2−5と監視カメラ2−6は、一般に市販されているものを想定しているが、制御モジュール2−12を搭載している点が異なる。制御モジュール2−12は、ネットワーク2−10を介してコミュニケーションBOX2−4とエアコン2−5および玄関カメラ2−6を結びつける役目を担っている。
本実施の形態では、ユーザ2−1が、エアコン2−5の電源スイッチの投入を、本発明に従って設けられたソフトウェアロボット(仮姿)2−13およびソフトウェアロボットパケット2−11を用いて実行する過程を示す。
第1のテレビ2−2に表示されている映像、即ちソフトウェアロボット(仮姿)2−13、選択機器メニュー2−2−1、エアコン(インデックス)2−2−1-1は、コミュニケーションBOX2−4が出力した映像であり、ビデオケーブル2−9からビデオレコーダ2−3のビデオ専用入力を通り、第1のテレビ2−2のビデオ入力へビデオケーブル2−8を経由して表示される。
ユーザ2−1は、リモコン2−7を使ってコミュニケーションBOX2−4を操作する。ユーザ2−1がリモコン2−7を手に持つことにより、つまりリモコン2−7を物理的に動かすことにより自動的にソフトウェアロボット(仮姿)2−13を呼び出すことができる。呼び出されたソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、ユーザ2−1の用件を聞くため、選択機器メニュー2−2−1を表示し待機する。
続いて、ユーザ2−1からの意志は、リモコン2−7の操作により第1のテレビ2−2の画面上にあるポインタ2−2−2を使って、エアコン(インデックス)2−2−1−1を示し、リモコン2−7の何らかの操作で選択決定される。この時、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13が何らかの仕草、発声、あるいは表示文字によりその選択行為と実行を表現する。
以降、ユーザ2−1の意志とソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、リモコン2−7とポインタ2−2−2との動きに従って、操作するユーザ2−1を最終決定選択肢へ導くべく、各選択決定と実行を仕草で表現し対話しているように繰り返す。
ソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、エアコン2−5の電源ONのための最終選択の行為が完了すると、エアコン2−5の電源を実際にONするため、ソフトウェアロボットパケット2−11となってコミュニケーションBOX2−4から仮想的にネットワーク2−10を介し、エアコン2−5へ移動する。この間、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、仮想的にネットワーク2−10へソフトウェアロボットパケット2−11として移動しているために、第1のテレビ2−2からその姿を消す。
ソフトウェアロボットパケット2−11は、エアコン2−5で電源ONを実行した後、ネットワーク2−10を介して戻りのソフトウェアロボットパケット2−11となり、再びコミュニケーションBOX2−4へ戻る。その際、一度姿を消していたソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、第1のテレビ2−2にその姿を現す。この時、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1が、便宜的にソフトウェアロボット(仮姿)2−13の分身として、ある設定された時間あるいはエアコン2−5において、あるステータスが立つまで制御モジュール2−12に滞在することができる。
なお、最初にポインタ2−2−2を使ってエアコン(インデックス)2−2−1−1を示した際、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、現在のエアコン2−5の状態を知るため、一旦ソフトウェアロボットパケット2−11となってコミュニケーションBOX2−4から仮想的にネットワーク2−10を介してエアコン2−5へ移動し、ステータス情報を収集した後、ネットワーク2−10を介して戻りのソフトウェアロボットパケット2−11となり、再びコミュニケーションBOX2−4へ戻り、それらエアコン2−5のステータス情報を第1のテレビ2−2に表示しても良い。
続いて、図2におけるソフトウェアロボットパケット2−11が、エアコン2−5の電源をONにする手法を図3を用いて説明する。
図3は、エアコン2−5に搭載される本発明に従って設けられた制御モジュール2−12を示す。制御モジュール2−12は、エアコン2−5などの情報化家電機器に限らず、パーソナルコンピュータ、セキュリティ機器、自動車、介護機器、医療機器、携帯電話、PDA,PDCなどにも組み込み可能なソフトウェアやハードウェア、またその混在したものである。
図3を参照すると、図2にある本発明の制御モジュール2−12の構成例が示されている。図3において、ソフトウェアロボットパケット2−11が通信ポート3−2を介して通信コントローラおよび情報処理3−1に出入りし、人間に代わってその制御モジュール2−5が搭載されている機器の制御やステータスの取得を行う一種の鍵の役を担っている。機器の制御は、専ら命令およびデータ出力ポート3−5から機器へ出力される。機器からのステータスは、機器から状態およびデータ入力ポート3−3に入力される。更に、ソフトウェアロボット2−11の仮想的な表示や音、その他ヒューマンインターフェイスに必要な表示情報を表示ポート3−4から出力する。もし、図2のエアコン2−5にモニターを設けたとすれば、この図3の表示ポート3−4を利用し、人間に代わってエアコン2−5を制御しに来たソフトウェアロボット、即ち図2で言うところのソフトウェアロボット(仮姿)2−13を表示することができる。分身ソフトウェアロボットパケットα2−11−1は、一時的にソフトウェアロボットパケット2−11の分身として、そのコピーを便宜用メモリ3−1−1に保管できる。
制御モジュール2−12の中核は、通信コントローラおよび情報処理3−1である。通信コントローラおよび情報処理3−1には、代表的な入出力ポートとして、状態およびデータ入力ポート3−3、表示ポート3−4、命令およびデータ出力ポート3−5、および通信ポート3−2の主な4つのポートを有している。尚、ポートの数は必要に応じて加減できる。
状態およびデータ入力ポート3−3は、エアコン2−5が受ける外的情報入力やエアコン2−5内部の動作状態情報、命令およびデータ出力ポート3−5の命令の結果によるフィードバック情報、そしてアナログ/デジタル変換情報などを入力する。
表示ポート3−4は、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13あるいは分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1を表示画面に表示する信号や、同ソフトウェアロボット(仮姿)2−13や分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1を表示画面上で動かす信号、音や声の信号、文字を表示する信号など視覚や聴覚に訴える全ての信号を出力する。
命令およびデータ出力ポート3−5は、エアコン2−5を制御するコマンドや信号などを出力する。通信ポート3−2は、ソフトウェアロボットパケット2−11がネットワーク2−10を介して制御モジュール2−12の中核となる通信コントローラ及び情報処理3−1を出入りするためのポートである。
エアコン2−5の電源をONにするため、ネットワーク2−10を介してエアコン2−5の制御モジュール2−12に到着したソフトウェアロボットパケット2−11は、通信コントローラ及び情報処理3−1から命令およびデータ出力ポート3−5へエアコン2−5の電源をONにする信号を出力する一種の鍵となる。
この信号を受取ったエアコン2−5側のハードウェアまたはソフトウェアは、その命令に従って、エアコン2−5の電源をONとする。
エアコン2−5の電源ONが完了すると、ソフトウェアロボットパケット2−11は、一種の鍵としての機能を終え、再びネットワーク2−10を介してコミュニケーションBOX2−4へ戻る。また必要があれば、ソフトウェアロボットパケット2−11を通信コントローラ及び情報処理3−1内にある便宜用メモリ3−1−1に分身ソフトウェアロボットパケットα2−11−1としてコピー保管することで、分身ソフトウェアロボットパケットα2−11−1という一種の新たな類似鍵として通信コントローラ及び情報処理3−1内に残し、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1として、状態およびデータ入力ポート3−3からの入力情報が、命令およびデータ出力ポート3−5の命令に合致した結果となるまで、あるいは設定された時間まで制御モジュール2−12に滞在した後消滅することができる。
なお図2において、もしエアコン2−5にモニター画面があるとすれば、電源をONにする際にソフトウェアロボット(仮姿)2−13を同モニター画面に映すことができる。このことは、実際にソフトウェアロボット(仮姿)がユーザの命令に従って、機器の間を行き来している様子を示していることを表し、命令が実行されていることを視覚や音で確認できることを意味する。もちろん、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1も同様である。
以下、本実施の形態の動作として、図2におけるユーザ2−1がソフトウェアロボット(仮姿)2−13を介してエアコン2−5の電源スイッチを投入し、その後分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1がある時間滞在設定され機能する過程を説明する。
まず、第1ステップとして、図2の第1のテレビ2−2に表示される対象の動きについて説明する。
ユーザ2−1は、リモコン2−7を使ってコミュニケーションBOX2−4を操作する。リモコン2−7から第1のテレビ2−2の画面上にあるポインタ2−2−2をエアコン(インデックス)2−2−1−1に移動し、リモコン2−7を操作して選択決定をする。この時、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13が仕草によりその選択行為を表現する。
ここで、エアコン(インデックス)2−2−1−1選択について図4を用いて説明する。この実施の形態の場合、図4に示す様に、ソフトウェアロボット(仮姿)41−5が犬の仕草のようにエアコン(インデックス)41−3−1−1をくわえる行為をして選択決定を表現している。この行為により新たな選択機能メニュー41−3−1がエアコン(インデックス)41−3−1−1の下に表示される。
続いて、ポインタ41−4を操作対象であるエアコンの電源ONを示すON(インデックス)41−3−1−2上に移動し、リモコン2−7の何らかの操作で選択決定をする。この時、ソフトウェアロボット(仮姿)41−5が仕草によりその選択行為を表現する。
続いて、ON(インデックス)41−3−1−2選択について図5を用いて説明する。
この図5に示す様に、ソフトウェアロボット(仮姿)42−5が犬の仕草のようにON(インデックス)42−3−1−2をくわえる行為をして選択決定を表現している。この行為の後、操作対象であるエアコンの電源ONを最終的に決定するか否かを実行する。
更に、最終決定について図6を用いて説明する。
この図6に示す様に、実行(インデックス)43−3−1と中止(インデックス)43−3−2が新たに表示される。続いて、ポインタ43−4を実行(インデックス)43−3−1上に移動し、リモコン2−7の何らかの操作で選択決定をする。この時、ソフトウェアロボット(仮姿)43−5が何らかの仕草によりその選択行為を表現する。この実施の形態の図6の場合、ソフトウェアロボット(仮姿)43−5が犬のように実行(インデックス)43−3−1をくわえる行為をし、その後、実行(インデックス)43−3−1をくわえて、操作対象のエアコンへ持ち去ってしまうことで選択決定を表現する。
以上が、図2でエアコン2−5の電源をONする際に、第1のテレビ2−2に表示される映像の代表的な動きである。
次に第2ステップとして、図2に示すように、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13がネットワーク2−10からエアコン2−5の制御モジュール2−12へ至る動きについて説明する。ソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、最終決定を示す図6のとおり、実行(インデックス)43−3−1をくわえた後、実行(インデックス)43−3−1をくわえたまま、図2に示した第1のテレビ2−2上で仮想的に描かれたエアコン2−5の絵へ出向く。現実には、エアコン2−5の電源をONにするため、図2に示すようにコミュニケーションBOX2−4からネットワーク2−10を介してエアコン2−5へソフトウェアロボットパケット2−11が電源ONの使命と共に移動する。この間、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13は、ネットワーク2−10へソフトウェアロボットパケット2−11として移動しているために、第1のテレビ2−2からその姿を消しても良い。この状況により、ユーザ2−1は、あたかもソフトウェアロボット(仮姿)2−13が第1のテレビ2−2からネットワーク2−10を通って第1のテレビ2−2の外へ出て行ったように感じることができる。
この場合、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13の実体は、電気信号となったパケット、即ちソフトウェアロボットパケット2−11と考えて良い。ソフトウェアロボットパケット2−11は、基本的に図2のシステム全体においてユニークな存在である。そして、宛先アドレスや送信元アドレスは、コミュニケーションBOX2−4に用いられる通信ユニットのユニーク番号や、IP(インターネットプロトコル)のアドレスであってもよい。また、ソフトウェアロボットパケット2−11のペイロード部には、エアコン2−5を制御するコマンドや、ステータスを読み出すためのコマンド、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1を設定するか否かの情報、QoSに関わる情報などが搭載されている。
以上が、ソフトウェアロボット(仮姿)2−13がネットワーク2−10からエアコン2−5の制御モジュール2−12へ至る動きである。
続いて第3ステップとして、図2のソフトウェアロボット(仮姿)2−13がエアコン2−5の電源をONにしてから、再び第1のテレビ2−2の表示に戻るまでの動きについて説明する。
図2に示すように、ネットワーク2−10を介してエアコン2−5の制御モジュール2−12に到着したソフトウェアロボットパケット2−11は、図3の通信コントローラ及び情報処理3−1から命令およびデータ出力ポート3−5へ操作対象のエアコンの電源をONにする信号を出力する。その際、エアコン2−5の電源ON命令を意味するコマンドが、ソフトウェアロボットパケット2−11に搭載されているため、この通信コントローラ及び情報処理3−1がそのコマンドを抽出し、エアコン2−5が理解できる命令体型に変換し、ふさわしいタイミングで命令およびデータ出力ポート3−5からエアコン2−5側のハードウェアまたはソフトウェアへ電源ON命令を渡す。エアコン2−5は、その命令に従って、エアコン2−5の電源をONとする。
エアコン2−5の電源ONが完了すると、エアコン2−5側のハードウェアまたはソフトウェアは、電源ON完了のステータスを状態およびデータ入力ポート3−3へ出力する。ソフトウェアロボットパケット2−11は、電源ON完了のステータスを搭載し、再びネットワーク2−10を介して図2のコミュニケーションBOX2−4へ戻る。その際、もしソフトウェアロボット(仮姿)2−13が第1のテレビ2−2から一度姿を消していたならば、第1のテレビ2−2にその姿を再び現しても良い。
以上が、図2においてソフトウェアロボット(仮姿)2−13がエアコン2−5の電源をONにしてから、再び第1のテレビ2−2の表示に戻るまでの動きである。
続いて第4ステップとして、今までの説明を踏まえた上で図2のソフトウェアロボット(仮姿)2−13がエアコン2−5の電源をONにしてから、分身ソフトウェアロボットα(仮姿)2−13−1を設定して、消滅するまでの動きについて説明する。
図3において、必要があればソフトウェアロボットパケット2−11を、通信コントローラ及び情報処理3−1で便宜用メモリ3−1−1に分身ソフトウェアロボットパケットα2−11−1としてコピー保管し、一種の新たな類似鍵として所定時間残す。このコピー保管をきっかけに、状態およびデータ入力ポート3−3からの入力情報が、過去にソフトウェアロボットパケット2−11で実行された命令およびデータ出力ポート3−5の命令に合致した結果、例えば温度設定となるまで、あるいは設定された時間まで保管を継続した後、自動的に消滅する。この分身ソフトウェアロボットパケットα2−11−1が自動的に制御モジュール2−12から消滅する際、例えば命令に合致した結果を得ていれば、その旨をネットワーク2−10を介して図2のコミュニケーションBOX2−4へ伝え、そこで自己消滅することもできる。あるいは、設定された時間まで保管を継続した後、何も変化が無ければ自動的に制御モジュール2−12から消滅することもできる。
次に、本発明における第2の実施の形態について説明する。
図8に本発明における第2の実施の形態を示す。その基本的構成は図2と類似しているが、情報化家電製品で検知された異常をソフトウェアロボットが戸外まで通知することについて更に工夫している。本システム構成例では、基本的に図2と同じ構成である他に、携帯電話7−7、画面7−7−1、ソフトウェアロボット(仮姿)7−7−2、異常サイン7−7−3、LANケーブル7−14、ルーター7−15、インターネット7−16、電波7−17から構成されている。
この実施形態では、玄関カメラ7−6が捕らえた異常を、ソフトウェアロボット(仮姿)7−13およびソフトウェアロボットパケット7−11を用いず、本発明に従って設けられた分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1および分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1を用い、戸外にいるユーザ7−1に知らしめる過程を示す。
従来は、ユーザ7−1が自宅に留守の間、ソフトウェアロボット(仮姿)7−13は、エアコン7−5と玄関カメラ7−6とコミュニケーションBOX7−4の間をソフトウェアロボットパケット7−11の形で常に動き回り、異常が生じていないか各装置のステータス監視見回りを行っていたが、本発明により、ソフトウェアロボット(仮姿)7−13がシステム内を動く中で、例えば玄関カメラ7−6の制御モジュール7−12に分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1をある時間設定しておく。ここで仮に、玄関カメラ7−6が異常を検出した場合、分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1がネットワーク7−10に送出され、第1のテレビ7−2に異常が発生したことをスーパーインポーズ7−2−1で表示すると同時に、分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1が仕草や音声で通知する。この時、ユーザ7−1が玄関カメラ7−6を直接操作したり、リモコンでコミュニケーションBOX7−4を操作したりするなど各機器へのリアクションが無ければ、コミュニケーションBOX7−4からルーター7−15を利用してインターネット7−16に入り、携帯電話の空中線通信網である電波7−17を経て、ユーザ7−1の携帯電話7−7へ分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1が転送され、携帯電話の画面7−7−1に分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1と異常サイン7−7−3が表示される。ここで、分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1は、従来のソフトウェアロボット(仮姿)7−7−2と同様に、その仕草や音声で異常をユーザ7−1に知らせる。
次に、自宅の玄関カメラ7−6が異常を検出したことを知ったユーザ7−1は、分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1に対して、玄関カメラ7−6が捉えた異常を示す画像を携帯電話7−7に転送するように、携帯電話7−7にも搭載された制御端末7−4と同程度の操作画面を使って指示を与える。
続いて、分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1は、分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1となって携帯電話7−7からインターネット7−16、ルーター7−15、コミュニケーションBOX7−4、ネットワーク7−10を経由し、玄関カメラ7−6へと移動する。この間、分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1は、一旦コミュニケーションBOX7−4を通過するため、第1のテレビ7−2に分身ソフトウェアロボット(仮姿)7−13−1となって現れるが、すぐに玄関カメラ7−6へ分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1として移動するために、第1のテレビ7−2からその姿を消す。
分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1は、玄関カメラ7−6において異常を示す画像を持ち出し、今戻ったルートを逆方向に進み、再びユーザ7−1が持つ携帯電話7−7へ戻り、携帯電話の画面7−7−1に異常を示す画像を映し出す。
なお、最初に玄関カメラ7−6が異常を検出し、且つ自宅内でユーザ7−1による機器へのリアクションが無ければ、コミュニケーションBOX7−4の判断により玄関カメラ7−6で捉えた異常を示す画像を分身ソフトウェアロボットパケットα7−11−1が包括して、ユーザ7−1の携帯電話7−7へ持って行っても良い。
いずれにしても、戸外から携帯電話を操作端末とし、分身ソフトウェアロボットに対して指示を与えることにより、自宅の情報化家電機器の操作監視の結果を従来より早く知ることができる。
次に、本発明における第3の実施の形態について説明する。
図8に本発明の実施の形態を示す。その基本的構成は図2と類似しているが、一般家庭を想定して居間にいる母親が別の部屋でテレビを見ている子供を呼んでくる様子を分身ソフトウェアロボットが実行する例により更に工夫している。
本システム構成例では、基本的に図2と同じ構成である他に、第2のテレビ5−5、第3のテレビ5−6、ソフトウェアロボット(仮姿)5−5−1、捜索中サイン5−5−2が置き換えられ構成されている。
母親であるユーザ5−1は、図8に省略してあるが第一のテレビ5−2の初期メニュー画面から捜索を選び、続いて表示される選択機器メニュー5−2−1から、子供の居そうな部屋にある第2のテレビ5−2−1−1を選択する。これにより、ソフトウェアロボット(仮姿)5−13は、コミュニケーションBOX5−4からネットワーク5−10を経由し、制御モジュール5−12に作用し、第2のテレビ5−5に一時的にソフトウェアロボット(仮姿)5−5−1となって現れる。その時、第2のテレビに操作中サイン5−5−2が表示され、それと同時に第2のテレビのスピーカから「ワンワン」と吼える音で気づかせる。一定時間、操作中サイン5−5−2と吼える音を実行した後、従来は、そのままネットワーク5−10を経てコミュニケーションBOX5−4に戻り、第1のテレビ5−2にソフトウェアロボット(仮称)5−13として現れて、帰ってきたことをユーザ5−1に表現する。ここで、本特許によると、ソフトウェアロボット(仮姿)5−5−1が第2のテレビ5−5からネットワーク5−10に移動する際、例えば第2のテレビ5−5の制御モジュール5−12に分身ソフトウェアロボット(仮姿)5−13−1をある時間設定しておく。ここで仮に、第2のテレビ5−5を誰かが操作した場合、分身ソフトウェアロボットパケットα5−11−1がネットワーク5−10に送出され、コミュニケーションBOX5−4に入り、第1のテレビ5−2に分身ソフトウェアロボット(仮称)5−13−1として現れ、誰かが部屋に居る事をユーザ5−1に表現し、そこで消滅する。
この例では、ピンポイントで第2のテレビ5−5へ子供を呼びに行ったが、テレビのある全ての部屋を巡回し、各部屋のテレビに設けられたそれぞれの制御モジュール5−12に分身ソフトウェアロボットを全て置いても良い。ただし、コミュニケーションBOX5−4は、ネットワーク5−10上の各機器ステータスを確認することができるので、テレビの電源が入っている部屋だけに分身ソフトウェアロボット(仮姿)5−13−1を設定させる方が合理的である。
このように、本実施例では、分身ソフトウェアロボットパケットを設置できる統一化された制御モジュールを搭載され、且つネットワークで相互接続された携帯電話、パーソナルコンピュータ、情報化家電機器、セキュリティ機器、介護機器、自動車、玩具などは、何らかの異常性、非常性、特定のステータスを自立的に検出できた場合、ユーザへ検出できた事実を知らせなければならない時に、この分身ソフトウェアロボットが本来のソフトウェアロボットの機能よりも早く、専用の操作端末はもとより、携帯電話や携帯端末までネットワークを辿りユーザに知らせることができる効果がある。なお、本構成において、携帯電話に搭載する制御モジュールは、ソフトウェアによるアプリケーションとして構成されても良い。
1−1 ユーザ
1−2 表示画面
1−4 パーソナルコンピュータ
1−5 情報化家電機器
1−6 セキュリティ機器
1−9 制御モジュール
1−10 車
1−11 コミュニケーションBOX
1−2 表示画面
1−4 パーソナルコンピュータ
1−5 情報化家電機器
1−6 セキュリティ機器
1−9 制御モジュール
1−10 車
1−11 コミュニケーションBOX
Claims (8)
- 互いにネットワークで接続されている機器を一元制御する制御システムであって、
各機器を制御するための実行命令を入力する入力手段と、
ユーザの分身となる仮想オブジェクトに前記入力された実行命令に応じた動作をさせ、その実行命令を各機器に通知する通知手段と、
前記通知された実行命令に基づいて機器の制御を実行すると共に、前記仮想オブジェクトのコピーを表示させる制御手段と
を有することを特徴とする制御システム。 - 前記制御手段は、前記実行命令が達成されるまで前記仮想オブジェクトのコピーを表示させることを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
- 前記制御手段は、予め定められた時間、前記仮想オブジェクトのコピーを表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御システム。
- 互いにネットワークで接続されている機器を一元管理する制御方法であって、
各機器を制御するための実行命令を入力する入力ステップと、
ユーザの分身となる仮想オブジェクトに前記入力された実行命令に応じた動作をさせ、その実行命令を各機器に通知する通知ステップと、
前記通知された実行命令に基づいて機器の制御を実行する実行ステップと、
前記制御の実行開始と共に、前記仮想オブジェクトのコピーの表示を開始する表示ステップと
を有することを特徴とする制御方法。 - 前記表示ステップは、前記実行命令が達成されるまで前記仮想オブジェクトのコピーを表示させることを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
- 前記表示ステップは、予め定められた時間、前記仮想オブジェクトのコピーを表示させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の制御方法。
- ネットワークで接続されている機器を一元制御する制御装置のプログラムであって、前記プログラムは前記制御装置に、
各機器を制御するために入力された実行命令に応じた動作を、ユーザの分身となる仮想オブジェクトに動作させる処理と、
前記実行命令を各機器に通知する通知処理と
を実行させることを特徴とするプログラム。 - ネットワークで接続されている機器を一元制御する制御装置のプログラムであって、前記プログラムは前記制御装置に、
各機器を制御するために入力された実行命令に基づいて機器の制御を実行する処理と、
前記制御の実行開始と共に、仮想オブジェクトのコピーの表示を開始する表示ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008079657A JP2009237656A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 制御システム、制御方法、及びプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2008-03-26 JP JP2008079657A patent/JP2009237656A/ja active Pending
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