JP2009233902A - インクカートリッジ監視システム、プリンタ及びインクカートリッジ監視方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタに非純正品のインクカートリッジが装填された場合であっても、その使用が一度許可されたものであれば、警告を行わないようにして、ユーザビリティの向上を図ることができるインクカートリッジ監視システム及びインクカートリッジ監視方法を提供する。
【解決手段】プリンタ1は、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するEEPROM13と、前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知し、所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する主制御部10と、警告を行うと判定された場合に、警告を行うパネル部18と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】プリンタ1は、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するEEPROM13と、前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知し、所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する主制御部10と、警告を行うと判定された場合に、警告を行うパネル部18と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、インクカートリッジ監視システム、プリンタ及びインクカートリッジ監視方法に関する。
近年、プリンタの製造者や販売者以外の第三者(サードパーティ)が、このプリンタに装填可能なインクカートリッジを製造及び販売する場合がある。しかしながら、このような第三者が製造するインクカートリッジに充填されるインクは、その発色特性がそのプリンタ専用に準備された純正品と一致していない場合が多い。従って、発色特性の異なるインクが充填されたインクカートリッジを、それと気付かずにユーザがプリンタ本体に装填してしまうと、印刷品質が低下してしまう可能性がある。
このような問題を解決する方法としては、プリンタに装填されたインクカートリッジがそのプリンタの純正品として指定されたものであるか否かを自動的にチェックし、プリンタに指定外のインクカートリッジが装填された場合には、ユーザに警告をする方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−105625号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、非純正品のインクカートリッジを検出すると、常に警告を行っていた。このため、プリンタの電源投入時あるいはインクカートリッジ交換時などのインクカートリッジチェックの処理を行うタイミング度に毎回警告が繰り返され、ユーザインターフェースが必要以上に煩わしいという、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プリンタに非純正品のインクカートリッジが装填された場合であっても、その使用が一度許可されたものであれば、警告を行わないようにして、ユーザビリティの向上を図ることができるインクカートリッジ監視システム及びインクカートリッジ監視方法を提供することにある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、プリンタに非純正品のインクカートリッジが装填された場合であっても、その使用が一度許可されたものであれば、警告を行わないようにして、ユーザビリティの向上を図ることができるインクカートリッジ監視システム及びインクカートリッジ監視方法を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、インクカートリッジが装填されるプリンタのインクカートリッジを監視するインクカートリッジ監視システムにおいて、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリと、前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知する識別情報検知手段と、所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により警告を行うと判定された場合に、警告を行う警告手段と、を有することを特徴とするインクカートリッジ監視システムである。
また、本発明の一態様は、インクカートリッジが装填されるプリンタにおいて、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリと、前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知する識別情報検知手段と、所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により警告を行うと判定された場合に、警告を行う警告手段と、を有することを特徴とするプリンタである。
また、本発明の一態様は、インクカートリッジが装填されるプリンタと前記プリンタと接続されるホストからなるインクカートリッジ監視システムにおいて、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリと、前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知する識別情報検知手段と、所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により警告を行うと判定された場合に、警告を行う警告手段と、を有することを特徴とするインクカートリッジ監視システムである。
また、本発明の一態様は、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリを備え、インクカートリッジが装填されるプリンタのインクカートリッジを監視するインクカートリッジ監視システムにおけるインクカートリッジ監視方法であって、前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知するステップと、所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定するステップと、警告を行うと判定された場合に、警告を行うステップと、を有することを特徴とするインクカートリッジ監視方法である。
この発明によれば、インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報を記憶し、記憶された許可情報に基づいて警告を行うか否かを判定する。このため、装填されたインクカートリッジが所定のものでない場合(非純正品)であっても、使用が一度許可されたものであれば、警告を行わない。これにより、ユーザの意思で敢えて使用すると決定したにも拘わらず、何度も警告が繰り返される煩わしさを防止することができる。
また、本発明の一態様は、上記のインクカートリッジ監視システムにおいて、前記メモリに記憶された識別情報と、前記識別情報検知手段により検知された識別情報との比較結果により、同一インクカートリッジが装填されているか否かを判定する同一インクカートリッジ判定手段と、前記同一インクカートリッジ判定手段により同一でないと判定された場合に、前記メモリに記憶された識別情報を装填されているインクカートリッジの識別情報に更新する識別情報更新手段と、前記同一インクカートリッジ判定手段により同一でないと判定された場合に、装填されているインクカートリッジが所定のものであるか否かを判定するインクカートリッジ判定手段と、前記インクカートリッジ判定手段により所定のものでないと判定された場合に、装填されているインクカートリッジの識別情報に対応する許可情報を未許可に更新する使用許可更新手段と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、インクカートリッジが交換されると、同一インクカートリッジが装填されているか否かを判定し、同一であれば、その許可情報を保持する。このため、同一インクカートリッジが装填されている間は、装填されたインクカートリッジが所定のものでない場合(非純正品)であっても、警告を行わない。これにより、ユーザの意思で敢えて使用すると決定したにも拘わらず、何度も警告が繰り返される煩わしさを防止することができる。
また、本発明の一態様は、上記のインクカートリッジ監視システムにおいて、インクカートリッジの使用許可が入力された場合には、当該インクカートリッジの識別情報に対応する許可情報を許可に更新する使用許可確定手段を有することを特徴とする。
この発明によれば、インクカートリッジの使用許可が入力された場合には、そのインクカートリッジの許可情報を許可に更新する。これにより、ユーザは、インクカートリッジ監視システムにインクカートリッジの使用許可を入力することができる。
また、本発明の一態様は、上記のインクカートリッジ監視システムにおいて、装填されているインクカートリッジが所定のものでない場合に、該インクカートリッジのインク残量が所定の閾値以下になると、装填されているインクカートリッジが所定のものでないことを通知する通知手段を有することを特徴とする。
この発明によれば、装填されたインクカートリッジが所定のものでない場合に、このインクカートリッジのインク残量が所定の閾値以下になると、装填されているインクカートリッジが所定のものでないことを通知する。これにより、インクカートリッジのインク残量が少なくなった時またはインク残量がなくなった時に純正品と交換するようユーザに促すことができる
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による印刷システムの構成を示すブロック図である。この図に示されるように、プリンタ1は、複数のホストコンピュータ2から、LAN等のネットワーク3を介して夫々接続されている。なお、プリンタ1は、一台のホストコンピュータ2に対してローカル接続されていても良い。ホストコンピュータ2は、パーソナルコンピュータ、ワーキングステーション、サーバなどの装置である。
図1は、本発明の一実施形態による印刷システムの構成を示すブロック図である。この図に示されるように、プリンタ1は、複数のホストコンピュータ2から、LAN等のネットワーク3を介して夫々接続されている。なお、プリンタ1は、一台のホストコンピュータ2に対してローカル接続されていても良い。ホストコンピュータ2は、パーソナルコンピュータ、ワーキングステーション、サーバなどの装置である。
図2は、本実施形態におけるプリンタ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、プリンタ1は、相互に接続された主制御部10及び入出力制御部11と、入出力制御部11に夫々接続されたネットワーク・インタフェース(ネットワークI/F)15、HDD12、EEPROM13及び2つのコネクタ19、19と、主制御部10に夫々接続されたSDRAM14、印刷エンジン16、搬送装置17及びパネル部18とから、構成されている。
この図に示されるように、プリンタ1は、相互に接続された主制御部10及び入出力制御部11と、入出力制御部11に夫々接続されたネットワーク・インタフェース(ネットワークI/F)15、HDD12、EEPROM13及び2つのコネクタ19、19と、主制御部10に夫々接続されたSDRAM14、印刷エンジン16、搬送装置17及びパネル部18とから、構成されている。
識別情報検知手段、警告手段、使用許可確定手段、同一インクカートリッジ判定手段、使用許可更新手段、識別情報更新手段、としての主制御部10は、図示せぬCPU、ROM、メモリコントローラ、及びI/O制御回路等を有し、ROM内に格納された各種プログラムモジュールに従い、入出力制御部11から受け取った各種データ及び各種コマンド、並びに、パネル部18から入力された各種指示に基づいて、SDRAM14、ネットワーク・インタフェース(ネットワークI/F)15、印刷エンジン16、搬送装置17及びパネル部18を制御するとともに、ネットワークI/F15及び入出力制御部11を介して受信した印刷データから印刷イメージを生成して、この印刷イメージに基づいた印刷を印刷エンジン16に行わしめる。
SDRAM14は、主制御部10による作業領域が展開されるメモリであり、このSDRAM14上において、印刷データが印刷イメージとして展開される。搬送装置17は、図示せぬ用紙カートリッジ又は用紙トレイに収容されている用紙を、印刷エンジン16による印刷位置へ、さらに、図示せぬ排紙トレイへ、一枚づつ搬送する。
印刷エンジン16は、主走査方向(搬送装置17による用紙の搬送方向に直交する方向)へ往復移動するY(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)K(黒)各色毎の印刷ヘッドを有しており、主制御部10からの制御内容に応じて、各色のインクを適所に適量吹
き付ける。なお、各印刷ヘッドは、一度に多数毎の印刷を行うのに必要最低限のインクを貯留するタンクを有しており、印刷エンジン16には、各印刷ヘッド内のタンクに貯留されているインクが一定量を下回ると後述する各インクカートリッジ30、31から同色のインクを抽出してそのタンクへ自律的に注入する機構が、備えられている。
き付ける。なお、各印刷ヘッドは、一度に多数毎の印刷を行うのに必要最低限のインクを貯留するタンクを有しており、印刷エンジン16には、各印刷ヘッド内のタンクに貯留されているインクが一定量を下回ると後述する各インクカートリッジ30、31から同色のインクを抽出してそのタンクへ自律的に注入する機構が、備えられている。
パネル部18は、プリンタ1の主電源の入/切や用紙の排出等の各種設定を入力するためのパネルスイッチと各種情報用のインジケータとを有する入出力装置である。HDD12は、未印刷の印刷データやこれに基づいて生成された中間データを一次保存しておくための記憶装置である。
EEPROM13(メモリ)は、主制御部10によってインクカートリッジ情報(識別情報)及び後述するカートリッジ使用許可情報(許可情報)が保存される不揮発性メモリである。インクカートリッジ情報には、各スロットに挿入されているインクカートリッジのインクカートリッジ個別情報が記憶されている。ここで、スロットとは、インクカートリッジが装填されるカートリッジホルダのことである。インクカートリッジ個別情報はインクカートリッジをそれぞれ識別する情報である。インクカートリッジ個別情報には、そのインクカートリッジの製造元と、製造年月と、型番と、カートリッジ名称と、インク種類(黒又はカラー)と、個別IDとが含まれる。
2つのコネクタ19、19は、各インクカートリッジ30、31がプリンタ1に装填された時に、これら各インクカートリッジ30、31に内蔵されたICチップ30a、31aに夫々接続される。なお、一方のインクカートリッジ30は、YMC三色のインクが夫
々充填される3つのインクタンクを内包するカラーインクカートリッジであり、他方のインクカートリッジ31は、黒のインクが充填されるインクタンクを内包する黒インクカートリッジである。これら各インクカートリッジ30、31のICチップ30a、31aには、インクカートリッジ個別情報が記憶されている。
々充填される3つのインクタンクを内包するカラーインクカートリッジであり、他方のインクカートリッジ31は、黒のインクが充填されるインクタンクを内包する黒インクカートリッジである。これら各インクカートリッジ30、31のICチップ30a、31aには、インクカートリッジ個別情報が記憶されている。
ネットワークI/F15は、ネットワーク3の種類に応じた通信装置であり、入出力制御部11からネットワーク3へ向けて送出されるデータをパケットに格納してネットワーク3へ送り出したり、ネットワーク3から受信したパケットからデータを取り出して入出力制御部11へ渡す。入出力制御部11は、主制御部10からの指示に従って、HDD12、EEPROM13、各インクカートリッジ30、31のICチップ30a、31aに対するデータ書き込みやデータ読み出し、並びに、ネットワークI/F15に対するデータの送受信を行う。
図3は、本実施形態におけるプリンタ1の主制御部10の機能構成を示すブロック図である。
主制御部10は、同一インクカートリッジ判定部101と、非純正インクカートリッジ判定部102と、非純正インクカートリッジ未許可判定部103と、非純正インクカートリッジ使用確定部104と、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105と、使用許可情報更新部106と、非純正インクカートリッジ使用通知部107と、を有する。
主制御部10は、同一インクカートリッジ判定部101と、非純正インクカートリッジ判定部102と、非純正インクカートリッジ未許可判定部103と、非純正インクカートリッジ使用確定部104と、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105と、使用許可情報更新部106と、非純正インクカートリッジ使用通知部107と、を有する。
同一インクカートリッジ判定部101(同一インクカートリッジ判定手段)は、プリンタ1の電源投入或いは何れかのインクカートリッジの交換を検出した時に、同一インクカートリッジが装填されているか否かを判定する。つまり、同一インクカートリッジ判定部101は、現在装填されているインクカートリッジが前回装填されていたインクカートリッジと同一インクカートリッジであるか否かを判定する。
非純正インクカートリッジ判定部102(インクカートリッジ判定手段)は、EEPROM13に記憶されているインクカートリッジ情報に基づいて、そのインクカートリッジが純正品であるか(所定のものであるか)否かを判定する。具体的には、例えば、非純正インクカートリッジ判定部102は、インクカートリッジの個別IDに特定のコードがある場合に純正品であると判定する。あるいは、非純正インクカートリッジ判定部102は、インクカートリッジの型番が規定のものと一致する場合に、純正品であると判定してもよい。なお、純正品であるか否かの判定方法は上述したものに限られることはなく、他の方法で判定を行ってもよい。
使用許可情報更新部106(使用許可更新手段)は、同一インクカートリッジ判定部101及び非純正インクカートリッジ判定部102の判定結果に基づいてカートリッジ使用許可情報を更新する。非純正インクカートリッジ未許可判定部103は、現在装填されているインクカートリッジの中に、ユーザから使用がまだ許可されていないインクカートリッジ(以下、未許可インクカートリッジとする)があるか否かを判定する。
非純正インクカートリッジ使用確定部104は、ユーザからの入力に基づいて、未許可インクカートリッジの使用を許可することを確定し、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105へその結果を出力する。非純正インクカートリッジ使用許可確定部105(使用許可確定手段)は、非純正インクカートリッジ使用確定部104からの入力を受けて、カートリッジ使用許可情報を更新する。
非純正インクカートリッジ使用通知部107(通知手段)は、スロットに装填されたインクカートリッジに第三者が製造する非純正品があった場合には、インクカートリッジのインク残量が所定の閾値以下になると、非純正品が装填されていることをユーザに通知する画面の表示をパネル部18に要求する。ここで、非純正インクカートリッジ使用通知部107は、カートリッジ使用許可情報を参照して、「純正/非純正」欄が「非純正」のスロットがあれば、非純正品のインクカートリッジが装填されていると判定する。これにより、プリンタ1は、インクカートリッジのインク残量が少なくなった時またはインク残量がなくなった時に純正品と交換するようユーザに促すことができる。
図4は、本実施形態におけるEEPROM13に記憶されるカートリッジ使用許可情報のデータ構成およびデータ例を示す概略図である。
図示するように、カートリッジ使用許可情報は、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、スロット番号と、個別IDと、許可情報と、純正/非純正の各項目の列を有している。カートリッジ使用許可情報の各行は、スロット毎に存在する。個別IDは、スロットに装填されているインクカートリッジの個別IDである。許可情報は、スロットに装填されているインクカートリッジの使用をユーザが許可したか否かを示す情報である。純正/非純正は、スロット装填されているインクカートリッジがプリンタ1の純正品として指定された製品か否かを示す情報である。
図示するように、カートリッジ使用許可情報は、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、スロット番号と、個別IDと、許可情報と、純正/非純正の各項目の列を有している。カートリッジ使用許可情報の各行は、スロット毎に存在する。個別IDは、スロットに装填されているインクカートリッジの個別IDである。許可情報は、スロットに装填されているインクカートリッジの使用をユーザが許可したか否かを示す情報である。純正/非純正は、スロット装填されているインクカートリッジがプリンタ1の純正品として指定された製品か否かを示す情報である。
図5は、本実施形態の主制御部10におけるカートリッジチェック処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図に示す処理は、プリンタ1の電源投入時或いは何れかのインクカートリッジが交換されると(所定の指示があったときに)スタートする。そして、スタートの後、最初のステップS1において、主制御部10は、最初にカートリッジチェックを行うスロットを選択する。主制御部10は、選択したスロットに対して以下のステップS2からステップS6までの処理を行う。
この図に示す処理は、プリンタ1の電源投入時或いは何れかのインクカートリッジが交換されると(所定の指示があったときに)スタートする。そして、スタートの後、最初のステップS1において、主制御部10は、最初にカートリッジチェックを行うスロットを選択する。主制御部10は、選択したスロットに対して以下のステップS2からステップS6までの処理を行う。
次のステップS2では、同一インクカートリッジ判定部101が、現在装填されているインクカートリッジが、前回装填されていたインクカートリッジと同一インクカートリッジであるか否かを判定する。具体的には、同一インクカートリッジ判定部101は、まず、現在装填されているインクカートリッジの個別IDを取得する。次に、同一インクカートリッジ判定部101は、取得した個別IDとインクカートリッジ情報に記憶されているインクカートリッジ個別情報の個別IDとを比較して、比較した結果、等しければ同一のインクカートリッジが装填されていると判定する。なお、同一インクカートリッジ判定部101は、各インクカートリッジ30、31のICチップ30a、31aから夫々インクカートリッジ個別情報を読み出して(識別情報検知手段に相当)、現在装填されているインクカートリッジの個別IDを取得する。
判定の結果、同一である場合には、主制御部10は、インクカートリッジの交換がなかったと判定して、ステップS7に進む。一方、同一でない場合には、主制御部10は、インクカートリッジの交換があったと判定して、ステップS3に進む。
次のステップS3では、同一インクカートリッジ判定部101がインクカートリッジ情報を更新する(識別情報更新手段に相当)。具体的には、同一インクカートリッジ判定部101は、現在スロットに装填されているインクカートリッジのインクカートリッジ個別情報を取得し、インクカートリッジ情報に記憶されているインクカートリッジ個別情報を取得したインクカートリッジ個別情報に書き換える。
次のステップS4では、非純正インクカートリッジ判定部102が、現在装填されているインクカートリッジが純正品であるか否かを判定する。純正品である場合には、ステップS5進む。一方、純正品でない場合には、ステップS6へ進む。ステップS5では、使用許可情報更新部106がカートリッジ使用許可情報の「許可情報」欄を「未許可」に、「純正/非純正」の欄を「純正」に更新する。ステップS6では、使用許可情報更新部106がカートリッジ使用許可情報の「許可情報」欄を「未許可」に、「純正/非純正」欄を「非純正」に更新する。
次のステップS7では、上記ステップS2からS6の処理が全てのスロットについて行われたか否かを判定する。全てのスロットが終了していない場合には、次のステップS8で、カートリッジチェックを行うスロットを選択し、選択したスロットに対してステップS2からS6の処理を行う。つまり、主制御部10は、ステップS2からS6までの処理を全てのスロットに対して行う。一方、全てのスロットが終了した場合には、次のステップS9へ進む。
次のステップS9では、使用許可情報更新部106がカートリッジ使用許可情報において、「純正/非純正」欄が「純正」であるスロットの「許可情報」欄を全て「許可」に更新する。つまり、純正品が装填されたスロットはユーザからの使用許可されているものとする。
次のステップS10では、非純正インクカートリッジ未許可判定部103が、未許可インクカートリッジが装填されているか否かを判定する(判定手段に相当)。具体的には、非純正インクカートリッジ未許可判定部103は、カートリッジ使用許可情報の「許可情報」欄が「未許可」となっているスロットがある場合に、未許可インクカートリッジがあると判定する。一方、非純正インクカートリッジ未許可判定部103は、カートリッジ使用許可情報の「許可情報」の欄が全て「許可」となっている場合には、未許可インクカートリッジはないと判定する。判定の結果、未許可インクカートリッジが装填されている場合には、ステップS11へ進む。一方、未許可インクカートリッジが装填されていない場合には、カートリッジチェック処理を終了する。
次のステップS11では、非純正インクカートリッジ未許可判定部103が、図6に示すワーニングメッセージ(警告)を含む非純正カートリッジ使用確認画面の表示をパネル部18に要求して(警告手段に相当)、処理を終了する。この非純正カートリッジ使用確認画面では、ユーザが「使用する」及び「使用しない」を選択することができる。
図7は、本実施形態の主制御部10における処理の流れの一例を示すフローチャートである。この図に示す処理は、非純正カートリッジ使用確認画面において、「使用する」が選択された場合にスタートする。そして、スタートの後、最初のステップS101において、主制御部10は、最初にカートリッジチェックを行うスロットを選択する。主制御部10は、選択したスロットに対して以下のステップS102、S103の処理を行う。
次のステップS102では、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105は、スロットに装填されているインクカートリッジが未許可インクカートリッジか否かを判定する。具体的には、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105は、カートリッジ使用許可情報の「許可情報」欄が「未許可」になっている場合に、未許可インクカートリッジであると判定する。未許可インクカートリッジであると判定された場合は、次のステップS103へ進む。一方、未許可インクカートリッジではないと判定された場合には、ステップS104へ進む。
次のステップS103では、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105が、カートリッジ使用許可情報の「許可情報」欄を「許可」に更新して(使用許可確定手段に相当)、次のステップS104へ進む。
次のステップS104では、ステップS102、103の処理が全てのスロットについて行われたか否かを判定する。全てのスロットが終了していない場合には、次のステップS105で次のスロットを選択し、選択したスロットに対してステップS102、S103の処理を行う。一方、全てのスロットが終了した場合には、処理を終了する。つまり、主制御部10は、全てのスロットのインクカートリッジの使用を許可する。
図8は、本実施形態の主制御部10における処理の流れの一例を示すフローチャートである。この図に示す処理は、非純正カートリッジ使用確認画面において、「使用しない」が選択された場合にスタートする。そして、スタートの後、最初のステップS201において、主制御部10は、最初にカートリッジチェックを行うスロットを選択する。主制御部10は、選択したスロットに対して以下のステップS202、S203の処理を行う。
次のステップS202では、非純正インクカートリッジ使用許可確定部105は、スロットに装填されているインクカートリッジが未許可インクカートリッジか否かを判定する。未許可インクカートリッジであると判定された場合は、次のステップS203へ進む。一方、未許可インクカートリッジではないと判定された場合には、ステップS204へ進む。
次のステップS203では、非純正インクカートリッジ使用確定部104が、図9に示す交換を促すメッセージを含むカートリッジエラー画面の表示をパネル部18に要求して、次のステップS204へ進む。
次のステップS204では、ステップS202、203の処理が全てのスロットについて行われたか否かを判定する。全てのスロットが終了していない場合には、次のステップS205で次のスロットを選択し、選択したスロットに対してステップS202、S203の処理を行う。一方、全てのスロットが終了した場合には、処理を終了する。つまり、主制御部10は、1つでも未許可インクカートリッジが装填されていた場合には、パネル部18にカートリッジエラー画面を表示する。
このように、本実施形態によれば、プリンタ1は、インクカートリッジの使用をユーザが許可したか否かを示す許可情報を記憶する。また、プリンタ1は、インクカートリッジが交換された場合に、新たに装填されたインクカートリッジが、それまで装填されていたインクカートリッジと同一であるか否かを判定し、同一であれば、その許可情報を保持する。このため、新たに装填されたインクカートリッジが非純正品であっても、ユーザが一度許可したものであれば、非純正カートリッジ使用確認画面を表示しない。これにより、ユーザの意思で敢えて使用すると決定したにも拘わらず、何度も警告が繰り返される煩わしさを防止することができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、主制御部10の機能をプリンタ1に設けたが、主制御部10の機能は、ホストコンピュータ2に設けてもよいし、プリンタ1に設けてもよい。
また、本実施形態では、カートリッジ使用許可情報を各スロットに対して最新の1件のみ記憶しているが、これまで装填されたインクカートリッジのカートリッジ使用許可情報を複数記憶してもよい。このとき、主制御部10は、新たに装填されたインクカートリッジが、過去にユーザから使用許可されたものであった場合には、非純正品であっても非純正カートリッジ使用確認画面を表示しない。
1…プリンタ 2…ホストコンピュータ 3…ネットワーク 11…入出力制御部 12…HDD 13…EEPROM 14…SDRAM 15…ネットワークI/F 16…印刷エンジン 17…搬送装置 18…パネル部 19…コネクタ 30…インクカートリッジ(黒) 30a…ICチップ 31…インクカートリッジ(カラー) 31a…ICチップ 101…同一インクカートリッジ判定部 102…非純正インクカートリッジ判定部 103…非純正インクカートリッジ未許可判定部 104…非純正インクカートリッジ使用確定部 105…非純正インクカートリッジ使用許可確定部 106…使用許可情報更新部
Claims (7)
- インクカートリッジが装填されるプリンタのインクカートリッジを監視するインクカートリッジ監視システムにおいて、
インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリと、
前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知する識別情報検知手段と、
所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により警告を行うと判定された場合に、警告を行う警告手段と、
を有することを特徴とするインクカートリッジ監視システム。 - 前記メモリに記憶された識別情報と、前記識別情報検知手段により検知された識別情報との比較結果により、同一インクカートリッジが装填されているか否かを判定する同一インクカートリッジ判定手段と、
前記同一インクカートリッジ判定手段により同一でないと判定された場合に、前記メモリに記憶された識別情報を装填されているインクカートリッジの識別情報に更新する識別情報更新手段と、
前記同一インクカートリッジ判定手段により同一でないと判定された場合に、装填されているインクカートリッジが所定のものであるか否かを判定するインクカートリッジ判定手段と、
前記インクカートリッジ判定手段により所定のものでないと判定された場合に、装填されているインクカートリッジの識別情報に対応する許可情報を未許可に更新する使用許可更新手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ監視システム。 - インクカートリッジの使用許可が入力された場合には、当該インクカートリッジの識別情報に対応する許可情報を許可に更新する使用許可確定手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジ監視システム。
- 装填されているインクカートリッジが所定のものでない場合に、該インクカートリッジのインク残量が所定の閾値以下になると、装填されているインクカートリッジが所定のものでないことを通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1から3いずれか1の項に記載のインクカートリッジ監視システム。
- インクカートリッジが装填されるプリンタにおいて、
インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリと、
前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知する識別情報検知手段と、
所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により警告を行うと判定された場合に、警告を行う警告手段と、
を有することを特徴とするプリンタ。 - インクカートリッジが装填されるプリンタと前記プリンタと接続されるホストからなるインクカートリッジ監視システムにおいて、
インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリと、
前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知する識別情報検知手段と、
所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により警告を行うと判定された場合に、警告を行う警告手段と、
を有することを特徴とするインクカートリッジ監視システム。 - インクカートリッジの使用を許可するか否かを示す許可情報と当該インクカートリッジを識別する識別情報とを対応づけて記憶するメモリを備え、インクカートリッジが装填されるプリンタのインクカートリッジを監視するインクカートリッジ監視システムにおけるインクカートリッジ監視方法であって、
前記プリンタに装填されているインクカートリッジの識別情報を検知するステップと、
所定の指示があったときに、前記メモリを参照し、前記識別情報に対応する許可情報に基づいて、警告を行うか否かを判定するステップと、
警告を行うと判定された場合に、警告を行うステップと、
を有することを特徴とするインクカートリッジ監視方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106255599A (zh) * | 2014-05-16 | 2016-12-21 | 株式会社日立产机系统 | 一种喷墨打印机 |
JP2017127991A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | 課金方法および印刷システム |
JP2021030676A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置及び印刷システム |
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2008
- 2008-03-26 JP JP2008079976A patent/JP2009233902A/ja not_active Withdrawn
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