JP2009232288A - 撮像装置及び画像処理装置 - Google Patents

撮像装置及び画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009232288A
JP2009232288A JP2008076825A JP2008076825A JP2009232288A JP 2009232288 A JP2009232288 A JP 2009232288A JP 2008076825 A JP2008076825 A JP 2008076825A JP 2008076825 A JP2008076825 A JP 2008076825A JP 2009232288 A JP2009232288 A JP 2009232288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
imaging
display
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008076825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5043730B2 (ja
Inventor
Yoshinobu Sato
佳宣 佐藤
Yoshihiro Honma
義浩 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008076825A priority Critical patent/JP5043730B2/ja
Publication of JP2009232288A publication Critical patent/JP2009232288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5043730B2 publication Critical patent/JP5043730B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】撮像後に記録画像を再生するときに、撮像時のピント状態を示すスプリットイメージ等の画像を利用できるようにする。
【解決手段】撮像装置1は、被写体から撮像光学系101に入射した光束により形成された第1の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第1の画像データ1300を生成する第1の画像生成手段104,111と、該光束のうち分割された2つの光束により形成された、該撮像光学系の焦点状態に応じた位相差を有する2つの第2の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第2の画像データ1320,1321を生成する第2の画像生成手段と、第1の画像データ及び第2の画像データを、保存のために記録媒体121に記録する記録手段120とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に撮像による記録画像のピント状態を確認する機能を有する撮像装置に関する。また、本発明は、撮像により生成された記録画像のピント状態を確認できる画像処理装置に関する。
撮像装置によって取得した記録画像のピント状態を該撮像装置やパーソナルコンピュータ(PC)により確認したいという要望がある。このような要望を実現するために、記録画像のうちピント状態を確認したい領域を撮像装置のディスプレイやPCのモニタに拡大表示する方法が用いられている。
また、特許文献1には、撮像光学系の射出瞳を分割する光学部材を設け、該光学部材を通して焦点検出用撮像素子上に被写体像を投影し、スプリットイメージをディスプレイに表示する撮像装置が開示されている。
また、特許文献2には、撮像素子の撮像面にて位相差検出方式による焦点検出を可能とする光学素子を設け、該光束素子を通して撮像素子上に被写体像を投影し、スプリットイメージをディスプレイに表示する撮像装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、測距部からの信号及び撮像光学系のレンズの配置から、該撮像光学系の像面と撮像素子の受光面との間の距離に相当する値をずれ量として求め、該ずれ量に応じたスプリットイメージを簡易に生成する撮像装置が開示されている。
特開昭59−50671号公報 特開2006−154506号公報 特開2001−309210号公報
特許文献1〜3のいずれに開示された撮像装置においても、撮像前にマニュアルフォーカスを行うときの補助表示としてスプリットイメージを表示する。撮影された画像に対してスプリットイメージを表示するための方法については、開示されていない。
また、特許文献3にて開示されている撮像装置では、スプリットイメージの表示範囲内に複数の異なる距離の被写体が存在すると、従来のスプリットイメージとずれ量が異なるという問題がある。
本発明は、撮像後に記録画像を再生するときに、撮像時のピント状態を示すスプリットイメージ等の画像を利用できるようにした撮像装置、その制御方法、画像処理装置及び画像処理方法を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、被写体から撮像光学系に入射した光束により形成された第1の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第1の画像データを生成する第1の画像生成手段と、該光束のうち分割された2つの光束により形成された、該撮像光学系の焦点状態に応じた位相差を有する2つの第2の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第2の画像データを生成する第2の画像生成手段と、第1の画像データ及び第2の画像データを、保存のために記録媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての画像処理装置は、上記撮像装置により第1の画像データ及び第2の画像データが記録された記録媒体が装着される画像処理装置であって、第1の画像データ及び第2の画像データを記録媒体から読み出す読み出し手段と、該第1の画像データとともに該第2の画像データ又は該第2の画像データから生成された画像データを表示手段に再生表示させる再生手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての撮像装置の制御方法は、画像被写体から撮像光学系に入射した光束により形成された第1の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第1の画像データを生成するステップと、該光束のうち分割された2つの光束により形成された、該撮像光学系の焦点状態に応じた位相差を有する2つの第2の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第2の画像データを生成するステップと、第1の画像データ及び第2の画像データを、保存のために記録媒体に記録するステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の他の一側面の画像処理方法は、上記撮像装置により第1の画像データ及び第2の画像データが記録された記録媒体から該第1の画像データ及び第2の画像データを読み出すステップと、該第1の画像データとともに該第2の画像データ又は該第2の画像データから生成された画像データを表示手段に再生表示させるステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像により記録された被写体画像としての第1の画像だけでなく、撮像時のピント状態を示す第2の画像をも記録媒体に記録するので、撮像装置や画像処理装置によってこれらを再生することで第1の画像のピント状態を確認することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1であるデジタルカメラ等の撮像装置の回路構成を示す。
撮像装置1において、101は変倍レンズやフォーカスレンズを含む撮像レンズ(撮像光学系)、102はフォーカスレンズを駆動するレンズ駆動回路である。103は光量を調整する絞りである。
104は被写体から撮像レンズ101に入射した光束により形成される光学像を光電変換して電気信号(アナログ撮像信号)を出力する撮像素子(センサ)である。撮像素子104は、CCDセンサやCMOSセンサにより構成されている。また、撮像素子104には、カラー撮像用の撮像画素と焦点検出用のAF画素とを含む。詳しくは後述するが、撮像画素は、被写体から撮像レンズ101に入射した光束により形成された被写体像(第1の光学像)を光電変換する。一方、AF画素は、被写体から撮像レンズ101に入射した光束のうちいわゆる瞳分割された2つの光束により形成された2つの被写体像(第2の光学像)を光電変換する。
105は水平同期信号HD及び垂直同期信号VDを生成する同期信号発生器(以下、SSGという)、106は同期信号HD,VDに同期して撮像素子104を動作させるための制御信号を生成するタイミングジェネレータ(以下、TGという)である。
107は撮像素子104から出力されたアナログ撮像信号をデジタル撮像信号に変換するA/D変換回路である。108は撮像素子104に設けられたAF画素の位置を示すフラグを出力する補正フラグ回路である。109はA/D変換回路107から出力されたデジタル撮像信号に含まれるAF画素の画素値を、補正フラグ回路108から出力されるフラグを参照して補間する現像画素補正回路である。
110はA/D変換回路107から出力されたデジタル撮像信号に含まれるAF画素の画素値を抽出するAF画素選択回路である。111はデジタル撮像信号に対して色変換処理等の現像処理を行い、カラー画像データ(第1の画像データ)を生成する現像処理回路である。
主として撮像素子104の撮像画素、A/D変換回路107、現像画素補正回路109及び現像処理回路111により第1の画像生成手段が構成される。また、主として撮像素子104のAF画素、A/D変換回路107及びAF画素選択回路110により第2の画像生成手段が構成される。
112は複数ペアのAF画素により得られた像信号(A像信号及びB像信号)から位相差を検出し、焦点ずれ量(デフォーカス量)を算出する位相差AF回路である。
114はDRAM、113はDRAM114とのインターフェースとなるメモリ制御回路、115は画像データのサイズを変倍する変倍回路、116は各回路のモードやパラメータを決定するシステムコントローラである。
118は画像データを表示するモニタ、117は画像データをモニタ118に表示させるために変調を行うビデオ変調回路、119は画像データをJPEG方式などの圧縮方式で圧縮するための圧縮回路である。121は圧縮された画像データを保存のために記録する、脱着可能な記録媒体(以下、メモリカードという)である。
120はメモリカード121とのインターフェースとなるカード制御回路であり、122は圧縮されたデータを伸張する伸張回路である。
以上のように構成される撮像装置において、撮像レンズ101を通過した光束は、絞り103において適正な光量に調整され、撮像素子104上に被写体像を形成する。撮像素子104は、被写体像を光電変換してアナログ撮像信号を出力する。
TG106は、SSG105において生成される同期信号HD,VDに同期して撮像素子104が動作するようにタイミング信号を生成し、撮像素子104の動作を制御する。撮像素子104から出力されたアナログ撮像信号は、A/D変換回路107においてデジタル撮像信号に変換される。
補正フラグ回路108は、不図示のROMに記憶されたAF画素の位置情報を読み出して、現像画素補正回路109及びAF画素選択回路110に出力する。
現像画素補正回路109は、撮像素子104から読み出した状態のデジタル撮像信号では欠陥画素となるAF画素の画素値をその周辺の撮像画素の画素値を用いて補間する。そして、欠陥画素が補間されたデジタル撮像信号を現像処理回路111に出力する。
現像処理回路111は、現像画素補正回路109から出力されたデジタル撮像信号に対して色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス処理等の現像処理を行い、カラー画像データを生成する。カラー画像データは、メモリ制御回路113を通じてDRAM114に書き込まれる。
AF画素選択回路110は、補正フラグ回路108から入力されたAF画素位置情報に従い、A/D変換回路107から出力されたデジタル撮像信号のうちAF画素の画素値データを抽出し、A像信号及びB像信号を生成する。A像信号及びB像信号は、撮像レンズ101の焦点状態に応じた位相差を有する信号であり、位相差AF回路112及びメモリ制御回路113に入力される。
メモリ制御回路113は、入力されたA像信号及びB像信号をDRAM114に書き込む。
位相差AF回路112は、入力されたA像信号及びB像信号が持つ位相差を相関演算により算出し、位相差の情報をシステムコントローラ116に出力する。
システムコントローラ116は、該位相差情報から撮像レンズ101のデフォーカス量を算出し、該デフォーカス量から合焦状態を得るためのフォーカスレンズの目標駆動量を求める。そして、該目標駆動量に応じた駆動信号をレンズ駆動回路102に出力し、フォーカスレンズを移動させる。こうして、撮像素子104に設けられたAF画素を用いた位相差検出方式のオートフォーカス(AF)を行うことができる。
なお、本実施例の撮像レンズ101は、不図示のマニュアルフォーカスリング(フォーカス操作部材)を操作することでフォーカスレンズを移動させて、マニュアルフォーカスを行うこともできる。
現像処理回路111において現像処理され、DRAM114に書き込まれたカラー画像データは、メモリ制御回路113によって変倍回路115に読み出される。変倍回路115は、カラー画像データのサイズを、モニタ118に表示するためのサイズに変倍したり、メモリカード121に記録するためのサイズに変倍したりする。変倍されたカラー画像データは、メモリ制御回路113によってDRAM114に書き込まれる。
DRAM114に書き込まれたA像信号及びB像信号は、後述するようにAF画素が撮像素子104の全体にわたって離散的に配置されているため、瞳分離された2つの光束により形成された2つの被写体像に対応する単色の画像データでもある。A像及びB像の画像データ(第2の画像データ)は、メモリ制御回路113によって変倍回路115に読み出される。
変倍回路115は、A像及びB像の画像データを、モニタ118に表示するためのサイズに変倍する。変倍されたA像及びB像の画像データは、メモリ制御回路113によってDRAM114に書き込まれる。そして、変倍されたカラー画像データとA像及びB像の画像データは、DRAM114からビデオ変調回路117に読み出され、NTSCやPAL等のフォーマットに変換されてモニタ118に出力される。
これにより、図8Aに示すように、カラー画像データ(以下、本画像データという)1300上に、A像の画像データである表示A画像1320とB像の画像データである表示B画像1321により構成されるスプリットイメージが重なって表示される。より具体的には、スプリットイメージは、A像及びB像の画像データから生成された(切り出された)画像データにより構成されている。
また、変倍回路115によって変倍された本画像データとA像及びB像の画像データはDRAM114から圧縮回路119に読み出されて圧縮されて再びDRAM114に書き込まれた後、カード制御回路120により読み出される。そして、カード制御回路120は、これらの圧縮された画像データを図10に示すファイルフォーマットの画像ファイル1500に変換し、撮像装置1に対して着脱可能な記録媒体であるメモリカード121に記録する。主としてシステムコントローラ116及びカード制御回路120が、記録手段に相当する。
画像ファイル1500は、本画像データ(JPEGデータ)とヘッダとから構成され、ヘッダには、画像パラメータとして撮像時の各種情報や撮像装置1の機種情報と、A像及びB像の画像データ(図には、瞳分割データと記す)とが格納される。
なお、画像ファイル15000の格納として、メモリカード121を例示したが、保存のための記録媒体であれば、備え付けのメモリなど着脱可能でなくてもよい。また、撮像装置1に着脱可能、備え付けでなくても、通信ネットワークを介して記録媒体としてのサーバーに格納するようにしてもよい。
ここで、撮像素子104の画素配列を図2に示す。基本画素配列は、緑画素、赤画素及び青画素により構成されるベイヤー配列となっている。各画素には、光電変換部で受光する光束が通過する開口部が形成されている。図2では、緑画素における開口部をG、赤画素における開口部をR、青画素における開口部をB、無彩色(=白)画素における開口部をS1、S2として示す。
緑画素の開口部Gには緑色光束を通過させる色フィルタが、赤画素の開口部Rには赤色光束を通過させる色フィルタが、青画素の開口部Bには青色光束を通過させる色フィルタがそれぞれ配置されている。一方、無彩色画素の開口部S1、S2には、色フィルタは配置されていない。また、各開口部の下(裏面側)には光電変換部が存在する。さらに、各開口部の上(表面側)には、マイクロレンズ(図3の11)が設けられている。すなわち、1つの光電変換部と、その上に配置される色フィルタ(ただし、無彩色画素を除く)と、さらにその上に配置されるマイクロレンズとにより1つの画素が構成される。
そして、緑画素、赤画素及び青画素は撮像画素として用いられ、無彩色画素はAF画素として用いられる。
すなわち、撮像素子104は、撮像レンズ101からの光束により形成された被写体像(第1の光学像)を光電変換する撮像画素群(第1の画素群)を有する。また、撮像レンズ101からの光束のうち瞳分割された光束により形成された2つの光学像(第2の光学像)を光電変換するAF画素群(第2の画素群)を有する。撮像画素群からの出力信号は本画像データの生成に用いられ、AF画素群からの出力信号は位相差検出方式AFとスプリットイメージ(A像及びB像の画像データ)の生成に用いられる。
AF画素は、互いに斜めに隣接した2つの画素で1つのペアを構成し、該ペアが撮像素子104(撮像画素群)の全体に離散的(かつ周期的)に配置されている。
図3には、互いにペアをなす2つのAF画素(左上と右下の画素)と2つの緑画素(右上と左下)とを含む4画素を拡大して示す。ここでは、各画素の開口部の形状について説明する。
2つのAF画素のうち一方のAF画素(開口部S1)は、ベイヤー配列における赤画素の位置に、他方のAF画素(開口部S2)は、ベイヤー配列における青画素の位置に形成されている。
11は前述したように各開口部の上に配置されるマイクロレンズである。37a,37bは斜め方向にて互いに隣り合う2つのAF画素におけるマイクロレンズ11の中心である。36は該2つのAF画素におけるマイクロレンズ11の中心を通る直線である。
38aは上記一方のAF画素が配置されていない場合の赤画素の開口部である。また、38bは上記他方のAF画素が配置されていない場合の青画素の開口部である。
39a,39bは該2つのAF画素の開口部であり、赤画素の開口部38aと青画素の開口部38bを縮小中心35a,35bを中心としてそれぞれ縮小した形状を有する。ここで、縮小中心35a,35bはそれぞれ、AF画素のマイクロレンズ11の中心37a,37bから直線36上において互いに逆向き(互いに接近する方向)に等距離だけ離れて位置する。
互いに隣り合う2つのAF画素の開口部39a,39bは、縮小中心35a,35bを中心として縮小した形状であるため、マイクロレンズ11の中心37a,37bに対して互いに異なる向きに偏りを持つ。また、開口部39a,39bはそれぞれ、直線36に直交する直線46に対して線対称な形状となっている。
このような構成によれば、撮像レンズ101を一方のAF画素から見た場合と他方のAF画素から見た場合とで、撮像レンズ101の瞳が対称に分割されたことと等価となる。すなわち、マイクロレンズ11と開口部39a,39b(言い換えれば、開口部39a,39bが形成された遮光層)は、いわゆる瞳分割光学系を構成する。
互いに隣り合う2つのAF画素上には、撮像素子104の画素数が多くなるにつれてより近似した2像(A像及びB像)が形成される。撮像レンズ101が被写体に対してピントが合っている状態では、2つのAF画素から得られる出力(A像信号及びB像信号)には位相差が生じない。
これに対し、撮像レンズ101のピントがずれているならば、該2つのAF画素から得られるA像信号及びB像には位相差が生じる。そして、該位相差の方向は、前ピン状態と後ピン状態とで逆になる。
図4及び図5に、位相差とピント状態との関係を示す。これらの図においては、互いに隣り合う(ペアをなす)2つのAF画素をそれぞれS1,S2として示す。また、撮像画素を省略して、複数のペアのAF画素S1,S2を互いに近づけて同一断面上に示している。また、これらの図では、AF画素S1,S2のペアが同じマイクロレンズ301で覆われているように示しているが、前述したように、AF画素S1,S2はそれぞれ別々のマイクロレンズで覆われている。
被写体の特定点からの光はAF画素S1に対する瞳を通ってAF画素S1に入射する光束L1と、AF画素S2に対する瞳を通ってAF画素S2に入射する光束L2とに分割される。該2つの光束L1,L2は、撮像レンズ101のピントが特定点に合っている状態では、図4に示すようにマイクロレンズ301の表面における一点に集光する。そして、AF画素S1,S2上には同一の像が形成される。これにより、AF画素S1から読み出したA像信号と、AF画素S2から読み出したB像信号とは同一のものとなる。
一方、撮像レンズ101のピントが特定点に対して合っていない状態では、図5に示すように、光束L1,L2はマイクロレンズ301の表面とは異なる位置で交差する。このときのマイクロレンズ301の表面と2つの光束L1,L2の交点との距離、すなわちデフォーカス量をxとする。また、この状態で発生したAF画素S1,S2上での像のずれ量(位相差)がn画素分に相当するものとする。
画素ピッチをd、2つの瞳の重心間の距離をDaf、撮像レンズ101の主点から焦点位置までの距離をuとするとき、デフォーカス量xは、
x=n×d×u/Daf …(1)
で求められる。
なお、uは撮像光学系1の焦点距離fにほぼ等しいと考えられるので、デフォーカス量xは、
x=n×d×f/Daf …(2)
で求めることもできる。
図6には、AF画素S1,S2のそれぞれから読み出したA像信号(S1の像)及びB像信号(S2の像)を示す。これらのA像及びB像信号にはずれ量(つまりは像ずれ量)n×dが発生する。位相差AF回路112は、相関演算手法を用いて一対の像信号のずれ量(位相差)n×dを求め、システムコントローラ116は、該位相差から(1)又は(2)式を用いてデフォーカス量xを求める。システムコントローラ116は、算出したデフォーカス量に基づいて、デフォーカス量xを所定範囲内に収める(望ましくは零にする)ためのフォーカスレンズの目標駆動量を算出する。そして、レンズ駆動回路102を通じて、フォーカスレンズを、算出した目標駆動量だけ移動させる。これにより、位相差検出方式AFによる合焦状態が得られる。
次に、図7を用いて本実施例の撮像装置における撮像モードでの撮像処理(制御方法)の流れを説明する。この処理は、システムコントローラ116の内部メモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
操作者により図1に示す撮像装置のメインスイッチをONすると(S101)、システムコントローラ116は、撮像レンズ101の焦点検出を実行する(S102)。このとき、撮像素子104のAF画素からの出力信号が使用される。そして、撮像レンズ101のデフォーカス量が算出され、さらにフォーカスレンズの目標駆動量が算出される。
次に、S102において算出された目標駆動量に基づいて、システムコントローラ116は、レンズ駆動回路102に駆動信号を出力し、フォーカスレンズを合焦位置に駆動する(S103)。
次に、システムコントローラ116は、SSG105及びTG106を通じて撮像素子104を動作させ、いわゆるライブビュー画像を生成させる(S104)。ライブビュー画像は、モニタ118に電子ビューファインダ用の動画像として表示される(S105)。
続いてシステムコントローラ116は、操作者により撮像スイッチSW2がONされたか否かを判別する(S106)。操作スイッチSW2がONでなければS101に戻る。
一方、操作スイッチSW2がONであれば、システムコントローラ116は、SSG105及びTG106を通じて撮像素子104に本画像データを生成するための本撮像動作を行わせる(S107)。これにより、撮像素子104の撮像画素からの出力信号に基づいて、現像処理回路111にて本画像データが生成される。また、このとき、撮像素子104のAF画素からの出力に基づいて、AF画素選択回路110にてA像の画像データ及びB像の画像データも生成される。本画像データとA像及びB像の画像データ(スプリットイメージ)は、前述したように、ビデオ変調回路117等を介してモニタ118に表示されたり(S108)、カード制御回路120等を介してメモリカード121に記録されたりする。(S109)。こうして本撮像動作が終了すると、システムコントローラ116は、S101に戻って焦点検出やライブビュー画像の表示を再開する。
以上説明したように、本実施例によれば、撮像により取得された本画像データと、該本画像データを撮像するときのピント状態に対応したA像及びB像の画像データを、撮像装置1に対して着脱可能なメモリカード121に記録することができる。したがって、後述するように、撮像後に本画像データ(記録画像)を再生するときに、撮像時のピント状態を示すスプリットイメージを利用できる。
次に、本発明の実施例2として、実施例1にて説明した撮像装置1の再生機能について説明する。
カード制御回路120は、本画像データとA像及びB像の画像データが記録されたメモリカード121(他の撮像装置によって上記画像データが記録されたものでもよい)から、該本画像データとA像及びB像の画像データを読み出すことができる。そして、読み出された該本画像データとA像及びB像の画像データは、伸張回路122で伸張処理され、システムコントローラ116による切り出し処理を受けた後、ビデオ変調回路117を通してモニタ118に表示される。
これにより、メモリカード121から読み出された本画像データ上に、同じく読み出された表示A画像と表示B画像により構成されるスプリットイメージが重なって(合成されて)モニタ118に再生表示される。主としてカード制御回路120及びシステムコントローラ116が、読み出し手段及び再生手段に相当する。
図9において、1300はメモリカード121に記録された本画像データである。1301,1302,1303は本画像データ1300に写っている被写体であり、それぞれ撮像装置1から異なる距離に位置する。
本画像データ1300の記録時において、被写体1301に対して撮像レンズ101のピントが合う距離(以下、合焦点という)に位置していたものとする。また、被写体1302は合焦点よりも撮像装置1に近い距離に、被写体1303は合焦点よりも撮像装置1から遠い距離に位置していたものとする。
1304は本画像データ1300とともにメモリカード121に記録されたA像の画像データ(ここでは、A画像データという)である。1305,1306,1307は、A画像データ1304に写っている被写体であり、それぞれ本画像データ1300内の被写体1301,1302,1303に対応する。
被写体1305は、合焦点に位置しているので、本画像データ1300内の被写体1301に対してずれはない。しかし、被写体1306,1307はそれぞれ合焦点よりも近い距離及び遠い距離に位置するので、本画像データ1300内の被写体1302,1303に対して互いに近づく方向にずれている。
1308は本画像データ1300とともにメモリカード121に記録されたB像の画像データ(ここでは、B画像データという)である。1309,1310,1311は、B画像データ1308に写っている被写体であり、それぞれ本画像データ1300内の被写体1301,1302,1303に対応する。
被写体1309は、合焦点に位置しているので、本画像データ1300内の被写体1301に対してずれはない。しかし、被写体1310,1311はそれぞれ合焦点よりも近い距離及び遠い距離に位置するので、本画像データ1300内の被写体1302,1303に対して互いに離れる方向にずれている。
1330,1322,1323は本画像データ1300上に、A画像データ1304及びB画像データ1308から切り出された表示A画像及び表示B画像により構成されるスプリットイメージを重ねて(合成して)モニタ118に再生表示された再生画像を示す。
再生画像1330では、被写体1301の一部にスプリットイメージ(表示A画像1320及び表示B画像1321)が重なって表示されている。被写体1301に対してピントが合っているので、表示A画像1320及び表示B画像1321にはずれはない。
再生画像1322では、被写体1303の一部にスプリットイメージが重なって表示されている。合焦点よりも遠い距離に位置する被写体1303に対してはピントが合っていないので、スプリットイメージを構成する表示A画像及び表示B画像は互いにずれている。このずれ量は、A画像データ1304とB画像データ1308での被写体1307,1311のずれ量に一致する。
再生画像1323では、被写体1302の一部にスプリットイメージが重なって表示されている。合焦点よりも近い距離に位置する被写体1302に対してもピントが合っていないので、スプリットイメージを構成する表A画像及び表示B画像は互いにずれている。このずれ量は、A画像データ1304とB画像データ1308での被写体1306,1310のずれ量に一致する。また、ずれの方向は、再生画像1322でのスプリットイメージのずれの方向と逆である。
このように、本画像データとスプリットイメージが合成された再生画像を見ることで、記録(撮像)された本画像データのピント状態を記録後に容易に確認することができる。
ここで、図8Aに示した撮像装置1に設けられたスイッチ類について説明する。これらスイッチ類は、撮像装置1のうちモニタ118が設けられた背面に設けられている。
1201は再生画像を縮小するために操作されるズームDOWNスイッチであり、1202は再生画像を拡大するために操作されるズームUPスイッチである。1203はモニタ118のON/OFFを切り換えるために操作されるモニタスイッチである。
1204は各種操作メニューを表示するメニュースイッチであり、1205はスプリットイメージや画像の移動を指示するために操作される十字キー(第1の操作手段及び第2の操作手段)である。
1206はメニュー画面で選択した項目を決定するセットスイッチである。
図8Aには、再生画像の全体を表示する全画面表示状態を示している。また、図8Bは、ズームUPスイッチ1202の操作に応じて、再生画像(本画像データ)の一部を拡大処理して表示した拡大表示状態を示している。
図11は、本実施例の撮像装置1における再生モードでの再生表示処理(画像処理方法)の流れを示す。この処理も、システムコントローラ116の内部メモリに格納されたコンピュータプログラム(画像処理プログラム)に従って実行される。
システムコントローラ116は、再生モードになると、ステップS1で、カード制御回路120を介してメモリカード121から操作者が再生を望む画像ファイルを読み出す。読み出された画像ファイルはDRAM114に転送される。
ステップS2では、システムコントローラ116は、JPEGデータとして画像ファイルに収納された本画像データをDRAM114上からメモリ制御回路120を介して読み出し、該JPEGデータを伸張処理する。
ステップS3では、システムコントローラ116は、表示倍率を初期化する。ここでは、モニタ118上に再生画像の全体を表示するために、表示倍率を1倍に設定する。
次にステップS4では、システムコントローラ116は、不図示の再生スイッチの状態を判別し、再生スイッチがOFFであれば再生モードを終了する。一方、再生スイッチがONであれば、次のステップS5へ移行する。
ステップS5では、システムコントローラ116は、ズームUPスイッチ1202の状態を判別し、ズームUPスイッチ1202がオフであるときはステップS6に進む。また、ズームUPスイッチ1202がONであるときは、表示倍率を変更するステップS20に移行する。
ステップS6では、システムコントローラ116は、十字キー1205の状態を判別し、十字キー1205がOFFであるときはステップ8に進む。また、十字キー1205がONであるときは、スプリットイメージの表示位置情報を変更するステップS7に移行する。なお、スプリットイメージの表示位置情報の初期値は、画面の中央に設定されている。
ステップS7では、システムコントローラ116は、十字キー1205からの信号に応じて、本画像データ上でスプリットイメージを表示する(合成する)位置を変更する。
続いてステップS8では、システムコントローラ116は、ステップS2で生成された画像データをモニタ118に全画面表示するための変倍処理を変倍回路115に行わせる。
ステップS9では、システムコントローラ116は、DRAM114上の画像ファイルに収納されたA画像データ及びB画像データ(図には瞳分割画像と記す)をメモリ制御回路113を介して読み出す。そして、ステップS8で変倍処理された本画像データの拡大率と同じ拡大率でA画像データ及びB画像データの変倍処理を変倍回路115に行わせる。
次にステップS10では、システムコントローラ116は、スプリットイメージの表示位置情報に応じて、変倍処理後のA画像データ及びB画像データからスプリットイメージの表示枠内に収まる部分画像データ(表示A画像及び表示B画像)を切り出す。そして、切り出した表示A画像及び表示B画像を、ステップS8での変倍処理後の本画像データに合成し、該合成画像を再生画像としてモニタ118上に表示する。
ステップS4〜S10の処理を繰り返すことで、モニタ118に表示された再生画像上でスプリットイメージを自由に移動させることができ、再生画像(本画像データ)の任意の位置でのピント状態を容易に確認することができる。
ステップS20では、システムコントローラ116は、ズームUPスイッチ1202がONされるごとに拡大方向に表示倍率を変更する。
ステップS21では、システムコントローラ116は、十字キー1205の状態を判別し、十字キー1205がOFFであればステップ23に、ONであればステップS22に移行する。
ステップS22では、システムコントローラ116は、十字キー1205のONごとに、本画像データのうち拡大する領域の位置情報を変更する。
ステップS23では、システムコントローラ116は、ステップS2で生成された本画像データのうち拡大する領域をモニタ118に拡大表示するための変倍処理を変倍回路115に行わせる。
次に、ステップS24では、システムコントローラ116は、DRAM114上の画像ファイルに収納されたA画像データ及びB画像データ(瞳分割画像)をメモリ制御回路113を介して読み出す。そして、ステップS23で変倍処理された本画像データの拡大領域の拡大率と同じ拡大率でA画像データ及びB画像データの変倍処理を変倍回路115に行わせる。
さらにステップS25では、システムコントローラ116は、本画像データの拡大領域の位置に応じて、変倍処理後のA画像データ及びB画像データからスプリットイメージの表示枠内に収まる部分画像データ(表示A画像及び表示B画像)を切り出す。そして、切り出した表示A画像及び表示B画像を、ステップS23での変倍処理後の本画像データの拡大領域画像に合成し、該合成画像を拡大再生画像としてモニタ118上に表示する。
ステップS4〜S24を繰り返すことで、拡大再生画像上にスプリットイメージを表示した状態で本画像データのうち拡大領域を自由に移動させる(変更する)ことができ、再生画像(本画像データ)の任意の位置でのピント状態を容易に確認することができる。
図12において、1400,1401,1402は本画像データ1300の一部領域を拡大表示した拡大再生画像を示す。拡大再生画像1400は、本画像データ1300内の合焦点に位置する被写体1301を含む領域を拡大した画像である。拡大再生画像1401は、本画像データ1300内の合焦点より近い距離に位置する被写体1302を含む領域を拡大した画像である。拡大再生画像1402は、本画像データ1300内の合焦点より遠い距離に位置する被写体1303を含む領域を拡大した画像である。
いずれの拡大再生画像1400〜1402においても、スプリットイメージの表示位置は画面の中央に固定され、拡大領域を移動させている。
図13には、本発明の実施例である画像処理装置を示している。
画像処理装置800は、パーソナルコンピュータにより構成され、実施例2で図11を用いて説明した再生表示処理(画像処理方法)と基本的に同じ処理を行うコンピュータプログラムがインストールされている。
実施例1で説明した撮像装置1において本画像データとA画像データ及びB画像データが記録されたメモリカード121を撮像装置1から取り外し、パーソナルコンピュータのメモリスロットに装着する。これにより、パーソナルコンピュータは、メモリカード121から本画像データやA画像データ及びB画像データを読み込み、再生画像を生成する。
再生画像は、パーソナルコンピュータのモニタ801に表示される。再生画像の拡大率の設定、スプリットイメージの表示位置、拡大領域の変更等は、パーソナルコンピュータに接続されたマウスやキーボードを通じて行われる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、A画像データ及びB画像データを用いてスプリットイメージを本画像データに合成して再生表示する場合について説明した。しかし、再生表示方法はこれに限らず、例えば、A画像データ及びB画像データのうち少なくとも一方を本画像データに重ねて2重画像や3重画像として再生表示してもよい。
本発明の実施例1及び実施例2の撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1の撮像装置に用いられる撮像素子の画素配列を示す図。 上記画素配列の拡大図。 上記撮像素子のAF画素におけるピント状態(合焦状態)と位相差との関係を示す図。 上記撮像素子のAF画素におけるピント状態(非合焦状態)と位相差との関係を示す図。 AF画素から読み出した像信号を示す図。 上記撮像装置における撮像処理を示すフローチャート。 上記撮像装置における全画面表示例を示す図。 上記撮像装置における拡大表示例を示す図。 実施例2における本画像データ、A画像データ、B画像データ及び再生画像の例を示す図。 上記撮像装置により記録媒体に格納される画像ファイルの構成を示す図。 実施例2における再生表示処理を示すフローチャート。 実施例2における拡大再生表示の例を示す図。 本発明の実施例3である画像処理装置を示す図。
符号の説明
1 撮像装置
101 撮像レンズ
104 撮像素子
109 現像画素補正回路
110 AF画素選択回路
111 現像処理回路
112 位相差AF回路
115 変倍回路
116 システムコントローラ
118 モニタ
121 メモリカード
800 画像処理装置
1300 本画像データ
1320,1321 スプリットイメージ(表示A画像、表示B画像)
R,G,B 撮像画素(開口部)
S1,S2 AF画素(開口部)

Claims (10)

  1. 被写体から撮像光学系に入射した光束により形成された第1の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第1の画像データを生成する第1の画像生成手段と、
    前記光束のうち分割された2つの光束により形成された、該撮像光学系の焦点状態に応じた位相差を有する2つの第2の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第2の画像データを生成する第2の画像生成手段と、
    前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを、保存のために記録媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1及び第2の画像データを前記記録媒体から読み出す読み出し手段と、
    該第1の画像データとともに該第2の画像データ又は該第2の画像データから生成された画像データを表示手段に再生表示させる再生手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記再生手段は、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを合成して前記表示手段に再生表示させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記再生手段は、前記第2の画像データから前記位相差に応じたスプリットイメージの画像データを生成し、前記第1の画像データとともに前記スプリットイメージを前記表示手段に再生表示させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 操作者により操作される第1の操作手段を有し、
    前記再生手段は、前記第1の操作手段の操作に応じて、前記表示手段における前記スプリットイメージの表示位置を変更することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 操作者により操作される第2の操作手段を有し、
    前記再生手段は、前記第1の画像データの一部の領域を拡大して前記表示手段に再生表示させ拡大処理が可能であり、
    前記再生手段は、前記第2の操作手段が操作された場合に、前記表示手段における前記スプリットイメージの表示位置を固定して前記拡大処理による拡大領域を変更することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の光学像を光電変換する第1の画素群と前記第2の光学像を光電変換する第2の画素群とを有する撮像素子を有し、
    前記第1の画像生成手段は前記第1の画素群からの信号を用いて前記第1の画像データを生成し、前記第2の画像生成手段は前記第2の画素群からの信号を用いて前記第2の画像データを生成することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の撮像装置により前記第1の画像データ及び前記第2の画像データが記録された記録媒体が装着される画像処理装置であって、
    前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを前記記録媒体から読み出す読み出し手段と、
    該第1の画像データとともに該第2の画像データ又は該第2の画像データから生成された画像データを表示手段に再生表示させる再生手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 被写体から撮像光学系に入射した光束により形成された第1の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第1の画像データを生成するステップと、
    前記光束のうち分割された2つの光束により形成された、該撮像光学系の焦点状態に応じた位相差を有する2つの第2の光学像を光電変換して得られた信号に基づいて第2の画像データを生成するステップと、
    前記第1の画像データ及び前記第2の画像データを、保存のために記録媒体に記録するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 請求項1から7のいずれか1つに記載の撮像装置により前記第1の画像データ及び前記第2の画像データが記録された記録媒体から該第1の画像データ及び該第2の画像データを読み出すステップと、
    該第1の画像データとともに該第2の画像データ又は該第2の画像データから生成された画像データを表示手段に再生表示させるステップとを有することを特徴とする画像処理方法。

JP2008076825A 2008-03-24 2008-03-24 撮像装置、その制御方法、画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP5043730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008076825A JP5043730B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 撮像装置、その制御方法、画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008076825A JP5043730B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 撮像装置、その制御方法、画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009232288A true JP2009232288A (ja) 2009-10-08
JP5043730B2 JP5043730B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=41247152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008076825A Expired - Fee Related JP5043730B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 撮像装置、その制御方法、画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5043730B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013243439A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Nikon Corp 画像処理装置および画像処理プログラム並びに電子カメラ
JP2014042354A (ja) * 2013-11-22 2014-03-06 Nikon Corp 撮像素子および撮像装置
WO2014069228A1 (ja) * 2012-11-05 2014-05-08 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及びプログラム
WO2015037343A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US9036074B2 (en) 2009-02-17 2015-05-19 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
CN104838313A (zh) * 2012-09-19 2015-08-12 富士胶片株式会社 摄像装置及其控制方法
US9215389B2 (en) 2011-05-16 2015-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Image pickup device, digital photographing apparatus using the image pickup device, auto-focusing method, and computer-readable medium for performing the auto-focusing method
JP5931206B2 (ja) * 2012-09-19 2016-06-08 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、プログラム及び画像処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215405A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Canon Inc 撮像装置およびその撮像画像表示方法ならびに記録媒体
JP2005303409A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Canon Inc 固体撮像装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215405A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Canon Inc 撮像装置およびその撮像画像表示方法ならびに記録媒体
JP2005303409A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Canon Inc 固体撮像装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10382713B2 (en) 2009-02-17 2019-08-13 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US11910118B2 (en) 2009-02-17 2024-02-20 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US11632511B2 (en) 2009-02-17 2023-04-18 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US11272131B2 (en) 2009-02-17 2022-03-08 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US9036074B2 (en) 2009-02-17 2015-05-19 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US9609248B2 (en) 2009-02-17 2017-03-28 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US9258500B2 (en) 2009-02-17 2016-02-09 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US9894305B2 (en) 2009-02-17 2018-02-13 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US10924699B2 (en) 2009-02-17 2021-02-16 Nikon Corporation Backside illumination image sensor, manufacturing method thereof and image-capturing device
US9215389B2 (en) 2011-05-16 2015-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Image pickup device, digital photographing apparatus using the image pickup device, auto-focusing method, and computer-readable medium for performing the auto-focusing method
JP2013243439A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Nikon Corp 画像処理装置および画像処理プログラム並びに電子カメラ
CN104838313A (zh) * 2012-09-19 2015-08-12 富士胶片株式会社 摄像装置及其控制方法
JPWO2014046036A1 (ja) * 2012-09-19 2016-08-18 富士フイルム株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP5931206B2 (ja) * 2012-09-19 2016-06-08 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、プログラム及び画像処理方法
US9699367B2 (en) 2012-09-19 2017-07-04 Fujifilm Corporation Imaging device and method for displaying multiple objects of an imaging view
CN104769932A (zh) * 2012-11-05 2015-07-08 富士胶片株式会社 图像处理装置、摄像装置、图像处理方法及程序
CN104769932B (zh) * 2012-11-05 2018-01-23 富士胶片株式会社 图像处理装置、摄像装置、图像处理方法及程序
US9386228B2 (en) 2012-11-05 2016-07-05 Fujifilm Corporation Image processing device, imaging device, image processing method, and non-transitory computer-readable medium
WO2014069228A1 (ja) * 2012-11-05 2014-05-08 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及びプログラム
JPWO2015037343A1 (ja) * 2013-09-11 2017-03-02 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5934844B2 (ja) * 2013-09-11 2016-06-15 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
WO2015037343A1 (ja) * 2013-09-11 2015-03-19 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2014042354A (ja) * 2013-11-22 2014-03-06 Nikon Corp 撮像素子および撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5043730B2 (ja) 2012-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5043730B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、画像処理装置及び画像処理方法
JP5854984B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP5043626B2 (ja) 撮像装置
JP4787906B1 (ja) 撮像装置、方法およびプログラム
US20130010078A1 (en) Stereoscopic image taking apparatus
US10587860B2 (en) Imaging apparatus and method for controlling same
JP2012222495A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP4260094B2 (ja) ステレオカメラ
JP2006303961A (ja) 撮像装置
JP5100410B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2020098968A (ja) 撮像素子、撮像装置、および撮像方法
JP2006166358A (ja) 撮像装置および撮像システム
US11108944B2 (en) Image processing apparatus for providing information for confirming depth range of image, control method of the same, and storage medium
JP5153293B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2011103555A (ja) 撮像装置
JP6138222B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP4243412B2 (ja) 固体撮像装置および信号処理方法
JP2013037295A (ja) 撮像装置及び撮像素子
JP7134601B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP5641352B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2012134767A (ja) ウェーブフォーム表示機能を備えたカメラ
JP5498561B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2017034344A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2014090252A (ja) 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置およびその制御方法、並びに画像処理プログラム
JP2005303351A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120712

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5043730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees