JP2009230533A - 故障解析機能を備えた情報処理装置、故障解析方法及び故障解析プログラム - Google Patents

故障解析機能を備えた情報処理装置、故障解析方法及び故障解析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 重障害時において的確に故障部品を指摘することができる故障解析機能を備えた情報処理装置を提供する。
【解決手段】 重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、一つの故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納し、障害発生時に、その障害情報からその障害種別を判別して、該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納し、障害発生時に、上記故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループ番号を特定し、これを上記障害ログデータに関連付けて格納し、重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを参照して、故障検出箇所を特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のハードウェア装置を備え、ハードウェア障害発生時に故障箇所を解析して交換部品を指摘する故障解析機能を備えた情報処理装置、故障解析方法及び故障解析プログラムに関する。
複数のハードウェア装置を備える情報処理装置としては、ハードウェア障害発生時に故障箇所を解析して交換部品を指摘する故障解析機能を備えた情報処理装置が提供されている。この種の情報処理装置の故障解析機能においては、一般的に、障害発生毎にハードウェア装置のログ情報を採取し、このログ情報を解析することにより障害によって故障した障害検出箇所を特定し、特定した障害検出箇所から交換部品を指摘する。
また、上記のような故障解析機能においては、ログ単位(1つのログ毎)に障害検出箇所を解析して交換部品を指摘している為、ログ単位の解析では交換部品を1つに特定できない障害の場合には、故障の有無によらず複数の交換部品を指摘していた。
このような情報処理装置における障害ログ情報の採取及び故障解析に関する技術は、特開2001−067248号公報(特許文献1)、特開2005ー284357号公報(特許文献2)などに記載されている。
特開2001−067248号公報
特開2005ー284357号公報
しかしながら、この種の情報処理装置における故障解析機能は、例えば高速シリアルリンク接続された装置間のインターフェイスでリンクダウン(これは重障害の一つと定義される)が発生した場合や、複数のDIMM(Dual INliNe Memory Module)でマルチビットエラー(同様に、重障害の一つと定義される)を検出した場合、重障害のログの解析のみでは交換部品を1つに特定する事ができないという問題がある。
この為、このような重障害が発生した場合、故障の有無によらずリンクダウンが発生したインターフェイスに接続されている両装置や、複数のDIMMを交換部品として指摘していた。
すなわち、ログ単位(1つのログ毎)に障害検出箇所を解析して交換部品を指摘している為、ログ単位の解析では交換部品を1つに特定できない障害の場合、故障の有無によらず複数の交換部品を指摘しており、従って、的確な故障指摘ができていなかった。
また、システムダウンに至る重障害が発生するより前に、この重障害の予兆としてシステムダウンに至らない軽障害が発生している事が多く、交換部品を1つに絞り込むには、重障害と以前に発生した軽障害のログを人手で時間をかけて関連付けて解析する必要があった。故障部品を特定する解析時間及び交換部品数を削減することが重要な課題となっている。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、前述のような装置間のインターフェイスでリンクダウンが発生した場合や、複数のDIMMでマルチビットエラーを検出した場合などの重障害時においても、的確に故障部品を指摘することができる故障解析機能を備えた情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明による情報処理装置は、複数のハードウェア装置を備え、ハードウェア障害発生時に故障箇所を解析する故障解析機能を備えた情報処理装置であって、重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納する故障関連付けテーブル格納手段と、障害発生時に、障害情報からその障害種別を判別して該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納する障害ログデータ格納手段と、障害発生時に、故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループの識別情報を特定し、特定した故障グループの識別情報を障害ログデータに関連付けて格納する故障グループ関連付け手段と、重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを解析して、故障検出箇所を特定する障害解析手段とを含む。
本発明による障害解析方法は、複数のハードウェア装置を備え、ハードウェア障害発生時に故障箇所を解析する故障解析機能を備えた情報処理装置における障害解析方法であって、重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納する故障関連付けテーブル格納ステップと、障害発生時に、障害情報からその障害種別を判別して該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納する障害ログデータ格納ステップと、障害発生時に、故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループの識別情報を特定し、特定した故障グループの識別情報を障害ログデータに関連付けて格納する故障グループ関連付けステップと、重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを解析して、故障検出箇所を特定する障害解析ステップを含む。
本発明によるプログラムは、コンピュータ上で動作し、複数のハードウェア装置を備える情報処理装置のハードウェア障害発生時に、故障箇所を解析するプログラムであって、コンピュータに、重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納する故障関連付けテーブル格納処理と、障害発生時に、障害情報からその障害種別を判別して該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納する障害ログデータ格納処理と、障害発生時に、故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループの識別情報を特定し、特定した故障グループの識別情報を障害ログデータに関連付けて格納する故障グループ関連付け処理と、重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを解析して、故障検出箇所を特定する障害解析処理とを実行させる。
本発明によれば、重障害と同じ障害グループの過去に発生した軽障害を予兆として解析する事ができるようになり、その結果、高い精度で交換部品を1つに特定する事ができる。
その理由は、前述したように、重障害発生時に、重障害と同一グループ番号に属する複数の軽障害のデータが参照され、これら複数のデータに基づいて障害検出箇所が特定されるようになるからである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態の構成)
図1は、本発明の実施の形態による情報処理装置のブロック図である。
図において、情報処理装置50は、高速シリアルリンクインターフェイス400で相互に接続された複数の装置(例えば、プロセッサ装置)1〜K、これら装置1〜Kに接続された複数セットのDIMM(1)、DIMM(2)〜DIMM(J−1)、DIMM(J)をハードウェア装置として備え、さらにこれらハードウェア装置の故障を解析する機能としての診断コントローラ10を備えている。
装置1は、データの入出力用に他の装置Kと高速シリアルリンクインターフェイス400で接続されており、装置1と装置K間のリンクダウン(これは重障害の一つと定義される)と装置Kからの入力データのシングルビットエラー(これは軽障害の一つと定義される)を検出する誤り検出回路を備える(ここでは図示しない)。また、装置1は、障害検出時に診断プロセッサー20に障害通知200を出力し、診断プロセッサーからのログ採取指示201の入力を契機に装置1のログを採取して、採取したログをログデータ202として診断プロセッサー20に出力する機能を備える。
装置Kは、データの入出力用に装置1と高速シリアルリンクインターフェイス400で接続されており、装置Kと装置1間のリンクダウン(重障害)と装置1からの入力データのシングルビットエラー(軽障害)を検出する誤り検出回路を備える(ここでは図示しない)。
また、装置Kは、DIMM(1)とDIMM(J−1)とDIMMインターフェイス401を介して接続され、DIMM(2)、DIMM(J)とDIMMインターフェイス402を介して接続されており、これらのDIMMの入力データのマルチビットエラー(重障害)、シングルビットエラー(軽障害)を検出する誤り検出回路を備える(ここでは図示しない)。
また、装置Kは、障害発生時に診断プロセッサー20に障害通知205を出力し、診断プロセッサーからのログ採取指示206の入力を契機に装置Kのログを採取して、採取したログをログデータ207として診断プロセッサー20に出力する機能を備える。
診断コントローラ10は、装置1〜Kとデータ交換可能に接続されている診断プロセッサー20と、装置1〜Kから送られてくるログデータを格納するためのログ格納領域23と、診断プロセッサー20からの要求に応じてログデータ並びに故障関連付けテーブル22を参照してハードウェア装置の故障解析を行う故障解析プログラム21と、ハードウェア装置の故障関連付け情報を保持する故障関連付けテーブル22を備えている。
診断プロセッサー20は、装置1〜Kからの障害通知を受信し、これらからのログデータをログ格納領域23に格納し、故障解析プログラム21にこれらログデータの解析を依頼する機能を有している。
すなわち、診断プロセッサー20は、装置1からの障害通知200の入力を契機にログ採取指示201を装置1に出力して、装置1からのログデータ202を入力する機能を備え、また装置Kからの障害通知205の入力を契機にログ採取指示206をKに出力して、装置Kからのログデータ207を入力する機能を備える。
また、診断プロセッサー20は、ログデータ202またはログデータ207の入力を契機に、ログ格納領域23のログの若番から順に(0、1、・・・、Nー1、N)採取したログを格納するようにログ格納領域信号109を生成し、ログデータ202またはログデータ207に障害種別(重障害、軽障害)を示す値を登録したヘッダーを付与してログデータ108を生成し、ログ格納指示信号100、ログ格納領域信号109、ログデータ108をログ格納領域23に出力する機能を備える。
診断プロセッサー20は、また、ログデータ202またはログデータ207の入力を契機に、故障解析指示信号101と、ログ格納領域信号109をログ格納領域信号110として故障解析プログラム21に出力する機能を備える。また、故障解析プログラム21から入力した故障解析結果通知信号107を故障解析結果300としてコンソールに出力する機能を備える。
ログ格納領域23は、診断プロセッサー20からの要求に応じて、送信されてくるログデータを指定位置に格納する機能、故障解析プログラム21からの要求に応じて、指定のログデータを出力する機能などを有し、これは半導体メモリや補助記憶装置などの記録媒体を含んで構成される。
すなわち、ログ格納領域23は、診断プロセッサー20からのログ格納指示信号100、ログ格納領域信号109、ログデータ108を入力し、ログ格納指示信号の入力を契機にログ格納領域信号109が示すログ(0)〜(N)にログデータ108を格納する機能を備える。
また、ログ格納領域23は、故障解析プログラム21からログ読み出し信号102、ログ格納領域信号111を入力して、ログ読み出し信号102の入力を契機にログ格納領域信号111が示すログ0〜Nをログデータ103として故障解析プログラム21に出力する機能を備える。
さらに、ログ格納領域23は、故障解析プログラム21からグループ番号格納指示信号104、ログ格納領域信号111、グループ番号112を入力して、グループ番号格納指示信号104の入力を契機に、ログ格納領域信号111が示すログ(0)〜(N)のヘッダー(0)〜(N)にグループ番号112を格納する機能を備える。
故障解析プログラム21は、診断プロセッサー20から故障解析指示信号101、ログ格納領域信号110を入力して、故障解析指示信号101の入力を契機に、ログ読み出し指示信号102、ログ格納領域信号110をログ格納領域信号111としログ格納領域23に出力し、ログ格納領域23からログデータ103を入力する機能を備える。
また、 故障解析プログラム21は、ログデータ103の入力を契機に、テーブル参照指示信号105を故障関連付けテーブル22に出力し、故障関連付けテーブル22からテーブルデータ106を入力する機能を備える。
故障解析プログラム21は、また、ログデータ103から特定した故障検出箇所が、テーブルデータ106に登録されている故障検出箇所と一致するか否か判定し、判定結果から故障グループを特定する識別情報である番号を決定し、グループ番号格納指示信号104、ログ格納領域信号111、故障グループ番号をグループ番号112としてログ格納領域23に出力する機能を備える。
さらに故障解析プログラム21は、軽障害時には、ログデータ103から障害検出箇所の特定を行い、特定した障害検出箇所から交換部品を特定し、交換部品を故障解析結果通知信号107として診断プロセッサー20に出力する機能を備える。
また、故障解析プログラム21は、重障害時には、ログデータ103から障害検出箇所の特定を行い、特定した障害検出箇所がテーブルデータ106に登録されている故障検出箇所と一致するか否かの判定を行う機能を有する。
そして、故障解析プログラム21は、一致しなければ、特定した障害検出箇所から交換部品を特定し、交換部品を故障解析結果通知信号107として診断プロセッサー20に出力し、一致すれば、重障害より過去に発生したログ格納領域23のログ分を、ログ読み出し指示信号102とログ格納領域信号111をログ格納領域23に出力し、ログデータ103をログ格納領域23から入力し、重障害と同じ故障グループ番号のログデータ103から交換部品を特定し、交換部品を故障解析結果通知信号107として診断プロセッサー20に出力する機能を備える。
故障関連付けテーブル22は、故障解析プログラム21からテーブル参照指示信号105を入力して、テーブルデータ106を故障解析プログラム21に出力する機能を備える。
次に、図1の故障関連付けテーブル22の形式について、図2、図3、図4を参照して説明する。図2は、故障関連付けテーブルの形式を示した一例である。
この故障関連付けテーブルにおいて、特定のハードウェア装置における重障害と関連する他のハードウェア装置の軽障害の関連性が規定されている。具体的には、列1には交換部品を1つに特定できない重障害の障害保持レジスタ(これはその重障害に係るハードウェア装置の備える障害記録用のレジスタである)のアドレス、すなわちログのヘッダーからのオフセットをあらかじめ登録しておく。
列2〜列Mには、列1の重障害が発生した場合に、この重障害の予兆となる軽障害の障害保持レジスタのアドレス、すなわちログのヘッダーからのオフセットをあらかじめ登録しておく。この列1〜列Mの1行を、1つの障害グループとして扱い、その故障グループを識別する情報として故障グループ番号(1〜N)を割りあてている。
次に、故障関連付けテーブル22の列1〜列Mの登録例を、図2、図3、図4を参照して説明する。図3は、DIMM(1)とDIMM(2)をペア1、DIMM(3)とDIMM(4)をペア2として装置4と接続した構成例である。
この例では、装置4から同時にアクセスできる2つのDIMMを1つのペアとしている。装置4とDIMM間のアクセス時間を高速化するような場合、例えば16バイトのデータをDIMM(1)とDIMM(2)に8バイト毎に分割して同時アクセスするといった構成が用いられる。
装置4には、DIMMの入力データのマルチビットエラー(重障害)とシングルビットエラー(軽障害)を検出する誤り検出回路30が備えられている。誤り検出回路30は、ペアを構成する2つのDIMMのデータを合わせて(例えば、DIMM(1)とDIMM(2)からの8バイト毎のデータを16バイトにして)チェックする為、マルチビットエラーを検出した場合、交換部品を1つのDIMMに特定できない。
誤り検出回路30が障害を検出した場合、対応する障害保持レジスタ30a〜30fに障害検出を示す値を格納する。障害発生時に、この障害保持レジスタ30a〜30fは、ログの一部として採取される。障害保持レジスタ30aをペア1のマルチビットエラー用(重障害)、障害保持レジスタ30bをDIMM(1)のシングルビットエラー用(軽障害)、障害保持レジスタ30cをDIMM(2)のシングルビットエラー用(軽障害)とした場合、図2の故障関連付けテーブルの故障グループ番号1の列1にログのヘッダーからの障害保持レジスタ30aのオフセットを、列2にログのヘッダーからの障害保持レジスタ30bのオフセットを、列3にログのヘッダーからの障害保持レジスタ30cのオフセットをあらかじめ登録しておく。
また、障害保持レジスタ30dをペア2のマルチビットエラー用(重障害)、障害保持レジスタ30eをDIMM(3)のシングルビットエラー用(軽障害)、障害保持レジスタ30fをDIMM(4)のシングルビットエラー用(軽障害)とした場合、図2の故障関連付けテーブルの故障グループ番号2の列1にログのヘッダーからの障害保持レジスタ30dのオフセットを、列2にログのヘッダーからの障害保持レジスタ30eのオフセットを、列3にログのヘッダーからの障害保持レジスタ30fのオフセットをあらかじめ登録しておく。
図4は、装置1と装置2の接続を高速化する為にシリアルリンク接続した構成である。装置1は、装置1と装置2間のリンクダウン(重障害)と、装置2の入力データのシングルビットエラー(軽障害)を検出する誤り検出回路41を備えており、誤り検出回路41が障害を検出した場合、対応する障害保持レジスタ41a、41bに障害検出を示す値を保持する。障害発生時に、この障害保持レジスタ41a、41bは、ログの一部として採取される。
装置2は、装置2と装置1間のリンクダウン(重障害)と、装置1の入力データのシングルビットエラー(軽障害)を検出する誤り検出回路42を備えており、誤り検出回路42が障害を検出した場合、対応する障害保持レジスタ42a、42bに障害検出を示す値を格納する。障害発生時に、この障害保持レジスタ42a、42bは、ログの一部として採取される。
装置1の障害保持レジスタ41aをリンクダウン用(重障害)、障害保持レジスタ41bを装置2からのシングルビットエラー用(軽障害)とした場合、図2の故障関連付けテーブルの故障グループ番号N−1の列1にログのヘッダーからの障害保持レジスタ41aのオフセットを、列2にログのヘッダーからの障害保持レジスタ41bのオフセットをあらかじめ登録しておく。
また、装置2の障害保持レジスタ42aをリンクダウン用、障害保持レジスタ42bを装置1からのシングルビットエラー用、とした場合、図2の故障関連付けテーブルの故障グループ番号Nの列1にログのヘッダーからの障害保持レジスタ42aのオフセットを、列2にログのヘッダーからの障害保持レジスタ42bのオフセットをあらかじめ登録しておく。
(実施の形態による動作)
次に、上記のように構成される本実施の形態の情報処理装置50における処理を、図5〜図11に示すフローチャートを用いて説明する。
最初に、装置Kが軽障害を検出した場合の処理について説明する。図5及び図6は、装置Kが軽障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。
軽障害を検出した装置Kは、診断プロセッサー20に軽障害として障害通知205を出力する(ステップS501)。診断プロセッサー20は、障害通知205の入力を契機に、軽障害と判定し、装置Kにログ採取指示206を出力する(ステップS502)。装置Kは、ログ採取指示206の入力を契機に装置Kのログを採取して、これをログデータ207として診断プロセッサー20に出力する(ステップS503)。
診断プロセッサー20は、ログ格納領域23のログの若番から順(0、1、・・・、Nー1、N)に、採取したログを格納するようにログ格納領域信号109を生成する機能を備えている。よって診断プロセッサー20は、ログデータ207の入力を契機に、ログ格納指示信号100、ログ格納領域信号109、ログデータ207とヘッダー(ヘッダーに障害種別情報として軽障害を示す値を格納する)を、ログデータ108としてログ格納領域23に出力する(ステップS504)。ログ格納領域23は、ログ格納指示信号100を入力として、ログ格納領域信号109で示すログ(N)(ヘッダー(N)、ログデータ(N))にログデータ108を格納する(ステップS505)。
診断プロセッサー20は、故障解析指示信号101とログ格納領域信号110を故障解析プログラム21に出力する(ステップS506)。故障解析プログラム21は、故障解析指示信号101の入力を契機に、ログ読み出し信号102と、ログ格納領域信号110をログ格納領域信号111としてログ格納領域23に出力し、ログ格納領域信号111を保持しておく(ステップS507)。ログ格納領域23は、ログ読み出し指示信号102の入力を契機に、ログ格納領域信号111が示すログ(N)をログデータ103として故障解析プログラム21に出力する(ステップS508)。
故障解析プログラム21は、ログデータ103の入力を契機に、ログデータ103を解析して障害検出箇所(図3、図4の障害保持レジスタ)を特定して(ステップS509)、この障害検出箇所のログのヘッダーからのオフセットを保持し、テーブル参照指示信号105を故障関連付けテーブル22に出力する(ステップS510)。故障関連付けテーブル22は、テーブル参照指示信号105の入力を契機に、故障関連付けテーブルをテーブルデータ106として故障解析プログラム21に出力する(ステップS511)。
故障解析プログラム21は、テーブルデータ106を参照して、保持していた障害検出箇所のログのヘッダーからのオフセットが、テーブルデータ106の軽障害データを格納する列2〜列Mのログのヘッダーからのオフセットと一致しているか判定する(ステップS512)。
判定の結果、一致すれば、該当する故障グループ番号を、該当しなければ、「0」を故障グループ番号として保持する(ステップS513)。故障解析プログラム21は、グループ番号格納指示信号104と、保持したログ格納領域Nをログ格納領域信号111とし、保持した故障グループ番号をグループ番号112としてログ格納領域23に出力する(ステップS514)。ログ格納領域23は、グループ番号格納指示104の入力を契機に、ログ格納領域信号111が示すログNのヘッダー(N)にグループ番号112を格納する(ステップS515)。
故障解析プログラム21は、保持した障害検出箇所から交換部品を特定し、故障解析結果通知信号107として診断プロセッサー20に出力する(ステップS516)。診断プロセッサー20は、故障解析結果通知信号107を故障解析結果300としてコンソールに交換部品を出力する(ステップS517)。
以上により、装置Kが軽障害を検知した場合の処理が完了する。
次に、装置Kで重障害が発生した場合の動作を図7〜図11を参照して説明する。図7〜図11は、装置Kが重障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。
重障害を検出した装置Kは、診断プロセッサー20に重障害として障害通知205を出力する(ステップS701)。診断プロセッサー20は、障害通知205の入力を契機に、重障害と判定し、装置Kにログ採取指示201を出力する(ステップS702)。装置Kは、ログ採取指示201の入力を契機に、装置Kのログを採取して、これをログデータ202として診断プロセッサー20に出力する(ステップS703)。
診断プロセッサー20は、ログデータ207の入力を契機に、ログ格納指示信号100、ログ格納領域信号109、ログデータ207とヘッダー(ヘッダーに障害種別情報として重障害を示す値を格納)を、ログデータ108としてログ格納領域23に出力する(ステップS704)。ログ格納領域23は、ログ格納指示信号100を入力として、ログ格納領域信号109で示すログ(N)(ヘッダー(N)、ログデータ(N))にログデータ108を格納する(ステップS705)。
診断プロセッサー20は、故障解析指示信号101とログ格納領域信号110を故障解析プログラム21に出力する(ステップS706)。故障解析プログラム21は、故障解析指示信号101の入力を契機にログ読み出し信号102と、ログ格納領域信号110をログ格納領域信号111としてログ格納領域23に出力し、ログ格納領域111を保持する(ステップS707)。ログ格納領域23は、ログ読み出し指示信号109の入力を契機に、ログ(N)をログデータ103として故障解析プログラム21に出力する(ステップS708)。
故障解析プログラム21は、ログデータ103の入力を契機に、ログデータ103を解析して障害検出箇所(図3、図4の障害保持レジスタ)を特定して(ステップS709)、この障害検出箇所のログのヘッダーからのオフセットを保持し、テーブル参照指示信号105を故障関連付けテーブル22に出力する(ステップS710)。故障関連付けテーブル22は、テーブル参照指示信号105の入力を契機に、故障関連付けテーブルをテーブルデータ106として故障解析プログラム21に出力する(ステップS711)。
故障解析プログラム21は、テーブルデータ106を参照して、保持していた障害検出箇所のログのヘッダーからのオフセットが、テーブルデータ106の重障害データを格納する列1のログのヘッダーからのオフセットと一致しているか判定する(ステップS712)。
判定の結果、一致すれば、該当する故障グループ番号を、該当しなければ、0を重障害の故障グループ番号として保持する(ステップS713)。故障解析プログラム21は、グループ番号格納指示信号104として、保持したログ格納領域Nをログ格納領域信号111とし、保持した重障害の故障グループ番号をグループ番号112としてログ格納領域23に出力する(ステップS714)。ログ格納領域23は、グループ番号格納指示104の入力を契機に、ログ格納領域信号111が示すログ(N)のヘッダー(N)にグループ番号112を格納する(ステップS715)。
ここで、故障解析プログラム21が保持した故障グループ番号と、保持した重障害のログ格納領域の値によって処理が分岐される(ステップS716)。
すなわち、故障解析プログラム21が保持した重障害の故障グループ番号が0(つまり複数の故障部品が指摘されていない)、あるいは保持した重障害のログ格納領域が0(つまり最初のログデータである)の何れかの場合は、保持した障害検出箇所のみから交換部品を特定し、故障解析結果通知信号107として診断プロセッサー20に出力する(ステップS717)。診断プロセッサー20は、故障解析結果通知信号107を故障解析結果300としてコンソールに出力して完了する(ステップS718)。
一方、ステップS716において、故障解析プログラム21が保持した故障グループ番号が0以外であり(つまり複数の故障部品が指摘されている)、かつ保持した重障害のログ格納領域が0で無い場合、その故障グループ番号に係る故障関連付けテーブル22の列2〜列M(図2を参照)の数だけ軽障害回数を保持する領域をメモリ上に確保し、対応する列の保持領域に、初期値として「0」を格納する(ステップS719)。
次いで、故障解析プログラム21は、ログ読み出し指示信号102と、保持したログ格納領域)(Nー1)(例えば、保持したログ格納領域が「3」ならば「2」)を、ログ格納領域信号111としてログ格納領域23に出力し、ログ格納領域(Nー1)を保持する(ステップS720)。すなわち、故障解析プログラム21は、保持した重障害の故障グループに係る列2〜列Mのログデータを検出すべく順次ログを読み出す指示を出す。ログ格納領域23は、ログ読み出し指示信号102の入力を契機に、ログ格納領域信号111が示すログ(Nー1)をログデータ103として故障解析プログラム21に出力する(ステップS721)。
故障解析プログラム21は、保持したログ格納領域(Nー1)、ログデータ103のヘッダー(N−1)に格納されているログ障害種別、及びその故障グループ番号と保持した重障害の故障グループ番号の対比から、下記のように次処理を行う(ステップS722)。つまり、保持した重障害データとログ格納領域Nー1との関連性を判断する。ここでグループ番号比較結果は、ログデータ103のヘッダー(N−1)に格納されている故障グループ番号と、保持した重障害の故障グループ番号を比較した結果を示す。
ログ格納領域Nー1 ログ障害種別 グループ番号比較結果 次処理
0 重障害 一致 ステップS728へ
0 重障害 不一致 ステップS728へ
0 軽障害 一致 ステップS723へ
0 軽障害 不一致 ステップS728へ
0以外 重障害 一致 ステップS720へ
0以外 重障害 不一致 ステップS720へ
0以外 軽障害 一致 ステップS723へ
0以外 軽障害 不一致 ステップS720へ
図11にステップS722における具体的な処理内容を示す。最初にステップS722では、ログ格納領域(Nー1)の値がチェックされる(ステップS1101)。この値が「0」以外の場合、すなわち後述するステップS726の処理で+1の値がセットされている場合、次に、そのログ障害種別が重障害であるか軽障害であるかをチェックする(ステップS1102)。ここでログ障害種別が重障害であると判断された場合には、処理は図9のステップS720に戻され、更に次のログ格納領域について本図における処理が繰り返される。
一方、ログ障害種別が軽障害であると判断された場合には、次に、ログデータ103のヘッダー(N−1)に格納されている故障グループ番号と、保持した重障害の故障グループ番号が比較される(ステップS1103)。そして、比較の結果、これらの故障グループ番号が一致すると判断された場合、つまり、本重障害の予兆となる軽障害データが存在すると判断される場合には、処理は図9のステップS723へ渡される。また、故障グループ番号が一致しないと判断された場合には、処理はステップS720へ戻される。
また、ステップS1101において、ログ格納領域(Nー1)の値が「0」である場合、そのログ障害種別が重障害であるか軽障害であるかがチェックされる(ステップS1104)。ここでログ障害種別が重障害であると判断された場合には、処理は図10のステップS728に渡される。
一方、ログ障害種別が軽障害であると判断された場合には、次に、ログデータ103のヘッダー(N−1)に格納されている故障グループ番号と、保持した重障害の故障グループ番号が比較される(ステップS1105)。そして、比較の結果、これらの故障グループ番号が一致すると判断された場合、つまり本重障害の予兆となる軽障害データが存在すると判断される場合には、処理は図9のステップS723へ渡される。また、故障グループ番号が一致しないと判断された場合には、処理はステップS728へ戻される。
図9に戻り、ステップS722において、上に説明したように、ログ格納領域(Nー1)のログ障害種別が軽障害であり、かつその故障グループ番号が故障解析プログラム21に保持した故障グループ番号と一致する場合には、処理はステップS723へ進む。すなわち、故障解析プログラム21は、ログデータ103の入力を契機にログデータ103を解析して障害検出箇所を特定して(ステップS723)、この障害検出箇所のログのヘッダーからのオフセットを保持し、テーブル参照指示信号105を故障関連付けテーブル22に出力する(ステップS724)。
故障関連付けテーブル22は、テーブル参照指示信号105の入力を契機に、故障関連付けテーブルをテーブルデータ106として故障解析プログラム21に出力する(ステップS725)。故障解析プログラム21は、保持した障害検出箇所のログのヘッダーからのオフセットが、テーブルデータ106の保持した重障害の故障グループ番号が示す列2〜Mと一致した列の、軽障害回数を保持する領域の値に+1(「1」増分した値)を格納する(ステップS726)。例えば列2の障害検出箇所に一致する場合は、列2の保持領域の値を+1する。
次に、保持したログ格納領域(N−1)の値を判断し、それが0の場合、処理をステップS728に移す。また、ログ格納領域(N−1)が「0」以外の場合、処理をステップS720に戻す(ステップS727)。
ステップS722において、上に説明したように、ログ格納領域(Nー1)が「0」であり、かつそのログ障害種別が重障害である場合、または、ログ格納領域(Nー1)のログ障害種別が軽障害であり、かつその故障グループ番号が故障解析プログラム21に保持した故障グループ番号と一致しない場合には、処理はステップS728へ進む。また、ステップS727において、ログ格納領域(Nー1)の値が「0」の場合も同様である。
ステップS728において故障解析プログラム21は、故障関連付けテーブル22の列2〜列M(図2を参照)毎に確保した軽障害の回数を保持する領域の値を参照し、値が「1」以上の列が無い場合は、列1を障害検出箇所として保持する(ステップS729)。また、値が「1」以上の列が1つ以上ある場合は、それらの列を障害検出箇所として保持する(ステップS730)。
上記処理完了後、軽障害回数保持領域に初期値としての「0」を格納しておく(ステップS731)。そして、故障解析プログラム21は、保持した障害検出箇所から交換部品を判定し、故障解析結果通知信号107として診断プロセッサー20に出力する(ステップS732)。診断プロセッサー20は、故障解析結果通知信号107を故障解析結果300としてコンソールに出力して完了する(ステップS733)。以上の処理を経て、装置Kで重障害が発生した場合の処理が完了する。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、診断コントローラ10に、重障害と重障害の予兆を示す軽障害を同一の故障グループとして関連付けて定義する故障関連付けテーブルを設ける事で、故障関連付けテーブルの定義に従って故障グループ単位で関連付けてログを管理する事が可能となり、重障害発生時に故障解析プログラムが、重障害と同じ故障クループの軽障害ログも解析する事を可能とする。
これにより、故障解析プログラム21が、重障害のログの解析だけでは、複数の交換部材を指摘する障害において、重障害と同じ障害グループの過去に発生した軽障害を予兆として解析する事ができる為、交換部品を1つに特定する事ができる。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
本発明の実施の形態による情報処理装置のブロック図である。 本発明の実施の形態における故障関連付けテーブルの形式を示した一例である。 本発明の実施の形態におけるDIMM1とDIMM2をペア1、DIMM3とDIMM4をペア2として装置4と接続した構成例である。 本発明の実施の形態における装置1と装置2の接続を高速化する為にシリアルリンク接続した構成である。 本発明の実施の形態における装置Kが軽障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における装置Kが軽障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における装置Kが重障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における装置Kが重障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における装置Kが重障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における装置Kが重障害を検出した場合の処理を示すフローチャートである。 図9のステップS722内の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10:診断コントローラ
20:診断プロセッサー
21:故障解析プログラム
22:故障関連付けテーブル
23:ログ格納領域
30:誤り検出回路
30a〜30f:障害保持レジスタ
41:誤り検出回路
41a、41b:障害保持レジスタ
42:誤り検出回路
42a、42b:障害保持レジスタ
50:情報処理装置
100:ログ格納指示信号
101:故障解析指示信号
102:指示信号
103:ログデータ
104:グループ番号格納指示信号
105:テーブル参照指示信号
106:テーブルデータ
107:故障解析結果通知信号
108:ログデータ
109、110、112:ログ格納領域信号
112:グループ番号
200、205:障害通知
201、206:ログ採取指示
202、207:ログデータ
300:故障解析結果
400:高速シリアルリンクインターフェイス
401、402:DIMMインターフェイス

Claims (21)

  1. 複数のハードウェア装置を備え、ハードウェア障害発生時に故障箇所を解析する故障解析機能を備えた情報処理装置であって、
    重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納する故障関連付けテーブル格納手段と、
    障害発生時に、障害情報からその障害種別を判別して該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納する障害ログデータ格納手段と、
    障害発生時に、前記故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループの識別情報を特定し、特定した故障グループの識別情報を前記障害ログデータに関連付けて格納する故障グループ関連付け手段と、
    重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを解析して、故障検出箇所を特定する障害解析手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記故障関連付けテーブル格納手段は、
    情報処理装置のハードウェア装置が備える複数の障害保持用のレジスタのアドレスを関連付けて前記故障関連付けテーブルに格納することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記故障関連付けテーブル格納手段は、
    前記障害ログデータにおける、情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタのヘッダーからのオフセットを関連付けて前記故障関連付けテーブルに格納することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記障害ログデータ格納手段は、
    障害に係る情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタから障害情報を取得する手段と、
    前記取得した障害情報から障害種別を判別する手段と、
    前記障害情報を前記障害種別と共に障害ログデータとして格納する手段とを備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 前記障害ログデータ格納手段は、
    障害発生毎に、一のログ格納領域に前記障害ログデータを順次追記的に格納することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 前記故障グループ関連付け手段は、
    障害に係る情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタのアドレスを、前記故障関連付けテーブル内で検索し、該アドレスの属する故障グループの識別情報を、当該障害の故障グループの識別情報として特定することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 前記障害解析手段は、
    軽障害に係る障害ログデータに対し、前記障害ログデータから当該重障害と同じ故障グループのものを抽出し、該抽出されたログデータから故障検出箇所を特定することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 複数のハードウェア装置を備え、ハードウェア障害発生時に故障箇所を解析する故障解析機能を備えた情報処理装置における障害解析方法であって、
    重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納する故障関連付けテーブル格納ステップと、
    障害発生時に、障害情報からその障害種別を判別して該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納する障害ログデータ格納ステップと、
    障害発生時に、前記故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループの識別情報を特定し、特定した故障グループの識別情報を前記障害ログデータに関連付けて格納する故障グループ関連付けステップと、
    重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを解析して、故障検出箇所を特定する障害解析ステップを含むことを特徴とする障害解析方法。
  9. 前記故障関連付けテーブル格納ステップにおいて、
    情報処理装置のハードウェア装置が備える複数の障害保持用のレジスタのアドレスを関連付けて前記故障関連付けテーブルに格納することを特徴とする請求項8に記載の障害解析方法。
  10. 前記故障関連付けテーブル格納ステップにおいて、
    前記障害ログデータにおける、情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタのヘッダーからのオフセットを関連付けて前記故障関連付けテーブルに格納することを特徴とする請求項8に記載の障害解析方法。
  11. 前記障害ログデータ格納ステップが、
    障害に係る情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタから障害情報を取得し、
    前記取得した障害情報から障害種別を判別し、
    前記障害情報を前記障害種別と共に障害ログデータとして格納することをことを特徴とする請求項8から請求項10の何れかに記載の障害解析方法。
  12. 前記障害ログデータ格納ステップにおいて、
    障害発生毎に、一のログ格納領域に前記障害ログデータを順次追記的に格納することを特徴とする請求項8から請求項11の何れかに記載の障害解析方法。
  13. 前記故障グループ関連付けステップにおいて、
    障害に係る情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタのアドレスを、前記故障関連付けテーブル内で検索し、該アドレスの属する故障グループの識別情報を、当該障害の故障グループの識別情報として特定することを特徴とする請求項8から請求項12の何れかに記載の障害解析方法。
  14. 前記障害解析ステップにおいて、
    軽障害に係る障害ログデータに対し、前記障害ログデータから当該重障害と同じ故障グループのものを抽出し、該抽出されたログデータから故障検出箇所を特定することを特徴とする請求項8から請求項13の何れかに記載の障害解析方法。
  15. コンピュータ上で動作し、複数のハードウェア装置を備える情報処理装置のハードウェア障害発生時に、故障箇所を解析するプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    重障害の故障箇所と該重障害の予兆となる軽障害の故障箇所とを、故障グループとして関連付けて故障関連付けテーブルに格納する故障関連付けテーブル格納処理と、
    障害発生時に、障害情報からその障害種別を判別して該障害情報を該障害種別と共に障害ログデータとして格納する障害ログデータ格納処理と、
    障害発生時に、前記故障関連付けテーブルを参照して対応する故障グループの識別情報を特定し、特定した故障グループの識別情報を前記障害ログデータに関連付けて格納する故障グループ関連付け処理と、
    重障害発生時に、該重障害と同じ故障グループに属する軽障害の障害ログデータを解析して、故障検出箇所を特定する障害解析処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記故障関連付けテーブル格納処理において、
    情報処理装置のハードウェア装置が備える複数の障害保持用のレジスタのアドレスを関連付けて前記故障関連付けテーブルに格納することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記故障関連付けテーブル格納処理において、
    前記障害ログデータにおける、情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタのヘッダーからのオフセットを関連付けて前記故障関連付けテーブルに格納することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記障害ログデータ格納処理が、
    障害に係る情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタから障害情報を取得する処理と、
    前記取得した障害情報から障害種別を判別する処理と、
    前記障害情報を前記障害種別と共に障害ログデータとして格納する処理を含むことをことを特徴とする請求項15から請求項17の何れかに記載のプログラム。
  19. 前記障害ログデータ格納処理において、
    障害発生毎に、一のログ格納領域に前記障害ログデータを順次追記的に格納することを特徴とする請求項15から請求項18の何れかに記載のプログラム。
  20. 前記故障グループ関連付け処理において、
    障害に係る情報処理装置のハードウェア装置が備える障害保持用のレジスタのアドレスを、前記故障関連付けテーブル内で検索し、該アドレスの属する故障グループの識別情報を、当該障害の故障グループの識別情報として特定することを特徴とする請求項15から請求項19の何れかに記載のプログラム。
  21. 前記障害解析処理において、
    軽障害に係る障害ログデータに対し、前記障害ログデータから当該重障害と同じ故障グループのものを抽出し、該抽出されたログデータから故障検出箇所を特定することを特徴とする請求項15から請求項20の何れかに記載のプログラム。
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