JP2009229887A - 表示装置、及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示領域を可能な限り大きく確保し、かつ簡便な構成で光漏れを抑止することにより、高い表示品質を有する表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の表示装置10は、表示領域AAを有する表示パネル11と、前記表示パネル11の周縁部を覆う非透光性のベゼル13と、前記表示パネル11に光を供給する照明装置12と、を備え、前記表示パネル11は、前記表示領域AAの外周部に遮光部57を有し、前記照明装置12の非作動時には、前記ベゼル13のうち前記表示領域AA側の端部である内側端部13cが、前記遮光部57の内縁部57aより前記表示領域AA側に位置してなる一方、前記照明装置12の作動時には、前記ベゼル13の前記内側端部13cが、少なくとも前記遮光部57の外縁部57bより前記表示領域AA側に位置してなることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。
非発光型の液晶パネルと、この液晶パネルに対して光を照射する照明装置としてのバックライト装置とを備える液晶表示装置が知られている。このような液晶表示装置では、液晶パネルの表示面側の周縁部に、例えば額縁状のフレームが配され、液晶パネルが当該ベゼルとバックライト装置との間に挟持されることで略固定された構成を有するものが公知である(特許文献1参照)。
特開2006−163742公報
特許文献1に開示された表示装置では、額縁状フレームの内縁にテーパー部又は薄肉部が形成され、当該テーパー部又は薄肉部は、表示パネルの画像表示面側において、画像表示面より外側に位置し、さらに、画像表示面の外縁を画する枠縁状の遮光膜の外縁よりも内側に位置する構成とされている。表示パネルの周囲に形成された遮光膜は、画像表示面周縁での光漏れを防止するために設けられており、当該遮光膜の一部と、額縁状フレームの一部とが重畳する構成とされることにより、確実に光漏れを防止することが可能とされている。
ところで、一般に、液晶パネルは一対のガラス基板間に液晶層が挟持されてなる構成とされる一方、その周縁部に配されるフレームは強度付与の観点から金属製とされることが多く、比較的大きい線膨張係数を有する金属製フレームと、比較的小さい線膨張係数を有するガラス基板との間に線膨張係数の差異が生じる。液晶表示装置は、バックライト装置の作動時、すなわち当該液晶表示装置の使用時には、バックライト装置の発熱により全体として高温となる。かかる高温状態においては、両者の線膨張係数の差異に起因して、フレームが液晶パネルに比してより大きく変形し、両者の相対的な位置関係にずれが生じることがある。
特に、近年開発が進められている大型の液晶表示装置においては、液晶パネル及びフレームも大型化するため、両者の線膨張係数の差異に起因した相対的な位置の変位もより大きいものとなる。その結果、上記特許文献1に開示のように、バックライト装置が作動しない液晶表示装置の非使用時には互いの一部が重畳していた遮光膜とフレームとが、当該液晶表示装置の使用時には、フレームが液晶パネルよりも大きく外側に変形するために、互いに重畳する部分をもたない状態となる場合が生じ得る。すなわち、フレームの内縁が、液晶パネルの周縁に形成された遮光膜の外縁よりも外側に位置した状態となり、平面視した場合に両者の間に空隙が形成され得る。その結果、当該空隙から光漏れが生じて、視認者に輝点として視認されることとなり、当該液晶表示装置の表示品質を低下させることがある。
かかる光漏れを抑止するために、遮光膜を十分大きいものとして、フレームが変位した場合にも、遮光膜とフレームとが重畳する部分を有する構成とすることも考えられる。しかしながら、遮光膜が形成された部分は画像を表示することができない非表示領域とされるため、遮光膜を大きくすることは、液晶パネルの大きさに対して画像を表示する表示領域の面積を相対的に小さくすることに繋がり、商品価値を低下させることとなる。
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであって、表示領域を可能な限り大きく確保し、かつ簡便な構成で光漏れを抑止することにより、高い表示品質を有する表示装置を提供することを目的としている。また、本発明は、そのような表示装置を備えたテレビ受信装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルの周縁部を覆う非透光性のベゼルと、前記表示パネルに光を供給する照明装置と、を備え、前記表示パネルは、前記表示領域の外周部に、前記照明装置から供給される光を遮る遮光部を有し、前記遮光部は、前記表示領域側の端部が内縁部、その反対側の端部が外縁部とされ、前記照明装置の非作動時には、前記ベゼルのうち前記表示領域側の端部である内側端部が、前記遮光部の前記内縁部より前記表示領域側に位置してなる一方、前記照明装置の作動時には、前記ベゼルの前記内側端部が、少なくとも前記遮光部の前記外縁部より前記表示領域側に位置してなることを特徴とする。
このような構成によれば、表示パネルに形成された遮光部と、非透光性のベゼルとが、互いに重畳する部分を有するものとされているため、これらが重畳して設けられた部分では、遮光部とベゼルとにより光の進路が遮られることとなり、表示パネルの表示領域面において、照明装置から供給される光の意図しない光漏れを抑止することが可能となる。
照明装置の作動時、つまり当該表示装置の使用時には、照明装置の発熱により当該表示装置全体が高温(およそ20℃〜50℃)となる。このとき、ベゼルの線膨張係数α1と、遮光部が形成された部材の線膨張係数α2とが異なる値とされた場合には、ベゼルと当該部材との変形量(延出量)が異なるため、両者の相対的な位置関係にずれが生じることとなる。例えば、ベゼルの線膨張係数α1が、表示パネルの遮光部が形成された部材の線膨張係数α2より大きい場合には、表示領域面において、ベゼルが表示パネルより大きく外側に変形することとなる。その結果、特に当該表示装置が大型のものとされた場合においては、照明装置の非作動時(およそ0℃〜20℃)にはベゼルと遮光部とが互いに重畳する部分を有していたものが、作動時にはベゼルが遮光部より外側に移動(変位)してしまい、互いに重畳する部分をもたない状態となる場合がある。すなわち、ベゼルの内側端部が、遮光部の外縁部よりも外側に位置した状態となり、平面視した場合に両者の間に空隙が形成され得る。その結果、表示パネルにおいて、照明装置から供給された光が、当該空隙から漏れて輝点として視認されるため、当該表示装置の表示品質を低下させることがある。
ここで、当該表示装置の温度に拘らず、ベゼルと遮光部とが確実に重畳する部分を有するものとするために、例えば遮光部の大きさを十分に大きく(幅広に)することも考えられる。しかしながら、遮光部を相対的に大きくすることは、つまり表示パネルの非表示領域が相対的に大きくなる(広額縁化する)ことであり、表示領域が相対的に小さいものとなるため好ましくない。逆に、遮光部を相対的に大きくしつつ所定の表示領域を確保するためには、相対的に大きい表示パネルを準備する必要があるため、当該表示装置のコストが増大してしまう。
また、ベゼルと遮光部との変形量の差異を計算し、当該変形量相当の大きさの遮光部を形成することも考えられる。これによれば、照明装置の非作動時にはベゼルの内側端部が遮光部の内縁部の位置と一致し、作動時において最高温度となる時にはベゼルの内側端部が遮光部の外縁部の位置と一致するものとなり、表示パネルの広額縁化をできる限り抑制することが可能となる。しかしながら、このような構成は、設計の誤差により光漏れを許容するおそれがあり、さらに、当該表示装置内で乱反射することにより遮光部の脇(表示領域側とは反対側)を回りこんでくる光(以下、迷光ともいう)を遮ることが困難となる。
そこで、本発明者が鋭意検討した結果、照明装置の非作動時又は作動直後のように、当該表示装置が相対的に低温とされる場合には、ベゼルの内側端部が、遮光部の内縁部より表示領域側に位置してなるものとすることが好適であることを見出した。このような構成によれば、遮光部を相対的に大きくすることなく、すなわち非表示領域の狭額縁化により表示領域を可能な限り大きく確保しつつ、照明装置から供給される光の意図しない光漏れを抑止することが可能となる。ここで、表示領域とベゼルとが重なる部分においては表示画像が視認し難いものとされるものの、照明装置を作動させて当該表示装置が高温となるまでの時間は僅かなものであり、表示品質への影響は小さいと考えられる。
さらに、当該表示装置の使用時、つまり照明装置が作動することで相対的に高温となり、ベゼルと、表示パネルの遮光部が形成された部材との線膨張係数α1、α2の差に起因する両者の相対的な位置のずれが生じた場合にも、ベゼルの内側端部が少なくとも遮光部の外縁部より表示領域側に位置してなるものとした。これにより、遮光部とベゼルとは、当該表示装置の温度に拘らず、常に互いに重畳する部分を有してなるため、照明装置から表示パネルに供給された光は、遮光部又はベゼルにより遮光されることとなる。また、迷光に対しても、本発明の構成によれば、遮光部にその一部が重畳してなるベゼルにより迷光の進路が遮られるため、当該迷光が表示装置外へ漏れることはない。したがって、視認者に輝点として視認される光漏れを抑止することができ、高い表示品質を実現することが可能となる。
また、本発明の表示装置において、前記ベゼルの前記内側端部が、前記遮光部の前記内縁部より前記表示領域側に位置している場合には、前記表示領域のうち前記ベゼルと重畳する部分が黒表示されるものとすることができる。
このように、ベゼルの内側端部が遮光部の内縁部より表示領域側に位置している場合、表示領域の端部はベゼルにより覆われた状態となる。このとき、表示領域の端部に画像を表示すると、特に明度の大きい色で表示された場合に、表示領域とベゼルとの境界に線状模様が出現して表示品質を低下させる場合がある。しかしながら、本発明の構成によれば、表示領域のうちベゼルと重畳する部分を黒表示させるものとされているため、上記した線状模様の出現を防止することができ、高い表示品質を実現することが可能となる。また、かかる構成によれば、表示画像の端部が黒表示されることとなるが、線状模様が出現する場合に比して表示品質への影響が小さく、高い表示品質を維持することが可能となる。特に、当該表示装置をテレビ受信装置に用いる場合には、視認者には当該黒表示は視認され難く、テレビ画像の表示品質を損なうことはない。
また、前記ベゼルの前記内側端部が、前記遮光部の前記内縁部より前記表示領域側に位置している場合には、前記表示領域のうち前記ベゼルと重畳した部分を除いた表示可能領域において表示可能な大きさに画像を縮小して表示するものとすることができる。
このような構成によれば、表示領域に比して、これとベゼルとが重畳した部分の面積分小さくなる表示可能領域において、もとの画像の端部を欠くことなく、画像全体を表示することが可能となる。
また、前記ベゼルの前記内側端部の位置を検出する位置検出部を備えるものとすることができる。
また、当該表示装置の温度を検出する温度検出部を備え、当該温度検出部により検出された検出温度Tに基づいて前記ベゼルの前記内側端部の位置を特定するものとすることができる。特に、検出温度T、前記ベゼルの線膨張係数α1、及び前記表示パネルのうち前記遮光部が形成された部材の線膨張係数α2から前記ベゼルの前記内側端部の位置を計算する位置計算部を備えるものとすることができる。
このように、位置検出部、又は、温度検出部や位置計算部を設けることにより、ベゼルの内側端部の位置を特定することができ、当該位置に応じて、表示領域の黒表示を行う部分を決定したり、表示画像の縮小率を決定したりすることが可能となる。
また、前記ベゼルの線膨張係数α1は、前記表示パネルのうち前記遮光部が形成された部材の線膨張係数α2より大きいものとすることができる。
ベゼルの線膨張係数α1が、表示パネルのうち遮光部が形成された部材の線膨張係数α2より大きいものとされると、当該表示装置の使用時に、ベゼルが遮光部より外側に変位することで両者の間に空隙が生じ易く、その結果、光漏れが生じ易くなる。そこで、線膨張係数α1、α2の大小関係が上記のようにされた場合に、本発明に係るベゼルの内側端部と、遮光部の内縁部及び外縁部との相対的な位置関係とすることにより、当該光漏れを好適に抑止することが可能となる。
前記表示パネルとしては、一対の基板と、これら基板間に挟持される液晶層とからなる液晶パネルを例示することができる。このような表示装置は液晶表示装置として、種々の用途、例えばテレビやパソコンのデスクトップ画面等に適用でき、特に大型画面用として好適である。
また、本発明のテレビ受信装置は、上記表示装置を備えることを特徴とする。
このようなテレビ受信装置によると、光漏れが抑止された高い表示品質を有する表示装置を用いてなるため、輝点が視認されない高品質なテレビ画像を提供することが可能となる。
本発明の表示装置によると、簡便な構成で光漏れを抑止することができ、高い表示品質を実現することが可能となる。また、本発明のテレビ受信装置によると、光漏れが抑止された表示装置を用いてなるため、輝点が視認されない高品質なテレビ画像を提供することが可能となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態では、液晶表示装置10を備えるテレビ受信装置TVについて例示する。
図1は本実施形態に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図、図2は液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図、図3は図2の液晶表示装置の短辺方向に沿った断面構成を示す断面図、図4は図2の液晶表示装置の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図である。
本実施形態に係るテレビ受信装置TVは、図1に示すように、液晶表示装置10と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネットCA,CBと、電源Pと、テレビ放送などを受信するためのチューナーTNと、スタンドSとを備えて構成される。液晶表示装置(表示装置)10は、全体として横長の方形をなし、縦置き状態で収容されている。この液晶表示装置10は、図2に示すように、表示パネルである液晶パネル11と、外部光源であるバックライト装置(照明装置)12とを備え、これらがベゼル13などにより一体的に保持されるようになっている。
次に、液晶表示装置10を構成する液晶パネル11及びバックライト装置12について説明する(図2ないし図4参照)。
バックライト装置12は、所謂直下型のバックライト装置であって、液晶パネル11のパネル面(すなわち表示面)の背面直下に、当該パネル面に沿って光源(ここでは高圧放電管として冷陰極管17を用いている)を複数具備した構成となっている。
さらに、バックライト装置12は、上面側に開口部14bを有した略箱型をなすシャーシ14と、シャーシ14の開口部14bを覆うようにして取り付けられる拡散板15a及び光学シート15bと、これら拡散板15a及び光学シート15bをシャーシ14に保持するためのフレーム16とを備える。さらに、シャーシ14内には、冷陰極管17と、冷陰極管17をシャーシ14に取り付けるためのランプクリップ18と、冷陰極管17の端部を支持して当該冷陰極管17と後述するインバータ基板30との電気的接続を中継する中継コネクタ19と、冷陰極管17群の端部及び中継コネクタ19を一括して覆うホルダ20とを備える。なお、当該バックライト装置12においては、冷陰極管17よりも拡散板15a側が光出射側となっている。
シャーシ14は、金属製とされ、矩形状の底板とその各辺から立ち上がる側面とからなる浅い略箱型に形成されている。このシャーシ14には、冷陰極管17の光出射側とは反対側(シャーシ14の底板の内面側)に反射シート21が配設され、これにより光反射面が形成されている。
反射シート21は、合成樹脂製とされ、その表面が光反射性に優れた白色とされており、図3に示すように、シャーシ14の内面に沿ってそのほぼ全域を覆うように敷かれて一体化され、シャーシ14の壁面を構成している。この反射シート21により、冷陰極管17から出射された光を拡散板15a側に反射させることが可能となっている。
また、シャーシ14のうち冷陰極管17及び反射シート21が配設された側と反対側の面(シャーシ14の底板の外面)には、シャーシ14の長辺方向における両端部にインバータ基板30が取り付けられ、長辺方向における中央部に制御基板31が取り付けられている(図2参照)。インバータ基板30は、冷陰極管17に対する駆動電力として高周波電圧を生成するトランス等の回路部品を備え(図示せず)、冷陰極管17に電力を供給する。一方、制御基板31は、液晶パネル11へ送信される映像信号を生成する回路部品を備え(図示せず)、当該液晶パネル11の表示制御を行う。
冷陰極管17は、細長い管状をなしており、その長さ方向(軸方向)をシャーシ14の長辺方向と一致させた状態で、かつ多数本が互いに平行に並んだ状態でシャーシ14内に収容されている(図2及び図4参照)。冷陰極管17は、白色を呈する合成樹脂製のランプクリップ18に把持されることで、シャーシ14(反射シート21)との間に僅かな間隙が設けられた状態とされている。冷陰極管17の各端部は中継コネクタ19に嵌め込まれ、これら中継コネクタ19を被覆するようにホルダ20が取り付けられている。
ホルダ20は、白色を呈する合成樹脂製とされ、シャーシ14の短辺方向に沿って延びる細長い略箱型をなしている(図2参照)。当該ホルダ20は、図4に示すように、その表面側に拡散板15aを載置可能な階段状面を有するものとされている。
一方、シャーシ14の開口部14b側には拡散板15a及び光学シート15bが配設されている。拡散板15aは、合成樹脂製の板状部材に光散乱粒子が分散配合されてなり、線状光源たる冷陰極管17から出射される線状の光を拡散する機能を有する。拡散板15aの短辺縁部は上記したようにホルダ20の階段面上に載置され、長辺縁部はシャーシ14の縁部に載置されている(図3参照)。
拡散板15a上に配される光学シート15bは、拡散板15a側から順に、拡散シート、レンズシート、反射型偏光板が積層されたものであり、冷陰極管17から出射され、拡散板15aを通過した光を面状の光とする機能を有する。当該光学シート15bの周縁部の上面側にはフレーム16が設置され、当該フレーム16とベゼル13に挟持されるようにして液晶パネル11が配置されている。
続いて、液晶パネル11について説明する。図5は液晶パネルの画面中央側部分の拡大断面図、図6は図5液晶パネルに備わるアレイ基板の拡大平面図である。
液晶パネル11は、図5に示すように、一対の横長な矩形状をなす基板41,42と、両基板41,42間に介在し、電圧印加に伴って光学特性が変化する液晶層43とを備えている。
両基板41,42は、表側(正面側、表示側)がCF基板41とされ、裏側(背面側)がアレイ基板42とされる。アレイ基板42には、図6に示すように、透明な(透光性を有する)ガラス基板42aの内面側(液晶層43側、CF基板41との対向面側)に、スイッチング素子であるTFT44(Thin Film Transistor)及び画素電極45が多数個並んで設けられている。これらTFT44及び画素電極45の周りには、格子状をなすゲート配線46及びソース配線47が取り囲むようにして配設されている。画素電極45は、TFT44のドレイン電極に、ソース配線47は、TFT44のソース電極に、ゲート配線46は、TFT44のゲート電極にそれぞれ接続されている。画素電極45は、ITO(Indium Tin Oxide)或いはZnO(Zinc Oxide)といった透明電極からなる。また、アレイ基板42及びゲート配線46の表面には、図5に示すように、絶縁層48が形成され、この絶縁層48の表面に画素電極45が形成され、さらに画素電極45の表面に液晶層43を配向するための配向膜49が形成されている。
一方、CF基板41には、図5に示すように、透明な(透光性を有する)ガラス基板41aの内面側(液晶層43側、アレイ基板42との対向面側)に、各画素に対応した位置にカラーフィルタを構成する多数個の着色層51が並んで設けられている。カラーフィルタは、R(赤色),G(緑色),B(青色)の3色の着色層51が交互に並ぶ配置とされる。カラーフィルタを構成する各着色層51間には、混色を防ぐためのブラックマトリクス52が形成されている。着色層51及びブラックマトリクス52の表面には、アレイ基板42側の画素電極45と対向する対向電極53が設けられている。また、対向電極53の表面には、液晶層43を配向するための配向膜54が形成されている。また、両基板41,42の外面側(液晶層43とは反対側)には、それぞれ表裏一対の偏光板55a,55bが貼り付けられている。
次に、液晶パネル11の端部及びその周辺部の構成について、図7及び図8を用いて詳しく説明する。図7はバックライト装置の非作動時における液晶パネルの端部及びその周縁部の構成を示す断面図、図8はバックライト装置の作動時における液晶パネルの端部及びその周縁部の構成を示す断面図である。
液晶パネル11の端部には、両基板41,42間に介在し、液晶層43の周りを取り囲んでこれを封止する(液密状態を保つ)シール部56が設けられている。シール部56は、加熱することで硬化する熱硬化性樹脂材料や、光(紫外線又は可視光線)を照射することで硬化する光硬化性樹脂材料などのシール材料からなる。
さらに、CF基板41には、シール部56の内側(液晶層43側)に沿って、遮光膜(遮光部)57が形成されている。遮光膜57は、黒色を呈する樹脂製、あるいは金属製の薄膜層とされ、バックライト装置12から照射された光を遮る機能を有する。
上記したシール部56及び遮光膜57は光を透過しないもの(非透光性)とされるため、これらが配された液晶パネル11の端部においては、バックライト装置12から供給された光が透過されず、画像を表示することができない非表示領域NAを形成することとなる。この非表示領域NAは液晶パネル11の外縁部に沿った額縁状とされ、当該非表示領域NAより内側の部位が画像を表示可能な表示領域AAとされる。すなわち、遮光膜57は表示領域AAの外周部に配されてなり、遮光膜57のうち表示領域AA側の端部たる内縁部57aは、表示領域AAと非表示領域NAとを画する位置に配されていることとなる。一方、遮光膜57のうち内縁部57aとは反対側の端部たる外縁部57bは、シール部56と接触しており、両者の間から光が透過しないものとされている。なお、遮光膜57が形成されたCF基板41(ガラス基板41a)は、概ねガラス製とされ、表示領域AA面方向の線膨張係数α2が3.8ppm/℃とされる。
かかる液晶パネル11は、その周縁部が樹脂製のフレーム16に載置され、当該液晶パネル11の周縁部を覆う形で配される額縁状のベゼル13との間で挟まれることで略固定されている。ベゼル13は、図3及び図4に示すように、液晶パネル11の表示領域AA面に沿って延びる第1板状部13aと、第1板状部13aの外縁から液晶表示装置10の厚さ方向に折り曲げられた第2板状部13bとからなる略L字状の断面を有している。このベゼル13は、液晶表示装置10の最外部に位置して、第1板状部13aがネジ部材22によりフレーム16及びシャーシ14と螺合されることで、液晶パネル11とバックライト装置12とを一体的に保持する機能を有する。当該ベゼル13は、アルミ製とされ、表示領域AA面方向の線膨張係数α1が23.8ppm/℃とされ、CF基板41(ガラス基板41a)の線膨張係数α2より大きいものとされている。なお、本実施形態ではベゼル13をアルミ製としたが、強度付与の観点から金属材料からなるものを選択することが好適であり、例えばSUS製としても良い。SUS製のベゼルとした場合、表示領域AA面方向の線膨張係数は10.4ppm/℃とされる。
ベゼル13のうち表示領域AA側の端部たる内側端部13cは、バックライト装置12の非作動時、すなわち液晶パネル11にバックライト装置12から光が供給されておらず当該液晶表示装置10全体として相対的に低温(およそ0℃〜20℃)となっている状態では、図7に示すように、遮光膜57の内縁部57aよりさらに表示領域AA側に位置する形とされている。なお、ベゼル13の内側端部13cには、その位置を示す信号を発信する位置センサ(位置検出部)60が設けられており、当該位置センサ60から発信された信号が、有線又は無線にて、制御基板31に形成された位置読取回路(位置検出部)61(図7では図示せず)に受信されることでベゼル13の内側端部13cの位置が検出可能とされている。
バックライト装置12が作動され、液晶パネル11にバックライト装置12から光が供給されると、当該液晶表示装置10の温度が徐々に上昇していく。この液晶表示装置10の温度上昇に伴い、ベゼル13及びCF基板41(液晶パネル11)は面方向外側(図7中、左方向)へ熱変形(熱膨張)を生じる。ここで、ベゼル13の線膨張係数α1は、CF基板41(ガラス基板41a)の線膨張係数α2より大きいものとされているため、ベゼル13はCF基板41に比してより外側へ移動(変位)する。このとき、ベゼル13はアルミ製ゆえ非透光性とされるため、表示領域AAのうち当該ベゼル13の第1板状部13aに覆われた部分では、バックライト装置12から供給された光が透過されず、画像を表示することができないこととなる。すなわち、表示領域AAのうち、ベゼル13に覆われた部分は画像を視認することができない部分となり、当該部分を除く中央部(表示可能領域BA)において画像を視認することができる。
バックライト装置12の作動を続け、当該液晶表示装置10全体として相対的に高温(およそ20℃〜50℃)となると、ベゼル13と、CF基板41に形成された遮光膜57との相対的な位置関係は図8に示すようになる。すなわち、ベゼル13の内側端部13cは、遮光膜57の内縁部57aより外側(表示領域AAとは反対側)で、かつ遮光膜57の外縁部57bより内側(表示領域AA側)に位置することとなり、ベゼル13と遮光膜57とがそれぞれの一部で重畳した状態となる。その結果、表示領域AA全体において画像が視認可能となり、上記した表示可能領域BAと表示領域AAとが一致することとなる。
次に、上記したベゼル13の内側端部13cと遮光膜57の内縁部57aとの相対的な位置関係に基づき画像の表示を制御する構成例について図9を用いて説明する。図9は液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図である。なお、図9中、位置読取回路61、映像制御回路62、及び映像メモリ63は、シャーシ14の裏面側に取り付けられた制御基板31上に形成されている。
位置センサ60は、上述したように、ベゼル13の内側端部13cに設置され、常時その位置を検出して、位置信号S1を位置読取回路61に出力する。
位置読取回路61は、位置センサ60から出力された位置信号S1に基づいて、ベゼル13と遮光膜57との相対的な位置関係を読み取る。このとき、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置している場合には、ベゼル13が表示領域AA側にはみ出している大きさ、すなわち表示領域AAのうちベゼル13に覆われている部分を特定して、読取領域信号S2を映像制御回路62に出力する。
映像制御回路62は、位置読取回路61から出力された読取領域信号S2に基づいて、表示領域AAのうちベゼル13と重畳している部分、つまり重複している画素(図4及び図5に示す画素電極45が3個で1画素を形成)では黒表示し、それ以外の部分では映像メモリ63から出力された映像信号S3に基づく画像を表示する旨の映像制御信号S4を生成する。また、位置読取回路61から読取領域信号S2が出力されない場合には、表示領域AAにおいて映像信号S3に基づく画像を表示する旨の映像制御信号S4を生成する。そして、映像制御信号S4を液晶パネル11に出力して、液晶パネル11の画像表示を制御する。
続いて、本実施形態における表示制御時の動作について図10を用いて説明する。図10は制御基板31が行う表示制御フローのチャートを示す説明図である。
まず、位置センサ60により検出されたベゼル13の内側端部13cの位置が、位置信号S1として位置読取回路61に入力される(ステップS10)。
ここで、位置読取回路61は、位置信号S1に基づき、ベゼル13の内側端部13cと、遮光膜57の内縁部57aとの相対的な位置関係を読み取る(ステップS11)。このとき、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置している場合には(ステップS11;YES)、表示領域AAのうちベゼル13と重畳している部分(画素)を特定する(ステップS12)。
さらに、映像制御回路62において、表示領域AAのうちベゼル13と重畳している部分では映像信号S3に拘らず黒表示することを決定し(ステップS13)、それ以外の部分では映像信号S3に基づいて通常通りの画像を表示する旨の映像制御信号S4を発信して(ステップS14)、液晶パネル11の表示制御を行う。
他方、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより外側(表示領域AAとは反対側)に位置している場合には(ステップS11;NO)、位置読取回路61は信号を発信せず、映像制御回路62は映像信号S3に基づいて通常通りの画像を表示する旨を決定し(ステップS15)、映像制御信号S4を発信して(ステップS14)、液晶パネル11の表示制御を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置10によれば、バックライト装置12の非作動時には、非透光性のベゼル13の内側端部13cが液晶パネル11に形成された遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置してなるものとされている。さらに、バックライト装置12の作動時には、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aと外縁部57bとの間、すなわち外縁部57bより表示領域AA側に位置するものとされている。
このような構成によれば、バックライト装置12の非作動・作動に伴う当該液晶表示装置10の温度変化に拘らず、遮光膜57とベゼル13とが互いに重畳する部分を有するものとされているため、これらが重畳して設けられた部分では、遮光膜57とベゼル13とにより光の進路が遮られることとなり、液晶パネル11において、バックライト装置12から供給される光の意図しない光漏れを抑止することが可能となる。
バックライト装置12の作動時には、当該液晶表示装置10全体が高温となるため、ベゼル13の線膨張係数α1と、CF基板41の線膨張係数α2とが異なる値とされた場合には、ベゼル13とCF基板41との変形量(延出量)が異なるため、両者の相対的な位置関係にずれが生じることとなる。特に、本実施形態のように、ベゼル13の線膨張係数α1が、CF基板41の線膨張係数α2より大きいものとされる場合には、表示領域AA面において、ベゼル13がCF基板41より大きく外側に変形することとなる。これにより、ベゼル13がCF基板41に形成された遮光膜57より外側(表示領域AAとは反対側)に移動(変位)してしまい、互いに重畳する部分をもたない状態となる場合がある。すなわち、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の外縁部57bよりも外側に位置した状態となり、平面視した場合に両者の間に空隙が形成され得る。その結果、液晶パネル11において、バックライト装置12から供給された光が、当該空隙から漏れて輝点として視認されるため、当該液晶表示装置10の表示品質を低下させることがある。
かかる事態を解消するために、仮に遮光膜57を十分に大きく(幅広に)すると、液晶パネル11の非表示領域NAが相対的に大きくなり(広額縁化)、表示領域AAが相対的に小さいものとなるため好ましくない。逆に遮光膜57を大きくしつつ所定の表示領域AAを確保するためには、相対的に大きい液晶パネル11が必要となるため、当該液晶表示装置10のコストが増大してしまう。また、遮光膜57を相対的に大きくして、バックライト装置12の作動時において最高温度となる時にベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の外縁部57bの位置と一致するものとすれば、液晶パネル11の広額縁化をできる限り抑制することが可能となるものの、このような構成は、設計の誤差、或いは迷光の確実な遮光ができないことに起因する光漏れを許容するおそれがある。
しかしながら、本実施形態の構成によれば、バックライト装置12の非作動時又は作動直後のように、液晶表示装置10が相対的に低温とされる場合には、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置してなるものとされている。このような構成によれば、遮光膜57を相対的に大きくすることなく、すなわち非表示領域NAの狭額縁化により表示領域AAを可能な限り大きく確保しつつ、液晶パネル11における光漏れを抑止することが可能となる。ここで、表示領域AAとベゼル13とが重なる部分においては表示画像が視認されないものの、バックライト装置12を作動させて当該液晶表示装置10が高温となるまでの時間は僅かな時間であり、表示品質への影響は小さいものと考えられる。
さらに、当該液晶表示装置10の使用時、つまりバックライト装置12が作動することで相対的に高温となり、ベゼル13と、CF基板41との線膨張係数α1、α2の差に起因する両者の相対的な位置のずれが生じた場合にも、ベゼル13の内側端部13cが少なくとも遮光膜57の外縁部57bより表示領域AA側に位置してなるものとした。これにより、遮光膜57とベゼル13とは、当該液晶表示装置10の温度に拘らず、常に互いに重畳する部分を有してなるため、バックライト装置12からの光を遮光膜57又はベゼル13により遮光することができる。また、遮光膜57を回り込む迷光に対しても、遮光膜57にその一部が重畳してなるベゼル13により迷光の進路が遮られるため、迷光が外へ漏れることはない。したがって、視認者に輝点として視認される光漏れを抑止することができ、高い表示品質を実現することが可能となる。
また、本実施形態では、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置している場合には、表示領域AAのうちベゼル13と重畳した部分を黒表示するものとされている。
ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置している場合、表示領域AAの端部(周縁部)はベゼル13により覆われた状態となる。このとき、表示領域AAの端部に画像を表示すると、特に明度の大きい色で表示された場合に、表示領域AAとベゼル13との境界に線状模様が出現して表示品質を低下させる場合がある。しかしながら、本実施形態の構成によれば、表示領域AAのうちベゼル13と重畳する部分を黒表示させるものとされているため、上記した線状模様の出現を防止することができ、高い表示品質を実現することが可能となる。
また、本実施形態に係る液晶表示装置10は、ベゼル13の内側端部13cの位置を検出する位置センサ60を備えるものとされている。
このように、位置センサ60を設けることにより、ベゼル13の内側端部13cの位置を特定することができ、当該内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置することが検出された場合には、その検出結果に基づき、液晶パネル11の画像表示を制御することが可能となる。
また、本実施形態では、ベゼルの線膨張係数α1は23.8ppm/℃とされ、CF基板41の線膨張係数α2である3.8ppm/℃より大きいものとされている。
当該液晶表示装置10の使用時に、ベゼル13が遮光膜57より外側に変位することで両者の間に空隙が生じ易く、その結果、光漏れが生じ易くなる。そこで、線膨張係数α1、α2の大小関係が上記のようにされた場合、特に両者の線膨張係数α1、α2の差が5ppm/℃以上とされた場合に、本実施形態のようなベゼル13と、遮光膜57との相対的な位置関係とすることにより、光漏れを好適に抑止することが可能となる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図11及び図12によって説明する。この実施形態2では、ベゼルが表示領域の端部を覆った場合の表示態様の制御を変更したものを示し、その他は前記実施形態と同様である。前記実施形態と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
図11は本実施形態に係る液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図である。なお、図11中、位置読取回路71、映像制御回路72、及び映像メモリ63は、シャーシ14の裏面側に取り付けられた制御基板31-A上に形成されている。
位置センサ60は、上述したように、ベゼル13の内側端部13cに設置され、常時その位置を検出して、位置信号S1を位置読取回路71に出力する。
位置読取回路71は、位置センサ60から出力された位置信号S1に基づいて、ベゼル13と遮光膜57との相対的な位置関係を読み取る。ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置している場合には、表示領域AAのうちベゼル13に覆われていない部分(表示可能領域BA)の面積を読み取り、当該表示可能領域BAの表示領域AAに対する大きさの比率(縮小率)を求める。そして、この縮小率が設定された読取縮小率信号S5を生成し、映像制御回路72に出力する。
映像制御回路72は、位置読取回路71から出力された読取縮小率信号S5に基づいて、映像メモリ63から出力された映像信号S3の画像を縮小表示(スケーリング)する旨の映像制御信号S4′を生成する。また、位置読取回路71から読取縮小率信号S5が出力されない場合には、表示領域AAにおいて映像信号S3に基づく画像を表示する旨の映像制御信号S4′を生成する。そして、映像制御信号S4′を液晶パネル11に出力して、液晶パネル11の画像表示を制御する。
続いて、本実施形態における表示制御時の動作について図12を用いて説明する。図12は制御基板31-Aが行う表示制御フローのチャートを示す説明図である。
まず、位置センサ60により検出されたベゼル13の内側端部13cの位置が、位置信号S1として位置読取回路71に入力される(ステップS20)。
ここで、位置読取回路71は、位置信号S1に基づき、ベゼル13の内側端部13cと、遮光膜57の内縁部57aとの相対的な位置関係を読み取る(ステップS21)。このとき、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置している場合には(ステップS21;YES)、表示可能領域BAの面積を読み取り、当該表示可能領域BAの表示領域AAに対する大きさの比率(縮小率)を求める(ステップS22)。
さらに、映像制御回路72において、上記縮小率に従って映像信号S3の画像を縮小して表示可能領域BAに表示する旨を決定して(ステップS23)、その表示画像が設定された映像制御信号S4′を発信して(ステップS24)、液晶パネル11の表示制御を行う。
他方、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより外側(表示領域AAとは反対側)に位置している場合には(ステップS21;NO)、位置読取回路71は信号を発信せず、映像制御回路72は映像信号S3に基づいて通常通りの画像を表示領域AAに表示する旨を決定し(ステップS25)、映像制御信号S4′を発信して(ステップS24)、液晶パネル11の表示制御を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置10によれば、位置センサ60によりベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると検出された場合には、表示領域AAのうちベゼル13と重畳した部分を除いた表示可能領域BAにおいて表示可能な大きさに画像を縮小して表示するものとされている。
このような構成によれば、表示領域AAの端部にベゼル13が重畳する場合にも、表示領域AAに比して、これとベゼル13とが重畳した部分の面積分小さくなる表示可能領域BAにおいて、もとの画像の端部を欠くことなく、画像全体を表示することが可能となる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図13及び図14によって説明する。前記実施形態1との相違は、ベゼルの位置の検出手段として、位置センサを設ける代わりに温度センサ及び位置計算回路を設けるところにあり、その他は前記実施形態1と同様である。前記実施形態1と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
図13は本実施形態に係る液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図である。なお、図13中、温度センサ80、位置計算回路81、映像制御回路62、及び映像メモリ63は、シャーシ14の裏面側に取り付けられた制御基板31-B上に形成されている。
温度センサ(温度検出部)80は、常時その周囲の温度を検出して、当該検出温度Tが設定された温度信号S6を位置計算回路81に出力する。
位置計算回路(位置計算部)81は、予めベゼル13の線膨張係数α1と、遮光膜57が形成されたCF基板41の線膨張係数α2が入力されており、温度センサ80から出力された温度信号S6に基づいて、ベゼル13及びCF基板41の変形量を計算する。この両者の変形量の差異から、ベゼル13と遮光膜57との相対的な位置関係を特定する。このとき、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると計算された場合には、変形量の差異によりベゼル13が表示領域AA側にはみ出していると計算される大きさ、すなわち表示領域AAのうちベゼル13に覆われている部分を計算より求め、計算領域信号S7を映像制御回路62に出力する。
映像制御回路62は、位置計算回路81から出力された計算領域信号S7に基づいて、表示領域AAのうちベゼル13と重畳している部分、つまり重複している画素(図4及び図5に示す画素電極45が3個で1画素を形成)では黒表示し、それ以外の部分では映像メモリ63から出力された映像信号S3に基づく画像を表示する旨の映像制御信号S4を生成する。また、位置計算回路81から計算領域信号S7が出力されない場合には、表示領域AAにおいて映像信号S3に基づく画像を表示する旨の映像制御信号S4を生成する。そして、映像制御信号S4を液晶パネル11に出力して、液晶パネル11の画像表示を制御する。
続いて、本実施形態における表示制御時の動作について図14を用いて説明する。図14は制御基板31-Bが行う表示制御フローのチャートを示す説明図である。
まず、温度センサ80により検出された検出温度Tが、温度信号S6として位置計算回路81に入力される(ステップS30)。
ここで、位置計算回路81は、予め入力されたベゼル13の線膨張係数α1及び遮光膜57が形成されたCF基板41の線膨張係数α2と、温度信号S6とに基づき、ベゼル13及びCF基板41のそれぞれの変形量を算出する(ステップS31)。この両者の変形量の差異から、ベゼル13と遮光膜57との相対的な位置関係を特定する(ステップS32)。このとき、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると計算された場合には(ステップS32;YES)、表示領域AAのうちベゼル13と重畳している部分(画素)を特定する(ステップS33)。
さらに、映像制御回路62において、表示領域AAのうちベゼル13と重畳している部分では映像信号S3に拘らず黒表示することを決定し(ステップS34)、それ以外の部分では映像信号S3に基づいて通常通りの画像を表示する旨の映像制御信号S4を発信して(ステップS35)、液晶パネル11の表示制御を行う。
他方、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより外側(表示領域AAとは反対側)に位置していると計算された場合には(ステップS32;NO)、位置計算回路81は信号を発信せず、映像制御回路62は映像信号S3に基づいて通常通りの画像を表示する旨を決定し(ステップS36)、映像制御信号S4を発信して(ステップS35)、液晶パネル11の表示制御を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置10は、温度センサ80を備え、さらに当該温度センサ80により検出された検出温度Tとベゼル13の線膨張係数α1及びCF基板41の線膨張係数α2とからベゼル13の内側端部13cの位置を計算する位置計算回路81を備えるものとされている。
このような構成によれば、位置計算回路81に予めベゼル13の線膨張係数α1及びCF基板41の線膨張係数α2を入力しておくことで、温度センサ80により検出された検出温度Tに基づいて、ベゼル13及びCF基板41の変形量を算出して、ベゼル13の内側端部13cの位置を計算により特定することができる。このとき、当該内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置することが特定された場合には、その検出結果に基づき、液晶パネル11の画像表示を制御することが可能となる。
特に、本実施形態では、温度センサ80及び位置計算回路81により、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると計算された場合には、映像制御回路62により、表示領域AAのうちベゼル13と重畳した部分を黒表示するものとされている。
このように、表示領域AAのうちベゼル13と重畳した部分を黒表示する表示制御を行うことにより、表示領域AAとベゼル13との境界における線状模様の出現を防止することができ、高い表示品質を実現することが可能となる。特に、本実施形態では、温度センサ80、位置計算回路81、及び黒表示を決定する映像制御回路62を同一基板上(制御基板31-B)に形成するものとしているため、簡便な構成で表示制御を行うことが可能となる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図15及び図16によって説明する。この実施形態4では、ベゼルの位置検出手段及び表示の制御構成を変更したものを示し、その他は前記実施形態1と同様である。前記実施形態1と同一部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
図15は本実施形態に係る液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図である。なお、図15中、温度センサ80、位置計算回路91、映像制御回路72、及び映像メモリ63は、シャーシ14の裏面側に取り付けられた制御基板31-C上に形成されている。
温度センサ(温度検出部)80は、常時その周囲の温度Tを検出して、当該検出温度Tが設定された温度信号S6を位置計算回路91に出力する。
位置計算回路(位置計算部)91は、予めベゼル13の線膨張係数α1と、遮光膜57が形成されたCF基板41の線膨張係数α2が入力されており、温度センサ80から出力された温度信号S6に基づいて、ベゼル13及びCF基板41の変形量を計算する。この両者の変形量の差異から、ベゼル13と遮光膜57との相対的な位置関係を特定する。このとき、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると計算された場合には、表示領域AAのうちベゼル13に覆われていない部分(表示可能領域BA)の面積を読み取り、当該表示可能領域BAの表示領域AAに対する大きさの比率(縮小率)を求める。そして、この縮小率が設定された計算縮小率信号S8を生成し、映像制御回路72に出力する。
映像制御回路92は、位置計算回路91から出力された計算縮小率信号S8に基づいて、映像メモリ63から出力された映像信号S3の画像を縮小表示(スケーリング)する旨の映像制御信号S4′を生成する。また、位置計算回路91から計算縮小率信号S8が出力されない場合には、表示領域AAにおいて映像信号S3に基づく画像を表示する旨の映像制御信号S4′を生成する。そして、映像制御信号S4′を液晶パネル11に出力して、液晶パネル11の画像表示を制御する。
続いて、本実施形態における表示制御時の動作について図16を用いて説明する。図16は制御基板31-Cが行う表示制御フローのチャートを示す説明図である。
温度センサ80により検出された検出温度Tが、温度信号S6として位置計算回路81に入力される(ステップS40)。
ここで、位置計算回路91は、予め入力されたベゼル13の線膨張係数α1及び遮光膜57が形成されたCF基板41の線膨張係数α2と、温度信号S6とに基づき、ベゼル13及びCF基板41のそれぞれの変形量を算出する(ステップS41)。この両者の変形量の差異から、ベゼル13と遮光膜57との相対的な位置関係を特定する(ステップS42)。このとき、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると計算された場合には(ステップS42;YES)、表示可能領域BAの面積を読み取り、当該表示可能領域BAの表示領域AAに対する大きさの比率(縮小率)を求める(ステップS43)。
さらに、映像制御回路92において、上記縮小率に従って映像信号S3の画像を縮小して表示可能領域BAに表示する旨を決定して(ステップS44)、その表示画像が設定された映像制御信号S4′を発信して(ステップS45)、液晶パネル11の表示制御を行う。
他方、ベゼル13の内側端部13cが、遮光膜57の内縁部57aより外側(表示領域AAとは反対側)に位置していると計算された場合には(ステップS42;NO)、位置計算回路91は信号を発信せず、映像制御回路92は映像信号S3に基づいて通常通りの画像を表示領域AAに表示する旨を決定し(ステップS46)、映像制御信号S4′を発信して(ステップS45)、液晶パネル11の表示制御を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶表示装置10は、温度センサ80と、検出温度T、線膨張係数α1及びCF基板41の線膨張係数α2からベゼル13の内側端部13cの位置を計算する位置計算回路91とを備える。当該位置計算回路91により、ベゼル13の内側端部13cが遮光膜57の内縁部57aより表示領域AA側に位置していると計算された場合には、表示領域AAのうちベゼル13と重畳した部分を除いた表示可能領域BAにおいて表示可能な大きさに画像を縮小して表示するものとされている。
このような構成によれば、位置計算回路91に予めベゼル13の線膨張係数α1及びCF基板41の線膨張係数α2を入力しておくことで、温度センサ80により検出された検出温度Tに基づいて、ベゼル13及びCF基板41の変形量を算出して、ベゼル13の内側端部13cの位置を計算により特定することができる。このとき、表示領域AAの端部にベゼル13が重畳する場合には、もとの画像を縮小することにより、表示領域AAに比して、これとベゼル13とが重畳した部分の面積分小さくなる表示可能領域BAにおいても、もとの画像の端部を欠くことなく画像全体を表示することが可能となる。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について示したが、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記した実施形態では、位置読取回路及び位置計算回路は、ベゼルの内側端部が遮光膜の内縁部より外側(表示領域AAとは反対側)に位置するときは信号を出力しない構成としたが、その旨の信号を映像制御回路に出力する構成としても良い。
(2)上記した実施形態では、各センサ部(位置センサ又は温度センサ)は、常時位置又は温度を検出するものとしたが、常時検出しない構成としても良く、その検出タイミングは適宜設定可能である。また、ユーザーの操作に従って位置又は温度を検出する構成としても良い。
(3)上記した実施形態では、温度センサを制御基板上に配置する構成を例示したが、ベゼルとガラス基板(CF基板)との温度を概略検知できれば良く、例えば位置センサと同様に、ベゼル又は液晶パネルのCF基板に配置する構成としても良い。
(4)上記した実施形態では、位置センサ、又は、温度センサ及び位置計算回路を設ける構成としたが、これら全てを設ける構成も本発明に含まれる。
(5)上記した実施形態では、ベゼルの材料としてアルミ或いはSUSを例示したが、当該材料はこれに限られるものではない。ただし、本発明の構成は、ベゼルの線膨張係数が、遮光膜が形成された部材(CF基板)の線膨張係数より大きいものとされる場合に特にその効果を発揮する。
(6)上記した実施形態では、光源として冷陰極管を使用した場合を示したが、例えば熱陰極管など他の種類の光源を用いたものも本発明に含まれる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図。 図1のテレビ受信装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図。 図2の液晶表示装置の短辺方向に沿った断面構成を示す断面図。 図2の液晶表示装置の長辺方向に沿った断面構成を示す断面図。 図2の液晶表示装置が備える液晶パネルの画面中央側部分の拡大断面図。 図5の液晶パネルに備わるアレイ基板の拡大平面図。 図2の液晶表示装置に備わるバックライト装置の非作動時における液晶パネルの端部及びその周縁部の構成を示す断面図。 図2の液晶表示装置に備わるバックライト装置の作動時における液晶パネルの端部及びその周縁部の構成を示す断面図。 図2の液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図。 図9の液晶表示装置に備わる制御基板が行う表示制御フローのチャートを示す説明図。 本発明の実施形態2に係る液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図。 図11の液晶表示装置に備わる制御基板が行う表示制御フローのチャートを示す説明図。 本発明の実施形態3に係る液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図。 図13の液晶表示装置に備わる制御基板が行う表示制御フローのチャートを示す説明図。 本発明の実施形態4に係る液晶表示装置の表示制御機能の構成を示すブロック図。 図15の液晶表示装置に備わる制御基板が行う表示制御フローのチャートを示す説明図。
符号の説明
10…液晶表示装置(表示装置)、11…液晶パネル(表示パネル)、12…バックライト装置(照明装置)、13…ベゼル、13c…ベゼルの内側端部、41…CF基板(基板)、42…アレイ基板(基板)、43…液晶層、57…遮光膜(遮光部)、57a…遮光膜の内縁部、57b…遮光膜の外縁部、60…位置センサ(位置検出部)、61…位置読取回路(位置検出部)、80…温度センサ(温度検出部)、81…位置計算回路(位置計算部)、AA…表示領域、TV…テレビ受信装置

Claims (9)

  1. 表示領域を有する表示パネルと、前記表示パネルの周縁部を覆う非透光性のベゼルと、前記表示パネルに光を供給する照明装置と、を備え、
    前記表示パネルは、前記表示領域の外周部に、前記照明装置から供給される光を遮る遮光部を有し、
    前記遮光部は、前記表示領域側の端部が内縁部、その反対側の端部が外縁部とされ、
    前記照明装置の非作動時には、前記ベゼルのうち前記表示領域側の端部である内側端部が、前記遮光部の前記内縁部より前記表示領域側に位置してなる一方、
    前記照明装置の作動時には、前記ベゼルの前記内側端部が、少なくとも前記遮光部の前記外縁部より前記表示領域側に位置してなることを特徴とする表示装置。
  2. 前記ベゼルの前記内側端部が、前記遮光部の前記内縁部より前記表示領域側に位置している場合には、前記表示領域のうち前記ベゼルと重畳する部分が黒表示されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ベゼルの前記内側端部が、前記遮光部の前記内縁部より前記表示領域側に位置している場合には、前記表示領域のうち前記ベゼルと重畳した部分を除いた表示可能領域において表示可能な大きさに画像を縮小して表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記ベゼルの前記内側端部の位置を検出する位置検出部を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の表示装置。
  5. 当該表示装置の温度を検出する温度検出部を備え、当該温度検出部により検出された検出温度Tに基づいて前記ベゼルの前記内側端部の位置を特定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の表示装置。
  6. 前記検出温度T、前記ベゼルの線膨張係数α1、及び前記表示パネルのうち前記遮光部が形成された部材の線膨張係数α2から前記ベゼルの前記内側端部の位置を計算する位置計算部を備えることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記ベゼルの線膨張係数α1は、前記表示パネルのうち前記遮光部が形成された部材の線膨張係数α2より大きいことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示パネルは、一対の基板と、これら基板間に挟持される液晶層とを備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビ受信装置。
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