JP2009228710A - 空油変換増圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて高い加工精度を要しないとともに、摺動シールの個数を減らして、圧漏れの発生率を下げることができるようにする。
【解決手段】主空気圧ピストン5と副空気圧ピストン6とが、可動インナーチューブ4で連結されて可動インナーチューブ4と共にアウターチューブ1内に摺動自在に嵌装されている。アウターチューブ1の空気圧側カバー2と主空気圧ピストン5との間に形成される主空気圧室10、及び、可動インナーチューブ4内で隔壁9と副空気圧ピストン6との間に形成される副空気圧室12に空気圧を同時に供給して、これら主空気圧ピストン5及び副空気圧ピストン6を油圧側カバー3方向へ摺動させ、増圧ロッド8を油圧チューブ7内に突入させていくことにより、油圧側カバー3の油圧出力ポート21から増圧された油圧が出力される。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気圧シリンダ内に油圧シリンダを組み込み、空気圧により増圧して油圧に変換する空油変換増圧器に関する。
本出願人は、特許文献1(特開2005−133879号公報)に記載されているように、機器の全長を増やさずに、空気圧シリンダをダブルピストンにして出力をほぼ2倍にすることができるようにした空油変換増圧器を提案している。
しかし、これによると次のような問題点がある。
(1)1本の増圧ロッドと、主副のピストンを連結する複数の連結ロッドとを並列にしているので、これらを同時に摺動させるためには、ロッドのセンター出しに高い加工精度が要求される。
(2)摺動シールの個数が多くなり、圧漏れを生じやすい。
(3)油圧出力後の作動油の戻しについては、そのための機構を空油変換増圧器自体に具備しておらず、その機構を別に外部に用意する必要がある。
空気圧シリンダ内に油圧シリンダを組み込んだ空油変換増圧器として、特許文献1の他に、特許文献2(特開2000−283103号公報)に記載されているものもあるが、これは小型化できても、空気圧シリンダがダブルピストンではないので、空気圧に対する油圧の増圧比は低い。
特開2005−133879号公報 特開2000−283103号公報
本発明の第1の課題は、空気圧シリンダをダブルピストンとして出力をほぼ2倍にすることができることでは、特許文献1に記載されたものと同じであるが、これを改良し、高い加工精度を要しないとともに、摺動シールの個数を減らして、圧漏れの発生率を下げることができるようにすることにある。
第2の課題は、油圧出力後の作動油の戻しのための機構を空油変換増圧器自体に具備し、当該空油変換増圧器の空気圧による戻し動作を利用して、油量変動が生じたときの作動油調整を空油変換増圧器自体で自動的に行うことができるようにすることにある。
上記第1の課題を達成するため、本発明の空油変換増圧器は、次の(1)〜(7)のような構成にして、空気圧シリンダA内に油圧シリンダBを組み込んだものである。
(1)空気圧シリンダAは、そのアウターチューブ1の両端を空気圧側カバー2と油圧側カバー3とで閉じられている。
(2)油圧シリンダBは、アウターチューブ1よりも小さい油圧チューブ7を、アウターチューブ1の油圧側カバー3に保持してアウターチューブ1内の片側に設置されている。
(3)主空気圧ピストン5と副空気圧ピストン6とが、可動インナーチューブ4で連結されて可動インナーチューブ4と共にアウターチューブ1内に摺動自在に嵌装されている。
(4)可動インナーチューブ4内に位置してその内部を仕切る隔壁9が油圧チューブ7に固定されて、可動インナーチューブ4内が、この隔壁9により、主空気圧ピストン5との間に形成される開放室13と、副空気圧ピストン6との間に形成される副空気圧室12とに仕切られている。
(5)主空気圧ピストン5には、油圧チューブ7内に摺動自在に突入する増圧ロッド8が突設されている。
(6)アウターチューブ1の空気圧側カバー2と主空気圧ピストン5との間に形成される主空気圧室10、及び、可動インナーチューブ4内で隔壁9と副空気圧ピストン6との間に形成される副空気圧室12に空気圧を同時に供給して、これら主空気圧ピストン5及び副空気圧ピストン6を油圧側カバー3方向へ摺動させ、増圧ロッド8を油圧チューブ7内に突入させていくことにより、油圧側カバー3の油圧出力ポート21から増圧された油圧を出力することができる。
(7)副空気圧ピストン6と油圧側カバー3との間に形成される戻し空気圧室11に空気圧を供給することにより、副空気圧ピストン6と共に可動インナーチューブ4及び主空気圧ピストン5並びに増圧ロッド8を空気圧側カバー2方向へ摺動させることができる。
その実施形態である請求項2に係る発明では、副空気圧室12を主空気圧室10と連通させる空気圧通路4aが可動インナーチューブ4とアウターチューブ1のいずれかに形成されている。
同じく請求項3に係る発明では、可動インナーチューブ4内で隔壁9と主空気圧ピストン5との間に形成される開放室13が、増圧ロッド8に形成された排気通路を通じて、空気圧側カバー2に設けられた排気ポート15と連通している。
その具体的形態である請求項4に係る発明では、排気通路が、開放室13に連通させて増圧ロッド8に設けられた排気孔16・17と、この排気孔に主空気圧ピストン5を貫通して突入するように空気圧側カバー2に突設された排気管18とで形成されている。
上記第2の課題も達成するため、請求項5に係る発明では、空気圧シリンダAの外側に、油圧側カバー3に設けられた油圧出力ポート21と連通する油タンクCを設置し、これら油圧出力ポート21と油タンクCとの間に、戻し空気圧室11に供給する空気圧により開放される制御弁24を設けてある。
本発明によると、空気圧の受圧面積は、主空気圧ピストンの受圧面積Xに副空気圧ピストンの受圧面積Yを加えた大きさ(X+Y)となるが、油圧の受圧面積は増圧ロッドによる受圧面積Zのみであるので、増圧比は(X+Y)/Zとなり、空気圧ピストンが1個、つまり、主空気圧ピストンだけの場合に比べて、副空気圧ピストンの分だけ大きくなる(ほぼ2倍となる)。
この点については、特許文献1に記載のものと同等であるが、本発明では、主空気圧ピストンと副空気圧ピストンとを可動インナーチューブにて連結して、1本のチューブ構成としたことにより、センター出しも容易となり、高い加工精度を必要としない。
しかも、この可動インナーチューブ内が、油圧チューブに固定された隔壁により、主空気圧ピストンとの間に形成される開放室と、副空気圧ピストンとの間に形成される副空気圧室とに仕切られているので、主空気圧ピストン及び副空気圧ピストンのための摺動シール以外の摺動シールとしては、これら隔壁と可動インナーチューブとの間をシールするものだけでよく、摺動シールの個数を減らして、圧漏れの発生率を下げることができる。
請求項2に係る発明によると、副空気圧室を主空気圧室と連通させる空気圧通路が、可動インナーチューブとアウターチューブのいずれかに形成されているので、空気圧側カバーからの空気圧供給のみで上記のような増圧を行える。
請求項3に係る発明によると、可動インナーチューブ内で隔壁と主空気圧ピストンとの間に形成される開放室が、増圧ロッドに形成された排気通路を通じて、空気圧側カバーに設けられた排気ポートと連通し、請求項4に係る発明によると、この排気通路が、開放室に連通させて増圧ロッドに設けられた排気孔と、この排気孔に主空気圧ピストンを貫通して突入するように空気圧側カバーに突設された排気管とで形成されているので、増圧出力時に必要となる開放室の大気開放を増圧ロッドを利用して行える。
請求項5に係る発明によると、空気圧シリンダの外側に、油圧側カバーに設けられた油圧出力ポートと連通する油タンクを設置し、これら油圧出力ポートと油タンクとの間に、戻し空気圧室に供給する空気圧により開放される制御弁24を設けたので、空油変換増圧器の空気圧による戻し動作を利用して、油量変動が生じたときの作動油調整を空油変換増圧器自体で自動的に行うことができる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例の空油変換増圧器は、図1に示すように、空気圧シリンダA内に油圧シリンダBを組み込み、空気圧シリンダAの外側に油タンクCを設置している。
空気圧シリンダAは、アウターチューブ1の両端を空気圧側カバー2と油圧側カバー3とで閉じ、可動インナーチューブ4で連結された主空気圧ピストン5と副空気圧ピストン6とを、可動インナーチューブ4と共に、アウターチューブ1内に摺動自在に嵌装して構成されている。その摺動シールとして、主空気圧ピストン5に対しては、その近くの可動インナーチューブ4の外周面にウェアリング5aが付設され、副空気圧ピストン6に対しては、その外周面にパッキン6aが付設されている。
油圧シリンダBは、可動インナーチューブ4よりもさらに小さい油圧チューブ7を、その基端を油圧側カバー3に保持してアウターチューブ1内の片側中央に設置し、主空気圧ピストン5の中央に突設された増圧ロッド8を、この油圧チューブ7内に摺動自在に突入させて構成されている。その摺動シールとして、油圧チューブ7の内周面にパッキン7aが付設されている。
油圧チューブ7は、アウターチューブ1よりも短く、アウターチューブ1内の中間で終端している。その終端部の外周には、環状の隔壁9が固着されている。この隔壁9は可動インナーチューブ4内に位置し、可動インナーチューブ4は、隔壁9との間をシールされながらこれに摺動を案内される。その摺動シールとして、隔壁9の外周面にパッキン9aが付設されている。油圧チューブ7の基端部は、油圧側カバー3の内面中央に設けられた凹部3aに嵌合させて強固に保持されている。
主空気圧ピストン5は円板状で、アウターチューブ1の内周面との間を、ウェアリング5aを介して、アウターチューブ1に沿って摺動する。この主空気圧ピストン5と空気圧側カバー2との間は主空気圧室10となる。
一方、副空気圧ピストン6は環状で、アウターチューブ1の内周面との間、及び油圧チューブ7の外周面との間をシールされながら、アウターチューブ1と油圧チューブ7との間をこれらに沿って摺動する。油圧チューブ7との間の摺動シールとして、副空気圧ピストン6の内周面にパッキン6bが付設されている。副空気圧ピストン6と油圧側カバー3との間は戻し空気圧室11となる。
可動インナーチューブ4は、主空気圧ピストン5及び副空気圧ピストン6と一体に摺動するが、この可動インナーチューブ4に対して、その中に位置する隔壁9は油圧チューブ7に固定されているので、可動インナーチューブ4内は隔壁9により2室に仕切られる。その一方である隔壁9と副空気圧ピストン6との間は副空気圧室12となり、他方である隔壁9と主空気圧ピストン5との間は開放室13となる。
空気圧側カバー2には、主空気圧室10内へ空気圧を供給する空気圧供給ポート14と、開放室13内を排気(大気開放)するための排気ポート15とが設けられている。開放室13は、増圧ロッド8を経由する次のような排気通路により排気ポート15に連通されている。すなわち、増圧ロッド8には、軸方向とは直交する方向に延びて開放室13に開口する排気孔16と、増圧ロッド8の軸線に沿って延びる排気孔17とが設けられ、また、空気圧側カバー2の中央には排気管18が植設され、この排気管18は、主空気圧ピストン5の中心部に嵌め込まれたスラスト軸受19を貫通して、増圧ロッド8の排気孔17中に突入している。スラスト軸受19には、排気管18との間をシールするためのパッキンが組み込まれている。
従って、開放室13は、主空気圧ピストン5と可動インナーチューブ4と増圧ロッド8とが一体に摺動しても、排気孔16・17から排気管18中を通じて排気孔17へ至る排気通路により、常に大気開放される。
可動インナーチューブ4には、副空気圧室12を主空気圧室10と連通させる空気圧通路4aが、可動インナーチューブ4に溝又は孔を設けることにより形成され、主空気圧室10に空気圧を供給すると、副空気圧室12にも同じ空気圧が供給される。
油圧側カバー3には、油圧チューブ7内である油圧室20に連通する油圧出力ポート21が中央に設けられているとともに、戻し空気圧室11に連通する戻し空気圧ポート22が設けられている。この戻し空気圧ポート22は排気ポートも兼ねる。さらに、油圧側カバー3には、油圧出力ポート21から油タンクC内へ連通する油通路23が形成され、この油通路23から油タンクCへ入る直前に、図2に示すように制御弁24が内蔵されている。この制御弁24は、図3に回路図で示すように、戻し空気圧ポート22に供給される戻し空気圧をパイロット圧として自動的に切り換えられ、油通路23を開通させる。
なお、図1における符号25は、主空気圧ピストン5のストロークエンドでの衝撃を緩和する環状のクッションパッドである。
図4及び図5は、図1に示した構造を簡略化して示したもので、これらの図を参照して本実施例の動作を説明する。
図4に示すように、主空気圧ピストン5が空気圧側カバー2に達している状態から、空気圧供給ポート14に空気圧を供給すると、その空気圧が主空気圧室10に導入されるとともに、可動インナーチューブ4に形成されている空気圧通路4aを通じて副空気圧室12にも導入され、主空気圧ピストン5に加えて副空気圧ピストン6にも空気圧が作用する。
図5に空気圧と油圧とを異なるハッチングパターンで示すように、これら主空気圧ピストン5及び副空気圧ピストン6に作用する空気圧により、これらと共に可動インナーチューブ4及び増圧ロッド8が油圧側カバー3方向へ摺動し、増圧ロッド8が油圧チューブ7中に進行していくことにより、油圧室20内の油が油圧出力ポート21から増圧された油圧となって出力される。
このとき、開放室13内の空気は、排気孔16・17から排気管18中を通じて排気孔17へ至る排気通路により排気され、戻し空気圧室11内の空気は戻し空気圧ポート22から排気される。
油圧出力後、元に戻すには、戻し空気圧ポート22から戻し空気圧室11内に戻し用空気圧を供給し、その空気圧を副空気圧ピストン6に対し上記とは逆向き作用させる。このとき、戻し用空気圧の流速を、図3の回路図に示すように、公知のスピードコントローラ26を用いてメータイン制御で可変することにより、戻し速度を調整することができる。また、戻し空気圧により制御弁24を切り換えて、油圧出力ポート21と油タンクCとの間を開通させることができるので、油量変動が生じたときの作動油調整を戻し時に自動的に行うことできる。戻し空気圧の流速をメータアウト制御で可変する場合は、スピードコントローラ26を空気圧供給ポート14に取り付けてもよい。
なお、上記の実施例では、副空気圧室12を主空気圧室10と連通させる空気圧通路4aを可動インナーチューブ4に設けたが、アウターチューブ1に設けることもできる(例えば孔を設ける)。
本発明の実施例である空油変換増圧器の断面図である。 その油圧出力側の側面図である。 空気圧・油圧回路図である。 簡略化した断面図である。 空気圧と油圧とを異なるハッチングパターンで示した断面図である。
符号の説明
A 空気圧シリンダ
B 油圧シリンダ
C 油タンク
1 アウターチューブ
2 空気圧側カバー
3 油圧側カバー
3a 凹部
4 可動インナーチューブ
4a 空気圧通路
5 主空気圧ピストン
5a ウェアリング
6 副空気圧ピストン
6a・6b パッキン
7 油圧チューブ
7a パッキン
8 増圧ロッド
9a パッキン
9 隔壁
9a パッキン
10 主空気圧室
11 戻し空気圧室
12 副空気圧室
13 開放室
14 空気圧供給ポート
15 排気ポート
16・17 排気孔
18 排気管
19 スラスト軸受
20 油圧室
21 油圧出力ポート
22 戻し空気圧ポート
23 油通路
24 制御弁
25 クッションパッド
26 スピードコントローラ

Claims (5)

  1. 空気圧シリンダ内に油圧シリンダを組み込み、空気圧により増圧して油圧に変換する空油変換増圧器において、
    (1)前記空気圧シリンダは、そのアウターチューブの両端を空気圧側カバーと油圧側カバーとで閉じられ、
    (2)前記油圧シリンダは、前記アウターチューブよりも小さい油圧チューブを、アウターチューブの油圧側カバーに保持してアウターチューブ内の片側に設置され、
    (3)主空気圧ピストンと副空気圧ピストンとが、可動インナーチューブで連結されて可動インナーチューブと共にアウターチューブ内に摺動自在に嵌装され、
    (4)前記可動インナーチューブ内に位置してその内部を仕切る隔壁が前記油圧チューブに固定されて、可動インナーチューブ内が、この隔壁により、前記主空気圧ピストンとの間に形成される開放室と、副空気圧ピストンとの間に形成される副空気圧室とに仕切られ、
    (5)前記主空気圧ピストンには、前記油圧チューブ内に摺動自在に突入する増圧ロッドが突設されており、
    (6)アウターチューブの空気圧側カバーと主空気圧ピストンとの間に形成される主空気圧室、及び、可動インナーチューブ内で隔壁と副空気圧ピストンとの間に形成される副空気圧室に空気圧を同時に供給して、これら主空気圧ピストン及び副空気圧ピストンを油圧側カバー方向へ摺動させ、増圧ロッドを油圧チューブ内に突入させていくことにより、油圧側カバーの油圧出力ポートから増圧された油圧を出力でき、
    (7)副空気圧ピストンと油圧側カバーとの間に形成される戻し空気圧室に空気圧を供給することにより、副空気圧ピストンと共に可動インナーチューブ及び主空気圧ピストン並びに増圧ロッドを空気圧側カバー方向へ摺動させることができるようになっていることを特徴とする空油変換増圧器。
  2. 副空気圧室を主空気圧室と連通させる空気圧通路が、可動インナーチューブとアウターチューブのいずれかに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空油変換増圧器。
  3. 可動インナーチューブ内で隔壁と主空気圧ピストンとの間に形成される開放室が、増圧ロッドに形成された排気通路を通じて、空気圧側カバーに設けられた排気ポートと連通していることを特徴とする請求項1又は2に記載の空油変換増圧器。
  4. 排気通路が、開放室に連通させて増圧ロッドに設けられた排気孔と、この排気孔に主空気圧ピストンを貫通して突入するように空気圧側カバーに突設された排気管とで形成されていることを特徴とする請求項3に記載の空油変換増圧器。
  5. 空気圧シリンダの外側に、油圧側カバーに設けられた油圧出力ポートと連通する油タンクを設置し、これら油圧出力ポートと油タンクとの間に、戻し空気圧室に供給する空気圧により開放される制御弁を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空油変換増圧器。
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