JP2009225774A - ミョウガの養液循環栽培方法 - Google Patents

ミョウガの養液循環栽培方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多量の水を供給して栽培されるミョウガの培地からの廃液を外部に排水することなく繰り返し再利用しながら、ミョウガの培地を快適な環境に保持して、高品質なミョウガを栽培する。ミョウガの培地の寿命を長くして、培地の廃棄期間を長くしながら、ミョウガの生育を良くする。
【解決手段】ミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液に、原水と肥料とを添加して、ミョウガの養液栽培装置1に供給して養液を養液栽培装置1に循環させる。養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液から汚濁物質を分離した後、汚濁物質が分離された循環水に原水と肥料とを添加して養液栽培装置1に供給し、または、原水と肥料とが添加された廃液から汚濁物質を分離して循環水とし、この循環水を養液栽培装置1に供給して循環させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ミョウガの養液循環栽培方法に関し、とくに、養液栽培装置から配水される廃液を循環して繰り返し再使用する養液循環栽培方法に関する。
ミョウガの養液栽培には、多量の水を使用する。たとえば、1000平方メートルでミョウガを養液栽培する場合、1日に約2トンもの水を給水する必要がある。給水される水の約10%ないし60%が廃液として排水されるので、毎日200リットル〜1.6トンもの廃液が排水される。この廃液は、決して綺麗な清水でなく、吸収されなかった肥料を含有し、さらに極めて暗い黒色に濁っている。この廃液が田畑に排水されて、種々の弊害の原因となっている。養液栽培装置に供給する水量を少なくして、廃液量を少なくできる。ただ、養液栽培装置の給水量を少なくすると、栽培される全てのミョウガに均一に給水できなくなる。全てのミョウガに均一に給水することから、廃液量を10%ないし60%よりも少なくできない。このため、多量の廃液が汚水として田畑に排水されているのが実状である。この弊害を解消するために、養液栽培装置から排水される廃液を繰り返し再利用する技術が開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開2004−82095号公報 特開昭64−47324号公報 特願2006−232850号
特許文献1は、光触媒を使用して、農業用廃液を浄化する技術を記載する。この特許文献は、光触媒として、金属アルコキシドを含有する光反応性半導体を多孔質基材に塗工し、乾燥凝固させた膜を焼成して、微細孔性の膜を形成した光触媒担持体を用い、かつ、光触媒の光反応用光として太陽光を用いて、農業用液体を浄化する。
特許文献2は、廃液を土壌浄化装置とオゾンで殺菌、浄化する。土壌浄化装置による浄化は、多量の廃液を処理するために極めて大きな設備を必要とし、設備コストが極めて高くなる。また、オゾンによる殺菌は、オゾン濃度のコントロールが極めて難しく、濃度が低いと殺菌能力が低下し、また濃度が高くなると作業環境を極めて危険な状態として、安定して処理するのが極めて難しい。
本発明者は、この欠点を解消することを目的として、廃液に次亜塩素酸ナトリウムを添加すると共に、ph調整して効率よく殺菌し、殺菌された廃液を養液栽培装置に循環させるミョウガの養液循環栽培方法を開発した(特許文献3参照)。この栽培方法は、廃液を塩素殺菌して再利用できる。
しかしながら、以上の特許文献に記載される方法でミョウガを栽培すると、栽培環境が次第に悪くなって、長期間にわたって廃液を循環しながらミョウガを栽培できなくなる欠点がある。それは、廃液に含まれる汚濁物質を繰り返し循環させることから、これが培地の排水性を悪くするからである。とくに、ミョウガは、1000平方メートルでの養液栽培において、1日に約2トンもの水を給水することから、廃液を再利用する栽培方法では水の循環量が極めて多くなる。このため、廃液を殺菌してこれに肥料を添加して再利用する栽培方法では、汚濁物質を含む廃液が繰り返し培地を循環して排水性を悪くして、ミョウガの栽培環境を低下させる。このため、廃液を循環して再利用する栽培方法でミョウガを栽培すると培地の寿命が短く、またミョウガの培地を好ましい栽培環境に保持できない欠点がある。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的として開発されたもので、本発明の大切な目的は、多量の水を供給して栽培されるミョウガの培地からの廃液を外部に排水することなく繰り返し再利用しながら、ミョウガの培地を快適な環境に保持して、高品質なミョウガを栽培できるミョウガの養液循環栽培方法を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、ミョウガの培地の寿命を長くして、培地の廃棄期間を長くしながら、ミョウガの生育を良くできる養液循環栽培方法を提供することにある。
本発明のミョウガの養液循環栽培方法は、前述の目的を達成するために、以下の工程でミョウガを養液栽培する。
ミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液に、原水と肥料とを添加して、ミョウガの養液栽培装置1に供給して養液を養液栽培装置1に循環させる。養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液から汚濁物質を分離した後、汚濁物質が分離された循環水に原水と肥料とを添加して養液栽培装置1に供給し、または、原水と肥料とが添加された廃液から汚濁物質を分離して循環水とし、この循環水を養液栽培装置1に供給して循環させる。
本発明の請求項2のミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液を沈殿槽31に供給し、沈殿槽31で汚濁物質を沈殿して除去する。さらに、本発明の請求項3のミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液に、凝固剤を添加して沈殿槽31で汚濁物質を沈殿させる。さらにまた、本発明の請求項4のミョウガの養液循環栽培方法は、廃液に添加する凝固剤にポリ塩化アルミニウムを使用する。
本発明の請求項5のミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置1から排出される廃液を浄化槽32に供給し、浄化層32の微生物で分解して汚濁物質を分離する。
本発明の請求項6のミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの養液栽培装置から排出される廃液をフィルター34で濾過して汚濁物質を分離する。
本発明の請求項7のミョウガの養液循環栽培方法は、養液栽培装置1の培地12にヤシガラとバークを含む有機物をマット状に加工したものを使用する。
本発明のミョウガの養液循環栽培方法は、多量の水を供給して栽培されるミョウガの培地からの廃液を外部に排水することなく、これを繰り返し有効に再利用しながら、ミョウガの培地を快適な環境に保持して、高品質なミョウガを栽培できる特徴がある。また、本発明のミョウガの養液循環栽培方法は、ミョウガの培地の寿命を長くして、培地の廃棄期間を長くしながら、ミョウガの生育を良くできる特徴も実現する。それは、本発明のミョウガの養液循環栽培方法が、ミョウガの培地から排出される廃液に含まれる汚濁物質を分離して循環水として培地に循環させるからである。培地から排出される廃液から汚濁物質を分離して培地に循環させる栽培方法は、供給される水が培地を通過して培地から排出される毎に汚濁物質が分離される。このため、廃液に含まれる汚濁物質が培地の隙間に堆積して目詰まりすることがなく、培地は常に良好な排水性に保持されて、ミョウガを快適な環境で栽培できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのミョウガの養液循環栽培方法を例示するものであって、本発明は養液循環栽培方法を以下の方法に特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1と図2は、本発明にかかるミョウガの養液循環栽培方法に使用する養液循環栽培装置のブロック図を示す。これらの図の養液循環栽培装置は、ミョウガを養液栽培する養液栽培装置1と、この養液栽培装置1から排水される廃液から汚濁物質を分離する分離槽2と、分離槽2で汚濁物質の分離された循環水を移送する循環水ポンプ3と、この循環水ポンプ3で移送される循環水に、殺菌剤を添加する殺菌剤添加装置4と、循環水ポンプ3で移送される殺菌された循環水に原水を混合する原水混合装置8と、原水混合装置8で原水の添加された混合水に肥料を添加する肥料添加装置9と、さらに混合水に肥料の微量成分を添加する微量成分添加装置11とを備え、廃液から汚濁物質を分離して殺菌された循環水に、肥料と微量成分を添加して養液16として養液栽培装置1に供給する。
図3は、ミョウガの養液栽培装置1を示す。この図の養液栽培装置1は、ミョウガの根を生育させる所定の厚さと幅を有する培地12と、この培地12を上に載せる栽培トレイ13とを備える。栽培トレイ13は、水平栽培台14の上に水平姿勢に載せられる。水平栽培台14は、所定の間隔で互いに平行に配設している3本又は4本の縦パイプ15を備える。縦パイプ15は水平に配設される。この縦パイプ15の上に栽培トレイ13が水平に載せられる。栽培トレイ13には、培地12が載せられ、この培地12に養液16を供給してミョウガを栽培する。
さらに、図3の養液栽培装置1は、培地12の下に積層されて、培地12に植え付けされるミョウガの根が通過するのを阻止して水を通過させる根切りシート17と、この根切りシート17の下に積層されて、培地12に水を供給する保水シート18と、この保水シート18の下に積層している下地フィルム19とを、培地12を載せる栽培トレイ13に敷設している。これらの養液栽培装置1は、栽培トレイ13の上に配置している培地12に養液16を供給して培地12でミョウガを栽培する。
培地12は、供給される水分を保水する保水性と、過剰な水分を排水する排水性とが要求される。図の培地12は、所定の厚さのマット状で、根切りシート17の上に載せている。培地12は、ミョウガの生育に最適なものが選択され、たとえば、ヤシガラとバーク等の有機物をプレスして、所定の厚さのマット状に固化したものが使用される。この培地12には、たとえば長さを1m、幅を40cm、養液を供給する状態での厚さを約12cmとするものを使用する。ただ、培地には、ミョウガの生育に適した保水性と排水性のある全てのもの、たとえば有機物や無機物を単独であるいは混合したものが使用できる。無機物である培地は、たとえば、シリカやアルミナを無数の空隙がある状態に焼結した粒体やロックウール等が使用できる。
栽培トレイ13は、図3と図4に示すように、底面の両側縁に沿って上方に突出する一対の側壁20を一体的に成形して設けて、断面形状を溝形としている。この側壁20は、栽培トレイ13の上に載せられる培地12や給水管21から供給される養液16が、栽培トレイ13の外側にこぼれ落ちるのを防止する。したがって、側壁20の高さは、培地12や養液16が外にこぼれるのを防止できる高さに成形する。
さらに、栽培トレイ13は、図3と図4に示すように、上面に3列の排水溝22を設けている。この図の栽培トレイ13は、排水溝22として、両側の側壁20に沿って設けた一対の側溝22Aと、一対の側溝22Aの間に設けた中央溝22Bを設けており、さらに、両側の側溝22Aと中央溝22Bとを連結溝(図示せず)で連結している。
一対の側溝22Aは、一対の側壁20の内側にあって、側壁20に沿って設けている。側溝22Aは、栽培トレイ13の両端面まで延長して設けている。栽培トレイ13は、培地12を透過する廃液をこの側溝22Aに案内し、この側溝22Aから栽培トレイ13の外部に廃液として排水する。
中央溝22Bは、一対の側溝22Aの中間に位置して、側溝22Aと平行に設けている。この中央溝22Bも、栽培トレイ13の両端面まで延長して設けている。この中央溝22Bは、栽培トレイ13の中央上面の上方に配設される培地12を透過する廃液の一部を案内して効率よく排水する。
さらに、栽培トレイ13は、一対の側溝22Aと中央溝22Bを連結溝(図示せず)で連結している。連結溝は、両側の側溝22Aを連結するように設けた溝で、中央溝22Bを横断して、中央溝22Bと垂直に交差している。この連結溝は、中央溝22Bを流れる廃液を側溝22Aに流して排水する。また、連結溝は、栽培トレイ13の中央上面の上方に配設される培地12を透過する廃液の一部を案内して排水するはたらきもある。
排水溝22は、幅が狭すぎても、深さが浅すぎても、廃液に含まれる異物が詰まりやすくなり、廃液をスムーズに排水できない。このため、排水溝22の幅と深さは、たとえば1cm以上、好ましくは2cm以上とする。ただ、栽培トレイは、排水溝22の幅を広くして、深さを深くすると全体の強度が低下する。このため、排水溝22の幅と深さは、たとえば7cmよりも小さく、好ましくは6cm以下とする。排水溝22の幅と深さは、廃液の詰まりを少なく、かつ培地12を水平に保持することから、好ましくは3〜5cmとする。
以上の構造の栽培トレイ13は、プラスチックを発泡成形して製作される。この栽培トレイ13は安価に多量生産できる。プラスチック発泡体で製作される栽培トレイ13は、表面に非発泡層を設けて、廃液の内部への浸透を阻止し、あるいは独立気泡に発泡させて、廃液の内部への浸透を阻止することができる。ただ、栽培トレイ13は、上に敷設される非透水シートの下地フィルム19で、廃液が栽培トレイ13に浸透するのを防止できるので、栽培トレイ13を完全な防水構造とする必要はない。プラスチック発泡体の栽培トレイ13は、発泡スチロールで製作して、とくに安価に多量生産できる。ただ、栽培トレイは、他のプラスチック発泡体、たとえば塩化ビニル発泡体、EVA発泡体、ウレタン発泡体等で製造することもできる。
養液栽培装置1は、栽培トレイ13の上に非透水シートの下地フィルム19を敷設する。下地フィルム19は、栽培トレイ13の上に敷設している。この下地フィルム19は、上側に配設される培地12、根切りシート17及び保水シート18と、下側に配設される栽培トレイ13とを区画している。下地フィルム19は非透水シートで、培地12を通過した廃液がこれを透過して、栽培トレイ13まで浸透するのを防止している。下地フィルム19は、栽培トレイ13の外形よりも大きく、両側の側壁20の外側面まで延長して配設される。側壁20と下地フィルム19の間から廃液が浸入するのを防止するためである。
下地フィルム19は、栽培トレイ13の上面に沿う状態で敷設される。側溝22Aや中央溝22Bに敷設される下地フィルム19は、栽培トレイ13の内面に沿って敷設される。側溝22Aや中央溝22Bの内面に沿って敷設される下地フィルム19は、その内側に形成される溝内を廃液が流れる。
下地フィルム19は、プラスチックフィルムからなる非透水シートである。プラスチックフィルムである非透水シートの下地フィルム19は、ポリエチレンフィルムが適している。ただ、この下地フィルムのプラスチックフィルムには、塩化ビニルフィルムも使用できる。さらに、本発明の養液栽培装置1は、非透水シートである下地フィルムを、プラスチックフィルムに特定しない。非透水シートである下地フィルムには、たとえば表面を防水加工した不織布や布等も使用できるからである。不織布や布で構成される下地フィルムは、プラスチックフィルムに比べて破れ難く、また熱に強い特長がある。
保水シート18は、栽培トレイ13の上面に位置して、下地フィルム19の上に敷設している。すなわち、保水シート18は、下地フィルム19と根切りシート17の間に配設している。この保水シート18は、培地12と根切りシート17を透過した廃液を吸水して保水する。保水シート18は、無機繊維を方向性なく立体的に集合している保水マット、繊維を方向性なく集合して繊維を交点で結合している不織布、所定の厚さのロックウール、織布、耐水性のある紙等が使用できる。保水シート18を保水マットである。ただ、保水シートには、ロックウールを使用することもできる。養液栽培装置1は、保水シート18に水分を保水するので、培地12が乾燥するときに、保水する水分を根切りシート17に透過させて、培地12に供給する。保水シート18の水分は、気化して培地12に供給され、あるいは根切りシート17を透過して培地12に浸透して補給される。したがって、これらの養液栽培装置1は、培地12の過乾燥を防止しながらミョウガを生育できる特長がある。
根切りシート17は、防根シートとも呼ばれるシートで、すでに市販されているものを使用する。根切りシート17は、細繊維を立体的に集合した不織布が使用できる。また、微細な貫通孔を無数に設けているプラスチックフィルムも根切りシート17として使用できる。さらに、根切りシート17は、水を透過させて植物の根が成長して通過するのを阻止できる全てのシートを使用することができる。
根切りシート17は、培地12の下に積層されて、培地12に植え付けしている植物の根が通過するのを阻止する。図3の根切りシート17は、培地12と保水シート18との間に配設されており、植物の根が伸びて保水シート18や栽培トレイ13の溝に侵入するのを阻止する。植物の根が保水シート18や栽培トレイ13の溝に侵入すると、根が廃液に接触して病気になるからである。したがって、根切りシート17は、好ましくは、図2に示すように、栽培トレイ13の上側全面に配設される。ただ、栽培トレイの上面の全面でなく、一部に培地を載せて植物を生育させる場合、必ずしも栽培トレイの全面に根切りシートを配設する必要はない。図の根切りシート17は、保水シート18の上に水平に敷設して、栽培トレイ13の側壁20の両側から下方に垂らしている。この養液栽培装置1は、植物の根や培地12が根切りシート17と下地フィルム19の間に侵入するのを確実に防止できる。
以上の養液栽培装置1は、水平栽培台14の上に水平に配置される。図3に示す水平栽培台14は、地面から上に離して配置している載せ台である。このように、載せ台に載置される養液栽培装置1は、外部に排水される廃液を自然に流下させて効率よく回収できる特長がある。
図3に示す養液栽培装置1は、ミョウガを植え付けている培地12に、養液16を供給する。ミョウガの栽培は、所定量の養液16を所定の時間間隔で供給し、あるいは定量の養液16を連続して供給する。ミョウガに供給される養液16は、培地12と根切りシート5とを透過して、一部は保水シート18に吸収され、残りは廃液として側溝22Aに流入されて外部に廃液として排水される。
ミョウガに供給される養液16は、水に肥料や薬剤を添加した溶液である。したがって、培地12と根切りシート17を透過した廃液を露地に排水するのは好ましくない。廃液に含まれる化学成分や汚濁物質によって土壌を汚染し、あるいは、雑草や細菌等の繁殖を促進するからである。このように、栽培トレイから外部に排水される廃液を回収して再利用する養液循環栽培装置は、廃液が露地に浸透するのを防止して、理想的な環境で植物を栽培できる特長がある。
分離槽2は、養液栽培装置1から排水される廃液から汚濁物質を分離する。図1に示す分離槽2は、汚濁物質を凝固・沈殿して分離する沈殿槽31で、養液栽培装置1から排水される廃液に含まれる汚濁物質を沈殿させて分離する。沈殿槽31である分離槽2は、廃液に凝固剤を添加、混合して、汚濁物質を凝集させる。凝固剤にはポリ塩化アルミニウムを使用する。廃液に凝固剤を添加・混合して汚濁物質を凝集させる方法は、汚濁物質を速やかに沈殿して分離できる。
図2に示す分離槽2は、微生物の働きで汚濁物質を分解する浄化槽32としている。廃液は多量の有機浮遊物を汚濁物質として含有している。浄化槽32は、廃液に含まれる有機浮遊物を微生物の働きで分解する。好気性の微生物の作用で有機浮遊物を分解する浄化槽32は、空気をバブリングして廃液に酸素を補給する。この浄化槽32は、好気性の微生物の棲息環境を快適にして、微生物の分解を効率よくできる。微生物の作用で汚濁物質を分解して除去する分離槽2は、汚濁物質の分離に時間がかかる。したがって、浄化槽32からなる分離槽2は、図に示すように、分離槽2の排出側に循環水タンク33を連結して、汚濁物質の分離された循環水を循環水タンク33に蓄える。循環水タンク33に蓄えられる循環水を、循環水ポンプ3で排出して養液栽培装置1に供給する。
浄化槽32の微生物の作用で分離できない廃液に含まれる無機質の汚濁物質は、フィルター34で濾過して除去できる。したがって、無機質の汚濁物質が含まれる廃液は、フィルター34で濾過して汚濁物質を除去することができる。無機質と有機質の両方の汚濁物質を含む廃液は、浄化槽32で有機浮遊物を除去し、フィルター34で無機質の汚濁物質を除去する。
さらに、分離槽2は、フィルター34で有機浮遊物と無機の汚濁物質の両方を分離することもできる。フィルター34は、繊維を立体的に集合している不織布、微細な骨材からなる砂、あるいは耐水性の濾紙が使用できる。不織布は、廃液に含まれる汚濁物質を物理的に除去して分離する。
分離槽2で汚濁物質が分離された循環水は、循環水ポンプ3で移送される。移送される循環水は、過酸化水素水等の殺菌剤で殺菌・酸素添加され、さらに肥料を添加して養液となり、養液の状態で養液栽培装置に移送される。殺菌剤には過酸化水素水を使用するが、塩素系の殺菌剤で循環水を殺菌することもできる。また、廃液を殺菌した後に分離槽で汚濁物質を除去することもできる。さらに、養液栽培装置から排出される廃液に肥料を添加し、その後、肥料の添加された廃液から汚濁物質を分離して循環水とし、この循環水を養液栽培装置に循環することもできる。
殺菌剤添加装置4は、循環水ポンプ3が運転されて分離槽2から循環水が排出される状態で、循環水に過酸化水素水を添加する。殺菌剤添加装置4は、過酸化水素水を蓄える過酸化水素水タンク4Aと、この過酸化水素水タンク4Aから過酸化水素水を吸入して循環水に添加する添加ポンプ4Bと、この添加ポンプ4Bが過酸化水素水を添加する流量をコントロールする流量センサ5とを備える。殺菌剤添加装置4は、循環水の過酸化水素濃度が、0.1ppm以上となる量の過酸化水素水を添加する。
殺菌剤添加装置4は、循環水を殺菌できる過酸化水素水を添加する。循環水の過酸化水素濃度が低くなると、循環水を効果的に殺菌できなくなる。したがって、殺菌剤添加装置4は、循環水を確実に殺菌できるように、循環水の過酸化水素濃度をたとえば、0.1ppm以上、好ましくは0.5ppm以上、さらに好ましくは1ppm以上とする。循環水に添加される過酸化水素は、「O」に分解されて循環水を殺菌し、さらに不安定な「O」は安定な「O」となって循環水に酸素を補給する。過酸化水素水の添加量は、ミョウガの栽培コストに影響を与える。したがって、過酸化水素水の添加量は、循環水を殺菌して、養液に酸素を補給してミョウガの栽培環境を好ましい状態とするように、たとえば、循環水の過酸化水素濃度を30ppm以下、好ましくは20ppm以下、さらに好ましくは10ppm以下とする。最適には循環水の過酸化水素濃度は、約1ppmないし5ppmとする。
殺菌剤添加装置4が循環水に添加する過酸化水素水の添加量は、添加ポンプ4Bの流量と循環水ポンプ3の流量の比率でコントロールする。循環水ポンプ3の流量は流量センサ5で検出される。流量センサ5で循環水の流量を検出し、この流量に比例制御するように過酸化水素を添加して、循環水の過酸化水素濃度を正確にコントロールできる。ただ、循環水ポンプ3と添加ポンプ4Bは、所定の流量で循環水と過酸化水素水を移送するので、必ずしも流量センサで循環水の流量を検出することなく、循環水ポンプ3と添加ポンプ4Bの両方を運転して、循環水に所定量の過酸化水素水を添加して、循環水の過酸化水素濃度を設定値に制御することもできる。
図1と図2の原水混合装置8は、地下水を吸い上げて養液栽培装置1に供給する原水ポンプ8Bを備える。この原水ポンプ8Bは、所定の流量で原水である地下水を養液栽培装置1に供給する。ただし、原水混合装置は、図示しないが、所定量の原水を蓄える原水タンクと、この原水タンクの原水を吸入して、養液栽培装置に供給する原水ポンプとで構成することもできる。この原水タンクは、一度に養液栽培装置に供給する水量の原水を蓄える。
肥料添加装置9は、原水混合装置8から供給される原水に、循環水ポンプ3から供給される循環水を混合している混合水に、所定の肥料を添加する。この肥料添加装置9は、原水に循環水の混合された混合水に液肥を添加する。液肥添加装置9は、肥料の水溶液である液肥を蓄える液肥タンク9Aと、この液肥タンク9Aから液肥を吸入して混合水に添加する添加ポンプ9Bとを備える。液肥添加装置は、混合水の肥料濃度が設定値となるように液肥を添加する。液肥添加装置9は、混合水に添加する液肥量をコントロールして混合水の肥料濃度を調整する。図1と図2の肥料添加装置9は、肥料の添加された養液の肥料濃度を濃度センサ6で検出しながら肥料の添加量を制御する。この肥料添加装置9は、濃度センサ6に養液の電気伝導度を検出するセンサを使用する。濃度センサ6は、養液の肥料濃度を検出し、検出された肥料濃度で添加ポンプ9Bの流量を制御して、養液の肥料濃度を所定の範囲にコントロールする。図の装置は、2組の肥料添加装置9を有する。2組の液肥添加装置9は、異なる液肥を混合水に添加する。各々の肥料添加装置9は、濃度センサ6の信号で添加ポンプ9Bの流量を制御して、養液の肥料濃度を設定濃度にコントロールする。各々の肥料添加装置9は、濃度センサ6で検出する養液の肥料濃度が設定値よりも低いと、添加ポンプ9Bの流量を多くして制御して肥料濃度を高くし、反対に濃度センサ6で検出する肥料濃度が高いと、添加ポンプ9Bの流量を少なく制御して肥料濃度を低くして、養液の肥料濃度を設定値にコントロールする。
微量成分添加装置11は、肥料を添加した養液に、さらに、ミョウガの栽培に必要な種々の微量成分、たとえば金属元素等を添加する。この微量成分添加装置11は、微量成分を含有する溶液を蓄える溶液タンク11Aと、この溶液タンク11Aに蓄えられる微量成分含有溶液を養液に添加する添加ポンプ11Bとを備える。
以上の養液循環栽培装置は、以下のようにしてミョウガに給水する。
[汚濁物質の分離工程]
ミョウガの養液栽培装置から排出される廃液を分離槽2に供給し、この分離槽2で廃液に含まれる汚濁物質を分離して循環水とする。汚濁物質は、凝固剤を添加し、沈殿槽31で凝集・沈殿させて分離し、あるいは、浄化槽32で微生物の作用で分離し、あるいはフィルター34で物理的に濾過して分離する。
[循環水の殺菌工程]
汚濁物質の分離された循環水に、殺菌剤の過酸化水素水を添加して殺菌する。この工程において、分離槽2や循環水タンク33に蓄えられた循環水を循環水ポンプ3で移送し、移送途中において、殺菌剤添加装置4が殺菌剤の過酸化水素水を添加して、循環水を殺菌すると共に、酸素を補給する。循環水の過酸化水素濃度は、1ppmないし5ppmとする。過酸化水素は、「O」で循環水を殺菌し、さらに「O」を「O」として、循環水に酸素を補給する。
[調整工程]
殺菌されて酸素の補給された循環水が、原水に添加される。原水に循環水を添加する割合は、養液栽培装置1から排水される全ての廃液を処理し、これを原水に添加して、全ての廃液を外部に排水しないようにする。ミョウガを養液栽培する装置は、供給する養液の約10%〜60%が廃液として排水される。したがって、廃液から汚濁物質を分離した循環水を、原水に対して10%〜60%の割合で原水に添加して再使用することで、廃液を外部に排水しないで、全てを循環して再使用できる。原水に循環水の添加された混合水に、肥料添加装置9でもって所定量の液肥が添加される。液肥は濃度センサ6で養液の肥料濃度を検出しながら、設定された濃度となるように添加される。さらに、図1と図2の装置は、微量成分添加装置11でもって、微量成分も添加される。
以上の方法は、養液栽培装置1から排水される多量の廃液を、分離工程で汚濁物質を分離し、また殺菌工程において過酸化水素水で殺菌し、とくに、酸素を補給しながら殺菌することで、循環水に酸素も補給できる。このため、廃液から汚濁物質を分離した循環水を過酸化水素で殺菌して再利用するにもかかわらず、養液栽培装置1に供給される養液は酸素濃度が高く、ミョウガを効率よく生育させながら、病害虫による害を阻止して高品質なミョウガを能率よく栽培できる。
本発明のミョウガの養液循環栽培方法は、廃液から汚濁物質を分離した循環水を循環して有効に再利用して、廃液による田畑の汚染を防止しながら、高品質なミョウガを理想的な環境で栽培できる。とくに、廃液に含まれる汚濁物質を分離することで、培地の隙間が目詰まりするのを防止して、培地を常に良好な排水性に保持しながら、ミョウガを快適な環境で栽培できる。
本発明の一実施例にかかるミョウガの養液循環栽培方法に使用する養液循環栽培装置のブロック図である。 本発明の他の実施例にかかるミョウガの養液循環栽培方法に使用する養液循環栽培装置のブロック図である。 養液栽培装置の一例を示す概略断面図である。 栽培トレイの一例を示す一部断面底面斜視図である。
符号の説明
1…養液栽培装置
2…分離槽
3…循環水ポンプ
4…殺菌剤添加装置 4A…過酸化水素水タンク
4B…添加ポンプ
5…流量センサ
6…濃度センサ
8…原水混合装置 8B…原水ポンプ
9…肥料添加装置 9A…液肥タンク
9B…添加ポンプ
11…微量成分添加装置 11A…溶液タンク
11B…添加ポンプ
12…培地
13…栽培トレイ
14…水平栽培台
15…縦パイプ
16…養液
17…根切りシート
18…保水シート
19…下地フィルム
20…側壁
21…給水管
22…排水溝 22A…側溝
22B…中央溝
31…沈殿槽
32…浄化槽
33…循環水タンク
34…フィルター

Claims (7)

  1. ミョウガの養液栽培装置(1)から排出される廃液に、原水と肥料とを添加して、ミョウガの養液栽培装置(1)に供給して養液を養液栽培装置(1)に循環させるミョウガの養液循環栽培方法において、
    ミョウガの養液栽培装置(1)から排出される廃液から汚濁物質を分離した後、汚濁物質が分離された循環水に原水と肥料とを添加して養液栽培装置(1)に供給し、または、肥料の添加された廃液から汚濁物質を分離して循環水とし、この循環水を養液栽培装置(1)に供給して循環させることを特徴とするミョウガの養液循環栽培方法。
  2. ミョウガの養液栽培装置(1)から排出される廃液を沈殿槽(31)に供給し、沈殿槽(31)で汚濁物質を沈殿して除去する請求項1に記載されるミョウガの養液循環栽培方法。
  3. ミョウガの養液栽培装置(1)から排出される廃液に、凝固剤を添加して沈殿槽(31)で汚濁物質を沈殿させる請求項2に記載されるミョウガの養液循環栽培方法。
  4. 廃液に添加する凝固剤にポリ塩化アルミニウムを使用する請求項3に記載されるミョウガの養液循環栽培方法。
  5. ミョウガの養液栽培装置(1)から排出される廃液を浄化槽(32)に供給し、浄化層(32)の微生物で分解して汚濁物質を分離する請求項1に記載されるミョウガの養液循環栽培方法。
  6. ミョウガの養液栽培装置(1)から排出される廃液をフィルター(34)で濾過して汚濁物質を分離する請求項1に記載されるミョウガの養液循環栽培方法。
  7. 養液栽培装置(1)の培地(12)にヤシガラとバークを含む有機物をマット状に加工したものを使用する請求項1に記載されるミョウガの養液循環栽培方法。
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