JP2009225268A - 画像形成装置、画像データ出力方法、および画像データ出力プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像データ出力方法、および画像データ出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複製を繰り返すことによる画像データの劣化を防止し、粗悪な画像の複製物が印刷されることなく見易い複製物を印刷する。
【解決手段】複製対象の原稿のオリジナル画像データを記憶するHDDと、複製対象の原稿のオリジナル画像データを一意に識別するためのバーコードが埋め込まれた画像データである原稿画像データを生成する画像生成部301と、原稿画像データから抽出したバーコードを解析してリンク情報を抽出する解析サービスと、リンク情報によって識別されるオリジナル画像データをHDDから検索する画像データ検索部303と、リンク情報によって識別されるオリジナル画像データがHDDから検索されなかった場合、原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDDに保存する保存部305と、保存したオリジナル画像データを印刷する印刷サービスとを備えた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、取得した複製対象の原稿の画像データを出力する際に、当該原稿のオリジナル原稿の画像データが保存されていた場合は、オリジナル原稿の画像データを出力する画像形成装置、画像データ出力方法、および画像データ出力プログラムに関するものである。
従来から、原稿を読み取って生成した画像データを、オリジナル原稿の画像データとして画像形成装置内に保存し、そのオリジナル原稿の画像データを複製する場合に、画像形成装置内で当該オリジナル原稿の画像データを識別できる識別情報を該画像データに付加して印刷が行われている。そして、識別情報が付加された原稿を複製する場合には、その識別情報が付加された原稿を読み取って生成した画像データから識別情報を抽出し、抽出した識別情報により識別されるオリジナル画像の画像データを用いて印刷が行なわれている。
ここで、ドキュメントを複製する際に、処理対象となる原稿がオリジナル原稿を複製した複製原稿である場合でも、オリジナル原稿に基づいた複製物を得ることができる複写機が開示されている(例えば、特許文献1)。この特許文献1の複写機は、複製した原稿を読み取り、読み取った画像データに含まれる識別コードに基づいて、複製した原稿のオリジナル原稿を検索し、検索したオリジナル原稿を印刷するものである。
特開平6−189090号公報
しかしながら、上記特許文献1では、識別情報(識別コード)が付加された原稿を複製する場合に、その識別情報が付加された原稿の画像データから識別情報を抽出しても、抽出した識別情報により識別されるオリジナル原稿の画像データが画像形成装置内に保存されていない場合については考慮されていなかった。従って、その場合は、オリジナル原稿の画像データを用いた印刷ができず、読込んだ原稿の画像データを用いてそのまま印刷を行なうため、さらに複製を繰り返していった場合、画像データが徐々に劣化して粗悪な画像の複製物が印刷されてしまい、印刷された画像が見難くなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複製を繰り返した場合でも、画像データが劣化していくことを防止して、粗悪な画像の複製物が印刷されることなく、画像が見易い複製物を印刷する画像形成装置、画像データ出力方法、および画像データ出力プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、複製対象の原稿のオリジナル原稿の画像データであるオリジナル画像データを記憶する記憶手段と、複製対象の原稿の画像データであって、前記複製対象の原稿の前記オリジナル画像データを一意に識別するための識別情報が記述された画像データである原稿画像データを取得する取得手段と、取得した前記原稿画像データから、前記識別情報を抽出する抽出手段と、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データを、前記記憶手段から検索する検索手段と、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存する保存手段と、保存した前記オリジナル画像データを出力する出力制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記原稿画像データから前記識別情報を削除する削除手段をさらに備え、前記保存手段は、前記識別情報が削除された前記原稿画像データを、オリジナル画像データとして前記記憶手段に保存することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、情報を表示して利用者からの入力操作が可能な操作表示部と、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記操作表示部から、前記原稿画像データに対する前記識別情報の位置を特定する特定入力を受け付ける入力制御手段と、前記削除手段は、前記原稿画像データから、前記特定入力により特定された位置の前記識別情報を削除することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置において、前記入力制御手段は、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記操作表示部から、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存するか否かの選択入力を受け付け、前記保存手段は、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存する旨の選択入力を受け付けた場合、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、画像形成装置で実行される画像データ出力方法において、前記画像形成装置は、複製対象の原稿のオリジナル原稿の画像データであるオリジナル画像データを記憶する記憶手段を備え、取得手段が、複製対象の原稿の画像データであって、前記複製対象の原稿の前記オリジナル画像データを一意に識別するための識別情報が記述された画像データである原稿画像データを取得する取得ステップと、抽出手段が、取得した前記原稿画像データから、前記識別情報を抽出する抽出ステップと、検索手段が、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データを、前記記憶手段から検索する検索ステップと、保存手段が、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存する保存ステップと、出力手段が、保存した前記オリジナル画像データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の画像データ出力方法を実行するプログラムである。
本発明によれば、オリジナル画像データが保存されていなかった場合、読込んだ原稿の画像データをオリジナル画像データとして保存するため、その後複製を繰り返した場合でも、保存した画像データを用いて印刷することで、画像データが劣化していくことを防止して、粗悪な画像の複製物が印刷されることなく、画像が見易い複製物を印刷できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、画像データ出力方法、および画像データ出力プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、本発明における画像形成装置をスキャナ、コピー、ファックス、プリンタなどの複数の機能を一つの筐体に収納した複合機(MFP:Multi Function Peripherals)に適用した例を示すが、これに限定されることなく、出力を行う機能を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等、出力機能を備えたものであれば本発明を適用することができる。
まず、複製対象の原稿がオリジナル原稿を複製した原稿であって、当該複製対象の原稿を複製する場合、予め複合機に保存されているオリジナル原稿の画像データを用いてコピー(印刷)を行なう技術(オリジナルコピー)について説明する。
図1は、予め複合機に保存されているオリジナル原稿の画像データを用いたコピー処理の流れを示す説明図である。図1に示すように、複合機100は、オリジナル原稿の画像データ(以下、「オリジナル画像データ」という。)を一意に識別するリンク情報を2次元コード化したバーコードが付加された複製対象の原稿P1をスキャナ機能で読み取って画像データを生成する(ステップS1)。そして、複合機100は、生成した画像データに付加されたバーコードからリンク情報を抽出し、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データP0をHDD(Hard Disk Drive)135から検索する。そして、複合機100は、原稿P1の複写物として、検索したオリジナル画像データP0を印刷した原稿P2を得る(ステップS2)。
このように、原稿を複製する場合に、当該原稿のオリジナル画像データを利用することで、当該原稿の画像より劣化していない画像データによる複製物が印刷される。ここで、リンク情報とは、複製対象の原稿のオリジナル画像データの保存場所(たとえば、ファイルパスやファイル名)など、複製対象の原稿のオリジナル画像データを一意に識別するための識別情報である。このリンク情報から、公知の手法により当該情報を2値化したバーコードに変換されて印刷される。
次に、画像データへのリンク情報の埋め込み処理について説明する。図2は、複合機のコピー機能を利用する場合におけるリンク情報の埋め込み処理の流れを示す説明図である。図2に示すように、複合機100は、複製対象の原稿P3をスキャナ機能で読み取って画像データを生成して、オリジナル画像データP0としてHDD135に保存する(ステップS3)。複合機100は、オリジナル画像データP0に対応するリンク情報を2次元コード化したバーコードを生成する。そして、複合機100は、生成したバーコードをオリジナル画像データP0に付加することでリンク情報を埋め込んで印刷し、原稿P4を得る(ステップS4)。
このように、原稿を複写する場合に、当該原稿の画像データを複合機100に保存しておくことで、当該原稿の複製原稿をさらに複写する場合に、保存した画像データを利用できるので、さらに複製する原稿の画像より劣化していない複製物が印刷される。
図3は、複合機のプリンタ機能を利用する場合におけるリンク情報の埋め込み処理の流れを示す説明図である。図3に示すように、複合機100は、PC10からオリジナル画像データP0を取得して、HDD135に保存する(ステップS5)。複合機100は、オリジナル画像データP0に対応するリンク情報を2次元コード化したバーコードを生成する。そして、複合機100は、生成したバーコードをオリジナル画像データP0に付加することでリンク情報を埋め込んで印刷し、原稿P5を得る(ステップS6)。
このように、PC等から取得した画像データを印刷する場合に、当該画像データを複合機100に保存しておくことで、当該画像データの印刷物を複写する場合に、保存した画像データを利用できるので、複写する原稿の画像より劣化していない複製物が印刷される。
次に、複合機100の詳細について説明する。図4は、以下の実施の形態1〜3にかかる複合機の構成を示すブロック図である。図4に示すように、複合機100の内部は、アプリケーションレイヤ110と、サービスレイヤ120と、デバイスレイヤ130とを主に備えている。本実施の形態にかかる複合機100は、このような階層構造で処理を行っており、各プログラムは各々アプリケーションレイヤ110、サービスレイヤ120、デバイスレイヤ130に配置され、上位レイヤに属するプログラムが下位レイヤに属するプログラムを利用する構成となっている。
アプリケーションレイヤ110は、プリンタ、コピーなどの複合機100が備える機能を実行するソフトウェアが動作する層である。アプリケーションレイヤ110は、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ111と、ページ記述言語(PDL、PCL)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ112と、原稿のオリジナル画像データを利用してコピーを行うオリジナルコピーアプリ113とを有している。
本実施の形態にかかる複合機100では、リソースを当該複合機100が備えるハードウェアデバイスとする。そして、各アプリケーションが特定されたリソースを使用する場合、当該リソースを制御する下層アプリケーションに対して処理を要求することになる。
サービスレイヤ120は、スキャナデバイス131を制御する読取サービス121と、プロッタデバイス132を制御する印刷サービス122と、オペレーションパネル133等からの入出力を制御するオペレーションパネル制御サービス123と、画像データに付加されたバーコードを解析してリンク情報を抽出する解析サービス124と、リンク情報を2次元コード化してバーコードを生成し画像データにこのバーコードを埋め込む埋込サービス125と、バーコード生成に必要な各種データを登録したライブラリ126とを主に備えた層である。つまり、サービスレイヤ120は、複合機100のアプリケーションレイヤ110の各アプリケーションが共有するリソースとして、各デバイスを制御するプログラムを一括管理する。
このように、サービスレイヤ120は、従来はアプリケーションが保持していたリソースを制御する機能を、アプリケーションに拘わらず共有する。これにより、ハードウェアリソースに対して修正が必要になった場合に、アプリケーションレイヤ110の各アプリケーションに対して修正を行う必要が無く、各アプリケーションとサービスレイヤ120との間の依存性が低減する。
デバイスレイヤ130は、複合機100に載置された原稿を読み取る(スキャンする)スキャナデバイス131と、原稿の画像データを印刷するプロッタデバイス132と、設定画面等を表示して利用者による入力操作が行われるオペレーションパネル133と、複製対象の原稿のオリジナル画像データを記憶する記録媒体であるHDD135とを主に備えた層である。
(実施の形態1)
本実施の形態では、複製対象の原稿がオリジナル原稿を複製した原稿であって、当該複製対象の原稿を複製する場合において、予め複合機に保存されている複製対象の原稿のオリジナル画像データを用いてコピーを行なうオリジナルコピーを実行する際、複合機にオリジナル画像データが保存されていなかった場合、複製対象の原稿の画像データをオリジナル画像データとして保存して印刷するものである。
図5は、複合機にオリジナル原稿の画像データが保存されていなかった場合におけるオリジナルコピー処理の流れを示す説明図である。図5に示すように、複合機100は、オリジナル画像データを識別するリンク情報を2次元コード化したバーコードが付加された複製対象の原稿P1をスキャナ機能で読み取って原稿画像データを生成する(ステップS7)。そして、複合機100は、生成した原稿画像データに付加されたバーコードを解析してリンク情報を抽出し、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データP0をHDD135から検索する。
そして、リンク情報に対応するオリジナル画像データP0がHDD135に保存されていなかった場合、複合機100は、複製対象の原稿P1の画像データからリンク情報のバーコードを削除して、オリジナル画像データとしてHDD135に保存する。そして、複合機100は、保存したオリジナル画像データにリンク情報のバーコードを付加することで新たなリンク情報を埋め込んで、当該オリジナル画像データを印刷して原稿P6を得る(ステップS8)。このように、原稿を複製する場合に、その原稿のオリジナル原稿画像データが保存されていなかった場合、複製する原稿の画像データを保存しておくことで、さらに複製を繰り返す場合、画像が劣化しない複製物を印刷することができる。
次に、図4におけるアプリケーションレイヤ110のオリジナルコピーアプリ113の詳細について説明する。図6は、実施の形態1のオリジナルコピーアプリの構成を示すブロック図である。図6に示すように、オリジナルコピーアプリ113は、画像生成部301と、画像データ検索部303と、削除部304と、保存部305とを主に備えている。
画像生成部301は、複合機100における所定位置に載置され、スキャナデバイス131により読み取られた複製対象の原稿から画像データを生成するものである。この原稿の画像データ(原稿画像データ)は、複製対象の原稿がオリジナル原稿を複製した複製原稿である場合、当該オリジナル原稿の画像データ(オリジナル画像データ)を一意に識別するためのリンク情報が2次元コード化されたバーコードとして付加されることで、リンク情報が埋め込まれている。
画像データ検索部303は、解析サービス124(図4参照)により解析されたリンク情報の保存場所等にある複製対象の原稿のオリジナル画像データを、HDD135から検索するものである。
削除部304は、画像データ検索部303により複製対象の原稿のオリジナル画像データがHDD135から検索されなかった場合であって、オペレーションパネル133から利用者により原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する旨の選択入力を受け付けた場合、原稿画像データに埋め込まれたバーコード(すなわちリンク情報)を削除するものである。
保存部305は、画像データ検索部303により複製対象の原稿のオリジナル画像データがHDD135から検索されなかった場合であって、オペレーションパネル133から利用者により原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する旨の選択入力を受け付けた場合、削除部304によりリンク情報のバーコードが削除された原稿画像データをオリジナル画像データとして、HDD135に保存するものである。
次に、図4を参照して、サービスレイヤ120の解析サービス124と、オペレーションパネル制御サービス123の詳細について説明する。
解析サービス124は、バーコードを解析してリンク情報を抽出するものである。具体的には、リンク情報として複製対象の原稿のオリジナル画像データの保存場所、データ名称等を取得する。
オペレーションパネル制御サービス123は、画像データ検索部303により複製対象の原稿のオリジナル画像データがHDD135から検索されなかった場合、原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存するか否かの選択入力を受け付ける選択画面を、オペレーションパネル133に表示するものである。そして、オペレーションパネル制御サービス123は、オペレーションパネル133に表示された選択画面から、利用者による原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存するか否かの選択入力を受け付ける。
図7は、オペレーションパネルに表示された選択画面の一例を示す図である。図7に示すように、選択画面200には、複製対象の原稿のオリジナル画像データが複合機100に保存されていない旨の情報を利用者に開示するため、「オリジナル画像がありません」との表示を行う。そして、当該表示の下部に、その後の動作の選択肢が3つ表示される。具体的には、複製対象の原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する旨の「オリジナル画像として保存する」ボタン201、複製対象の原稿画像データをHDD135に保存せず原稿画像データをそのまま印刷する旨の「そのままコピーする」ボタン202と、処理のキャンセルを示すボタン203が表示される。そして、オペレーションパネル制御サービス123は、利用者によりいずれかのボタン201〜203が押下されることにより、いずれかの動作の選択入力を受け付ける。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる複合機100における印刷処理の手順について説明する。図8は、実施の形態1にかかる複合機における印刷処理の手順を示すフローチャートである。
まず、原稿の複製を行う場合、利用者によって複製対象の原稿がスキャナデバイス131の所定位置に載置される。原稿が載置されると、スキャナデバイス131が原稿を読み取り、画像生成部301は、読込まれた原稿から原稿画像データを生成する(ステップS100)。次に、解析サービス124は、生成された原稿画像データから、バーコードを抽出し(ステップS101)、抽出したバーコードを解析してリンク情報を抽出する(ステップS102)。
次に、画像データ検索部303は、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データをHDD135から検索する(ステップS103)。抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データが検索された場合(ステップS103:Yes)、印刷サービス122は、プロッタデバイス132により検索されたオリジナル画像データを印刷する(ステプS104)。
一方、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データが検索されなかった場合(ステップS103:No)、オペレーションパネル制御サービス123は、生成した原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する選択入力を受け付けたか否かの判断をする(ステップS105)。
生成した原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する選択入力を受け付けなかった場合、すなわち、原稿画像データをオリジナル画像データとして保存しない場合(ステップS105:No)、印刷サービス122は、プロッタデバイス132により生成した原稿画像データをそのまま印刷する(ステップS106)。
一方、生成した原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する選択入力を受け付けた場合(ステップS105:Yes)、削除部304は、生成した原稿画像データからリンク情報のバーコードを削除する(ステップS107)。そして、保存部305は、生成した原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する(ステップS108)。
次に、埋込サービス125は、生成した原稿画像データにリンク情報のバーコードを埋め込む(ステップS109)。そして、印刷サービス122は、プロッタデバイス132により保存したオリジナル画像データを印刷する(ステップS110)。
このように、実施の形態1にかかる複合機100は、複製対象の原稿を複写(コピー)する場合、複製対象の原稿に埋め込まれたリンク情報に対応するオリジナル画像データが検索されなかった場合(保存されていなかった場合)、複製対象の原稿の画像データをオリジナル画像データとして保存して印刷する。従って、さらに複製を繰り返した場合でも、保存したオリジナル画像データを利用して印刷ができるため、複製する画像データが劣化していくことを防止して、粗悪な画像の複製物が印刷されることなく、画像が見易い複製物を印刷することができる。
また、複製対象の原稿のオリジナル画像データが保存されていなかった場合に、読込んだ原稿画像データをオリジナル画像データとして保存するか否かを選択でき、保存する旨の選択入力を受け付けた場合、利用者は複雑な操作をせずに容易にオリジナル画像データの保存(更新)を行うことができる。一方、読込んだ原稿画像データをオリジナル画像データとして保存しない旨の選択入力を受け付けた場合、普通のコピー処理を行うことができるため、利用者が混乱することがない。
なお、本実施の形態では、複製対象の原稿を複製する際、複合機にオリジナル画像データが保存されていなかった場合、リンク情報のバーコードを削除して原稿画像データをオリジナル画像データとして保存するものであったが、リンク情報のバーコードを削除しない構成としてもよい。すなわち、複合機にオリジナル画像データが保存されていなかった場合、リンク情報のバーコードを削除せずに保存し、印刷時にバーコードを上書きして画像データに付加することで、リンク情報のバーコードを埋め込む構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、複製対象の原稿を複製する際、複合機にオリジナル画像データが保存されていなかった場合、リンク情報のバーコードを削除した原稿画像データをオリジナル画像データとして保存して印刷するものであった。これに対し、本実施の形態では、保存対象の画像データを保存する際、利用者により特定された位置にあるバーコードを削除して、当該画像データをオリジナル画像データとして保存するものである。
図9は、複合機にオリジナル原稿の画像データを保存する処理の流れを示す説明図である。図9に示すように、複合機100は、オリジナル画像データを識別するリンク情報を2次元コード化したバーコードが付加された複製対象の原稿P1をスキャナ機能で読み取って原稿画像データを生成する(ステップS9)。そして、複合機100は、生成した原稿画像データに付加されたリンク情報のバーコードを削除して、当該原稿画像データをHDD135に保存する。このように、生成した原稿画像データを保存する場合に、バーコードを削除することで、後の原稿の複製時においてリンク情報のバーコードを埋め込む場合にバーコードが複数付加されて印刷されてしまうという不整合を防止することができる。
次に、図4を参照して、サービスレイヤ120のオペレーションパネル制御サービス123の詳細について説明する。
オペレーションパネル制御サービス123は、画像生成部301により原稿画像データが生成された場合、原稿画像データに対するリンク情報を2次元コード化したバーコードの位置の特定入力を受け付ける特定入力画面を、オペレーションパネル133に表示するものである。そして、オペレーションパネル制御サービス123は、オペレーションパネル133に表示された特定入力画面から、利用者による原稿画像データに対するリンク情報のバーコードの位置の特定入力を受け付ける。
図10は、オペレーションパネルに表示された特定入力画面の一例を示す図である。図10に示すように、特定入力画面210には、複合機100によりバーコードの位置を特定する旨の「自動検出」ボタン211と、利用者がバーコードの位置の特定を行う際に上下左右の位置の微調整を行う「左上」「右上」「左下」「右下」ボタン群212と、調整した位置により特定入力を完了させる「決定」ボタン213とが表示されている。利用者によりボタン群212が押下されることで原稿画像データに対するバーコードの位置の微調整を行われ、ボタン213を押下されることで、削除するバーコードの位置の特定入力を受け付ける。また、ボタン211を押下された場合は、利用者は位置を特定せず、複合機100においてバーコードを特定する。
次に、図4におけるアプリケーションレイヤ110のオリジナルコピーアプリ113の詳細について図6を参照して説明する。ここで、オリジナルコピーアプリ113における画像生成部301と、画像データ検索部303と、保存部305とは、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
削除部304は、利用者による原稿画像データに対するリンク情報を2次元コード化したバーコードの位置の特定入力を受け付けた場合、原稿画像データから、特定された位置に埋め込まれたバーコードを削除するものである。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる複合機100における保存処理の手順について説明する。図11は、実施の形態2にかかる複合機における保存処理の手順を示すフローチャートである。
まず、原稿の画像データの保存を行う場合、利用者によって保存対象の原稿がスキャナデバイス131の所定位置に載置される。原稿が載置されると、スキャナデバイス131が原稿を読み取り、画像生成部301は、読込まれた原稿から原稿画像データを生成する(ステップS120)。次に、オペレーションパネル制御サービス123は、オペレーションパネル133から、利用者による原稿画像データに対するバーコードの位置の特定入力を受け付ける(ステップS121)。
次に、削除部304は、生成した原稿画像データから、画像データに対して特定された位置に埋め込まれたバーコードを削除する(ステップS122)。そして、保存部305は、生成した原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存する(ステップS123)。なお、利用者によりリンク情報のバーコードの位置の特定入力を受け付けず、自動検出する旨の入力を受け付けた場合は、複合機100において画像データに埋め込まれたバーコードを検出して削除する。
このように、実施の形態2にかかる複合機100は、保存対象の原稿の画像データを保存する場合、利用者により特定された位置に埋め込まれたバーコードを削除して、オリジナル画像データとして保存する。従って、後に当該保存対象の原稿の複製時においてリンク情報のバーコードを埋め込む場合にバーコードが複数付加されて印刷されてしまうという不整合を防止することができる。また、特定入力画面によりバーコードの位置を特定できるため、容易にバーコードを削除できる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、複製対象の原稿を複製する際、複合機にオリジナル画像データが保存されていなかった場合、複製対象の原稿画像データをオリジナル画像データとして保存して印刷するものであった。これに対し、本実施の形態では、複製対象の原稿を複製する際、複合機にオリジナル画像データが保存されていた場合、保存されていたオリジナル画像データを印刷するものである。
図12は、複合機にオリジナル原稿の画像データが保存されていた場合におけるコピー処理の流れを示す説明図である。図12に示すように、複合機100は、オリジナル画像データを識別するリンク情報を2次元コード化したバーコードが付加された複製対象の原稿P1をスキャナ機能で読み取って原稿画像データを生成する(ステップS10)。そして、複合機100は、生成した原稿画像データに付加されたバーコードを抽出し、抽出したバーコードを解析してリンク情報を抽出し、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データP0をHDD135から検索する。
そして、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データP0がHDD135に保存されていた場合、複合機100は、保存されていたオリジナル画像データを印刷し、原稿P7を得る(ステップS11)。このように、原稿を複製する場合に、その原稿のオリジナル原稿画像データが保存されていた場合、保存されていたオリジナル画像データを印刷することで、複製を繰り返しても、画像が劣化しない複製物を印刷することができる。
ここで、図4におけるアプリケーションレイヤ110のオリジナルコピーアプリ113の詳細は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する(図6参照)。
次に、図4を参照して、サービスレイヤ120のオペレーションパネル制御サービス123の詳細について説明する。なお、解析サービス124については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
オペレーションパネル制御サービス123は、画像データ検索部303により複製対象の原稿のオリジナル画像データがHDD135から検索された場合、そのまま原稿画像データを印刷するか、原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に上書き保存するかの選択入力を受け付ける選択画面を、オペレーションパネル133に表示するものである。そして、オペレーションパネル制御サービス123は、オペレーションパネル133の選択画面から、利用者によるそのまま原稿画像データを印刷する旨の選択、または原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に上書き保存するか否かの選択入力を受け付ける。
図13は、オペレーションパネルに表示された選択画面の一例を示す図である。図13に示すように、選択画面220には、複製対象の原稿のオリジナル画像データが複合機100に保存されている旨の情報を利用者に開示するため、「すでにオリジナル画像が存在しています」との表示を行う。そして、当該表示の下部に、その後の動作の選択肢が3つ表示される。具体的には、原稿画像データを保存せずにそのまま印刷する旨の「そのままコピーする」ボタン221、複製対象の原稿画像データをHDD135に上書き保存する旨の「上書きする」ボタン222と、処理のキャンセルを示すボタン223が表示される。そして、オペレーションパネル制御サービス123は、利用者によりいずれかのボタン221〜223が押下されることにより、いずれかの動作の選択入力を受け付ける。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる複合機100における印刷処理の手順について説明する。図14は、実施の形態3にかかる複合機における印刷処理の手順を示すフローチャートである。
まず、原稿の画像データの保存を行う場合、利用者によって保存対象の原稿がスキャナデバイス131の所定位置に載置される。原稿が載置されると、スキャナデバイス131が原稿を読み取り、画像生成部301は、読込まれた原稿から原稿画像データを生成する(ステップS130)。次に、解析サービス124は、生成された原稿画像データから、バーコードを抽出し(ステップS131)、抽出したバーコードを解析してリンク情報を抽出する(ステップS132)。
次に、画像データ検索部303は、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データをHDD135から検索する(ステップS133)。抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データが検索されなかった場合(ステップS133:No)、保存部305は、生成した原稿画像データをオリジナル画像データとしてHDD135に保存し(ステップS134)、保存したオリジナル画像データを印刷する(ステップS135)。なお、このステップS134、135の処理は、実施の形態1におけるオリジナル画像データが検索されなかった場合の処理と同様に行なってもよい(図8のステップS105〜S110参照)。
一方、抽出したリンク情報に対応するオリジナル画像データが検索された場合(ステップS133:Yes)、オペレーションパネル制御サービス123は、生成した原稿画像データをそのまま印刷する選択入力を受け付けたか否かの判断をする(ステップS136)。
生成した原稿画像データをそのまま印刷する選択入力を受け付けなかった場合、すなわち、原稿画像データをオリジナル画像データとして上書き保存する場合(ステップS136:No)、保存部305は、生成した原稿画像データを、上書きしてオリジナル画像データとしてHDD135に保存する(ステップS137)。印刷サービス122は、プロッタデバイス132により保存したオリジナル画像データを印刷する(ステップS138)。
一方、生成した原稿画像データをそのまま印刷する選択入力を受け付けた場合(ステップS136:Yes)、印刷サービス122は、プロッタデバイス132により生成した原稿画像データをそのまま印刷する(ステップS139)。
このように、実施の形態3にかかる複合機100は、保存対象の原稿の画像データを保存する場合、保存対象の原稿のオリジナル原稿データが既に保存されている場合、原稿画像データを保存せずにそのまま印刷可能としているので、オリジナル画像データが重複保存されることを防止できるとともに、普通のコピー処理を行うことができるため、利用者が混乱することがない。また、保存対象の原稿のオリジナル原稿データが既に保存されている場合、上書きして印刷するか否かを確認して、上書きする旨の選択入力を受け付けた場合に原稿画像データを上書き保存するので、利用者による誤操作が軽減できる。
図15は、実施の形態1〜3にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機100は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機100全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)135とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bとをさらに有する。
CPU11は、複合機100の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD135およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。オペレーションパネル133はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD135は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、実施の形態1〜3にかかる複合機100で実行される画像データ出力プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
実施の形態1〜3にかかる複合機100で実行される画像データ出力プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態1〜3にかかる複合機100で実行される画像データ出力プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施の形態1〜3にかかる複合機100で実行される画像データ出力プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
実施の形態1〜3にかかる複合機100で実行される画像データ出力プログラムは、上述した各部(画像生成部301、画像データ検索部303、削除部304、保存部305)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像データ出力プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、画像生成部301、画像データ検索部303、削除部304、保存部305が主記憶装置上に生成されるようになっている。
予め複合機に保存されているオリジナル原稿の画像データを用いたコピー処理の流れを示す説明図である。 複合機のコピー機能を利用する場合におけるリンク情報の埋め込み処理の流れを示す説明図である。 複合機のプリンタ機能を利用する場合におけるリンク情報の埋め込み処理の流れを示す説明図である。 実施の形態1〜3にかかる複合機の構成を示すブロック図である。 複合機にオリジナル原稿の画像データが保存されていなかった場合におけるオリジナルコピー処理の流れを示す説明図である。 実施の形態1のオリジナルコピーアプリの構成を示すブロック図である。 オペレーションパネルに表示された選択画面の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる複合機における印刷処理の手順を示すフローチャートである。 複合機にオリジナル原稿の画像データを保存する処理の流れを示す説明図である。 オペレーションパネルに表示された特定入力画面の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる複合機における保存処理の手順を示すフローチャートである。 複合機にオリジナル原稿の画像データが保存されていた場合におけるコピー処理の流れを示す説明図である。 オペレーションパネルに表示された選択画面の一例を示す図である。 実施の形態3にかかる複合機における印刷処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1〜3にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 複合機
110 アプリケーションレイヤ
111 コピーアプリ
112 プリンタアプリ
113 オリジナルコピーアプリ
120 サービスレイヤ
121 読取サービス
122 印刷サービス
123 オペレーションパネル制御サービス
124 解析サービス
125 埋込サービス
126 ライブラリ
130 デバイスレイヤ
131 スキャナデバイス
132 プロッタデバイス
133 オペレーションパネル
301 画像生成部
303 画像データ検索部
304 削除部
305 保存部

Claims (6)

  1. 複製対象の原稿のオリジナル原稿の画像データであるオリジナル画像データを記憶する記憶手段と、
    複製対象の原稿の画像データであって、前記複製対象の原稿の前記オリジナル画像データを一意に識別するための識別情報が記述された画像データである原稿画像データを取得する取得手段と、
    取得した前記原稿画像データから、前記識別情報を抽出する抽出手段と、
    前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データを、前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存する保存手段と、
    保存した前記オリジナル画像データを出力する出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記原稿画像データから前記識別情報を削除する削除手段をさらに備え、
    前記保存手段は、前記識別情報が削除された前記原稿画像データを、オリジナル画像データとして前記記憶手段に保存することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 情報を表示して利用者からの入力操作が可能な操作表示部と、
    前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記操作表示部から、前記原稿画像データに対する前記識別情報の位置を特定する特定入力を受け付ける入力制御手段と、
    前記削除手段は、前記原稿画像データから、前記特定入力により特定された位置の前記識別情報を削除することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記入力制御手段は、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記操作表示部から、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存するか否かの選択入力を受け付け、
    前記保存手段は、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存する旨の選択入力を受け付けた場合、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置で実行される画像データ出力方法において、
    前記画像形成装置は、
    複製対象の原稿のオリジナル原稿の画像データであるオリジナル画像データを記憶する記憶手段を備え、
    取得手段が、複製対象の原稿の画像データであって、前記複製対象の原稿の前記オリジナル画像データを一意に識別するための識別情報が記述された画像データである原稿画像データを取得する取得ステップと、
    抽出手段が、取得した前記原稿画像データから、前記識別情報を抽出する抽出ステップと、
    検索手段が、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データを、前記記憶手段から検索する検索ステップと、
    保存手段が、前記識別情報によって識別される前記オリジナル画像データが前記記憶手段から検索されなかった場合、前記原稿画像データをオリジナル画像データとして前記記憶手段に保存する保存ステップと、
    出力手段が、保存した前記オリジナル画像データを出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする画像データ出力方法。
  6. 請求項5に記載の画像データ出力方法を実行するプログラム。
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