JP2009225079A - 情報処理システム及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制できる情報処理システム及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】情報処理システム10は、HDD36、USBメモリ51、サーバ52、メインコントローラ31及びPIC41を備える。HDD36及びUSBメモリ51は、ネットワーク回線を介さずに所定の起動プログラムを供給できる。サーバ52は、ネットワーク回線を介して起動プログラムを供給できる。メインコントローラ31は、HDD36、USBメモリ51及びサーバ52の中から選択したいずれかから起動プログラムを取得する。PIC41は、通常電力モードにおいて所定時間所定の禁止要因がない場合に省電力モードへ切り換える自動切換処理を実行する。メインコントローラ31は、サーバ52を選択した場合に自動切換処理の実行を禁止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、消費電力を低減する省電力モードを有する情報処理システム及び画像形成システムに関し、特に、ネットワーク回線を介さずに所定の起動プログラムを供給自在な第1供給部とネットワーク回線を介して起動プログラムを供給自在な第2供給部とを備える情報処理システム及び画像形成システムに関する。
画像形成システム等の情報処理システムの中には、通常の消費電力で動作する通常電力モードと、通常の消費電力より少ない電力で待機する省電力モードとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような情報処理システムは、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を装置本体内に備え、従来の情報処理システムでは、処理部を起動させる起動プログラムをHDDから取得するのが一般的である。
特開2001−103195公報
しかし、HDDの故障や寿命によってHDDから起動プログラムを取得できない場合に備えて、起動プログラムを供給する供給部をHDDとは別に備えていることが好ましい。HDDとは別の供給部として、ネットワーク回線を介して接続されたサーバが挙げられる。
ところが、ネットワーク回線を介して起動プログラムを取得する場合、HDDから起動プログラムを取得する場合と比較して、起動プログラムの取得開始から実行までの起動準備時間が長くなる虞がある。
一方、起動準備時間が長くなると、ファックス通信等で外部からジョブデータを受信する際に、ジョブデータの受信を検出してから、省電力モードから通常電力モードへ切り換えていたのでは、処理部の起動が完了するまでに、受信側から送信側への応答が所定時間内にできないことによってジョブデータを受信できない受信エラーが発生する虞がある。
なお、特許文献1に係る技術は、用紙カセットやトナーカートリッジの交換作業中に省電力モードへ切り換わることによってエラーメッセージが表示されない事態の防止を図るものであり、ネットワーク回線を介して起動プログラムを取得する構成についての技術ではない。したがって、特許文献1に係る技術では、処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制することはできない。
この発明の目的は、処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制できる情報処理システム及び画像形成システムを提供することにある。
この発明の情報処理システムは、通常の消費電力で動作する通常電力モード、及び通常の消費電力より少ない電力で待機する省電力モードを有する情報処理システムであって、第1供給部、第2供給部、制御部、及び切換部を備える。第1供給部は、ネットワーク回線を介さずに所定の起動プログラムを供給自在である。第2供給部は、ネットワーク回線を介して起動プログラムを供給自在である。制御部は、第1供給部及び第2供給部の中から選択したいずれかの供給部から起動プログラムを取得し、起動プログラムに基づいて所定の処理部を起動させる。切換部は、通常電力モードと省電力モードとを切り換える切換部であって、通常電力モードにおいて所定時間所定の禁止要因がない場合に通常電力モードから省電力モードへ切り換える自動切換処理を実行する。制御部は、第2供給部を選択した場合に自動切換処理の実行を禁止するように切換部を制御する。
この構成では、起動プログラムの取得先として第2供給部を選択した場合は、省電力モードへ自動切換処理されないように制御されるので、処理部での処理要求を受け付けた際は常に通常電力モードとなっており、処理部の起動が完了した状態となっている。このように、処理部での処理要求を受け付けてから起動プログラムを取得開始して実行する場合より、処理要求の受付時から処理部の起動が完了するまでの待機時間が短くなる。
上述の構成において、制御部は、まず第1供給部を選択し、第1供給部から起動プログラムを取得できない場合に、次に第2供給部を選択することが好ましい。まず、第1供給部を選択し、第1供給部から起動プログラムを取得できる場合は、自動切換処理の実行を禁止せず、所定時間所定の禁止要因がない場合は通常電力モードから省電力モードへ切り換えることで、処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制できるとともに、省電力化を図ることができる。また、第1供給部から起動プログラムを取得できない場合は、第2供給部を選択し、自動切換処理の実行を禁止することで、処理要求の受付時から処理部の起動が完了するまでの待機時間を短縮化し、処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制することができる。
また、第1供給部は、制御部を含む装置本体に固定された第1記憶部と、装置本体に固定された接続部に着脱自在に装着された第2記憶部とを含み、制御部は、まず第1記憶部を選択し、第1記憶部から前記起動プログラムを取得できない場合に、次に第2記憶部を選択するように構成されていてもよい。第1記憶部及び第2記憶部はともに、ネットワーク回線を介することなく制御部に接続されている。第1記憶部は常に制御部に接続されており、第1記憶部が故障等していない場合は最も起動プログラムを取得できる可能性が高い。また、第2記憶部は接続部に着脱自在であるが、接続部に装着されている場合は上述のようにネットワーク回線を介することなく制御部に接続されている。このため、まずは第1記憶部から起動プログラムの取得を試みて、第1記憶部から起動プログラムを取得できない場合に、第2記憶部から起動プログラムの取得を試みるようにすることで、起動プログラムの取得を最初に試みてから実行するまでの時間を短縮化できる。
さらに、外部からのジョブデータの受信を検出する受信検出部であって、ジョブデータの受信を検出した際にジョブデータの受信を検出した旨の受信通知信号を切換部へ出力する受信検出部をさらに備え、切換部は、省電力モードにおいて受信通知信号が入力された場合に省電力モードから通常電力モードへ切り換えるように構成されていてもよい。省電力モードになっている場合は第1供給部から起動プログラムを取得できる可能性が高い。このため、所定時間所定の禁止要因がない場合は通常電力モードから省電力モードへ切り換えておくことで省電力化を図ることができるとともに、ジョブデータの受信を検出した場合は第1供給部から起動プログラムを取得することで、ジョブデータの受信の検出時から処理部の起動が完了するまでの待機時間を短縮化でき、処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制できる。
また、ユーザに種々の情報を通知する通知部をさらに備え、制御部は、自動切換処理の実行を禁止する際に自動切換処理の実行を禁止する旨を通知部に通知させるように構成されていてもよい。自動切換処理の実行が禁止されていることがユーザに通知されるので、ユーザは、自動切換処理されないこと、及び、第1供給部から起動プログラムを取得できない状態であることに、対応することができる。例えば、所定時間使用しないことが予め分かっている場合に手動で省電力モードにすることや電源をオフにすることで、省電力化できる。また、第1供給部のメンテナンスを行うことで、処理要求の受付時から処理部の起動が完了するまでの待機時間を短縮化することができる。
この発明の画像形成システムは、上述のいずれかの情報処理システムを備え、処理部は、記録媒体に画像を形成する画像形成部である。画像形成システムにおいて、画像形成部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制できる。
この発明によれば、起動プログラムの取得先として第2供給部を選択した場合は通常電力モードから省電力モードへ自動切換処理されないように制御しておくことで、処理要求の受付時から処理部の起動が完了するまでの待機時間を短縮化できる。したがって、処理部の起動の完了が遅れることによるエラーの発生を抑制することができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る情報処理システム10のブロック図である。
情報処理システム10は、第1スイッチング電源21、第2スイッチング電源22、モード切換スイッチ23、メインブレーカ24、第1機器群30、第2機器群40、及びサーバ52を備えている。
第1スイッチング電源21、第2スイッチング電源22、モード切換スイッチ23、メインブレーカ24、第1機器群30、及び第2機器群40のそれぞれは、装置本体の一部を構成し、装置本体内の所定箇所に固定されている。
第1スイッチング電源21は、モード切換スイッチ23及びメインブレーカ24を介して商用電源25に接続されている。メインブレーカ24は、ユーザによってオン又はオフに切り換えられる。メインブレーカ24がオフであれば、第1機器群30、及び第2機器群40のいずれにも電力が供給されない。以下では、メインブレーカ24がオンである場合について説明する。
第1スイッチング電源21は、モード切換スイッチ23がオンである場合に、第1機器群30へ所定の電力を供給する。モード切換スイッチ23がオフにされると、第1機器群30へ電力が供給されない。
第2スイッチング電源22は、メインブレーカ24を介して商用電源25に接続されている。第2スイッチング電源22は、メインブレーカ24がオンである場合に、第2機器群40へ所定の電力を供給する。
情報処理システム10は、例えば画像形成システムに備えられる。情報処理システム10は、動作モードとして、通常電力モード、及び省電力モードを有している。通常電力モードでは、第1機器群30及び第2機器群40の両方に電力が供給される。省電力モードでは、第2機器群40には電力が供給されるが、第1機器群30には電力が供給されない。このように、省電力モードでは、通常電力モードにおける消費電力より少ない電力が消費される。モード切換スイッチ23がオフからオンにされることで省電力モードから通常電力モードへ切り換えられ、モード切換スイッチ23がオンからオフにされることで通常電力モードから省電力モードへ切り換えられる。
第1機器群30は、メインコントローラ31、ROM32、RAM33、操作部34、通知部35、HDD(Hard Disk Drive)36、USBコントローラ37、NIC(NetworkInterface Card)38、処理部39を含む。
メインコントローラ31は、この発明の制御部に相当し、第1機器群30を統括的に制御する。メインコントローラ31は、モード切換スイッチ23がオンされると、まずROM32からブートローダと呼ばれるプログラムを取得する。メインコントローラ31は、ブートローダに基づいて、処理部39を起動させる起動プログラムを取得する。
操作部34は、ユーザによる入力操作を受け付ける。通知部35は、ユーザに種々の情報を通知する。通知部35は、この実施形態では液晶表示パネル等の表示装置であるが、音声出力装置や光信号出力装置であってもよい。なお、操作部34及び通知部35を、例えば液晶タッチパネルのように1個の部材で具現化することもできる。
HDD36、及びUSBメモリ51は、この発明の第1供給部に相当し、ネットワーク回線を介することなくメインコントローラ31に内部接続されている。HDD36は、この発明の第1記憶部に相当し、起動プログラムをメインコントローラ31へ供給自在に記憶している。USBコントローラ37は、この発明の接続部に相当する。USBコントローラ37には、USBメモリ51等のUSBデバイスが着脱自在に装着される。USBコントローラ37は、装着されたUSBデバイスとの通信を行う。USBメモリ51は、この発明の第2記憶部に相当し、起動プログラムを記憶しており、USBコントローラ37に装着されている際に、起動プログラムをメインコントローラ31へ供給自在である。
NIC38は、メットワーク回線を介してサーバ52に接続されている。サーバ52は、この発明の第2供給部に相当し、NIC38及びネットワーク回線を介してメインコントローラ31に接続されている。サーバ52は、起動プログラムをメインコントローラ31へ供給自在に記憶している。
処理部39は、この実施形態では、記録媒体に画像を形成する画像形成部である。処理部39は、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及び定着工程を含む電子写真方式の画像形成処理を行うことで、用紙等の記録媒体に画像データに基づく画像を形成する。なお、処理部39は、画像データに基づいて記録媒体にインク滴を塗布することで画像を形成するインクジェット方式の画像形成部等であってもよい。
第2機器群40は、PIC(Peripheral InterfaceController)41、ファックスインタフェース42、電源スイッチ43、及びタイマ44を含む。PIC41は、発明の切換部に相当する。ファックスインタフェース42は、この発明の受信検出部に相当する。
ファックスインタフェース42は、電話回線網53に接続されており、ファックス通信に係るジョブデータの受信を検出する。ジョブデータは画像データを含む。ファックスインタフェース42は、ジョブデータの受信を検出した際に、ジョブデータの受信を検出した旨の受信通知信号をPIC41へ出力する。タイマ44は、PIC44へ時間情報を出力する。電源スイッチ43は、ユーザによってオン又はオフに切り換えられる。電源スイッチ43のオンとオフとの切り換えによって、ユーザの所望のタイミングで、通常電力モードと省電力モードとが切り換えられる。
PIC41は、ユーザによる電源スイッチ43のオンとオフとの切り換えを検出する。PIC41は、必要に応じてモード切換スイッチ23のオンとオフとを切り換える。
PIC41は、電源スイッチ43がオンからオフにされるとモード切換スイッチ23をオンからオフへ切り換えることで、動作モードを通常電力モードから省電力モードへ切り換える。PIC41は、電源スイッチ43がオフからオンにされるとモード切換スイッチ23をオフからオンへ切り換えることで、動作モードを省電力モードから通常電力モードへ切り換える。
PIC41は、通常電力モードにおいて所定時間継続して所定の禁止要因がない場合、モード切換スイッチ23をオンからオフへ切り換えることで、動作モードを通常電力モードから省電力モードへ切り換える。通常電力モードにおいて所定時間継続して所定の禁止要因がない場合に通常電力モードから省電力モードへ切り換える処理を、この発明では自動切換処理という。所定の禁止要因には、例えば、操作部34からの入力操作、及びファックスインタフェース42からの受信通知信号の入力が、含まれる。
PIC41は、省電力モードにおいてファックスインタフェース42から受信通知信号が入力されると、モード切換スイッチ23をオフからオンへ切り換えることで、動作モードを省電力モードから通常電力モードへ切り換える。
図2は、メインコントローラ31の処理手順を示すフローチャートである。
メインコントローラ31は、モード切換スイッチ23がオフからオンへ切り換えられると、ROM32からブートローダを取得し、ブートローダに基づいて次のような処理を行うことで、HDD36、USBメモリ51、又はサーバ52のいずれかから起動プログラムを取得し、起動プログラムに基づいて処理部39を起動させる。
メインコントローラ31は、起動プログラムの供給先として、まずHDD36を選択し、HDD36から起動プログラムを取得できない場合に、次にUSBメモリ51を選択し、USBメモリ51から起動プログラムを取得できない場合に、次にサーバ52を選択する。
メインコントローラ31は、HDD36にアクセスし(S1)、HDD36から起動プログラムを取得できると判定した場合(S2)、HDD36から起動プログラムを取得し(S3)、起動プログラムを実行する(S4)。
メインコントローラ31は、HDD36から起動プログラムを取得できないと判定した場合(S2)、USBメモリ51にアクセスし(S5)、USBメモリ51から起動プログラムを取得できると判定した場合(S6)、USBメモリ51から起動プログラムを取得し(S7)し、起動プログラムを実行する(S4)。
メインコントローラ31は、USBメモリ51から起動プログラムを取得できないと判定した場合(S6)、PIC41へ自動切換処理を禁止する禁止コマンドを出力し(S8)、サーバ52にアクセスする(S9)。
メインコントローラ31は、サーバ52から起動プログラムを取得できると判定した場合(S10)、サーバ52から起動プログラムを取得し(S11)、起動プログラムを実行する(S4)。
メインコントローラ31は、サーバ52から起動プログラムを取得できないと判定した場合(S10)、起動プログラムを取得できない旨の取得エラーコマンドをPIC41へ出力し(S12)、通知部35へエラー表示する(S13)。エラー表示に代えて、音声や光信号によってエラー通知してもよい。
メインコントローラ31は、起動プログラムを実行すると(S4)、起動プログラムに基づいて、以下のような処理を行う。メインコントローラ31は、起動プログラムの取得を完了した旨の取得完了コマンドをPIC41へ出力する(S14)。
メインコントローラ31は、ファックスインタフェース42を介して電話通信網53からジョブデータが入力されると(S15)、ジョブデータに基づいてジョブを実行し(S16)、ジョブデータに含まれる画像データに基づいて処理部39によって用紙に画像を形成する。
図3及び図4は、PIC41の処理手順の一部を示すフローチャートである。
メインブレーカ24がオフの状態では、モード切換スイッチ23はオフとなっている。PIC41は、メインブレーカ24がオンされると、モード切換スイッチ23をオフからオンへ切り換える(S21)。モード切換スイッチ23がオフからオンへ切り換えられると、第1機器群30に電力が供給され、図2に示すようにメインコントローラ31の処理が開始される。
PIC41は、メインコントローラ31から禁止コマンドが入力され(S22)、さらに取得完了コマンドが入力された場合(S23)、自動切換処理を行わず、電源スイッチ43がオンからオフへ切り換えられると(S24)、モード切換スイッチ23をオンからオフへ切り換えることで通常電力モードから省電力モードへ切り換え(S25)、電源スイッチ43がオフからオンへ切り換えられると(S24)、モード切換スイッチ23をオフからオンへ切り換えることで省電力モードから通常電力モードへ切り換える(S26)。
禁止コマンドが入力されるのは、メインコントローラ31が起動プログラムの取得先としてサーバ52を選択した場合である。メインコントローラ31が起動プログラムの取得先としてサーバ52を選択した場合、自動切換処理が行われないので、ジョブデータの受信を検出した際は常に通常電力モードとなっており、処理部39は起動を完了している。このように、ジョブデータの受信を検出してから起動プログラムを取得開始して実行する場合より、ジョブデータの受信の検出時から処理部39の起動が完了するまでの待機時間が短縮化する。したがって、処理部39の起動の完了が遅れることによるエラーの発生が抑制される。
PIC41は、禁止コマンド及び取得完了コマンドがともに入力されず(S22)、取得エラーコマンドも入力されない状態では、禁止コマンド、取得完了コマンド、又は取得エラーコマンドのいずれかが入力されるまで待機する(S28)。PIC41は、取得エラーコマンドが入力されると(S28)、処理を終了する。
PIC41は、禁止コマンドが入力されず(S22)、取得完了コマンドが入力された場合は(S27)、タイマ44をリセットし(S31)、予め設定されている所定時間が経過したか否か判定する(S32)。
PIC41は、S31におけるタイマ44のリセットから所定時間が経過していない場合(S32)、動作中フラグの状態を判定し、動作中フラグがオンされた場合は(S33)、タイマ44をリセットする(S31)。動作中フラグは、操作部34からの入力操作や、ファックスインタフェース42からの受信通知信号の入力等、禁止要因があった際にオンされ、禁止要因がなくなった際にオフされる。
PIC41は、動作中フラグがオフであって(S33)、電源スイッチ43がオフされない状態では(S34)、S32に戻って所定時間が経過するまで待機する。
PIC41は、S31におけるタイマ44のリセットから所定時間が経過する前に、動作中フラグがオフであって(S33)、電源スイッチ43がオフされた場合(S34)、モード切換スイッチ23をオンからオフへ切り換えることで、通常電力モードから省電力モードへ切り換える(S35)。
PIC41は、動作中フラグがオフであって(S33)、電源スイッチ43がオフされないまま、即ち禁止要因がない状態のまま、S31におけるタイマ44のリセットから所定時間が経過すると(S32)、モード切換スイッチ23をオンからオフへ切り換え(S35)、自動切換処理を行う。
上述のように、メインコントローラ31は、起動プログラムの供給先として、まずHDD36を選択し、HDD36から起動プログラムを取得できない場合にUSBメモリ51を選択する。HDD36又はUSBメモリHDD36から起動プログラムを取得可能な場合は、自動切換処理の実行を禁止せず、所定時間所定の禁止要因がない場合は通常電力モードから省電力モードへ切り換えることで、処理部39の起動の完了が遅れることによるエラーの発生が抑制されるとともに、省電力化が図られる。
また、HDD36は、常にメインコントローラ31に接続されており、HDD36が故障等していない場合は最も起動プログラムを取得できる可能性が高い。また、USBメモリ51はUSBコントローラ37に着脱自在であるが、USBコントローラ37に装着されている場合は上述のようにネットワーク回線を介することなくメインコントローラ31に接続されている。このため、まずはHDD36から起動プログラムの取得を試みて、HDD36から起動プログラムを取得できない場合に、USBメモリ51から起動プログラムの取得を試みるようにすることで、起動プログラムの取得を最初に試みてから実行するまでの時間が短縮化される。
PIC41は、省電力モードにおいて受信通知信号が入力されると(S36)、モード切換スイッチ23をオフからオンに切り換えることで、省電力モードから通常電力モードへ切り換え(S37)、タイマ44をリセットする(S31)。
PIC41は、省電力モードにおいて、受信通知信号の入力がなく(S36)、電源スイッチ43がオンされない状態では(S38)、受信通知信号の入力待ち状態で待機し(36)、電源スイッチ43がオンされた場合は(S38)、モード切換スイッチ23をオフからオンに切り換えることで、省電力モードから通常電力モードへ切り換える(S37)。
省電力モードになっている場合はHDD36又はUSBメモリ51から起動プログラムを取得できる可能性が高い。このため、所定時間所定の禁止要因がない場合は通常電力モードから省電力モードへ切り換えておくことで、省電力化が図られる。また、ジョブデータの受信を検出した場合は、省電力モードから通常電力モードへ切り換えて、HDD36又はUSBメモリ51から起動プログラムを取得することで、ジョブデータの受信の検出時から処理部39の起動が完了するまでの待機時間が短縮化され、処理部39の起動の完了が遅れることによるエラーの発生が抑制される。
なお、メインコントローラ31は、S8で自動切換処理の禁止コマンドを出力する場合、自動切換処理の実行を禁止する旨を通知部35に表示する。
自動切換処理の実行が禁止されていることがユーザに通知されるので、ユーザは、自動切換処理されないこと、並びに、HDD36及びUSBメモリ51から起動プログラムを取得できない状態であることに、対応することができる。例えば、所定時間使用しないことが予め分かっている場合に電源スイッチ43によって省電力モードにすることやメインブレーカ24をオフにすることで、省電力化できる。また、HDD36及びUSBメモリ51をメンテナンスすることで、ジョブデータの受信の検出時から処理部39の起動が完了するまでの待機時間を短縮化することができる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係る情報処理システムのブロック図である。 メインコントローラの処理手順を示すフローチャートである。 PICの処理手順の一部を示すフローチャートである。 PICの処理手順の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理システム
23 モード切換スイッチ
24 メインブレーカ
25 商用電源
30 第1機器群
31 メインコントローラ(制御部)
35 通知部
36HDD(第1供給部、第1記憶部)
37USBコントローラ(接続部)
39 処理部
40 第2機器群
41 PIC(切換部)
42 ファックスインタフェース(受信検出部)
43 電源スイッチ
44 タイマ
51 USBメモリ(第1供給部、第2記憶部)
52 サーバ
53 電話回線網

Claims (6)

  1. 通常の消費電力で動作する通常電力モード、及び前記通常の消費電力より少ない電力で待機する省電力モードを有する情報処理システムであって、
    ネットワーク回線を介さずに所定の起動プログラムを供給自在な第1供給部と、
    ネットワーク回線を介して起動プログラムを供給自在な第2供給部と、
    前記通常電力モードの設定時に、前記第1供給部及び前記第2供給部の中から選択したいずれかの供給部から起動プログラムを取得し、起動プログラムに基づいて所定の処理部を起動させる制御部と、
    前記通常電力モードと前記省電力モードとを切り換える切換部であって、前記通常電力モードにおいて所定時間所定の禁止要因がない場合に前記通常電力モードから前記省電力モードへ切り換える自動切換処理を実行する切換部と、を備え、
    前記制御部は、前記第2供給部を選択した場合に前記自動切換処理の実行を禁止するように前記切換部を制御する情報処理システム。
  2. 前記制御部は、まず前記第1供給部を選択し、前記第1供給部から起動プログラムを取得できない場合に、次に前記第2供給部を選択する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1供給部は、前記制御部を含む装置本体に固定された第1記憶部と、前記装置本体に固定された接続部に着脱自在に装着された第2記憶部とを含み、
    前記制御部は、まず前記第1記憶部を選択し、前記第1記憶部から起動プログラムを取得できない場合に、次に前記第2記憶部を選択する請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 外部からのジョブデータの受信を検出する受信検出部であって、ジョブデータの受信を検出した際にジョブデータの受信を検出した旨の受信通知信号を前記切換部へ出力する受信検出部をさらに備え、
    前記切換部は、前記省電力モードにおいて受信通知信号が入力された場合に前記省電力モードから前記通常電力モードへ切り換える請求項1から3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. ユーザに種々の情報を通知する通知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記自動切換処理の実行を禁止する際に前記自動切換処理の実行を禁止する旨を前記通知部に通知させる請求項1から4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の情報処理システムを備え、
    前記処理部は、記録媒体に画像を形成する画像形成部である画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002185549A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Ricoh Co Ltd モデム装置及び通信端末装置

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