JP2009223804A - 端末装置、及び検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラムの正しい検査を行なう事ができる端末装置、及び検査方法を提供する。
【解決手段】端末装置は、入力された操作信号を記憶し、入力された前記操作信号に基づいて逐次第1の表示データを作成し、作成した第1の表示データに基づいて1画面分の第1の画面ログを所定時間間隔毎に複数回保存する。記憶されている前記操作信号を読み込んで逐次第2の表示画面を作成し、作成した第2の表示データに基づいて1画面分の第2の画面ログを前記所定時間間隔毎に複数回保存する。前記複数の第1の画面ログと前記複数の第2の画面ログとを比較し、比較結果に基づいて合否を判定する。
【選択図】 図6
【解決手段】端末装置は、入力された操作信号を記憶し、入力された前記操作信号に基づいて逐次第1の表示データを作成し、作成した第1の表示データに基づいて1画面分の第1の画面ログを所定時間間隔毎に複数回保存する。記憶されている前記操作信号を読み込んで逐次第2の表示画面を作成し、作成した第2の表示データに基づいて1画面分の第2の画面ログを前記所定時間間隔毎に複数回保存する。前記複数の第1の画面ログと前記複数の第2の画面ログとを比較し、比較結果に基づいて合否を判定する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えば、端末装置などに用いられるプログラムを自動的に検査する端末装置及び検査方法に関する。
従来、利用者の操作入力に応じて種々の処理を行なう端末装置が実用化されている。これらの端末装置は、装置内部に処理を実行するためのプログラムを記憶している。端末装置は、操作入力がされた場合、記憶しているプログラムを実行し、種々の処理を行なう事ができる。
端末装置が記憶しているプログラムは、例えば、仕様の変更、若しくはバージョンアップなどが行なわれる場合、新しいプログラムに書き換えられる。しかし、書き換えられたプログラムに不具合が含まれている場合、問題が生じる可能性がある。この為、上記したような端末装置に適用されるプログラムが正常で有るか否かを判定するテストを行なうことが必要となる。
現在実用化されている端末装置に適用されているプログラムは、非常に複雑な処理を行う。この為、プログラムが更新される度に人手によりプログラムのテストを行うことが非常に手間になるという問題がある。そこで、画面ログと操作ログとを記憶しておき、再びテストを行なう場合、記憶している操作ログと画面ログとに基づいてテストを行なうデータ処理装置が提示されている。(例えば特許文献1参照)。
特開平5−274186号公報
上記したデータ処理装置では、プログラムを初めて検査する初回検査が人手により行なわれる。この場合、データ処理装置は、入力された操作ログと、その時に表示された画面ログとを記憶する。プログラムを再び検査する回帰検査が行なわれる場合、データ処理装置は、記憶している操作ログに基づいて作成した画面と記憶している画面ログとを比較し検査を行う。
しかし、上記したデータ処理装置では、例えば、画面に点滅表示(ブリンク)、またはスクロールする表示などが存在する場合、プログラムが正常であっても画面ログと作成した画面とで差が生じる可能性がある。この場合、プログラムの正しい検査を行なう事ができないという問題がある。
本発明の一形態は、上記した問題点を解決するものであり、プログラムの正しい検査を行なう事ができる端末装置、及び検査方法を提供することにある。
本発明の一実施形態としての端末装置は、操作信号が入力される入力手段と、前記入力手段より入力された前記操作信号を記憶する操作信号記憶手段と、前記入力手段により入力された前記操作信号に基づいて逐次第1の表示データを作成する第1の画面作成手段と、前記第1の画面作成手段により逐次作成される第1の表示データに基づいて1画面分の第1の画面ログを所定時間間隔毎に複数回保存する第1の画面記憶手段と、前記操作信号記憶手段により記憶されている前記操作信号を読み込んで逐次第2の表示画面を作成する第2の画面作成手段と、前記第2の画面作成手段により逐次作成される第2の表示データに基づいて1画面分の第2の画面ログを前記所定時間間隔毎に複数回保存する第2の画面記憶手段と、前記第1の画面記憶手段により記憶されている複数の第1の画面ログと前記第2の画面記憶手段により記憶されている複数の第2の画面ログとを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に基づいて合否を判定する第1の判定手段と、を具備する。
また、本発明の一実施形態としての検査方法は、入力された操作信号を記憶し、入力された前記操作信号に基づいて逐次第1の表示データを作成し、逐次作成される前記第1の表示データに基づいて1画面分の第1の画面ログを所定時間間隔毎に複数回保存し、記憶されている前記操作信号を読み込んで逐次第2の表示画面を作成し、逐次作成される第2の表示データに基づいて1画面分の第2の画面ログを前記所定時間間隔毎に複数回保存し、記憶されている前記複数の第1の画面ログと前記複数の第2の画面ログとを比較し、比較結果に基づいて合否を判定する。
この発明の一形態によればプログラムの正しい検査を行なう事ができる端末装置、及び検査方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る携端末装置、及び検査方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置の構成例を概略的に示すブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置の構成例を概略的に示すブロック図である。
端末装置1は、例えば、自動預払機、駅務機器などのように、利用者の操作に応じて種々の処理を行なう装置である。端末装置1は、CPU2、入力部3、表示部4、メモリ5、及び記憶部6などを有している。
CPU2は、端末装置1の各部の動作を総合的に制御する。CPU2は、メモリ5、若しくは記憶部6に記憶されているプログラムおよびデータに基づいて動作することにより、種々の処理を行なう。
入力部3は、操作者による操作入力を操作信号として受け取る。即ち、入力部3は、入力手段として機能する。入力部3は、例えばキーボードなどの入力装置により構成される。表示部4は、CPU2による処理結果を表示する。表示部4は、液晶パネルなどの表示装置により構成される。なお、入力部3及び表示部4は、たとえば、タッチパネル内蔵の表示装置により構成するようにしても良い。
メモリ5は、例えば、ROM、及びRAMなどを有している。ROMは、制御用のプログラム、及び制御データなどを予め記憶している。RAMは、ワーキングメモリとして機能し、CPU2が処理中のデータなどを一時的に記憶する。
記憶部6は、種々の処理を実現するための制御プログラムなどの制御データ、あるいは、処理データなどを記憶する。記憶部6は、後述する操作ログ、及び画面ログなどを記憶する領域を有している。
図2は、図1に示す端末装置1において行なわれる初回検査を概略的に説明する為の説明図である。
プログラムを作成した場合、作成したプログラムが正しく動作するか否かを人手により検査する初回検査が行なわれる。
初回検査を行なう場合、入力部3は、操作者が入力した操作を操作信号としてCPU2に送信する。
プログラムを作成した場合、作成したプログラムが正しく動作するか否かを人手により検査する初回検査が行なわれる。
初回検査を行なう場合、入力部3は、操作者が入力した操作を操作信号としてCPU2に送信する。
CPU2は、操作信号を受信すると、受信した操作信号を操作ログとして記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶させる。即ち、操作ログ記憶部61は、操作信号記憶手段として機能する。同時に、CPU2は、受信した操作信号に基づいて処理を行い、処理結果に応じた表示データを作成する。この場合、CPU2は、画面作成手段として機能する。
CPU2は、作成した表示データの1画面分のビットマップ情報を初回検査画面ログとして記憶部6の画面ログ記憶部62に記憶させる。即ち、画面ログ記憶部62は、画面記憶手段として機能する。同時に、CPU2は、作成した表示データを表示部4に送信する。表示部4は、受信した表示データに基づいて表示を行なう。
端末装置1の操作者は、表示部4に表示された画面を目視で確認し、プログラムが正常に動作しているか否かを判断する。
操作信号(操作ログ)は、例えば、タッチパネル上のタッチされた箇所の座標、タッチされた時間、及び、押されたのか離れたのかを示す情報などである。なお、タッチパネル上のタッチされた箇所の座標を記憶するのではなく、タッチされたボタンを示す情報を記憶するようにしても良い。
図3は、図1に示す端末装置1において初回検査を行なう場合の処理を説明するためのフローチャートである。
入力部3から操作信号を受信すると(ステップS11)、CPU2は、受信した操作信号を操作ログとして記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶させる(ステップS12)。
入力部3から操作信号を受信すると(ステップS11)、CPU2は、受信した操作信号を操作ログとして記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶させる(ステップS12)。
CPU2は、受信した操作信号に基づいて処理を行い、処理結果に応じた逐次表示データを作成する(ステップS13)。CPU2は、作成した表示データを表示部4に逐次送信し画面表示させる(ステップS14)。CPU2は、表示部4に表示させた表示データのビットマップ情報を初回検査画面ログとして記憶部6の画面ログ記憶部62に記憶させる(ステップS15)。
なお、表示データの一部に、例えば、ブリンク、若しくはスクロールなどにより変化する表示が含まれる場合がある。表示データに点滅が含まれる場合、明るい状態と暗い状態との2つの状態のどちらかからしか画面ログを記憶することが出来ない可能性がある。この為、本実施形態では、CPU2は、表示部4に表示させた表示データのビットマップ情報を所定時間間隔毎に複数回保存する。即ち、全て表示内容は同じであり、差異はブリンクのみである複数の画面ログが保存される。
また、表示データのビットマップ情報を所定時間間隔毎に保存するとしたが、この所定時間間隔は任意で設定することが出来る。即ち、ブリンク、若しくはスクロールなどにより変化する表示の複数の状態の画面ログを保存できるように適宜設定を変更することが出来る。
端末装置1の操作者は、表示部4に表示された画面を目視で確認し(ステップS16)、検査を行なう。即ち、端末装置1の操作者は、表示された画面が正しいかどうかを目視で確認し、プログラムが正常に動作しているか否かを判断し、結果を入力部3により入力する。
CPU2は、入力された操作入力が正常を示す情報であるか異常を示す情報であるかを判別する(ステップS17)。入力された情報が正常を示す情報であると判別した場合、CPU2は、検査が終了であるか否かを判定する(ステップS18)。即ち、CPU2は、検査終了の操作信号を受信したか否かを判定する。ここで、検査が終了ではないと判定した場合(ステップS18、NO)、CPU2は、操作信号の受信を待つ待機状態となる。
ステップS18の判定において、検査が終了であると判定した場合(ステップS18、YES)、CPU2は、記憶しているプログラムは正常であると判定し(ステップS19)、処理を終了する。
ステップS17の判定において、入力された情報が異常を示す情報であると判別した場合、CPU2は、記憶しているプログラムに異常が含まれていると判定し(ステップS20)、処理を終了する。
図4は、図1に示す端末装置1において行なわれる回帰検査を概略的に説明する為の説明図である。
端末装置1は、プログラムの更新などが行なわれた場合、更新されたプログラムが正しく動作するか否かを自動的に検査する回帰検査を行なう。
回帰検査を行なう場合、CPU2は、記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶されている操作ログを読み込む。CPU2は、読み込んだ操作ログに基づいて処理を行ない、処理結果に応じた表示データを作成する。
端末装置1は、プログラムの更新などが行なわれた場合、更新されたプログラムが正しく動作するか否かを自動的に検査する回帰検査を行なう。
回帰検査を行なう場合、CPU2は、記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶されている操作ログを読み込む。CPU2は、読み込んだ操作ログに基づいて処理を行ない、処理結果に応じた表示データを作成する。
CPU2は、作成した表示データの1画面分のビットマップ情報を回帰検査画面ログとして記憶部6の画面ログ記憶部62に記憶させる。同時に、CPU2は、作成した表示データを表示部4に送信する。表示部4は、受信した表示データに基づいて表示を行なう。
ここで、CPU2は、記憶部6に記憶されている初回検査画面ログと回帰検査画面ログとを比較する。即ち、CPU2は、比較手段として機能する。さらに、CPU2は、比較結果に基づいてプログラムが正常に動作しているか否かを判定する。即ち、CPU2は、判定手段として機能する。
図5は、図1に示す端末装置1において回帰検査を行なう場合の処理を説明するためのフローチャートである。
記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶されている操作ログを読み込むと(ステップS21)、CPU2は、読み込んだ操作信号に基づいて処理を行い、処理結果に応じた表示データを逐次作成する(ステップS22)。CPU2は、作成した表示データを表示部4に逐次送信し画面表示させる(ステップS23)。
記憶部6の操作ログ記憶部61に記憶されている操作ログを読み込むと(ステップS21)、CPU2は、読み込んだ操作信号に基づいて処理を行い、処理結果に応じた表示データを逐次作成する(ステップS22)。CPU2は、作成した表示データを表示部4に逐次送信し画面表示させる(ステップS23)。
CPU2は、表示部4に表示させた表示データのビットマップ情報を回帰検査画面ログとして記憶部6の画面ログ記憶部62に記憶させる(ステップS24)。この場合、CPU2は、表示部4に表示させた表示データのビットマップ情報を所定時間間隔毎に複数回保存する。即ち、全て表示内容は同じであり、差異はブリンクのみである複数の画面ログが保存される。
CPU2は、操作ログ記憶部61にまだ読み込んでいない操作ログが有るか否か判定する(ステップS25)。操作ログ記憶部61にまだ読み込んでいない操作ログが有る場合(ステップS25、YES)、CPU2は、続きの操作ログを読み込み、ステップS21乃至ステップS24の処理を行う。
操作ログ記憶部61にまだ読み込んでいない操作ログが無い場合(ステップS25、NO)、CPU2は、初回検査と回帰検査とにおいて保存した画面ログを比較する比較処理を行う(ステップS26)。即ち、CPU2は、初回検査において保存した初回検査画面ログと、回帰検査において保存した回帰検査画面ログとを1枚ずつ比較する。この場合、CPU2は、初回検査画面ログの画面の各画素の情報と回帰検査画面ログの画面の対応する画素の情報とを比較する。
CPU2は、比較処理において、初回検査および回帰検査の各画面ログをそれぞれ互いに比較し、一致するものが存在するか否かを判定する(ステップS27)。全ての画面ログについて一致する画面ログが存在すると判定した場合(ステップS27、YES)、CPU2は、記憶しているプログラムは正常であると判定し(ステップS28)、処理を終了する。
一致する画面ログが存在しないものがあると判定した場合(ステップS27、NO)、CPU2は、記憶しているプログラムに異常が含まれていると判定し(ステップS29)、処理を終了する。
図6は、記憶部6の画面ログ記憶部62に記憶されている画面ログの例を説明するための説明図である。
画面ログ記憶部62には、図6に示すように初回検査画面ログ621と、回帰検査画面ログ622とが記憶される。
画面ログ記憶部62には、図6に示すように初回検査画面ログ621と、回帰検査画面ログ622とが記憶される。
画面ログ記憶部62は、初回検査画面ログ621として複数の画面ログを記憶している。図6に示す例では、画面1A、2A、3A、4A、5A、及び6Aの6枚の画面ログが記憶されている。画面1A乃至6Aは、図3に示すステップS15において保存した画面ログである。画面1A乃至6Aは、例えば、1秒間隔でブリンクする表示を含む画面を0.5秒間隔で画面ログとして保存した例である。
また、画面ログ記憶部62は、回帰検査画面ログ622として複数の画面ログを記憶している。図6に示す例では、画面1B、2B、3B、4B、5B、及び6Bの6枚の画面ログが記憶されている。画面1B乃至6Bは、図5に示すステップS24において保存した画面ログである。画面1B乃至6Bは、例えば、1秒間隔でブリンクする表示を含む画面を0.5秒間隔で画面ログとして保存した例である。
図7及び図8は、図5のステップS26及びステップS27に示す比較処理について説明するためのフローチャートである。
CPU2は、比較処理を行なう場合、初回検査画面ログ621のうちの1つの画面と一致する画面が回帰検査画面ログ622に存在するか否かを判定する。初回検査画面ログ621の画面と一致する画面が回帰検査画面ログ622に存在する場合、CPU2は、該画面の比較結果を一致と判定し、初回検査画面ログ621の次の画面の比較処理に移行する。
CPU2は、比較処理を行なう場合、初回検査画面ログ621のうちの1つの画面と一致する画面が回帰検査画面ログ622に存在するか否かを判定する。初回検査画面ログ621の画面と一致する画面が回帰検査画面ログ622に存在する場合、CPU2は、該画面の比較結果を一致と判定し、初回検査画面ログ621の次の画面の比較処理に移行する。
初回検査画面ログ621の全ての画面について比較処理を行なうと、CPU2は、回帰検査画面ログ622のうちの1つの画面と一致する画面が初回検査画面ログ621に存在するか否かを判定する。回帰検査画面ログ622の画面と一致する画面が初回検査画面ログ621に存在する場合、CPU2は、該画面の比較結果を一致と判定し、回帰検査画面ログ622の次の画面の比較処理に移行する。回帰検査画面ログ622の全ての画面について比較処理を行ない、全ての画面について一致する画面が存在した場合、CPU2は、比較結果を一致と判定する。
すなわち、まず、CPU2は、初回検査画面ログ621の各画面と一致する画面が回帰検査画面ログ622に存在するか否か判定する。CPU2は、初回検査画面ログ621の画面1Aと回帰検査画面ログ622の画面1Bとを比較する(ステップS31)。CPU2は、画面1Aと画面1Bとの比較において、画素情報が一致したか否かを判定する(ステップS32)。
画素情報が一致しなかったと判定した場合(ステップS32、NO)、CPU2は、次の回帰検査画面が存在するか否か判定する(ステップS33)。即ち、CPU2は、回帰検査画面ログ622の中に、まだ画面1Aと比較を行なっていない画面が存在するか否か判定する。ここで、次の回帰検査画面が存在しないと判定した場合(ステップS33、NO)、CPU2は、比較結果を不一致と判定する(ステップS34)。
ステップS33において、次の回帰検査画面が存在すると判定した場合(ステップS33、YES)、CPU2は、初回検査画面と次の回帰検査画面とを比較する(ステップS35)。ここでは、CPU2は、画面1Aと回帰検査画面ログ622の画面2Bとを比較する。
CPU2は、画面1Aと画面2Bとの比較において、画素情報が一致したか否かを判定する(ステップS36)。画素情報が一致しなかったと判定した場合(ステップS36、NO)、CPU2は、ステップS33に処理を移行し、次の回帰検査画面が存在するか否か判定する。
ステップS32、若しくはステップS36において、初回検査画面ログ621の画面と回帰検査画面ログ622の画面とが一致すると判定した場合、CPU2は、次の初回検査画面が存在するか否か判定する(ステップS37)。即ち、CPU2は、初回検査画面ログ621の中に、まだ回帰検査画面ログ622の画面と比較を行なっていない画面が存在するか否か判定する。
ステップS37において、次の初回検査画面が存在すると判定した場合(ステップS37、YES)、CPU2は、次の初回検査画面と回帰検査画面とを比較し(ステップS38)、ステップS32に移行する。ここでは、CPU2は、初回検査画面ログ621の画面2Aと回帰検査画面ログ622の画面1Bとを比較する。
ステップS37において、次の初回検査画面が存在しないと判定した場合(ステップS37、NO)、CPU2は、初回検査画面ログ621の各画面と一致する画面が回帰検査画面ログ622にも存在すると判定し、回帰検査画面ログ622の各画面について比較処理を行なう。
すなわち、CPU2は、回帰検査画面ログ622の各画面と一致する画面が初回検査画面ログ621に存在するか否かを判定する。CPU2は、回帰検査画面ログ622の画面1Bと初回検査画面ログ621の画面1Aとを比較する(ステップS41)。CPU2は、画面1Bと画面1Aとの比較において、画素情報が一致したか否かを判定する(ステップS42)。
画素情報が一致しなかったと判定した場合(ステップS42、NO)、CPU2は、次の初回検査画面が存在するか否か判定する(ステップS43)。即ち、CPU2は、初回検査画面ログ621の中に、まだ画面1Bと比較を行なっていない画面が存在するか否か判定する。ここで、次の初回検査画面が存在しないと判定した場合(ステップS43、NO)、CPU2は、比較結果を不一致と判定する(ステップS44)。
ステップS43において、次の初回検査画面が存在すると判定した場合(ステップS43、YES)、CPU2は、回帰検査画面と次の初回検査画面とを比較する(ステップS45)。ここでは、CPU2は、画面1Bと初回検査画面ログ621の画面2Aとを比較する。
CPU2は、画面1Bと画面2Aとの比較において、画素情報が一致したか否かを判定する(ステップS46)。画素情報が一致しなかったと判定した場合(ステップS46、NO)、CPU2は、ステップS43に処理を移行し、次の初回検査画面が存在するか否か判定する。
ステップS42、若しくはステップS46において、回帰検査画面ログ622の画面と初回検査画面ログ621の画面とが一致すると判定した場合、CPU2は、次の回帰検査画面が存在するか否か判定する(ステップS47)。即ち、CPU2は、回帰検査画面ログ622の中に、まだ初回検査画面ログ621の画面と比較を行なっていない画面が存在するか否か判定する。
ステップS47において、次の回帰検査画面が存在すると判定した場合(ステップS47、YES)、CPU2は、次の回帰検査画面と初回検査画面とを比較し(ステップS48)、ステップS42に移行する。ここでは、CPU2は、回帰検査画面ログ622の画面2Bと初回検査画面ログ621の画面1Aとを比較する。
ステップS47において、次の回帰検査画面が存在しないと判定した場合(ステップS47、NO)、CPU2は、回帰検査画面ログ622の各画面と一致する画面が初回検査画面ログ621にも存在すると判定し、比較結果を一致と判定する。
なお、回帰検査画面ログ622の画面ログと初回検査画面ログ621の画面ログとで
比較済みの組合せを例えばメモリ5などに記憶しておき、重複する組合せの比較処理を省略するようにしてもよい。この場合、CPU2は、組合せの情報にさらに比較結果を対応付けて記憶しておき、組合せの情報に対応付けられている比較結果を参照し処理を行なう。
比較済みの組合せを例えばメモリ5などに記憶しておき、重複する組合せの比較処理を省略するようにしてもよい。この場合、CPU2は、組合せの情報にさらに比較結果を対応付けて記憶しておき、組合せの情報に対応付けられている比較結果を参照し処理を行なう。
なお、図7に示す各処理及び図8に示す各処理を行なう順序は逆であっても良い。本実施形態では、まず、初回検査画面ログ621の各画面ログについて一致する画面ログが回帰検査画面ログ622内に存在するか否か判定し、次に、回帰検査画面ログ622の各画面ログについて一致する画面ログが初回検査画面ログ621内に存在するか否か判定する構成となっている。しかし、まず、回帰検査画面ログ622の各画面ログについて一致する画面ログが初回検査画面ログ621内に存在するか否か判定し、次に、初回検査画面ログ621の各画面ログについて一致する画面ログが回帰検査画面ログ622内に存在するか否か判定する構成にしてもよい。
上述したように、本発明の一実施形態によると、初回検査及び回帰検査を行う場合、操作信号に基づいて表示された画面を複数回保存する。これにより、複数枚の初回検査画面と回帰検査画面とを保存する。本装置は、複数枚の初回検査画面の各画面と一致する画面が複数枚の回帰検査画面の中に存在するか否か判定し、さらに、複数枚の回帰検査画面の各画面と一致する画面が複数枚の初回検査画面の中に存在するか否か判定する。
即ち、例えば、画面にブリンクまたはスクロールなどの表示が存在する場合でも、複数パターンの画面を取得し、比較を行なう為、画面の変化に対応することができる。この結果として、プログラムの正しい検査を行なう事ができる端末装置、及び検査方法を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…端末装置、2…CPU、3…入力部、4…表示部、5…メモリ、6…記憶部、61…操作ログ記憶部、62…画面ログ記憶部、621…初回検査画面ログ、622…回帰検査画面ログ。
Claims (6)
- 操作信号が入力される入力手段と、
前記入力手段より入力された前記操作信号を記憶する操作信号記憶手段と、
前記入力手段により入力された前記操作信号に基づいて逐次第1の表示データを作成する第1の画面作成手段と、
前記第1の画面作成手段により逐次作成される第1の表示データに基づいて1画面分の第1の画面ログを所定時間間隔毎に複数回保存する第1の画面記憶手段と、
前記操作信号記憶手段により記憶されている前記操作信号を読み込んで逐次第2の表示画面を作成する第2の画面作成手段と、
前記第2の画面作成手段により逐次作成される第2の表示データに基づいて1画面分の第2の画面ログを前記所定時間間隔毎に複数回保存する第2の画面記憶手段と、
前記第1の画面記憶手段により記憶されている複数の第1の画面ログと前記第2の画面記憶手段により記憶されている複数の第2の画面ログとを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて合否を判定する第1の判定手段と、
を具備することを特徴とする端末装置。 - 前記第1の判定手段は、前記各第1の画面ログと一致する画面ログが前記複数の第2の画面ログの中に存在するか否かを判定する第2の判定手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 前記第1の判定手段は、前記各第2の画面ログと一致する画面ログが前記複数の第1の画面ログの中に存在するか否かを判定する第3の判定手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 入力された操作信号を記憶し、
入力された前記操作信号に基づいて逐次第1の表示データを作成し、
逐次作成される前記第1の表示データに基づいて1画面分の第1の画面ログを所定時間間隔毎に複数回保存し、
記憶されている前記操作信号を読み込んで逐次第2の表示画面を作成し、
逐次作成される第2の表示データに基づいて1画面分の第2の画面ログを前記所定時間間隔毎に複数回保存し、
記憶されている前記複数の第1の画面ログと前記複数の第2の画面ログとを比較し、
比較結果に基づいて合否を判定する、
ことを特徴とする端末装置。 - 前記各第1の画面ログと一致する画面ログが前記複数の第2の画面ログの中に存在するか否かに基づいて合否を判定することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
- 前記各第2の画面ログと一致する画面ログが前記複数の第1の画面ログの中に存在するか否かに基づいて合否を判定することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
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2008
- 2008-03-18 JP JP2008070038A patent/JP2009223804A/ja not_active Withdrawn
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