JP2009222062A - 燃焼ライナ用の断熱ブッシュ - Google Patents

燃焼ライナ用の断熱ブッシュ Download PDF

Info

Publication number
JP2009222062A
JP2009222062A JP2009061351A JP2009061351A JP2009222062A JP 2009222062 A JP2009222062 A JP 2009222062A JP 2009061351 A JP2009061351 A JP 2009061351A JP 2009061351 A JP2009061351 A JP 2009061351A JP 2009222062 A JP2009222062 A JP 2009222062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustor
air
cooling
liner
combustor liner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009061351A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas E Johnson
トーマス・エドワード・ジョンソン
Marcus B Huffman
マルカス・ビー・ハフマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2009222062A publication Critical patent/JP2009222062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D9/00Stators
    • F01D9/02Nozzles; Nozzle boxes; Stator blades; Guide conduits, e.g. individual nozzles
    • F01D9/023Transition ducts between combustor cans and first stage of the turbine in gas-turbine engines; their cooling or sealings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/04Air inlet arrangements
    • F23R3/06Arrangement of apertures along the flame tube

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)

Abstract

【課題】タービン用の燃焼器を提供する。
【解決手段】本タービン用の燃焼器は、燃焼器ライナ(18)と、第1の流れアニュラス(30)を形成するように燃焼器ライナを囲みまた冷却空気として圧縮機吐出空気を該第1の流れアニュラス内に導く冷却孔(28)を有する第1の流れスリーブ(20)と、燃焼器ライナに連結されて高温燃焼ガスをタービンに運ぶトランジションピース本体(14)と、トランジションピース本体を囲みまた冷却空気として圧縮機吐出空気を該トランジションピース本体との間に設けられた第2の流れアニュラス(26)内に導く冷却孔を有する第2の流れスリーブ(16)と、燃焼器ライナ内に設けられて圧縮機空気を該燃焼器ライナによって形成された燃焼室内に流す1以上の希釈孔と、冷却又は希釈孔の少なくとも1つ内に嵌合されかつそれに対して固定されて該孔を通る圧縮機吐出空気用の流路を形成するブッシュ(40)とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスタービンエンジン内における内部冷却に関し、より具体的には、大きな温度勾配がトランジションピース又はライナ壁内に発生するのを防止するための組立体及び方法に関する。
伝統的なガスタービン燃焼器は、燃料及び空気が別個に燃焼室に流入する拡散(すなわち非予混合)燃焼をその中で使用している。混合及び燃焼プロセスは、3900°Fを超える火炎温度を発生する。ライナを有する従来型の燃焼器及び/又はトランジションピースは一般的に、約10、000時間にわたる約1500°F程度の最高温度にのみ耐えることができるので、燃焼器及び/又はトランジションピースを保護する処置を取らなければならない。それは一般的に、比較的低温の圧縮機空気を燃焼器の外側を囲む燃焼器ライナによって形成されたプレナム内に導入することを含むフィルム冷却によって行われてきた。この従来技術の構成では、プレナムからの空気は、燃焼器ライナ内のルーバを通って流れ、次にライナの内表面上全体にわたってフィルムとして流れ、それによって燃焼器ライナの健全性を維持する。
二原子窒素は約3000°F(約1650℃)を超える温度で急速に分解するので、拡散燃焼の高温により、比較的大量のNOxエミッションが生じる。NOxエミッションを低減する1つの解決方法は、最大可能圧縮機空気量を燃料と予混合することであった。得られた希薄予混合燃焼は、より低温の火炎温度、従ってより低いNOxエミッションを発生する。希薄予混合燃焼は、拡散燃焼よりも低温であるが、その火炎温度は、従来技術の従来型の燃焼器構成要素が耐えるには依然として高温過ぎる。
さらに、最新式の燃焼器は、NOx低減のために最大可能空気量を燃料と予混合するので、冷却空気は殆ど又は全く使用することができず、最善でも燃焼器ライナ及びトランジションピースのフィルム冷却が不十分となる。それにもかかわらず、燃焼器ライナは、材料温度を限界値以下に維持するために能動冷却を必要とする。乾式低NOx(DLN)エミッションシステムでは、この冷却は、低温側対流として供給することができるのみである。そのような冷却は、温度勾配及び圧力損失の要件内で実施されなければならない。従って、そのような高熱による破壊から燃焼器ライナ及びトランジションピースを保護するために、「背面」冷却と組合せた遮熱コーティング(TBC)のような手段が考えられてきた。背面冷却は、空気を燃料と予混合する前に圧縮機吐出空気をトランジションピース及び燃焼器ライナの外表面上全体にわたって流すことを含んでいた。
冷却又は希釈空気を燃焼器内に加える従来の方法は、単に壁を貫通して孔を穿孔することである。燃焼器ライナ又はトランジションピース内に燃焼又は希釈孔を形成した場合には、比較的低温の空気が、孔を通して急激に流れかつ孔の内表面を冷却する。孔から離れた領域に移動すると、ライナ材料の温度は、かなり大幅に高い値に上昇する。生じた熱膨張差異により、ライナ材料内に歪み及び応力が発生し、これら歪み及び応力は、ライナ及びトランジションピース内に低サイクル疲労割れ発生を引き起こすのに十分なほど高くなるおそれがある。
本発明は、燃焼器ライナ又はトランジションピースの燃焼冷却又は希釈孔内に挿入されて、トランジションピース又はライナ壁内に大きな温度勾配が発生するのを防止する断熱体として作用するブッシュを提供する。
従って、本発明は、タービン用の燃焼器として具現化することができ、本タービン用の燃焼器は、燃焼器ライナと、燃焼器ライナとの間に設けられた第1の流れアニュラスを備えた状態で該燃焼器ライナを囲みまたその円周部の周りに形成されて冷却空気として圧縮機吐出空気を第1の流れアニュラス内に導く複数の冷却孔を有する第1の流れスリーブと、燃焼器ライナに連結されまた高温燃焼ガスをタービンに運ぶトランジションピース本体と、トランジションピース本体を囲みまた冷却空気として圧縮機吐出空気を該トランジションピース本体との間に設けられかつ第1の流れアニュラスに連結された第2の流れアニュラス内に導く第2の複数の冷却孔を有する第2の流れスリーブと、燃焼器ライナ内に設けられて圧縮機空気を該燃焼器ライナによって形成された燃焼室内に流す1以上の希釈孔と、冷却又は希釈孔の少なくとも1つ内に嵌合されかつそれに対して固定されて該孔の半径方向内側面から半径方向外側面まで該孔を貫通して延びて該孔を通る圧縮機吐出空気用の流路を形成するブッシュとを含む。
本発明はまた、タービンエンジンとして具現化することができ、本タービンエンジンは、燃焼セクションと、燃焼セクションの下流に設けられた空気吐出セクションと、燃焼及び空気吐出セクション間に位置した移行領域と、燃焼セクション及び移行領域の一部分を形成した燃焼器ライナと、燃焼器ライナとの間に設けられた第1の流れアニュラスを備えた状態で該燃焼器ライナを囲みまたその円周部の周りに形成されて冷却空気として圧縮機吐出空気を第1の流れアニュラス内に導く複数の冷却孔の列を有する第1の流れスリーブと、燃焼器ライナ及び第1の流れスリーブの少なくとも1つに連結されまた高温燃焼ガスを空気吐出セクションに対応するタービン段に運ぶトランジションピース本体と、トランジションピース本体を囲みまた冷却空気として圧縮機吐出空気を該トランジションピース本体との間に設けられかつ第1の流れアニュラスに連結された第2の流れアニュラス内に導く第2の複数の冷却孔の列を有する第2の流れスリーブと、燃焼器ライナ内に設けられて圧縮機空気を該燃焼器ライナによって形成された燃焼室内に流す1以上の希釈孔と、冷却又は希釈孔の少なくとも1つ内に嵌合されかつそれに対して固定されて該孔の半径方向内側面から半径方向外側面まで該孔を貫通して延びて該孔を通る圧縮機吐出空気用の流路を形成するブッシュとを含む。
本発明はまた、燃焼器ライナ、及び燃焼器ライナとの間に設けられた第1の流れアニュラスを備えた状態で該燃焼器ライナを囲みまたその円周部の周りに形成されて冷却空気として圧縮機吐出空気を第1の流れアニュラス内に導く複数の冷却孔を有する第1の流れスリーブを含む燃焼セクションと、燃焼器ライナに連結されまた高温燃焼ガスをタービンに運ぶトランジションピース本体、及びトランジションピース本体を囲みまた冷却空気として圧縮機吐出空気を該トランジションピース本体との間に設けられかつ第1の流れアニュラスに連結された第2の流れアニュラス内に導く第2の複数の冷却孔を有する第2の流れスリーブを含む移行セクションとの間に位置し、また燃焼器ライナ内に設けられて圧縮機空気を該燃焼器ライナによって形成された燃焼室内に流す1以上の希釈孔を備えた移行領域を冷却する方法として具現化することができ、本方法は、冷却又は希釈孔の少なくとも1つ内にブッシュを嵌合するステップと、孔に対してブッシュを固定して、該孔の半径方向内側面から半径方向外側面まで該孔を貫通して延びて該孔を通る圧縮機吐出空気用の流路を形成するようするステップと、孔を通して圧縮機吐出空気を流すステップとを含む。
本発明のこれらの及びその他の目的及び利点は、添付の図面と関連させて行った本発明の現時点で好ましい例示的な実施形態の以下のより詳細な説明を注意深く精査することによって、より完全に理解されかつ評価されるであろう。
ガスタービン燃焼器セクションの部分概略図。 本発明の例示的な実施形態により構成した断熱ブッシュを示す燃焼器ライナ又はトランジションピースの拡大断面図。
図1は、燃焼器の後方端部を断面で概略的に示している。図に示すように、この実施例では、トランジションピース12は、半径方向内側トランジションピース本体14と、トランジションピース本体14から間隔を置いて配置された半径方向外側トランジションピース衝突スリーブ16とを含む。トランジションピース12の上流には、燃焼器ライナ18と、燃焼器ライナ18に対して包囲関係で形成された燃焼器流れスリーブ20とが設けられる。丸で囲んだ領域は、トランジションピース前方スリーブ組立体22である。
ガスタービン圧縮機からの流れ(図示せず)は、ケース24内に流入する。圧縮機吐出空気の約50%は、トランジションピース衝突スリーブ16に沿ってかつその周りに形成されたアパーチャ(詳細には図示せず)を通って流れて、トランジションピース本体14と半径方向外側トランジションピース衝突スリーブ16との間に設けられた環状領域つまりアニュラス26内を流れる。圧縮機吐出流の残りの約50%は、上流燃焼器ライナ冷却スリーブ20の流れスリーブ孔28内にまた冷却スリーブ20及びライナ18間のアニュラス30内に流れ、最終的には下流アニュラス26からの空気と混合する。混合空気の一部分は最終的には、燃焼器ライナ又はトランジションピースの希釈孔を通って流れ、燃焼室で燃焼ガスと混合する。
本発明は、燃焼器ライナ又はトランジションピースの燃焼冷却又は希釈孔内に挿入されたブッシュの構成に関する。本発明により構成されたブッシュは、トランジションピース又はライナ壁内に大きな温度勾配が発生するのを防止する断熱体として作用する。
上述のように、燃焼器ライナ内に孔を形成した場合に、比較的低温の空気がこの孔を通って急激に流れる。このことにより、孔を通って急激に流れる空気のために、孔の内径が比較的低温になる。この低温の空気は、金属材料を冷却し、これが次に、孔を囲む残りの高温金属材料との熱的不整合を引き起こす。熱的不整合は、ライナ及びトランジションピース内に熱疲労及び低サイクル疲労割れ発生を生じる。本発明の例示的な実施形態により構成したブッシュは、ライナ材料内の孔の内部壁を低温空気から遮蔽し、従って従来型の構造の大きな温度勾配及びその後の割れ発生問題を防止する。
本発明の例示的な実施形態では、ブッシュは、トラップ法を用いてライナ内に保持される。この点に関して、ブッシュが溶接により締結される場合には、その溶接領域内の大きな温度勾配のために短時間での割れ発生又は損傷の危険性が存在する。
図2を参照すると、図2は、本発明を具現化した断熱ブッシュを組み込んだ燃焼器ライナ18又はトランジションピース14の拡大断面図である。図示するように、ブッシュの長手方向端部は、該ブッシュとの1つの接点での金属材料との間のギャップを緊密に埋めるように広げられ(フレアされ)ている。この図示した実施例では、ライナの孔の端縁部内に、面取り形状部42が形成される。その結果、ライナの低温側の保持リップ46及びライナの高温側の保持リップ48を形成したフレア端部間に、断熱空気ギャップ44が形成される。空気ギャップ44は、低温ブッシュ流路と高温ライナ孔直径との間の熱伝達に対する非常に高い熱伝達抵抗をもたらす。このことからわかるように、ブッシュの外側保持リップ46は、ブッシュが燃焼器内に落下するのを防止し、かつ断熱空洞44の1つの表面を形成する。ブッシュの内側保持リップ48は、断熱空洞44の半径方向内側境界部を形成すると共に、ブッシュを孔に対して心合わせする表面を形成する。上記からわかるように、ブッシュは、ライナの孔の半径方向内側面取り42に対してリップ48を強制的に当接させるようにかしめられるか又はフレアされる。これによって、ブッシュが心合わせされ、ブッシュ及びライナ間の漏洩が防止され、かつ摩耗を引き起こすおそれがある運動が防止される。例示的な実施形態では、ブッシュは、ライナの湾曲故に、孔に対してかしめられるか又はフレアされた後はサドル形状であることにも注目されたい。このサドル形状のために、より具体的にはブッシュの保持リップのサドル形状のために、保持リップの側面がライナの長軸に整列した該保持リップの部分に対して低い位置にあるので、ブッシュは孔内でライナに対して回転することができないことになる。しかしながら、外側保持リップ46の一側おいて溶接、ステーキング又はピンを使用して、ブッシュ40とライナとの間の移動がないことさらに保証することができる。面取りは、図示したものとは反対側に組み込むことができる。これは、耐久性が劣る可能性があるが、より良好な流量係数を有することができる。
ブッシュの材料は、該ブッシュ材料がライナ材料に比較して高い熱膨張を有し、それによって、システムが加熱された時にブッシュが強制的に半径方向により緊密に膨張することになるようにすることができる。しかしながら、このことは、厚さ方向の膨張により、好ましい熱整合が生じかつシステムが強制的により緊密になることになるので、必要条件ではない。ブッシュは、機械加工、成形又は鋳造によって製作することができる。別の選択肢として、ブッシュは、必要に応じて、例えばそれらブッシュが何らかの酸化などを受ける場合に、冷却することができる。これは、ライナ内にパージ孔又はスロットを付加することによって或いはブッシュ内に孔又はスロットを付加することによって達成することができる。これにより、断熱空洞が通気されてライナへの熱伝達又は冷却効果が依然として非常に低く保たれ、従って大きな温度勾配は発生することはない。
ブッシュを孔に対して固定するためのフレア加工を図示しているが、スリーブの低温半径方向外側面上でネジ締結具を使用するようなその他の保持方法を用いることもできる。しかしながら、そのような締結具は、図示した実施形態のフレア加工よりも費用がかかることになる。ネジ締結具はまた、上述のフレア法によって得られるような適当な空気ギャップを保証する心合わせ手段も欠いていることになる。
本発明は、孔を必要としかつ高い勾配が予想されるあらゆる燃焼器ライナ構成で使用することができる。例示的な実施形態によるブッシュは、その断熱能力に加えて、幾つかのその他の問題を解決することができる。例えば、本ブッシュを用いて、従来は希釈孔ウォッシャ又はプラグ内に溶接した状態で設けられていたよりも一層恒久的な方法で燃焼希釈孔を定寸することができる。希釈孔のより高い耐久性がある定寸方法が得られることに加えて、本発明のブッシュはまた、より迅速かつより安価に実行される定寸方法となる。ブッシュはまた、既存の孔を改造しまた定寸し直すために用いることができる。より具体的には、割れ発生、酸化及び同様のもののような損傷を受けた既存の孔は、機械加工することができ、また適当なブッシュを挿入しかつそれぞれの長手方向端部をフレアさせることによって固定して、従ってライナ又はトランジションピースの孔をその当初の貫流直径に戻すことができる。
開示した設計に対するさらに別の実施形態は、被覆処理(TBC又は表面硬化)したブッシュを準備するステップ、及び/又はブッシュを燃焼室内に流れる空気を調整するような円形以外に成形するステップを含む。例えば、ブッシュによって形成された孔は、レーストラック形又は楕円形のような円形以外の形状を有することができる。これは、必要に応じて燃焼器内へのより良好な空気の貫入を得るように用いることができる。さらに別の実施形態として、ブッシュは、壁から垂直すなわち90度以外の角度で例えば下流方向に、空気を燃焼器内に噴射するように構成することができる。
現時点で最も実用的かつ好ましい実施形態であると考えられるものに関して本発明を説明してきたが、本発明は、開示した実施形態に限定されるものではなく、逆に、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内に含まれる様々な修正及び均等な構成を保護しようとするものであることを理解されたい。
12 トランジションピース
14 半径方向内側トランジションピース本体
16 半径方向外側トランジションピース衝突スリーブ
18 燃焼器ライナ
20 燃焼器流れスリーブ
22 トランジションピース前方スリーブ組立体
24 ケース
26 アニュラス
28 流れスリーブ孔
30 アニュラス
40 ブッシュ
42 面取り
44 断熱空気ギャップ
46 保持リップ
48 保持リップ

Claims (10)

  1. タービン用の燃焼器であって、
    燃焼器ライナ(18)と、
    前記燃焼器ライナとの間に設けられた第1の流れアニュラス(30)を備えた状態で該燃焼器ライナを囲み、またその円周部の周りに形成されて冷却空気として圧縮機吐出空気を前記第1の流れアニュラス内に導く複数の冷却孔(28)を有する第1の流れスリーブ(20)と、
    前記燃焼器ライナに連結され、また高温燃焼ガスを前記タービンに運ぶトランジションピース本体(14)と、
    前記トランジションピース本体を囲み、また冷却空気として圧縮機吐出空気を該トランジションピース本体との間に設けられかつ前記第1の流れアニュラスに連結された第2の流れアニュラス(26)内に導く第2の複数の冷却孔を有する第2の流れスリーブ(16)と、
    前記燃焼器ライナ内に設けられて圧縮機空気を該燃焼器ライナによって形成された燃焼室内に流す1以上の希釈孔と、
    前記冷却又は希釈孔の少なくとも1つ内に嵌合されかつそれに対して固定されて、該孔の半径方向内側面から半径方向外側面まで該孔を貫通して延びて該孔を通る圧縮機吐出空気用の流路を形成するブッシュ(40)と、を含む、
    燃焼器。
  2. 断熱空気ギャップ(44)が、前記ブッシュと前記孔の内径との間で該ブッシュの円周方向の少なくとも一部に形成される、請求項1記載の燃焼器。
  3. 前記ブッシュ(40)が、該ブッシュの1以上の長手方向端部をフレアさせて保持リップ(46、48)を形成することによって前記孔に対して固定される、請求項1記載の燃焼器。
  4. 面取り(42)が、前記孔の半径方向内側又は半径方向外側端縁部の1以上の周りに形成される、請求項1記載の燃焼器。
  5. 前記ブッシュが、その横断面がほぼ円形である、請求項1記載の燃焼器。
  6. 前記ブッシュの材料が、前記燃焼器ライナの材料よりも高い熱膨張係数を有する、請求項1記載の燃焼器。
  7. 前記ブッシュが、各長手方向端部(46、48)においてフレアされて、該ブッシュを心合わせしかつ該ブッシュ及びライナ材料間に形成された断熱空気ギャップ(44)の半径方向内側及び外側境界部を形成する、請求項1記載の燃焼器。
  8. 請求項1に記載したような燃焼器と、
    前記燃焼器の下流に設けられた空気吐出セクションと、
    前記燃焼器及び空気吐出セクション間に位置した移行領域と、
    を含むタービンエンジン。
  9. 燃焼器ライナ(18)、及び前記燃焼器ライナとの間に設けられた第1の流れアニュラス(30)を備えた状態で該燃焼器ライナを囲みまたその円周部の周りに形成されて冷却空気として圧縮機吐出空気を前記第1の流れアニュラス内に導く複数の冷却孔(28)を有する第1の流れスリーブ(20)を含む燃焼セクションと、前記燃焼器ライナに連結されまた高温燃焼ガスをタービンに運ぶトランジションピース本体(14)、及び前記トランジションピース本体を囲みまた冷却空気として圧縮機吐出空気を該トランジションピース本体との間に設けられかつ前記第1の流れアニュラスに連結された第2の流れアニュラス(26)内に導く第2の複数の冷却孔を有する第2の流れスリーブ(16)を含む移行セクションとの間に位置し、また前記燃焼器ライナ内に設けられて圧縮機空気を該燃焼器ライナによって形成された燃焼室内に流す1以上の希釈孔を備えた移行領域を冷却する方法であって、
    前記冷却又は希釈孔の少なくとも1つ内にブッシュ(40)を嵌合するステップと、
    前記孔に対して前記ブッシュを固定して、該孔の半径方向内側面から半径方向外側面まで該孔を貫通して延びて該孔を通る圧縮機吐出空気用の流路を形成するようするステップと、
    前記孔を通して圧縮機吐出空気を流すステップと、を含む、
    方法。
  10. 前記ブッシュの1以上の長手方向端部が、該ブッシュを所定の位置に固定するための保持リップ(46、48)を形成するようにかしめられるか又はフレアされる、請求項9記載の方法。
JP2009061351A 2008-03-18 2009-03-13 燃焼ライナ用の断熱ブッシュ Pending JP2009222062A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/076,385 US20090235668A1 (en) 2008-03-18 2008-03-18 Insulator bushing for combustion liner

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009222062A true JP2009222062A (ja) 2009-10-01

Family

ID=40984177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009061351A Pending JP2009222062A (ja) 2008-03-18 2009-03-13 燃焼ライナ用の断熱ブッシュ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090235668A1 (ja)
JP (1) JP2009222062A (ja)
CN (1) CN101539294A (ja)
DE (1) DE102009003616A1 (ja)
FR (1) FR2928995A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140939A (ja) * 2010-12-30 2012-07-26 General Electric Co <Ge> 燃焼タービンエンジンの燃焼器において材料欠陥を検出する方法、システム及び装置
US9494081B2 (en) 2013-05-09 2016-11-15 Siemens Aktiengesellschaft Turbine engine shutdown temperature control system with an elongated ejector

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2951246B1 (fr) * 2009-10-13 2011-11-11 Snecma Injecteur multi-point pour une chambre de combustion de turbomachine
US8381526B2 (en) * 2010-02-15 2013-02-26 General Electric Company Systems and methods of providing high pressure air to a head end of a combustor
US8201412B2 (en) 2010-09-13 2012-06-19 General Electric Company Apparatus and method for cooling a combustor
US20120102916A1 (en) * 2010-10-29 2012-05-03 General Electric Company Pulse Detonation Combustor Including Combustion Chamber Cooling Assembly
US20120186260A1 (en) * 2011-01-25 2012-07-26 General Electric Company Transition piece impingement sleeve for a gas turbine
US9249679B2 (en) * 2011-03-15 2016-02-02 General Electric Company Impingement sleeve and methods for designing and forming impingement sleeve
US9212823B2 (en) * 2012-09-06 2015-12-15 General Electric Company Systems and methods for suppressing combustion driven pressure fluctuations with a premix combustor having multiple premix times
JP6092597B2 (ja) * 2012-11-30 2017-03-08 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン燃焼器
CN103528094B (zh) * 2013-07-10 2015-04-08 辽宁省燃烧工程技术中心(有限公司) 一种燃气轮机气体燃料干式低氮燃烧装置
JP5900471B2 (ja) * 2013-12-02 2016-04-06 株式会社デンソー 嵌合筺体
EP2957833B1 (en) 2014-06-17 2018-10-24 Rolls-Royce Corporation Combustor assembly with chutes
EP3186558B1 (en) 2014-08-26 2020-06-24 Siemens Energy, Inc. Film cooling hole arrangement for acoustic resonators in gas turbine engines
CN104359126B (zh) * 2014-10-31 2017-09-15 北京华清燃气轮机与煤气化联合循环工程技术有限公司 一种燃气轮机燃烧室火焰筒的交错式冷却结构
CN107923616B (zh) * 2015-08-27 2019-12-13 西门子股份公司 冷却空气优化的金属隔热元件
CN111594874A (zh) * 2020-05-29 2020-08-28 杭州汽轮动力集团有限公司 一种可调节火焰温度的低排放燃烧室
CN115013841B (zh) * 2022-05-12 2023-10-31 中国航发四川燃气涡轮研究院 加力燃烧室双层浮动密封圆转方隔热屏结构及后排气系统
CN115031261A (zh) * 2022-06-23 2022-09-09 中国航发贵阳发动机设计研究所 一种火焰筒头部冷却结构
CN115200041B (zh) * 2022-07-19 2023-06-20 中国航发沈阳发动机研究所 一种低排放燃烧室火焰筒

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145163U (ja) * 1981-03-10 1982-09-11
JP2001289442A (ja) * 2000-02-25 2001-10-19 General Electric Co <Ge> 燃焼器ライナ冷却シンブル及び関連の方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3545202A (en) * 1969-04-02 1970-12-08 United Aircraft Corp Wall structure and combustion holes for a gas turbine engine
US3934408A (en) * 1974-04-01 1976-01-27 General Motors Corporation Ceramic combustion liner
JPH0752014B2 (ja) * 1986-03-20 1995-06-05 株式会社日立製作所 ガスタ−ビン燃焼器
US4875339A (en) * 1987-11-27 1989-10-24 General Electric Company Combustion chamber liner insert
KR930013441A (ko) * 1991-12-18 1993-07-21 아더 엠.킹 다수의 연소기들을 포함한 가스터어빈 연소장치
US7373778B2 (en) * 2004-08-26 2008-05-20 General Electric Company Combustor cooling with angled segmented surfaces

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145163U (ja) * 1981-03-10 1982-09-11
JP2001289442A (ja) * 2000-02-25 2001-10-19 General Electric Co <Ge> 燃焼器ライナ冷却シンブル及び関連の方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012140939A (ja) * 2010-12-30 2012-07-26 General Electric Co <Ge> 燃焼タービンエンジンの燃焼器において材料欠陥を検出する方法、システム及び装置
US9494081B2 (en) 2013-05-09 2016-11-15 Siemens Aktiengesellschaft Turbine engine shutdown temperature control system with an elongated ejector

Also Published As

Publication number Publication date
FR2928995A1 (fr) 2009-09-25
DE102009003616A1 (de) 2009-09-24
US20090235668A1 (en) 2009-09-24
CN101539294A (zh) 2009-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009222062A (ja) 燃焼ライナ用の断熱ブッシュ
US10094563B2 (en) Microcircuit cooling for gas turbine engine combustor
US20100186415A1 (en) Turbulated aft-end liner assembly and related cooling method
JP5374031B2 (ja) タービンエンジンにおけるNOxエミッションを低減するのを可能にするための装置及びガスタービンエンジン
US8166764B2 (en) Flow sleeve impingement cooling using a plenum ring
US9052111B2 (en) Turbine engine combustor wall with non-uniform distribution of effusion apertures
US20090120093A1 (en) Turbulated aft-end liner assembly and cooling method
US20110120135A1 (en) Turbulated aft-end liner assembly and cooling method
JP2001289062A (ja) ガスタービン燃焼器の壁面冷却構造
US9127842B2 (en) Burner, operating method and assembly method
US20140190171A1 (en) Combustors with hybrid walled liners
US20060037323A1 (en) Film effectiveness enhancement using tangential effusion
US10775044B2 (en) Gas turbine engine dual-wall hot section structure
US20150047313A1 (en) Combustor of a gas turbine with pressure drop optimized liner cooling
JP2003286863A (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の冷却方法
JPH08270947A (ja) ガスタービン燃焼器
JP6001854B2 (ja) タービンエンジン用燃焼器組立体及びその組み立て方法
US6865892B2 (en) Combustion chamber/venturi configuration and assembly method
CA2936200C (en) Combustor cooling system
JP2004177109A (ja) ディンプル付き表面を有するガスタービン移行部品及び関連する方法。
US7926279B2 (en) Extended life fuel nozzle
US20100300107A1 (en) Method and flow sleeve profile reduction to extend combustor liner life
US20130086915A1 (en) Film cooled combustion liner assembly
JPH10339440A (ja) ガスタービン燃焼装置
KR20170001103A (ko) 트랜지션피스 연결부재 냉각홀 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131008