JP2009219993A - 粘性流体吐出装置及び粘性流体吐出方法 - Google Patents

粘性流体吐出装置及び粘性流体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粘性流体吐出装置において、粘性流体をより低い圧力で加圧して吐出させることである。
【解決手段】粘性流体吐出装置10は、筒状に形成され、筒内に粘性流体14を収容する粘性流体収容室26を有する筒状本体12と、粘性流体収容室26に先端が挿入され、粘性流体14を押し出すプランジャ16と、プランジャ16を粘性流体14の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して駆動させる圧電駆動体18と、筒状本体12にプランジャ16と対向して設けられ、粘性流体14を吐出する吐出口42を有するノズル20とを備え、プランジャ16の先端と吐出口42との間に設けられ、粘性流体収容室26と仕切られる粘性流体圧力室52を形成する仕切部材50を有し、仕切部材50は、プランジャ16の先端より小さく形成され、粘性流体収容室26から粘性流体圧力室52へ粘性流体14を供給する粘性流体供給孔54を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、粘性流体を吐出する粘性流体吐出装置及び粘性流体吐出方法に関する。
一般に、微少量の液体(液滴)を点状にコントロールしながら飛ばすことで対称面に文字や画像を表現するインクジェット方式の印字装置や画像形成装置等が広く利用されている。これらの印字装置や画像形成装置等におけるインクジェット方式の実現メカニズムは、現在では一般的な技術として普及している。
また、このような印字装置や画像形成装置等におけるインクジェット方式の普及にともない、そのような分野に用いる一般的なインクの粘度に比べてより高い粘度を有する高粘度流体についても、インクジェット方式を用いて対象領域に正確に描画することが研究されつつある。
特許文献1には、フラックス又は表面実装接着剤などの少量の液体または粘性材料を分配するための方法であって、加圧された液体又は粘性材料が分配装置からバルブ機構に分配され、加圧された液体又は粘性材料は、バルブ機構の中で約22℃〜約75℃に加圧され、バルブ機構に取り付けたノズルの細長いオリフィスを通る流れとして分配され、加熱され、加圧された液体又は粘性流体の流れは、バルブ機構を急速に閉鎖することによってノズルから放出され、滴を形成し、回路基板上に液体又は粘性材料の微小な滴を形成することが示されている。
特許文献2には、民生商品、情報機器、FA機器、電子部品等の分野において、接着剤、クリームハンダ、蛍光体、グルース、ペイント等の各種液体を、間欠、連続を問わず高速かつ高精度に定量吐出・供給できる流体供給装置であって、ピストンとハウジングを相対的に移動させる第1のアクチュエータと、このピストンの少なくとも一部を収納し軸方向に貫通した空間を有するシリンダと、このシリンダとハウジングを相対的に移動させる第2のアクチュエータと、ピストン、シリンダ、ハウジングで形成されるポンプ室と、このポンプ室と外部を連絡する流体の吸入口と吐出口より構成されることが示されている。
特許第3506716号公報 特開2002−21715号公報
ところで、上述したように、ハウジング等に入れられた粘性流体は、ピストンやプランジャ等で加圧されて押し出されることによりノズルから吐出される。図8は、従来の粘性流体吐出装置におけるノズル70の構成を示す図である。図8に示すように、プランジャ72で粘性流体74を加圧して押し出すときに、プランジャ72とハウジング76との隙間から矢印で示すように圧力が漏れるので、ノズル70から所定量の粘性流体を吐出させるために余分に加圧しなければならないという問題がある。また、粘性流体74を余分に加圧するために、粘性流体吐出装置の強度確保の必要性から、製造コストが高くなる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、粘性流体を吐出する際の圧力漏れを抑制し、その結果としてより低い圧力で加圧してノズルから吐出させることができる粘性流体吐出装置及び粘性流体吐出方法を提供することである。
本発明に係る粘性流体吐出装置は、粘性流体を吐出する粘性流体吐出装置であって、筒状に形成され、筒内に前記粘性流体を収容する第1室を有する筒状本体と、前記第1室に先端が挿入され、前記粘性流体を押し出すプランジャと、前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させる駆動体と、前記筒状本体に前記プランジャの先端と対向して設けられ、前記粘性流体を吐出する吐出口を有するノズルと、を備え、前記プランジャの先端と前記吐出口との間に置かれ、前記第1室と仕切られる第2室を形成し、前記プランジャで押圧されて撓む仕切部材を含み、前記仕切部材は、前記プランジャの先端と対向して前記プランジャの先端より小さく形成され、前記第1室から前記第2室へ前記粘性流体を供給する粘性流体供給孔を有することを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記粘性流体を貯蔵する粘性流体貯蔵容器と、前記粘性流体貯蔵容器と前記第1室とに接続され、前記粘性流体を搬送する粘性流体搬送路と、前記粘性流体貯蔵容器に貯蔵された粘性流体を前記粘性流体搬送路で圧送する圧送手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記駆動体を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記駆動体で前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させることにより、前記プランジャの先端を前記仕切部材と接触させて前記粘性流体供給孔を塞ぎ、前記プランジャで前記仕切部材を押圧して撓ませることにより、前記第2室に充填された粘性流体を加圧して前記吐出口から吐出させることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記駆動体は、前記プランジャの後端に設けられ、複数の圧電素子を積層して形成した圧電駆動体であることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記仕切部材は、前記筒状本体と前記ノズルとの間に挟持され、締結部材で取り付けられることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記仕切部材は、ステンレスシートまたはフッ素樹脂シートで形成されることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記プランジャの先端は、略球面状に形成されることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出装置において、前記粘性流体の粘度は、0.1Pasから10Pasであることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出方法は、筒状に形成され、筒内に粘性流体を収容する第1室を有する筒状本体と、前記第1室に先端が挿入され、前記粘性流体を押し出すプランジャと、前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させる駆動体と、前記筒状本体に前記プランジャの先端と対向して設けられ、前記粘性流体を吐出する吐出口を有するノズルと、を備えた粘性流体吐出装置で前記粘性流体を吐出する粘性流体吐出方法であって、前記第1室に収容された粘性流体を、前記プランジャの先端と前記吐出口との間に置かれ、前記第1室と仕切られる第2室を形成し、前記プランジャで押圧されて撓む仕切部材に設けられ、前記プランジャの先端と対向して前記プランジャの先端より小さく形成された粘性流体供給孔から前記第2室へ供給する工程と、前記駆動体で前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向に作動させて、前記プランジャの先端を前記仕切部材に接触させて前記粘性流体供給孔を塞ぐ工程と、前記駆動体で前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向に作動させて、前記プランジャの先端で前記仕切部材を押圧して撓ませることにより、前記第2室に充填された粘性流体を加圧して前記吐出口から吐出させる工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る粘性流体吐出方法において、前記粘性流体吐出装置は、前記粘性流体を貯蔵する粘性流体貯蔵容器と、前記粘性流体貯蔵容器と前記第1室とに接続され、前記粘性流体を搬送する粘性流体搬送路と、前記粘性流体貯蔵容器に貯蔵された粘性流体を前記粘性流体搬送路で圧送する圧送手段と、を備え、前記粘性流体貯蔵容器に貯蔵された粘性流体を、前記圧送手段により前記粘性流体搬送路で圧送し、前記第1室へ前記粘性流体を補給する工程を含むことを特徴とする。
上記構成の粘性流体吐出装置及び粘性流体吐出方法によれば、粘性流体の吐出時における圧力漏れが抑制されるので、粘性流体をより低い圧力で加圧して吐出させることができる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、粘性流体吐出装置10の構成を示す図である。粘性流体吐出装置10は、筒状に形成される筒状本体12と、粘性流体14を押し出すプランジャ16と、プランジャ16を作動させる圧電駆動体18と、粘性流体14を吐出するノズル20と、粘性流体14を貯蔵する粘性流体貯蔵タンク22と、粘性流体14を搬送する粘性流体配管24と、を備えている。
粘性流体14には、例えば、0.1Pasから10Pasの高粘度を有する粘性流体が使用される。粘性流体14には、インクジェット方式の印字装置や画像形成装置で用いられるインクペーストや、プリント配線基板等の半田付けで用いられる半田ペースト等が含まれる。勿論、粘性流体14は、上記ペースト材料に限定されることはない。
筒状本体12は、筒状に形成され、フレーム25等に固定される。筒状本体12は、例えば、円筒状で形成される。勿論、筒状本体12の形状は、円筒状に限定されることはない。筒状本体12は、耐食性を有するステンレス材料等の金属材料やフッ素樹脂等の合成樹脂で形成されることが好ましい。
粘性流体収容室26は、筒状本体12の筒内に設けられ、粘性流体14を収容する第1室としての機能を有している。粘性流体収容室26にはプランジャ16の先端が挿入されるため、粘性流体収容室26は、プランジャ16の先端の外径よりも大きくなるように設けられる。また、粘性流体収容室26の一端には、粘性流体14をシールするシール部材28が設けられる。
プランジャ16は、粘性流体収容室26にその先端が挿入され、粘性流体14を押し出す機能を有している。プランジャ16は、粘性流体14を押し出す、例えば、円柱状の押出部30と、押出部30の後端に設けられ、押出部30の外径より大きい外径で形成される円柱状の頭部32と、を有している。勿論、プランジャ16の押出部30と頭部32とは、円柱状に限定されることなく、角柱状等に形成されてもよい。プランジャ16は、耐食性を有するステンレス材料等の金属材料やフッ素樹脂等の合成樹脂材料等で形成されることが好ましい。
圧電駆動体18は、プランジャ16の後端である頭部32に設けられ、プランジャ16を粘性流体14の吐出方向と反対方向に付勢するコイルばね38の付勢力に抗して作動させる駆動体としての機能を有している。圧電駆動体18は、所定電圧を印加することにより変形する機能を有している圧電素子(ピエゾ素子)を複数個積層して構成される。圧電駆動体18は、図示されない電源とリード線34等で接続される。
圧電駆動体18は、所定電圧が印加されると、粘性流体14の吐出方向に凸となるように変形し、プランジャ16の頭部32を押圧してプランジャ16を粘性流体14の吐出方向に作動させることができる。そして、圧電駆動体18に印加される電圧をより大きくすることにより、圧電駆動体18の変形を更に大きくすることができる。また、圧電駆動体18に印加された電圧を解除することにより、圧電駆動体18に生じた変形を除去することができる。勿論、他の条件次第では、駆動体は、圧電駆動体18に限定されることはない。
コイルばね38は、プランジャ16を粘性流体14の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力を付与する付勢手段としての機能を有している。コイルばね38は、コイル内側にプランジャ16の押出部30が挿入され、筒状本体12に設けられるコイルばね38を支持する支持部材40と、プランジャ16の頭部32と、で狭持される。コイルばね38は、圧電駆動体18に所定電圧が印加されたときはプランジャ16の頭部32で押圧されて弾性変形し、圧電駆動体18に印加された電圧が解除された時は、圧電駆動体18の変形が除去されるためプランジャ16の頭部32を押圧して元の状態に復帰する。コイルばね38には、一般的な、金属材料で形成されたコイルばね38等を用いることができる。勿論、付勢手段は、コイルばね38に限定されることはなく、他の弾性体を用いてもよい。
ノズル20は、筒状本体12にプランジャ16の先端と対向して設けられ、粘性流体14を吐出する機能を有している。図2は、ノズル20の構成を示す図である。ノズル20は、所定量の内容積を有し、粘性流体14を吐出する吐出口42と、吐出口42から吐出方向と反対方向に広がる拡大部44と、を備えている。ノズル20は、筒状本体12と一体として形成されてもよいし、別体として形成され、筒状本体12にネジ止め等で締結されてもよい。ノズル20は、ステンレス材料等の金属材料やフッ素樹脂等の合成樹脂で成形加工されることが好ましい。
吐出口42は、例えば、所定の吐出量に相当する粘性流体14を一時的に保持可能な容積を有するように形成され、例えば、所定の直径と所定の長さを有する円筒状に形成される。勿論、吐出口42の形状は円筒状に限定されることはなく、必要に応じて、円形以外の適宜の断面形状に形成してもよい。
拡大部44は、吐出口42と連通し、吐出口42の内周面46から筒状本体12の内周面に向けて拡がる傾斜面48を有するように形成される。拡大部44は、例えば、略円錐状に形成される。勿論、拡大部44の形状は、略円錐状に限定されることはなく、必要に応じて、円形以外の適宜の断面形状に形成してもよい。
仕切部材50は、プランジャ16の先端と吐出口42との間に置かれ、粘性流体収容室26と仕切られた第2室である粘性流体圧力室52を形成し、プランジャ16で押圧されて撓む機能を有している。
仕切部材50は、プランジャ16の先端と吐出口42との間に置かれ、仕切部材50の外周縁を筒状本体12またはノズル20の内周面に溶接や接着等で接合して取り付けられる。それにより、粘性流体収容室26と仕切られた粘性流体圧力室52が形成されるので、仕切部材50はダイアフラムとしての機能を有している。図2では、粘性流体圧力室52はノズル20の拡大部44と略同じ部位に設けられているが、ノズル20の傾斜面48に仕切部材50を取り付けることにより、粘性流体圧力室52の容積を拡大部44の容積よりも小さくしてもよい。また、筒状本体12の内周面に仕切部材50を取り付けることにより、粘性流体圧力室52の容積を拡大部44の容積より大きくしてもよい。なお、仕切部材50は、粘性流体供給孔54と吐出口42との距離が、例えば、1mm以下となるように設けられる。
仕切部材50は、筒状本体12とノズル20との間に挟持され、ボルト56等の締結部材で取り付けられてもよい。図3は、筒状本体12とノズル20との間に仕切部材50を挟持して取り付けた構成を示す図である。仕切部材50は、筒状本体12とノズル20との間にボルト56等の締結部材で締結される。また、筒状本体12と仕切部材50との間と、ノズル20と仕切部材50との間には、粘性流体14をシールするシール部材58が各々設けられる。このように、仕切部材50をボルト56等で取り付けることにより、仕切部材50を容易に交換することができる。
再び、図2に戻り、仕切部材50は、プランジャ16で押圧されると撓んで変形し、プランジャ16による押圧が解除されると変形が除去されて元の状態に復帰する部材で形成される。仕切部材50は、ステンレスシートまたはフッ素樹脂シートで形成されることが好ましい。これらの部材は、優れた耐食性を有するとともに、所定荷重が負荷されると弾性変形し、負荷された荷重を除去すると変形が除去されて元の状態に復帰するからである。また、弾性係数がより小さい材料で仕切部材50を形成することにより、プランジャ16による押圧力をより小さくすることができる。勿論、他の条件次第では、仕切部材50は、ステンレスシートまたはフッ素樹脂シートに限定されることはない。なお、仕切部材50の形状は、シート状が好ましいが、特に、シート状に限定されることはない。
仕切部材50は、プランジャ16と対向してプランジャ16の先端より小さく形成され、粘性流体収容室26から粘性流体圧力室52へ粘性流体14を供給する粘性流体供給孔54を有している。粘性流体収容室26と粘性流体圧力室52とは粘性流体供給孔54を介して連通しているので、粘性流体収容室26に収容された粘性流体14を粘性流体供給孔54を通して供給し、粘性流体圧力室52を粘性流体14で充填することができる。また、粘性流体供給孔54がプランジャ16の先端より小さく形成されるのは、プランジャ16で仕切部材50を押圧する時に、粘性流体供給孔54をプランジャ16の押出部30で塞いでシールしながら押圧することにより、粘性流体圧力室52に負荷される圧力の漏れを防止するためである。なお、プランジャ16の先端を略球面状に形成することにより、押圧時における粘性流体供給孔54のシール性をより高めることができる。粘性流体供給孔54の断面形状は、例えば、円形状に形成される。勿論、粘性流体供給孔54の断面形状は、円形以外の適宜の断面形状としてもよい。粘性流体供給孔54は、例えば、プランジャ16の先端の中心と、吐出口42の中心とを結んだ軸線上に、孔の中心が位置するように形成される。
再び、図1に戻り、粘性流体貯蔵タンク22は、筒状に形成され、粘性流体14を貯蔵する粘性流体貯蔵容器としての機能を有している。粘性流体配管24は、粘性流体貯蔵タンク22と粘性流体収容室26とに接続され、粘性流体14を搬送する粘性流体搬送路としての機能を有している。また、圧縮ポンプ59は、図示されない配管で粘性流体貯蔵タンク22または粘性流体配管24に接続され、粘性流体貯蔵タンク22に貯蔵された粘性流体14を粘性流体配管24で圧送する機能を有している。圧縮ポンプ59には、例えば、インクペーストや半田ペーストを圧送する一般的な圧縮エアポンプが用いられる。粘性流体貯蔵タンク22に貯蔵された粘性流体14を圧縮ポンプ59により粘性流体配管24で圧送することにより粘性流体収容室26へ粘性流体14を補給することができる。
制御部60は、圧電駆動体18と、圧縮ポンプ59と、を制御する機能を有している。図4は、粘性流体吐出装置10のブロック図である。制御部60は、圧電駆動体18に印加する電圧の出力や、電圧の印加(オン)及び解除(オフ)を制御することにより、プランジャ16を作動させてノズル20からの粘性流体14の吐出を制御することができる。また、制御部60は、圧縮ポンプ59を制御することにより、粘性流体貯蔵タンク22から粘性流体収容室26への粘性流体14の補給を制御することができる。
制御部60は、例えば、一般的なパーソナルコンピュータ等で構成される。制御部60は、圧電駆動体18と、圧縮ポンプ59とを、記憶部62に記憶された動作手順に従って動作させることができる。記憶部62は、例えば、ハードディスク、RAMまたはROM等で構成される。制御部60は、入力部64おける入力により粘性流体14の吐出作業開始や吐出作業終了を制御することができる。入力部64は、例えば、キーボード等で構成される。制御部60は、出力部66により吐出作業の進捗状況等を出力させることができる。出力部66は、例えば、ディスプレイ等で構成することができる。
次に、粘性流体吐出装置10を用いた粘性流体吐出方法について説明する。
粘性流体吐出装置10を用いた粘性流体吐出方法は、粘性流体圧力室52へ粘性流体14を供給する供給工程と、プランジャ16の先端を仕切部材50に接触させて粘性流体供給孔54を塞ぐシール工程と、プランジャ16の先端で仕切部材50を押圧して撓ませることにより、粘性流体圧力室52に充填された粘性流体14を加圧して吐出口42から吐出させる吐出工程と、を備えている。
まず、粘性流体吐出装置10は、粘性流体14が吐出される紙や配線基板等のシート材に、例えば、ノズル20の吐出口42が対向するようにして配置される。制御部60の制御により圧電駆動体18には所定電圧が印加されていないので、プランジャ16は、コイルばね38の付勢力により粘性流体14の吐出方向と反対方向に付勢されている。そのため、プランジャ16の先端と仕切部材50とは、接触しないで離れて位置している。プランジャ16の先端と仕切部材50との間の距離は、例えば、1μmから10μmである。
供給工程は、粘性流体収容室26に収容された粘性流体14を、プランジャ16の先端と吐出口42との間に置かれ、粘性流体収容室26と仕切られる粘性流体圧力室52を形成し、プランジャ16で押圧されて撓む仕切部材50に設けられ、プランジャ16の先端と対向してプランジャ16の先端より小さく形成された粘性流体供給孔54から粘性流体圧力室52へ供給する工程である。図5は、粘性流体圧力室52と吐出口42とが粘性流体14で充填された状態を示す図である。粘性流体収容室26に収容された粘性流体14は、仕切部材50の粘性流体供給孔54を通って、粘性流体圧力室52に供給される。それにより、粘性流体圧力室52と吐出口42とは、粘性流体14で充填される。なお、制御部60で圧縮ポンプ59を駆動させながら粘性流体14を粘性流体圧力室52に供給してもよい。
シール工程は、圧電駆動体18でプランジャ16を粘性流体14の吐出方向に作動させて、プランジャ16の先端を仕切部材50に接触させて粘性流体供給孔54を塞ぐ工程である。図6は、プランジャ16の先端が仕切部材50と接触した状態を示す図である。制御部60の制御により圧電駆動体18に第1電圧を印加して、圧電駆動体18を粘性流体14の吐出方向に凸となるように変形させる。圧電駆動体18を変形させることにより、プランジャ16を粘性流体14の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させて、プランジャ16の押出部30を仕切部材50に接触させる。それにより、粘性流体供給孔54がプランジャ16の押出部30で塞がれる。ここで、圧電駆動体18には、吐出口42から粘性流体を吐出させないように小さい昇圧速度で第1電圧が印加される。
吐出工程は、圧電駆動体18でプランジャ16を粘性流体14の吐出方向に作動させて、プランジャ16の先端で仕切部材50を押圧して撓ませることにより、粘性流体圧力室52に充填された粘性流体14を加圧して吐出口42から吐出させる工程である。図7は、粘性流体14を吐出口42から吐出させた状態を示す図である。制御部60の制御により圧電駆動体18に第1電圧より大きい第2電圧を印加して、圧電駆動体18を更に粘性流体14の吐出方向に凸となるように変形させる。圧電駆動体18を更に変形させることによりプランジャ16の頭部32を押圧して、プランジャ16を更に粘性流体14の吐出方向に押し出すように作動させる。仕切部材50は、プランジャ16の押出部30で押圧されると吐出口42の方向に凸状になるように撓むので、粘性流体圧力室52が加圧されて粘性流体14が吐出口42から吐出する。ここで、圧電駆動体18には、粘性流体14を吐出させるために、第1電圧を印加するときの昇圧速度より大きい速度で第2電圧が印加されることが好ましい。なお、粘性流体供給孔54は、プランジャ16の押出部30で塞がれているので、粘性流体圧力室52に負荷された圧力の漏れが抑制される。
粘性流体14の吐出後に、制御部60により圧電駆動体18に印加された第2電圧を解除して、圧電駆動体18の変形を除去する。圧電駆動体18の変形が除去されると、プランジャ16はコイルばね38の付勢力により粘性流体14の吐出方向と反対方向に作動する。それにより、プランジャ16の押出部30が仕切部材50から離れることにより押圧力が除去されるので、仕切部材50は撓みが除去されて元の状態に復帰する。上述した工程を繰り返して行うことにより、ノズル20から粘性流体14が繰り返しシート材へ吐出される。なお、粘性流体収容室26に収容された粘性流体14が減少した場合には、制御部60の制御により圧縮ポンプ59を駆動させて、粘性流体貯蔵タンク22に貯蔵された粘性流体14を粘性流体配管24で圧送し、粘性流体収容室26へ粘性流体14が補給される。
以上、上記構成によれば、プランジャの先端と吐出口との間に粘性流体供給孔を有する仕切部材を設け、プランジャで粘性流体供給孔を塞いで仕切部材を押圧し、仕切部材を撓ませることにより粘性流体圧力室に充填された粘性流体を加圧して吐出口から吐出させること、粘性流体圧力室からの圧力漏れを抑えて粘性流体を吐出することができる。それにより、粘性流体の加圧時における圧力漏れが抑制されるので、より低い圧力で粘性流体を加圧して吐出させることができる。
上記構成によれば、より低い圧力で粘性流体を加圧して吐出させるので、圧電駆動体の変形量をより小さくすることができる。それにより、圧電駆動体における高価な圧電素子の積層数を減らすことができ粘性流体吐出装置の製造コストが低減される。
上記構成によれば、より低い圧力で粘性流体を加圧して吐出させることができるので、従来よりも更に高粘度の粘性流体、例えば、0.1Pasから10Pasの高粘度を有する粘性流体を吐出することができる。
上記構成によれば、仕切部材を、筒状本体とノズルとの間に挟持してボルト等で取り付けることにより、容易に交換することができる。
上記構成によれば、仕切部材をステンレスシートまたはフッ素樹脂シートで形成することにより、仕切部材の耐食性をより向上させることができる。
上記構成によれば、プランジャの先端を略球面状とすることにより、プランジャで仕切部材を押圧して撓ませたとき、プランジャの先端で塞がれた粘性流体供給孔のシール性をより向上させることができる。
本発明に係る実施の形態において、粘性流体吐出装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、ノズルの構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、筒状本体とノズルとの間に仕切部材を挟持して取り付けた構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、粘性流体吐出装置のブロック図である。 本発明に係る実施の形態において、粘性流体圧力室と吐出口とが粘性流体で充填された状態を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、プランジャの先端が仕切部材と接触した状態を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、粘性流体を吐出口から吐出させた状態を示す図である。 従来の粘性流体吐出装置におけるノズルの構成を示す図である。
符号の説明
10 粘性流体吐出装置
12 筒状本体
14、74 粘性流体
16、72 プランジャ
18 圧電駆動体
20、70 ノズル
22 粘性流体貯蔵タンク
24 粘性流体配管
25 フレーム
26 粘性流体収容室
28 シール部材
30 押出部
32 頭部
34 リード線
38 コイルばね
40 支持部材
42 吐出口
44 拡大部
46 吐出口の内周面
48 拡大部の傾斜面
50 仕切部材
52 粘性流体圧力室
54 粘性流体供給孔
56 ボルト
58 シール材
59 圧縮ポンプ
60 制御部
62 記憶部
64 入力部
66 出力部
76 ハウジング

Claims (10)

  1. 粘性流体を吐出する粘性流体吐出装置であって、
    筒状に形成され、筒内に前記粘性流体を収容する第1室を有する筒状本体と、
    前記第1室に先端が挿入され、前記粘性流体を押し出すプランジャと、
    前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させる駆動体と、
    前記筒状本体に前記プランジャの先端と対向して設けられ、前記粘性流体を吐出する吐出口を有するノズルと、
    を備え、
    前記プランジャの先端と前記吐出口との間に置かれ、前記第1室と仕切られる第2室を形成し、前記プランジャで押圧されて撓む仕切部材を含み、
    前記仕切部材は、前記プランジャの先端と対向して前記プランジャの先端より小さく形成され、前記第1室から前記第2室へ前記粘性流体を供給する粘性流体供給孔を有することを特徴とする粘性流体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記粘性流体を貯蔵する粘性流体貯蔵容器と、
    前記粘性流体貯蔵容器と前記第1室とに接続され、前記粘性流体を搬送する粘性流体搬送路と、
    前記粘性流体貯蔵容器に貯蔵された粘性流体を前記粘性流体搬送路で圧送する圧送手段と、
    を備えることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  3. 請求項1または2に記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記駆動体を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記駆動体で前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させることにより、前記プランジャの先端を前記仕切部材と接触させて前記粘性流体供給孔を塞ぎ、前記プランジャで前記仕切部材を押圧して撓ませることにより、前記第2室に充填された粘性流体を加圧して前記吐出口から吐出させることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記駆動体は、前記プランジャの後端に設けられ、複数の圧電素子を積層して形成した圧電駆動体であることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記仕切部材は、前記筒状本体と前記ノズルとの間に挟持され、締結部材で取り付けられることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記仕切部材は、ステンレスシートまたはフッ素樹脂シートで形成されることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記プランジャの先端は、略球面状に形成されることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の粘性流体吐出装置であって、
    前記粘性流体の粘度は、0.1Pasから10Pasであることを特徴とする粘性流体吐出装置。
  9. 筒状に形成され、筒内に粘性流体を収容する第1室を有する筒状本体と、
    前記第1室に先端が挿入され、前記粘性流体を押し出すプランジャと、
    前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向と反対方向に付勢する付勢力に抗して作動させる駆動体と、
    前記筒状本体に前記プランジャの先端と対向して設けられ、前記粘性流体を吐出する吐出口を有するノズルと、
    を備えた粘性流体吐出装置で前記粘性流体を吐出する粘性流体吐出方法であって、
    前記第1室に収容された粘性流体を、前記プランジャの先端と前記吐出口との間に置かれ、前記第1室と仕切られる第2室を形成し、前記プランジャで押圧されて撓む仕切部材に設けられ、前記プランジャの先端と対向して前記プランジャの先端より小さく形成された粘性流体供給孔から前記第2室へ供給する工程と、
    前記駆動体で前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向に作動させて、前記プランジャの先端を前記仕切部材に接触させて前記粘性流体供給孔を塞ぐ工程と、
    前記駆動体で前記プランジャを前記粘性流体の吐出方向に作動させて、前記プランジャの先端で前記仕切部材を押圧して撓ませることにより、前記第2室に充填された粘性流体を加圧して前記吐出口から吐出させる工程と、
    を備えることを特徴とする粘性流体吐出方法。
  10. 請求項9に記載の粘性流体吐出方法であって、
    前記粘性流体吐出装置は、
    前記粘性流体を貯蔵する粘性流体貯蔵容器と、
    前記粘性流体貯蔵容器と前記第1室とに接続され、前記粘性流体を搬送する粘性流体搬送路と、
    前記粘性流体貯蔵容器に貯蔵された粘性流体を前記粘性流体搬送路で圧送する圧送手段と、
    を備え、
    前記粘性流体貯蔵容器に貯蔵された粘性流体を、前記圧送手段により前記粘性流体搬送路で圧送し、前記第1室へ前記粘性流体を補給する工程を含むことを特徴とする粘性流体吐出方法。
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