JP2009219038A - 通信装置並びに通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】映像音響機器と設備機器の動作を連携させて使い勝手を向上する。
【解決手段】例えば、映像音響機器AV1でAVコンテンツの視聴を開始すると、通信装置1の制御部10がメモリ部14に記憶している連携関係に基づき、照明器具(設備機器B1)の調光レベルを予め設定された所定値に調整するための制御コマンドを生成するとともに、電動カーテン(設備機器B2)を閉じるための制御コマンドを生成し、これらの制御コマンドを無線通信部13から無線信号で各設備機器B1,B2に向けて送信させる。その結果、従来のように利用者がリモコンを操作しなくても設備機器B1,B2(照明器具並びに電動カーテン)が自動的にAVコンテンツの視聴に適した状態に制御されることになるから、映像音響機器AVnと設備機器Biの動作を連携させて使い勝手を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、宅内に設置される映像音響機器並びに設備機器と情報通信を行うとともに映像音響機器に送信される情報に連携して設備機器の動作を制御する通信装置並びに通信システムに関するものである。
近年、情報通信機能を搭載したテレビ受像機やハードディスクレコーダなどの映像音響機器がルータやスイッチングハブなどの通信装置を介して通信ケーブル(例えば、LANケーブル)で接続されてなるホームネットワーク(通信システム)が普及してきている(例えば、特許文献1参照)。このようなホームネットワークでは、例えば、リビングに設置されているハードディスクレコーダに蓄積されている映像音響情報(AVコンテンツ)が通信装置を経由して寝室に設置されているテレビ受像機に送信され、当該テレビ受像機においてリビングに設置されているハードディスクレコーダに蓄積されているAVコンテンツを視聴することができる。
特開2007−158854号公報
ところで、上述のようにテレビ受像機でAVコンテンツを視聴する際には、視聴する場所(部屋)の設備機器(例えば、照明器具や電動カーテンなど)を適切な状態に調整することが望ましい。そのために従来では、利用者自らがリモートコントローラを使って照明器具の明るさを調整したり、電動カーテンを閉じるといった作業を行う必要があり、さらに、AVコンテンツの視聴が終了したら、再度リモートコントローラを使って照明器具の明るさを調整したり、電動カーテンを開けるといった作業を行う必要があったので、使い勝手がよくないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、映像音響機器と設備機器の動作を連携させて使い勝手を向上することができる通信装置並びに通信システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、宅内に設置される複数の映像音響機器との間で情報通信を行う第1の情報通信手段と、宅内に設置される1乃至複数の設備機器との間で情報通信を行う第2の情報通信手段と、それぞれの映像音響機器と設備機器の連携関係を記憶する記憶手段と、何れかの映像音響機器に対して送信される映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報を受信すると当該情報を第1の情報通信手段より当該映像音響機器へ転送するとともに前記連携関係に基づいて前記情報の送信元あるいは受信先の映像音響機器と連携関係が設定されている設備機器に対して第2の情報通信手段より動作制御用の制御情報を送信させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、例えば、テレビ受像機のような映像音響機器で映像音響情報(AVコンテンツ)を視聴する際、予め設定された連携関係に基づいて照明器具や電動カーテンなどの設備機器を連携させることで視聴に適した環境を自動的に作り出すことができる。その結果、映像音響機器と設備機器の動作を連携させて使い勝手を向上することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、制御手段は、第1の情報通信手段で受信する情報の種類に応じて当該情報の優先度を判断し、優先度の高い情報を優先的に転送する優先転送制御処理を実行することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報に関するQoS(サービス品質)を向上することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、第1の通信手段は、映像音響機器が接続される複数の映像音響機器用ポートと、モデムやルータなどの通信機器が接続される通信機器用ポートとを有し、映像音響機器用ポートと通信機器用ポートとの間で映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報を転送することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、宅外のネットワーク、例えばインターネットを通して提供される映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報を宅内の映像情報機器に中継することができて使い勝手を向上することができる。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、第1の通信手段は、他の通信装置の映像音響機器用ポートにカスケード接続されるカスケードポートを有し、他の通信装置とカスケード接続されている状態においては当該他の通信装置の制御手段と協調して前記優先転送制御処理を実行することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載された複数の通信装置と、宅内に設置される複数の映像音響機器と、宅内に設置される1乃至複数の設備機器とを有し、複数の通信装置がカスケード接続されてなる通信システムであって、各通信装置の制御手段は、他の通信装置の制御手段と協調して前記優先転送制御処理を実行することを特徴とする。
請求項4並びに請求項5の発明によれば、複数の通信装置をカスケード接続することで連携対象となる映像音響機器並びに設備機器の数を増やすことができ、しかも、複数の通信装置の制御手段が協調して前記優先転送制御処理を実行するため、映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報に関するQoS(サービス品質)を向上することができる。
本発明によれば、映像音響機器と設備機器の動作を連携させて使い勝手を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の通信装置1は、図1に示すように宅内に設置される複数(図示例では3台)の映像音響機器AVn(n=1,2,3)並びにパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略す。)からなる通信機器PCがそれぞれ通信ケーブル(例えば、カテゴリー6のLANケーブル)で接続される複数のポートP1〜P4と、カスケード接続用のカスケードポートP5と、各ポートPm(m=1,2,3,4,5)を通して情報通信(パケット転送)を行う第1の情報通信手段たるネットワークインタフェース部11とを備えている。これら複数のポートPmは、LANケーブルの先端に付設されているRJ45のモジュラプラグが挿抜自在に差込接続されるRJ45のモジュラジャックを有している。但し、カスケードポートP5以外のポートPmの数は4つに限定されるものではなく、3つ以下若しくは5つ以上のポートを設けても何等差し支えない。
ネットワークインタフェース部11は、例えばIEEE 802.3uとして標準化されている100BASE−TXなどのファースト・イーサネット(登録商標)やIEEE 802.3abとして標準化されている1000BASE−Tなどのギガビット・イーサネット(登録商標)に準拠し、各ポートPmを通して情報(パケット)を受信するとともに各ポートPmを通して情報(パケット)を送信するものである。尚、ネットワークインタフェース部11には、固有のアドレス(MACアドレス)が割り当てられている。
本実施形態においてポートP2に接続されている映像音響機器AV1は、情報通信機能(ネットワーク接続機能)を有するテレビ受像機であり、ポートP3に接続されている映像音響機器AV2は、同じく情報通信機能を有するハードディスク(HDD)レコーダであり、ポートP4に接続されている映像音響機器AV3は、同じく情報通信機能を有するセットトップボックス(STB)である。尚、セットトップボックスは、IP放送(後述する宅外ネットワークを利用した放送類似の通信サービス)による通常のテレビジョン放送の再送信やビデオ・オン・デマンド(VOD)などの配信サービスを受けるための機器であって、配信されるAVコンテンツをテレビ受像機などで視聴可能とするためのものである。但し、これらの映像音響機器AVn(n=1,2,3)については従来周知であるから詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。尚、各ポートP2〜P4に接続される映像音響機器AVnは一例であって、上述したテレビ受像機、ハードディスクレコーダ、セットトップボックス以外の映像音響機器をポートP2〜P4に接続しても構わない。
一方、カスケードポートP5には、宅外ネットワークに接続するための通信媒体に応じてADSLモデムやケーブルモデム、あるいは図示例のようなONU(Optical Network Unit)3が通信ケーブル(LANケーブル)を介して接続されている。すなわち、本実施形態においてはカスケードポートP5が通信機器用ポートに相当する。但し、図示は省略しているが、ONU3と通信装置1との間にはルータが介在する。
また通信装置1は、設備機器Bi(i=1,2,3)との間で情報通信を行うための第2の情報通信手段たる有線通信部12と無線通信部13を備えている。有線通信部12には通信線を介してワイヤレス中継機2が接続されている。このワイヤレス中継機2は、有線通信部12から通信線を介して伝送される制御信号(制御コマンド)を、赤外線を媒体とするワイヤレス信号に変換して送信することにより、赤外線通信機能を有した設備機器B1(例えば、空調機)に当該制御信号を中継するものである。設備機器B1においては、ワイヤレス中継機2から送信されるワイヤレス信号を受信すると、当該ワイヤレス信号で伝送される制御コマンドに応じて運転/停止の切り換えや設定温度の変更等が行われる。但し、このような中継機能を有するワイヤレス中継機2については従来周知の技術を用いて実現可能であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。尚、設備機器B1が日本電機工業会(JEMA)の統一規格に適合した機器であれば、ワイヤレス中継機2を介さずに通信線を介して直接有線通信部12に接続することも可能である。
一方、無線通信部13は電波を媒体とする無線信号で制御コマンドを送信するものであって、例えば、Z-Wave Allianceが提唱するワイヤレスホームコントロール技術を利用して、照明器具(設備機器B2)や電動カーテン(設備機器B3)などが遠隔制御可能となっている。
さらに通信装置1は、ネットワークインタフェース部11や有線通信部12,無線通信部13を制御して後述するパケット転送処理、設備機器Biの動作制御処理、QoS制御処理(優先転送制御処理)などの各種の処理を実行する制御部10と、これらの処理に必要となる各種の情報を記憶するためのメモリ部14とを備えている。制御部10は、CPUとその周辺回路からなるハードウェアと、上記各処理をCPUに実行させるためのソフトウェア(例えば、汎用の通信プロトコル<TCP/IP、UDP、HTTPなど>を含むプロトコルスタックなど)とで構成されている。また制御部10はUPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)のコントロールポイントの機能を実装しており、UPnPにおいてデバイスの検出を行うSSDP(Simple Service Discovery Protocol)を利用してUPnPのデバイスに相当する各通信機器PC並びに映像音響機器AVnを自動的に検出し、各機器に割り当てられているアドレス(MACアドレス並びにIPアドレス)を取得してメモリ部14に記憶している。ここで、MACアドレスにはその機器の製造者(ベンダー)に固有の識別番号(ベンダー番号)と各ベンダーが独自に割り当てる識別番号とが含まれているので、MACアドレスに基づいて当該機器の製造者や種類、製造年(あるいは製造日)などの情報(以下、「機器情報」と呼ぶ。)を知ることが可能であり、メモリ部14にはポートPmに接続されている各機器の機器情報が記憶されている。
而して、本実施形態においては通信装置1並びに通信装置1に接続された通信機器(パソコン)PC、映像音響機器AVn、設備機器Biによって宅内ネットワーク(通信システム)が構築されており、さらに、通信装置1に接続されたONU3(実際はONU3とルータ)を介して宅内ネットワークが宅外ネットワークと接続されている。宅外ネットワークは、インターネットのようなオープンなネットワークであってもよいし、あるいは特定の通信事業者が提供するネットワーク(例えば、NGN<Next Generation Network>など)であってもよい。
次に、制御部10で実行されるQoS制御処理(優先転送制御処理)について説明する。既に説明したように宅内ネットワーク内の通信機器PC並びに映像音響機器AVnはTCPやUDPを使用してパケットを送受信しているが、TCPやUDPで通信を行う場合、どのアプリケーションと通信するのかを区別するためのポート番号がパケットのヘッダに埋め込まれている。例えば、電子メールを送受信するアプリケーション(メールクライアント)ではメール送信時のポート番号に25を指定するとともにメール受信時のポート番号に110を指定し、Webページを表示するアプリケーション(Webブラウザ)ではURL送信時のポート番号に80を指定するように決められている。同様に、映像音響機器AVnが映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報(以下、「AVコンテンツ」と呼ぶ。)の送受信時に使用するアプリケーションにおいても、通常は特定のポート番号を指定するように決められている。従って、通信装置1の制御部10では、ネットワークインタフェース部11で受信するパケットのヘッダに埋め込まれているポート番号に基づいて当該パケットに含まれている情報(データ)の種類(電子メール、Webページ、AVコンテンツなど)を判別するとともに、判別した種類に応じて当該パケットの優先度を判断し、優先度の高いパケットを優先的に転送する処理(優先転送制御処理)を実行するのである。ここで、情報の種類と優先度との対応関係を示すデータテーブルがメモリ部14に格納されており、制御部10では当該データテーブルを参照することでパケットの優先度を判断している。例えば、AVコンテンツの優先度を電子メールやWebページの優先度よりも高く設定しておくことによって、AVコンテンツの視聴中に映像や音声が途切れるといった不具合の発生を回避してQoSを向上することができる。但し、優先度の設定は利用者が自由に決めることができ、例えば、制御部10に実装されているWebサーバから通信機器PC(パソコン)や映像音響機器AV1(テレビ受像機)に実装されているWebブラウザに対して優先度を設定するためのWebコンテンツを提供し、当該Webコンテンツを利用して優先度の設定を行うことも可能である。尚、同じ種類の情報(例えば、AVコンテンツ)について、その情報の送り手又は受け手に対して優先度を設定することも可能であり、例えば、映像音響機器AV2(ハードディスクレコーダ)に対して映像音響機器AV3(セットトップボックス)の優先度を高くすることで映像音響機器AV3から提供されるAVコンテンツを優先的に転送することもできる。
ここで、宅外ネットワークがNGNである場合、NGNにおいて実行されるQoS制御処理と、宅内ネットワークにおいて通信装置1の制御部10で実行されるQoS制御処理(優先転送制御処理)とによって、例えば、VODによって提供されるAVコンテンツのQoSを配信サーバから映像音響機器AV1までのエンド・トゥ・エンドで保証することができる。あるいは、図2に示すように既存の通信装置1(1A)のポートP1に他の通信装置1(1B)のカスケードポートP5を接続して2台の通信装置1を多段接続(カスケード接続)することで宅内ネットワークに接続する映像音響機器AVnの台数を増やした場合、既存の通信装置1(1A)から新規の通信装置1(1B)へ優先転送制御処理のためのデータテーブルをダウンロードし、新規の通信装置1(1B)のメモリ部14にダウンロードしたデータテーブルを格納すれば、複数の通信装置1が互いに協調して優先転送制御処理を実行することも可能である。例えば、一方の通信装置1(1B)に接続されている映像音響機器AV4(テレビ受像機)が宅外ネットワークを通じてVODによるAVコンテンツの配信要求を送信した場合、通信装置1(1B)の制御部10が当該AVコンテンツを優先的に転送する優先転送制御処理を実行するとともに他方の通信装置1(1A)にも同じ優先転送制御処理を実行するように指示し、2台の通信装置1(1Aと1B)が同じ優先転送制御処理を協調して実行することにより、宅内ネットワーク全体でVODによるAVコンテンツに対するQoSの向上が図れるものである。尚、映像音響機器AV4における前記AVコンテンツの視聴が終了したら、通信装置1(1B)の制御部10は優先転送制御処理を停止するとともに通信装置1(1A)にも同じ優先転送制御処理を停止するように指示し、2台の通信装置1(1Aと1B)が同じ優先転送制御処理を協調して停止することで宅内ネットワーク全体の優先転送制御処理が終了する。
ところで、宅内ネットワークを通してAVコンテンツを送受信する技術として、近年、DLNA(Digital Living Network Alliance)が策定したガイドライン(DLNAガイドライン)に対応した映像音響機器が普及しつつある。例えば、図1に示したシステム構成においては、ハードディスクレコーダからなる映像音響機器AV2がDLNAガイドラインに規定されたデジタルメディアサーバ(DMS)となり、テレビ受像機からなる映像音響機器AV1がデジタルメディアプレーヤー(DMP)となる。DLNAガイドラインのDMPはネットワーク内に存在するDMAを探し出し、利用可能なAVコンテンツの一覧を自動的に取得して画面に表示し、表示された一覧の中から利用者が選択するAVコンテンツが自動的にDMSからDMPに配信されて視聴できるようになっている。ここで、通信装置1の制御部10は、宅内ネットワークに接続されている全てのDMSからAVコンテンツの一覧を取得し、取得した一覧をDMPに相当する映像音響機器AV1に配信する機能、一覧の中からキーワードを使用して特定のAVコンテンツを検索する機能、映像音響機器AV1において選択されたAVコンテンツをDMSから配信させる機能などを有している。
次に、本発明の要旨である映像音響機器AVnと設備機器Biの連携について説明する。例えば、テレビ受像機からなる映像音響機器AV1でAVコンテンツ(動画)を視聴する際、視聴する室内の照度を下げたり、窓から差し込む光の映り込みを防ぐために電動カーテンを閉める場合がある。従来は、利用者自らがリモコンを操作して照明器具の調光レベルを調整したり、電動カーテンを動作させなければならなかった。これに対して本実施形態の通信装置1では、例えば、映像音響機器AV1と設備機器B1(照明器具),B2(電動カーテン)との間に予め連携関係が設定されてメモリ部14に記憶されている。そして、映像音響機器AV1でAVコンテンツの視聴を開始すると、通信装置1の制御部10がメモリ部14に記憶している連携関係に基づき、照明器具(設備機器B1)の調光レベルを予め設定された所定値に調整するための制御コマンドを生成するとともに、電動カーテン(設備機器B2)を閉じるための制御コマンドを生成し、これらの制御コマンドを無線通信部13から無線信号で各設備機器B1,B2に向けて送信させる。その結果、従来のように利用者がリモコンを操作しなくても設備機器B1,B2(照明器具並びに電動カーテン)が自動的にAVコンテンツの視聴に適した状態に制御されることになるから、映像音響機器AVnと設備機器Biの動作を連携させて使い勝手を向上することができる。また、映像音響機器AV1においてAVコンテンツの再生が中断(一時停止)されたときに設備機器B1(照明器具)の調光レベルを上げたり、AVコンテンツの再生が終了したときに設備機器B1(照明器具)の調光レベルを徐々に上げながら設備機器B1(電動カーテン)を開けたり、あるいは、AVコンテンツの種類が子供向けのアニメーションである場合には設備機器B1(照明器具)の調光レベルを高めにするというような連携関係を設定してもよい。尚、このような連携関係の設定は、上述した優先転送制御処理のための優先度の設定と同様に、制御部10に実装されているWebサーバから通信機器PC(パソコン)や映像音響機器AV1(テレビ受像機)に実装されているWebブラウザに対して優先度を設定するためのWebコンテンツを提供し、当該Webコンテンツを利用して行うことができる。
さらに、設備機器Bi以外にも他のシステムと連携させることも可能である。例えば、窓ガラスの破壊を検知するガラス破壊センサなどの防犯センサと、防犯センサで異常(窓ガラスの破壊など)が検知されたときに警報音を鳴動する警報機とを有するセキュリティシステムと連携する場合、映像音響機器AV1でAVコンテンツの視聴を開始すると、通信装置1の制御部10が警報機を警戒モード(警報音を鳴動する動作モード)に設定することも可能である。あるいは、振動センサによってベッドに寝ている利用者が睡眠中であるか否かを検出し、その検出結果に応じて照明器具や映像音響機器を制御するシステム(快眠システム)と連携する場合、利用者が入眠したときに映像音響機器AV1に対するAVコンテンツの転送を中止するように設定することも可能である。
また通信装置1の制御部10は、UPnPを利用して取得した映像音響機器AVnの機器情報を宅外ネットワークを通じてセンタサーバSに通知している。センタサーバSでは、通信装置1から受け取った機器情報に基づいて映像音響機器AVnが寿命末期(ライフエンド)に達する時期を監視しており、何れかの映像音響機器AVnが寿命末期に達した場合、通信装置1に対して当該映像音響機器AVnが寿命末期に達したこと(ライフエンド情報)を通知する。そして、当該ライフエンド情報を受け取った通信装置1の制御部10では、表示手段を有する通信機器PCや映像音響機器AV1にライフエンド情報を転送し、当該表示手段にライフエンド情報を表示させる。尚、寿命末期に達したか否かは、機器情報に含まれる製造年(あるいは製造日)から一定の期間(例えば、数年〜十数年)が経過したか否かで判断される。
ところで、最近の新築住宅においては、情報通信系の内器(放送用のブースタや電話用の端子台、情報通信用のモデムやスイッチングハブなど)をボックスに収納した情報分電盤(マルチメディアポートとも呼ばれる。)を設置し、電話線や映像伝送用の同軸ケーブルとともに情報通信用の通信ケーブル(LANケーブル)が先行配線される場合が多く、通信装置1についても、情報分電盤の内器としてボックス内に収納することが可能である。しかしながら、既存の住宅に後から情報分電盤を設置して通信ケーブルを配線することは、多くの費用と手間がかかるために利用者から敬遠されがちである。
これに対して本実施形態の通信装置1は、図示は省略するが、箱形の合成樹脂成形品からなる筐体に制御部10などが収納されて構成されており、既存の住宅においても利用者自らが宅内の居室(リビングなど)に簡単に設置できるようになっている。
本発明の実施形態を示すシステム構成図である。 同上において2台の通信装置をカスケード接続した場合のシステム構成図である。
符号の説明
1 通信装置
10 制御部(制御手段)
11 ネットワークインタフェース部(第1の情報通信手段)
12 有線通信部(第2の情報通信手段)
13 無線通信部(第2の情報通信手段)
14 メモリ部(記憶手段)
AV1〜AV3 映像音響機器
B1〜B3 設備機器

Claims (5)

  1. 宅内に設置される複数の映像音響機器との間で情報通信を行う第1の情報通信手段と、宅内に設置される1乃至複数の設備機器との間で情報通信を行う第2の情報通信手段と、それぞれの映像音響機器と設備機器の連携関係を記憶する記憶手段と、何れかの映像音響機器に対して送信される映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報を受信すると当該情報を第1の情報通信手段より当該映像音響機器へ転送するとともに前記連携関係に基づいて前記情報の送信元あるいは受信先の映像音響機器と連携関係が設定されている設備機器に対して第2の情報通信手段より動作制御用の制御情報を送信させる制御手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 制御手段は、第1の情報通信手段で受信する情報の種類に応じて当該情報の優先度を判断し、優先度の高い情報を優先的に転送する優先転送制御処理を実行することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 第1の通信手段は、映像音響機器が接続される複数の映像音響機器用ポートと、モデムやルータなどの通信機器が接続される通信機器用ポートとを有し、映像音響機器用ポートと通信機器用ポートとの間で映像情報又は音響情報若しくは映像音響情報を転送することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 第1の通信手段は、他の通信装置の映像音響機器用ポートにカスケード接続されるカスケードポートを有し、他の通信装置とカスケード接続されている状態においては当該他の通信装置の制御手段と協調して前記優先転送制御処理を実行することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  5. 請求項4に記載された複数の通信装置と、宅内に設置される複数の映像音響機器と、宅内に設置される1乃至複数の設備機器とを有し、複数の通信装置がカスケード接続されてなる通信システムであって、
    各通信装置の制御手段は、他の通信装置の制御手段と協調して前記優先転送制御処理を実行することを特徴とする通信システム。
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