JP2001306676A - Sohoシステム - Google Patents
SohoシステムInfo
- Publication number
- JP2001306676A JP2001306676A JP2000122867A JP2000122867A JP2001306676A JP 2001306676 A JP2001306676 A JP 2001306676A JP 2000122867 A JP2000122867 A JP 2000122867A JP 2000122867 A JP2000122867 A JP 2000122867A JP 2001306676 A JP2001306676 A JP 2001306676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soho
- server
- network
- service
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
に適切なSOHOサーバを提供し、情報ネットワークサ
ービスのビジネスモデル構築のために適したSOHOシ
ステムを提供する。 【解決手段】SOHOサーバ1に接続されたSOHO情
報盤4は、セキュリティ監視制御系(5)、設備監視制
御系(6)、マルチメディア系(7,8,9)のうち、
少なくとも1つの区域内ネットワークを接続しており、
ゲートウェイ機能によって、SOHOサーバ1からサー
ビスの提供を受けるとともに、SOHOサーバ1からの
監視制御を可能にする。SOHOサーバ1は、ソフトウ
ェア構成を、カーネル16,13上に、直接、SOHO
サーバOS(10c)、SOHOサーバOS・API
(10b)、SOHOサーバOSアプリケーション(1
0a)の順にして構成する。
Description
office home office)システム、詳しくは、小規模でプ
ライベートな情報通信ネットワーク機器のユーザに対し
て提供するエンドツーエンドのサービスの品質向上、及
びネットワーク管理のカスタマイズ機能の充実を図る情
報通信ネットワークシステムに関する。
トコル(IP)で接続されたオープンなネットワークで
ある。図15に、IPネットワークの典型例を示す。ポ
ータルサイトは、Webサーバなどをベースに、サービ
ス提供企業あるいはサービス消費者の各種個人、団体の
ホームページが提供されており、個人企業のクライアン
トがアクセスして電子商取引の仮想市場を形成したり、
仮想企業体、コミュニティなどのサーバ空間を提供する
場になるものである。
上で流通する貨幣、これを扱う銀行、インターネット上
のTV放送局など、インターネットをプラットホームと
するサイバー空間上で、知識や情報によって顧客に価値
を提供するようになっている。
遠隔サイトには、管理室や防災監視室などに、防災管理
受信機101、設備管理受信機102を設置するととも
に、遠隔サーバ103、SOHOスイッチ104、SO
HOルータ105、ファイヤウォール106を備えてい
る。各住戸や各室などには、火災感知器121と照明器
具122などを接続した住宅情報盤111、電話機12
3などを接続したホームPBX112、パソコンなどの
SOHO端末124を接続したホームサーバ113、テ
レビ受像機125を接続したセットトップボックス11
4を設置している。
盤111を接続して防災ネットワークNaを構成してお
り、火災感知器121などに対するセキュリティ監視制
御(火災監視など)を行っている。設備管理制御盤10
2は、各室の住宅情報盤111を接続して設備ネットワ
ークNbを構成しており、照明器具122などに対する
設備監視制御(オンオフ制御など)を行っている。防災
管理受信機101、設備管理制御盤102、各室のホー
ムPBX112は、電話端子台107を介して電話網に
接続されている。また、各室のセットトップボックス1
14はインターネットに接続されている。
サーバ113を接続してSOHOネットワークNcを構
成するするとともに、遠隔サーバ103、防災管理受信
機101、設備管理受信機102を接続している。
インターネットを、構内交換機203、ファイヤウォー
ル202を介して接続しており、バックボーンLAN2
01によって、各サービススタッフ用端末221や、顧
客サービスWWWサーバ204を接続している。
1、システム管理サーバ212、メッセージングアプリ
ケーションサーバ213、顧客管理アプリケーションサ
ーバ214、サプライチェーンアプリケーションサーバ
215、会計/財務などのアプリケーションサーバ21
6を接続しており、各遠隔サイトの遠隔サーバ103
に、各種サービスを提供するとともに、管理している。
ivate Network)」 とは、エンドツーエンドに、データ
を暗号化し、認証された相手との間で、暗号を解くため
に必要な鍵を交換するネットワークのことであり、イン
ターネット上で、セキュリティが確保された仮想的な専
用回線を引く効果がある。
ES(the US Data Encryption Standard) 、公開鍵方
式としてはPKI(Public Key Infrastructure) が代
表的で、RFCのIPSEC/IKEが広く使われる。
IPSECはIPパケットの暗号化、IKEはIPSE
Cの鍵交換に関する取り決めである。商品化されている
暗号化方法には、56ビットの暗号化を3個組み合わせ
た168 bit Triple-DES(3DES)をはじめ、2048 bit RSA,S
HA-1,MD5など、様々なものがある。
引などのWebサイトでも行われ、SSLの暗号化と併
用され、鍵交換と共に個人認証が行われ、なりすましな
どの偽った電子メールあるいはWebアクセスを防止す
るようになっている。
ピュータが融合するようになっており、ハードウェアで
は、用途別のシステム全体が一つのIC上に実装でき、
例えば、マイクロソフト社のWindowsなどのOS
には、ネットワークのルーティング機能、セキュリテ
ィ、ユーザ管理、メッセージサービス、データベース、
トランザクション処理、ファイル管理、Webサーバな
ど、さまざまな機能が統合され、コンポーネント化さ
れ、必要なコンポーネントのみを集めてOSとして編集
したり、ネットワーク上のコンピュータに分散させるこ
とができるようになっている。
処理用のコンピュータ、Windowsような情報系の
コンピュータ、および、メインフレームなどの勘定系、
基幹系のミッションクリティカルなコンピュータの各々
は、全くかけ離れたもののようであったが、現在は、従
来の情報系のパソコン、ワークステーションのハードウ
ェアおよびソフトウェアの技術進歩により、モバイルコ
ンピュータも統合可能になり、無線技術の進歩で、いつ
でもどこでもネットワークでコンピュータにアクセス可
能なユービカタスコンピューティング(Ubiquitous Com
puting)の時代になりつつあるともいわれている。
上、処理スピード向上、及び、通信プロトコルの標準化
をベースに、ネットワークでコンピュータ間を接続する
インターネットの技術、すなわちルータ、スイッチング
ハブなどのネットワーク機器、コンピュータおよびソフ
トウェアが高度化する一方で、低価格化などによって普
及が進み、インターネット、パソコン、ソフトウェアパ
ッケージなどのデファクトスタンダード化により、IP
プロトコルに従来の勘定系のネットワーク、電話、TV
などが融合し、パソコンに従来のメインフレーム、オフ
ィスコンピュータ、TVなどが融合し、ソフトウェアパ
ッケージは、従来の専用の業務ソフトウェアが、マイク
ロソフト社のWindows、UNIX(登録商標)な
どの汎用OS上のアプリケーションサーバパッケージ、
ERP(enterprise resource planning)、データベー
ス、データウェアハウス、データマイニングなどの基幹
業務パッケージはじめ、インターネットの電子商取引、
映像、音声などによるインターラクティブなマルチメデ
ィア通信、グループウェアなどのコラボレーション、知
識管理などの情報通信技術(IT)が住宅から企業、政
府機関などさまざまな組織に影響し、大きな社会的な変
革が進んでいることは周知のことである。
ョンサーバおよびクライアントからなる情報システムを
3層(3ティア)システムと呼ぶが、特にアプリケーシ
ョンサーバがWWWサーバであり、サーバとクライアン
ト間が十分高速なネットワークで接続され、クライアン
トをWebブラウザ機能を主体として軽くすることによ
って、サーバ上にアプリケーションを集中管理できるの
で、TCOが安くなるといわれているが、この軽いクラ
イアントを「シン・クライアント」(ThinClie
nt)と呼んでいる。
−家庭間(B−to−C)の場合にもポータルサイトの
WWWサーバを高性能にして、家庭内の端末であるセッ
トトップボックスなどがシンクライアントになることが
有望視され、最近はPDA、携帯電話などのモバイル機
器もWebブラウザを搭載し、シンクライアントの範疇
に含まれるインターネット接続端末になっている。
15に示したように、TV、TVゲームのように、娯楽
中心で、パソコンベースのホームサーバ、TVベースの
セットトップボックスを中心にしたSOHOネットワー
クが一般的で、マルチメディアには適しているが、必要
な時にのみ電源を入れる機器を中心とするので、24時
間稼動のインフラに適さず、個々の機器の使用期間、耐
用年数が短いという問題があった。また、SOHOサー
ビスサポートの為に、防災管理受信機、設備管理制御
盤、ホームPBXなどに対して、それぞれ別個に電話回
線が必要であった。
テム、例えば電話回線、防災システム、住宅情報盤など
は、法的な規制などで使用が制限されたり、伝送帯域が
限られる場合がある。そこで、HomePNAなど電話
線を使って10Mbps程度の高速伝送のモデムで、住
宅用のLANを構成し、IPパケットを通す方法も開発
され、最近は、無線も同様に高速化している。
れたものであり、インターネットマンション、住宅、S
OHOなど、遠隔地に分散する比較的小規模なネットワ
ークに適切なSOHOサーバを提供し、情報ネットワー
クサービスのビジネスモデル構築のために適したSOH
Oシステムを提供することを目的としている。
に、本発明のSOHOシステムは、分散設置されたSO
HOサーバの各々を、通信ネットワークを介して接続す
るとともに、SOHOサーバの各々に、所定区域毎に設
置された複数のSOHO情報盤を接続して構成する。
ネット、電話網やISDNなどの公衆回線、専用線、L
AN等のすべての電気通信回線を含んでいる。SOHO
サーバは、ビルやマンションなどの管理室や警備室など
に設置される。SOHO情報盤は、ビルやマンションな
どの各室や各住戸などに設置される。
域内において、防災や防犯などのセキュリティ監視制御
系、照明や空調などの設備監視制御系、通信や放送など
のマルチメディア系のうち、少なくとも1つの区域内ネ
ットワークを接続しており、ゲートウェイ機能によっ
て、SOHOサーバから、接続した区域内ネットワーク
の各々に対するサービスの提供を受けるとともに、SO
HOサーバからの、接続した区域内ネットワークの各々
の監視制御を可能にする。
ワークに接続される機器には、火災感知器、防犯セン
サ、ガス漏れ警報機などがある。設備監視制御系のネッ
トワークに接続される機器には、照明器具、空調機器
(エアコン)などがある。マルチメディア系のネットワ
ークに接続される機器には、パソコン、テレビ受像機、
電話機、ファクシミリ装置などがある。
を別のネットワークに接続し、データを相互にやり取り
するためのハードウェアやソフトウェアをいい、メッセ
ージのフォーマット、アドレス、プロトコルの変換機能
を有するものであるが、本発明では、各所定区域内のネ
ットワークとSOHOサーバとの間に、SOHO情報盤
を介在させることによって、各所定区域内の複数のネッ
トワークを統合し、SOHOサーバからの、各々のネッ
トワークに適したサービスの提供、制御監視を可能にす
る。
報盤との間では、各ネットワークに接続された機器の本
来の通信を行っても行わなくてもよく、本発明ではこれ
らの両方を含んでいる。本来の通信を行うものには、例
えば、パソコンなどのSOHO端末によるインターネッ
トのアクセスや、テレビ受像機のCATVとの接続、電
話機などの電話網との接続などがある。本来の通信を行
わないものには、例えば、火災感知器や、テレビ放送網
を接続するテレビ受像機などがある。火災感知器は、別
系統の多重伝送線を介してセキュリティ管理制御盤に接
続され、この管理制御盤がSOHOサーバに接続され
る。
カーネル上に、直接、SOHOサーバOS、SOHOサ
ーバOS・API、SOHOサーバOSアプリケーショ
ンの順に構成している。ここに、カーネルは、OSの基
本機能を実行するプログラムであり、モジュール化され
たOSの各機能を制御する。SOHOサーバOSは、S
OHOサーバの基本ソフトウェアであり、システム管理
機能やユーザインタフェース機能などを備える。SOH
OサーバOS・APIは、SOHOサーバOSアプリケ
ーションに各種の関数を提供する。SOHOサーバOS
アプリケーションは、SOHOサーバの各種目的に合わ
せた処理を実行するソフトウェアである。
Oサーバは、ソフトウェア構成を、カーネル、SOHO
サーバOS、SOHOサーバOS・API、SOHOサ
ーバOSアプリケーションの各々を機能毎に分割し、更
に接続チャネルを備えて構成しており、接続チャネルの
切換制御によって、SOHOサーバ機能の分割・並行処
理を可能にする。
いて、SOHOサーバの各々を接続した通信ネットワー
クには、SOHOサーバホストを更に接続しており、S
OHOサーバホストは、SOHOサーバにサービスを提
供するとともに、SOHOサーバの監視制御を行う。こ
のSOHOサーバホストは、サービスサポートセンタな
どに設置されている。
Oサーバホストは、SOHOサーバにアクセスすること
により、SOHOサーバが接続している区域内ネットワ
ークの各々に対して、サービスを一括して提供するとと
もに監視制御を一括して行う。
いて、図面とともに説明する。図1は、SOHOシステ
ムの遠隔サイト側の構成の一例を示した図であり、図2
は、SOHOシステムの全体の構成の一例を示した図で
ある。
を遠隔サイトに分散設置する。また、SOHOサーバ1
にアクセスして、SOHOサービスサポートを受けるオ
フィスなどの所定区域内には、SOHO情報盤4を設置
する。すなわち、SOHOサーバ1に、SOHO情報盤
4、各種の宅内のネットワーク、あるいは外部接続のネ
ットワークを統合して、SOHOサーバプラットホーム
を構成する。
て、防災や防犯などのセキュリティ監視制御系、照明や
空調などの設備監視制御系、通信や放送などのマルチメ
ディア系のうち、少なくとも1つの区域内ネットワーク
を接続している。
トワークとして、SOHOゲートウェイユニット4aと
監視制御ユニット4cとを介して、火災感知器5を接続
している。設備監視制御系のネットワークとして、SO
HOゲートウェイユニット4aと監視制御ユニット4c
とを介して、、照明器具6を接続している。マルチメデ
ィア系のネットワークとして、SOHOゲートウェイユ
ニット4aと通信制御ユニット4bとを介して、テレビ
受像機7、電話機8、SOHO端末(パソコン、クライ
アントなど)を接続している。
は、LANなどのSOHOネットワークNを介して接続
されており、SOHO情報盤4は、ゲートウェイ機能に
よって、SOHOサーバ1から、接続した区域内ネット
ワーク(5〜9)の各々に対するサービスの提供を受け
るとともに、SOHOサーバ1からの、接続した区域内
ネットワーク(5〜9)の各々の監視制御を可能にす
る。
ットワーク(5〜9)とSOHOサーバ1との間におい
て、データを相互にやり取りするために、データのフォ
ーマット、アドレス、プロトコルを変換する。このよう
に、SOHO情報盤4を介在させることによって、各所
定区域内の複数のネットワーク(5〜9)を統合し、S
OHOサーバ1からの、各々の区域内ネットワーク(5
〜9)に適したサービスの提供、制御監視を可能にす
る。
SOHO情報盤4との間では、各ネットワークに接続さ
れた機器の本来の通信を行う構成であっても、本来の通
信を行わない構成であってもよい。例えば、SOHO端
末9によるインターネットのアクセスや、テレビ受像機
7のCATVとの接続、電話機8などの電話網との接続
は、SOHO情報盤4、SOHOサーバ1を介して通信
する。一方、火災感知器5は多重伝送線など(不図示)
を介して防災管理受信機22に接続され、防災管理受信
機22によって火災監視等を行う。また、照明器具6は
多重伝送線など(不図示)を介して設備管理制御盤21
に接続され、設備管理制御盤21によってオンオフ制御
や状態監視等を行う。
は、インターネットN1などの通信ネットワークを介し
て相互に接続されているが、図2では、インターネット
N1に、SOHOサーバホスト90を更に接続してい
る。SOHOサーバホスト90は、サービスサポートセ
ンタなどに設置されるものであり、更に、SOHOサー
ビスサポートスタッフの端末91を接続する。
ーバ1にサービスを提供するとともに、SOHOサーバ
1の監視制御を行う。また、SOHOサーバホスト90
は、SOHOサーバ1にアクセスすることにより、SO
HOサーバ1が接続しているネットワーク(5〜9)の
各々に対して、サービスを一括して提供するとともに監
視制御を一括して行うことができる。
そのソフトウェア構成を、カーネル16,13上に、直
接、SOHOサーバOS(10c)、SOHOサーバO
S・API(10b)、SOHOサーバOSアプリケー
ション(10a)の順に構成にしている。
ション11上にSOHOサーバOSアプリケーション1
0aを搭載した場合のように、バーションアップなどで
環境が変わる度に、SOHOサーバOSアプリケーショ
ン10aを変更する必要がない。一方、汎用リアルタイ
ムOSアプリケーション14上にSOHOサーバOSア
プリケーション10aを搭載した場合のように、汎用サ
ーバOS・API12などが使用できなくなることがな
い。この場合、SOHOサーバOSアプリケーション1
0aでは、リアルタイム性は、さほど要求されないので
問題はない。
0のSOHOサーバOS10c、ミッションクリティカ
ルなSOHOサーバOS・ API10bの上で、SO
HOサーバOSアプリケーション10aを構成すること
によって、種々のCPU、OSに依存しないSOHOサ
ービス・サポートプラットホームを提供できる。
と統合することにより、汎用OSの資源を活用する仮想
SOHOサーバ10を構成し、汎用のSOHOアプリケ
ーションおよびSOHOサービスアプリケーションの利
用が可能で、しかも、SOHOサーバOS10c、およ
びSOHOサーバOS・ API10bの上のSOHO
サーバアプリケーション10aが高性能で信頼性が高く
なる。
CPU、OSに依存しない組込型のWebサーバおよび
遠隔アクセスサーバを対象にして、ミッションクリティ
カルな遠隔サービスを安価に提供することができる。
ョン、12は汎用サーバOS・API、13は汎用サー
バOSカーネル、14は汎用リアルタイムOSアプリケ
ーション、15はリアルタイムOS・API、16はリ
アルタイムOSカーネルである。リアルタイムOSカー
ネル16は、SOHOサーバ・CPUボード17上に搭
載され、ファイヤウォール3、SOHOルータ18によ
って通信ネットワークN1に接続される一方、SOHO
スイッチ9によって、SOHOネットワークNを介し
て、SOHO情報盤4のSOHOゲートウェイユニット
4aや、設備管理制御盤21や防災管理受信機22など
を接続するSOHOゲートウェイ20を接続している。
ョンアップが頻繁に行われ、特別のサポートが必要であ
ることが多いが、ミッションクリティカルなSOHOネ
ットワークに関するインフラストラクチャの高い信頼
性、品質を低コストで維持するために、仮想SOHOサ
ーバ10を汎用OSと分けることが有効であり、さらに
は汎用サーバ用のコンピュータに一緒にインストールす
ることによって、SOHOサーバ1の中に汎用OSと同
居させた仮想SOHOサーバ10が、コンピュータのサ
ポートをSOHOサービスの一環として提供できる顧客
メリットが得られる。
ールするだけで、図1に示したソフトウェア構成とする
ような、CD−ROMなどのプログラム記録媒体を用い
れば、容易に、コンピュータを、本発明のSOHOシス
テムのSOHOサーバ1として構成することが出来る。
的なベンダー仕様の汎用サービスのアプリケーションを
汎用サーバOSアプリケーション11として提供すると
共に、SOHOサービスに関するユーザとの会話処理な
ど、汎用サーバOS・API12を活用し、通信などミ
ッションクリティカルなプロセスは、リアルタイムOS
カーネル16、あるいは、リアルタイムOS・API1
5を使用することによって、優先処理を行う。
境界を明確に定義することは困難であり、OSは、元
来、縦割り的な構成で分割され、モジュール化、コンポ
ーネント化されたソフトウェアを組み合わせて構成され
ることが一般的であるので、本明細書において、OSカ
ーネル上と呼ぶ場合には、OS・API上も含めて、O
Sカーネル上のコンポーネント、ライブラリ、APIな
ども含むものとする。例えば、図3に示すSOHOサー
バのソフトウェア構成は、図1に示した構成と同じであ
るとする。
ア構成は、リアルタイムOSカーネル16上に、リアル
タイムOS・API15および汎用サーバOSカーネル
13にまたがって、この上にSOHOサーバOS10
c、および、SOHOサーバOS・API10bが構成
されている。これによって、リアルタイムOSのAPI
15および汎用OSのAPI12を統合し、汎用アプリ
ケーションを総合する仮想的なOSを構成し、種々のC
PU、OSに依存しないで、SOHOサーバOSアプリ
ケーション10aを提供することができる。
ハードウェアの資源を使って、スケジューリング、メモ
リ管理、割り込み処理、プロセス間通信などを行うが、
SOHOサーバOS・API10bおよびSOHOサー
バOS10cのミッションクリティカルなデバイス管
理、プロセス管理、デバイスネットワーク管理などに関
する部分は、リアルタイムOSカーネル16あるいはリ
アルタイムOS・API15を使い、その他のファイル
管理、オープンネットワーク管理などは、汎用サーバO
Sカーネル13あるいは汎用サーバOS・API12を
使うように、SOHOサーバOS10cが、汎用サーバ
OSカーネル13およびリアルタイムOSカーネル16
の上にまたがって構成されている。汎用サーバOSカー
ネル13の上にSOHOサーバOS10cが仮想的にあ
るデバイスは、直接アクセスできないので、ハードウェ
アのドライバは、SOHOサーバOS10cの中で、仮
想的に扱われる。
フトウェア優先処理では、リアルタイムOSカーネル1
6のメッセージ処理およびプロセス処理のスケジューリ
ングの動作フローは、汎用リアルタイムOSアプリケー
ション14の優先順位が最も高く、「優先順位1、ID
=RT、リアルタイム・プロセス制御」のパケットが最
優先処理される。その次に、ミッションクリティカルな
SOHOサーバOSアプリケーション10aの優先度が
高く、「優先順位2、ID=SOHO、SOHOサービ
ス」が優先処理され、最後に汎用サーバOSアプリケー
ション11の「優先順位3、ID=APPS、一般のサ
ービス」のパケットが処理される。
ビジネス・プラットホームは、インターネットマンショ
ン、ホテルなどで提供されるSOHOサービスの例であ
る。SOHOサーバ1内に仮想SOHOサーバ10を設
け、ミッションクリティカルなSOHOサービスを提供
している。
などの管理室などに設置され、個々の住戸、客室などの
SOHOサービスユニットにSOHO情報盤4を設置
し、SOHO情報盤4に、防災、HAなどの監視制御ユ
ニット4c、電話・TV・データ通信などの通信制御ユ
ニット4bおよびSOHOゲートウェイユニット4aが
設置されており、SOHOサーバ1、および、SOHO
サービスユニットによってローカルなSOHOサービス
プラットホームを構成し、さらにサービスサポートセン
タを付加することによって、遠隔のサービスサポートが
提供されるSOHOサービスビジネスプラットホームを
構成する。
OHOネットワークNを通して仮想SOHOサーバ10
とSOHOサービス対象の各種ネットワーク接続機器
(5〜9)との間のコミュニケーションを中継し、これ
らのミッションクリティカルなトラヒックのサービス品
質(QoS)を保証する為の優先処理、暗号化などを行
う。SOHOサーバ1の中に、SOHOネットワークN
の分岐を行うSOHOスイッチ19、およびインターネ
ット接続を行うSOHOルータ18を含めており、SO
HOスイッチ19およびSOHOルータ18は、仮想S
OHOサーバ10とSOHOゲートウェイユニット4a
との間の通信を中継する。
は、後述する図12に示す情報ネットワーク構内配線
(電話など)、図13に示す情報ネットワーク構内配線
(BAなど)、図14に示すSOHOネットワークな
ど、ネットワークの複数本の構内配線ケーブルが敷設さ
れている場合に、従来は、電話用、BA用などがそれぞ
れ個別に各機器間に配線されたいたものを、ゲートウェ
イ間で複数本束ねて同時に使い、各ケーブルをQoSに
応じた使い分け、バックアップ回線で多重化する使い分
けなどによって、SOHOサービスのミッションクリテ
ィカルな用途の品質、信頼性を保証しながら、各種サー
ビスを安価に統合する。
ような有線には限定されず、無線であってもよい。ま
た、SOHOサーバ1は、他システム制御盤(他システ
ムサーバ)として、設備管理制御盤21と防災管理受信
機22とを接続しているが、これには限定されず、ビル
オートメーション(BA)、ホームオートメーション
(HA)、ファクトリーオートメーション(FA)など
の監視制御盤などであってもよく、Webサーバ機能が
含まれたり、UNIX、Windowsなどのサーバプ
ラットホームを使用している場合も含まれる。
ク、あるいは外部接続のネットワークの端末として、T
V系端末7、電話系端末8、SOHO端末9を示した
が、IEEE1394、無線などの新しい伝送媒体や、
デジタル機器など、技術革新と融合によって、絶えず多
様な変化に対応できるようになっている。
宅情報盤としてインターホンのハンドセットを一緒にリ
ビングルーム、ダイニングルームなどに設置され、住宅
用分電盤、住宅用PBX、DSUなどは、玄関、パイプ
スペースなどに設置されるが、本発明のSOHOサーバ
1は、その設置場所は限定されず、その適用範囲も既存
の従来の住宅情報盤と同様に限定されるものではない。
り、インターネットとIEEE1394などを接続する
ホームゲートウェイの機能が、SOHO情報盤4に含ま
れており、インターネットN1に複数の情報端末からア
クセスすることを可能にし、各種ネットワーク接続機器
のアプリケーションを提供するホームサーバの機能も、
SOHO情報盤4に含まれる。SOHOサーバ1は、こ
れらのSOHO情報盤4が共有するホームサーバのホス
ト側に位置した共有サーバとなる。
は、このように、従来の情報盤、ホームサーバなどを包
含し総称したもので、CPUなどで構成される制御部
と、各種キーなどで構成される操作部とを一体にしたも
のに限定されるものではない。その違いは、一般的なデ
スクトップ用のSOHOルータあるいはパソコンのよう
な家電製品ではなく、DSUのように、壁面に半固定的
に設置したり、電設盤、情報配線のような情報通信イン
フラストラクチャに近い情報通信ネットワーク設備であ
る点にある。従って、SOHOサーバ1は、サービスサ
ポートセンタのSOHOサーバホスト90に接続され
て、遠隔のサービス、サポートをSOHOサービスサポ
ートスタッフから受けるビジネスモデルのプラットホー
ムとしても適している。
リティ、QoS(quality of service)、通信プロトコ
ル処理などのネットワークサービス、ユーザ管理、課金
サービスなどのインターネット接続サービスの基本サー
ビスを行うと共に、アプリケーションサーバ、データー
ベースサーバなどの、ユーザのアプリケーションを経済
的に提供するSOHOサービスサポートを行い、さらに
設備の維持管理、防災、セキュリティなどのトータルな
システムの運用維持管理を提供する制御・状態監視サー
ビスを行い、これらのインターラクションのメッセージ
交換を行う。
ム制御盤21,22との間では、システム連携条件設定
で初期設定を行い、システム連携サービスメッセージ交
換によって、SOHOサーバ1経由の制御・状態監視サ
ービスメッセージ交換およびオンデマンドサービスメッ
セージ交換にリンクしたサービスサポートが提供され
る。
例を示すフローチャート(S100〜S108)、図5
(b)は、SOHO情報盤4の動作の例を示すフローチ
ャート(S200〜S204)である。
及び初期設定を行った後(S100)、SOHO情報盤
4からの割り込みがあれば、割り込み処理を行い(S1
01、S102)、各SOHO情報盤4に対してポーリ
ングを行う(S103)。この結果、SOHO情報盤4
からの要求があれば、その要求に対応したサービスを提
供する(S104、S105)。そして、SOHO情報
盤4の代理機能を更新し(S106)、SOHOサービ
スエージェント処理(S107)、個別サービス処理、
特別サービス処理を順に行う(S108)。
0)、自己診断(S201)、SOHOサーバ1への割
込要求処理(S202)、端末(5〜9)への要求処理
(S203)、サーバ更新処理(S204)を繰り返
す。
作の例を示しており、初期設定(S300)、システム
診断(S301)、制御状態監視(S302)、オンデ
マンド処理(S303)、顧客サービス処理(S30
4)、特別サービス処理(S305)、パートナ連携処
理(S306)、課金処理(S307)を繰り返す。
(BA)、ホームオートメーション(HA)、ファクト
リーオートメーション(FA)、防災機器、防犯機器な
どの監視制御端末機器を接続したフールドネットワー
ク、これらの監視制御端末機器をコントロールする制御
部、これらのシステムの状態を表示し、指令を与える操
作部から構成され、常時制御部にHTTP、XMLなど
のWebサーバ機能が組み込まれ、操作部および操作部
が分離されネットワーク上でそれぞれ分散配置され、遠
隔に操作することが可能で、上記制御部が、SOHO情
報盤4に集約され、SOHO情報盤4、各種の宅内、あ
るいは外部接続のネットワークをSOHOサーバ1に接
続したSOHOサービスユニットを構成する。
A、FAなどの設備管理制御盤21あるいは防災受信
機、防犯などの防災管理受信機22を包含し、SOHO
情報盤4にビルオートメーション(BA)、ホームオー
トメーション(HA)、ファクトリーオートメーション
(FA)、防災機器、防犯機器などの監視制御端末機器
を接続して、SOHOサーバ1が、これらを統合するシ
ステム連携サービスを提供する。
のサイトにSOHOサーバ1を分散設置し、上記サイト
のSOHOサーバ1にアクセスして、SOHOサービス
サポートを受けるテナント、住居、オフィスなどの宅内
にSOHO情報盤4を設置し、SOHO情報盤4に、B
A/HAなどの監視制御サービス、コミュニティサービ
ス、SOHO端末などのネットワークを統合し、サービ
スサポートセンタが集中して、サービスを提供するSO
HOプラットホームを構成する。
いは、住宅情報盤などの制御部のOS(例えばリアルタ
イムOS、機器組込用OSなど)にWebサーバ機能が
組み込まれ、操作部は、パソコンなどのWebブラウザ
が使われる。
部、マルチメディアディスプレイと統合されて各部屋ご
とに設置することや、無線接続のモバイル機器のWeb
ブラウザと統合する操作部の分散化が可能である。すな
わち、従来の住宅情報盤などの場合を例にとれば、制御
部と操作部が一体であったものが、SOHO情報盤4
は、サーバクライアントモデルでネットワークに接続さ
れるので、SOHOサーバ1にHTTPサーバ、XML
サーバなどWebサーバ機能が内蔵されることによっ
て、従来の住宅情報盤のような情報盤の制御部が、SO
HOサーバ1に一体化され、分電盤と同じ場所にあり、
情報盤の操作部は、SOHOサーバ1に対するSOHO
端末(クライアント)であり、SOHO端末となるもの
も適用範囲に含まれ、Web対応のフラットパネルディ
スプレイ、パソコン上のWebブラウザ、携帯電話のW
ebブラウザなど、SOHOサーバ1に対するSOHO
端末(クライアント)であり、どこにあってもよい。
成の別の例について説明する。図7に示す構成では、リ
アルタイムOSカーネル16上に、直接、仮想的なSO
HOサーバOS10c、および、SOHOサーバOS・
API10bが置かれている。したがって、リアルタイ
ムアプリケーションとしての性能が改善され、更に、S
OHOサーバOSアプリケーション10aが、汎用サー
バOS・API12の上に構築されているので、仮想S
OHOサーバ10として、汎用アプリケーションを総合
するSOHOサーバ1が提供できる。
あり、リアルタイムOSのカーネル16に直接アクセス
できるので、ハードウェアのドライバは、SOHOサー
バ1に対して独自に提供できる。SOHOサーバ1にお
いて、ミッションクリティカルなSOHOサーバOS・
API10bおよびSOHOサーバOS10cは、リア
ルタイムOSカーネル16を使い、その他のファイル管
理、オープンネットワーク管理などを応用するSOHO
サーバOSアプリケーション10aは、汎用サーバOS
・API12を使うことができる。
ルタイムOSカーネル16の上に構成されているので、
直接カーネル16にアクセスでき、ハードウェアのドラ
イバは、リアルタイムOSカーネル16上で、他の構成
のSOHOサーバと共通なSOHOサーバOS10cの
中で仮想的に扱われる。
理は、図4に示した、図1のリアルタイムOSカーネル
16のメッセージ処理およびプロセス処理のスケジュー
リングの動作フローと同様である。
ジネスプラットホームを構成し、SOHOサーバ1内に
仮想SOHOサーバ10を設け、ミッションクリティカ
ルなSOHOサービスを提供することができる。
ウェア構成を図8に示す。ここでは、汎用サーバOSカ
ーネル13上で、リアルタイムOSカーネルエミュレー
ション1aが行われるようになっている。汎用OS上の
リアルタイムOSカーネルエミュレーション1aが行わ
れる環境では、リアルタイム性能は若干落ちるが、CP
Uの高性能化によって実用可能な仮想SOHOサーバ1
0として、汎用アプリケーションを総合するSOHOサ
ーバ1を提供できる。
タイムOSカーネルエミュレーション1a、すなわちリ
アルタイムOSカーネル16のインターフェースを提供
するので、仮想SOHOサーバ10を汎用サーバOS上
の1アプリケーションの様にして、幅広いSOHOサー
ビスを提供することができる。
ュレーション1aのメッセージ処理およびプロセス処理
のスケジューリングの動作フローは、図4と同様で、リ
アルタイムOSカーネルエミュレーション1aに対し
て、汎用サーバOSカーネル13から優先度の高い割り
込みを使用するデバイスドライバ、割り込みハンドラを
利用するなどの方法が提供される。
ミッションクリティカルなSOHOサービスは、ハード
ウェアアクセスが汎用サーバOSを経由して行われる。
CPUが十分高速で、OSのサービスに占有される10
ミリ秒程度の時間が実質的に問題にならない場合に、真
にリアルタイムOSではないが、擬似的なリアルタイム
OSとして、遠隔サービスが、汎用サーバOSと仮想S
OHOサーバ10に統合される。
スを行うときに、仮想SOHOサーバ10からのアクセ
スが妨げられるので、このようなアクセスを制御するた
めに、先に汎用OSがアクセスしている場合には、汎用
OSの持っている制御状態情報を仮想SOHOサーバ1
0が受け取り、仮想SOHOサーバ10のプロセスに情
報を与えることができる様に、リアルタイムOSカーネ
ルエミュレーション1aは、ハードウェアへのアクセス
を擬似的に直接行っている。
ウェア構成について、図9及び図10とともに説明す
る。SOHOサーバ1のソフトウェア構成を、SOHO
サーバOSカーネル10d、SOHOサーバOS・AP
I10b、SOHOサーバOSアプリケーション10a
の各々を機能毎に分割し、更に、接続チャネル1Bを備
えて構成する。そして、仮想SOHOサーバ接続チャネ
ル1Bの切換制御によって、SOHOサーバ機能の分割
・並行処理を可能にする。このように、SOHOサーバ
機能を、ボードコンピュータなどにより、管理対象とす
るフロア別や、機能の種類別などで分割すれば、処理の
効率化が図れる。
ルタイムOSサーバ(14〜16)などのSOHOサー
バ1、および単機能モジュール化された単機能化SOH
Oサーバ10Aなどの複数のSOHOサーバ群上で、ア
プリケーション、ユーザによるアクセスチャネルを提供
する仮想SOHOサーバ・プラットホームを構成する。
これによって、ユーザおよびアプリケーションが物理的
なアプリケーションサーバを意識する必要がなく、仮想
SOHOサーバ接続チャネル1Bを構成することによっ
て、仮想的に単一のSOHOサーバのように構成され
る。
マルチプロセッサ構成のメモリおよびCPUをスイッチ
ングする構成、コンパクトPCIバス上のカード、イー
サネット(登録商標)スイッチでの相互接続などのハー
ドウェア、ディレクトリサービス、コンポーネントなど
様々あり、電源を切らないで追加削除が行えるプラグア
ンドプレイ、ホットスワップ機能を提供しているが、図
9,図10では、仮想SOHOサーバ10はOSとし
て、ソフトウェア構成され、SOHOサーバOS・AP
I10bに一貫性のあるインタフェースが提供される
が、物理的には、公知技術も応用する様々な組み合わせ
が可能である。なお、複数のSOHOサーバを物理的に
相互に接続するハブをSOHOサーバ接続ハブと呼ぶ。
理的な接続チャネルで、SOHOスイッチ19は物理的
なデバイス(ハードウェア)で実装され、LAN機器と
同様に、SOHOスイッチ19はSOHOサーバ接続ハ
ブであるとも言える。
サーバグループの中に、図7に示したSOHOサーバ1
および単機能化SOHOサーバ10Aが含まれ、仮想S
OHOサーバ接続チャネル1Bは、仮想SOHOサーバ
スイッチとしてパケット転送を行うQoSを提供し、物
理的には、図1と同様のSOHOスイッチ19のQoS
機能を使用する。VLANのタグを仮想SOHOサーバ
10に割り当てることによって、仮想SOHOサーバ1
0を同一のブロードキャストドメインにして、優先順位
を汎用サーバOSよりも高くする。汎用リアルタイムO
Sとの兼ねあいは、使用する環境でのユーザ要件に依存
する。
トホーム1Aは、仮想SOHOサーバゲートウェイとし
てアプリケーション、ユーザによるアクセスチャネルを
提供する。アプリケーションおよびユーザによるアクセ
スチャネルは、所謂マルチレイヤスイッチングあるいは
ポリシーベーススイッチングの技術によって実現され
る。すなわち、スイッチが、アプリケーション、ユーザ
をパケットのヘッダ情報から識別し、優先処理、認証処
理などのサービスを行う。なお、近時では、ネットワー
ク用のコントローラチップなどの集積度の向上、高機能
化により、小型のポリシーベース管理対応スイッチが安
価に製造できるようになっている。
の計算量が少なく、小型で安価な製品になるので、一台
の高性能なサーバ上で実装するよりも、値段が安く、そ
れぞれが優先度の高いミッションクリティカルなプロセ
スを並行処理し、スイッチのポリシーベース機能との組
み合わせによって、ネットワークがミッションクリティ
カルなトラフィックのQoSをサポートすることと組み
合わされて、ネットワークのボトルネックが解消される
ので、仮想SOHOサーバグループ全体のコストが安
く、性能が向上する。
ンサーバであり、アプリケーション、Webサーバなど
の機能を最低限もつが、機能あるいは付加を分散するた
めに複数の単機能化SOHOサーバ10Aを、仮想SO
HOサーバ接続チャネル1Bおよび仮想SOHOサーバ
プラットホーム1Aによって連携させて仮想SOHOサ
ーバグループを構成することによって、高性能で、ミッ
ションクリティカルなSOHOアプリケーションに適
し、低コストのSOHOサーバ1が提供できる。
備管理制御、防災管理制御などの他システムであったも
のを、単機能化SOHOサーバ10Aと同様に、単機能
化管理制御サーバ10BとしてSOHOサーバ1に統合
でき、さらに、従来のPBX、コンピュータテレフォニ
などの情報通信ネットワーク管理制御、FAプロセス管
理制御などを汎用リアルタイムOSサーバ14Aに統合
して、ミッションクリティカルなSOHOサービスを提
供することもできる。
うに、図9及び図10に示したSOHOサーバOSカー
ネル10d、仮想SOHOサーバ接続チャネル1Bは、
論理的な接続を示し、汎用リアルタイムOSアプリケー
ション14の優先順位が最も高く、「APID=R1、
UID=ARM、リアルタイム・プロセス制御」のパケ
ットが、最優先処理される。APIDはアプリケーショ
ン識別子、UIDはユーザ識別子である。その次に、ミ
ッションクリティカルなSOHOサーバOSアプリケー
ション10aの優先度が高く、「APID=S2、UI
D=SSC、SOHOサービス」のパケットが、優先処
理され、最後に汎用サーバOSアプリケーション11の
「APID=U3、UID=GUY、一般のサービス」
のパケットが処理される。
びSOHOスイッチ19の物理的接続を示しており、S
OHOスイッチ19は、SOHO通信制御・スイッチお
よびSOHO通信制御・接続ポートから構成され、仮想
SOHOサーバ接続チャネル1Bを提供する。メッセー
ジ処理およびプロセス処理のスケジューリングの動作フ
ローは、汎用リアルタイムOSアプリケーション14の
優先順位が最も高く、「優先順位1、ID=RT、リア
ルタイム・プロセス制御」のパケットが、SOHOスイ
ッチ19のリアルタイム送受信バッファを経由して最優
先処理される。
HOサーバOSアプリケーション10bの優先度が高
く、「優先順位2、ID=SOHO、SOHOサービ
ス」がSOHOスイッチ19の優先処理送受信バッファ
を経由して優先処理され、最後に汎用サーバOSアプリ
ケーション11の「優先順位3、ID=APPS、一般
のサービス」のパケットがSOHOスイッチ19の汎用
送受信バッファを経由して処理される。
イッチ同様に、パケットヘッダの優先順位、アプリケー
ション、ユーザなどの識別子によって、優先処理を行う
ことが可能であり、通常は、スイッチのヘッダ情報を読
み取り、ルックアップテーブルを参照し、あて先のポー
トの所定の優先順位の送信バッファにパケットを送る。
システムでは、遠隔サイトにSOHOサーバ1を設置
し、遠隔サイトよりSOHOサービスサポートを受ける
SOHOサービスユニットにSOHO情報盤4を設置
し、SOHO情報盤4に、ホーム監視制御、TV会話通
信機能、SOHO端末などのSOHOサービスサポート
対象を統合し、サービスサポートセンタが、サービス、
サポートを集中的に行うSOHOサービスビジネスプラ
ットホームを構成することによって、防災管理受信機2
2、設備管理制御盤21、ホームPBXなどを、SOH
Oサーバ1に統合することで電話回線も削減でき、SO
HOアプリケーションサービスプロバイダとしてTCO
(total cost of ownership) の削減、サービス向上が
でき、SOHOコミュニティサービスなどの新たな付加
価値サービスが提供できる。サービスサポートセンタか
ら、SOHOサーバ1をプラットホームにして、顧客の
ニーズに応じて顧客に価値を提供する様様なビジネスモ
デルを提供できる。
ートのフロントエンドとして提携するサービス提供企業
およびサービス消費者に対するコミュニティに対しても
サービスサポートを統合して提供する。
ホスト管理プラットホームは、SOHOサーバ1をプラ
ットホームとするサービスサポートと共に、顧客管理、
サポート情報のデータベースサーバ、ネットワークセキ
ュリティに関する暗号化の鍵管理、認証局、ユーザおよ
びアプリケーションに応じたポリシーベース管理などを
行うネットワークシステム管理サーバ、顧客とのコミュ
ニケーション、ビジネス−顧客間の電子商取引、サポー
ト、ヘルプデスクなどを統合する顧客管理・メッセージ
ングアプリケーションサーバ、バックオフィスとして、
ビジネス−ビジネス間の調達サイドのサプライチェーン
アプリケーションサーバ、会計/財務などのアプリケー
ションサーバなど、IT(information technology:情
報関連技術)活用のビジネスプロセスのためのアプリケ
ーションサーバプラットホームが含まれる。
ムとして、サービスサポートセンタに、SOHOサーバ
アクセスに関する暗号化の鍵管理、認証局、ポリシーベ
ース管理、ネットワーク管理、システム管理を統合する
管理プラットホームを構成し、各リモートサイトのSO
HOサーバ1の顧客情報、サービス内容、ヘルプデスク
のサポート情報も含めたSOHOサーバクラスごとのオ
ブジェクトデータベースによって一括管理することが重
要である。
に、電話網、CATV網、CSなどの無線網のインタフ
ェースを統合し、SOHOサーバ1の遠隔アクセス機能
を通してサービスサポートのプラットホームを提供する
ことができる。
ド、交換機、DSUなどの宅内終端装置およびマルチメ
ディアゲートウェイが、SOHOサーバ1と外部ネット
ワークとの間に設置される。
1394上のIPパケットを、イーサネットとの間で相
互に接続するなど、媒体アクセス方式の異なるネットワ
ーク間で、上位層のプロトコルのパケットを伝送する機
能であり、ここでは、OSIプロトコル階層のアプリケ
ーションレイヤで中継するゲートウェイだけではなく、
IPパケットレベルで中継するような、ネットワークレ
イヤ、トランスポートレイヤレベルの中継機能もゲート
ウェイと呼ぶ。
EE1394などのマルチメディア多重化の要件を満た
す場合には、SOHOサーバ1とSOHO情報盤4との
間のSOHOネットワークNの配線が1本でも可能にな
る。
Oサービスユニットごとに、ゲートウェイを置き、各S
OHOサービスユニットに、外部ネットワークをそれぞ
れ選択的に接続するような構成であってもよい。
て説明すると、遠隔サイトが住宅、店舗などの小規模な
サイトである場合には、管理室などにSOHOサーバ1
を別に設けないで、SOHO情報盤4に、SOHOサー
バ1の機能を組込んで構成することができる。この場
合、各SOHOサーバ1は、SOHOルータによってイ
ンターネットN1に接続される。
は、SOHO情報盤4に代理サーバ機能を備え、この代
理サーバ機能のキャッシュ機能を用いることによって、
SOHOサーバ1との間のトラフィックを小さくする。
すなわち、SOHO情報盤4に、IP接続あるいは情報
盤専用接続の代理サーバ機能(プロキシーサーバ機能)
を備え、優先度の低い対話処理などの応答時間を短くし
ながら、優先度の高い情報を遅延なく伝送できるように
帯域を有効活用する。
ーバ1が元になり、SOHOサービスユニットのSOH
O情報盤4に関するSOHOサーバ1の機能の一部を、
SOHO情報盤4側に持つことであり、SOHOサーバ
1の機能に応じて、例えばSOHOサーバ1のコンポー
ネントソフトウェアをキャッシュさせる擬似的SOHO
サーバあるいはドキュメント(文書)などをキャッシュ
する。また、元のSOHOサーバ1の内容が変更された
ときだけ、代理サーバ機能の内容を更新するように、S
OHOサーバ1のエージェントとしての機能を持つ。
ットの端末(5〜9)が、SOHOサーバ1とは異なっ
た通信プロトコルを使っている場合には、代理サーバ機
能は、プロトコルを変換して中継する、いわゆるプロキ
シーサーバ機能を含む。
SOHOサーバホスト90側に、分散設置されたSOH
Oサーバ1の代わりに、SOHOサーバ機能を備えるこ
ともできる。この場合もSOHO情報盤4は代理サーバ
機能を備えており、この代理サーバ機能のキャッシュ機
能を用いることによって、SOHOサーバホスト90と
の間のトラフィックを小さくする。すなわち、SOHO
情報盤4が、各種ネットワーク接続機器(5〜9)と自
動的にコミュニケーションを行い、自動監視制御を行う
と共に、SOHO情報盤4がSOHOサーバホスト90
と自動的にコミュニケーションを行い、仮想的にユーザ
からはSOHO情報盤4にアクセスすることによって、
SOHOサーバホスト90が提供する仮想SOHOサー
バによってSOHOサービスをSOHO情報盤4上で受
ける。
ターネットN1などの伝送速度が十分確保され、SOH
Oサーバ機能を、サービスサポートセンタに集約して、
仮想SOHOサーバとして借りることがTCO削減に結
びつく。
をブロック図で示している。SOHO情報盤4としてS
OHOゲートウェイユニット40を備え、このSOHO
ゲートウェイユニット40には情報ネットワーク端末4
3を接続する。
OHO代理接続ユニット41と情報ネットワーク中継制
御部42とで構成され、SOHO代理接続ユニット41
は、SOHOサーバ代理機能41aと、送受信バッファ
41c及び送受信バッファ制御部41bとを備えてい
る。情報ネットワーク中継制御部42は多重化・変調復
調部42aを備えている。情報ネットワーク端末43に
は、情報ネットワーク通信端末機能43aと、情報ネッ
トワーク端末制御部43bと、表示・操作パネル43c
とを備えている。
O端末9から見たときに、SOHOサーバ1に見えるよ
うに、キャッシュ機能を持っている。送受信バッファ制
御部41bが、SOHOサーバ代理機能41aからのユ
ーザアクセスの優先度および多重化・変調復調部42a
のトラフィックに応じて、送受信バッファ41cのパケ
ットの優先制御を行う。この機能によれば、CPUのメ
モリのキャッシュあるいは、ハードディスクのキャッシ
ュのように見かけ上のアクセスが早く見える。すなわ
ち、SOHO端末9から見て、SOHOサーバ1の応答
が速く見える。
通信等の電話回線宅内機器、電気設備等の情報盤、セッ
トトップボックスなどの情報ネットワークの構内配線N
i1を利用して、SOHOサーバ1、SOHO端末9間
のパケットと情報ネットワーク端末43のパケットを多
重化伝送し、IP接続端末および専用接続の代理サーバ
機能を提供している。
Uに依存しない端末機器組込みの仮想端末用APIを提
供し、24時間稼動のインフラとしてSOHOサーバネ
ットワークを構成し、高品質で信頼性が高いSOHOサ
ービスサポートビジネスのプラットホームを経済的に提
供することができる。
SOHOサーバ接続ハブ19とSOHOルータ18を備
えている。インターネットN1などの情報ネットワーク
網には、情報ネットワーク通信制御部31を接続してお
り、ファイヤウォール3を介してSOHOサーバ1を接
続する。情報ネットワーク通信制御部31は、情報通信
ネットワーク構内スイッチングシステム31aと、情報
ネットワーク終端装置31bと、情報ネットワーク構内
接続端子台31cとを備える。
Oゲートウェイユニット40間、及び、SOHOサーバ
1とSOHOゲートウェイユニット40間には、SOH
O代理接続ハブ32を設ける。SOHO代理接続ハブ3
2には、情報ネットワーク中継制御部32aとSOHO
端末代理機能32bとを備える。SOHO端末代理機能
32bは、SOHOサーバ1から見たときに、SOHO
端末9に見えるようにキャッシュ機能を持っている。
Webサーバに相当するとともに、SOHO端末9がW
ebブラウザに相当し、キャッシュ技術を応用すること
によって、既設の情報ネットワーク構内配線での低速の
伝送路を使うことが可能になる。
に、情報源の情報に変化が無い場合には、キャッシュか
ら読み取ることで、情報ネットワーク構内配線のトラフ
ィックが削減され、エンドツーエンドに通さなくとも良
い応答などは、擬似的に代理機能で応答して省略するこ
とも可能であるので、短い複数のパケットを繋げて長く
まとめて、一回の送信と応答にすることが可能になる。
なお、図12と同じ構成については説明を省略する。こ
こでは、SOHO情報盤4として、マルチメディアゾー
ンボックス50(SOHOゲートウェイユニット)を備
えており、BA/HA、各種マルチメディア機器などの
リモコン(無線)インタフェースを兼用させ、ゾーンボ
ックス中継制御部44を内蔵している。
OHO代理接続ユニット41Aと、情報ネットワーク中
継制御部42Aと、ゾーンボックス中継制御部44と、
監視制御系伝送ユニット33と、狭帯域無線伝送ユニッ
ト34と、無線接続インタフェース45とで構成されて
いる。
HOサーバ代理機能41a、送受信バッファ制御部41
b及び送受信バッファ41c、SOHO端末接続ハブ4
1dを備えている。情報ネットワーク中継制御部42A
は、多重化・変調復調部42aとカプセル化通信制御部
42bとを備えている。ゾーンボックス中継制御部44
は、デジタルデータ編集部44aと、オープン系通信制
御部44bと、フィールド系通信制御部44cと、デジ
タルデータバッファ44dとを備えている。無線接続イ
ンタフェース45には、無線通信ブリッジ45aと、無
線アクセス制御部45bと、多重化・変調復調部45c
と、送受信バッファ制御部45d及び送受信バッファ4
5eと、広帯域無線送受信部45fとを備えている。ま
た、SOHO代理接続ハブ32Aには、ゾーンボックス
中継制御部32cと、情報ネットワーク中継制御部32
dと、SOHO端末代理機能32eとを備えている。
時間稼動のインフラとしてSOHOサーバネットワーク
を構成するので、高品質で信頼性が高いSOHOサービ
スサポートビジネスのプラットホームを経済的に提供で
きる。
ープン系情報ネットワークNo、フィールド系バス、無
線などの複数の伝送媒体を集線する装置である。マルチ
メディアゾーンボックス50は、オフィスビルなどで、
例えば500平方m単位に配線の区画をゾーンと呼ん
で、その区画ごとに設けられる。
ン系の通信機能、監視制御系(フィールド系)伝送ユニ
ット33、狭帯域無線伝送ユニット34との間の通信機
能を持ち、オープン系通信制御部44bがオープン系の
インタフェース、フィールド系通信制御部44cがフィ
ールドバスの有線、および、狭帯域無線とのインタフェ
ースとして、通信プロトコルを処理し、デジタルデータ
編集部44aで、パケットのフォーマットを変換する。
線とのインタフェースであり、オープン系情報ネットワ
ーク(TCP/IP)と同様の通信プロトコルが使用で
きる。SOHOサーバ端末9AおよびSOHOサーバ無
線端末9Cは、いずれも、SOHOサーバ1に対するク
ライアントであり、SOHOサーバ端末9Aは、ツイス
トペア線などの有線、SOHOサーバ無線端末9Cは、
無線のオープン系情報ネットワーク(TCP/IPな
ど)に接続される。
構内配線が、BACnet、TCP/IPなどのオープ
ン系情報ネットワークを使っている場合であっても、B
A/防災などの制御盤、SOHO代理接続ユニット41
A、監視制御系伝送ユニット33などのアドレス体系あ
るいはパケットフォーマットがBA/防災などの情報ネ
ットワーク構内配線独自のフォーマットの場合には、カ
プセル化通信制御部42bは、情報ネットワーク構内配
線フォーマットのパケットのデータ領域にSOHOサー
バ1のIPパケットをIPヘッダ部も含めて包み込むカ
プセル化を行う。ネットワーク構内配線独自のフォーマ
ットではなく、一般的なTCP/IPの場合には、カプ
セル化は不要になる。
なお、図13と同じ構成については説明を省略する。こ
こでは、SOHOサーバ1とSOHO端末9を接続する
新規のSOHOネットワークNに、情報ネットワーク中
継制御部42B、SOHO通信制御部46、ゾーンボッ
クス中継制御部44で構成されるマルチメディアゾーン
ボックス50Aを接続する。
構内配線Niを情報ネットワーク中継制御部42Bで接
続し、フィールド系ネットワークNfを、ゾーンボック
ス中継制御部44を経由して情報ネットワーク中継制御
部42Bに接続し、情報ネットワーク中継制御部42B
からSOHO通信制御部46を経由してSOHOネット
ワークNに統合する。
ート46bと、接続ポート46bの接続を切り替えるス
イッチ46aとを備えている。情報ネットワーク中継制
御部42Bは、多重化・変調復調部42aと、カプセル
通信制御部42bとを備えている。
ボックス50Aの間、及び、情報ネットワーク通信制御
部31とマルチメディアゾーンボックス50Aの間に
は、情報ネットワーク代理接続ハブ32Bを設けてい
る。情報ネットワーク代理接続ハブ32Bには、情報ネ
ットワーク通信制御部32fと、ゾーンボックス中継制
御部32gと、SOHO通信制御部32hと、SOHO
端末代理機能部32iとを備えている。情報ネットワー
ク代理接続ハブ32Bによって、新規のSOHOネット
ワークNに、電話、BAなどの情報ネットワークの通信
を多重化する。
話などの情報ネットワーク構内配線Niを接続する多重
化・変調復調部42a、およびBAなどの情報ネットワ
ーク構内配線Niを接続するカプセル化通信制御部42
bを内蔵し、情報ネットワーク構内配線Ni1および情
報ネットワーク構内配線Ni2を統合する。
発明のSOHOシステムでは、SOHO情報盤4をベー
スにSOHOサービスユニットの中でネットワークに接
続された各種機器(5〜9)の制御状態監視を行い、こ
れらの制御状態監視情報をSOHOサーバ1をベースに
するSOHO制御盤4に集約し、サービスサポートセン
タのSOHOサーバホスト90上で運用保守管理などの
サービスサポートを提供すると共に、サービスセンタの
SOHOサーバホスト90からSOHOサーバ1に常駐
するサービス・サポートに関する契約に合致するプログ
ラムおよびデータを提供し、SOHOサーバ1が、SO
HO情報盤4を経由した各種ネットワーク接続機器(5
〜9)へのサービス、サポートを提供する。
サポートセンタには、顧客の問題を解決するソリューシ
ョン、あるいは、顧客価値を創造するビジネスモデルと
して、様様なSOHOサービスが、顧客の個別サービ
ス、特別サービス、サービス・サポートなど契約条件項
目と共に用意されいる。
ターネットアクセス、インターネットサーバ上の各種ア
プリケーション利用の他、サービスを顧客からの要求の
都度のオンデマンド、SOHOサービスサポートセンタ
あるいは顧客の設定によるスケジュールなどで自動的に
提供する顧客サービス提供機能、サポートを自動的に行
う顧客サポート提供機能に加えて、自動的に遠隔サイト
の状態を監視する遠隔診断機能などを含み、サービス・
サポートを集中的に提供するSOHOサービスビジネス
プラットホームを提供する。
HOサーバ1を相互に接続するSOHOスイッチ機能を
内蔵している。それそれのSOHOサーバ1はいわゆる
シンサーバとして、特定のアプリケーションに特化した
サービスを提供する。ネットワークのノード数が大き
く、大規模になることによって、SOHOサーバ1も、
シンサーバとして分散され、SOHOルータ、ファイヤ
ウォールなどの機能も、それぞれの組込型シンサーバと
して実装されている。また、構内交換機はIPプロトコ
ル処理、インターネット接続機能を有している。スタッ
フオフィスでは、それぞれの機能別、担当別に、システ
ム管理卓、BA/防災等監視制御卓、サービスサポート
デスクなどの専門家がネットワークを通して協力する。
発明の請求項1に記載のSOHOシステムは、SOHO
情報盤は、セキュリティ監視制御系、設備監視制御系、
マルチメディア系のうち、少なくとも1つのネットワー
クを接続し、ゲートウェイ機能によって、SOHOサー
バから、接続したネットワークの各々に対するサービス
の提供を受けるとともに、SOHOサーバからの、接続
したネットワークの各々の監視制御を可能にする。これ
によって、SOHOサービスサポート対象を統合し、電
話回線も削減でき、SOHOアプリケーションサービス
プロバイダとしてTCO(total cost of ownership)
の削減、サービス向上ができる。
を、SOHOサーバOS、ミッションクリティカルなS
OHOサーバOS・ APIの上で、SOHOサーバO
Sアプリケーション10を構成することによって、種々
のCPU、OSに依存しないSOHOサービス・サポー
トプラットホームを提供できる。なおかつ、汎用OSと
統合することにより、汎用OSの資源を活用できる。し
たがって、SOHOサーバは、種々のCPU、OSに依
存しないサーバを対象にして、ミッションクリティカル
な遠隔サービスを安価に提供することができる。
SOHOサーバは、ソフトウェア構成を、カーネル、S
OHOサーバOS、SOHOサーバOS・API、SO
HOサーバOSアプリケーションの各々を機能毎に分割
し、接続チャネルの切換制御によって、SOHOサーバ
機能の分割・並行処理を可能にしている。したがって、
単機能化されたSOHOサーバは、CPUの計算量が少
なく、小型で安価な製品になるので、一台の高性能なサ
ーバ上で実装するよりも、値段が安くなる。また、それ
ぞれが優先度の高いミッションクリティカルなプロセス
を並行処理し、スイッチのポリシーベース機能との組み
合わせによって、ネットワークがミッションクリティカ
ルなトラフィックのQoSをサポートすることと組み合
わされて、ネットワークのボトルネックが解消されるの
で、仮想SOHOサーバグループ全体のコストが安くな
り、性能が向上する。
ら、SOHOサーバにサービスを提供し、SOHOサー
バの監視制御を行う。また、請求項4では、SOHOサ
ーバホストは、各SOHO情報盤が接続している各ネッ
トワークへに対して、サービスを一括して提供するとと
もに監視制御を一括して行う。これによって、サービス
サポートセンタが、サービス、サポートを集中的に行う
SOHOサービスビジネスプラットホームを構成するこ
とができる。また、サービスサポートセンタから、SO
HOサーバをプラットホームにして、顧客のニーズに応
じて顧客に価値を提供する様様なビジネスモデルが提供
できる。
示す図である。
示す図である。
す図である。
例を説明するための図である。
を示すフローチャートである。
チャートである。
示す図である。
を示す図である。
示す図である。
を示す図である。
他の例を説明するための図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】分散設置されたSOHOサーバの各々を、
通信ネットワークを介して接続するとともに、上記SO
HOサーバの各々に、所定区域毎に設置された複数のS
OHO情報盤を接続した構成のSOHOシステムであっ
て、 上記SOHO情報盤は、上記所定区域内において、防災
や防犯などのセキュリティ監視制御系、照明や空調など
の設備監視制御系、通信や放送などのマルチメディア系
のうち、少なくとも1つの区域内ネットワークを接続
し、ゲートウェイ機能によって、上記SOHOサーバか
ら、接続した区域内ネットワークの各々に対するサービ
スの提供を受けるとともに、上記SOHOサーバから
の、接続した区域内ネットワークの各々の監視制御を可
能にしており、 上記SOHOサーバは、ソフトウェア構成を、カーネル
上に、直接、SOHOサーバOS、SOHOサーバOS
・API、SOHOサーバOSアプリケーションの順に
構成したことを特徴とする、SOHOシステム。 - 【請求項2】上記SOHOサーバは、ソフトウェア構成
を、カーネル、SOHOサーバOS、SOHOサーバO
S・API、SOHOサーバOSアプリケーションの各
々を機能毎に分割し、更に接続チャネルを備えて構成し
ており、 上記接続チャネルの切換制御によって、SOHOサーバ
機能の分割・並行処理を可能にしたことを特徴とする、
請求項1に記載のSOHOシステム。 - 【請求項3】上記SOHOサーバの各々を接続した通信
ネットワークには、SOHOサーバホストを更に接続し
ており、 上記SOHOサーバホストは、上記SOHOサーバにサ
ービスを提供するとともに、上記SOHOサーバの監視
制御を行うことを特徴とする、請求項1又は請求項2に
記載のSOHOシステム。 - 【請求項4】上記SOHOサーバホストは、上記SOH
Oサーバにアクセスすることにより、上記SOHOサー
バが接続している区域内ネットワークの各々に対して、
サービスを一括して提供するとともに、監視制御を一括
して行うことを特徴とする、請求項3に記載のSOHO
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122867A JP2001306676A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | Sohoシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122867A JP2001306676A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | Sohoシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001306676A true JP2001306676A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18633297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000122867A Pending JP2001306676A (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | Sohoシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001306676A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003163666A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 構内通信システム |
JP2005327278A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-24 | United Technol Corp <Utc> | マイクロサーバテストポートレトロフィットキット |
JP2009219038A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 通信装置並びに通信システム |
JP2020030657A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 合資会社テスコム | 防災対応デジタルサイネージシステムおよびそれを用いた災害情報提供方法 |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000122867A patent/JP2001306676A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003163666A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 構内通信システム |
JP2005327278A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-24 | United Technol Corp <Utc> | マイクロサーバテストポートレトロフィットキット |
JP2009219038A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 通信装置並びに通信システム |
JP2020030657A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 合資会社テスコム | 防災対応デジタルサイネージシステムおよびそれを用いた災害情報提供方法 |
JP7100886B2 (ja) | 2018-08-23 | 2022-07-14 | テスコムデジタルソリューション株式会社 | 防災対応デジタルサイネージシステムおよびそれを用いた災害情報提供方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11582057B2 (en) | Multi-services gateway device at user premises | |
US7174378B2 (en) | Co-location service system equipped with global load balancing (GLB) function among dispersed IDCS | |
US8199761B2 (en) | Communications multiplexing with packet-communication networks | |
US6934754B2 (en) | Methods and apparatus for processing network data transmissions | |
CN101420455A (zh) | 反向http网关数据传输系统和/或方法及其网络 | |
EP1116388A1 (en) | Operating system for telecommunications | |
US20040039847A1 (en) | Computer system, method and network | |
CN111245699B (zh) | 远程通信服务控制方法、服务器及客户端 | |
CN1437811A (zh) | 一种信息交换平台 | |
JP2001274844A (ja) | Sohoシステム | |
JP2003110596A (ja) | データ通信サービス提供方法 | |
JP3818966B2 (ja) | 総合ネットワーク交換システム | |
US20050111363A1 (en) | Operating system for telecommunications | |
Siekkinen et al. | Beyond the Future Internet--Requirements of Autonomic Networking Architectures to Address Long Term Future Networking Challenges | |
JP2001306676A (ja) | Sohoシステム | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
Cisco | Cisco Systems Users Magazine | |
CN101692644B (zh) | 一种应用于数字家庭的数字媒体适配器系统 | |
JP2003046537A (ja) | 集合住宅の通信サービスシステム、ルータ装置、集合住宅の通信サービス提供方法、コンピュータ読取り可能な記録媒体並びにコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051011 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |