JP2009218372A - 露光装置 - Google Patents

露光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009218372A
JP2009218372A JP2008060287A JP2008060287A JP2009218372A JP 2009218372 A JP2009218372 A JP 2009218372A JP 2008060287 A JP2008060287 A JP 2008060287A JP 2008060287 A JP2008060287 A JP 2008060287A JP 2009218372 A JP2009218372 A JP 2009218372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
substrate
exposure apparatus
fluid
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008060287A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5241276B2 (ja
Inventor
Masahito Shigihara
雅人 鴫原
Yusuke Shiomura
祐輔 塩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008060287A priority Critical patent/JP5241276B2/ja
Publication of JP2009218372A publication Critical patent/JP2009218372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241276B2 publication Critical patent/JP5241276B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】保持部の位置調整に有利な露光装置を提供する。
【解決手段】基板Wを露光する露光装置100であって、基板Wを保持する保持部50と、流体Lを収容する容器63と、保持部50を支持する被駆動部61と、被駆動部61を容器63に接続して弾性変形が可能な弾性部62と、を含み、被駆動部61と弾性部62とは容器63を密閉する蓋として機能する支持部60と、容器63に接続されて流体Lの通路として機能する管74と、管74に接続されて容器内の流体Lの量を調節するピストン部と、を含む駆動部70と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板を露光する露光装置に関する。
原版(マスクやレチクル)のパターンを投影光学系によりウエハなどの基板に投影して該基板を露光する投影露光装置は従来から使用されている。近年の露光装置には、基板表面の平面性(平坦性)を悪化させないようにして結像性能を確保すると共に高いスループットで安全に露光する需要が益々高まっている。
基板はチャックを介してステージに搭載され、ステージは干渉計により位置検出がなされている。チャックは、真空引きされた吸着孔を介して基板を吸着して保持する保持部(チャックアタッチメント及び、チャックアタッチメントを支持するチャックベース)を有する。また、チャックベースはステージのθZベースの上面に干渉計のバーミラーと共に搭載される。従来、チャックの基板を保持する面(基板保持面)の平面度が投影光学系の焦点深度内に収まるようにシム(金属箔)をチャックベースとバーミラープレートの間に挿入していた。また、シム調整の代わりに複数の圧電アクチュエータを用いてチャックの基板保持面を調整する手法も知られている(特許文献1及び2)。
特開2004−335510号公報 特開2007−331041号公報
シム調整には、数百kgのチャックアタッチメント及びチャックベースを取り外す作業が必要であり、作業の安全性に配慮しなければならないと共に、マイクロメートルオーダーの精密な調整のために作業時間の長期化を招いていた。更に、露光装置の組立て後に基板保持面の平面度が崩れると露光装置内の非常に狭くて暗い空間で作業を行わなければならず、作業効率の低下や露光装置の部材の損傷の危険もあった。一方、圧電アクチュエータはチャックベースの大型化に対応したストロークの確保、小型化及び軽量化などがしにくいために実現性が乏しい。
そこで、本発明は、保持部の位置調整に有利な露光装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としての露光装置は、基板を露光する露光装置であって、前記基板を保持する保持部と、流体を収容する容器と、前記保持部を支持する被駆動部と、前記被駆動部を前記容器に接続して弾性変形が可能な弾性部と、を含み、前記被駆動部と前記弾性部とは前記容器を密閉する蓋として機能する支持部と、前記容器に接続されて前記流体の通路として機能する管と、前記管に接続されて前記容器内の前記流体の量を調節するピストン部と、を含む駆動部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、保持部の位置調整に有利な露光装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一側面の露光装置について説明する。図1は、露光装置100のブロック図であり、XYZ直交座標系を同図のように設定している。露光装置100は、光源からの光を利用して原版のパターンを介して基板を露光する。露光装置100は、照明装置10、原版ステージ20、投影光学系30、基板ステージ40、チャック50、支持部60、駆動部70、干渉計80を筺体101内に収納し、ステップアンドスキャン方式で原版Mのパターンを介して基板Wを露光する。なお、本発明は、ステップアンドリピート方式の露光装置にも適用可能である。
照明装置10は、原版Mを照明し、光源12と、照明光学系14とを有する。光源12は、レーザや水銀ランプを使用することができる。照明光学系14は、原版Mを均一に照明する光学系であり、レンズ、ミラー、インテグレータなどを含む。
原版Mは、回路パターンを有し、原版ステージ20に保持されて移動される。原版ステージ20は、原版ステージ定盤21とXYθステージ22とを有し、原版ステージ定盤21上にXYθステージ22が配置されてその上に原版Mが保持される。これにより、XYθステージ22により原版MはX及びY方向に移動可能であると共にXY面内で回転可能である。原版ステージ20の上方には観察光学系16が配置される。観察光学系16は、原版Mと投影光学系30による基板Wの像とを観察できる。
原版Mから発せられた回折光は、投影光学系30を通り基板W上に投影される。原版Mと基板Wとは光学的に共役の関係にある。露光装置100の各モジュールはスキャナーとして機能するため、原版Mと基板Wとを縮小倍率比の速度比で同期走査することにより原版パターンを基板Wに転写する。原版ステージ20の位置は干渉計(レーザ測長干渉器)80で常時測定される。
投影光学系30は、原版パターンを反映した光を基板Wに投影する。図1に示す投影光学系30は反射型光学系であるが、屈折型光学系や反射屈折型光学系であってもよい。投影光学系30は、レンズやミラーなどの光学素子31を有し、保持部32によって保持される。図1では光学素子31はミラーであるが、光学素子31はレンズでもよい。投影光学系30の基板Wに最も近い最終光学素子を液体に浸漬して液浸露光を実現してもよい。
基板Wは、本実施例ではウエハであるが、別の実施例では液晶基板である。基板Wの表面にはフォトレジストが塗布されている。原版M上の転写対象パターンが転写される基板W上の個々の領域をショットと呼ぶ。また、基板W上には、原版Mと基板Wの各ショットとのアライメントに使用される図示しないアライメントマークが形成されている。アライメントマークは観察光学系16によって観察可能である。
観察光学系16は、アライメント系においてTTR(Through The Reticle)光学系を構成する。TTR系は、原版Mに形成された不図示のレチクル基準マークと、基板ステージ40上に設けられたステージ基準マークの投影光学系30による像とを観察する系である。不図示のレチクル基準マークは、原版パターンの中心に対応するベースラインマークである。これらの基準マークは、照明装置10により照明され、観察光学系16により同時に観察される。両マークの位置ずれ量は、原版パターンと各ショットとの位置合せに供される。
基板ステージ40は、リニアモータを利用し、XYZ及び回転方向に移動可能であり、チャック50を介して基板Wを保持して移動される。
原版ステージ20は、本体ベース41上に配置したYステージ42及びXステージ43を有する。XYステージ42、43上にZチルト駆動機構44を介してθZベース(バーミラーベース)44が搭載され、この上に支持部60を3つ以上配置し、更にその上にチャック50を配置している。Zチルト駆動機構44はθZベース45から上の搭載物を傾斜可能に支持する。
チャック50は、基板Wを保持する保持部として機能し、真空引きされた図示しない吸着孔を介して基板Wを吸着して保持するチャックアタッチメント52と、チャックアタッチメント52を支持するチャックベース54と、を有する。チャックアタッチメント52のエアーブロー操作により吸着を解放することができる。Zチルト駆動機構44は、露光時に基板表面を投影光学系30の基板側焦点面(像面)に一致させる。
支持部60は、保持部であるチャック50を支持するダイヤフラム構造体である。図2は、支持部60と駆動部70の断面図である。図2に示すように、複数の支持部60が設けられている。各支持部60は、被駆動部61、弾性部62、容器63を有する。
被駆動部61はチャック50をその上面において保持する。弾性部62は、被駆動部61の周囲に設けられ、被駆動部61を容器63に接続して弾性変形が可能な金属製の板バネ部である。弾性部62は、予め断面形状が凸形状に形成されて(前記円盤の軸と径とを含む断面内において屈曲している)弾性変形がし易くなっている。図1では凸形状は上向きであるが下向きであってもよい。被駆動部61と弾性部62は容器63を密閉する蓋として機能する。
容器63は、その内部空間63aに流体Lを収納する。流体Lは出来るだけ非圧縮性に近い流体が好ましい。気体のように圧縮性であると弾性部62の変位が不十分になる虞があるからである。流体Lは、水などでよいが、電気的絶縁性、化学的安定性、安全性、環境影響の観点で優れたものが好ましい。例えば、フッ素系オイルをPTFE(ポリ四フッ化エチレン)で増ちょうしたオイルグリースが好適である。
図3は、支持部60のより具体的な構造を示す斜視図である。同図に示すように、被駆動部61は円盤形状(円筒形状)を有し、弾性部62は円環形状を有する。なお、円環形状の弾性部62は、上述したように、当該円盤の軸と径とを含む断面内において屈曲している。被駆動部61が直方体のように角部を有すれば、Z方向に弾性変形する際に各部における局所的な応力集中が生じ、弾性部62の円滑な変位が妨げられるからである。図3においては、容器63は、直方体形状を有し、被駆動部61は弾性部62に円環部64aを介してネジ65によって固定され、弾性部62は円環部64bを介してネジ65によって容器63に固定される。容器63の底面はθZベース45に固定される。なお、容器63は図3に示す構造に限定されず、図4に示す容器63Aのような円筒形状を有してもよい。ここで、図4は、支持部60の変形例である支持部60Aの斜視図である。
被駆動部61及び容器63は軽量化と強度を必要とするため,アルミニウム合金、例えばジュラルミン(2000系統及び7000系統)が好適である。弾性部62は、内圧に対する弾性変形が必要であるため、例えば、アルミニウムより強度のあるステンレス鋼(マルテンサイト系、オーステナイト系、フェライト系ステンレス鋼)が好適である。
駆動部70は、支持部60の被駆動部61を駆動し、ピストン部と管74を有する。ピストン部は、管74に接続されて容器63への流体Lの供給量を調節し、シリンダ72とそれに移動可能に挿入されたピストン73とを有する。シリンダ72の内部空間72aには流体Lが収容される。管74は、容器63に接続されて流体Lを容器63の内部空間63aに供給及びそこから流体Lを回収し、管74の内部は流体Lの通路として機能する。
ある実施例は、図2には省略されて後述する図5に示すモーターを駆動部70に有する。かかるモーターにより、基板Wの表面形状を自動で調整する。図示しないモーターは、ピストン部に含まれるピストン73を変位させることにより容器内の流体Lの量を変化させて被駆動部61を変位させる。モーターは、例えば、ステッピングモータから構成される。
この場合、モーターは露光装置100の筺体101の外部に配置されて被駆動部61を遠隔位置から駆動してもよい。熱源としてのモーターを筺体101の外部に配置することによって発熱による原版、基板、光学素子の変形を防止し、結像性能を維持することができる。但し、モーターは支持部60を駆動させる場合のみ励磁され、任意の分だけ回転させた後は,ネジ部及びピストン内のシーリング摩擦によりモーターを励磁させていなくてもピストン73を保持することができる。このため、圧電アクチュエータとは異なり、筺体101内に設けても発熱による影響は小さい。このような場合には、駆動部70は、露光装置100における基板ステージ40に配置したり、露光装置の構造体(非可動部)に配置したりすることができる。
なお、本発明は基板Wの表面形状を自動で調整する実施例に限定されず、手動による調整も含む。この場合には、モーターや図5を参照して後述する制御部90は不要である。この場合、ピストン73を手動で移動する機構を露光装置100に取り付けるだけでよく、モーターのための配線や配管を省くことができる。設置場所は、例えば、θZベース45上であり、保守に容易な場所に設置するのが有利である。
図2において、ピストン73を移動することによって、充鎮された流体Lが、菅74を介して内部空間72aと支持部60の容器63の内部空間63aとの間を移動する。即ち、ピストン73を押し込み方向Dに移動すると、その移動量に対応する流体Lが容器63に供給される。また,ピストン73を引き抜き方向Dに移動すると、その移動量に対応する流体Lが容器63から排出される。更に、ピストン73の移動による内部空間72aの流体Lの体積変動分に応じて弾性部62が弾性変形することで被駆動部61が上下方向に変位する。
ピストン73の移動量に対する被駆動部61の変位量は、弾性部62と被駆動部61の断面積(紙面上方向から見た面)の和とピストン73の断面積(紙面左方向にみた見た面)の比で決定される。また、被駆動部61のストロークは、ピストン73のストロークと当該「比」との積となる。このため、被駆動部61を高精度に位置決めしようとするとピストン73の断面積を小さくすればよい。当該「比」を変えることで支持部60による被駆動部61の位置決め精度はマイクロメートルオーダーを達成することができる。また、容器63の外形状がおよそ縦170mm×横170mm×高さ15mmの場合、調整可能な有効ストロークは1000μm以上が可能である。
干渉計80は、原版ステージ20及び原版ステージ20のそれぞれの位置を計測する。干渉計80は、検出光を射出する光源であるレーザヘッド81、ビームスプリッター82、折り曲げミラー83、検出光を反射するバーミラー84、85を有する。バーミラー84はθZベース45に固定され、バーミラー85は原版ステージ定盤21に固定される。このように、θZベース45はバーミラー84と支持部60の容器63を搭載する。干渉計80のレーザビーム位置は、原版ステージ20については上下方向(投影光学系30の光軸方向又はZ方向)では投影光学系30の原版側焦点面に略配置され、水平面内では投影光学系30の光軸位置に略設定される。基板ステージ40については水平面内では投影光学系30の光軸位置に略設定されているが、上下方向では投影光学系30の基板側焦点面から下側に変位した位置を通るように設定されている。本実施例では干渉計80の光源を共通にすることによって光源の波長変化の影響がステージ間(基板ステージと原版ステージ20)で共通になり、アライメント誤差のばらつきを低減している。
図5は、支持部60及び駆動部70を自動駆動用アクチュエータとして適用した場合の基板W周りの断面図である。図5は4つの支持部60を示しているが、支持部60の数はこれに限定されない。チャックベース54の形状も図示したものに限定されない。支持部60の駆動部70は、モーター71と移動部75を有する。モーター71は、複数のピストン部によって共有され、駆動部70は、調整すべきピストン部のピストン73までモーター71を移動する移動部75を更に有する。なお、図5は一つのモーター71のみを示しているが、複数個ないしはピストン73と対で設置してもよい。移動部75は、不図示の専用モーターと連結された不図示の専用移動ガイドにモーター71を搭載している。
92は基板Wの表面形状を計測するための変位センサーユニットである。変位センサーユニット92は、チャック50の基板Wを保持する面の平面度を計測する計測手段として機能する。支持部60の配置に合わせて配置された複数の変位読み取りセンサー94を有しており、1回の読み取り計測で複数箇所の変位を同時に読み取ることができるユニットである。変位センサーユニット92は、取り付け位置に関しては,基板上面の各測定点の高さを計測することができるように基板ステージ40などの駆動系を除く位置に固定されている。例えば、変位センサーユニット92は、計測対象に近い投影光学系30の下面又は側面に取り付けられている。変位センサーユニット92を構成するセンサーとしては、例えば、測定対象物からの反射光で間隔を検出するレーザーマイクロセンサーや電気マイクロセンサー(例えば静電容量センサ)、図1に示すZ方向基板位置読み取りセンサー38のいずれかを利用し得る。
90は、制御部又は演算回路である。制御部90は、変位センサーユニット92の計測結果に基づいてモーター71の駆動量を制御する。図5に示すように、複数のピストン部と複数の支持部60がある場合には、制御部90は変位センサーユニット92の計測結果に基づいて複数の支持部60の各々に対応するモーター71による駆動量を制御する。図6は、制御部90の具体的な動作を示すフローチャートである。制御部90は、変位センサーユニット92からの基板上面の変位情報群を取得し(S101)、それに基づいて、例えば最小自乗法により、理想の平面(仮想平面)を算出する。更に、その仮想平面と各変位情報群との変位差分情報を目標値として算出し(S102)、各目標値にしたがって各ピストン部をモーター71により移動する(S103)ことによって、支持部60を変位させることができる。このシーケンスを繰り返すことで,基板W上面の平面度を予め定めた許容範囲内に追い込むことができる。制御部90は、所定の平面度が得られると(S102)、平面度調整を終了する(S104)。
図7は、駆動部70の変形例である駆動部70Aの概略断面図である。モーター71の回転力はモーター71のモーター軸71aの周りに固定された歯車76aに伝達され、その後、歯車76aと噛み合っている歯車76bに伝達される。歯車76bは、軸76cの端部の周囲に固定されており、これにより、モーター軸71aの回転駆動力は軸76cに伝達されて軸76cは回転する。軸76cは一対の軸受け77の間に保持されて、その間にはネジ部78が設けられている。ネジ部78にはピストン73Aの一端に形成されたL字状のネジ部が係合しており、軸76cが回転すると、ピストン73Aが図7に示す矢印左右方向(D方向)に移動する。この結果、ピストン73Aの他端がシリンダ72内で移動し、流体Lが容器63に供給されたり、容器63から回収されたりする。
本発明は遠隔操作が可能であることから,人の手が入りにくい狭い場所や暗室などでの利用に適している。更に、本発明は上記で示したチャック50への適用に限定されず、他の対象物へも適用可能である。例えば,露光装置の投影光学系中の光学素子(光学部材)31の保持部32をマイクロメートルオーダーで位置決めするのに適用可能である。
以上説明したように、露光装置100の基板表面の平面度又は表面形状を、大幅な高さ増加や重量増加を招かずに,また熱発生による結像性能の劣化を招かずにマイクロメートルオーダーで遠隔調整ができる。この結果、作業効率を大幅に上げると共に作業の安全性も向上させることができる。
次に、露光装置100を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。デバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)は、前述のいずれかの実施形態の露光装置を使用して、感光剤が塗布された基板(ウエハ、ガラスプレート等)を露光する工程と、該工程で露光された基板を現像する工程と、他の周知の工程とを経ることにより製造される。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の一実施例の露光装置のブロック図である。 図1に示す露光装置の支持部と駆動部の概略断面図である。 図1に示す支持部と駆動部のより具体的な構造を示す斜視図である。 図3に示す支持部の変形例の斜視図である。 支持部及び駆動部を自動駆動用アクチュエータとして適用した場合の基板周りの断面図である。 図5に示す制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示す駆動部の変形例の概略断面図である。
符号の説明
M 原版
W 基板
L 流体
50 チャック(保持部)
60 支持部
61 被駆動部
62 弾性部
70 駆動部
73 ピストン
74 管
75 移動部
90 制御部
92 変位センサーユニット(計測手段)
100 露光装置

Claims (9)

  1. 基板を露光する露光装置であって、
    前記基板を保持する保持部と、
    流体を収容する容器と、前記保持部を支持する被駆動部と、前記被駆動部を前記容器に接続して弾性変形が可能な弾性部と、を含み、前記被駆動部と前記弾性部とは前記容器を密閉する蓋として機能する支持部と、
    前記容器に接続されて前記流体の通路として機能する管と、前記管に接続されて前記容器内の前記流体の量を調節するピストン部と、を含む駆動部と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  2. 光学素子を有し、前記光学素子を介して基板を露光する露光装置であって、
    前記光学素子を保持する保持部と、
    流体を収容する容器と、前記保持部を支持する被駆動部と、前記被駆動部を前記容器に接続して弾性変形が可能な弾性部と、を含み、前記被駆動部と前記弾性部とは前記容器を密閉する蓋として機能する支持部と、
    前記容器に接続されて前記流体の通路として機能する管と、前記管に接続されて前記容器内の前記流体の量を調節するピストン部と、を含む駆動部と、
    を有することを特徴とする露光装置。
  3. 前記ピストン部に含まれるピストンを変位させることにより前記容器内の前記液体の量を変化させて前記被駆動部を変位させるモーターと、
    前記保持部の前記光学部材を保持する面の位置を計測する計測手段と、
    前記計測手段の計測結果に基づいて前記モーターの駆動量を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記保持部と前記支持部とを収納する筺体を有し、
    前記駆動部は前記筺体の外部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の露光装置。
  5. 前記流体は、液体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の露光装置。
  6. 前記被駆動部は円盤形状を有し、前記弾性部は円環形状を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の露光装置。
  7. 前記弾性部は、前記円盤の軸と径とを含む断面内において屈曲していることを特徴とする請求項6に記載の露光装置。
  8. 原版のパターンからの光を前記基板に投影する投影光学系を有し、
    前記光学素子は、前記投影光学系中の光学素子であることを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程で露光された基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とするデバイス製造方法。
JP2008060287A 2008-03-10 2008-03-10 露光装置 Active JP5241276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008060287A JP5241276B2 (ja) 2008-03-10 2008-03-10 露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008060287A JP5241276B2 (ja) 2008-03-10 2008-03-10 露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009218372A true JP2009218372A (ja) 2009-09-24
JP5241276B2 JP5241276B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=41189959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008060287A Active JP5241276B2 (ja) 2008-03-10 2008-03-10 露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5241276B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134946A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Canon Inc ステージ装置、それを用いた露光装置、及びデバイスの製造方法
JP2013106007A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Canon Inc ステージ装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP2013247358A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
JP2018146985A (ja) * 2012-11-30 2018-09-20 株式会社ニコン 搬送システム、露光装置、搬送方法、露光方法及びデバイス製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217699U (ja) * 1988-07-22 1990-02-05
JPH09106944A (ja) * 1995-08-07 1997-04-22 Canon Inc 光学装置および露光装置やデバイス生産方法
JP2000349135A (ja) * 1999-06-03 2000-12-15 Shin Etsu Polymer Co Ltd ウェーハの回転抑制構造
JP2004102215A (ja) * 2002-07-19 2004-04-02 Hitachi Industries Co Ltd 基板組立装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217699U (ja) * 1988-07-22 1990-02-05
JPH09106944A (ja) * 1995-08-07 1997-04-22 Canon Inc 光学装置および露光装置やデバイス生産方法
JP2000349135A (ja) * 1999-06-03 2000-12-15 Shin Etsu Polymer Co Ltd ウェーハの回転抑制構造
JP2004102215A (ja) * 2002-07-19 2004-04-02 Hitachi Industries Co Ltd 基板組立装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134946A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Canon Inc ステージ装置、それを用いた露光装置、及びデバイスの製造方法
JP2013106007A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Canon Inc ステージ装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP2013247358A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Asml Netherlands Bv リソグラフィ装置およびデバイス製造方法
US9811005B2 (en) 2012-05-23 2017-11-07 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP2018146985A (ja) * 2012-11-30 2018-09-20 株式会社ニコン 搬送システム、露光装置、搬送方法、露光方法及びデバイス製造方法
CN108732871A (zh) * 2012-11-30 2018-11-02 株式会社尼康 搬送系统、曝光装置、器件制造方法、搬送方法、曝光方法
US10384350B2 (en) 2012-11-30 2019-08-20 Nikon Corporation Carrier system, exposure apparatus, carrier method, exposure method, device manufacturing method, and suction device
US10744648B2 (en) 2012-11-30 2020-08-18 Nikon Corporation Carrier system, exposure apparatus, carrier method, exposure method, device manufacturing method, and suction device
US11097426B2 (en) 2012-11-30 2021-08-24 Nikon Corporation Carrier system, exposure apparatus, carrier method, exposure method, device manufacturing method, and suction device
US11511438B2 (en) 2012-11-30 2022-11-29 Nikon Corporation Carrier system, exposure apparatus, carrier method, exposure method, device manufacturing method, and suction device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5241276B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI585544B (zh) An exposure apparatus and an exposure method, and an element manufacturing method
US20180011410A1 (en) Measuring method, stage apparatus, and exposure apparatus
TWI463277B (zh) Measuring apparatus and method, pattern forming apparatus, exposure apparatus and method, and component manufacturing method
TWI451203B (zh) A moving body driving system, a pattern forming apparatus, an exposure apparatus and an exposure method, and an element manufacturing method
TWI525396B (zh) Mobile body driving method and moving body driving system, pattern forming method and apparatus, exposure method and apparatus, component manufacturing method, measuring method, and position measuring system
TWI460561B (zh) Exposure method and apparatus, and component manufacturing method
JP5194799B2 (ja) 露光方法、露光装置、及びデバイス製造方法
KR101476865B1 (ko) 노광 장치와 노광 방법, 및 디바이스 제조 방법
US7924416B2 (en) Measurement apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
JP5241276B2 (ja) 露光装置
KR20080017299A (ko) 계측 장치 및 노광 장치 및 디바이스 제조 방법
US20070291261A1 (en) Exposure apparatus, exposure method, and device manufacturing method
JP2011222610A (ja) 位置合わせ方法、露光方法及びデバイスの製造方法、並びに露光装置
US7894140B2 (en) Compensation techniques for fluid and magnetic bearings
JP2012084879A (ja) 液浸露光装置、液浸露光方法、デバイス製造方法、プログラム、及び記録媒体
TWI439814B (zh) A mounting apparatus, an exposure apparatus, and an element manufacturing method
JP2006156508A (ja) 目標値決定方法、移動方法及び露光方法、露光装置及びリソグラフィシステム
JP2013218017A (ja) 移動体装置、露光装置、デバイス製造方法及びフラットパネルディスプレイの製造方法、並びに移動体システム
JP2008205460A (ja) 決定方法、評価方法、露光方法、評価装置、液浸露光装置、及びデバイス製造方法
JP2009281947A (ja) 位置計測装置及び位置計測方法、パターン形成装置及びパターン形成方法、露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法
JP2013218018A (ja) 移動体装置、露光装置、デバイス製造方法及びフラットパネルディスプレイの製造方法、並びに移動体システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3