JP2009217398A - 情報処理装置、情報処理装置制御プログラムおよび情報処理装置制御方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置制御プログラムおよび情報処理装置制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にするとともに、広報パケット数を軽減すること。
【解決手段】サービス起動通知部142が、新たなUPnPサービスが起動された場合に、サービス起動時広報パケットを生成して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に送信し、生存確認通知部143が、サービス定時広報パケットを生成して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置、情報処理装置制御プログラムおよび情報処理装置制御方法に関する。
近年、一般家庭や企業などへのネットワーク接続環境の普及に伴い、パーソナルコンピュータやその周辺機器、AV(Audio Visual)機器、家電製品などの情報処理装置をネットワーク経由で接続し、各種情報処理装置によって提供されるサービスを統合的に利用するためのネットワーク技術が注目されている。
このネットワーク技術の代表として、UPnP(Universal Plug and Play)が知られている。UPnPは、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)と呼ばれるプロトコルを用いて、ネットワークに接続されている情報処理装置、および、情報処理装置によって提供されるUPnPサービスを検出する技術などから構成される規格である(特許文献1参照)。
SSDPに対応している情報処理装置は、ネットワークに接続されている間は、自装置のアドレスや、自装置が提供可能なUPnPサービスに関する情報、有効期限等を含むパケット(以下、「広報パケット」という)を、他の情報処理装置へ通知する。以下では、広報パケットを送信してUPnPサービスを提供する情報処理装置を「サービス提供装置」と呼び、広報パケットを受信してUPnPサービスを利用する情報処理装置を「サービス利用装置」と呼ぶこととする。
サービス提供装置は、有効期限(例えば、60秒)が経過する前に、サービス毎に広報パケットを通知する処理を繰り返す。サービス利用装置は、広報パケットを受信するたびにUPnPサービスの有効期限を更新し、有効期限が経過する前に広報パケットを受信し続けている間は、UPnPサービスが利用可能であると認識する。一方、サービス利用装置は、新たな広報パケットを受信することなく有効期限が経過した場合には、UPnPサービスが利用できなくなったと認識する。
特表2005−526450号公報
ところで、UPnPサービスには、複数のUPnPサービスにより構成されるものがある。例えば、1つのUPnPサービスを、機能毎に複数のUPnPサービスに分割して構成する場合が該当する。この種のUPnPサービスは、構成されるすべてのUPnPサービスが起動している場合のみ利用可能となる。以下では、複数のUPnPサービスにより構成されるUPnPサービスを「複合UPnPサービス」と呼び、複合UPnPサービスの構成要素であるUPnPサービスを「サブUPnPサービス」と呼ぶこととする。
サービス提供装置が複合UPnPサービスを提供する場合、サービス提供装置は、サブUPnPサービス毎に広報パケットを送信する必要がある。一般に、サービス提供装置が広報パケットを送信するタイミングは、サブUPnPサービス毎に異なるので、サービス利用装置が広報パケットを受信するタイミングもサブUPnPサービス毎に異なる。このため、サービス利用装置が有効期限を更新するタイミングもサブUPnPサービス毎に異なり、サブUPnPサービス毎に有効期限が経過するタイミングが異なることとなる。つまり、サービス提供装置がネットワークの接続から外れたなどの理由により、サービス提供装置から広報パケットが送信されなくなった場合、サービス利用装置は、サブUPnPサービス毎に異なるタイミングでサブUPnPサービスを利用できなくなったことを認識する。
ここで、従来のUPnPにおいて、複合UPnPサービスを提供すると、以下に説明する問題があった。
すなわち、例えば、5つのサブUPnPサービスから構成される複合UPnPサービスがある場合に、有効期限の経過タイミングが異なっているために、サービス利用装置が3つのサブUPnPサービスのみ利用可能であると認識しているとする。かかる場合、サービス利用装置は、自身が認識している3つのサブUPnPサービスが複合UPnPサービスの構成要素の一部であることは把握していないので、かかる3つのサブUPnPサービスを利用してしまう可能性がある。複合UPnPサービスを構成する一部のサブUPnPサービスのみを利用してしまうと、起動していないサブUPnPサービスがあることを検出する必要がある。このことは、検出処理による処理負荷や、検出処理をプログラムに組み込むための開発コストが増大するという問題を招いていた。
また、複合UPnPサービスを用いると、サービス提供装置から通知される広報パケットの数が増大するので、サービス提供装置による広報パケット通知処理の負荷が増大するという問題や、サービス利用装置による広報パケット受信処理の負荷が増大するという問題や、ネットワークの通信量が増大するという問題があった。
このようなことから、UPnPにおいて複合UPnPサービスを提供する場合に、複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にするとともに、広報パケット数を軽減することができる技術をいかにして実現するかが重要な課題となっていた。
開示の技術は、上述した従来技術による課題を解消するためになされたものであり、複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる情報処理装置、情報処理装置制御プログラムおよび情報処理装置制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願に開示する情報処理装置は、ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置であって、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段と、前記サービスが新たに起動した場合に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手段と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知手段とを備えたことを要件とする。
なお、本願に開示する情報処理装置の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも、他の態様として有効である。
本願に開示した情報処理装置によれば、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができるという効果を奏する。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理装置制御プログラムおよび情報処理装置制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によっては、本願に係る情報処理装置、情報処理装置制御プログラムおよび情報処理装置制御方法は限定されない。
まず、UPnPが提供されるネットワーク(以下、「UPnPネットワーク」という)の一般的な構成例について説明する。図1は、UPnPネットワークの構成例を示す図である。同図に示したUPnPネットワークは、情報処理装置1a〜1dと、ネットワーク2とが接続されている。
情報処理装置1a〜1dは、パソコン、携帯端末、AV機器等の情報処理装置である。そして、情報処理装置1aは、UPnPサービス10を情報処理装置1b〜1dに提供している。UPnPサービス10は、複合UPnPサービスであり、UPnPサービス10aおよび10bにより構成される。情報処理装置1aは、ネットワーク2に接続されている間は、UPnPサービス10aおよび10bに関する情報を含んだ広報パケットを、情報処理装置1b〜1dに対して定期的に通知する。具体的には、この広報パケットには、情報処理装置1b〜1dによってUPnPサービス10aおよび10bが起動中であると認識される期限である有効期限が含まれ、情報処理装置1aは、有効期限が経過する前に、再度、UPnPサービス10aおよび10bの広報パケットを通知する。
情報処理装置1b〜1dは、情報処理装置1aからUPnPサービス10aに関する情報を含んだ広報パケットを受信するたびに、UPnPサービス10aの有効期限を更新する。そして、情報処理装置1b〜1dは、有効期限が経過する前にUPnPサービス10aの広報パケットを受信し続けている間は、UPnPサービス10aが利用可能であると認識する。同様に、情報処理装置1b〜1dは、UPnPサービス10bの広報パケットを受信するたびにUPnPサービス10bの有効期限を更新し、有効期限が経過する前にUPnPサービス10bの広報パケットを受信し続けている間は、UPnPサービス10bが利用可能であると認識する。
なお、図1に示したUPnPネットワークは、一般的な例を示しており、従来の情報処理装置も、実施例1に係る情報処理装置と同様の環境で動作する。
次に、図1に示したUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れについて説明する。ここでは、実施例1に係る情報処理装置の特徴を明らかにするために、まず、従来のUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れについて説明する。
図2は、従来のUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図2に示した従来の情報処理装置900a〜900dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、図2では、説明を簡単にするために、情報処理装置900aおよび情報処理装置900bによる処理の流れについて説明するが、図示しない情報処理装置900cおよび900dは、情報処理装置900bと同様の処理を行う。
同図に示すように、従来の情報処理装置900aは、UPnPサービス10aを起動した後(ステップS1001)、UPnPサービス10aに関する情報を含む広報パケットを情報処理装置900bに通知する(ステップS1002)。
情報処理装置900bは、UPnPサービス10aの広報パケットを受信すると、UPnPサービス10aを利用するための所定の設定作業を行う(ステップS1003)。これにより、情報処理装置900bは、UPnPサービス10aが利用可能であることを認識する。このとき、情報処理装置900bは、受信した広報パケットに含まれる有効期限を所定の記憶部に記憶しておき、かかる有効期限が経過した後は、UPnPサービス10aが利用できなくなったと認識する。
続いて、情報処理装置900aは、UPnPサービス10bを起動した後(ステップS1004)、UPnPサービス10bに関する情報を含む広報パケットを情報処理装置900bに通知する(ステップS1005)。情報処理装置900bは、UPnPサービス10bの広報パケットを受信すると、UPnPサービス10bを利用するための所定の設定作業を行う(ステップS1006)。そして、情報処理装置900bは、受信した広報パケットに含まれる有効期限が経過するまでは、UPnPサービス10bが利用可能であると認識する。
その後、情報処理装置900aは、前回通知した広報パケットに含まれる有効期限が経過する前に、UPnPサービス10aの広報パケットを情報処理装置900bに通知する(ステップS1007)。情報処理装置900aは、ネットワーク2に接続されている間は、この広報パケット通知処理を行う。そして、情報処理装置900bは、広報パケットを受信するたびに、UPnPサービス10aの有効期限を更新する(ステップS1008)。
同様に、情報処理装置900aは、前回通知した広報パケットに含まれる有効期限が経過する前に、UPnPサービス10bの広報パケットを情報処理装置900bに通知する(ステップS1009)。そして、かかる広報パケットを受信した情報処理装置900bは、UPnPサービス10bの有効期限を更新する(ステップS1010)。
このように、情報処理装置900aがネットワーク2に接続されている間は、情報処理装置900bは、UPnPサービス10aおよび10bが利用可能であることを認識して、UPnPサービス10を利用する。
しかしながら、このような従来のUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式には、サービス提供装置が複合UPnPサービスを提供する場合に、サブUPnPサービス毎に有効期限の経過タイミングが異なるという問題があった。このことは、サービス利用装置が、複合UPnPサービスを構成する一部のサブUPnPサービスのみを利用しようとしてしまうおそれがあり、起動していないサブUPnPサービスがあることを検出するための処理負荷や、検出処理をプログラムに組み込むための開発コストが増大するという問題を招いていた。
また、複合UPnPサービスを用いると、サービス提供装置から通知される広報パケットの数が増大するので、サービス提供装置による広報パケット通知処理の負荷が増大するという問題や、サービス利用装置による広報パケット受信処理の負荷が増大するという問題や、ネットワークの通信量が増大するという問題があった。
次に、実施例1に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式について説明する。図3は、実施例1に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図3に示した実施例1に係る情報処理装置100a〜100dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、図3では、説明を簡単にするために、情報処理装置100aおよび情報処理装置100bによる処理の流れについて説明するが、情報処理装置100aは、図示しない情報処理装置100cおよび100dに対して、情報処理装置100bに対して行う処理と同様の処理を行い、また、情報処理装置100cおよび100dは、情報処理装置100bと同様の処理を行う。
図3に示すように、情報処理装置100aは、UPnPサービス10aを起動した後(ステップS1101)、自装置内で起動中の全てのUPnPサービスに関する情報と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を1つだけ含んだパケット(以下、このパケットを「サービス起動時広報パケット」という)を生成し、生成したサービス起動時広報パケットを情報処理装置100bに通知する(ステップS1102)。ここでは、情報処理装置100a内で起動中のUPnPサービスがUPnPサービス10aのみであるものとして、情報処理装置100aは、UPnPサービス10aに関する情報や、有効期限等を含むサービス起動時広報パケットを情報処理装置100bに通知するものとする。なお、このサービス起動時広報パケットは、SSDPにおける広報パケット(NOTIFY)に、複数のUPnPサービスに関する情報を設定できるようにしたパケットである。
情報処理装置100bは、UPnPサービス10aのサービス起動時広報パケットを受信すると、UPnPサービス10aを利用するための所定の設定作業を行う(ステップS1103)。このとき、情報処理装置100bは、受信したサービス起動時広報パケットに含まれる有効期限を所定の記憶部に記憶しておく。
続いて、情報処理装置100aは、UPnPサービス10bを起動した後に(ステップS1104)、UPnPサービス10aおよび10bに関する情報や、有効期限等を含むサービス起動時広報パケットを情報処理装置100bに通知する(ステップS1105)。なお、ここでは、UPnPサービス10aおよび10bが起動中であるものとする。
情報処理装置100bは、UPnPサービス10aおよび10bに関する情報を含むサービス起動時広報パケットを受信すると、UPnPサービス10bを利用するための所定の設定作業を行うとともに、所定の記憶部に記憶しておいたUPnPサービス10aの有効期限を、サービス起動時広報パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1106)。このように、情報処理装置100bは、UPnPサービス10aおよび10bの有効期限を同時に更新するため、UPnPサービス10aおよび10bの有効期限が経過するタイミングは、同時になる。
その後、情報処理装置100aは、所定の通知タイミングになった場合に、自装置内で起動中の全てのUPnPサービスに関する情報と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を含んだパケット(以下、このパケットを「サービス定時広報パケット」という)を生成し、生成したサービス定時広報パケットを情報処理装置100bに通知する(ステップS1107)。ここでは、情報処理装置100a内でUPnPサービス10aおよび10bが起動中であるものとして、情報処理装置100aは、UPnPサービス10aおよび10bに関する情報や、有効期限等を含むサービス定時広報パケットを情報処理装置100bに通知するものとする。情報処理装置100aは、ネットワーク2に接続されている間は、所定の通知タイミングになった場合に、このサービス定時広報パケットを通知し続ける。
なお、サービス定時広報パケットの構成は、上述したサービス起動時広報パケットの構成と同様である。また、ここでいう「所定の通知タイミング」とは、少なくとも前回通知したサービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケットに含まれる有効期限が経過する前であることを示す。例えば、有効期限に「600秒」を設定したサービス定時広報パケットを通知した場合、情報処理装置100aは、「600秒」が経過する前に、サービス定時広報パケットを通知する。
サービス定時広報パケットを受信した情報処理装置100bは、所定の記憶部に記憶しておいたUPnPサービス10aおよび10bの有効期限を、サービス定時広報パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1108)。
このように、実施例1に係る情報処理装置100a〜100dは、自装置内で起動中の全てのUPnPサービスに関する情報を含めたサービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケットを、自装置以外の情報処理装置100a〜100dに通知するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、従来サブUPnPサービス毎に通知していた広報パケットを、1つのパケット(サービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケット)にすることができる。その結果、サービス提供装置(図3の例では、情報処理装置100a)による広報パケット通知処理にかかる負荷や、サービス利用装置(図3の例では、情報処理装置100b〜100d)による広報パケット受信処理にかかる負荷や、ネットワークの通信量を軽減することができる。
ネットワークの通信量を軽減することができる点についてより具体的に説明する。SSDPにおける広報パケットは、XML(Extensible Markup Language)により記載されているため、固定的に設定されるヘッダ情報の情報量が大きい。1つの広報パケット内に複数のUPnPサービスに関する情報を設定できるサービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケットは、ヘッダ情報が1つになるため、ネットワークの通信量を大幅に軽減することができる。
また、広報パケット通知処理にかかる負荷や、広報パケット受信処理にかかる負荷を軽減することができる結果、例えば、情報処理装置が携帯端末のような場合、携帯端末が有する電源電池の寿命を長くすることができる。
また、実施例1に係る情報処理装置100a〜100dは、全てのUPnPサービスの有効期限を同時に更新するので、サブUPnPサービス毎に有効期限の経過タイミングが異なることはない。これにより、複合UPnPサービスを構成する一部のサブUPnPサービスのみを利用してしまうことを防止することができる。
次に、実施例1に係る情報処理装置の構成について説明する。図4は、実施例1に係る情報処理装置100の構成を示すブロック図である。同図に示した情報処理装置100は、上述した情報処理装置100a〜100dに対応するものである。なお、同図では、UPnPに関連する構成のみを図示している。
同図に示すように、情報処理装置100は、インタフェース(以下、「I/F」という)部110と、アプリケーション実行制御部120と、記憶部130と、UPnP制御部140とを有する。
I/F部110は、ネットワークを介して情報を送受信するためのインタフェース部である。アプリケーション実行制御部120は、各種アプリケーションの実行を制御する制御部であり、必要に応じて、UPnP制御部140に対して、UPnPサービスの提供や、サービス起動時広報パケットやサービス定時広報パケットの通知処理等を行うように指示する。
記憶部130は、各種情報を記憶する記憶デバイスであり、提供サービス記憶部131と、受信サービス記憶部132とを有する。提供サービス記憶部131は、情報処理装置100が提供可能なUPnPサービスが起動中であるか否かを示す情報を記憶する記憶領域である。
提供サービス記憶部131の一例を図5に示す。同図に示すように、提供サービス記憶部131は、サービスID、起動有無といった項目を有する。サービスIDは、UPnPサービスを一意に識別するための識別番号である。図5に示した例では、図1中のUPnPサービス10aおよび10bに付した符号をサービスIDとしている。起動有無は、サービスIDに該当するUPnPサービスが起動中であるか否かを示す。すなわち、図5に示した提供サービス記憶部131の1行目は、UPnPサービス10aが起動中であることを示し、図5に示した提供サービス記憶部131の2行目は、UPnPサービス10bが起動中であることを示している。
受信サービス記憶部132は、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置により提供されているUPnPサービスに関する情報を記憶する記憶領域である。受信サービス記憶部132の一例を図6に示す。同図に示すように、受信サービス記憶部132は、サービスID、有効期限といった項目を有する。サービスIDは、上述したサービスIDと同様に、UPnPサービスを一意に識別するための識別番号である。有効期限は、UPnPサービスの有効期限である。
UPnP制御部140は、UPnPに関連する各種制御を行い、サービス提供部141と、サービス起動通知部142と、生存確認通知部143と、広報受信部144とを有する。
サービス提供部141は、ユーザからの要求に応じて、所定の情報処理を行うことによって、所定のUPnPサービスを起動または停止して、UPnPサービスの提供を制御する処理部である。このサービス提供部141は、所定のUPnPサービスを起動させた場合に、かかるUPnPサービスのサービスIDに対応する提供サービス記憶部131の起動有無を、起動中であることを示す情報に更新する。また、サービス提供部141は、所定のUPnPサービスを停止させた場合に、かかるUPnPサービスのサービスIDに対応する提供サービス記憶部131の起動有無を、停止中であることを示す情報に更新する。
サービス起動通知部142は、サービス提供部141によって、新たなUPnPサービスが起動された場合に、サービス起動時広報パケットを生成し、生成したサービス起動時広報パケットをUPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する処理部である。
具体的には、サービス起動通知部142は、サービス提供部141によって新たなUPnPサービスが起動された場合に、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているサービスIDを全て取得する。そして、サービス起動通知部142は、取得したサービスIDが示す全てのUPnPサービスに関する情報(サービスIDやサービス名等)と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を含んだサービス起動時広報パケットを生成する。そして、サービス起動通知部142は、生成したサービス起動時広報パケットを、I/F部110を介して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する。
生存確認通知部143は、所定の通知タイミングになった場合に、サービス定時広報パケットを生成して、生成したサービス定時広報パケットを、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する処理部である。
具体的には、生存確認通知部143は、少なくとも前回通知したサービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケットに含まれる有効期限が経過する前に、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているサービスIDを全て取得する。そして、生存確認通知部143は、取得したサービスIDが示す全てのUPnPサービスに関する情報(サービスIDやサービス名等)と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を含んだサービス定時広報パケットを生成する。そして、生存確認通知部143は、生成したサービス定時広報パケットをUPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する。生存確認通知部143は、情報処理装置100がネットワーク2に接続されている間は、上述したサービス定時広報パケットを通知し続ける。
広報受信部144は、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置からサービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケットを受信して、かかるサービス起動時広報パケットまたはサービス定時広報パケットに含まれる各種情報を用いて、UPnPサービスを利用するための所定の設定作業を行う処理部である。
具体的には、広報受信部144は、サービス起動時広報パケットを受信した場合、かかるサービス起動時広報パケットに含まれるUPnPサービスを利用するための所定の設定作業を行う。また、広報受信部144は、サービス定時広報パケットを受信した場合、かかるサービス定時広報パケットからサービスIDおよび有効期限を抽出し、抽出したサービスIDに対応する受信サービス記憶部132の有効期限を、抽出した有効期限に更新する。
次に、図4に示したサービス起動通知部142によるサービス起動時広報パケット送信処理について説明する。図7は、図4に示したサービス起動通知部142によるサービス起動時広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、サービス起動通知部142は、サービス提供部141によって、新たなUPnPサービスが起動された場合(ステップS101肯定)、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているサービスIDを全て取得する(ステップS102)。
そして、サービス起動通知部142は、提供サービス記憶部131から取得したサービスIDが示す全てのUPnPサービスに関する情報と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を含んだサービス起動時広報パケットを生成してUPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する(ステップS103)。
次に、図4に示した生存確認通知部143によるサービス定時広報パケット送信処理について説明する。図8は、図4に示した生存確認通知部143によるサービス定時広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、生存確認通知部143は、所定の通知タイミングになった場合(ステップS201肯定)、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているサービスIDを全て取得する(ステップS202)。
そして、生存確認通知部143は、提供サービス記憶部131から取得したサービスIDが示す全てのUPnPサービスに関する情報と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を含んだサービス定時広報パケットを生成してUPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する(ステップS203)。
上述してきたように、実施例1に係る情報処理装置100は、新たなUPnPサービスが起動された場合に、サービス起動通知部142が、サービス起動時広報パケットを生成して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に送信し、所定の通知タイミングになった場合に、生存確認通知部143が、サービス定時広報パケットを生成して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。
ところで、上記実施例1では、新たにUPnPサービスが起動した場合、かかるUPnPサービスを提供する情報処理装置が、サービス起動時広報パケットを他の情報処理装置へ一方的に通知する例を示したが、サービス利用装置が、サービス提供装置に対して、サービス起動時広報パケットを通知するよう要求してもよい。そこで、実施例2では、新たにUPnPサービスが起動した場合、かかるUPnPサービスを利用する情報処理装置が、UPnPサービスを提供する情報処理装置に対して、サービス起動時広報パケットを通知するよう要求する例について説明する。
まず、実施例2に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式について説明する。図9は、実施例2に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図9に示した実施例2に係る情報処理装置200a〜200dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、図9では、説明を簡単にするために、情報処理装置200aおよび情報処理装置200bによる処理の流れについて説明するが、情報処理装置200aは、図示しない情報処理装置200cおよび200dに対して、情報処理装置200bに対して行う処理と同様の処理を行い、また、情報処理装置200cおよび200dは、情報処理装置200bと同様の処理を行う。
図9に示すように、情報処理装置200aは、UPnPサービス10aを起動した後(ステップS1201)、UPnPネットワーク内の情報処理装置を一意に識別するための装置IDを含むパケット(以下、このパケットを「サービス起動通知パケット」という)を情報処理装置200bに通知する(ステップS1202)。
このサービス起動通知パケットは、UPnPサービスを提供する情報処理装置が、他の情報処理装置に対して新たにUPnPサービスが起動したことを通知するためのパケットである。また、サービス起動通知パケットに含まれる装置IDに設定される情報は、UPnPネットワーク内で情報処理装置を一意に識別することができる値であればよく、例えば、情報処理装置のMAC(Media Access Control)アドレスや、情報処理装置の製造番号等が該当する。
情報処理装置200bは、サービス起動通知パケットを受信すると、情報処理装置200aに対して、起動中のUPnPサービスの一覧を通知するよう要求(以下、この要求を「サービス一覧要求」という)する(ステップS1203)。かかるサービス一覧要求を受け付けた情報処理装置200aは、UPnPサービス10aに関する情報や、有効期限等を含むサービス起動時広報パケットを情報処理装置200bに通知する(ステップS1204)。なお、ここでは、UPnPサービス10aが起動中であるものとする。
情報処理装置200bは、UPnPサービス10aのサービス起動時広報パケットを受信すると、UPnPサービス10aを利用するための所定の設定作業を行う(ステップS1205)。このとき、情報処理装置200bは、受信したサービス起動通知パケットに含まれる装置IDに対応付けて、UPnPサービス10aのサービスIDおよび有効期限を所定の記憶部に記憶しておく。
続いて、情報処理装置200aは、UPnPサービス10bを起動した後(ステップS1206)、サービス起動通知パケットを情報処理装置200bに通知する(ステップS1207)。
そして、情報処理装置200bは、サービス起動通知パケットを受信すると、情報処理装置200aに対して、サービス一覧要求を通知する(ステップS1208)。かかるサービス一覧要求を受け付けた情報処理装置200aは、UPnPサービス10aおよび10bに関する情報や、有効期限等を含むサービス起動時広報パケットを情報処理装置200bに通知する(ステップS1209)。なお、ここでは、UPnPサービス10aおよび10bが起動中であるものとする。
情報処理装置200bは、UPnPサービス10aおよび10bのサービス起動時広報パケットを受信すると、UPnPサービス10bを利用するための所定の設定作業を行うとともに、UPnPサービス10aの有効期限を、サービス起動時広報パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1210)。このとき、情報処理装置200bは、受信したサービス起動通知パケットに含まれる装置IDに対応付けて、UPnPサービス10bのサービスIDと有効期限とを所定の記憶部に記憶しておく。すなわち、情報処理装置200bは、情報処理装置200aの装置IDに対応付けて、UPnPサービス10aおよび10bのサービスIDおよび有効期限を所定の記憶部に記憶する。
その後、情報処理装置200aは、所定の通知タイミングになった場合に、装置IDと有効期限等を含むパケット(以下、このパケットを「装置ID通知パケット」という)を生成して、生成した装置ID通知パケットを情報処理装置200bに通知する(ステップS1211)。
なお、ここでいう「所定の通知タイミング」とは、少なくとも前回通知したサービス起動時広報パケットまたは装置ID通知パケットに含まれる有効期限が経過する前であることを示す。
そして、情報処理装置200bは、情報処理装置200aから装置ID通知パケットを受信すると、所定の記憶部に情報処理装置200aの装置IDに対応付けて記憶しておいた有効期限を、装置ID通知パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1212)。
次に、実施例2に係る情報処理装置の構成について説明する。図10は、実施例2に係る情報処理装置200の構成を示すブロック図である。同図に示した情報処理装置200は、上述した情報処理装置200a〜200dに対応するものである。なお、同図では、UPnPに関連する構成のみを図示している。また、ここでは、図4に示した構成部位と同様の機能を有する部位には同一符号を付すこととして、その詳細な説明を省略する。
記憶部230が有する受信サービス記憶部232は、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置が提供しているUPnPサービスを、情報処理装置単位で記憶する記憶領域である。受信サービス記憶部232の一例を図11に示す。同図に示すように、受信サービス記憶部232は、装置ID、サービスID、有効期限といった項目を有する。この受信サービス記憶部232は、後述する広報受信部244によって更新される。広報受信部244による受信サービス記憶部232の更新処理については後述する。
UPnP制御部240が有するサービス起動通知部242は、サービス提供部141によって新たなUPnPサービスが起動された場合に、情報処理装置200の装置IDを含むサービス起動通知パケットを生成して、他の情報処理装置に通知する。そして、サービス起動通知部242は、かかるサービス起動通知パケットを受信した他の情報処理装置からサービス一覧要求を受け付けた場合に、サービス起動時広報パケットを生成して、生成したサービス起動時広報パケットを、サービス一覧要求を行った情報処理装置に対してのみ通知する。
UPnP制御部240が有する生存確認通知部243は、所定の通知タイミングになった場合に、装置ID通知パケットを生成して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する処理部である。
具体的には、生存確認通知部243は、少なくとも前回通知したサービス起動時広報パケットまたは装置ID通知パケットに含まれる有効期限が経過する前に、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているレコード数を取得する。そして、取得したレコード数が「1」以上である場合、生存確認通知部243は、装置IDと有効期限とを含む装置ID通知パケットを生成し、生成した装置ID通知パケットをUPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する。
UPnP制御部240が有する広報受信部244は、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置から、サービス起動通知パケット、サービス起動時広報パケットまたは装置ID通知パケットを受信して、UPnPサービスを利用するための所定の設定作業を行う処理部である。
具体的には、広報受信部244は、サービス起動通知パケットを受信した場合、かかるサービス起動通知パケットに含まれる装置IDを受信サービス記憶部232に記憶させる。そして、広報受信部244は、サービス起動通知パケットの送信元の情報処理装置(以下、「送信元情報処理装置」という)に対して、サービス一覧要求を行う。かかるサービス一覧要求に応答して、送信元情報処理装置からサービス起動時広報パケットを受信した場合、サービス起動時広報パケットに含まれるUPnPサービスを利用するための所定の設定作業を行う。このとき、広報受信部244は、サービス起動通知パケットの受信時に記憶させた装置IDに対応する受信サービス記憶部232のサービスIDに、サービス起動時広報パケットに含まれるサービスIDを記憶させる。
また、広報受信部244は、装置ID通知パケットを受信した場合、かかる装置ID通知パケットに含まれる装置IDに対応する受信サービス記憶部232の有効期限を、装置ID通知パケットに含まれる有効期限に更新する。
次に、図10に示したサービス起動通知部242によるサービス起動時広報パケット送信処理について説明する。図12は、図10に示したサービス起動通知部242によるサービス起動時広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、サービス起動通知部242は、サービス提供部141によって、新たなUPnPサービスが起動された場合(ステップS301肯定)、サービス起動通知パケットを他の情報処理装置に通知する(ステップS302)。
そして、サービス起動通知部242は、送信したサービス起動通知パケットを受信した他の情報処理装置からサービス一覧要求を受け付けた場合(ステップS303肯定)、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているサービスIDを全て取得する(ステップS304)。
そして、サービス起動通知部242は、提供サービス記憶部131から取得したサービスIDが示す全てのUPnPサービスに関する情報と、かかる全てのUPnPサービスに共通の有効期限を含んだサービス起動時広報パケットを、サービス一覧要求を行った情報処理装置に対してのみ通知する(ステップS305)。
次に、図10に示した生存確認通知部243による装置ID通知パケット送信処理について説明する。図13は、図10に示した生存確認通知部243による装置ID通知パケット送信処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、生存確認通知部243は、所定の通知タイミングになった場合(ステップS401肯定)、提供サービス記憶部131から、起動有無に起動中であることを示す情報が記憶されているレコード数を取得する(ステップS402)。
提供サービス記憶部131から取得したレコード数が「1」以上である場合、すなわち、情報処理装置200内に起動中のUPnPサービスが存在する場合(ステップS403肯定)、生存確認通知部243は、情報処理装置200の装置IDと有効期限とを含む装置ID通知パケットを生成して、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置に通知する(ステップS404)。
一方、提供サービス記憶部131から取得したレコード数が「0」である場合、すなわち、情報処理装置200内に起動中のUPnPサービスが存在しない場合(ステップS403否定)、生存確認通知部243は、処理を終了する。
上述してきたように、実施例2に係る情報処理装置200は、サービス起動通知部242が、新たなUPnPサービスが起動された場合に、サービス起動通知パケットを他の情報処理装置に通知し、かかるサービス起動通知パケットに応答したサービス一覧要求を受け付けた場合に、サービス一覧要求を行った情報処理装置に対してサービス起動時広報パケットを通知し、所定の通知タイミングになった場合に、生存確認通知部243が、装置ID通知パケットを通知するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。さらに、サービス利用装置は、サービス起動通知パケットの受信タイミングを制御することができる。これにより、サービス利用装置が高負荷状態であるときに、サービス提供装置がサービス起動通知パケットを通知してしまうことを防止できる。
ところで、上記実施例1および2では、サービス利用装置が、どのサブUPnPサービスにより複合UPnPサービスが構成されているかを認識しない例を示したが、サービス利用装置は、どのサブUPnPサービスにより複合UPnPサービスが構成されているかを認識するように構成してもよい。そこで、実施例3では、サービス利用装置が複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの関連性を認識する例について説明する。
まず、実施例3に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式について説明する。図14は、実施例3に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図14に示した実施例3に係る情報処理装置300a〜300dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、図14では、説明を簡単にするために、情報処理装置300aおよび情報処理装置300bによる処理の流れについて説明するが、情報処理装置300aは、図示しない情報処理装置300cおよび300dに対して、情報処理装置300bに対して行う処理と同様の処理を行い、また、情報処理装置300cおよび300dは、情報処理装置300bと同様の処理を行う。
図14に示すように、情報処理装置300aは、UPnPサービス10aを起動した後(ステップS1301)、従来の情報処理装置900aと同様に、UPnPサービス10aの広報パケットを情報処理装置300bに通知する(ステップS1302)。情報処理装置300bは、UPnPサービス10aの広報パケットを受信すると、UPnPサービス10aを利用するための所定の設定作業を行う(ステップS1303)。
続いて、情報処理装置300aは、UPnPサービス10bを起動した後(ステップS1304)、UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが関連していることを示すパケット(以下、このパケットを「関連サービス広報パケット」という)を、情報処理装置300bに通知する(ステップS1305)。なお、ここでいう「UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが関連している」とは、UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが、同一の複合UPnPサービスの構成要素であることを示す。すなわち、関連サービス広報パケットを受信した情報処理装置300bは、UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが関連していることを認識することができる。
続いて、情報処理装置300aは、UPnPサービス10bの広報パケットを情報処理装置300bに通知する(ステップS1306)。UPnPサービス10bの広報パケットを受信すると、情報処理装置300bは、UPnPサービス10bを利用するための所定の設定作業を行うとともに、所定の記憶部に記憶しておいたUPnPサービス10aの有効期限を、広報パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1307)。情報処理装置300bは、UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが関連していることを認識しているため、UPnPサービス10bの広報パケットを受信した場合に、UPnPサービス10aの有効期限も更新する。これにより、UPnPサービス10aおよび10bの有効期限経過タイミングを同時にすることができる。
なお、図14に示した例では、情報処理装置300aが、関連サービス広報パケットを通知した後に、UPnPサービス10bの広報パケットを通知する例を示したが、情報処理装置300aは、UPnPサービス10bの広報パケットを通知した後に、関連サービス広報パケットを通知してもよい。
その後、情報処理装置300aは、前回通知した広報パケットに含まれる有効期限が経過する前に、UPnPサービス10aの広報パケットを情報処理装置300bに通知する(ステップS1308)。かかる広報パケットを受信した情報処理装置300bは、UPnPサービス10aの有効期限を更新するとともに、UPnPサービス10aと関連するUPnPサービス10bの有効期限についても更新する(ステップS1309)。
そして、情報処理装置300aは、前回通知した広報パケットに含まれる有効期限が経過する前に、UPnPサービス10bの広報パケットを情報処理装置300bに通知する(ステップS1310)。そして、ここでは、UPnPサービス10bの広報パケットを受信した情報処理装置300bは、かかる広報パケットを破棄する(ステップS1311)。これは、情報処理装置300bは、UPnPサービス10aまたは10bのいずれか一方の広報パケットを受信すれば、UPnPサービス10aまたは10bの有効期限を更新することができるからである。ここで、情報処理装置300bは、UPnPサービス10aまたは10bのいずれか一方の広報パケットを破棄するかを予め決定しておく。例えば、サービスIDが数値のように大小比較できる情報である場合、情報処理装置300bは、サービスIDが小さい方の広報パケットを破棄することを予め決定しておく。
次に、実施例3に係る情報処理装置の構成について説明する。図15は、実施例3に係る情報処理装置300の構成を示すブロック図である。同図に示した情報処理装置300は、上述した情報処理装置300a〜300dに対応するものである。なお、同図では、UPnPに関連する構成のみを図示している。また、ここでは、図4または図10に示した構成部位と同様の機能を有する部位には同一符号を付すこととして、その詳細な説明を省略する。
記憶部330が有する提供サービス記憶部331は、情報処理装置300が提供可能なUPnPサービスが起動中であるか否かを示す情報と、UPnPサービスの関連性を示す情報とを記憶する記憶領域である。提供サービス記憶部331の一例を図16に示す。同図に示すように、提供サービス記憶部331は、関連ID、サービスID、起動有無といった項目を有する。関連IDは、UPnPサービスの関連性を一意に識別するための識別番号を記憶する。図16に示した提供サービス記憶部331の1行目は、サービスIDが「10a」であるUPnPサービス10aと、サービスIDが「10b」であるUPnPサービス10bとが関連していることを示している。また、図16に示した提供サービス記憶部331の2行目は、サービスIDが「20a」であるUPnPサービス20aと、サービスIDが「20b」であるUPnPサービス20bと、サービスIDが「20c」であるUPnPサービス20cとが関連していることを示している。
記憶部330が有する受信サービス記憶部332は、UPnPネットワーク内の他の情報処理装置により提供されているUPnPサービスに関する情報を記憶する。受信サービス記憶部332の一例を図17に示す。同図に示すように、受信サービス記憶部332は、関連ID、サービスID、有効期限といった項目を有する。関連IDは、図16に示した提供サービス記憶部331の関連IDと同様の項目である。
UPnP制御部340が有するサービス起動通知部342は、サービス提供部141によって、新たなUPnPサービスが起動された場合に、かかるUPnPサービスの広報パケットを他の情報処理装置に通知するとともに、関連サービス広報パケットを通知する。
具体的には、サービス起動通知部342は、新たなUPnPサービスが起動された場合に、提供サービス記憶部331から、新たに起動したUPnPサービスと関連し、かつ、起動中のUPnPサービスを検索する。そして、サービス起動通知部342は、検索されたUPnPサービスと、新たに起動したUPnPサービスとが関連することを示す関連サービス広報パケットを生成し、生成した関連サービス広報パケットを、他の情報処理装置に通知する。
図16に示した提供サービス記憶部331の例を用いて説明すると、例えば、UPnPサービス10bが新たに起動して、提供サービス記憶部331が図16に示した状態になった場合、サービス起動通知部342は、提供サービス記憶部331から、サービスID「10b」に対応する関連ID「001」を取得する。そして、関連IDが「001」、かつ、起動有無が「起動中」であるサービスID「10a」および「10b」を取得する。これにより、サービス起動通知部342は、UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが関連していると判断し、UPnPサービス10aとUPnPサービス10bとが関連していることを示す関連サービス広報パケットを生成する。
UPnP制御部340が有する生存確認通知部343は、従来の情報処理装置900aと同様の機能を有し、前回通知した広報パケットに含まれる有効期限が経過する前に、UPnPサービス毎に広報パケットを他の情報処理装置に通知する。
UPnP制御部340が有する広報受信部344は、関連サービス広報パケットを受信した場合に、かかる関連サービス広報パケットに含まれるUPnPサービスの関連IDが同一になるように受信サービス記憶部332を更新する。例えば、関連サービス広報パケットに、サービスID「30a」および「30b」が関連することを示す情報が含まれている場合、広報受信部344は、図17に示した受信サービス記憶部332の例のように、UPnPサービス30aおよび30bの関連IDが同一になるように更新する。
また、広報受信部344は、広報パケットを受信した場合に、受信サービス記憶部332から、かかる広報パケットが示すUPnPサービスと関連するUPnPサービスを検索する。そして、広報パケットが示すUPnPサービスと関連するUPnPサービスが存在する場合、広報受信部344は、受信した広報パケットについて処理をせずに終了するか否か判断する。例えば、上述したように、サービスIDが小さい方の広報パケットを破棄する場合、広報受信部344は、受信した広報パケットが示すUPnPサービスのサービスIDが、かかるUPnPサービスと関連するUPnPサービスのサービスIDより小さければ、受信した広報パケットを破棄する。受信した広報パケットを破棄しない場合、広報受信部344は、広報パケットが示すUPnPサービス、および、かかるUPnPサービスと関連するUPnPサービスの受信サービス記憶部332の有効期限を、広報パケットに含まれる有効期限に更新する。
次に、図15に示したサービス起動通知部342による広報パケット送信処理および関連サービス広報パケット送信処理について説明する。図18は、図15に示したサービス起動通知部342による広報パケット送信処理手順および関連サービス広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、サービス起動通知部342は、サービス提供部141によって、新たなUPnPサービスが起動された場合(ステップS501肯定)、提供サービス記憶部331から、新たに起動されたUPnPサービスと関連し、かつ、起動中のUPnPサービスを検索する(ステップS502)。
新たに起動されたUPnPサービスと関連し、かつ、起動中のUPnPサービスが検索された場合(ステップS503肯定)、サービス起動通知部342は、検索されたUPnPサービスと、新たに起動したUPnPサービスとが関連することを示す関連サービス広報パケットを生成し、生成した関連サービス広報パケットを、他の情報処理装置に通知する(ステップS504)。そして、サービス起動通知部342は、新たな起動したUPnPサービスの広報パケットを他の情報処理装置に通知する(ステップS505)。
一方、新たに起動されたUPnPサービスと関連し、かつ、起動中のUPnPサービスが検索されなかった場合(ステップS503否定)、新たな起動したUPnPサービスの広報パケットを他の情報処理装置に通知する(ステップS505)。
上述してきたように、実施例3に係る情報処理装置300は、サービス起動通知部342が、新たなUPnPサービスが起動した場合に、新たに起動したUPnPサービスの広報パケットを他の情報処理装置に通知するとともに、提供サービス記憶部331から、新たに起動したUPnPサービスと関連し、かつ、起動中のUPnPサービスを検索し、検索されたUPnPサービスと、新たに起動したUPnPサービスとが関連することを示す関連サービス広報パケットを他の情報処理装置に通知するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。さらに、UPnPサービス起動後における生存確認通知は、従来の規格に準拠した広報パケットを用いることができる。
ところで、上記実施例1に示した情報処理装置100の構成は、他の発明と組み合わせることもできる。例えば、本願の出願人が特願2007−013626において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例4では、上記実施例1に示した情報処理装置100の構成と、特願2007−013626に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図19は、実施例4に係る情報処理装置1100a〜1100dを含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した実施例4に係る情報処理装置1100a〜1100dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、情報処理装置1100aおよび1100bは携帯端末等の移動体であるとする。また、ここでは、図3に示した処理と同様の処理手順(ステップS1401〜ステップS1408)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1100aは、電波強度の変化を検知すると(ステップS1409)、サービス定時広報パケットに設定する有効期限の値を変更する(ステップS1410)。
具体的には、情報処理装置1100aは、電波強度が強いほど情報処理装置1100aの通信状態が安定していると判定して、有効期限を長く設定する。これは、電波強度が強く通信状態が安定している場合、情報処理装置1100aがネットワーク2から即座に離脱する可能性は極めて低いからである。これにより、電波強度が強い場合には、有効期限が長くなることで、サービス定時広報パケットの数を減少させることができ、その結果、ネットワーク負荷を軽減することができる。
また、情報処理装置1100aは、電波強度が弱いほど情報処理装置1100aの通信状態が安定していないと判定して、有効期限を短く設定する。電波強度が弱く通信状態が安定していない場合、情報処理装置1100aがネットワーク2から離脱する可能性が高いからである。これにより、電波強度が弱い場合には、有効期限が短くなることで、情報処理装置1100aがネットワーク2から離脱した際に、他の情報処理装置1100b〜1100dは、情報処理装置1100aが離脱したことをすばやく認識することができる。
そして、情報処理装置1100aは、値を変更した有効期限を含むサービス定時広報パケットを情報処理装置1100bに通知する(ステップS1411)。サービス定時広報パケットを受信した情報処理装置1100bは、UPnPサービス10aおよび10bの有効期限を、サービス定時広報パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1412)。
上述してきたように、実施例4に係る情報処理装置1100a〜1100dは、上記実施例1の構成に加えて、電波状況の変化に基づいて、サービス定時広報パケットに設定する有効期限の値を変更するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、電波強度が強い場合には、ネットワーク負荷を軽減することができ、電波強度が弱い場合には、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
なお、上記実施例4では、情報処理装置1100aが、電波強度の変化に基づいて、有効期限の設定値を変更する例を示したが、情報処理装置1100aは、通信帯域、残存帯域、残存電源容量、移動速度、負荷等の機器状況の変化に基づいて、有効期限の設定値を変更してもよい。
また、上記実施例4では、サービス定時広報パケットに設定する有効期限の設定値を変更する例を示したが、情報処理装置1100aは、電波強度に基づいてサービス起動時広報パケットに設定する有効期限についても変更してもよい。
ところで、上記実施例4と同様に、上記実施例2に示した情報処理装置200の構成は、本願の出願人が特願2007−013626において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例5では、上記実施例2に示した情報処理装置200の構成と、特願2007−013626に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図20は、実施例5に係る情報処理装置1200a〜1200dを含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した実施例5に係る情報処理装置1200a〜1200dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、情報処理装置1200aおよび1200bは携帯端末等の移動体であるとする。また、ここでは、図9に示した処理と同様の処理手順(ステップS1501〜ステップS1512)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1200aは、電波強度の変化を検知すると(ステップS1513)、装置ID通知パケットに設定する有効期限の値を変更する(ステップS1514)。そして、情報処理装置1200aは、値を変更した有効期限を含む装置ID通知パケットを情報処理装置1200bに通知する(ステップS1515)。そして、情報処理装置1200bは、装置ID通知パケットを受信すると、装置ID通知パケットに含まれる装置IDに対応する受信サービス記憶部232の有効期限を、装置ID通知パケットに含まれる有効期限に更新する(ステップS1516)。
上述してきたように、実施例5に係る情報処理装置1200a〜1200dは、上記実施例2の構成に加えて、電波状況の変化に基づいて、装置ID通知パケットに設定する有効期限の値を変更するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、電波強度が強い場合には、ネットワーク負荷を軽減することができ、電波強度が弱い場合には、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例4および5と同様に、上記実施例3に示した情報処理装置300の構成は、本願の出願人が特願2007−013626において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例6では、上記実施例3に示した情報処理装置300の構成と、特願2007−013626に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図21は、実施例6に係る情報処理装置1300a〜1300dを含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した実施例6に係る情報処理装置1300a〜1300dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、情報処理装置1300aおよび1300bは携帯端末等の移動体であるとする。また、ここでは、図14に示した処理と同様の処理手順(ステップS1601〜ステップS1607)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1300aは、電波強度の変化を検知すると(ステップS1608)、広報パケットに設定する有効期限の値を変更する(ステップS1609)。そして、情報処理装置1300aは、値を変更した有効期限を含むUPnPサービス10aの広報パケットを情報処理装置1300bに通知する(ステップS1610)。かかる広報パケットを受信した情報処理装置1300bは、UPnPサービス10aの有効期限を更新するとともに、UPnPサービス10aと関連するUPnPサービス10bの有効期限についても更新する(ステップS1611)。
そして、情報処理装置1300aは、値を変更した有効期限を含むUPnPサービス10bの広報パケットを情報処理装置1300bに通知する(ステップS1612)。情報処理装置1300bは、この広報パケットを破棄する(ステップS1613)。
上述してきたように、実施例6に係る情報処理装置1300a〜1300dは、上記実施例3の構成に加えて、電波状況の変化に基づいて、広報パケットに設定する有効期限の値を変更するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、電波強度が強い場合には、ネットワーク負荷を軽減することができ、電波強度が弱い場合には、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例1に示した情報処理装置100の構成は、本願の出願人が特願2007−047339において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例7では、上記実施例1に示した情報処理装置100の構成と、特願2007−047339に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図22は、実施例7に係る情報処理装置1400a〜1400dを含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した実施例7に係る情報処理装置1400a〜1400dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、情報処理装置1400aおよび1400cは携帯端末等の移動体であり、情報処理装置1400bはサーバ等の非移動体であるとする。また、ここでは、図3に示した処理と同様の処理手順(ステップS1701〜ステップS1708)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1400aは、電波強度の低下を検知すると(ステップS1709)、監視が必要であるか否かの判定を行い、通信状態が不安定であるためネットワーク2から離脱する可能性が高いと判断した場合、情報処理装置1400bおよび1400cに監視依頼を通知する(ステップS1710)。ここでは、非移動体である情報処理装置1400bが、移動体である情報処理装置1400cよりも安定しているため、情報処理装置1400bが情報処理装置1400aを監視することになったものとする。
そして、情報処理装置1400bは、所定の間隔で情報処理装置1400aがネットワーク2から離脱していないことを確認するための生存確認通知を、情報処理装置1400aに通知する(ステップS1711)。かかる生存確認通知を受信した情報処理装置1400aは、ネットワーク2に接続されて通信可能である場合には、情報処理装置1400bに対して、生存応答を行う(ステップS1712)。
また、情報処理装置1400bは、情報処理装置1400aの代わりに、サービス起動時広報パケットを情報処理装置1400cに通知する(ステップS1713)。かかるサービス起動時広報パケットを受信した情報処理装置1400cは、UPnPサービス10aおよび10bの有効期限を更新する(ステップS1714)。
ここで、情報処理装置1400aがネットワーク2から離脱した場合(ステップS1715)、すなわち、情報処理装置1400aから生存応答がなされなくなった場合、情報処理装置1400bは、情報処理装置1400aがネットワーク2から離脱したことを検知する(ステップS1716)。そして、情報処理装置1400bは、UPnPサービス10aおよび10bが利用できなくなったことを示すメッセージを情報処理装置1400cに通知する(ステップS1717)。このメッセージは、UPnPにおけるBYEBYEメッセージに複数のUPnPサービスに関する情報を設定できるようにしたものである。
上述してきたように、実施例7に係る情報処理装置1400a〜1400dは、上記実施例1の構成に加えて、電波状況の変化に基づいて、通信状態が不安定であると判定した場合に、他の情報処理装置に自装置の監視依頼を通知し、通信状態が安定している他の情報処理装置が監視処理を行うように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例7と同様に、上記実施例2に示した情報処理装置200の構成は、本願の出願人が特願2007−047339において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例8では、上記実施例2に示した情報処理装置200の構成と、特願2007−047339に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図23は、実施例8に係る情報処理装置1500a〜1500dを含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した実施例8に係る情報処理装置1500a〜1500dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、情報処理装置1500aおよび1500cは携帯端末等の移動体であり、情報処理装置1500bはサーバ等の非移動体であるとする。また、ここでは、図9または図22に示した処理と同様の処理手順(ステップS1801〜ステップS1820)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1500aがネットワーク2から離脱した場合(ステップS1821)、すなわち、情報処理装置1500aから生存応答がなされなくなった場合、情報処理装置1500bは、情報処理装置1500aがネットワーク2から離脱したことを検知する(ステップS1822)。そして、情報処理装置1500bは、情報処理装置1500aの装置IDと有効期限「0」を含む装置ID通知パケットを、情報処理装置1500cに通知する(ステップS1823)。かかる装置ID通知パケットを受信した情報処理装置1500cは、情報処理装置1500aが提供するUPnPサービス10aおよび10bが利用できなくなったことを認識できる。
上述してきたように、実施例8に係る情報処理装置1500a〜1500dは、上記実施例2の構成に加えて、電波状況の変化に基づいて、通信状態が不安定であると判定した場合に、他の情報処理装置に自装置の監視依頼を通知し、通信状態が安定している他の情報処理装置が監視処理を行うように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例7および8と同様に、上記実施例3に示した情報処理装置300の構成は、本願の出願人が特願2007−047339において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例9では、上記実施例3に示した情報処理装置300の構成と、特願2007−047339に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図24は、実施例9に係る情報処理装置1600a〜1600dを含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した実施例9に係る情報処理装置1600a〜1600dは、図1に示した情報処理装置1a〜1dに対応するものとする。また、情報処理装置1600aおよび1600cは携帯端末等の移動体であり、情報処理装置1600bはサーバ等の非移動体であるとする。また、ここでは、図14または図22に示した処理と同様の処理手順(ステップS1901〜ステップS1917)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1600aがネットワーク2から離脱した場合(ステップS1918)、すなわち、情報処理装置1600aから生存応答がなされなくなった場合、情報処理装置1600bは、情報処理装置1600aがネットワーク2から離脱したことを検知する(ステップS1919)。
そして、情報処理装置1600bは、UPnPサービス10aのBYEBYEメッセージ(停止通知)を情報処理装置1600cに通知する(ステップS1920)。かかるBYEBYEメッセージを受信した情報処理装置1600cは、UPnPサービス10aが停止したことを認識するとともに、UPnPサービス10aと関連するUPnPサービス10bも停止したことを認識する(ステップS1921)。
そして、情報処理装置1600bは、UPnPサービス10bのBYEBYEメッセージを情報処理装置1600cに通知する(ステップS1922)。情報処理装置1600cは、かかるBYEBYEメッセージを破棄する(ステップS1923)。
上述してきたように、実施例9に係る情報処理装置1600a〜1600dは、上記実施例3の構成に加えて、電波状況の変化に基づいて、通信状態が不安定であると判定した場合に、他の情報処理装置に自装置の監視依頼を通知し、通信状態が安定している他の情報処理装置が監視処理を行うように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例1に示した情報処理装置100の構成は、本願の出願人が特願2007−047338において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例10では、上記実施例1に示した情報処理装置100の構成と、特願2007−047338に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図25は、実施例10に係る監視装置400を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した情報処理装置1700aは図1に示した情報処理装置1aに対応し、図25に示した情報処理装置1700bは図1に示した情報処理装置1bに対応し、図25に示した実施例10に係る監視装置400は図1に示した情報処理装置1cに対応するものとする。また、情報処理装置1700aは携帯端末等の移動体であり、図1には図示しないアクセスポイント3と無線接続されているものとする。また、監視装置400は、情報処理装置1700aを監視する情報処理装置であり、1700bはパーソナルコンピュータ等の非移動体であるとする。
同図に示すように、情報処理装置1700aは、UPnPサービス10aを起動した後(ステップS2001)、UPnPサービス10aのサービス起動時広報パケットを監視装置400および情報処理装置1700bに通知し(ステップS2002)、監視装置400および情報処理装置1700bは、UPnPサービス10aを利用するための所定の設定作業を行う(ステップS2003、ステップS2004)。
そして、監視装置400は、端末接続情報の取得要求をアクセスポイント3に通知する(ステップS2005)。かかる取得要求を受信したアクセスポイント3は、端末接続情報を監視装置400に通知する(ステップS2006)。
アクセスポイント3が保持する端末接続情報は、アクセスポイント3と無線接続されている無線装置に関する情報が記憶されている。監視装置400は、端末接続情報に基づいて、情報処理装置1700aがネットワーク2から離脱したか否かを判断することができる。監視装置400は、定期的に、アクセスポイント3から端末接続情報を取得して、情報処理装置1700aがネットワーク2から離脱したか否かを確認する。ここでは、監視装置400は、情報処理装置1700aがネットワーク2に接続されていることを確認したものとする。
続いて、情報処理装置1700aは、UPnPサービス10bを起動した後(ステップS2007)、UPnPサービス10aおよび10bのサービス起動時広報パケットを監視装置400および情報処理装置1700bに通知し(ステップS2008)、監視装置400および情報処理装置1700bは、UPnPサービス10bを利用するための所定の設定作業を行うとともに、UPnPサービス10aの有効期限を更新する(ステップS2009、ステップS2010)。
そして、監視装置400は、端末接続情報の取得要求をアクセスポイント3に送信し(ステップS2011)、アクセスポイント3は、端末接続情報を監視装置400に通知する(ステップS2012)。
ここで、情報処理装置1700aがネットワーク2から離脱する(ステップS2013)。その後、監視装置400は、アクセスポイント3から端末接続情報を取得して(ステップS2014、ステップS2015)、情報処理装置1700aがネットワーク2から離脱したか否かを確認する。
監視装置400は、情報処理装置1700aがネットワーク2から離脱したことを確認すると(ステップS2016)、UPnPサービス10aおよび10bが利用できなくなったことを示すメッセージを情報処理装置1700bに通知する(ステップS2017)。このメッセージは、UPnPにおけるBYEBYEメッセージに複数のUPnPサービスに関する情報を設定できるようにしたものである。ここで、このメッセージにUPnPサービス10aおよび10bに関する情報が設定されている。
上述してきたように、実施例10に係る監視装置400は、上記実施例1の構成に加えて、監視対象の情報処理装置1700aと無線接続されているアクセスポイント3に記憶されている端末接続情報に基づいて、情報処理装置1700aがネットワーク2から離脱したか否かを監視するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例10と同様に、上記実施例2に示した情報処理装置200の構成は、本願の出願人が特願2007−047338において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例11では、上記実施例2に示した情報処理装置200の構成と、特願2007−047338に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図26は、実施例11に係る監視装置500を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した情報処理装置1800aは図1に示した情報処理装置1aに対応し、図26に示した情報処理装置1800bは図1に示した情報処理装置1bに対応し、図26に示した実施例11に係る監視装置500は図1に示した情報処理装置1cに対応するものとする。また、情報処理装置1800aは携帯端末等の移動体であり、図1には図示しないアクセスポイント3と無線接続されているものとする。また、監視装置500は、情報処理装置1800aを監視する情報処理装置であり、1800bはパーソナルコンピュータ等の非移動体であるとする。また、ここでは、図9または図25に示した処理と同様の処理手順(ステップS2101〜ステップS2118)については、説明を省略する。
同図に示すように、情報処理装置1800aがネットワーク2から離脱した後(ステップS2119)、監視装置500は、アクセスポイント3から端末接続情報を取得して(ステップS2120、ステップS2121)、情報処理装置1800aがネットワーク2から離脱したか否かを確認する。
そして、監視装置500は、情報処理装置1800aがネットワーク2から離脱したことを確認すると(ステップS2122)、情報処理装置1800aの装置IDと有効期限「0」を含む装置ID通知パケットを、情報処理装置1800cに通知する(ステップS2123)。
上述してきたように、実施例11に係る監視装置500は、上記実施例2の構成に加えて、監視対象の情報処理装置1800aと無線接続されているアクセスポイント3に記憶されている端末接続情報に基づいて、情報処理装置1800aがネットワーク2から離脱したか否かを監視するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。
ところで、上記実施例10および11と同様に、上記実施例3に示した情報処理装置300の構成は、本願の出願人が特願2007−047338において出願した発明の構成と組み合わせることができる。そこで、実施例12では、上記実施例3に示した情報処理装置300の構成と、特願2007−047338に記載されている発明の構成とを組み合わせた例を説明する。
図27は、実施例12に係る監視装置600を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。同図に示した情報処理装置1900aは図1に示した情報処理装置1aに対応し、図27に示した情報処理装置1900bは図1に示した情報処理装置1bに対応し、図27に示した実施例12に係る監視装置600は図1に示した情報処理装置1cに対応するものとする。また、情報処理装置1900aは携帯端末等の移動体であり、図1には図示しないアクセスポイント3と無線接続されているものとする。また、監視装置600は、情報処理装置1900aを監視する情報処理装置であり、情報処理装置1900bはパーソナルコンピュータ等の非移動体であるとする。また、ここでは、図14または図25に示した処理と同様の処理手順(ステップS2201〜ステップS2213)については、説明を省略する。
情報処理装置1900aがネットワーク2から離脱した後(ステップS2214)、監視装置600は、アクセスポイント3から端末接続情報を取得して(ステップS2215、ステップS2216)、情報処理装置1900aがネットワーク2から離脱したか否かを確認する。
そして、監視装置600は、情報処理装置1900aがネットワーク2から離脱したことを確認すると(ステップS2217)、UPnPサービス10aのBYEBYEメッセージ(停止通知)を情報処理装置1900bに通知する(ステップS2218)。かかるBYEBYEメッセージを受信した情報処理装置1900bは、UPnPサービス10aが停止したことを認識するとともに、UPnPサービス10aと関連するUPnPサービス10bも停止したことを認識する(ステップS2219)。
そして、監視装置600は、UPnPサービス10bのBYEBYEメッセージを情報処理装置1900bに通知する(ステップS2220)。情報処理装置1900bは、かかるBYEBYEメッセージを破棄する(ステップS2221)。
上述してきたように、実施例12に係る監視装置600は、上記実施例3の構成に加えて、監視対象の情報処理装置1900aと無線接続されているアクセスポイント3に記憶されている端末接続情報に基づいて、情報処理装置1900aがネットワーク2から離脱したか否かを監視するように構成したので、複合UPnPサービスを提供する場合であっても、かかる複合UPnPサービスを構成するサブUPnPサービスの有効期限経過タイミングを同時にすることができるとともに、広報パケット数を軽減することができる。その上、情報処理装置がネットワーク2から離脱したことを他の情報処理装置がすばやく認識することができる。さらに、UPnPサービス起動後における生存確認通知のための広報パケット送信処理を、従来の規格に準拠して実現できる。
なお、図4に示した実施例1に係る情報処理装置100の構成、図10に示した実施例2に係る情報処理装置200の構成、および、図15に示した実施例3に係る情報処理装置300の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、情報処理装置100のUPnP制御部140の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、情報処理装置100と同等の機能を実現することもできる。以下に、UPnP制御部140の機能をソフトウェアとして実装した情報処理装置制御プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
図28は、情報処理装置制御プログラム1071を実行するコンピュータ1000の構成を示すブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置1070には、図4に示したUPnP制御部140と同様の機能を有する情報処理装置制御プログラム1071と、図4に示した記憶部130に記憶される各種データに対応する情報処理装置制御用データ1072とが記憶される。なお、情報処理装置制御用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が情報処理装置制御プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、情報処理装置制御プログラム1071は、情報処理装置制御プロセス1061として機能するようになる。そして、情報処理装置制御プロセス1061は、情報処理装置制御用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、情報処理装置制御プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1〜12を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置であって、
前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段と、
前記サービスが新たに起動した場合に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手段と、
前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)前記サービス起動通知手段は、前記サービスが新たに起動した場合に、当該の情報処理装置を識別するための装置識別番号を含むサービス起動通知情報を前記他の情報処理装置に通知し、該サービス起動通知情報に応答して前記サービス起動時広報情報の取得要求を受け付けた場合に、該取得要求を行った情報処理装置に前記サービス起動時広報情報を通知することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)前記生存確認通知手段は、前記サービス定時広報情報として、前記装置識別番号と、前記有効期限とを通知することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置であって、
前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無と、二以上のサービスの組合せからなる複合サービスを提供する場合に該二以上のサービスが関連していることを示す関連識別番号とを記憶する提供サービス記憶手段と、
新たなサービスが起動した場合に、前記提供サービス記憶手段から、前記新たなサービスと関連し、かつ、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが関連することを示す関連サービス広報情報を前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記5)前記サービス起動通知手段は、当該の通信装置の状況を示す通信装置状況情報に基づいて、前記サービス起動時広報情報に含まれる有効期限を変更し、
前記生存確認通知手段は、前記通信装置状況情報に基づいて、前記サービス定時広報情報に含まれる有効期限を変更することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記6)前記通信装置状況情報は、当該の通信装置が送信または受信を行った電波強度、当該の通信装置がネットワークを介して送信または受信を行った帯域幅、当該の通信装置の電源の残量、当該の通信装置の移動速度、当該の通信装置の負荷のいずれかを含むことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)ネットワーク接続された所定の情報処理装置であるサービス提供装置により提供される複数のサービスを利用する情報処理装置であって、
前記サービス提供装置から監視を依頼された場合に、該サービス提供装置により新たなサービスが起動されたことを検知すると、該サービス提供装置により起動されている全てのサービスを抽出し、抽出したサービスが起動中であることを示す情報と、前記ネットワークに接続された他の情報処理装置により、該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記サービス提供装置以外の前記ネットワークに接続された情報処理装置に通知するサービス起動通知手段と、
前記サービス提供装置から監視を依頼された場合に、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記サービス提供装置により起動されている全てのサービスを抽出して、抽出したサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記サービス提供装置以外の前記ネットワークに接続された情報処理装置に通知する生存確認通知手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。
(付記8)前記生存確認通知手段は、前記サービス提供装置が前記ネットワークから離脱したことを検知した場合に、該サービス提供装置が該ネットワークから離脱したことを示す情報を、前記サービス提供装置以外の前記ネットワークに接続された情報処理装置に通知することを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)前記生存確認通知手段は、前記サービス定時広報情報として、前記装置識別番号と、前記有効期限とを通知することを特徴とする付記8に記載の情報処理装置。
(付記10)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する無線情報処理装置を監視する監視装置であって、
前記無線情報処理装置と無線接続されているアクセスポイントによって管理されている端末接続情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された端末接続情報に基づいて、前記無線情報処理装置が前記ネットワークから離脱したことを検知した場合に、該無線情報処理装置がネットワークから離脱したことを示すメッセージを前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知手段と
を備えたことを特徴とする監視装置。
(付記11)前記生存確認通知手段は、前記無線情報処理装置を識別するための装置識別番号と、前記他の情報処理装置により前記サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを通知することを特徴とする付記10に記載の監視装置。
(付記12)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御プログラムであって、
前記サービスが新たに起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段から、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手順と、
前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
(付記13)前記サービス起動通知手順は、前記サービスが新たに起動した場合に、当該の情報処理装置を識別するための装置識別番号を含むサービス起動通知情報を前記他の情報処理装置に通知し、該サービス起動通知情報に応答して前記サービス起動時広報情報の取得要求を受け付けた場合に、該取得要求を行った情報処理装置に前記サービス起動時広報情報を通知することを特徴とする付記12に記載の情報処理装置制御プログラム。
(付記14)前記生存確認通知手順は、前記サービス定時広報情報として、前記装置識別番号と、前記有効期限とを通知することを特徴とする付記13に記載の情報処理装置制御プログラム。
(付記15)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御プログラムであって、
新たなサービスが起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無と、二以上のサービスの組合せからなる複合サービスを提供する場合に該二以上のサービスが関連していることを示す関連識別番号とを記憶する提供サービス記憶手段から、前記新たなサービスと関連し、かつ、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが関連することを示す関連サービス広報情報を前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手順
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
(付記16)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御方法であって、
前記サービスが新たに起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段から、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知工程と、
前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知工程と
を含んだことを特徴とする情報処理装置制御方法。
(付記17)前記サービス起動通知工程は、前記サービスが新たに起動した場合に、当該の情報処理装置を識別するための装置識別番号を含むサービス起動通知情報を前記他の情報処理装置に通知し、該サービス起動通知情報に応答して前記サービス起動時広報情報の取得要求を受け付けた場合に、該取得要求を行った情報処理装置に前記サービス起動時広報情報を通知することを特徴とする付記16に記載の情報処理装置制御方法。
(付記18)前記生存確認通知工程は、前記サービス定時広報情報として、前記装置識別番号と、前記有効期限とを通知することを特徴とする付記17に記載の情報処理装置制御方法。
(付記19)ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御方法であって、
新たなサービスが起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無と、二以上のサービスの組合せからなる複合サービスを提供する場合に該二以上のサービスが関連していることを示す関連識別番号とを記憶する提供サービス記憶手段から、前記新たなサービスと関連し、かつ、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが関連することを示す関連サービス広報情報を前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知工程
を含んだことを特徴とする情報処理装置制御方法。
UPnPネットワークの構成例を示す図である。 従来のUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 提供サービス記憶部の一例を示す図である。 受信サービス記憶部の一例を示す図である。 図4に示したサービス起動通知部によるサービス起動時広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。 図4に示した生存確認通知部によるサービス定時広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例2に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 受信サービス記憶部の一例を示す図である。 図10に示したサービス起動通知部によるサービス起動時広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。 図10に示した生存確認通知部による装置ID通知パケット送信処理手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例3に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 提供サービス記憶部の一例を示す図である。 受信サービス記憶部の一例を示す図である。 図15に示したサービス起動通知部による広報パケット送信処理手順および関連サービス広報パケット送信処理手順を示すフローチャートである。 実施例4に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例5に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例6に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例7に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例8に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例9に係る情報処理装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例10に係る監視装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例11に係る監視装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例12に係る監視装置を含むUPnPネットワークにおけるUPnPサービス提供方式の処理の流れを示すシーケンス図である。 情報処理装置制御プログラムを実行するコンピュータの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a〜1d 情報処理装置
2 ネットワーク
3 アクセスポイント
10、10a、10b UPnPサービス
100、100a〜100d 情報処理装置
110 I/F部
120 アプリケーション実行制御部
130 記憶部
131 提供サービス記憶部
132 受信サービス記憶部
140 UPnP制御部
141 サービス提供部
142 サービス起動通知部
143 生存確認通知部
144 広報受信部
200、200a〜200d 情報処理装置
230 記憶部
232 受信サービス記憶部
240 UPnP制御部
242 サービス起動通知部
243 生存確認通知部
244 広報受信部
300、300a〜300d 情報処理装置
330 記憶部
331 提供サービス記憶部
332 受信サービス記憶部
340 UPnP制御部
342 サービス起動通知部
343 生存確認通知部
344 広報受信部
400、500、600 監視装置
900a〜900c 情報処理装置
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 情報処理装置制御プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 情報処理装置制御プログラム
1072 情報処理装置制御用データ
1080 バス
1100a〜1100d 情報処理装置
1200a〜1200d 情報処理装置
1300a〜1300d 情報処理装置
1400a〜1400d 情報処理装置
1500a〜1500d 情報処理装置
1600a〜1600d 情報処理装置
1700a〜1700d 情報処理装置
1800a〜1800d 情報処理装置
1900a〜1900d 情報処理装置

Claims (10)

  1. ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段と、
    前記サービスが新たに起動した場合に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手段と、
    前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記サービス起動通知手段は、前記サービスが新たに起動した場合に、当該の情報処理装置を識別するための装置識別番号を含むサービス起動通知情報を前記他の情報処理装置に通知し、該サービス起動通知情報に応答して前記サービス起動時広報情報の取得要求を受け付けた場合に、該取得要求を行った情報処理装置に前記サービス起動時広報情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生存確認通知手段は、前記サービス定時広報情報として、前記装置識別番号と、前記有効期限とを通知することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無と、二以上のサービスの組合せからなる複合サービスを提供する場合に該二以上のサービスが関連していることを示す関連識別番号とを記憶する提供サービス記憶手段と、
    新たなサービスが起動した場合に、前記提供サービス記憶手段から、前記新たなサービスと関連し、かつ、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが関連することを示す関連サービス広報情報を前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  5. ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御プログラムであって、
    前記サービスが新たに起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段から、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手順と、
    前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
  6. 前記サービス起動通知手順は、前記サービスが新たに起動した場合に、当該の情報処理装置を識別するための装置識別番号を含むサービス起動通知情報を前記他の情報処理装置に通知し、該サービス起動通知情報に応答して前記サービス起動時広報情報の取得要求を受け付けた場合に、該取得要求を行った情報処理装置に前記サービス起動時広報情報を通知することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置制御プログラム。
  7. 前記生存確認通知手順は、前記サービス定時広報情報として、前記装置識別番号と、前記有効期限とを通知することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置制御プログラム。
  8. ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御プログラムであって、
    新たなサービスが起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と、該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無と、二以上のサービスの組合せからなる複合サービスを提供する場合に該二以上のサービスが関連していることを示す関連識別番号とを記憶する提供サービス記憶手段から、前記新たなサービスと関連し、かつ、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが関連することを示す関連サービス広報情報を前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知手順
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。
  9. ネットワーク接続された他の情報処理装置に複数のサービスを提供する情報処理装置を制御する情報処理装置制御方法であって、
    前記サービスが新たに起動した場合に、前記サービスを識別するためのサービス識別番号と該サービスが起動中であるか否かを示す起動有無とを記憶する提供サービス記憶手段から、起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限である有効期限とを含むサービス起動時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知するサービス起動通知工程と、
    前記他の情報処理装置により該サービスが起動中であると認識される期限が経過する前に、前記提供サービス記憶手段から起動中である全てのサービスを検索し、検索されたサービスが起動中であることを示す情報と、前記有効期限とを含むサービス定時広報情報を、前記他の情報処理装置に通知する生存確認通知工程と
    を含んだことを特徴とする情報処理装置制御方法。
  10. 前記サービス起動通知工程は、前記サービスが新たに起動した場合に、当該の情報処理装置を識別するための装置識別番号を含むサービス起動通知情報を前記他の情報処理装置に通知し、該サービス起動通知情報に応答して前記サービス起動時広報情報の取得要求を受け付けた場合に、該取得要求を行った情報処理装置に前記サービス起動時広報情報を通知することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置制御方法。
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