JP2009217168A - 光ファイバ余長収納装置 - Google Patents

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Toshimitsu Kato
敏光 加藤
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Abstract

【課題】 スライド量に合わせて光ファイバ余長分を配設しておく必要のない光ファイバ余長収納装置を提供する。
【解決手段】 ラック等に取り付ける取付片10を備えたシャーシ1と、前方に引出可能にシャーシ1上に配置され、光ファイバ収容面2aを備えたスライドトレイ2とを有し、スライドトレイ2上にターンテーブル16を設けた。スライドトレイ2の下面にターンテーブル16の回転軸Mに連結された平歯車18を備え、シャーシ1上に平歯車18に係合する直線歯車11を前後方向に配設し、ターンテーブル16上にケーブル保持枠19を設けて光ファイバ5の余長分を巻回させ、スライドトレイ2の引出/収納操作によりターンテーブル16を回動させ、巻回させた光ケーブル5の前後端部の撓みを無くすことを可能とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光ファイバ配線が成されるラック等において、その余長分を収納する光ファイバ余長収納装置に関する。
光ファイバ配線が成されるラック等において、例えば引き出し可能なスプライスユニット等が搭載されている場合は、可動側のシャーシのスライド量を加味して、光ファイバ引き込み部に弛みを持たせている。また、光ファイバは、通常メンテナンスやシステムの拡張性も加味して、別途十分な余長分が確保されている。
この余長分は、そのままではスプライスユニット等をスライドする際の邪魔になるし、垂れ下がったりして周囲の機器操作の邪魔になり光ファイバが損傷する原因になるため、専用のスペースを設けて収納している。このような収納手段としては、例えば特許文献1に記載されたような光ファイバ収納トレイがあり、左右にレール部を設けて引き出し可能に構成され、前方の左右端部を光ファイバ入出線部とし内部全体を光ファイバ収容部としていた。
特開2001−24354号公報
しかしながら、上記特許文献1の光ファイバ収納トレイは光ファイバの余長分を良好に収納できるものの、光ファイバ入出線部が左右端部であり、引き出し量に合わせて他の引き出し可能なユニットと同様に左右に余長分を設けなければならず、やはり垂れ下がりが発生して配線作業等の邪魔になり、光ファイバを傷つける原因となっていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、スライド量に合わせて光ファイバ余長分を配設しておく必要のない光ファイバ余長収納装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ラック等に取り付けるための固定手段を備えたシャーシと、前方に引出可能に前記シャーシ上に配置され、光ファイバ収容面を形成したスライドトレイとを有し、前記スライドトレイは、前記光ファイバ収容面上にターンテーブルを備えると共に、前記光ファイバ収容面を介した下部に、前記ターンテーブルの回転軸に連結された歯車を備える一方、前記シャーシ上に前記歯車に係合する直線歯車を前後方向に配設し、前記ターンテーブル上に光ファイバ巻回手段を設けて光ファイバ余長分を巻回支持可能とし、前記スライドトレイの引出/収納操作により前記ターンテーブルが回動することを特徴とする。
この構成によれば、スライドトレイを引き出すことで光ファイバ余長分の収納操作をスムーズに行うことができる。そして、引出操作や押し込み操作に連動してターンテーブルが回転するので、スライドトレイの引出量に合わせて光ファイバ入出線部の光ファイバ長さを自動調整することが可能となり、スライドトレイのスライド量に応じた余長分を入出線部に設けておく必要がなくなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記スライドトレイは、前方に引き出し可能な引出片を前端部に備え、前記引出片上に前記光ファイバ収容面に前方から入出させる光ファイバを保持するためのクランプ手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、前面側にクランプ手段を設けても、ターンテーブルとクランプ手段の間を広げることができ、光ファイバ巻回操作をスムーズに行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記光ファイバ巻回手段は、前記ターンテーブルの点対称位置に一対配置され、前記光ファイバ巻回手段に巻回する光ファイバを、巻回途中で前記光ファイバ巻回手段の間を通過させて巻回方向を反転可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、スライドトレイのスライド操作により、巻回された光ファイバの一端が巻き戻される方向にターンテーブルが回転する場合は、光ファイバの他端も巻き戻される。そのため、スライドトレイを引き出し/押し込み操作した際に双方を同時に撓ませたり引き込んだりでき、光ファイバ入線部及び出線部の双方に余裕を持たせておく(余長分を設けておく)必要がなくなる。
本発明によれば、スライドトレイの引出操作や押し込み操作に連動してターンテーブルが回転するので、スライドトレイの引出量に合わせて光ファイバ入出線部の光ファイバ長さを自動調整させることが可能となる。そのため、ライドトレイのスライド量に応じた余長分を入出線部に設けておく必要がなくなる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は本発明に係る光ファイバ余長収納装置の一例を示し、図1はラック等に収納した状態の斜視図、図2は図1の状態で光ファイバを収納した平面図、図3は引き出した状態の斜視図、図4は図3の状態で光ファイバを収納した平面図である。
これらの図において、1はラック等に固定されるシャーシ、2はシャーシ1上で前後移動(図1の左下側が前方)可能なスライドトレイ、3はスライドトレイ2上で前後移動可能な引出片、4は光ファイバ収容部である。尚、図2、図4では収納する光ファイバ5を説明のため1本しか記載していないが、通常は複数本が収納される。
シャーシ1は、ラック等に本装置を取り付けるための取付片10を左右に備え、その取付片10,10間に平坦な底板1aが配設されている。この底板1a上にはスライドトレイ2に係合するラック状の直線歯車11が1本前後方向に配設され、取付片10から前方に突出した部位の左右端部には、左右側方から入出させる光ファイバ5を保持するための半円形状の側部ケーブルクランプ12が設置されている。
スライドトレイ2は、シャーシ1と略同一の奥行きを有し、直線歯車11を覆うようにシャーシ1上に配設されている。このスライドトレイ2の上面には光ファイバ収容面2aが形成され、左右側部にはシャーシ1の底板1aに当接する帯状の当接片14が前後方向に設けられている。この当接片14は、下方に一段下げて形成され、光ファイバ収容面2aと底板1aとの間に隙間を設けている。
そして、当接片14には長穴14aが形成され、長穴14aを介してシャーシ1にスライド可能にねじ13により連結されると共に、底板1aに固着された支持枠15により底板1a上に支持され、安定したスライドを可能としている。
尚、長穴14aは、スライドトレイ2全体を前方に十分引き出せるよう(ほぼ全体が取付片10より前方に出るよう)十分な長さで形成されている。
一方、スライドトレイ2の後部には、光ファイバ収容面2aの要部を成すターンテーブル16が設けられてている。このターンテーブル16は、この面に直交する回転軸Mを有し、回転軸Mはスライドトレイ2を貫通し、スライドトレイ2の下面に配置された図2(或いは図4)に示すような円盤状の平歯車18が連結されている。
平歯車18は底板1a上に設けられた直線歯車11と係合し、スライドトレイ2を前後動させることで回転するよう構成されている。詳しくは、スライドトレイ2を引き出す際は、図3の矢印Aに示すようにターンテーブル16が時計回転するよう、直線歯車11は配置されている。
ターンテーブル16上は光ファイバ収容部4を構成し、光ファイバ5の余長分を巻回するための略扇形のケーブル保持枠19がターンテーブル16の中心である回動軸Mを対称軸にして1対設置され、回転軸M上に光ファイバを保持するための中央ケーブルクランプ20が設けられている。また、ケーブル保持枠19は2重の巻回壁19a,19bを有し、光ケーブル5を2重に巻回可能としている。
一方、スライドトレイ2の前部にはコ字状の切り欠き22が設けられ、その切り欠き22に引出片3が配置されている。引出片3は、光ファイバ収容面2aと底板1aとの間に形成された空間に収容され、図3に示すように左右側部に前後に延びた長穴23が設けられ、この長穴23を介してスライドトレイ2にねじ21により連結され、前後にスライド可能となっている。
また、引出片3の前部には、前方から入出線される光ファイバ5を保持するための前面ケーブルクランプ24が取り付けられている。
このように構成された光ファイバ余長収納装置への光ファイバ5の収納操作は以下のようである。まず、図3に示すようにスライドトレイ2及び引出片3が引き出される。引き出す事により、シャーシ1がラック等に収容固定された状態でもターンテーブル16がラック枠等より前方に引き出され、光ファイバ5の巻回収納操作が可能となるし、ターンテーブル16と前面ケーブルクランプ24の間のスペースが拡大され、作業がし易くなる。
この状態で、図4に示すように側方から導入された光ファイバ5は、側部ケーブルクランプ12を通して入線し、ターンテーブル16に反時計方向に数回巻回した後、中央ケーブルクランプ20に通して反転操作し、時計方向に残りの余長分を巻回する。その後、前面ケーブルクランプ24から出線する。尚、このとき図4に示すように、ターンテーブル16上に巻回する際、その直前の光ファイバ5は僅かに撓みを設けておく。
こうして、光ファイバ5の余長分を収納する。また、他の光ファイバ5に対しても同様の操作で収納する。
そして、光ファイバ5の巻回収納操作が終了したら、引き出した状態の引出片3及びスライドトレイ2の本体を押し込み、シャーシ1上に収容させる。この押し込み操作で、ターンテーブル16は反時計方向に回転するため、側方から導入された光ファイバ5をターンテーブル内に巻き込むと共に、前方へ引き出した光ファイバ5も同時に巻き込み、図2に示すように弛みがなくなって収納される。尚、スライドトレイ2を引き出す際には、ターンテーブル16が逆回転するため、収納した状態で弛みが無くても良好に引き出しできる。
このように、スライドトレイを引き出すことで光ファイバ余長分の収納操作をスムーズに行うことができる。そして、引出操作や押し込み操作に連動してターンテーブルが回転するので、スライドトレイの引出量に合わせて光ファイバ入出線部の光ファイバ長さを自動調整させることができ、スライドトレイのスライド量に応じた余長分を入出線側に設けておく必要がなくなる。
また、前面ケーブルクランプを設けても、ターンテーブルと前面ケーブルクランプの間を広げることができ、光ファイバ巻回操作をスムーズに行うことができる。
そして、ターンテーブル上で途中で反転させて巻回することで、巻回された光ファイバの一端が巻き戻される方向にターンテーブルが回転する場合は、光ファイバの他端も巻き戻されるため、引き出し/押し込み操作した際に双方を撓ませたり引き込んだりでき、光ファイバ入線部及び出線部の双方に余裕を持たせておく必要がなくなる。
尚、上記実施形態は、ターンテーブル16上で巻回収納する際、途中で巻回方向を反転させているが、反転させなくても収納は可能である。但し、巻回方向はスライドユニット2を押し込み操作した際に、側部に設けた側部ケーブルクランプ12に保持された光ファイバ5の緩みが無くなる方向に巻回すると良く、収納時に左右の隙間に光ファイバ5の撓みが無くなるため、メンテナンス等の際に狭い空間に配設された光ファイバ5の入出線部を傷めるようなことが無くなる。
また、右側方の側部ケーブルクランプ12と一方の前面ケーブルクランプ24の間で光ファイバ5を配設しているが、左右側部の側部ケーブルクランプ12,12間で光ファイバ5を配設しても良いし、一対の前面ケーブルクランプ24,24間で配設しても良い。
更に、前面ケーブルクランプ24をスライド可能としているが、スライド不可としてもケーブルの巻回収納は可能である。
本発明に係る光ファイバ余長収納装置の一例を示し、スライドトレイを押し込んだ状態の斜視図である。 図1の装置に光ファイバを収納した平面説明図である。 図1のスライドトレイを引き出した状態の斜視図である。 図3の状態で光ファイバを収納した平面説明図である。
符号の説明
1・・シャーシ、1a・・底板、2・・スライドトレイ、2a・・光ファイバ収容面、3・・引出片、4・・光ファイバ巻回部、5・・光ファイバ、10・・取付片、11・・直線歯車、12・・側部ケーブルクランプ、15・・支持枠、16・・ターンテーブル、18・・平歯車(歯車)、19・・ケーブル保持枠(光ファイバ巻回手段)、24・・前面ケーブルクランプ。

Claims (3)

  1. ラック等に取り付けるための固定手段を備えたシャーシと、前方に引出可能に前記シャーシ上に配置され、光ファイバ収容面を形成したスライドトレイとを有し、
    前記スライドトレイは、前記光ファイバ収容面上にターンテーブルを備えると共に、前記光ファイバ収容面を介した下部に、前記ターンテーブルの回転軸に連結された歯車を備える一方、前記シャーシ上に前記歯車に係合する直線歯車を前後方向に配設し、
    前記ターンテーブル上に光ファイバ巻回手段を設けて光ファイバ余長分を巻回支持可能とし、
    前記スライドトレイの引出/収納操作により前記ターンテーブルが回動することを特徴とする光ファイバ余長収納装置。
  2. 前記スライドトレイは、前方に引き出し可能な引出片を前端部に備え、前記引出片上に前記光ファイバ収容面に前方から入出させる光ファイバを保持するためのクランプ手段を備えた請求項1記載の光ファイバ余長収納装置。
  3. 前記光ファイバ巻回手段は、前記ターンテーブルの点対称位置に一対配置され、前記光ファイバ巻回手段に巻回する光ファイバを、巻回途中で前記光ファイバ巻回手段の間を通過させて巻回方向を反転可能とした請求項1又は2記載の光ファイバ余長収納装置。
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