JP2009214992A - 搬送物仕分け装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送用カセットに収納される複数種別の基板を、効率良く、その種別ごとに収納用カセットに仕分ける搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送用収納部に収納された、複数の被搬送物を、当該被搬送物の種別に応じた格納用収納部に収納する搬送物仕分け装置であって、搬送用収納部を積載する載置台を有する搬送台車と、搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶する記憶手段と、搬送配列情報に基づいて、搬送台車を搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させる搬送台車移動手段と、搬送台車が積載する搬送用格納部から、搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の格納用収納部に収納される種別の被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させる被搬送物移載手段と、を備えることを特徴とする搬送物仕分け装置。
【選択図】図1
【解決手段】搬送用収納部に収納された、複数の被搬送物を、当該被搬送物の種別に応じた格納用収納部に収納する搬送物仕分け装置であって、搬送用収納部を積載する載置台を有する搬送台車と、搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶する記憶手段と、搬送配列情報に基づいて、搬送台車を搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させる搬送台車移動手段と、搬送台車が積載する搬送用格納部から、搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の格納用収納部に収納される種別の被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させる被搬送物移載手段と、を備えることを特徴とする搬送物仕分け装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、搬送物仕分け装置の制御に関する。
従来、基板などの製造、加工過程において、効率良く基板などの被搬送物を搬送し、または収納用カセットに収納するシステムが提案されている(例えば、特許文献1から特許文献3)。
ここで、基板の搬送過程では、複数枚の異なる種別の基板がひとつの収納カセットに収納され、そのカセットが搬送される場合がある。複数種別の基板が混在して収納された収納カセットは、後のいずれかの工程において、その種別ごとに基板を並べ替えるか、その種別ごとに基板を別の収納カセットに移し替えるなどの処理が必要となる。
ここで、基板の搬送過程では、複数枚の異なる種別の基板がひとつの収納カセットに収納され、そのカセットが搬送される場合がある。複数種別の基板が混在して収納された収納カセットは、後のいずれかの工程において、その種別ごとに基板を並べ替えるか、その種別ごとに基板を別の収納カセットに移し替えるなどの処理が必要となる。
そこで、従来技術による搬送装置は、図5に示すように、複数種別が混在して収納された収納カセットであるソースカセットSの前に配置された搬送台車103と、ソースカセットSから基板を取り出すアーム105と、複数の収納用カセット(例えば、収納用カセット10−1から収納用カセット10−8)に沿うように予め敷設されたレール上を搬送台車103が移動するための搬送駆動部102を有している。
アーム105は、ソースカセットSから、例えば、最も上部にある基板を取り出して保持する。そして、搬送駆動部102が搬送台車103を駆動させ、対応する種別の基板を収納するための収納用カセットの前で停止させる。そして、アーム105は、保持していた基板を収納用カセットに収納する。
そして、搬送駆動部102は、搬送台車103をソースカセットSの前に再び移動させる。そして、アーム105は、2枚目の基板をソースカセットSから取り出して保持する。そして、搬送駆動部102は、2枚目の基板の種別に対応する収納用カセットの前に搬送台車103を移動させる。そして、アーム105は、2枚目の基板を、収納用カセット10−2に収納させる。このように、搬送駆動部102が搬送台車103を駆動させてソースカセットSと収納用カセットとの間を往復して、ソースカセットSに収納された全ての基板を一枚ずつ運び、種別ごとに対応する収納用カセットに収納する。
特開2006−310471号公報
特開2007−1716号公報
特開2007−36227号公報
しかしながら、上述の搬送装置では、基板1枚を取り出すために、ソースカセットSと、収納用カセットとの間を往復しなければならない。このため、仕分ける基板の数が多い場合や、基板の種別が多く収納用カセットが多量に存在する場合は、ソースカセットSと収納用カセットとの間を往復する回数が増えたり移動距離が増えたりして、その分、時間と動力も必要であった。
また、上述の特許文献1から特許文献3は、このような複数の基板が収納された搬送カセットから、種別の異なる基板ごとに仕分けて収納するような方法に言及されているものではない。
また、上述の特許文献1から特許文献3は、このような複数の基板が収納された搬送カセットから、種別の異なる基板ごとに仕分けて収納するような方法に言及されているものではない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、搬送用カセットに収納される複数種別の基板を、効率良く、その種別ごとに収納用カセットに仕分ける搬送装置を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、搬送用収納部に収納された、複数の被搬送物を、当該被搬送物の種別に応じた格納用収納部に収納する搬送物仕分け装置であって、
搬送用収納部を積載する載置台を有する搬送台車と、搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶する記憶手段と、搬送配列情報に基づいて、搬送台車を搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させる搬送台車移動手段と、搬送台車が積載する搬送用格納部から、搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の格納用収納部に収納される種別の被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させる被搬送物移載手段と、を備えることを特徴とする。
搬送用収納部を積載する載置台を有する搬送台車と、搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶する記憶手段と、搬送配列情報に基づいて、搬送台車を搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させる搬送台車移動手段と、搬送台車が積載する搬送用格納部から、搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の格納用収納部に収納される種別の被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させる被搬送物移載手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、搬送用収納部に収納された複数の被搬送物ごとに種別を検出し、搬送配列情報を生成し、記憶手段に記憶させる種別検出手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明は、記憶手段は、格納用収納部に収納される搬送物の種別を示す情報である収納配列情報を予め記憶し、搬送用収納部移動手段は、収納配列情報と、搬送配列情報とに基づいて、搬送用収納部を移動させることをさらに特徴とする。
本発明は、搬送用収納部に収納された、複数の被搬送物を、当該被搬送物の種別に応じた格納用収納部に収納する搬送物仕分け方法であって、搬送台車が、載置台に搬送用収納部を積載し、記憶手段が、搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶し、搬送台車移動手段が、搬送配列情報に基づいて、搬送台車を搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させ、被搬送物移載手段が、搬送台車が積載する搬送用格納部から、搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の格納用収納部に収納される種別の被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、搬送台車に載置台を設け、ここに搬送用収納部を積載して搬送台車が移動し、搬送用収納部に収納された被搬送物を、順次収納部に収納していくようにしたので、複数の基板を搬送する場合にも、搬送用収納部に都度基板を取りに行くことなく、収納部との間を往復せずに、被搬送物を収納部に仕分けることができる。
さらに、本発明によれば、搬送用収納部に収納される被搬送物の種別を検出し、検出した種別情報に基づいて収納処理を行うようにしたので、予め種別情報を記憶させておくことなく、仕分け処理を行うことができる。
さらに、収納部に収納される搬送物の種別を示す情報である搬送配列情報を予め記憶し、搬送配列情報と、搬送配列情報とに基づいて、搬送用収納部を移動させるようにしたので、搬送台車を現在位置から近い順に移動させ、収納処理を行わせることができる。
さらに、本発明によれば、搬送用収納部に収納される被搬送物の種別を検出し、検出した種別情報に基づいて収納処理を行うようにしたので、予め種別情報を記憶させておくことなく、仕分け処理を行うことができる。
さらに、収納部に収納される搬送物の種別を示す情報である搬送配列情報を予め記憶し、搬送配列情報と、搬送配列情報とに基づいて、搬送用収納部を移動させるようにしたので、搬送台車を現在位置から近い順に移動させ、収納処理を行わせることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態による搬送物仕分け装置は、複数種別の基板を搬送して、それぞれに対応する収納用カセットに基板を仕分けて収納する基板仕分け装置である。
図1は、本実施形態による基板仕分け装置を示す概念図である。本実施形態による基板仕分け装置は、搬送用カセット8を載置した載置台13を有する搬送台車3が、複数の収納用カセットを沿うように敷設されたレール14上を移動し、搬送台車3が有するアーム5が、搬送用カセット8に収納された基板を収納対象となる収納用カセットに移載する。
本実施形態による搬送物仕分け装置は、複数種別の基板を搬送して、それぞれに対応する収納用カセットに基板を仕分けて収納する基板仕分け装置である。
図1は、本実施形態による基板仕分け装置を示す概念図である。本実施形態による基板仕分け装置は、搬送用カセット8を載置した載置台13を有する搬送台車3が、複数の収納用カセットを沿うように敷設されたレール14上を移動し、搬送台車3が有するアーム5が、搬送用カセット8に収納された基板を収納対象となる収納用カセットに移載する。
図2は、本実施形態による基板仕分け装置の構成を示すブロック図である。基板仕分け装置は、制御部1と、搬送駆動部2と、搬送台車3と、アーム駆動部4と、アーム5と、記憶部7と、複数の基板(基板9−1、基板9−2、・・・)が予め収納される搬送用カセット8と、種別ごとに基板を収納するための複数の収納用カセット(収納用カセット10−1、収納用カセット10−2、・・・)と、載置台13とを備えている。
制御部1は、本装置の主制御部であり、記憶部7から搬送配列情報を読み出して、読み出した搬送配列情報に基づいて搬送駆動部2とアーム駆動部4とに動作命令情報を出力する。ここで、記憶部7に記憶された搬送配列情報とは、搬送用カセット8に積層して収納される全ての基板について、いずれの基板がいずれの種別であるかを示す情報の配列情報である。例えば、本実施形態では、搬送用カセット8には、図3に示すように、複数枚の異なる型の基板が収納される。図3は、搬送用カセット8の内部に、支持ピン15によってラック状の収納スペースが形成され、6枚の基板が収納された様子を示している。ここで、基板とは、例えば、ガラス基板である。種別とは、基板の種別であり、例えば、大きさ、材質、用途などで異なる型に区別される。以下、基板の種別として、A、B、C、D、E、F、G、Hと分類される8種別の基板があり、それぞれの英文字を種別識別情報として説明する。
図3に示される搬送用カセット8には、基板9−1(種別:A)、基板9−2(種別:H)、基板9−3(種別:A)、基板9−4(種別:B)、基板9−5(種別:D)、基板9−6(種別:E)の6枚の基板が収納されている。すなわち、図3の例では、A、B、D、E、Hの5種別の基板が収納されており、このうち、種別Aについては、基板9−1と基板9−3との同一種別の基板が2枚収納されていることを示している。このとき、記憶部7が記憶する搬送配列情報は、「A、H、A、B、D、E」との情報である。
記憶部7には、さらに、収納配列情報が予め記憶される。収納配列情報は、収納用カセットのそれぞれに対応して、いずれの種別の基板を収納する収納用カセットであるかを示す情報である。上述のように、本実施形態では、収納配列情報は、「A、B、C、D、E、F、G、H」との8要素の情報である。
収納用カセット10−1(種別:A)、収納用カセット10−2(種別:B)、収納用カセット10−3(種別:C)、収納用カセット10−4(種別:D)、収納用カセット10−5(種別:E)、収納用カセット10−6(種別:F)、収納用カセット10−7(種別:G)、収納用カセット10−8(種別:H)には、予め定められた種別の基板が、アーム5によってそれぞれ収納される。
搬送台車3が、上述の8箇所の収納用カセットを沿うように予め敷設されたレール上を移動する。搬送台車3は、搬送駆動部2によって移動させられる。搬送駆動部2は、搬送台車3を移動させるための、例えば、モータである。搬送駆動部2は、例えば、予め定められたPtoP型パルスのパルス数によって、搬送台車3をいずれの位置まで移動させる。搬送台車3には、載置台13と、アーム駆動部4と、アーム5とが搭載される。載置台13は、搬送用カセット8を積載する台である。アーム駆動部4は、制御部1から出力された動作命令情報に基づいて、アーム5を駆動させる。アーム5は、搬送用カセット8に収納された基板を取り出し、保持し、収納用カセットに収納する。
次に、図4に示されるフローチャートを参照して、本発明による基板仕分け装置が、基板の種別に基づいて仕分けを行う動作例を説明する。
まず、制御部1が、記憶部7に予め記憶された収納配列情報を読み出す(ステップS1)。上述のように、本実施形態では、収納配列情報は、「A、B、C、D、E、F、G、H」との8要素の情報である。そして、制御部1は、記憶部7から、搬送配列情報を読み出して、収納配列情報の1番目の要素に対応する種別情報が、搬送配列情報にあるか否かを判定する。すなわち、制御部1は、種別がAである情報が、搬送配列情報にあるか否かを判定する(ステップS2)。
まず、制御部1が、記憶部7に予め記憶された収納配列情報を読み出す(ステップS1)。上述のように、本実施形態では、収納配列情報は、「A、B、C、D、E、F、G、H」との8要素の情報である。そして、制御部1は、記憶部7から、搬送配列情報を読み出して、収納配列情報の1番目の要素に対応する種別情報が、搬送配列情報にあるか否かを判定する。すなわち、制御部1は、種別がAである情報が、搬送配列情報にあるか否かを判定する(ステップS2)。
上述の通り、搬送配列情報は、本実施形態では図4に示す状態であるので、記憶部7が記憶する搬送配列情報は、「A、H、A、B、D、E」との6要素の情報である。すなわち、搬送配列情報は、種別Aの要素を含んでいるので、搬送用カセット8を載置台13に積載した搬送台車3は、搬送駆動部2によって、種別Aが割り当てられた収納用カセット10−1の前に移動させられる(ステップS3)。
そして、アーム5は、アーム駆動部4によって動作させられ、搬送用カセット8から、搬送配列情報のうち、種別がAである1番目の要素に対応する基板9−1を取り出す。そして、アーム5は、取り出した基板9−1を、収納用カセット10−1に収納する(ステップS4)。そして、制御部1は、搬送配列情報に、種別がAである基板が他にまだあるか否かを判定する(ステップS5)。搬送配列情報は、3番目の要素が種別Aであるので(ステップS5−YES)、制御部1は、3番目の要素に対応する基板9−3を、移載対象物として判定する。そして、アーム5は、アーム駆動部4によって駆動させられ、基板9−3を搬送用カセット8から取り出し、収納用カセット10−1に収納する。
そして、制御部1は、ふたたび、搬送配列情報に種別がAである基板がまだあるか否かを判定する(ステップS5)。搬送配列情報には、種別がAである要素は他にないので、次のステップへ進む(ステップS5−NO)。制御部1は、全ての搬送配列情報を読み出したか否かを判定する(ステップS6)。制御部1は、収納配列情報の全ての要素について、搬送配列情報に存在するか否かの判定をしていれば、ステップS7にすすむ。ここでは、まだ全ての要素について判定していないので、ステップS2にもどる。
制御部1は、収納配列情報の2番目の要素を読み出す。すなわち、種別Bの情報が読み出される。そして、制御部1は、搬送配列情報に、種別Bの情報があるか否かを判定する(ステップS2)。搬送配列情報の4番目の要素がBであるので、制御部1は、ステップ3に進む(ステップS2−YES)。搬送駆動部2は、搬送台車3を移動させ、種別Bの基盤を収納する収納用カセット10−2の前で停止させる(ステップS3)。そして、アーム5は、搬送用カセット8から、種別Bの基板である基板9−4を取り出し、収納用カセット10−2に収納させる(ステップS4)。
以下、ステップS2からステップS6の処理を繰り返し、基板9−5(種別:D)、基板9−6(種別:E)、基板9−2(種別:H)の順番に、対応する収納用カセットに収納する。制御部1は、収納配列情報の全ての種別情報について、ステップS2からステップS6までの処理を行うと、制御部1は、ステップS7にすすむ。搬送駆動部2は、搬送台車3を、処理の終端地点である図1に示すP点まで移動させる(ステップS7)。
なお、本実施形態の説明では、搬送用カセット8には6枚の基板が収納されているとしたが、それ以上の枚数でもそれ以下の枚数の基板でも良く、例えば20枚から30枚程度など、収納用カセットの収納可能枚数は自由に定めてよい。
なお、本実施形態の説明では、制御部1が記憶部7から収納配列情報と搬送配列情報とを読み出し、搬送駆動部2とアーム駆動部4とに動作命令情報を出力するとしたが、搬送駆動部2とアーム駆動部4とが、それぞれ記憶部7から情報を読み出す構成としても良い。
また、本実施形態の説明では、記憶部7が予め基板情報を記憶することとしたが、基板情報読取部を設けて、この基板情報読取部が、予め搬送用カセット8に収納された被搬送物の情報を読み取って、記憶部7に記憶させる構成としても良い。この場合、それぞれの基板には、例えば、予め種別情報などの基板情報を読取可能なバーコードなどを貼付しておき、基板情報読取部は、このバーコードを読み取ることで基板情報を取得する。この際、基板情報を判定するために用いるのはバーコードでなくともよく、例えば、2次元コードや、基板情報を記憶させたICタグを用いても良い。
また、本実施形態の説明では、搬送駆動部2は、PtoP型パルスのパルス数によって、搬送台車3を移動させる位置を判定するとしたが、例えば、搬送台車3に受光部を設け、それぞれの収納用カセットに光照射部を設けて、搬送台車3が移動中に、光照射部が照射する光を、受光部が受光することによって、移動位置を決定しても良い。
また、記憶部7に、収納用カセットが設置された位置情報と種別情報とを対応付けて予め記憶させ、さらに、搬送台車3の現在位置情報を計測する位置計測手段を備えて、収納用カセットの位置情報と、搬送台車3の位置情報とが一致する場合に、収納用カセットに対応する種別の基板を移載する構成としても良い。ここで、位置情報は、GPS(Global Positioning System)や、上述のPtoP型パルスのパルス数の履歴情報などにより判定すれば良い。
また、収納カセット毎に付与された種別情報を記憶する記録媒体から、格納対象となる収納用カセットの種別情報を読み出し、搬送用カセットに収納された基板の種別を識別する種別情報を取得し、読み出した収納用カセットの種別情報に対応する種別である基板が搬送用カセットに収納されているか否かを、自身の搬送用カセットに収納された基板を示す搬送情報配列を記憶する記憶部を参照して判定し、判定結果に基づいて、搬送用カセットに対応する種別の基板が収納されている場合に、移載するようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、搬送台車3に載置台13を設け、ここに搬送用カセット8を積載して搬送台車3が移動し、搬送用カセット8に収納された基板を、順次収納用カセットに収納していくようにしたので、レール14の上を往復せずに、基板をそれぞれの種別に対応する収納用カセットに仕分けることができる。
さらに、本実施形態によれば、搬送用カセット8に収納される複数の基板の種別を検出し、検出した種別情報に基づいて収納処理を行うようにしたので、予め種別情報を記憶させておくことなく、仕分け処理を行うことができる。
さらに、収納用カセットに収納される基板の種別を示す情報である搬送配列情報を予め記憶し、搬送配列情報と、搬送配列情報とに基づいて、搬送用カセット8を移動させるようにしたので、搬送用カセット8を現在位置から近い順に移動させ、収納処理を行わせることができる。
さらに、本実施形態によれば、搬送用カセット8に収納される複数の基板の種別を検出し、検出した種別情報に基づいて収納処理を行うようにしたので、予め種別情報を記憶させておくことなく、仕分け処理を行うことができる。
さらに、収納用カセットに収納される基板の種別を示す情報である搬送配列情報を予め記憶し、搬送配列情報と、搬送配列情報とに基づいて、搬送用カセット8を移動させるようにしたので、搬送用カセット8を現在位置から近い順に移動させ、収納処理を行わせることができる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより基板仕分けを行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1 制御部
2 搬送駆動部
3 搬送台車
4 アーム駆動部
5 アーム
7 記憶部
8 搬送用カセット
9 基板
10 収納用カセット
13 載置台
14 レール
15 支持ピン
102 搬送駆動部
103 搬送台車
105 アーム
S ソースカセット
2 搬送駆動部
3 搬送台車
4 アーム駆動部
5 アーム
7 記憶部
8 搬送用カセット
9 基板
10 収納用カセット
13 載置台
14 レール
15 支持ピン
102 搬送駆動部
103 搬送台車
105 アーム
S ソースカセット
Claims (4)
- 搬送用収納部に収納された、複数の被搬送物を、当該被搬送物の種別に応じた格納用収納部に収納する搬送物仕分け装置であって、
前記搬送用収納部を積載する載置台を有する搬送台車と、
前記搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶する記憶手段と、
前記搬送配列情報に基づいて、前記搬送台車を前記搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させる搬送台車移動手段と、
前記搬送台車が積載する搬送用格納部から、前記搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の前記格納用収納部に収納される種別の前記被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させる被搬送物移載手段と、
を備えることを特徴とする搬送物仕分け装置。 - 前記搬送用収納部に収納された複数の被搬送物ごとに種別を検出し、前記搬送配列情報を生成し、前記記憶手段に記憶させる種別検出手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の搬送物仕分け装置。 - 前記記憶手段は、前記格納用収納部に収納される搬送物の種別を示す情報である収納配列情報を予め記憶し、
前記搬送用収納部移動手段は、前記収納配列情報と、前記搬送配列情報とに基づいて、前記搬送用収納部を移動させる
ことをさらに特徴とする搬送物仕分け装置。 - 搬送用収納部に収納された、複数の被搬送物を、当該被搬送物の種別に応じた格納用収納部に収納する搬送物仕分け方法であって、
搬送台車が、載置台に前記搬送用収納部を積載し、
記憶手段が、前記搬送用収納部に収納される複数の被搬送物のそれぞれの種別を示す情報である搬送配列情報を記憶し、
搬送台車移動手段が、前記搬送配列情報に基づいて、前記搬送台車を前記搬送配列情報に対応する格納用収納部の近傍に移動させ、
被搬送物移載手段が、前記搬送台車が積載する搬送用格納部から、前記搬送台車移動手段により移動させられた位置近傍の前記格納用収納部に収納される種別の前記被搬送物を取り出し、当該格納用収納部に移載させる
ことを特徴とする搬送物仕分け方法。
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