JP2009214654A - 自動車の前部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、衝突時のフロントタイヤの向きの変位を確実に防止し、フロントタイヤからの荷重伝達性能の悪化、ひいては車体後部側への荷重伝達性能の悪化を抑制することができる自動車の前部構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ヒンジピラー3及びサイドシル13前端部の前方に距離をおいてフロントタイヤWが配設される自動車の前部構造であって、前突検知センサSEを備えるとともに、該前突検知センサSEが前突を検知した際に、フロントタイヤWに接近する位置に移動し、該フロントタイヤWの向きの変位を拘束する拘束部材70を備えた。
【選択図】図5
【解決手段】ヒンジピラー3及びサイドシル13前端部の前方に距離をおいてフロントタイヤWが配設される自動車の前部構造であって、前突検知センサSEを備えるとともに、該前突検知センサSEが前突を検知した際に、フロントタイヤWに接近する位置に移動し、該フロントタイヤWの向きの変位を拘束する拘束部材70を備えた。
【選択図】図5
Description
この発明は、ヒンジピラー及びサイドシル前端部の前方に距離をおいてフロントタイヤが配設される自動車の前部構造に関する。
従来から、車両の前突時において、エンジンやトランスミッション等からなるパワープラントがダッシュパネルに向かって後退することを抑制するための構造が提案されている。
例えば、下記特許文献1では、ヒンジピラーの下端部に接合されたサイドシル前端にストッパ部を設け、前突時、後退したフロントタイヤをストッパ部に当接させるようにしたものが開示されている。下記特許文献1では、衝突時の衝撃荷重をフロントタイヤやサイドシルを介して車体後部側に分散させることを可能にしており、これによって前記パワープラントへ入力される衝撃エネルギーを減少させ、その後退を抑制している。
また、下記特許文献1では、前突時においてフロントタイヤの後部が車内側または外側に変位して、相互にハの字状に変位することを前記ストッパ部で抑制している。これにより、前突時におけるフロントタイヤとサイドシルとの間の荷重伝達が良好になされるようにして、荷重伝達性能が悪化することを抑制している。
実開昭59−105581号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来構造では、前記ストッパ部がフロントタイヤの変位を抑制すべく機能するのが、フロントタイヤがある程度後退してからになってしまう。
このため、上述したようなストッパ部を設けたとしても、このストッパ部に当接するまでに既にフロントタイヤが変位してしまっている虞があり、上述した従来構造では、荷重伝達性能の悪化を十分に抑制できない可能性がある。
この発明は、衝突時のフロントタイヤの向きの変位を確実に防止し、フロントタイヤからの荷重伝達性能の悪化、ひいては車体後部側への荷重伝達性能の悪化を抑制することができる自動車の前部構造を提供することを目的とする。
この発明の自動車の前部構造は、ヒンジピラー及びサイドシル前端部の前方に距離をおいてフロントタイヤが配設される自動車の前部構造であって、前突検知手段を備えるとともに、該前突検知手段が前突を検知した際に、前記フロントタイヤに接近する位置に移動し、該フロントタイヤの向きの変位を拘束する拘束手段を備えたものである。
この構成によれば、前突検知手段による前突の検知によって、拘束手段がフロントタイヤに近接し、その変位を早期に拘束するため、前突時のフロントタイヤの変位を確実に防止でき、フロントタイヤからの荷重伝達性能の悪化、ひいては車体後部側への荷重伝達性能の悪化を抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、前記拘束手段が、前記フロントタイヤの側面をガイドするガイド部材を備えるものである。
この構成によれば、フロントタイヤの側面をガイドするようにすることで、フロントタイヤの向きの変位をより確実に防止できる。
この発明の一実施態様においては、サスペンションの緩衝装置を構成するダンパーを支持するサスペンションダンパー支持部の前部近傍において、フロントサイドフレーム部に、衝突時に車外側に向けて折曲される横折れ部が形成される構造であって、前記ガイド部材が前記フロントタイヤの後部かつ内側に配置されるものである。
この構成によれば、フロントサイドフレーム部の車外側への折曲によって、フロントサイドフレーム部がサスペンションのダンパーに前方から当接する場合、フロントタイヤは、その後端が車内側に向けて変位し易くなるものの、ガイド部がフロントタイヤの後部かつ内側に配置されるようにすることで、その変位をより確実に防止できる。
この発明の一実施態様においては、サスペンションの緩衝装置を構成するダンパーを支持するサスペンションダンパー支持部の前部近傍において、フロントサイドフレーム部に、衝突時に車外側に向けて折曲される横折れ部が形成される構造であって、前記ガイド部材が前記フロントタイヤの後部かつ外側に配置されるものである。
この構成によれば、フロントサイドフレーム部の車外側への折曲によって、フロントサイドフレーム部がサスペンションのダンパーに後方から当接する場合、フロントタイヤは、その後端が車外側に向けて変位し易くなるものの、ガイド部がフロントタイヤの後部かつ外側に配置されるようにすることで、その変位をより確実に防止できる。
この発明の一実施態様においては、前記拘束手段が、前記フロントタイヤの後面と接触し、該フロントタイヤの後退を抑制する後退抑制部を備えるものである。
この構成によれば、フロントタイヤに入力される衝撃荷重を早期にヒンジピラー及びサイドシル(車体フレーム)側に伝達させることができ、フロントタイヤから車体フレームに伝達される衝撃荷重を増大させることができる。
この発明の一実施態様においては、前記拘束手段が前記サイドシルに取付けられるものである。
この構成によれば、フロントタイヤから入力される衝撃荷重を直接的にサイドシルに入力させることができ、結果として衝撃荷重を車体フレーム側へ効率的に伝達させることができる。
この発明によれば、前突検知手段による前突の検知によって、拘束手段がフロントタイヤに近接し、その変位を早期に拘束するため、前突時のフロントタイヤの変位を確実に防止でき、フロントタイヤからの荷重伝達性能の悪化、ひいては車体後部側への荷重伝達性能の悪化を抑制することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1に示すように(適宜、図2、図3を参照)、本実施形態に係る自動車1においては、ダッシュパネル2の左右両端部にそれぞれ、上下方向に延び、フロントドア(図示せず)が枢支されるヒンジピラー3(一方のみ図示されている)が設けられている。
図1に示すように(適宜、図2、図3を参照)、本実施形態に係る自動車1においては、ダッシュパネル2の左右両端部にそれぞれ、上下方向に延び、フロントドア(図示せず)が枢支されるヒンジピラー3(一方のみ図示されている)が設けられている。
左右のヒンジピラー3の上端部側からはそれぞれ前方にエプロンレインフォースメント4、4が延びている。
エプロンレインフォースメント4、4に対して平面視でほぼ平行に、かつ車幅方向内方に離間した位置で、フロントサイドフレーム5、5が車体前後方向に延びている。
車幅方向でエプロンレインフォースメント4とフロントサイドフレーム5との間には、前輪用のホイールハウス6が設けられている。
フロントサイドフレーム5及びエプロンレインフォースメント4の前端部には、これらに跨って平板状のプレート7、7が取付けられている。左右のプレート7、7間には、クラッシュボックス8、8を介して、車幅方向に延びるバンパレインフォースメント9が取付けられている。クラッシュボックス8、8は、前後方向の衝撃荷重が入力されたときに車体前後方向に圧縮変形するように構成されている。
ダッシュパネル2の下部は、後方へ湾曲して、下端部がフロアパネル10の前端部に接合されており、フロントサイドフレーム5の後部側は、ホイールハウス6の側方において下方に湾曲し、後端部が、フロアパネル10の下面側で車体前後方向に延びるフロアフレーム12の前端部に接続されている(図2参照)。フロアフレーム12は、断面ハット状の形状をしており、フロアパネル10とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。
また、ヒンジピラー3の下端部から後方にサイドシル13が延びている。サイドシル13は、車体前後方向に延びる閉断面構造とされている。
ところで、図1、図2からわかるように、ホイールハウス6の上部には、サスペンション30の上部側が支持されるサスペンションタワー部6aが、ホイールハウスインナパネル19をタワー状に上方に膨出させることにより形成されている。
ここで、サスペンション30及びその取付構造について簡単に説明しておくと、図2に示すように、サスペンション30の下方には、サスペンション30の下部側を支持するサスペンション支持フレーム20が設けられている。このサスペンション支持フレーム20は、フロントサイドフレーム5、5やフロアパネル10の前端側に設けられたクロスメンバ(図示せず)に、ブラケットやマウントラバー等を介して取付けられている。
サスペンション30は、ダブルウィッシュボーン式のものであり、ヒンジピラー3及びサイドシル13前端部の前方に距離をおいて配設すべくフロントタイヤW(ホイール)を回転自在に支持するホイールサポート(図示せず)と、上下に離間して配置されたアッパアーム32及びロアアーム33と、緩衝装置34とを有している。
ホイールハウスインナパネル19におけるサスペンションタワー部6a部分の反エンジンルーム側の面には、サスペンション支持部材21、22が取付けられている。
アッパアーム32は、車幅方向内端部が、ブラケット21、22に支持された車体前後方向に延びる軸部材32A、32Aを中心として回動可能に取付けられている。
一方、車幅方向外端部は、ホイールサポートにボールジョイントを介して取付けられている。
ロアアーム33は、車幅方向内端部が、サスペンション支持フレーム20に、車体前後方向に延びる軸部材を中心として回動可能に取付けられている。一方、車幅方向外端部は、ホイールサポートにボールジョイントを介して取付けられている。
緩衝装置34は、ダンパー35と、コイルスプリング36とを有している。ダンパー35は、上端部がサスペンションタワー部6aのトップ部6a′に固定され、下端部がロアアーム33の車幅方向中間部に、車体前後方向に延びる軸部材を中心として揺動可能に取付けられている。コイルスプリング36は、ダンパー35に伸縮可能に取付けられている。
次に、フロントサイドフレーム5の構造について詳しく説明する。
フロントサイドフレーム5は、車体前後方向に延びる略四角形の閉断面を有しており、図1、図2からわかるように、サスペンションタワー部6aよりも前方の部分5Aと、後方部分5Bとで構成されている。
フロントサイドフレーム5は、車体前後方向に延びる略四角形の閉断面を有しており、図1、図2からわかるように、サスペンションタワー部6aよりも前方の部分5Aと、後方部分5Bとで構成されている。
前方部分5Aを構成する部材と、後方部分5Bを構成する部材とは、異なる素材が用いられている。例えば、前方部分5Aを構成する部材は、平常時における剛性を保ちつつ、衝撃荷重が入力されときには蛇腹折れ状に圧縮変形可能なように、例えばハイテンション材等の素材を用いて形成されている。一方。後方部分5Bを構成する部材は、例えば、素材の厚みを厚くすることで、車体前方からの衝撃荷重に対する耐荷重が前方部分5Aよりも大きくなるように構成され、圧縮変形が生じにくくされている。
また、前方部分5Aの外側部材51及び内側部材52の各側面部51a、52aには、前端から所定位置まで車体前後方向に延びるビード51b、52bが形成されている。
その場合に、外側部材51のビード51bは、図2に示すように、該部材51の前端からエンジンマウントEMの前端の若干前方まで設けられているのに対し、内側部材52のビード52bは、外側部材51のビード51bよりも後方まで延びて、エンジンマウントEMの後端付近にまで達している。したがって、フロントフレーム5は、内側部材52にのみビード52bが存在する部位においては、車外側部分よりも車内側部分の方が、車体前後方向に対する圧縮剛性が高くなっている。
また、フロントサイドフレーム5は、車体前後方向においてサスペンションタワー部6aの前端近傍(外側部材51のビード51bの後端の位置)からサスペンションタワー部6aのトップ部6a′の前端付近(内側部材52のビード52bの後端位置)にかけて、幅(車幅方向長)及び断面積が徐々に小さくなっている。したがって、フロントフレーム5は、車体前方から衝撃荷重が作用したときに、外側部材51のビード51bの後端の位置において、車外側に折曲しやすくなっている。そして、これにより、外側部材51のビード51bの後端の位置に、車外側への折曲予定部T1が構成されている。
また、フロントサイドフレーム5には、サスペンションタワー6aの前端近傍において、エンジンマウントEMの取付部が設けられている。したがって、この取付部の近傍部位(外側部材51のビード51bの後端位置と、内側部材52のビード52bの後端位置との間)は、図示しない補強部材により補強されており、フロントサイドフレーム5の前後方向への圧縮変形が抑制されると共に、車幅方向への移動が規制される。一方、その後方側は、後述するように車外側へ突出するように膨らむ、したがって、内側部材52のビード52bの後端の位置(エンジンマウントEM取付部の後端付近)に、折曲予定部T2が構成される。
また、後述する補強部材60の前端に対応する位置においては、フロントサイドフレーム5に剛性差が生じる。したがって、車体前方から衝撃荷重が作用したときに、この位置において折曲しやすくなる。したがって、この位置に、車外側への折曲予定部T3が構成される。
また、図2に示すように、外側部材51の側面部51aには、湾曲部5aの途中部分において、上下方向に延びるビード51eが形成されている。このビード51eは、車幅方向内方に凹んでおり、後述するように車体前方から衝撃荷重がフロントサイドフレーム5に加わったときに、このビード51eを起点として、その前方部分が車外側に折れ曲がるようになっている。すなわち、ビード51eにより折曲予定部T4が構成されている。
フロントサイドフレーム5は、前述したように後部側に下方への湾曲部5aが設けられているが、衝撃荷重がフロントサイドフレーム5の前端部に入力されたときにこの湾曲部5aに折れが生じるのを防止する必要がある。
そこで、本実施の形態においては、補強部材60を、図1〜図3に示すように、エプロンパネル19の反エンジンルーム側の面に設けている。すなわち、ホイールハウス6内に設けている。
詳しくは、補強部材60は、図2、図3からわかるように、前部60Aの前端部60aが、サスペンション30のダンパー35よりも所定量前方位置において、フロントサイドフレーム5の外側部材51(フロントサイドフレーム5におけるホイールハウス6内を臨む部分)に接続され、後ろ上りに延びて、後部60Bの後端部60bがダッシュパネル2(車体部材)におけるホイールハウス6の後方部分に接続されている。
また、補強部材60の後部60B側は、前述のように後端部60bがダッシュパネル2におけるホイールハウス6の後方部分に接続される一方、サスペンションタワー部6aのトップ部6a′内まで上方に延びて(拡張し)、トップ部6a′の内面に接続されている。
また、補強部材60は、前面部60cと、側面部60dと、後面部60eと、これらの周囲に形成されたフランジ部60fとを有して、車幅方向内方側が開口する概ね断面ハット状とされている。側面部60dの下端側は、フロントサイドフレーム5の外側部材51の側面部51aに連続するように形成されており、これにより補強部材60の前端部60aは、フロントサイドフレーム5の外側部材51の上面部51cに突き当てられた状態となっている。
そして、補強部材60のフランジ部60fのうちダッシュパネル2に取付けられる部分は、ダッシュパネル2と共にボルト及びナットB2により共締めされている。
ところで、サイドシル13は、図4(a)に示すように、インナパネル13aとアウタパネル13bとの接合により閉断面構造をなしており、サイドシル13の前部には、図1、図4に示すように、主に後退抑制部71、ガイド部72及び駆動部73により構成される拘束部材70が配設されている。なお、図中において、矢印(IN)は車両内方、矢印(OUT)は車両外方を示す。
後退抑制部71は、前後方向に延びるロッド部71aと、該ロッド部71aの先端に取付けられた板状の当接面71bとから構成されている。そして、ロッド部71aは、サイドシル13のアウタパネル13b前端に形成された挿通孔13cを通して閉断面空間から前方に突出しており、その先端に位置する当接面71bは、通常フロントタイヤWの後方に位置している。
ガイド部72は、前後方向に延びる板状のガイド面72aを有している。ガイド面72aは、その後端が接続部72bを介して駆動部73のピストン73aに接続されており、通常サイドシル13のインナパネル13aに沿うようにしてその内側に位置している。また、サイドシル13のインナパネル13aには、接続部72bの高さ位置に対応して前後方向に延びるスリット孔13dが形成されており、接続部72bはこのスリット孔13dを通して前記閉断面空間から車内側に突出している。
駆動部73は、例えば図示のようにピストン73aとエアシリンダ73bとにより構成され、この駆動部73が不図示の固定手段によりサイドシル13に固定されることで、拘束部材70がサイドシル13に取付けられている。駆動部73のピストン73aには、上述したガイド部72の接続部72bが接続されるとともに、その先端には挿入部73cが形成されており、後退抑制部71のロッド部71aを後端側から挿入可能にしている。
また、エアシリンダ73bには、エアパイプ80を介して不図示の圧縮エア供給源が接続されており、該供給源からの圧縮エアの供給により、ピストン73aを前方に進出させることが可能になっている。
エアパイプ80には、その途中に切換弁81が設けられており、CPU(中央処理装置)等により形成された制御手段90により切換弁81の開閉切換制御が可能になっている。
また、本実施形態では、図5に示すように、エンジンルームZ1においてエンジンEN及びトランスミッションTMからなるパワープラントPPが配設されており、左右のドライブシャフトDSによりフロントタイヤWを回転駆動可能にしている。
また、パワープラントPPの前方には、前突検知センサSEが配設されており、例えば、エンジンENを冷却するためのラジエータを支持するシュラウド(図示せず)のアッパ部近傍に取付けられている。但し、前突検知センサSEについては、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、特開2006−273064号公報に記載されているような、車幅方向に延びる帯状のものであってもよい。
ここで、この前突検知センサSEは、図4に示す制御手段90に対して衝突検知信号を出力可能としている。そして、制御手段90は、衝突検知信号を受信すると、所定の制御信号の出力により切換弁81を開状態に切換えるようになっている。
本実施形態では、自動車に前突等が生じて、バンパレインフォースメント9に前方から衝撃荷重が入力されると、クラッシュボックス8、8を介してフロントサイドフレーム5、5に衝撃荷重が入力される。
そうすると、初期状態の図5(a)に示す状態から、図5(b)に示すように、車両が衝突源である障害物Mに当接した場合、クラッシュボックス8は、車体前後方向に圧縮変形する。また、フロントサイドフレーム5は、前述のように、サスペンションタワー部6aよりも前方の部分が車体前後方向に圧縮変形すると共に、前述の各折曲予定部T1〜T4において車幅方向に折曲することとなる。そして、この圧縮変形及び折曲により、衝撃荷重の一部が吸収される。
その場合に、折曲予定部T1においては、それよりも前方の部分が圧縮変形しながら車幅方向外方に折れ曲がる。また、折曲予定部T2及びT4においては、フロントサイドフレーム5における前後位置の部分が、折曲予定部T3において車外側に突出するように折曲(横折れ)する。
なお、このとき、湾曲部5aにおける上下方向への変位は後述するように補強部材60により防止される。
その場合に、折曲予定部T3は、フロントサイドフレーム5が車外側に折曲したときに、該フレーム5がサスペンション30のダンパー35に前方から当接するように、サスペンション30のダンパー35よりも所定量前方に位置しているから、図5(a)に示す初期状態から、図5(b)に示すように、フロントサイドフレーム5がサスペンション30のダンパー35に前方から当接することとなる。
したがって、フロントサイドフレーム5に作用する衝撃荷重の一部は、サスペンション30のダンパー35、サスペンションタワー6a、エプロンレインフォースメント4を順に経由してヒンジピラー3に伝達されることとなる(第1のルート)。
また、ダンパー35に、前述のように車幅方向に折曲したフロントサイドフレーム5が当接すると、ダンパー35及びドライブシャフトDSの車外側端部が後方に移動する。
この時、本実施形態では、前突検知センサSEの検知信号により、制御手段90が切換弁81を切換制御し、図5(b)及び図6に示すように、拘束部材70を構成する駆動部73のピストン73aを前方に進出させるようになっている。このピストン73aの進出に伴い、先ずはガイド部72がスリット孔13dに沿って前方に進出させられる。そして、ピストン73aのさらなる進出により、挿入部73cの後端と後退抑制部71のロッド部71aの後端とが当接し、後退抑制部71も前方に進出させられる。
その結果、図5(b)及び図6に示すように、ガイド部72のガイド面72aや後退抑制部71の当接面71bがフロントタイヤWに近接する。ここで、ガイド面72aは、フロントタイヤWの後部かつ内側に配置されて、フロントタイヤWの側面を前後方向に真っ直ぐにガイドする。
一方、当接面71bは、フロントタイヤWの後面と当接し、このフロントタイヤWと当接面71bとの当接により、フロントサイドフレーム5に作用する衝撃荷重の一部は、サスペンション30のダンパー35、フロントタイヤWを順に経由してサイドシル13にも伝達されることとなる(第2のルート)。
このように、本実施形態によれば、フロントサイドフレーム5に車体前方から作用した衝撃荷重の一部が、第1、第2のルートを介してヒンジピラー3及びサイドシル13に伝達され、効率的に車体後部側に分散される。これにより、パワープラントPP側へ入力される衝撃エネルギーを減少させ、パワープラントPPが後方のダッシュパネル2側へ後退することを抑制できる。
さらに、本実施形態では、前突検知センサSEにより前突を検知した時、拘束部材70がフロントタイヤWに近接し、その変位を早期に拘束するため、前突時のフロントタイヤWの変位を確実に防止でき、フロントタイヤWからの荷重伝達性能の悪化、ひいては車体後部側への荷重伝達性能の悪化を抑制することができる。
また、特に本実施形態では、折曲予定部T1〜T4の設定により、前突時には、図5(b)に示すようなフロントサイドフレーム5の車外側への折曲によって、ドライブシャフトDSの車外側端部が後方に変位させられることから、フロントタイヤWは、図中二点鎖線で示すように、その後端が車内側に向けて変位し易くなるものの、ガイド面72aがフロントタイヤWの後部かつ内側に配置されるようにすることで、その変位をより確実に防止できる。
また、前突時、フロントタイヤWの後面に当接面71bが接触することで、フロントタイヤWの後退が抑制されるようになっている。このため、フロントタイヤWに入力される衝撃荷重を早期にヒンジピラー3及びサイドシル13(車体フレーム)側に伝達させることができ、フロントタイヤWから車体フレームに伝達される衝撃荷重を増大させることができる。
また、拘束部材70がサイドシル13に取付けられることで、フロントタイヤWから入力される衝撃荷重を直接的にサイドシル13に入力させることができ、結果として衝撃荷重を車体フレーム側へ効率的に伝達させることができる。
ところで、図1〜図6に示す実施形態では、折曲予定部T3をサスペンション30のダンパー35よりも所定量前方に位置させ、フロントサイドフレーム5が車外側に折曲したときに、該フレーム5をサスペンション30のダンパー35に前方から当接させた場合について述べたが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、フロントサイドフレーム5を後方から当接させる構造に適用してもよい。
図7は、本発明の他の実施形態に係る車両前部構造を示す側面図である。図7では、図1〜図6に示す最初の実施形態の補強部材60に対応する補強部材60′が、前端部60a′を除き、補強部材60と略同様の構成をなすものの、前端部60a′が、図7からわかるように、サスペンション30のダンパー35よりも所定量後方位置において、フロントサイドフレーム5の外側部材51に接続されている。この場合、折曲予定部T3′は、図7に示すように、サスペンション30のダンパー35よりも所定量後方に位置することになる。
また、本実施形態では、図8に示すように、サイドシル13の前部に後退抑制部171、ガイド部172及び駆動部173により構成される拘束部材170が配設されている。
後退抑制部171は、板状の当接面171aが駆動部173のピストン173aに接続されている。ここで、通常ピストン173aは、サイドシル13のアウタパネル13bに形成された挿通孔13c′を通して前記閉断面空間から前方に突出しており、その先端に位置する当接面171aは、通常フロントタイヤWの後方に位置している。
また、当接面171aにおいては、ガイド部172を収納する収納部171a1が形成されており、車外側が開放されている。また、ピストン173aに取付けられる側には、収納空間171a1に連通するエア通路171a2が形成されている。
ガイド部172は、ピストン部172aと、回動軸172cを介してピストン部172aに取付けられた板状のガイド面172bとから構成されており、当接面171aの収納空間171a1内に収納されている。また、回動軸172cには、ガイド面172bを図8(a)の反時計方向へ回動させる付勢手段172dが設けられている。
駆動部173は、図示のようにピストン173aとエアシリンダ173bとにより構成され、サイドシル13の閉断面空間内に固定されている。駆動部173のピストン173aの先端側には、上述した後退規制部171が取付けられるとともに、その内部には長手方向にエア通路173cが形成されており、その一端が後退規制部171の当接面171aのエア通路171a2に連通している。
駆動部173のエアシリンダ173bは、エアパイプ80を介して圧縮エア供給源が接続されており、2つのエア通路171a2、173cが連通していることで、駆動部173に圧縮エアが供給されると、同時に当接面171aの収納空間171a1内にも圧縮エアが供給され、ガイド部172を車外側へ進出させることが可能になっている。
本実施形態では、自動車に前突等が生じて、初期状態の図9(a)に示す状態から、図9(b)に示すように、車両が障害物Mに当接した場合、フロントサイドフレーム5は、サスペンションタワー部6aよりも前方の部分が車体前後方向に圧縮変形すると共に、前述の各折曲予定部T1、T2、T3′、T4において、最初の実施形態と同様に車幅方向に折曲することとなる。そして、この圧縮変形及び折曲により、衝撃荷重の一部が吸収される。
その場合に、折曲予定部T3′は、フロントサイドフレーム5が車外側に折曲したときに、該フレーム5がサスペンション30のダンパー35に後方から当接するように、サスペンション30のダンパー35よりも所定量後方に位置しているから、図9(a)に示す初期状態から、図9(b)に示すように、フロントサイドフレーム5がサスペンション30のダンパー35に後方から当接することとなる。
したがって、車体前部の変形途中で図9(b)に示すようにフロントタイヤWが障害物Mに当接した場合、障害物MからフロントタイヤWに入力された衝撃荷重はダンパー35を介してフロントサイドフレーム5に入力されることとなるが、その衝撃エネルギーは該フレーム5の前記各折曲予定部T1、T2、T3′、T4での折曲変形により吸収されることとなる。
また、ダンパー35に、前述のように車幅方向に折曲したフロントサイドフレーム5が当接すると、ダンパー35及びドライブシャフトDSの車外側端部が前方に移動する。
この時、本実施形態では、前突検知センサSEの検知信号により、制御手段90が切換弁81を切換制御することで、図9(b)及び図10に示すように、拘束部材170を構成する駆動部173のピストン173aを前方に進出させ、かつガイド部172を車外側へ進出させることができるようになっている。
そして、このピストン173a、ガイド部172の進出に伴い、後退抑制部171が前方に進出させられると同時に、ガイド部172のガイド面172bが当接面171aの収納部171a1から車外側へ進出させられる。これにより、ガイド面172aは、付勢手段172dの付勢力により図10(a)の反時計方向に回動させられ、その先端が真っ直ぐ前方を向くように不図示の規制部材により姿勢が保持される。
その結果、図9(b)及び図10に示すように、ガイド部172のガイド面172bや後退抑制部171の当接面171aがフロントタイヤWに近接する。ここで、ガイド面172bは、フロントタイヤWの後部かつ外側に配置されて、フロントタイヤWの側面を前後方向に真っ直ぐにガイドする。
一方、当接面171aは、フロントタイヤWの後面と当接し、この場合、フロントタイヤWと当接面171aとの当接により、フロントタイヤWに入力された衝撃荷重の一部は、拘束部材170を経由してサイドシル13に伝達されることとなる。
このように、本実施形態によれば、前突時に作用した衝撃荷重の一部が、フロントタイヤWを介してヒンジピラー3及びサイドシル13に伝達され、効率的に車体後部側に分散される。これにより、パワープラントPP側へ入力される衝撃エネルギーを減少させ、パワープラントPPが後方のダッシュパネル2へ後退することを抑制できる。
そして、本実施形態においても、前突検知センサSEにより前突を検出した時、拘束部材170がフロントタイヤWに近接し、その変位を早期に拘束するため、前突時のフロントタイヤWの変位を確実に防止でき、フロントタイヤWからの荷重伝達性能の悪化、ひいては車体後部側への荷重伝達性能の悪化を抑制することができる。
また、特に本実施形態では、折曲予定部T1、T2、T3′、T4の設定により、前突時には、図9(b)に示すようなフロントサイドフレーム5の車外側への折曲によって、ドライブシャフトDSの車外側端部が前方に変位させられることから、フロントタイヤWは、図中二点鎖線で示すように、その後端が車外側に向けて変位し易くなるものの、ガイド面172bがフロントタイヤWの後部でかつ外側に配置されるようにすることで、その変位をより確実に防止できる。
ところで、図7〜図10に示す実施形態では、ガイド部172の進出駆動を圧縮エアの供給により行うようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図11に示すように、ガイド部172に対してこれを車外側へ進出させるためのスプリング282を当接面171aの収納部171a1内に設けるとともに、サイドシル13側に、ガイド面172bの位置を拘束するストッパ部13eを設けるようにしてもよい。
この場合、ストッパ部13eは、図示のように当接面171aを貫通してガイド面172bの凹部に嵌合しており、これにより、スプリング282の付勢力に抗してガイド部172の収納状態が保持されている。
そして、前突時、後退抑制部171がフロントタイヤWに向かって進出させられると、サイドシル13から当接面171aが離間することで、ガイド面172bとストッパ部13eとの嵌合が外れ、スプリング282の付勢力によりガイド部172を車外側に進出させることが可能になる。
なお、図7〜図10に示す他の実施形態において、図1〜図6を参照して説明した最初の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
ところで、上述した各実施形態では、主に圧縮エアの空気圧により拘束部材を駆動させるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、ソレノイドやスプリング等の付勢手段により駆動部を構成してもよい。
また、上述した各実施形態では、折曲予定部の位置によって、各ガイド部72、172が、フロントタイヤWの内面側、外面側のいずれかをガイドするようにしているが、サスペンションクロスメンバの形状等他の要因によってフロントタイヤの向く方向は異なることがあるため、両面をガイドするようにしてもよい。
さらに、上述した各実施形態では、ビード部や補強部材によってフロントサイドフレーム5に折曲予定部(剛性差)を設定したが、本発明は必ずしもフロントサイドフレーム5に折曲予定部を設定することに限定されるものではない。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の前突検知手段は、前突検知センサSEに対応し、
以下同様に、
拘束手段は、拘束部材70、170に対応し、
サスペンションダンパー支持部は、サスペンションタワー6aに対応し、
横折れ部は、折曲予定部T3、T3′に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明の前突検知手段は、前突検知センサSEに対応し、
以下同様に、
拘束手段は、拘束部材70、170に対応し、
サスペンションダンパー支持部は、サスペンションタワー6aに対応し、
横折れ部は、折曲予定部T3、T3′に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…ヒンジピラー
6a…サスペンションタワー
13…サイドシル
70、170…拘束部材
71、171…後退抑制部
72、172…ガイド部
SE…前突検知センサ
T1、T2、T3、T3′、T4…折曲予定部
W…フロントタイヤ
6a…サスペンションタワー
13…サイドシル
70、170…拘束部材
71、171…後退抑制部
72、172…ガイド部
SE…前突検知センサ
T1、T2、T3、T3′、T4…折曲予定部
W…フロントタイヤ
Claims (6)
- ヒンジピラー及びサイドシル前端部の前方に距離をおいてフロントタイヤが配設される自動車の前部構造であって、
前突検知手段を備えるとともに、
該前突検知手段が前突を検知した際に、前記フロントタイヤに接近する位置に移動し、該フロントタイヤの向きの変位を拘束する拘束手段を備えた
自動車の前部構造。 - 前記拘束手段が、前記フロントタイヤの側面をガイドするガイド部材を備える
請求項1記載の自動車の前部構造。 - サスペンションの緩衝装置を構成するダンパーを支持するサスペンションダンパー支持部の前部近傍において、フロントサイドフレーム部に、衝突時に車外側に向けて折曲される横折れ部が形成される構造であって、
前記ガイド部材が前記フロントタイヤの後部かつ内側に配置される
請求項2記載の自動車の前部構造。 - サスペンションの緩衝装置を構成するダンパーを支持するサスペンションダンパー支持部の前部近傍において、フロントサイドフレーム部に、衝突時に車外側に向けて折曲される横折れ部が形成される構造であって、
前記ガイド部材が前記フロントタイヤの後部かつ外側に配置される
請求項2記載の自動車の前部構造。 - 前記拘束手段が、前記フロントタイヤの後面と接触し、該フロントタイヤの後退を抑制する後退抑制部を備える
請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動車の前部構造。 - 前記拘束手段が前記サイドシルに取付けられる
請求項5記載の自動車の前部構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
- 2008-03-10 JP JP2008059266A patent/JP2009214654A/ja active Pending
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