JP2009213790A - 内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法 - Google Patents

内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009213790A
JP2009213790A JP2008063304A JP2008063304A JP2009213790A JP 2009213790 A JP2009213790 A JP 2009213790A JP 2008063304 A JP2008063304 A JP 2008063304A JP 2008063304 A JP2008063304 A JP 2008063304A JP 2009213790 A JP2009213790 A JP 2009213790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folder
image file
endoscopic
image
examination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008063304A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Hashimoto
邦男 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fujinon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujinon Corp filed Critical Fujinon Corp
Priority to JP2008063304A priority Critical patent/JP2009213790A/ja
Publication of JP2009213790A publication Critical patent/JP2009213790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】内視鏡検査で得られた画像ファイルが、どのプロセッサ装置で出力されたものであるかを、費用と手間を掛けずに把握する。
【解決手段】プロセッサ装置15は、自身を識別する装置IDが格納されるROM66と、メインCPU53とを備える。メインCPU53は、装置IDをROM66から読み出す。メインCPU53は、装置別フォルダ91をCFカード60、およびストレージデバイス12に作成する。メインCPU53は、内視鏡検査の一回目の撮影が行われたときに、装置別フォルダ91を作成する。装置別フォルダ91は、装置IDをフォルダ名に含む。メインCPU53は、装置別フォルダ91の直下の階層に、画像ファイル93が格納される検査別フォルダ92を作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡検査で得られた画像ファイルを、外部ストレージに記憶させる内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡検査で得られた画像ファイルを、外部ストレージに記憶させる際の出力方法に関する。
従来、医療分野において、内視鏡、例えば電子内視鏡を利用した検査が広く普及している。電子内視鏡は、被検体内に挿入される挿入部の先端に、CCDイメージセンサ等の固体撮像素子を有する。電子内視鏡は、コードやコネクタを介して内視鏡用プロセッサ装置(以下、プロセッサ装置と略す)に接続される。プロセッサ装置は、固体撮像素子から出力された撮像信号に対して各種処理を施し、診断に供する内視鏡画像を生成する。内視鏡画像は、プロセッサ装置に接続されたモニタに表示される。
電子内視鏡は、内視鏡画像を静止画撮影するためのレリーズボタンを有する。内視鏡検査に携わる検査医は、モニタに表示された内視鏡画像に病変部等が観察されたときに、レリーズボタンを操作して静止画撮影を指示する。レリーズボタンの操作により静止画撮影された内視鏡画像は、画像ファイルとして外部ストレージに記憶される。外部ストレージには、プロセッサ装置に着脱自在に装填されるCFカード等のリムーバブルメディアや、プロセッサ装置にネットワーク接続されたファイルサーバ等のネットワークストレージがある(特許文献1参照)。
特許文献1は、医療施設内の各種検査(内視鏡検査、CT(Computed Tomography)検査、検体検査等)で得られた医療情報(画像ファイル、心電図波形、数値データ等)を、ネットワークストレージに記憶させる技術を開示している。特許文献1では、医療情報を格納するフォルダの名前に、患者を識別する患者IDを含ませている。医療情報を検索する際のキーとして、患者IDを利用することができ、医療情報の検索が円滑になる。
特開2001−076078号公報
プロセッサ装置を複数台所有している比較的大規模な医療施設では、内視鏡検査で得られた画像ファイルの管理をより容易にするために、どのプロセッサ装置で得られた画像ファイルであるか(以下、画像ファイルの出力元という)を把握しておきたいという要望がある。特許文献1は、患者IDで医療情報のフォルダを区別することはできるが、画像ファイルの出力元を把握することはできない。
画像ファイルの出力元を把握する方法として、近年導入され始めたPACS(Picture Archive and Communication System)を利用することが考えられる。PACSは、医用画像ファイルの共通規格であるDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)対応の医療検査装置と、前述のネットワークストレージ等をネットワークで繋ぐシステムである。PACSを適用すれば、画像ファイルにその出力元の情報が添付されるので、画像ファイルの出力元を把握することはできる。
しかしながら、プロセッサ装置は、他の医療検査装置と比べて、DICOMへの対応が遅れており、現状、医療施設に設置されているプロセッサ装置は、DICOM未対応のものが殆どである。このため、PACSの導入を考えた場合、既存のプロセッサ装置をDICOM対応のものに買い換える必要があり、莫大な費用と手間が掛かってしまう。設備投資資金が潤沢な医療施設ならば、こうした大味な解決策は有効かもしれないが、設備投資資金が潤沢でない大多数の医療施設にとっては、到底現実的な解決策とはいえない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、内視鏡検査で得られた画像ファイルが、どのプロセッサ装置で出力されたものであるかを、費用と手間を掛けずに把握することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、内視鏡検査で得られた画像ファイルを、外部ストレージに記憶させる内視鏡用プロセッサ装置において、装置自体を識別する装置IDを記憶するメモリと、装置IDを前記メモリから読み出して、装置IDをフォルダ名に含み、画像ファイルが格納される装置別フォルダを外部ストレージに作成するフォルダ作成処理手段とを備えることを特徴とする。
装置IDは、内視鏡用プロセッサ装置自体を識別可能であれば如何なるものでもよいが、例を挙げるならば、内視鏡用プロセッサ装置のシリアルナンバー、医療施設で独自に管理している番号、あるいはLANカードといったネットワーク機器の個々に割り当てられたID(MAC(Media Access Control)アドレス等)である。
前記フォルダ作成処理手段は、装置別フォルダが未作成の場合、内視鏡検査の一回目の撮影が行われたときに、装置別フォルダを作成する。
装置別フォルダの作成要否を選択させるための操作入力手段を備えることが好ましい。前記フォルダ作成処理手段は、前記操作入力手段により、装置別フォルダを作成する選択がなされた場合、装置別フォルダの直下の階層に、画像ファイルが格納される検査別フォルダを作成する。逆に、前記操作入力手段により、装置別フォルダを作成しない選択がなされた場合、前記フォルダ作成処理手段は、内視鏡検査で共通のフォルダの直下の階層に、検査別フォルダを作成する。なお、検査別フォルダは、内視鏡検査の被検体を識別する被検体IDをフォルダ名に含む。
外部ストレージは、装置本体に着脱自在に装填されるリムーバブルメディア、またはネットワークを介して接続されたネットワークストレージのうちの少なくともいずれかである。内視鏡用プロセッサ装置は、リムーバブルメディア、またはネットワークストレージとのデータ通信を制御する、第一、または第二通信制御手段のうちの少なくともいずれかを備えることが好ましい。
前記第二通信制御手段は、汎用の通信プロトコルに則ったデータ通信を行う。汎用の通信プロトコルとは、例えば、FTP(File Transfer Protocol)、WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)である。
本発明は、内視鏡検査で得られた画像ファイルを、外部ストレージに記憶させる際の出力方法であって、画像ファイルの出力元の内視鏡用プロセッサ装置自体を識別する装置IDをフォルダ名に含み、画像ファイルが格納される装置別フォルダを、フォルダ作成処理手段により外部ストレージに作成することを特徴とする。
本発明によれば、内視鏡用プロセッサ装置自体を識別する装置IDをフォルダ名に含み、画像ファイルが格納される装置別フォルダを作成するから、内視鏡検査で得られた画像ファイルが、どの内視鏡用プロセッサ装置で出力されたものであるかを、費用と手間を掛けずに把握することができる。
図1において、内視鏡画像管理システム2は、内視鏡検査を実施する病院等の医療施設に設置され、ファイルサーバ10と、複数の内視鏡システム11とを備える。ファイルサーバ10は、複数の内視鏡システム11によって共用されるネットワークストレージであり、ストレージデバイス12と、コンソール13とを有する。
ストレージデバイス12は、複数台のHDDを連装したディスクアレイ等で構成される。ストレージデバイス12は、内視鏡検査で得られた画像ファイル93(図4参照)を記憶・保管する。コンソール13は、モニタ等の表示装置、およびキーボードやマウス等の入力デバイスからなり、ファイルサーバ10の保守や設定を行う際に用いられる。
内視鏡システム11は、電子内視鏡14、プロセッサ装置15、および光源装置16からなる。電子内視鏡14は、周知の如く、患者の体腔内に挿入される可撓性の挿入部17と、挿入部17の基端部分に連設された操作部18と、プロセッサ装置15および光源装置16に接続されるコネクタ19と、操作部18、コネクタ19間を繋ぐユニバーサルコード20とを有する。
挿入部17の先端には、観察窓30、照明窓31(ともに図2参照)等が設けられている。観察窓30の奥には、対物光学系32を介して、体腔内撮影用の固体撮像素子33が配されている(いずれも図2参照)。照明窓31は、ユニバーサルコード20や挿入部17に配設されたライトガイド73、および照明レンズ34(ともに図2参照)で導光される光源装置16からの照明光を、被観察部位に照射する。
操作部18には、挿入部17の先端を上下左右方向に湾曲させるためのアングルノブや、挿入部17の先端からエアー、水を噴出させるための送気・送水ボタンの他、レリーズボタン35(図2参照)が設けられている。
プロセッサ装置15は、ユニバーサルコード20や挿入部17内に挿通された伝送ケーブルを介して、電子内視鏡14に給電を行い、固体撮像素子33の駆動を制御する。また、プロセッサ装置15は、伝送ケーブルを介して、固体撮像素子33から出力された撮像信号を受信し、受信した撮像信号に各種処理を施して画像データを生成する。プロセッサ装置15で生成された画像データは、プロセッサ装置15にケーブル接続されたモニタ21に内視鏡画像として表示される。
プロセッサ装置15は、コネクタ19を介して光源装置16と電気的に接続され、内視鏡システム11の動作を統括的に制御する。また、プロセッサ装置15は、医療施設内のLAN(Local Area Network)22を介して、ファイルサーバ10と相互通信可能に接続されている。ファイルサーバ10は、各プロセッサ装置15からの要求に応じて、各プロセッサ装置15からの画像ファイル93を、ストレージデバイス12に記憶させる。
図2において、電子内視鏡14は、前述の観察窓30、照明窓31、対物光学系32、固体撮像素子33、および照明レンズ34が挿入部17の先端に設けられ、前述のレリーズボタン35と、アナログ信号処理回路(以下、AFEと略す)36およびメモリ37が操作部18に設けられている。
固体撮像素子33は、インターライントランスファ型のCCDイメージセンサや、CMOSイメージセンサ等からなる。固体撮像素子33は、観察窓30、対物光学系32(レンズ群およびプリズムからなる)を経由した体腔内の被観察部位の像光が、撮像面に入射するように配置されている。固体撮像素子33の撮像面には、複数の色セグメントからなるカラーフィルタ(例えば、ベイヤー配列の原色カラーフィルタ)が形成されている。
レリーズボタン35は、固体撮像素子33で撮像することにより得られる体腔内の画像(内視鏡画像)を、静止画撮影する際に操作される。レリーズボタン35からの操作信号は、ユニバーサルコード20、コネクタ19を介して、プロセッサ装置15のサブCPU50に入力される。
AFE36は、相関二重サンプリング回路(以下、CDSと略す)38、自動ゲイン制御回路(以下、AGCと略す)39、およびアナログ/デジタル変換器(以下、A/Dと略す)40から構成されている。CDS38は、固体撮像素子33から出力される撮像信号に対して相関二重サンプリング処理を施し、固体撮像素子33で生じるリセット雑音およびアンプ雑音の除去を行う。AGC39は、CDS38によりノイズ除去が行われた撮像信号を、プロセッサ装置15から指定されるゲイン(増幅率)で増幅する。A/D40は、AGC39により増幅された撮像信号を、所定のビット数のデジタル信号に変換する。A/D40でデジタル化された撮像信号は、ユニバーサルコード20、コネクタ19を介してプロセッサ装置15に入力される。
メモリ37は、EEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリからなる。メモリ37は、電子内視鏡14の機種を識別するための識別情報や、電子内視鏡14の使用回数等を記憶している。メモリ37に記憶された各種情報は、電子内視鏡14がプロセッサ装置15に接続されて、プロセッサ装置15の電源が投入された際に、プロセッサ装置15に読み取られる。
プロセッサ装置15は、電子内視鏡14の動作制御を行うサブCPU50、各種タイミングパルスを発生するタイミングジェネレータ(以下、TGと略す)51、電子内視鏡14をプロセッサ装置15から絶縁分離するためのフォトカプラ等からなるアイソレーションデバイス52、およびプロセッサ装置15の全体の動作制御を行うメインCPU53等を有する。
サブCPU50は、電子内視鏡14とプロセッサ装置15とが接続された際に、メモリ37に記憶された各種情報を読み出し、読み出した各種情報を、アイソレーションデバイス52を介してメインCPU53に入力する。メインCPU53に入力された各種情報は、電子内視鏡14の機種に応じた処理を行うために使用される。
サブCPU50は、電子内視鏡14とプロセッサ装置15とが接続された後、メインCPU53からの動作開始指示に基づいてTG51を駆動させるとともに、AGC39のゲインを調整する。また、サブCPU50は、レリーズボタン35からの操作信号を、アイソレーションデバイス52を介してメインCPU53に入力する。
TG51は、固体撮像素子33の駆動パルス(垂直/水平走査パルス、リセットパルス等)とAFE36用の同期パルスとを発生する。TG51で発生したパルスは、コネクタ19、ユニバーサルコード20を介して電子内視鏡14に入力される。固体撮像素子33は、TG51からの駆動パルスに応じて撮像動作を行い、撮像信号を出力する。AFE36の各部は、TG51からの同期パルスに基づいて動作する。また、TG51は、アイソレーションデバイス52を介して、メインCPU53等の各部へ信号処理用の同期パルスを供給する。
AFE36から出力された撮像信号は、アイソレーションデバイス52を介して、デジタル信号処理回路(以下、DSPと略す)54の作業用メモリ(図示せず)に一旦格納される。
DSP54は、AFE36からの撮像信号を作業用メモリから読み出す。DSP54は、読み出した撮像信号に対して、色分離、色補間、ゲイン補正、ホワイトバランス調整、ガンマ補正等の各種信号処理を施し、画像データを生成する。DSP54で生成された画像データは、デジタル画像処理回路(以下、DIPと略す)55の作業用メモリ(図示せず)に一旦格納される。
DIP55は、DSP54で処理された画像データを作業用メモリから読み出す。DIP55は、読み出した画像データに対して、表示用マスク、文字情報の合成、あるいは色強調、エッジ強調、分光特性抽出等の各種画像処理を施す。DIP55で処理された画像データは、画像メモリ56に格納される。
表示制御回路57は、DIP55で処理された画像データを二フレーム分格納するVRAMを有する。表示制御回路57は、画像メモリ56からVRAMに画像データを読み出し、読み出した画像データをモニタ21の表示形式に応じたビデオ信号(コンポーネント信号、コンポジット信号等)に変換する。これにより、モニタ21に内視鏡画像が表示される。
圧縮処理回路58は、画像メモリ56から画像データを読み出し、読み出した画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で画像圧縮を施す。画像圧縮は、レリーズボタン35が操作されて静止画撮影が指示された際に、画像メモリ56に格納されている画像データに対して施される。メインCPU53は、圧縮処理回路58を制御して、撮影日時、撮影条件等の付帯情報を画像データに追加して、画像ファイル93を作成する。
カードI/F59は、CFカード60との画像ファイル93等のデータ通信を媒介する。CFカード60は、プロセッサ装置15の筐体に設けられたカードスロット61に着脱自在に装填される。
ネットワークI/F(以下、NWI/Fと略す)62は、LAN22との間で伝送制御を行って、プロセッサ装置15とファイルサーバ10との間でLAN22を経由して行われるデータ通信を媒介する。NWI/F62は、100BASE−T、1000BASE−T等のイーサネット(登録商標)規格に準拠した通信コネクタ63により、LAN22に接続される(IEEE802.11等の無線通信でも可)。NWI/F62の伝送制御は、イーサネット(登録商標)に準拠したプロトコルに従って行われる。
NWI/F62は、基板上に伝送制御を行う回路が形成されたカードやボード形態のネットワーク機器である。NWI/F62の回路には、MAC(Media Access Control)アドレスを記憶するROM64(図3参照)が設けられている。MACアドレスは、周知の通り、個々のネットワーク機器に割り当てられた、機器自体を識別するための情報である。LAN22内のデータ伝送では、LAN22を構成するハブやルータといったネットワーク機器は、MACアドレスに基づいてデータの出力元や出力先を判定する。
MACアドレスは、プロセッサ装置15のOSが起動するときに、NWI/F62のROM64からOSの管理下(RAM67)に読み出される。OS上で動作するTCP/IPに準拠した通信ソフトは、プロセッサ装置15からLAN22にデータを送り出す際、データをIPパケットに加工する。そして、そのIPパケットに、MACアドレスを含むMACヘッダを付加して、MACフレームを作成する。作成されたMACフレームは、NWI/F62に送られてLAN22に送り出される。LAN22内では、MACフレームを単位としてデータが中継される。
メインCPU53は、データバス65、および図示しないアドレスバスや制御線を介して、各部と接続している。メインCPU53には、前述のサブCPU50に加えて、ROM66、RAM67、および操作部68が接続されている。ROM66には、プロセッサ装置15の動作を制御するための各種プログラム(OS、出力制御プログラム等)やデータが記憶されている。メインCPU53は、ROM66から必要なプログラムやデータを読み出して、作業用メモリであるRAM67に展開し、読み出したプログラムを逐次処理する。
操作部68は、プロセッサ装置15の筐体に設けられる操作パネル、あるいは、マウスやキーボード等の周知の入力デバイスである。画像ファイル93等をCFカード60に記憶するか、ストレージデバイス12に記憶するかは、操作部68で選択することが可能となっている(以下、操作部68で選択された方を、単に出力先という)。また、操作部68は、前述した画像ファイル93の出力先を選択する際に加えて、後述する装置別フォルダ91(図4参照)の作成要否を選択する際に操作される他、内視鏡検査を受ける患者に関する情報を検査開始前に入力する際に操作される。メインCPU53は、操作部68からの操作信号に応じて、各部を動作させる。
光源装置16は、キセノンランプやハロゲンランプからなる光源70を有する。光源70は、光源ドライバ71によって駆動される。集光レンズ72は、光源70から発せられた照明光を集光して、ライトガイド73の入射端に導光する。CPU74は、プロセッサ装置15のメインCPU53と通信し、光源ドライバ71の制御を行う。ライトガイド73の入射端に導かれた照明光は、照明レンズ34で集光され、照明窓31を介して体腔内の被観察部位に照射される。
図3において、CPU80は、ファイルサーバ10の全体の動作を統括的に制御する。CPU80は、データバス81を介して、ストレージデバイス12、およびNWI/F62と同様のNWI/F82に接続している。NWI/F82は、通信コネクタ63と同様の通信コネクタ83により、LAN22に接続される。
プロセッサ装置15のメインCPU53は、OSや出力制御プログラムに従って、CFカード60、ファイルサーバ10へ画像ファイル93を出力するための処理を行う出力制御部53a(フォルダ作成処理手段、第一、第二通信制御手段に相当)として機能する。出力制御部53aは、カードI/F59、ファイルサーバ10のCPU80に対して、画像ファイル93等を格納させる格納指令や、画像ファイル93の格納場所となるフォルダの作成指令を発行する。格納指令は、格納対象の画像ファイル93のファイル名、およびフォルダ名を指定するものである。
出力制御プログラムには、ファイル管理プログラム、およびファイル転送プログラムが含まれている。ファイル管理プログラムは、FAT(File Allocation Table)ファイルシステム等、CFカード60内のファイル管理を行うためのものである。ファイル転送プログラムは、プロセッサ装置15からファイルサーバ10へ画像ファイル93等を転送する際に実行される。出力制御部53aは、これらのプログラムに基づいて、画像ファイル93等の出力制御を行う。
CFカード60は、フォーマット処理によって、システム領域とデータ領域とに分割される。システム領域には、アドレス情報(データの記録位置を示すアドレス)やフォルダ情報が記録される。データ領域には、画像ファイル93が格納される。フォルダ情報は、CFカード60のデータ領域内に作成されたフォルダの情報である。フォルダ情報には、データ領域内に作成されたフォルダ名や複数のフォルダの階層関係が記録される。出力制御部53aは、ファイル管理プログラムに従い、システム領域内の情報を読み出す。出力制御部53aは、システム領域から読み出した情報に基づいて、ファイル管理を行う。
カードI/F59は、出力制御部53aが発行する指令に従って、CFカード60にアクセスして、フォルダの作成や、画像ファイル93の書き込みを行う。カードI/F59は、格納指令で指定されたフォルダに画像ファイル93を格納する。
ルートフォルダは、CFカード60のデータ領域内で最上位の階層のフォルダであり、CFカード60に対してフォーマット処理を行ったときに自動的に作成される。ルートフォルダには、カメラファイルシステム規格(DCF)に準拠したフォルダ名(「DCIM」、図4参照)が与えられる。
出力制御部53aは、出力先がストレージデバイス12の場合には、ファイル転送プログラムに従って、NWI/F62およびLAN22を介して、ファイルサーバ10に向けて画像ファイル93を出力する。ファイル転送プログラムは、FTP(File Transfer Protocol)といった、汎用の通信プロトコルに準拠したファイル転送を行う。
FTPでは、ファイル転送に先立ち、ファイルの出力先と出力元(本例では、出力先がファイルサーバ10、出力元がプロセッサ装置15)の間の論理的な通信路である通信コネクションを確立する。通信コネクションは、出力先に対して、出力元が認証要求を発行し、出力先が認証要求を受け付けることによって確立される。FTPでは、匿名の認証によって通信コネクションを確立することが可能である。プロセッサ装置15は、電源が投入されてOSが起動した時点で、ファイルサーバ10に対して認証要求を送信し、ファイルサーバ10との通信コネクションを確立する。
また、FTPでは、出力制御部53aがカードI/F59に発行した指令に相当するコマンドが定義されている。プロセッサ装置15は、FTPのコマンドによって、ファイルサーバ10のCPU80に対して、格納指令や作成指令を送信することができる。ファイルサーバ10のCPU80は、受信した指令に従って、ストレージデバイス12内に、指定されたフォルダを作成する処理や、ストレージデバイス12内の指定されたフォルダへの画像ファイル93の格納処理を実行する。
さらに、FTPでは、出力制御部53aからファイルサーバ10のCPU80に、ストレージデバイス12のシステム領域内の情報を受け渡す指令を送信することができる。CPU80は、出力制御部53aからの受け渡し指令を受けて、ストレージデバイス12のシステム領域内の情報を読み出し、読み出した情報を、LAN22を通じて出力制御部53aに送る。
プロセッサ装置15からファイルサーバ10へのファイル転送処理において、出力制御部53aから発行された指令は、画像ファイル93と同様に、NWI/F62を通じてLAN22に送出される。ファイルサーバ10は、NWI/F82を介して、プロセッサ装置15からの指令を受信する。NWI/F82で受信した指令は、CPU80へ送られる。
CPU80は、プロセッサ装置15の場合と同様のファイル管理プログラムによって、ストレージデバイス12内のファイルを管理する。ストレージデバイス12内には、上述のCFカード60と同様に、階層的にフォルダが作成される。ファイルサーバ10が内視鏡検査を含む異なる検査種の画像ファイルの保管に兼用されている場合には、例えば、CT検査、内視鏡検査といった検査種別のフォルダが作成され、各プロセッサ装置15からの画像ファイル93の格納領域として、内視鏡検査フォルダが割り当てられる。内視鏡検査フォルダは、CFカード60のルートフォルダと同様のフォルダである。CPU80は、格納指令で指定されたフォルダに画像ファイル93を格納する。
具体的には、出力制御部53aは、プロセッサ装置15に固有の装置別フォルダ91、および検査別フォルダ92(ともに図4参照)を、出力先に作成させるための作成指令を発行する。また、出力制御部53aは、検査別フォルダ92内に、画像ファイル93等を格納させるための格納指令を発行する。
さらに詳しくは、出力制御部53aは、内視鏡検査の一回目の静止画撮影時に、出力先に装置別フォルダ91が作成されていなかった場合、装置別フォルダ91の作成指令を発行する。装置別フォルダ91が既に出力先に作成されていて、検査別フォルダ92が作成されていない場合、出力制御部53aは、装置別フォルダ91の直下の階層に、検査別フォルダ92を作成する作成指令を発行する。装置別フォルダ91、検査別フォルダ92の両方が既に作成されていた場合(つまり、一回目の静止画撮影以後)、出力制御部53aは、検査別フォルダ92を指定して、その検査別フォルダ92に画像ファイル93等を格納する格納指令を発行する。
装置別フォルダ91の作成要否は、操作部68で選択することが可能となっている。装置別フォルダ91を作成しない選択がなされた場合、出力制御部53aは、DCIMフォルダ90、または内視鏡検査フォルダの直下の階層に、検査別フォルダ92を作成する作成指令を発行する。
装置別フォルダ91は、そのフォルダ名に、プロセッサ装置15に固有の装置IDを含む。装置IDは、例えばROM66に格納されており、装置別フォルダ91の作成指令を出力する際に、出力制御部53aに読み出される。装置IDは、プロセッサ装置15のシリアルナンバー、医療施設で独自に管理している番号、あるいはMACアドレス等、プロセッサ装置15を識別するものであれば如何なるものでもよい。MACアドレスは、OSの起動時にROM64からRAM67に読み出されているので、MACアドレスを装置別フォルダ91のフォルダ名とする場合は、出力制御部53aは、格納指令でフォルダ名を指定する際に、RAM67からMACアドレスを読み出す。
検査別フォルダ92は、そのフォルダ名に、内視鏡検査を受ける患者に固有の患者IDを含む。患者IDは、検査開始前に操作部68によって入力されるもので、内視鏡検査を実施する医療施設で与えられた番号や、患者の名前等、患者を識別するものであれば如何なるものでもよい。
画像ファイル93は、例えば、そのファイル名に前述の患者IDと、当該内視鏡検査における静止画撮影の回数とを含む。
ストレージ12、またはCFカード60内のフォルダ構造の一例を示す図4において、DCIMフォルダ90は、前述のDCFに準拠したフォルダであり、CFカード60の場合はルートフォルダとして自動的に作成される。ストレージデバイス12の場合は、DCIMフォルダ90の代わりに内視鏡検査フォルダ(図示せず)が作成される。
装置別フォルダ91は、DCIMフォルダ90と同じ階層に作成され、出力制御部53aからの作成指令により作成される。装置別フォルダ91のフォルダ名は、「DCIM」と、装置IDである「EV0001」、「EV0002」等とを、アンダーバーで組み合わせたものである(DCIM_EV0001等)。
検査別フォルダ92は、DCIMフォルダ90(装置別フォルダ91を作成しない選択が操作部68でなされた場合)、または装置別フォルダ91(装置別フォルダ91を作成する選択が操作部68でなされた場合)の直下の階層に位置し、出力制御部53aからの作成指令により作成される。検査別フォルダ92のフォルダ名は、患者IDである「070001」、「090001」、「090002」、「080001」等そのものである。フォルダ名070001の検査別フォルダ92は、装置別フォルダ91を作成しない選択が操作部68でなされた場合の例、その他の検査別フォルダ92は、装置別フォルダ91を作成する選択が操作部68でなされた場合の例である。
検査別フォルダ92内には、出力制御部53aからの格納指令により、インフォメーションファイル(090001.INF等)、および画像ファイル93が格納される。インフォメーションファイルには、氏名、年齢等の患者に関する情報や、メモリ37から取り込んだ電子内視鏡14の各種情報、検査日時、検査医等の内視鏡検査に関する情報が記憶されている。画像ファイル93のファイル名は、「070001」、「090001」、「090002」、「080001」等の患者IDと、「001」、「002」等の撮影回数とを、アンダーバーで組み合わせたものである(090001_001.JPG等)。
次に、上記のように構成された内視鏡画像管理システム2の作用について、図5に示すフローチャートに沿って説明する。電子内視鏡14で患者の体腔内を観察する際には、検査医は、電子内視鏡14と各装置15、16とを繋げ、各装置15、16の電源をオンする。そして、操作部68を操作して、患者に関する情報等を入力し、検査開始を指示する。
電子内視鏡14、および各装置15、16の電源がオンされたとき、出力制御部53aは、ファイル管理プログラムに従い、CFカード60のシステム領域内の情報を読み出す。また、プロセッサ装置15とファイルサーバ10との通信コネクションを確立する。
検査開始を指示した後、検査医は、挿入部17を体腔内に挿入し、光源装置16からの照明光で体腔内を照明しながら、固体撮像素子33による体腔内の画像をモニタ21で観察する。
固体撮像素子33から出力された撮像信号は、AFE36の各部38〜40で各種処理を施された後、プロセッサ装置15のDSP54に入力される。DSP54では、入力された撮像信号に対して各種信号処理が施され、画像データが生成される。DSP54で生成された画像データは、DIP55で各種画像処理を施された後、画像メモリ56に一旦格納される。画像メモリ56に格納された画像データは、表示制御回路57によって、モニタ21に内視鏡画像として表示される。
図5において、ステップ(以下、Sと略す)10に示すように、検査医は、内視鏡画像の表示中に病変部が観察された際等に、レリーズボタン35を操作して静止画撮影を指示する。そのときの静止画撮影が当該内視鏡検査の一回目であり(S11でyes)、操作部68により装置別フォルダ91を作成する選択がなされていて(S12でyes)、且つ、出力先に装置別フォルダ91が作成されていなかった場合(S13でyes)は、出力制御部53aから出力先に、装置別フォルダ91の作成指令が発行される。出力先では、装置別フォルダ91の作成指令を受けて、フォルダ名に装置IDを含む装置別フォルダ91が作成される(S14)。
一方、装置別フォルダ91が出力先に既に作成されていた場合(S11、S12でyes、S13でno)は、出力制御部53aから出力先に、検査別フォルダ92の作成指令が発行される。出力先では、検査別フォルダ92の作成指令を受けて、フォルダ名に患者IDを含む検査別フォルダ92が、装置別フォルダ91の直下の階層に作成される(S15)。
検査別フォルダ92の作成後、レリーズボタン35が操作されたときに画像メモリ56に格納されていた画像データが、圧縮処理回路58に読み出される。圧縮処理回路58では、メインCPU53の制御の下に、画像メモリ56から読み出された画像データから、ファイル名に患者ID、および撮影回数を含む画像ファイル93が作成される(S16)。このとき、撮影日時、撮影条件等の付帯情報が追加される。
画像ファイル93の作成後、出力制御部53aから出力先に、画像ファイル93の格納指令が発行される。格納指令には、画像ファイル93のファイル名と、画像ファイル93を格納する検査別フォルダ92を指定する情報が含まれている。出力先では、画像ファイル93の格納指令を受けて、格納指令で指定された検査別フォルダ92に、プロセッサ装置15から出力された画像ファイル93が格納される(S17)。なお、図示は省略したが、検査別フォルダ92には、インフォメーションファイルも格納される。
操作部68により装置別フォルダ91を作成する選択がなされていなかった場合(S11でyes、S12でno)は、装置別フォルダ91は作成されず、出力制御部53aからの作成指令によって、DCIMフォルダ90(出力先がCFカード60の場合)、または内視鏡検査フォルダ(出力先がストレージデバイス12の場合)の直下の階層に検査別フォルダ92が作成される(S18)。その後は、S16に処理が移行する。また、静止画撮影が一回目でなかった場合(S11でno)も、S16に処理が移行する。これら一連の処理は、操作部68が操作されて内視鏡検査の終了が指示されるまで続けられる。
以上説明したように、プロセッサ装置15を識別する装置IDをフォルダ名に含む装置別フォルダ91を作成し、その直下の階層に、患者IDをフォルダ名に含む検査別フォルダ92を作成して、検査別フォルダ92内に画像ファイル93を格納するので、画像ファイル93がどのプロセッサ装置15から出力されたものかを、簡単に把握することができる。したがって、画像ファイル93の管理がより容易になり、装置IDをキーとして画像ファイル93を検索することができる。
プロセッサ装置15は、特殊な通信設定等をする必要がなく、改造が必要としても、作成指令や格納指令を司るソフトウェアの変更等の最小限の改造で済むので、既存のプロセッサ装置を用いることができる。また、本例で挙げた汎用の通信プロトコルであれば、OSに標準的に搭載されている確率が高いので、ソフトウェアの変更もしなくて済む可能性がある。
装置別フォルダ91の作成要否を操作部68で選択可能としたので、ユーザーの嗜好に合った設定をすることが可能となる。
ファイルサーバ10とプロセッサ装置15とは、汎用の通信プロトコルに則ったデータ通信を行うので、PACS等の専用のシステムを導入することなく、安価な構成をとることができる。なお、汎用の通信プロトコルは、上記のFTPに限らず、例えば、WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)でもよい。
図4に示した各フォルダ、ファイルの名称は一例であり、本発明を特に限定するものではない。例えば、装置別フォルダ91のフォルダ名を、「DCIM」の部分を廃してEV_0001としてもよい。また、検査別フォルダ92のフォルダ名は、上記実施形態で例示した患者IDだけでなく、これに加えて、あるいは代えて、検査開始を指示した日時、または検査別フォルダ92を作成した(つまり、一回目の静止画撮影が行われた)日時等の日時情報を含めてもよい。異なる日時に、同一の患者を、同一の内視鏡システム10(プロセッサ装置15)を用いて検査した場合、検査別フォルダ92を日時情報で見分けることができる。
また、各フォルダの階層構造も、図4の例に限らない。DCIMフォルダ90、内視鏡検査フォルダの直下の階層に、装置別フォルダ91を作成しても構わない。
静止画撮影機能だけでなく、モニタ21の内視鏡画像の表示を一時停止(フリーズ)させる機能を設けてもよい。また、ストレージデバイス12、CFカード60の両方を外部ストレージとして例示したが、いずれか一方でもよい。リムーバブルメディアとしては、CFカード60に限らず、光磁気ディスク(MO)やCD−Rでもよい。ネットワークストレージとしては、ファイルサーバ10に限らず、NAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)でもよい。
上記実施形態では、内視鏡画像管理システム2を、一つの医療施設内に設置されるものとして説明したが、他の形態にも適用可能である。例えば、一つの医療施設に複数の拠点があり、それぞれの拠点の内視鏡システム11のプロセッサ装置15が、ファイルサーバ10に接続されていてもよい。上記いずれの場合でも、プロセッサ装置15とファイルサーバ10とを接続するネットワークは、LANでもWAN(Wide Area Network)でもよい。また、ファイルサーバ10は、一台以上でもよい。
上記実施形態では、内視鏡として電子内視鏡14を例示したが、超音波内視鏡であってもよい。また、上記実施形態では、患者を被検体とする医療用の電子内視鏡14を例示したが、配管等を被検体とする工業用のものでもよい。さらに、上記実施形態では、プロセッサ装置15と光源装置16が別体である例を挙げたが、プロセッサ装置15と光源装置16とは一体であってもよい。
内視鏡画像管理システムの概略構成を示す図である。 内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 ファイル出力制御処理の概念を説明するための説明図である。 CFカード、またはファイルサーバのストレージのフォルダ構造の一例を示す説明図である。 静止画撮影をした際の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 内視鏡画像管理システム
10 ファイルサーバ
11 内視鏡システム
12 データストレージ
14 電子内視鏡
15 プロセッサ装置
21 モニタ
22 LAN
33 固体撮像素子
35 レリーズボタン
50 サブCPU
53 メインCPU
53a 出力制御部
59 カードI/F
60 CFカード
62 通信I/F
64 ROM
66 ROM
68 操作部
80 CPU
90 DCIMフォルダ
91 装置別フォルダ
92 検査別フォルダ
93 画像ファイル

Claims (9)

  1. 内視鏡検査で得られた画像ファイルを、外部ストレージに記憶させる内視鏡用プロセッサ装置において、
    装置自体を識別する装置IDを記憶するメモリと、
    装置IDを前記メモリから読み出して、装置IDをフォルダ名に含み、画像ファイルが格納される装置別フォルダを外部ストレージに作成するフォルダ作成処理手段とを備えることを特徴とする内視鏡用プロセッサ装置。
  2. 前記フォルダ作成処理手段は、装置別フォルダが未作成の場合、内視鏡検査の一回目の撮影が行われたときに、装置別フォルダを作成することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  3. 装置別フォルダの作成要否を選択させるための操作入力手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  4. 前記フォルダ作成処理手段は、前記操作入力手段により、装置別フォルダを作成する選択がなされた場合、装置別フォルダの直下の階層に、画像ファイルが格納される検査別フォルダを作成し、
    前記操作入力手段により、装置別フォルダを作成しない選択がなされた場合、内視鏡検査で共通のフォルダの直下の階層に、検査別フォルダを作成することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  5. 検査別フォルダは、内視鏡検査の被検体を識別する被検体IDをフォルダ名に含むことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  6. 外部ストレージは、装置本体に着脱自在に装填されるリムーバブルメディア、またはネットワークを介して接続されたネットワークストレージのうちの少なくともいずれかであり、
    リムーバブルメディア、またはネットワークストレージとのデータ通信を制御する、第一、または第二通信制御手段のうちの少なくともいずれかを備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  7. 前記第二通信制御手段は、汎用の通信プロトコルに則ったデータ通信を行うことを特徴とする請求項6に記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  8. 前記装置IDは、MACアドレスであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  9. 内視鏡検査で得られた画像ファイルを、外部ストレージに記憶させる際の出力方法であって、
    画像ファイルの出力元の内視鏡用プロセッサ装置自体を識別する装置IDをフォルダ名に含み、画像ファイルが格納される装置別フォルダを、フォルダ作成処理手段により外部ストレージに作成することを特徴とする内視鏡画像ファイルの出力方法。
JP2008063304A 2008-03-12 2008-03-12 内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法 Pending JP2009213790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008063304A JP2009213790A (ja) 2008-03-12 2008-03-12 内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008063304A JP2009213790A (ja) 2008-03-12 2008-03-12 内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009213790A true JP2009213790A (ja) 2009-09-24

Family

ID=41186305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008063304A Pending JP2009213790A (ja) 2008-03-12 2008-03-12 内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009213790A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063925A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Hoya Corp データ入力装置
JP2012203072A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Yamaha Corp データ記録装置及びプログラム
JP2014113212A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Hoya Corp 内視鏡
WO2019102753A1 (ja) * 2017-11-27 2019-05-31 オリンパス株式会社 内視鏡システム、端末装置、制御方法およびプログラム
JP2019095871A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本光電工業株式会社 生体情報モニタ、生体情報管理システム、及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063925A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Hoya Corp データ入力装置
JP2012203072A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Yamaha Corp データ記録装置及びプログラム
JP2014113212A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Hoya Corp 内視鏡
JP2019095871A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本光電工業株式会社 生体情報モニタ、生体情報管理システム、及びプログラム
WO2019102753A1 (ja) * 2017-11-27 2019-05-31 オリンパス株式会社 内視鏡システム、端末装置、制御方法およびプログラム
JPWO2019102753A1 (ja) * 2017-11-27 2020-11-19 オリンパス株式会社 内視鏡システム、端末装置および制御方法
US11496468B2 (en) 2017-11-27 2022-11-08 Olympus Corporation Endoscope system, terminal device, and control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5368668B2 (ja) 医用画像表示装置、医用画像表示システム及び医用画像表示システムの作動方法
JP2002028132A (ja) 内視鏡画像ファイリングシステム
WO2004103167A1 (ja) 画像記録装置
JP2009077765A (ja) 内視鏡システム
JP6284439B2 (ja) 医療情報処理システム
US8982204B2 (en) Inspection management apparatus, system, and method, and computer readable recording medium
JP2009213790A (ja) 内視鏡用プロセッサ装置、および内視鏡画像ファイルの出力方法
EP2704439A1 (en) Medical image recording apparatus, recording method of the same, and medical image recording program
JP2009022446A (ja) 医療における統合表示のためのシステム及び方法
JP2010004979A (ja) 画像処理装置、および内視鏡用プロセッサ装置
JP5451718B2 (ja) 医用画像表示装置、医用画像表示システム及び医用画像表示システムの作動方法
US20100317924A1 (en) Digital image data collection apparatus system and method
JP4009583B2 (ja) 医療用画像記録システム
JP5170722B2 (ja) 画像管理装置および画像管理システム制御方法
JPWO2008136282A1 (ja) 医療情報管理ネットワークシステム
JP5593008B1 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014053723A (ja) 医療画像管理装置、医療画像管理方法、医療画像管理プログラム
JP2007080094A (ja) アプリケーション起動管理システム
JP2005103030A (ja) 医療画像作成装置及び医療画像作成プログラム
KR20090029457A (ko) 의료 영상 데이터 통합 관리 시스템 및 이를 이용한 의료영상 데이터를 저장하는 방법
JP2008023017A (ja) 医療画像処理方法およびそれを利用した医療画像処理装置、医療画像処理システム
JP2008220839A (ja) 画像ファイリングシステムおよび画像表示システム
JP6548498B2 (ja) 検査業務支援システム
JP2008264313A (ja) 内視鏡システム
JP2000245738A (ja) 遠隔手術支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100618