JP2009213073A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ユーザが不注意で外部I/Fのコネクタ部の蓋部を閉め忘れて、筐体内部に水が侵入してしまうことを未然に防止することができる携帯端末を提供する。
【解決手段】外部I/Fのコネクタ部及びこのコネクタ部の開口部を塞ぐための蓋部を備えた携帯端末であって、コネクタ部の蓋部が開いていることを検出する検出手段(S101)と、外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する判断手段(S103)と、コネクタ部の蓋部が開いていることが検出されるとともに、アプリケーションプログラムが起動されていないと判断された場合、コネクタ部の蓋部を閉じるよう警告を発生する警告手段(S107)と、を備えた。
【選択図】 図5
【解決手段】外部I/Fのコネクタ部及びこのコネクタ部の開口部を塞ぐための蓋部を備えた携帯端末であって、コネクタ部の蓋部が開いていることを検出する検出手段(S101)と、外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する判断手段(S103)と、コネクタ部の蓋部が開いていることが検出されるとともに、アプリケーションプログラムが起動されていないと判断された場合、コネクタ部の蓋部を閉じるよう警告を発生する警告手段(S107)と、を備えた。
【選択図】 図5
Description
本発明は、防水機能を備えるとともに、コネクタ部の開口部を塞ぐ蓋部の開閉状態を検出して、蓋部が開いている場合に、ユーザに対して蓋部を閉めるように警告を発する携帯端末に関する。
近年、携帯端末の多機能化が進んでいて、ユーザが携帯端末を雨の日に使用したりお風呂で使用したりする機会が増えている。これに伴い、多くの携帯端末が防水機能を備えるようになってきた。
例えば、耐衝撃性、防水性、防塵性などに優れ、かつデザインの拡張性を有する携帯電話機が提案されている(特許文献1参照)。この携帯電話機は、透明又は半透明のシリコンゴムなどの合成樹脂を固着させることによって、外部からの衝撃、水滴や湿気、チリなどから基盤部を保護するための筐体が形成されたものである。
特開2006−19812号公報
たとえ携帯端末が防水機能を備えていても、筐体が外部I/Fのコネクタを備える場合には、そのコネクタを介して筐体内部に水が侵入してしまう恐れがある。そのため、通常コネクタには開口部を完全に塞ぐための蓋が備えられているが、ユーザがこのコネクタの蓋を不注意で閉じ忘れることが容易に想定され、その場合、筐体内部に水が浸入してしまう恐れがあるという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされてものであり、ユーザが不注意で外部I/Fのコネクタ部の蓋部を閉め忘れて筐体内部に水が侵入してしまうことを未然に防止することができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、外部I/Fのコネクタ部及びこのコネクタ部の開口部を塞ぐための蓋部を備えた携帯端末であって、前記コネクタ部の蓋部が開いていることを検出する検出手段と、前記外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する第1の判断手段と、前記検出手段によりコネクタ部の蓋部が開いていることが検出されるとともに、前記第1の判断手段によりアプリケーションプログラムが起動されていないと判断された場合、前記コネクタ部の蓋部を閉じるよう警告を発生する警告手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末によると、ユーザが不注意で外部I/Fのコネクタ部の蓋部を閉め忘れてしまうことにより筐体内部に水が侵入してしまうことを未然に防止することが可能となる。
本発明に係る携帯端末の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本発明に係る携帯端末として、防水機能を備えるとともに、複数の筐体が相互に回転自在に結合されることにより、開いた状態、閉じた状態の少なくとも2つの形態に変形するクラムシェル型の携帯電話機1を例にあげて説明する。図1は、携帯電話機1の開いた状態を示す斜視図である。
携帯電話機1は、図1に示すように、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とが、相互に一面を覆うように積層されることにより形成されている。これらの上筐体10及び下筐体11は、ヒンジ部12を挟むようにヒンジ結合されていて、上筐体10は下筐体11に対して、ヒンジ部12を軸にして、図1のX方向に所定角度だけ回転自在なように形成されている。携帯電話機1は、上筐体10を下筐体11に対して回転させることにより、開いた状態から閉じた状態に、あるいは閉じた状態から開いた状態に変形する。
上筐体10の内面(下筐体11に対面する側の面)には、文字や画像等を表示するための液晶ディスプレイ13、音声を出力するためのスピーカ14が設けられている。これらの液晶ディスプレイ13やスピーカ14は、携帯電話機1が閉じた状態のときには、下筐体11により覆われていて外部に露出していないが、上筐体10を下筐体11に対して回転させて開いた状態に変形させたときには、外部に露出される。
下筐体11の内面(上筐体10に対面する側の面)には、例えば、カーソルや表示画面を上下左右に移動させるための十字キーや、数字を入力するための数字キー、発信処理を行うための発信キー等の操作キー15が設けられている。また下筐体11の内面には、音声を集音するためのマイクロフォン16が設けられている。これらの操作キー15やマイクロフォン16は、携帯電話機1が閉じた状態のときには、上筐体10により覆われていて外部に露出していないが、上筐体10を下筐体11に対して回転させて開いた状態に変形させたときには、外部に露出される。
上筐体10には、LED17が内面、側面、外面(下筐体11に対面しない側の面)に連続するようにして設けられている。携帯電話機1は、このLED17を点灯させることにより、ユーザに対して携帯電話機1の端末状況等を通知する。LED17が上筐体10の内面、側面、外面に渡って設けられているため、ユーザは、携帯電話機1の開閉状態によらずに、LED17の点灯を確認することができる。
下筐体11の側面には、ヘッドフォンや充電用ケーブルを接続するためのコネクタ部18、18aが設けられている。図2に示すように、コネクタ部18、18aは、ヘッドフォンや充電用ケーブルが差し込まれる凹部19と、この凹部19の開口部を完全に塞ぐ蓋部19aとから形成されている。蓋部19aは、接続部19bにより、凹部19の開口部に対して開閉自在になるように接続されている。なお、蓋部19aは防水用パッキンで形成されていて、コネクタ部18、18aにヘッドフォンや充電用ケーブルが接続されていないときには、凹部19を蓋部19aで完全に塞ぐことにより、下筐体11の内部に水が浸入するのが防止されている。
次に、携帯電話機1の機能について、図3に示す機能ブロック図を用いて説明する。携帯電話機1は、図3に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25、記憶部26、及び開閉検出部27がバスによって相互に接続されて構成されている。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、後述する開閉管理処理や、その他の様々な演算処理や制御処理等を行う。電源回路部21は、ユーザによる操作キー15を介した入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替え、電源がオン状態の場合に電力供給源(バッテリ等)から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
操作入力制御部22は操作キー15に対する入力インタフェースを備え、操作キー15を介して入力された信号を主制御部20に伝送する。表示制御部23は液晶ディスプレイ13に対する表示インタフェースを備え、主制御部20や使用量表示制御部28の制御に基づいて、文書データや画像データ等を液晶ディスプレイ13に表示する。また表示制御部23は、LED17に対する出力インタフェースを備え、主制御部20に制御に基づいて、LED17を点灯させたり消灯させたりする。
音声制御部24は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16で集音した音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して主制御部20に伝送する。また音声制御部24は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ14から音声として出力する。
通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、基地局からアンテナ25aを介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部24に伝送されてスピーカ14から出力されたり、表示制御部23に伝送されて液晶ディスプレイ13に表示されたり、または記憶部29に記録されたりする。また通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16を介して入力された音声データや操作キー15を介して入力されたデータや記憶部26に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ25aを介して送信する。
記憶部26は、主制御部20が行う処理について、処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等からなる。また、主制御部20が後述する開閉管理処理を行う際の処理プログラムは、例えばROMに記憶されているものとする。
開閉検出部27は、主制御部20の制御に基づいて、コネクタ部18、18aの蓋部19aの開閉状態を検出して、これらの開閉状態を示す信号を生成して主制御部20に伝送する。コネクタ部18、18aにおいて、図4に示すように、例えば蓋部19aが突起部19cを備えているとともに、凹部19が孔部19dを備えていて、コネクタ部18、18aの蓋部19aの閉状態において、蓋部19aの突起部19cが凹部19の孔部19dに嵌め込まれるように形成されている。そして、凹部19の孔部19dの内部には押圧により出し入れされるスイッチ19eが備えられていて、蓋部19aの突起部19cが凹部19の孔部19dに嵌め込まれた際に、突起部19cによりスイッチ19eが押される。開閉検出部27は、このスイッチ19eの状態を検出することにより、蓋部19aの開閉状態を検出する。
なお、コネクタ部18、18aの蓋部19aの開閉状態の検出方法はこれによらず、凹部19の孔部19eの内部に赤外線照射装置と赤外線検出装置を備えることで、蓋部19aの突起部19cの有無を検出することにより行っても、凹部19の孔部19eの内部に圧力センサを備えることで、蓋部19aの突起部19cが圧力センサを押圧しているか否かを検出することにより行っても良い。
本発明の携帯電話機1は防水機能を備えていて、上筐体10または下筐体11の内部に水が浸入することが防止されている。すなわち、下筐体11の外部I/Fのコネクタ部18、18aにはヘッドフォンやケーブルが接続されるための孔が設けられていて、ここから下筐体11の内部に水が浸入してしまう恐れがある。しかし、コネクタ部18、18aは開閉自在な蓋部19aを備えていて、この蓋部19aでコネクタ部18、18aの開口部(凹部19)を完全に塞ぐことで、下筐体11の内部に水が侵入するのを防止している。
従来の携帯電話機において、たとえ防水機能を備えていたとしても、外部I/Fのコネクタの蓋が完全に閉まっていないために筐体内部に水が浸入して、携帯電話機が故障してしまうという問題が発生していた。また、従来の携帯電話機において、ユーザにとって外部I/Fの蓋が完全に閉まっているか否かの判断が難しく、その判断を誤ったために筐体内部に水が浸入してしまうという問題もあった。
本発明の携帯電話機1においては、外部I/Fのコネクタ部18、18aからの水の侵入を防ぐため、蓋部19aの開閉状態を検出し、この開閉状態を考慮したタイミングで液晶ディスプレイ13の表示画面に「コネクタの蓋を閉じて下さい」等のメッセージを表示する等によりユーザに対して警告を行うことで、コネクタ部18、18aの蓋部19aの閉め忘れを防止する。
携帯電話機1は、コネクタ部18、18aの蓋部19aの開閉状態を検出して、蓋部19aが開いている場合には、外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムの起動を考慮して、ユーザに対して蓋部19aを閉じるように警告を行う開閉管理処理を行う。携帯電話機1が、開閉管理処理を行う際の手順について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
主制御部20は、コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かを判断する(S101)。この際、主制御部20は、開閉検出部27からコネクタ部18、18aの開閉状態を示す信号を受信し、この信号に基づいてコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かを判断する。コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていない場合(S101のNo)は、主制御部20はそのまま待機する。
コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていた場合(S101のYes)は、主制御部20は、外部I/F(インタフェース)を使用するアプリケーションプログラム、すなわちコネクタ部18、18aにケーブルを接続する可能性があるアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する(S103)。外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されている場合(S103のYes)は、主制御部20は、コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられたか否かを判断する(S105)。この判断は、ステップS101と同様の方法で行う。
コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられた場合(S105のYes)は、ステップS101に戻って、主制御部20はコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かの判断を行う。コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられていない場合(S105のNo)は、ステップS103に戻って、主制御部20は、外部I/F(インタフェース)を使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する。
外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されていない場合(S103のNo)は、主制御部20は、ユーザに対してコネクタ部18、18aの蓋部19aを閉じるように警告する(S107)。この際、主制御部20は、例えば図6に示すように、液晶ディスプレイ13に文字や画像を表示したり、LED17を点灯させたり、あるいは携帯電話機1を振動させたり、スピーカ14から音声を出力させたりすることにより、ユーザに対して警告を行う。
主制御部20は、コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられたか否かを判断する(S109)。コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられていない場合(S109のNo)は、ステップS107に戻って、主制御部20は警告を継続する。コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられた場合(S109のYes)は、主制御部20は、S107にて行っている警告を終了する(S111)。そしてステップS101に戻って、主制御部20は、再びコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かを判断する。
なお、図7に示す表示画面30のように、コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いている場合には、液晶ディスプレイ13において、これをユーザに対して警告するためのアイコンを表示するようにしても良い。例えば、図7によると、表示画面30において、携帯電話機1の電波の受信状態を示すアイコン31、電池残量を示すアイコン32とともに、コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていることを示すアイコン33が表示されている。これにより、ユーザはアイコン33を確認することにより、コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていることを認識することができる。
このようにして携帯電話機1は、コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていた場合に、ユーザに対して蓋部19aを閉じるように警告を行う。これにより、ユーザが蓋部19aを閉め忘れて、下筐体11の内部に水が浸入してしまうことが防止される。
また携帯電話機1は、外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されていないのにも関わらずコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていた場合に、ユーザに対して蓋部19aを閉じるように警告を行う。これにより、ユーザが意図的に蓋部19aを開いているときには警告を出さずに、ユーザが不注意で蓋部19aを開いているときにのみ、蓋部19aを閉じるよう警告を行う。これにより、ユーザが意図的に蓋部19aを開けている場合に、蓋部19aを閉じるよう警告が行われるのが防止される。
次に、携帯電話機1において、外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムの起動に加えて、ケーブルの接続状態を考慮してユーザに対して警告する開閉管理処理について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
主制御部20は、コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かを判断する(S201)。この際、主制御部20は、ステップS101と同様に、開閉検出部27からコネクタ部18、18aの開閉状態を示す信号を受信し、この信号に基づいてコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かを判断する。コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていない場合(S201のNo)は、主制御部20はそのまま待機する。
コネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていた場合(S201のYes)は、主制御部20は、外部I/Fを使用するアプリケーションプログラム、すなわちコネクタ部18、18aにケーブルを接続する可能性があるアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する(S203)。外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されている場合(S203のYes)は、ステップS203に戻って、主制御部20はこのアプリケーションプログラムが終了されるまで待機する。
アプリケーションプログラムが起動されていなかった場合(S203のNo)は、主制御部20は、コネクタ部18、18aにケーブルが接続されているか否かを判断する(S205)。コネクタ部18、18aにケーブルが接続されている場合(S205のYes)は、ステップS203に戻って、主制御部20は外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かの判断を行う。
コネクタ部18、18aにケーブルが接続されていない場合(S205のNo)は、主制御部20は、コネクタ部18、18aの蓋部19aを閉めるようにユーザに対して警告する(S207)。この際、主制御部20は、例えば図6に示すように、液晶ディスプレイ13に文字や画像を表示したり、LED17を点灯させたり、あるいは携帯電話機1を振動させたり、スピーカ14から音声を出力させたりすることにより、ユーザに対して警告を行う。
主制御部20は、コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられたか否かを判断する(S209)。コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられていない場合(S209のNo)は、ステップS207に戻って、主制御部20は警告を継続する。コネクタ部18、18aの蓋部19aが閉じられた場合(S209のYes)は、主制御部20は、S207にて行っている警告を終了する(S211)。そしてステップS201に戻って、主制御部20は、再びコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いているか否かを判断する。
このようにして携帯電話機1は、コネクタ部18、18aにケーブルが接続されていないのにも関わらずコネクタ部18、18aの蓋部19aが開いていた場合に、ユーザに対して蓋部19aを閉じるように警告を行う。これにより、コネクタ部18、18aにケーブルが接続されているために蓋部19aを開いているときには警告を出さずに、ユーザが不注意で蓋部19aを開いているときにのみ、蓋部19aを閉じるよう警告を行う。これにより、コネクタ部18、18aにケーブルが接続されているために蓋部19aが開いている場合に、蓋部19aを閉じるよう警告が行われるのが防止される。
なお、コネクタ部18が18芯コネクタであった場合は、18芯からの充電機能使用後やUSBデータ転送機能のためのアプリケーションプログラムの終了後に警告を行うと良い。また、コネクタ部18aがイヤホンジャックであった場合は、音楽再生、FM機能、ワンセグ機能などのアプリケーションプログラムの終了後に警告を行うと良い。
本発明に係る携帯端末(携帯電話機1)によると、ユーザが不注意で外部I/Fのコネクタ部18、18aの蓋部19aを閉め忘れることがなくなり、筐体内部に水が侵入してしまうことを未然に防止することが可能となる。すなわち、従来、外部I/Fのコネクタからの水侵入を防止するためには、ユーザが意識して蓋を閉めなければならなかったが、本発明では、ユーザが不注意で蓋を閉め忘れられた場合であっても、携帯端末が警告を発生してユーザへ注意を促し、コネクタの蓋を閉める操作を誘導することにより、ユーザの不注意により筐体内部に水が浸入してしまうことが防止される。
本発明の説明として、携帯電話機1について説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯ゲーム機、デジタルカメラ、携帯音楽プレイヤー等の任意の携帯端末であっても良い。
1…携帯電話機,10…上筐体,11…下筐体,12…ヒンジ部,13…液晶ディスプレイ,14…スピーカ,15…操作キー,16…マイクロフォン,17…LED,18、18a…コネクタ部,19…凹部,19a…蓋部,19c…突起部,19d…孔部,19e…スイッチ,20…主制御部,21…電源回路部,22…操作入力制御部,23…表示制御部,24…音声制御部,25…通信制御部,25a…アンテナ,26…記憶部,27…開閉検出部,30…表示画面,31乃至33…アイコン。
Claims (6)
- 外部I/Fのコネクタ部及びこのコネクタ部の開口部を塞ぐための蓋部を備えた携帯端末であって、
前記コネクタ部の蓋部が開いていることを検出する検出手段と、
前記外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する第1の判断手段と、
前記検出手段によりコネクタ部の蓋部が開いていることが検出されるとともに、前記第1の判断手段によりアプリケーションプログラムが起動されていないと判断された場合、前記コネクタ部の蓋部を閉じるよう警告を発生する警告手段と、
を備えたことを特徴とする携帯端末。 - 前記コネクタ部にケーブルが接続されているか否かを判断する第2の判断手段を備え、
前記警告手段は、前記検出手段によりコネクタ部の蓋部が開いていることが検出されるとともに、前記判断手段によりアプリケーションプログラムが起動されていないと判断された場合、前記第2の判断手段により前記コネクタ部にケーブルが接続されていないと判断されたときに、前記コネクタ部の蓋部を閉じるよう警告を発生することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記警告手段は、警告を発生した後に、前記検出手段により前記コネクタ部の蓋部が開いていることが検出されなくなった場合、警告を終了することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記検出手段により前記コネクタ部の蓋部が開いていることが検出されている間、このコネクタ部の蓋部が開いていることを示すアイコンを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記コネクタ部は、スイッチを備えるとともに、前記蓋部は、前記コネクタ部の開口部を塞いでいる間、前記コネクタ部のスイッチを押圧するように形成され、
前記検出手段は、このスイッチが押圧されていないことに基づいて前記コネクタ部の蓋部が開いていることを検出することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 外部I/Fのコネクタ部及びこのコネクタ部の開口部を塞ぐための蓋部を備えた携帯端末であって、
前記外部I/Fを使用するアプリケーションプログラムが起動されているか否かを判断する第1の判断手段と、
前記コネクタ部にケーブルが接続されているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段により前記コネクタ部にケーブルが抜かれたことを検出したときに、前記第1の判断手段によりアプリケーションプログラムが起動されていないと判断された場合、前記コネクタ部の蓋部を閉じるよう警告を発生する警告手段と、
を備えたことを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008056600A JP2009213073A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008056600A JP2009213073A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009213073A true JP2009213073A (ja) | 2009-09-17 |
Family
ID=41185744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008056600A Pending JP2009213073A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009213073A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011166668A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Nec Corp | 防水型電子機器、及び防水機能の検出報知方法 |
JP2011244078A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Nec Corp | 携帯情報端末、及び携帯情報端末の密閉確認方法 |
-
2008
- 2008-03-06 JP JP2008056600A patent/JP2009213073A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011166668A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Nec Corp | 防水型電子機器、及び防水機能の検出報知方法 |
JP2011244078A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Nec Corp | 携帯情報端末、及び携帯情報端末の密閉確認方法 |
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