JP2009212395A - ブランクパネル型照明ユニット - Google Patents

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housing
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Hirotaka Isomine
裕貴 五十嶺
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

【課題】電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、自由に作業者の思う箇所を照らすことが可能で使用しない時にはブランクパネルとしての機能も有するブランクパネル型照明ユニットを提供する。
【解決手段】電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、この照明装置は前面に開口を設けた箱体12と、箱体の開口に開閉可能に設けられると共に開いた状態、又は閉じた状態の維持が可能な扉体14とからなり、扉体には照明部16が設けられると共に、扉体の開閉によって箱体に設けられた切替部17によって点灯、又は消灯の切替を可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気機器収納用筐体の内部に設けられるブランクパネル型の照明ユニットに関するものである。
従来、データセンター等において情報通信キャビネット等の電気機器収納用筐体に搭載された機器のメンテナンスは、室内に設置されている蛍光灯等の照明によってなされている。又、これら照明はセキュリティーのため常に点灯状態である場合が多い。
そのため、電力の使用量が嵩みコストがかかっており、又、ISO 14001等において省エネルギー化が進められていることも加え、電力の使用量を押さえる必要があった。

この改善策として、データセンター等のセキュリティー上、問題にならない程度の照明を削減し、特許文献1に記載されているような薄型の照明を電気機器収納用筐体自体に取り付けることが考えられる。
又、懐中電灯等の携帯できる小型の照明を用いることが考えられる。
特開2003−22667
しかしながら、電気機器収納用筐体自体に照明を取り付ける場合、このためのスペースが必要となるため、電気機器収納用筐体に搭載する機器の数を減らす必要があるという欠点ある。
又、懐中電灯等の携帯できる小型の照明を用いる場合、携帯をし忘れる恐れがあるという欠点がある。
又、携帯できる小型の照明を使用している間は片手が使えなくなるという欠点がある。加えて、両手が使えるように携帯できる小型の照明を固定しておく固定具の設置も考えられるが、そのための取り付けスペースが必要となり、且つ、部材が増えるためコストがかかるという欠点がある。
このため、本発明によって解決しようとする課題は、電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、自由に作業者の思う箇所を照らすことが可能で使用しない時にはブランクパネルとしての機能も有するブランクパネル型照明ユニットを提供することにある。
上記した課題を解決するためになされた本発明のブランクパネル型照明ユニットは、電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、この照明装置は前面に開口を設けた箱体と、箱体の開口に開閉可能に設けられると共に開いた状態、又は閉じた状態の維持が可能な扉体とからなり、扉体には照明部が設けられると共に、扉体の開閉によって箱体に設けられた切替部によって点灯、又は消灯の切替を可能とした。
本発明のブランクパネル型照明ユニットによれば、扉体に照明部を設け、電気機器収納用筐体の上部に設置した場合、照明部の設けられた扉体の開閉角度の調節によって電気機器収納用筐体に搭載する機器のメンテナンス作業時等において自由に作業者の思う箇所を照らすことが可能である。
又、メンテナンス作業等のために照明の必要となる電気機器収納用筐体にのみ取り付ければ良く、室内に使用する照明を最小限に抑えられるため、電力の使用量を削減することが可能である。
又、箱体であるためブランクパネルとしても利用でき、効率の良い排熱環境を作り出すことが可能である。
又、箱体であるため台板としても利用でき、機器の据え置きが可能である。
本発明では、電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置を少ないスペースで取り付け可能にした。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、照明装置は電気機器収納用筐体の内部に設けたレール部をスライドするスライド部によって引き出し可能とした箱体2、12と、箱体2、12の前面に開閉可能に設けられ、トルクヒンジ3、13等によって開いた状態、又は閉じた状態の維持が可能な扉体4、14とからなり、扉体4、14の内側に取り付けられた照明部16はリミットスイッチ17等によって開閉に合わせた点灯・消灯の切替が可能である。箱体2、12を引き出し可能とし、扉体4、14を開いた状態、又は閉じた状態の維持を可能とすることで、メンテナンス作業時等において作業者の思う箇所を照らすことが可能である。又、照明部16に使用する光源をLEDで構成することにより、スペースを小さくすることができ、使用電力量も抑えることができることに加えて、光源として蛍光灯を用いた際の地震等による蛍光灯の破損から機器が傷付く恐れを少なくすることができる。又、光源として寿命の長いLEDを用いることで取替えなどの手間を減らすことが可能である。
電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、照明装置は電気機器収納用筐体の内部に取り付けられる箱体22と、箱体22の前面に開閉可能に設けられ、トルクヒンジ23等によって開いた状態、又は閉じた状態の維持が可能な扉体24と、扉体24が開いた状態に引き出し可能に設けた引き出し部25とからなり、扉体24の内側に取り付けられた照明部はリミットスイッチ等によって開閉に合わせた点灯・消灯の切替が可能とした。引き出し部25にキーボードを収納することにより、照明部によって手元を照らすことができるため、エネルギー削減等の理由により室内の照明の数を減らした場合に作業性が低下してしまう恐れを少なくすることが可能である。又、照明装置内にキーボードを収納できるため、キーボードを搭載するために必要となるスペースの削減が可能である。又、照明部に使用する光源をLEDで構成することにより、スペースを小さくすることができ、使用電力量も抑えることができることに加えて、光源として蛍光灯を用いた際の地震等による蛍光灯の破損から機器が傷付く恐れを少なくすることができる。又、光源として寿命の長いLEDを用いることで取替えなどの手間を減らすことが可能である。
電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、照明装置は電気機器収納用筐体の内部に取り付けられる箱体32と、箱体32の前面に開閉可能に設けられると共に、トルクヒンジ33等によって開いた状態、又は閉じた状態の維持が可能な扉体34と、扉体34が開いた状態に引き出し可能に設けた引き出し部35とからなり、照明部は扉体34の内側に取り付けられると共にリミットスイッチ等によって開閉に合わせて点灯・消灯の切替を可能に設けた。引き出し部35の前面を開口し、両側面を傾斜38に設けることで引き出す際に引き出し部35の前面が照明部に当たり、破損する恐れ等を防ぐことが出来る。又、引き出し部35の両側面に設けた傾斜38によって、扉体34が傾斜38に沿って可動するため扉体34を開くことを助ける。引き出し部35にキーボードを収納することにより、照明部によって手元を照らすことができるため、エネルギー削減のため室内の照明の数を減らした場合に作業性が低下してしまう恐れを少なくすることが可能である。又、照明装置内にキーボードを収納できるため、キーボードを搭載するために必要となるスペースの削減が可能である。又、照明部に使用する光源をLEDで構成することにより、スペースを小さくすることができ、使用電力量も抑えることができることに加えて、光源として蛍光灯を用いた際の地震等による蛍光灯の破損から機器が傷付く恐れを少なくすることができる。又、光源として寿命の長いLEDを用いることで取替えなどの手間を減らすことが可能である。
以上のように、本発明のブランクパネル型照明ユニットは、電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、照明部を開閉可能な扉体に設けることで作業者が照射したい箇所を照射することができ、使用しない時であってもブランクパネルや台板としての使用が可能なブランクパネル型照明ユニットを提供できるものである。
本発明の実施例1における、ブランクパネル型照明ユニットの使用時の斜視図である。 図1のブランクパネル型照明ユニットをA−Aで切った際の本発明の実施例1における要部断面図である。 本発明の実施例2における、ブランクパネル型照明ユニットの使用時の斜視図である。 本発明の実施例3における、ブランクパネル型照明ユニットの使用時の斜視図である。
符号の説明
1 スライド部
2、12、22、32 箱体
3、13、23、33 トルクヒンジ
4、14、24、34 扉体
25、35 引き出し部
16 照明部
17 リミットスイッチ
38 傾斜

Claims (1)

  1. 電気機器収納用筐体の内部に設けられる照明装置であって、該照明装置は前面に開口を設けた箱体と、該箱体の開口に開閉可能に設けられると共に開いた状態、又は閉じた状態の維持が可能な扉体とからなり、該扉体には照明部が設けられると共に、前記扉体の開閉によって前記箱体に設けられた切替部によって点灯、又は消灯の切替が可能に設けられたことを特徴とするブランクパネル型照明ユニット。
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