JP2009212193A - テープフィーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】磁力が電子部品に不均一に作用することにより誘発されるノズルの吸着ミスを防止する。
【解決手段】磁石25は、電子部品23の取り出し位置17を含む一定の箇所に取り出し位置17に位置する電子部品23との距離が均一となる平坦領域27を備えている。この領域27の上方に位置する電子部品23には全体に磁力が均一に作用することになり、ピックアップ時の電子部品23の姿勢が安定し、ノズル6の吸着ミスの発生を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明はテープフィーダに関するものである。
基板に電子部品を連続実装する電子部品実装装置に電子部品を供給する装置としてテープフィーダが広く用いられている。テープフィーダは、電子部品を等ピッチで収納したキャリアテープの送り動作を行い、電子部品実装装置に備えられたノズルによる取り出し位置に電子部品を搬送する装置である。キャリアテープは取り出し位置の近傍ではテープカバーによって覆われており、テープカバーには電子部品を上方に取り出すための開口が設けられている。
キャリアテープに収納された電子部品は、キャリアテープの送り動作を行う機構系の振動や搬送中の摩擦による静電気の影響等によって姿勢が不安定となることがある。電子部品が取り出し位置に搬送されるまでの間は、トップテープやテープカバーの存在によってキャリアテープ内に強制的に収納された状態となっているが、取り出し位置まで近づくと開口によって上方が開放されるため、いわゆる立ち姿勢となったりキャリアテープから飛び出したりするなどの不具合が生じることがあった。このような不具合を解消するため、従来、キャリアテープの下方から電子部品に磁力を作用させる磁石を配置し、磁力により電子部品の姿勢を安定させる方法が採用されている(特許文献1参照)。
特開2007−311382号公報
特許文献1に開示された発明は、磁石に傾斜を設けることで電子部品に作用する磁力が開口の上流側より取り出し位置において弱くなるようにしたものである。電子部品が取り出し位置に近づくに連れてこれに作用する磁力が漸減するので、急激な磁力の変化によって電子部品の姿勢の安定性を損ねたりすることがないようになっている。ところで、ノズルが電子部品を吸着して取り出すときには磁力に抗し得るだけの吸引力が必要となるので、特許文献1に開示された発明においては、取り出し位置で電子部品に作用する磁力を吸引力より弱くするため、磁石と電子部品との間が適当な距離になるように磁石の傾斜を設定する必要がある。
しかしながら、取り出そうとする電子部品の上流側と下流側では傾斜した磁石との距離が異なるので、電子部品全体としては不均一な磁力が作用した状態となっており、吸着時に位置ずれを起こしたり傾いたりする可能性がある。特に送り方向に長い電子部品の場合にはこの影響が顕著になる。
そこで本発明は、磁力が電子部品に不均一に作用することにより誘発されるノズルの吸着ミスを防止し得るテープフィーダを提供することを目的とする。
請求項1に記載のテープフィーダは、上流から下流に向けてキャリアテープを送ることでキャリアテープに収納された複数の電子部品を順次取り出し位置に搬送するテープフィーダであって、電子部品の取り出し位置で電子部品を上方に開放する開口が設けられたテープカバーと、キャリアテープの下方から電子部品に磁力を作用させる磁石を備え、前記磁石が、キャリアテープの送り方向において少なくとも前記開口の上流側から前記取り出し位置まで連続する長さを有し、電子部品に作用する磁力が、前記開口の上流側から前記
取り出し位置に向けて漸減するとともに前記取り出し位置に位置する電子部品に対して均一となる。
請求項2に記載のテープフィーダは請求項1に記載のテープフィーダであって、前記磁石が、キャリアテープの送り方向において少なくとも前記開口の上流側から前記取り出し位置まで連続する面を上部に備え、前記面が、前記開口の上流側から前記取り出し位置に向けて下方に傾斜する領域と、前記取り出し位置に位置する電子部品との距離が均一となる平坦領域を有する。
テープフィーダから電子部品を取り出す位置において均一な磁力が電子部品に作用するようにしたので、ピックアップ時の電子部品の姿勢が安定し、吸着ミスの発生を抑制することができる。
添付した図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態のテープフィーダを装着した実装装置を示す側面図、図2は本発明の実施の形態のテープフィーダの要部拡大図である。
実装装置は、基板1を装置内に搬入し、所定の位置で固定し、装置外に搬出する一連の動作を行う基板搬送装置2を備えている。また、テープフィーダ3から供給を受けた電子部品を基板1に移載する移載ヘッド4と直動装置5を備えている。移載ヘッド4にはノズル6が装着されており、このノズル6が電子部品を吸着し、テープフィーダ3から取り出す役割を担っている。テープフィーダ3と基板搬送装置2の間には、ノズル6に吸着された電子部品を下方から撮像するかカメラ7が備わっている。
テープフィーダ3は、基板搬送装置2およびカメラ7を支持するテーブル8にその前部が載置される高さにキャリア9によって支持されている。キャリア9にはキャスター10が装着されており、ハンドル11の操作によってテープフィーダ3を自由に移動させることが可能になっている。キャリア9にはキャリアテープ12を巻回収納したリール13を回転可能に保持するリールホルダ14が備わっており、このリールホルダ14に保持されたリール13から引き出されたキャリアテープ12がテープフィーダ3の後部からその内部に引き込まれるようになっている。後部から引き込まれたキャリアテープ12はテープフィーダ3に内蔵されたスプロケット15によって前方に向けて送られる。キャリアテープ12には複数の電子部品が等間隔で収納されており、その上面がトップテープ16で覆われている。
トップテープ16は電子部品の取り出し位置17の手前(キャリアテープ12の送り方向に対して上流側)においてキャリアテープ12の送り方向と逆方向に折り返され、テープフィーダ3に内蔵されたローラ18、19によってキャリアテープ12の送り方向と逆方向に送られる。トップテープ16はキャリアテープ12の送り長さと同じ長さだけキャリアテープ12の上面から剥離され、ローラ18、19の後方(キャリアテープ12の送り方向に対して上流側)の回収室20に回収される。テープフィーダ3の後端にはトップテープ16を外部に取り出すための開口を開閉可能な扉21が備わっている。
キャリアテープ12に収納された電子部品はトップテープ16が剥離されることで上方に開放された状態となって取り出し位置17に搬送される。ノズル6は直動装置5によって取り出し位置17に位置決めされ、この位置で下降して電子部品を吸着し、吸着したまま上昇して電子部品を取り出す。その後、カメラ7の上方を通過して基板1の上方に位置決めされ、再び下降して電子部品を基板1に搭載する。カメラ7によって撮像された電子
部品の姿勢(水平面内における角度)に異常がある場合は、ノズル6を回転させて補正を行った後に基板1に搭載する。
図2は本発明の実施の形態のテープフィーダの要部拡大図である。テープフィーダ3にはキャリアテープ12を上方から覆うテープカバー22が備わっている。テープカバー22はテープフィーダの本体に対して開閉可能に構成されており、通常稼動時にはキャリアテープ12の不規則な動き(特に上下動)を規制するためにテープカバー22は閉じているが、キャリアテープ12をテープフィーダ3に装着する(スプロケット15と係合させる)場合にはこれを開いて装着作業を行う。テープカバー22には電子部品23の取り出し位置17に相当する箇所に開口24が形成されている。上流から下流に向けて送られるキャリアテープ12に収納された電子部品23は開口24により上方に開放された状態で取り出し位置17に搬送され、この位置でノズル6によってピックアップされてテープフィーダから取り出される。
取り出し位置17を含むキャリアテープ12の下方には、キャリアテープ12に収納されている電子部品23に下向きの磁力を作用させる磁石25が備わっている。キャリアテープ12に収納されている電子部品23は、キャリアテープ12の送り動作を行う機構系の振動や搬送中の摩擦による静電気の影響等によって姿勢が不安定となることがある。電子部品23は取り出し位置17に近づくと開口24によって上方が開放され、姿勢の規制から開放されるため、いわゆる立ち姿勢となったりキャリアテープ12から飛び出したりするなどの不具合が生じることがある。磁石25は電子部品23を構成する金属部分に磁力を作用させて電子部品23の姿勢を維持する役割果たしている。
このような役割を果たすため、磁石25は、キャリアテープ12の送り方向において少なくとも開口24の上流側から取り出し位置17まで連続する長さである必要がある。ここでは安定した姿勢維持が期待できるように、一方を開口24の上流側に電子部品23の2個分程度の長さに延伸させ、他方を取り出し位置17において吸着される電子部品23の全体を若干の余裕をもってカバーできる程度の長さに延伸させている。電子部品23に作用する磁力は磁石25との距離の二乗に反比例するので、磁石25の上面26に傾斜を設け、開口24の上流側における磁力より取り出し位置17における磁力の方が弱くなるように漸減させることで磁力の急激な変化を回避し、電子部品23の姿勢の安定性を損ねたりすることがないようにされている。
磁石25は、取り出し位置17において電子部品23に作用する磁力がノズル6の吸引力より小さくなるように上面高さが設定されている。また、取り出し位置17を含む一定の箇所には取り出し位置17に位置する電子部品23との距離が均一となる平坦領域27を設けている。磁石25の上面に平坦領域27を設けることで、この領域の上方に位置する電子部品全体に磁力が均一に作用することになり、ピックアップ時の電子部品23の姿勢が安定し、ノズル6の吸着ミスの発生を抑制することができる。
本発明はテープフィーダを用いた電子部品の安定供給が要求される電子部品の実装分野において有用である。
本発明の実施の形態のテープフィーダを装着した実装装置を示す側面図 本発明の実施の形態のテープフィーダの要部拡大図
符号の説明
3 テープフィーダ
12 キャリアテープ
16 トップテープ
17 取り出し位置
22 テープカバー
23 電子部品
24 開口
25 磁石
26 上面
27 平坦領域

Claims (2)

  1. 上流から下流に向けてキャリアテープを送ることでキャリアテープに収納された複数の電子部品を順次取り出し位置に搬送するテープフィーダであって、
    電子部品の取り出し位置で電子部品を上方に開放する開口が設けられたテープカバーと、キャリアテープの下方から電子部品に磁力を作用させる磁石を備え、
    前記磁石が、キャリアテープの送り方向において少なくとも前記開口の上流側から前記取り出し位置まで連続する長さを有し、電子部品に作用する磁力が、前記開口の上流側から前記取り出し位置に向けて漸減するとともに前記取り出し位置に位置する電子部品に対して均一となることを特徴とするテープフィーダ。
  2. 前記磁石が、キャリアテープの送り方向において少なくとも前記開口の上流側から前記取り出し位置まで連続する面を上部に備え、
    前記面が、前記開口の上流側から前記取り出し位置に向けて下方に傾斜する領域と、前記取り出し位置に位置する電子部品との距離が均一となる平坦領域を有することを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ。
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