JP2009211172A - ガス警報器及びガス警報方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CO濃度の小幅な変動も反映可能であり、人体に対する危険状態をより的確に検知することができるガス警報技術を提供する。
【解決手段】検出されたCO濃度を用いて警報を行うガス警報器において、警報の要否判定の基準となる警報基準値について、初期値から当該警報基準値までの間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより前記区間毎に導出された一酸化炭素濃度−単位検出時間当たりの変化量関係を定める変化量算出曲線を格納部41に格納すると共に、この変化量算出曲線に基づいて、検出されたCO濃度から対応する変化量を算出する変化量算出部32と、算出された変化量を積算して変化量積算値を算出する積算部33と、変化量積算値が警報基準値に達したときに要警報と判定する警報判定部35と、要警報判定に基づいて警報を行う警報部36とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、一酸化炭素濃度を検出し、検出された一酸化炭素濃度を用いて警報の要否を判定し、当該要警報判定に基づいて警報を行うガス警報技術に関する。
この種の機能を備えたガス警報器として、例えば、危険濃度よりも低い濃度のCOガスが室内に漏れたときにおいても、COガスの漏れ具合に応じて危険状態を検知し、安全動作を行わせることができる燃焼安全装置が知られている(特許文献1参照)。この燃焼安全装置は、COセンサによって検出される一酸化炭素ガスの検出濃度に対応する値を異常燃焼の有無に拘わらず累積するCO濃度累積演算部と、このCO濃度累積演算部により所定のサンプリング期間中の累積演算値が設定基準値に至ったときに警報信号を出力する警報出力部とを備えて構成されている。
この一酸化炭素ガスの検出濃度に対応する値としては、検出濃度をそのレベルに応じてポイント化した値が用いられており、例として、CO検出濃度を段階的に区分し、0〜200ppm未満にはポイント0、200〜500ppm未満にはポイント1、500〜1000ppm未満にはポイント2、1000ppm以上にはポイント3が付与されている。また、CO濃度の大きさに応じて予め係数を与えておき、取り込みデータの大きさにその係数を掛けて重み付けを行うことや、検出データの加工を行わずにそのまま累積することも提案されている。
実登第2601600号公報
しかしながら、一酸化炭素ガスの検出濃度に対応する値として、上述のような段階的に区分されたCO検出濃度に対して一定のポイント値を用いたのでは、CO検出濃度の小幅な変動は反映されないという問題がある。
一方、CO濃度の大きさに応じて予め係数を与えておき、取り込みデータの大きさにその係数を掛けて重み付けを行うことや、検出データの加工を行わずにそのまま累積することも提案されているが、用いる係数についての具体的な開示もなく、また単にそのまま累積したのでは、CO濃度の特性により人体に与える影響を十分に反映していないという問題がある。
本発明は、かかる問題点に着目して成されたものであり、その目的は、CO濃度の小幅な変動も反映可能であり、人体に対する危険状態をより的確に検知することができるガス警報技術を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るガス警報器は、一酸化炭素濃度を検出するガス検出部と、検出された一酸化炭素濃度を用いて警報の要否を判定する警報判定部と、前記警報判定部による要警報判定に基づいて警報を行う警報部とを備えたガス警報器において、警報の要否判定の基準となる警報基準値について、初期値から当該警報基準値までの間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより前記区間毎に導出された一酸化炭素濃度−単位検出時間当たりの変化量関係を定める変化量算出曲線を格納すると共に、前記変化量算出曲線に基づいて、前記検出された一酸化炭素濃度から対応する前記変化量を算出する変化量算出部と、前記算出された変化量を積算して変化量積算値を算出する積算部とを備え、前記警報判定部は、前記変化量積算値が前記警報基準値に達したときに要警報と判定するものとした。
ここで、上記の変化量算出曲線は、一酸化炭素濃度を入力値として、単位検出時間(一酸化炭素濃度の検出間隔)当たりの変化量を出力値として得る滑らか且つ連続的な関数であり、単に数式のみならず変換テーブルもこれに含まれるものである。そして、この変化量算出曲線は、警報の要否判定の基準となる警報基準値と初期値との間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより区間毎に導出されるものである。従って、導出された変化量算出曲線は、各区間における特性を反映したものとすることができる。
このように、滑らか且つ連続的な関数であり、警報基準値に至る各区間の特性を反映した変化量算出曲線を用いることにより、CO濃度の小幅な変動も反映し、危険状態をより的確に検知することができるガス警報器を実現することができる。
検出される一酸化炭素濃度が低くなった場合、一般的に危険度は低下するが、このような状況で変化量積算値を維持したままでは、その後の変化量の積算により、警報に至る時間が短くなり、警報が早く発せられるなどの不都合が生じる。そこで、本発明の好適な実施形態の一つでは、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度の減衰曲線における初期濃度値を所定の変化量積算値に置換することにより生成された減算曲線を格納すると共に、前記ガス検出部により検出される一酸化炭素濃度が所定値以下となった場合、前記減算曲線に基づいて変化量積算値の減算を行う減算部を備えている。
特に、労働者が室内で作業を行う場合、その労働時間には上限値があり、これを過ぎると既に室内にいないことが予想される。このような室内にガス警報器を設置する場合、労働時間の最大値(上限値)において変化量積算値がリセットされることが好ましい。そこで、本発明の好適な実施形態の一つでは、前記減算曲線は、ガス警報器が設置される室内について規定された労働時間の最大値において0となるように修正され、前記減算部は、当該修正された減算曲線を用いて変化量積算値の減算を行うものとしている。このような修正された減算曲線としては種々のものが考えられるが、例えば、前記修正された減算曲線が階段状の折れ線で表されるものが挙げられる。
また、上述した変化量算出曲線についても、警報基準値や単位検出時間当たりの変化量の定め方により種々のものが考えられる。本発明の好適な実施形態の一つでは、前記警報基準値が一酸化炭素の濃度値に応じて規定される警報に至る時間に付与された警報ポイント値であり、当該警報ポイント値に至るまでの間に注意ポイント値を複数設定することにより前記複数の区間を形成し、前記単位検出時間当たりの変化量がポイント値を用いて表される。
この他にも、前記警報基準値が血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度の警報濃度値であり、当該警報濃度値に至るまでの間に注意濃度値を複数設定することにより前記複数の区間を形成し、所定の酸素濃度値において一酸化炭素の濃度値に応じて規定される血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度−曝露時間関係を定める濃度変化曲線を前記複数の区間毎に直線で近似し、前記単位検出時間当たりの変化量が、前記区間毎の直線の傾きを用いて表されるものとしても良い。
上述したガス警報器に加え、ガス警報方法も本発明の権利範囲に含まれるものである。すなわち、本発明に係るガス警報方法は、検出された一酸化炭素濃度を用いて警報の要否を判定し、当該要警報判定に基づいて警報を行うガス警報方法において、警報の要否判定の基準となる警報基準値について、初期値から当該警報基準値までの間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより前記区間毎に導出された一酸化炭素濃度−単位検出時間当たりの変化量関係を定める変化量算出曲線に基づいて、前記検出された一酸化炭素濃度から対応する前記変化量を算出するステップと、前記算出された変化量を積算して変化量積算値を算出するステップと、前記変化量積算値が前記警報基準値に達したときに要警報と判定するステップと、当該要警報判定に基づいて警報を行うステップとを有する。
また、検出される一酸化炭素濃度が所定値以下となった場合、血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度の減衰曲線における初期濃度値を所定の変化量積算値に置換することにより生成された減算曲線に基づいて変化量積算値の減算を行うステップをさらに有するようにしても良い。
上述したガス警報方法も、もちろん、上記のガス警報器と同様の作用効果を伴うものであり、上述した種々の付加的な特徴構成を備えることもできる。
〔システム構成〕
図1に、本実施形態におけるガス警報器の具体的なシステム構成を示す。このガス警報器1は、一酸化炭素濃度(以下、CO濃度と称する)を検出するCOセンサとしてのガス検出部2と、検出されたCO濃度を用いて警報を行う際の各種処理を行う制御部3と、制御部3における処理に用いる各種データを格納している格納部4と、聴覚的或いは視覚的に警報を行うためのスピーカ5やランプ6を備えて構成されている。
制御部3は、検出されたCO濃度を取得する濃度取得部31と、格納部4に格納された変化量算出曲線に基づいて、このCO濃度から対応する変化量を算出する変化量算出部32と、算出された変化量を積算して変化量積算値を算出する積算部33と、検出されるCO濃度が所定値以下となった場合、格納部4に格納された減算曲線に基づいて、変化量積算値の減算を行う減算部34と、変化量積算値が警報の要否判定の基準となる警報基準値に達しているか否か判定する警報判定部35と、警報判定部35による要警報判定に基づいて警報を行う警報部36とを有している。
また、格納部4は、上述した制御部3における処理に用いられる変化量算出曲線を格納する変化量算出曲線格納部41と、減算曲線を格納する減算曲線格納部42とを有している。以下に、本実施形態において用いられる変化量算出曲線及び減算曲線について説明する。
〔変化量算出曲線〕
変化量算出曲線は、CO濃度−単位検出時間当たりの変化量関係を規定するものであり、警報の要否判定の基準となる警報基準値について、初期値から当該警報基準値までの間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより区間毎に導出される。本実施形態においては、警報基準値をCO濃度に応じて規定される警報に至る時間に付与された警報ポイント値とし、当該警報ポイント値に至るまでの間に注意ポイント値を複数設定することにより複数の区間を形成し、CO濃度の検出間隔である単位検出時間当たりの変化量がポイント値を用いて表される形態を採用している。
以下、本実施形態における変化量算出曲線の導出方法について説明する。まず、図2に示す「業務用厨房不完全燃焼警報センサ検査規程」(財団法人日本ガス機器検査協会)に記載された値(以下、JIA規程値)に基づいて、次のようにして警報に至る時間TkをCO濃度毎に算出する。最初に、CO濃度が1000ppmにおける警報に至る時間Tkを、JIA規程値の4分と9分の中間値を取り6.5分と決定する。次に、500ppmにおける警報に至る時間Tkを、CO濃度に反比例するように6.5分を2倍にして13分と決定する。さらに、200ppmにおける警報に至る時間Tkを、JIA規程値の30分を2倍にして60分と決定する。そして、これらの値を用いてCO濃度と警報に至る時間Tkとの関係を定める回帰曲線を求める。図3(a)には得られた回帰曲線が示されている。この回帰曲線からCO濃度毎に警報に至る時間Tkを算出することができ、図3(b)には所定のCO濃度に対して算出された警報に至る時間Tkが示されている。
次に、このCO濃度に応じて規定される警報に至る時間Tkに警報ポイント値を付与する。ここでは、警報ポイント値として100ポイント(pt)を付与する。また、CO濃度0に相当する初期ポイント値0ptから警報ポイント値100ptに至るまでの間に注意ポイント値を複数設定して、複数の区間を形成する。ここでは、図4に示すように、第1注意ポイント値として25ptを、第2注意ポイント値として50ptを設定し、複数の区間として0〜25ptまでの第1区間、25〜50ptまでの第2区間、50〜100ptまでの第3区間の計3区間を設定するが、付与するポイントの値や設定する区間の数はこれに限定されるわけではない。
この第1及び第2注意ポイント値に対応する注意すべき時間(以下、第1、第2注意時間と称する)は次のようにして決定される。まず、図3(b)における500ppmから1500ppmの高濃度COガスの場合は、警報に至る時間Tkが短めなので、各々のCO濃度においてこれを単純に半分にした値を第2注意時間Tc2とする。一方、500ppm未満については、まず200ppmにおける図1のJIA規程値の30分を半分にした15分を200ppmにおける第2注意時間Tc2とし、200ppmから500ppmまでの間は内挿値を求めて、各CO濃度における第2注意時間Tc2とする。また、各CO濃度における第1注意時間Tc1については、各々の第2注意時間Tc2を半分にして、これより10秒だけ短い値として決定する。このようにして得られた第1及び第2注意時間Tc1,Tc2を図5に示す。
警報に至る時間と注意すべき時間、及び、これらに対応する警報ポイント値と注意ポイント値が決定されると、これらの値を用いて以下の式(1)〜(3)から各CO濃度における単位検出時間当たりの変化量が各区間毎に算出される。なお、ここでは単位検出時間、すなわちガス検出部2によるCO濃度の検出間隔を10秒として設定しており、また計算に際して警報に至る時間Tk、第1及び第2注意時間Tc1,Tc2については秒を単位として用いている。
[数1]
第1区間(0〜25pt):〔25pt/Tc1〕×10 (1)
第2区間(25〜50pt):〔25pt/[Tc2−Tc1]〕×10(2)
第3区間(50〜100pt):〔50pt/[Tk−Tc2]〕×10(3)
算出結果を図6に示す。なお、図6において変化量はポイント値として表されている。これらの値を用いて、第1〜第3の各区間について、CO濃度−単位検出時間当たりの変化量との関係を規定する回帰曲線を算出することができ、算出された回帰曲線を図7(a)〜(c)に示す。このようにして得られた回帰曲線が上述した変化量算出曲線であり、入力値としてのCO濃度が得られれば出力値として対応する変化量を算出することができる。なお、変化量算出曲線はメモリ容量節約のため数式として格納しても良いし、演算負荷軽減のために変換テーブルの形で格納しても良い。
ここで、図8(a)に、上述した変化量算出曲線から得られる曝露時間−積算ポイント値の関係式を示す。この関係式は、まず、CO濃度を一定とし、当該CO濃度に対応する単位検出時間当たりの変化量(ここでは10秒当たりのポイント増加量)を第1〜第3区間毎に算出し、各区間において算出された変化量を積算していくことにより得られる。一方、図8(b)には、「家庭用ガス器具の低換気率室内での燃焼(酸欠燃焼)の危険性」(安全工学Vol.19 No.4(1980))に記載されている血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度(以下、COHb濃度と称する)の算出式(以下、安全工学の式と称する)において、酸素濃度を20%とした場合の曝露時間−COHb濃度の関係式が示されている。これらの図を対比すると、両者は類似していることが見て取れる。特に積算ポイント値は、同じ曝露時間の時のCOHb濃度の約5倍に相当しており、積算ポイント値から凡そのCOHb濃度を推定することができる。なお、COHb濃度は、CO濃度と曝露時間とを組合せた値であり、CO中毒の危険性を判定する際には、より好適なものである。従って、上述した変化量算出曲線は、人体に対する危険状態をより的確に反映したものとなっている。
〔減算曲線〕
減算曲線は、ガス検出部2により検出されるCO濃度が所定値以下となった場合、減算部が変化量積算値の減算を行う際に用いる曲線である。本実施形態における減算曲線について説明する前に、まずCOHb濃度と清浄大気に曝される時間(以下、回復時間と称する)との関係を定めるCOHb濃度の減衰曲線について説明する。COHb濃度は清浄大気中で4〜6時間程度でその濃度が半減するため、半減期を4〜6時間とした減衰曲線として表すことができる。図9には、半減期を4時間とした場合のCOHb濃度の減衰曲線が示されている。図9から、仮に蓄積されたCOHb濃度が20%の場合、COHb濃度がほとんど0%となるのは24時間後であり、CO曝露により一旦COHb濃度が上昇するとそのCOHb濃度が消失するまでには長時間を要することが分かる。
ここで、上述したように曝露時間−ポイント値の関係式と曝露時間−COHb濃度の関係式とが類似することから、本実施形態においてはこのCOHb濃度の減衰曲線に着目し、変化量積算値である積算ポイント値を減算する減算曲線を導出するに当って、これを利用することにする。具体的には、COHb濃度の減衰曲線における初期濃度値を所定の変化量積算値、ここでは警報ポイント値に置換することにより、減算曲線を生成する。すなわち、図9の縦軸のCOHb濃度をポイント値に置換し、COHb濃度20%に警報ポイント値である100ptを対応させる。このようにして生成された曲線が図10(a)に示されている。さらに、この図10(a)の縦軸と横軸を入れ替えることにより、図10(b)に示す減算曲線が得られる。
この減算曲線を用いた積算ポイント値の減算方法について説明する。減算前の積算ポイント値をP、減算周期をΔT、減算後の積算ポイント値をP’とする。まず、減算曲線に
積算ポイント値Pを入力することにより、対応する見かけの回復時間Tspを算出することができる(図10(b)参照)。このとき積算ポイント値Pは、警報ポイント値100であるptに達した後、清浄大気中にTsp時間曝されていた状態と見なすことができる。そして、この見かけの回復時間に減算周期を加算したTsp+ΔTを、減算曲線に代入
することにより、減算された積算ポイント値P’を得ることができる(図10(a)参照)。
なお、減算曲線は、図10のような滑らかな曲線だけでなく、図11に示すように各半減期間を直線で近似したものとしても良い。このような減算曲線を用いることで、演算負荷を軽減することができる。例えば、0〜4時間までの間における減算ポイント値ΔP(
=P−P’)は、以下の式(4)により間単に求めることができる。
[数2]
ΔP=(P/2)/4 × ΔT(hr) (4)
〔ガス警報処理の流れ〕
次に、ガス警報処理の流れについて図12のフローチャートを用いて説明する。まず、ガス警報器を監視状態にセットし(#01)、10秒毎にCO濃度の検出を行なう(#02)。検出されたCO濃度について100ppmを超えるか否かの判定が行われ(#03)、100ppm以下であれば#01に戻る(#03No分岐)。一方、検出されたCO濃度が100ppmを超える場合(#03Yes分岐)、続いて2000ppm未満か否かの判定が行われる(#04)。検出されたCO濃度が2000ppm未満であると(#04Yes分岐)、検出されたCO濃度を変化量算出曲線に入力することにより、対応する変化量が算出される(#05)。なお、本実施形態においては、図7の変化量算出曲線が変化量算出曲線格納部41に格納されており、#05において変化量算出部32は、図7(a)の変化量算出曲線を用いて変化量の算出を行う。なお、算出された変化量はポイント値として得られる。また、この段階では、積算されているポイント値は0であり、算出されたポイント値は0ポイントに積算される(#06)。
そして、10秒後に再びCO濃度の検出が行われ(#07)、検出されたCO濃度に対して上述した#03,#04と同様の判定が行われ(#08,#10)、100ppmを超えて2000ppm未満の場合には(#10Yes分岐)、上述した#05,#06と同様にして対応するポイント値の算出及び算出されたポイント値の積算が行われる(#11,#12)。また、この間に後述する減算1分タイマーのリセットも行われる(#09)。このようなCO濃度の検出からポイント値の積算に亘るステップ#07〜#12が、積算ポイント値が100ptに達するまで繰り返し行われる(#13No分岐)。なお、これらのステップにおけるポイント値の算出に際して、変化量算出部32は、積算ポイント値が第1区間から第3区間のいずれの区間にあるかにより、図7(a)から(b)のいずれの変化量算出曲線を用いて算出するか判断を行っている。
そして、積算ポイント値が100pt以上となった場合(#13Yes分岐)、スピーカ5やランプ6により警報が行われる(#14)。なお、検出されたCO濃度が2000ppm以上の場合には、上述したポイント値の算出・積算ステップを省略して直ちに警報が行われる(#04No分岐,#10No分岐)。なお、警報後、積算ポイント値は100ptでホールドされる。
一方、検出されるCO濃度が所定値以下となった場合、以下に説明するように積算ポイント値の減算が行われる。すなわち、ポイント値の積算が開始された後、検出されるCO濃度が100ppm以下となった場合(#08No分岐)、減算1分タイマーをカウントし(#21)、1分が経過したか否かの判定が行われ(#22)、1分が経過していれば減算曲線から得られる値に積算ポイント値が減算される(#23)。1分が経過していない場合(#22No分岐)、或いは、減算された積算ポイント値が2.5pt以上である場合(#24Yes分岐)、続いて検出されるCO濃度が75ppm以下か否かの判定が行われる(#25)。CO濃度が75ppm以下の場合(#25Yes分岐)、或いは、CO濃度が75ppmを超えていても積算ポイント値が99pt以下の場合(#25No分岐、#26Yes分岐)、警報が停止されると共に監視状態とされ(#27)、再び#07に戻る。また、検出されるCO濃度が75ppmを超え、かつ積算ポイント値も99ptを超える場合(#25No分岐、#26No分岐)、そのまま#07に戻る。なお、減算された積算ポイント値が2.5pt未満の場合(#24No分岐)、積算ポイント値及び減算1分タイマーがリセットされ(#28)、#01の監視状態に戻る。
〔変化量算出曲線の別形態〕
上述した実施形態においては、変化量算出曲線における変化量としてポイント値を用いて表す形態としたが、もちろんその他の形態を用いても良い。例えば、上述した安全工学の式からその近似式を求め、その傾きを利用する形態としても良い。この別形態においては、警報基準値をCOHb濃度の警報濃度値とし、当該警報濃度値に至るまでの間に注意濃度値を複数設定することにより複数の区間を形成し、所定の酸素濃度値においてCOの濃度値に応じて規定されるCOHb濃度−曝露時間関係を定める濃度変化曲線を複数の区間毎に直線で近似し、単位検出時間当たりの変化量が区間毎の直線の傾きを用いて表されるものである。
この別形態についてより詳しく説明すると、まず、安全工学の式から所定の酸素濃度値におけるCOHb濃度−曝露時間関係を規定する濃度変化曲線をCO濃度値毎に導出する。上述した、酸素濃度値が20%における濃度変化曲線がCO濃度値毎に示されている図8(b)が、その一例である。次に、COHb濃度の警報濃度値を20%に設定すると共に、第1注意濃度値として5%を、第2注意濃度値として10%を設定する。これにより、警報濃度値に至るまでの間に複数の区間として0〜5%の第1区間、5〜10%の第2区間、10〜20%の第3区間の3区間が形成される。もちろん、警報濃度値、第1及び第2注意濃度値としては別の数値を用いても良いし、設定する区間をより多く設定するようにしても良い。
そして、図13(a)に示すように、各区間において濃度変化曲線を直線式で近似し、これにより各区間における直線の傾きを算出することができる(図13(b)参照)。この傾きから単位検出時間当たりの変化量、ここではCO濃度の検出間隔におけるCOHb濃度の増加量が求められる。これらの値から、第1〜第3の各区間について、CO濃度−単位検出時間当たりの変化量との関係を規定する回帰曲線を算出することができる。図14には、第1区間において算出された回帰曲線が示されている。このようにして得られた回帰曲線が、別形態における変化量算出曲線であり、入力値としてのCO濃度が得られれば出力値として対応する変化量を算出することができる。
なお、この別形態における変化量算出曲線は酸素濃度毎に規定される。従って、この変化量算出曲線を格納したガス警報器においては、ガス検出部にCOセンサと共に酸素センサも備えるようにすれば良い。基本的なシステム構成は図1と同様であるので省略するが、この別形態においては、変化量算出部32は、検出された酸素濃度及びCO濃度に応じて変化量算出曲線格納部41から対応する変化量算出曲線を読み出して変化量の算出を行っている。
また、警報処理の流れについては、単位検出時間当たりの変化量としてポイント値に代えてCOHb濃度の増加量を用いていること、その積算値が20(%)となった時点で警報が行われる点を除いて、基本的に図12と同様なので、ここでは説明を省略する。
〔減算曲線の別形態〕
ガス警報器が設置される室内の業務環境などに応じて、上述した減算曲線を次のように修正しても良い。すなわち、ガス警報器が設置される室内において単数或いは複数の人間が作業を行う場合、当該室内について規定された労働時間の最大値において0となるように減算曲線を修正するのである。このように減算曲線を修正することで、例えば労働時間として8時間が規定されていれば、8時間後に変化量積算値をリセットすることができる。これは、規定された労働時間が経過すれば労働者は室外に出るため変化量積算値をリセットしても良く、逆に変化量積算値をリセットせずにそのままにしておくと警報に至る時間が短くなり、警報が早く発せられるなどの不都合が生じるためである。
このように修正された減算曲線(以下、修正減算曲線と称する)の一例を図15に示す。図15においては、労働時間を8時間とし、元の減算曲線は半減期が4時間のものである。図15において、修正減算曲線は、元の減算曲線の0時間における値と4時間後における値とを通る直線として得られ、8時間後にはポイント値が0となっている。
さらに、室内での労働時間が短い、或いは労働者の交替が多い場合に好適な修正減算曲線の別形態を図16に示す。図16では、規定された労働時間を4時間とした場合であり、このような場合に図15のような修正減算曲線を用いたのでは、元の減算曲線よりも大きな傾きで減算されるので、特に減算開始の初期において安全性に改善の余地がある。
かかる場合には、減算曲線を次のように修正する。まず、0〜1時間の間は元の減算曲線と同じ減算とする(図16の線分AB)。次に、元の減算曲線における1時間の時のポイント値Bと、その半分のポイント値Cとを直線で結ぶ(線分BC)。次に、4時間の時にポイント値Cが半分となるような傾きの直線をCから伸ばし、1〜2時間の範囲にある当該直線を修正減算曲線の一部とする(線分CD)。以下、同様の作業を繰り返すことにより、図16に示すような階段状の折れ線で表される修正減算曲線を得ることができる。この修正減算曲線を用いることにより、CO濃度の変動が大きい場合でも減算開始から最初の1時間は必ず元の減算曲線と同じように減算されていくため、より安全で且つ誤報の少ないガス警報器を構成することができる。
次に、この図16の修正減算曲線を用いた場合のガス警報処理の流れについて、図17のフローチャートを用いて説明する。なお、#01〜#14までの各ステップについては、図12と同様なのでここでは省略し、減算ステップについて説明する。また、図12と同様に変化量はポイント値を用いるものとする。ポイント値の積算が開始された後、検出されるCO濃度が100ppm以下となった場合(#08No分岐)、減算1分タイマーをカウントし(#31)、1分が経過したか否かの判定が行われ(#32)、1分が経過していれば減算曲線から得られる値に積算ポイント値が減算される(#33)。なお、積算ポイント値の減算は図10或いは図11で説明した方法と同様の方法により行うことができる。
続いて減算された積算ポイント値が2.5pt以上か否かの判定が行われ(#34)、2.5pt以上の場合(#34Yes分岐)、減算60分タイマーのカウントが行われる(#35)。次に60分が経過したか否かの判定が行われ(#36)、60分が経過している場合(#36Yes分岐)、減算された積算ポイント値が半分にされる(#37)。そして、検出されるCO濃度が75ppm以下か否かの判定が行われる(#38)。なお、#32において1分が経過していない場合(#32No分岐)、或いは、#36において60分が経過していない場合(#36No分岐)も、同様に検出されるCO濃度が75ppm以下か否かの判定が行われる。
CO濃度が75ppm以下の場合(#38Yes分岐)、或いは、CO濃度が75ppmを超えていても積算ポイント値が99pt以下の場合(#38No分岐、#39Yes分岐)、警報が停止されると共に監視状態とされ(#40)、再び#07に戻る。また、検出されるCO濃度が75ppmを超え、かつ積算ポイント値も99ptを超える場合(#38No分岐、#39No分岐)、そのまま#07に戻る。なお、減算された積算ポイント値が2.5pt未満の場合(#34No分岐)、ポイント及び減算1分タイマーがリセットされ(#41)、#01の監視状態に戻る。なお、#09では、減算1分タイマー或いは減算60分タイマーのリセットが行われる。
図16の階段状の修正減算曲線としては、これ以外の形態ももちろん可能で、1時間毎の階段部分をより細かくしても良いし、1時間毎に値を半分の値に減少するのではなく、その他の値に減少するようにするなどしても良い。
〔その他の実施形態〕
(1)上述した実施形態において、警報に加え、変化量積算値が注意ポイント値や注意濃度値に達したときに注意報を発するような形態としても良い。注意報はスピーカやランプなどにより行うことができ、特に複数の注意ポイント値や注意濃度値が設定されている場合には、各々のレベルに応じてランプの点滅間隔や色を変更するなど注意報の形態を変えると好適である。
(2)上述した実施形態においてはCO濃度の検出時間を10秒、減算周期を1分、CO濃度が101ppmから変化量の積算開始などとしたが、図12や図17における各値は適宜変更可能である。
(3)上述した実施形態においては、減算部を備える形態としたが、これを省略して簡易な構成としても良い。
本実施形態におけるガス警報器の機能ブロック図 JIA検査規程を示す図 CO濃度と警報に至る時間との関係を示す図 警報ポイント値、注意ポイント値を示す図 CO濃度と第1及び第2注意時間との関係を示す図 各区間におけるCO濃度と単位検出時間当たりの変化量との関係を示す図 変化量算出曲線を示す図 曝露時間−ポイント値の関係式 COHb濃度の減衰曲線 減算曲線を示す図 減算曲線の別形態を示す図 ガス警報処理のフローチャート 近似された濃度変化曲線を示す図 別実施形態における変化量算出曲線を示す図 修正減算曲線を示す図 修正減算曲線の別形態を示す図 図16の修正減算曲線を用いたガス警報処理のフローチャート
符号の説明
1 ガス警報器
2 ガス検出部
3 制御部
4 格納部
5 スピーカ
6 ランプ
31 濃度取得部
32 変化量算出部
33 積算部
34 減算部
35 警報判定部
36 警報部
41 変化量算出曲線格納部
42 減算曲線格納部

Claims (8)

  1. 一酸化炭素濃度を検出するガス検出部と、検出された一酸化炭素濃度を用いて警報の要否を判定する警報判定部と、前記警報判定部による要警報判定に基づいて警報を行う警報部とを備えたガス警報器において、
    警報の要否判定の基準となる警報基準値について、初期値から当該警報基準値までの間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより前記区間毎に導出された一酸化炭素濃度−単位検出時間当たりの変化量関係を定める変化量算出曲線を格納すると共に、
    前記変化量算出曲線に基づいて、前記検出された一酸化炭素濃度から対応する前記変化量を算出する変化量算出部と、
    前記算出された変化量を積算して変化量積算値を算出する積算部とを備え、
    前記警報判定部は、前記変化量積算値が前記警報基準値に達したときに要警報と判定するガス警報器。
  2. 血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度の減衰曲線における初期濃度値を所定の変化量積算値に置換することにより生成された減算曲線を格納すると共に、
    前記ガス検出部により検出される一酸化炭素濃度が所定値以下となった場合、前記減算曲線に基づいて変化量積算値の減算を行う減算部を備えた請求項1に記載のガス警報器。
  3. 前記減算曲線は、ガス警報器が設置される室内について規定された労働時間の最大値において0となるように修正され、
    前記減算部は、当該修正された減算曲線を用いて変化量積算値の減算を行う請求項2に記載のガス警報器。
  4. 前記修正された減算曲線が階段状の折れ線で表される請求項3に記載のガス警報器。
  5. 前記警報基準値が一酸化炭素の濃度値に応じて規定される警報に至る時間に付与された警報ポイント値であり、
    当該警報ポイント値に至るまでの間に注意ポイント値を複数設定することにより前記複数の区間を形成し、
    前記単位検出時間当たりの変化量がポイント値を用いて表される請求項1から4のいずれか一項に記載のガス警報器。
  6. 前記警報基準値が血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度の警報濃度値であり、
    当該警報濃度値に至るまでの間に注意濃度値を複数設定することにより前記複数の区間を形成し、
    所定の酸素濃度値において一酸化炭素の濃度値に応じて規定される血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度−曝露時間関係を定める濃度変化曲線を前記複数の区間毎に直線で近似し、
    前記単位検出時間当たりの変化量が、前記区間毎の直線の傾きを用いて表される請求項1から4のいずれか一項に記載のガス警報器。
  7. 検出された一酸化炭素濃度を用いて警報の要否を判定し、当該要警報判定に基づいて警報を行うガス警報方法において、
    警報の要否判定の基準となる警報基準値について、初期値から当該警報基準値までの間を複数の区間に分割し、分割された各区間において単位検出時間当たりの変化量を算出することにより前記区間毎に導出された一酸化炭素濃度−単位検出時間当たりの変化量関係を定める変化量算出曲線に基づいて、前記検出された一酸化炭素濃度から対応する前記変化量を算出するステップと、
    前記算出された変化量を積算して変化量積算値を算出するステップと、
    前記変化量積算値が前記警報基準値に達したときに要警報と判定するステップと、
    当該要警報判定に基づいて警報を行うステップとを有するガス警報方法。
  8. 検出される一酸化炭素濃度が所定値以下となった場合、
    血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度の減衰曲線における初期濃度値を所定の変化量積算値に置換することにより生成された減算曲線に基づいて変化量積算値の減算を行うステップをさらに有する請求項7に記載のガス警報方法。
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