JP2009210857A - 表示制御装置 - Google Patents

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誠仁 中尾
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Abstract

【課題】制御部の負荷が大きくなるのを抑制しながら、記憶部に記憶される情報量が多くなるのを抑制することが可能な表示制御装置を提供する。
【解決手段】DVDレコーダ(表示制御装置)は、映像データとOSDデータとを合成する合成部と、合成部に出力するOSDデータD4の属性および位置を指定するCPUと、合成部に出力されたOSDデータD1〜D3の属性および位置を記憶するRAMとを備えている。そして、DVDレコーダは、合成部にOSDデータD4が出力された際に、CPUにより指定されたOSDデータD4の属性および位置に基づいて、合成部により合成された映像の所定領域R1のみを書き換えるように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、映像データとOSDデータとを合成する合成部を備えた表示制御装置に関する。
従来、映像データとOSD(On-Screen Display)データとを合成する合成部を備え、合成部により合成された映像を表示部に表示させる表示制御装置が知られている(たとえば、特許文献1〜4参照)。
上記特許文献1には、所定のピクセルマップ(OSDデータ)に対して複数のヘッダが関連付けられることにより、ピクセルマップの表示を効率的に行うことが可能なビデオ受信機システム(表示制御装置)が開示されている。
また、上記特許文献2には、各スクリーンの解像度を同じにすることにより、各スクリーン間のOSD表示の移動量にずれが発生するのを抑制することが可能なマルチスクリーン表示装置(表示制御装置)が開示されている。
また、上記特許文献3には、表示部の解像度が異なる場合にも、OSD表示を同じ大きさで表示することが可能なオンスクリーン表示装置(表示制御装置)が開示されている。
また、上記特許文献4には、OSD画像フォーマット変換回路を備え、異なる解像度の表示部に対して同じOSDデータを用いてOSD表示を行うことが可能なビデオ復号装置(表示制御装置)が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1〜4に開示された表示制御装置では、OSD表示の一部が変更された場合に、全てのOSD表示が書き換えられると考えられるので、制御部の負荷が大きくなるという不都合があった。
そこで、従来では、上記のような不都合を解消するために、OSD表示の一部が変更された場合に、そのOSD表示のみを書き換えることが可能な表示制御装置が提案されている(たとえば、特許文献5参照)。
上記特許文献5には、OSD用パネル対応変換部を備え、異なる解像度の表示部に対して同じOSDデータを用いてOSD表示を行うことが可能な液晶表示装置(表示制御装置)が開示されている。この液晶表示装置は、OSDデータを1画面分記憶することにより、OSD表示の一部が変更された場合に、そのOSD表示のみを書き換えることが可能なように構成されている。したがって、液晶表示装置は、制御部の負荷が大きくなるのを抑制することが可能である。
特開2001−83951号公報 特許第3685668号公報 特開2002−330364号公報 特開2000−347638号公報 特開2006−119509号公報
しかしながら、上記特許文献5で提案された液晶表示装置(表示制御装置)では、制御部の負荷が大きくなるのを抑制することが可能であるが、一方、OSDデータを1画面分記憶する必要があるので、その分、記憶部に記憶される情報量が多くなるという問題点がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであって、その目的とするところは、制御部の負荷が大きくなるのを抑制しながら、記憶部に記憶される情報量が多くなるのを抑制することが可能な表示制御装置を提供することである。
本発明の表示制御装置は、映像データとOSDデータとを合成する合成部を備え、合成部により合成された映像を表示部に表示させる表示制御装置において、合成部に出力するOSDデータの属性および位置を指定する制御部と、合成部に出力されたOSDデータの属性および位置を記憶する第1記憶部とをさらに備え、合成部にOSDデータが出力された際に、制御部により指定されたOSDデータの属性および位置に基づいて、合成部により合成された映像の所定領域のみを書き換えるように構成されている。
このように構成することによって、合成部により合成された映像の所定領域のみを書き換えることにより、全てのOSD表示が書き換えられる場合に比べて、制御部の負荷が大きくなるのを抑制することができる。また、第1記憶部が合成部に出力されたOSDデータの属性および位置を記憶することによって、OSDデータを1画面分記憶する必要がある上記特許文献5と異なり、第1記憶部に記憶される情報量が多くなるのを抑制することができる。
上記表示制御装置において、制御部は、合成部にOSDデータが出力された際に、OSD表示が上書きされた場合に、上書きされたOSDデータを第1記憶部から削除するように構成されていてもよい。
このように構成することによって、OSD表示に不要なデータが削除されることにより、第1記憶部に記憶される情報量が多くなるのをより抑制することができる。
この場合において、制御部は、合成部にOSDデータが出力された際に、指定されたOSDデータの属性および位置と、第1記憶部に記憶されたOSDデータの属性および位置とに基づいて、OSD表示が上書きされたか否かを判断するように構成されていてもよい。
このように構成することによって、容易に、OSD表示が上書きされたか否かを判断することができる。
上記表示制御装置において、OSDデータを構成する画像データを記憶する第2記憶部をさらに備え、第2記憶部には、所定のOSD表示に対して複数の画像データが記憶されているような構成を採用してもよい。
このように構成することによって、映像データの解像度が切り替わる際に、OSD表示される画像データを変更することにより、画像データを拡大または縮小してOSD表示する場合に比べて、OSD表示が不鮮明になるのを抑制することができる。
本発明によれば、制御部の負荷が大きくなるのを抑制しながら、記憶部に記憶される情報量が多くなるのを抑制することが可能な表示制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、表示制御装置の一例であるDVDレコーダに本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるDVDレコーダの全体構成を示したブロック図である。図2は、OSDデータの属性および位置を示した図である。図3は、表示装置の液晶パネルを示した図である。まず、図1〜図3を参照して、本実施形態によるDVDレコーダ100の構成について説明する。
本発明の一実施形態によるDVDレコーダ100は、図1に示すように、表示装置150と接続されたDVDレコーダ本体1と、DVDレコーダ本体1を遠隔操作するリモコン2とを備えている。
DVDレコーダ本体1は、表示装置150に複数の解像度の映像を出力可能なように構成されている。具体的には、DVDレコーダ本体1は、有効画素数が1920×1080であり、画角が16:9である映像(以下、「フルHD(High Definition)映像」という)と、有効画素数が1280×720であり、画角が16:9である映像(以下、「HD映像」という)と、有効画素数が720×480であり、画角が4:3である映像(以下、「SD(Standard
Definition)映像」という)とを出力可能なように構成されている。
また、DVDレコーダ本体1に接続された表示装置150には、有効画素数が1920×1080である液晶パネル150a(図3参照)が設けられている。なお、液晶パネル150aは、本発明の「表示部」の一例である。
DVDレコーダ本体1には、アンテナ151が接続されたチューナ11と、ハードディスク12と、DVD152に対する読み込みおよび書き込みを行う光ピックアップ13とが設けられている。チューナ11は、アンテナ151が受信したテレビジョン放送のチャンネルを選択して、映像データを映像処理部14に出力する機能を有する。ハードディスク12は、映像データを記憶するとともに、記憶した映像データを映像処理部14に出力する機能を有する。光ピックアップ13は、ディスクトレイ(図示せず)に載置されたDVD152に記録された映像データを映像処理部14に出力する機能を有する。
DVDレコーダ本体1は、デコーダなどを有する映像処理部14と、OSD処理部15と、合成部16と、変換部17と、入出力部18とを含んでいる。映像処理部14は、チューナ11、ハードディスク12および光ピックアップ13から入力された映像データに対してそれぞれ所定の処理を行うために設けられている。また、映像処理部14は、所定の処理が行われた映像データを合成部16に出力する機能を有する。
OSD処理部15は、出力用のAPI(Application Program Interface)などを含み、OSDデータを合成部16に出力するために設けられている。このAPIは、画像データを出力するための画像データ用API、文字列データを出力するための文字列データ用API、および、長方形を描画するための長方形描画用APIなどを含んでいる。
合成部16は、映像処理部14から入力された映像データと、OSD処理部15から入力されたOSDデータとを合成して、変換部17に出力するために設けられている。
変換部17は、合成部16から入力された映像データを表示装置150の有効画素数に応じて変換し、入出力部18に出力するために設けられている。たとえば、変換部17は、合成部16から入力された映像データがHD映像またはSD映像であれば、有効画素数が1920×1080の映像データに変換して入出力部18に出力するとともに、合成部16から入力された映像データがフルHD映像であれば、有効画素数が1920×1080の映像データをそのまま入出力部18に出力するように構成されている。
入出力部18は、変換部17から入力された映像データを表示装置150に出力するとともに、表示装置150から制御信号が入力されるように構成されている。この制御信号には、表示装置150の有効画素数の情報が含まれており、DVDレコーダ本体1は、表示装置150の有効画素数を判断することが可能である。
また、DVDレコーダ本体1は、DVDレコーダ本体1の動作をバス23を介して制御するCPU19と、プログラムなどを記憶するROM20と、データなどを一時的に記憶するRAM21と、リモコン2から出力される信号(たとえば、赤外線信号)を受信する受信部22とを含んでいる。なお、CPU19は、本発明の「制御部」の一例であり、ROM20およびRAM21は、それぞれ、本発明の「第2記憶部」および「第1記憶部」の一例である。
ROM20には、OSDデータを構成する画像データおよび文字列データが記憶されている。画像データは、フルHD映像用の画像データと、SD映像用の画像データとを含み、ROM20には、所定のOSD表示に対して2つの画像データが記憶されている。文字列データについても同様であり、ROM20には、所定のOSD表示に対して2つの文字列データが記憶されている。なお、フルHD映像用の画像データ(文字列データ)は、変換(縮小)されることにより、HD映像用の画像データ(文字列データ)としても用いられる。
ここで、本実施形態では、RAM21は、OSD処理部15により合成部16に出力されたOSDデータを記憶している。具体的には、RAM21は、図2に示すように、OSDデータの属性として、APIの種類、画像データ、文字列データ、色データ、幅および高さを記憶し、OSDデータの位置として座標を記憶している。
なお、色データのαは、透過度情報であり、256階調で表現される。したがって、α=0の場合に透明になり、α=255の場合に透過しなくなる。また、色データのR、GおよびBは、色情報であり、赤色、緑色および青色がそれぞれ256階調で表現される。
たとえば、図2に示すようなOSDデータD1〜D3が出力されている場合には、表示装置150には、図3に示すようなOSDデータD1〜D3が表示されている。具体的には、表示装置150の液晶パネル150aには、画像データであるOSDデータD1が、座標(200,200)を基準にして、500の幅と200の高さとを有するように表示されている。また、表示装置150の液晶パネル150aには、文字列データであるOSDデータD2が、座標(900,550)を基準にして、200の幅と50の高さとを有するように表示されている。また、表示装置150の液晶パネル150aには、長方形の色データであるOSDデータD3が、座標(1300,820)を基準にして、400の幅と130の高さとを有するように表示されている。
リモコン2には、解像度切替ボタン(図示せず)や設定ボタン(図示せず)などが設けられており、DVDレコーダ本体1は、リモコン2からの信号に応じて、解像度の切り替えや、OSD表示などを行うことが可能なように構成されている。
図4は、本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するためのフローチャートである。図5〜図8は、本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するための図である。次に、図1〜図8を参照して、本実施形態によるDVDレコーダ100のOSD表示動作について説明する。なお、以下の動作説明では、チューナ11またはハードディスク12からフルHD映像が映像処理部14に出力されており、図2および図3の状態からOSD表示動作が行われた場合について説明する。
まず、DVDレコーダ100(図1参照)では、図4のステップS1において、CPU19(図1参照)により、OSD表示の内容に応じて、OSDデータの属性および位置を指定する。次に、ステップS2において、OSD処理部15(図1参照)により、指定されたOSDデータが合成部16(図1参照)に出力される。
すなわち、本実施形態のDVDレコーダ100では、CPU19により指定されたOSDデータの属性および位置に基づいて、合成部16により合成された映像の所定領域のみを書き換えるように構成されている。
次に、ステップS3において、CPU19により、RAM21(図1参照)に記憶されたOSDデータ内に、指定されたOSDデータの属性および位置と一致するOSDデータがあるか否かが判断される。すなわち、同一のOSDデータにより上書きされたか否かが判断される。そして、CPU19により、RAM21に記憶されたOSDデータ内に、指定されたOSDデータの属性および位置と一致するOSDデータがないと判断された場合には、ステップS4に移る。その一方、CPU19により、RAM21に記憶されたOSDデータ内に、指定されたOSDデータの属性および位置と一致するOSDデータがあると判断された場合には、ステップS5に移る。
具体的には、図5(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD1〜D3の属性および位置と、指定されたOSDデータD4の属性および位置とが一致しない場合には、ステップS4に移る。その一方、たとえば、図6(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD2の属性および位置と、指定されたOSDデータD4の属性および位置とが一致する場合には、ステップS5に移る。
次に、図4のステップS4において、CPU19により、RAM21に記憶されたOSDデータ内に、指定されたOSDデータにより上書きされるOSDデータがあるか否かが判断される。なお、上書きされるか否かは、指定されたOSDデータの属性および位置により判断される。そして、CPU19により、RAM21に記憶されたOSDデータ内に、指定されたOSDデータにより上書きされるOSDデータがないと判断された場合には、ステップS6に移る。その一方、CPU19により、RAM21に記憶されたOSDデータ内に、指定されたOSDデータにより上書きされるOSDデータがあると判断された場合には、ステップS5に移る。
具体的には、図5(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD1〜D3の属性および位置と、指定されたOSDデータD4の属性および位置とにより、RAM21に記憶されたOSDデータD1〜D3が指定されたOSDデータD4により上書きされない場合には、ステップS6に移る。その一方、たとえば、図7(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD2が、画像データであるOSDデータD4により上書きされる場合には、ステップS5に移る。また、図8(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD2が、透過しない色データ(α=255)であるOSDデータD4により上書きされる場合には、ステップS5に移る。
次に、図4のステップS5において、CPU19により、ステップS3またはS4において該当するOSDデータがRAM21から削除される。その後、ステップS6において、CPU19により、指定されたOSDデータがRAM21に追加される。その後、OSD表示動作が終了する。
具体的には、図5(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD1〜D3がOSDデータD4と一致せず(ステップS3でNo)、かつ、RAM21に記憶されたOSDデータD1〜D3がOSDデータD4により上書きされない場合(ステップS4でNo)には、図5(b)に示すように、OSDデータD4がRAM21に追加される(ステップS6)。このとき、表示装置150の液晶パネル150aには、図5(c)に示すように、OSDデータD4が所定領域R1に表示される。
また、図6(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD2の属性および位置と、指定されたOSDデータD4の属性および位置とが一致する場合(ステップS3でYes)には、図6(b)に示すように、OSDデータD2が削除されるとともに(ステップS5)、OSDデータD4がRAM21に追加される(ステップS6)。このとき、表示装置150の液晶パネル150aには、図6(c)に示すように、OSDデータD4が所定領域R2に表示される。
また、図7(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD2が、画像データであるOSDデータD4により上書きされる場合(ステップS4でYes)には、図7(b)に示すように、OSDデータD2が削除されるとともに(ステップS5)、OSDデータD4がRAM21に追加される(ステップS6)。このとき、表示装置150の液晶パネル150aには、図7(c)に示すように、OSDデータD4が所定領域R3に表示される。
また、図8(a)に示すように、RAM21に記憶されたOSDデータD2が、透過しない色データ(α=255)であるOSDデータD4により上書きされる場合(ステップS4でYes)には、図8(b)に示すように、OSDデータD2が削除されるとともに(ステップS5)、OSDデータD4がRAM21に追加される(ステップS6)。このとき、表示装置150の液晶パネル150aには、図8(c)に示すように、OSDデータD4が所定領域R4に表示される。なお、この場合において、OSDデータD4が透過する色データ(α≠255)であれば、RAM21に記憶されたOSDデータD2がOSDデータD4により上書きされることはなく(ステップS4でNo)、OSDデータD4がRAM21に追加される(ステップS6)。
図9は、本発明の一実施形態によるDVDレコーダの解像度切替動作を説明するための図である。次に、図1、図2および図9を参照して、本実施形態によるDVDレコーダ100の解像度切替動作について説明する。なお、以下の動作説明では、チューナ11またはハードディスク12からフルHD映像が映像処理部14に出力されており、図2の状態から解像度切替動作が行われた場合について説明する。
まず、DVDレコーダ100では、CPU19により、チューナ11またはハードディスク12からフルHD映像が映像処理部14に出力されるのを停止するとともに、光ピックアップ13からSD映像を映像処理部14に出力する。これにより、映像処理部14からSD映像が合成部16に出力される。すなわち、CPU19により、フルHD映像からSD映像に切り替えられる。
このとき、CPU19により、図2に示すようなOSDデータD1〜D3が、図9に示すようなOSDデータD1〜D3に変換される。具体的には、CPU19により、フルHD映像用の画像データおよび文字列データが、それぞれ、対応するSD映像用の画像データおよび文字列データに変更される。なお、SD映像用の画像データ(文字列データ)は、幅が対応するフルHD映像用の画像データ(文字列データ)の幅の720/1920倍であり、高さが対応するフルHD映像用の画像データ(文字列データ)の高さの480/1080倍である。また、長方形の色データであるOSDデータD3は、幅が720/1920倍に縮小されるとともに、高さが480/1080倍に縮小される。
また、CPU19により、OSDデータD1〜D3の位置(座標)が変更される。具体的には、座標のXの値が720/1920倍に変更されるとともに、座標のYの値が480/1080倍に変更される。
そして、OSD処理部15により、変換後のOSDデータD1〜D3が合成部16に出力される。その後、合成部16により、映像処理部14から入力されたSD映像の映像データと、OSD処理部15から入力された変換後のOSDデータD1〜D3とが合成され、変換部17に出力される。
次に、変換部17により、合成後のSD映像が表示装置150の有効画素数に応じて変換され、入出力部18に出力される。そして、入出力部18により、変換部17から入力された映像データが表示装置150に出力される。
なお、フルHD映像からHD映像に切り替えられる場合には、フルHD映像用の画像データおよび文字列データが縮小されるとともに、OSDデータの位置(座標)が変更される。具体的には、フルHD映像用の画像データ(文字列データ)の幅が1280/1920倍に縮小されるとともに、高さが720/1080倍に縮小される。また、座標のXの値が1280/1920倍に変更されるとともに、座標のYの値が720/1080倍に変更される。
本実施形態では、上記のように、CPU19により指定されたOSDデータの属性および位置に基づいて、合成部16により合成された映像の所定領域のみを書き換えるように構成することによって、全てのOSD表示が書き換えられる場合に比べて、CPU19の負荷が大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、RAM21が合成部16に出力されたOSDデータの属性および位置を記憶することによって、OSDデータを1画面分記憶する必要がある上記特許文献5と異なり、RAM21に記憶される情報量が多くなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、RAM21が合成部16に出力されたOSDデータの属性および位置を記憶することによって、解像度切替動作が行われた際に、RAM21に記憶されたOSDデータが変換され、その変換後のOSDデータが合成部16に出力されるので、解像度切替動作の前後において、同じOSD表示を行うことができる。
また、本実施形態では、図4のステップS5において、該当するOSDデータがRAM21から削除されることによって、OSD表示に不要なデータが削除されるので、RAM21に記憶される情報量が多くなるのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、ROM20に、所定のOSD表示に対して2つの画像データ(文字列データ)が記憶されていることによって、フルHD映像からSD映像に切り替わる際に、OSD表示される画像データ(文字列データ)を変更することにより、画像データを拡大または縮小してOSD表示する場合に比べて、OSD表示が不鮮明になるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、フルHD映像用の画像データ(文字列データ)を、変換(縮小)することにより、HD映像用の画像データ(文字列データ)としても用いることによって、ROM20に記憶される情報量が多くなるのを抑制することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態では、表示制御装置の一例としてDVDレコーダ100を示したが、これに限らず、液晶テレビジョン受像機などのその他の表示制御装置に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、DVDレコーダ100がフルHD映像、HD映像またはSD映像を出力する例を示したが、これらは一例であり、DVDレコーダ100がその他の解像度の映像を出力するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、有効画素数が1920×1080である液晶パネル150aを含む表示装置150がDVDレコーダ100に接続される例を示したが、これに限らず、有効画素数がその他の値である液晶パネル150aを含む表示装置150がDVDレコーダ100に接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、変換部17を合成部16と入出力部18との間に設ける例を示したが、これに限らず、変換部17を映像処理部14と合成部16との間に設けてもよい。
また、上記実施形態では、第2記憶部の一例としてROM20を示したが、これに限らず、第2記憶部としてハードディスク12を用いてもよい。また、第1記憶部の一例としてRAM21を示したが、これに限らず、第1記憶部としてハードディスク12を用いてもよい。
また、上記実施形態では、ROM20に、所定のOSD表示に対して2つの画像データ(文字列データ)が記憶されている例を示したが、これに限らず、ROM20に、フルHD映像用、HD映像用およびSD映像用の3つの画像データ(文字列データ)が記憶されていてもよい。このように構成すれば、OSD表示が不鮮明になるのをより抑制することができる。
また、上記実施形態では、図4のステップS6において、指定されたOSDデータがRAM21に追加される例を示したが、これに限らず、ステップS2において、指定されたOSDデータがRAM21に追加されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、解像度切替ボタンや設定ボタンなどがリモコン2に設けられている例を示したが、これに限らず、解像度切替ボタンや設定ボタンなどがDVDレコーダ本体1に設けられていてもよい。
本発明の一実施形態によるDVDレコーダの全体構成を示したブロック図である。 OSDデータの属性および位置を示した図である。 表示装置の液晶パネルを示した図である。 本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態によるDVDレコーダのOSD表示動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態によるDVDレコーダの解像度切替動作を説明するための図である。
符号の説明
16 合成部
19 CPU(制御部)
20 ROM(第2記憶部)
21 RAM(第1記憶部)
100 DVDレコーダ(表示制御装置)
150a 液晶パネル(表示部)

Claims (4)

  1. 映像データとOSDデータとを合成する合成部を備え、前記合成部により合成された映像を表示部に表示させる表示制御装置において、
    前記合成部に出力するOSDデータの属性および位置を指定する制御部と、
    前記合成部に出力されたOSDデータの属性および位置を記憶する第1記憶部と、をさらに備え、
    前記合成部にOSDデータが出力された際に、前記制御部により指定されたOSDデータの属性および位置に基づいて、前記合成部により合成された映像の所定領域のみを書き換えるように構成されていることを特徴とする表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記制御部は、前記合成部にOSDデータが出力された際に、OSD表示が上書きされた場合に、上書きされたOSDデータを前記第1記憶部から削除するように構成されていることを特徴とする表示制御装置。
  3. 請求項2に記載の表示制御装置において、
    前記制御部は、前記合成部にOSDデータが出力された際に、指定されたOSDデータの属性および位置と、前記第1記憶部に記憶されたOSDデータの属性および位置とに基づいて、OSD表示が上書きされたか否かを判断するように構成されていることを特徴とする表示制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表示制御装置において、
    OSDデータを構成する画像データを記憶する第2記憶部をさらに備え、
    前記第2記憶部には、所定のOSD表示に対して複数の画像データが記憶されていることを特徴とする表示制御装置。
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