JP2009210479A - 丁張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さや角度を容易に調整でき、時間的・経済的コストを削減できると共に、木材資源の節約となる丁張装置を提供する。
【解決手段】水平部材2を有し、この水平部材2は内側部材21,中間部材22,外側部材23といった長方形状の複数の板部材が厚み方向に重ね合わされてなり、これら複数の板部材は、レール21b,22h,22e,23eを介して互いに長手方向にスライド可能であり、幅がそれぞれ同一の丁張装置1を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地盤造成時などの丁張り作業に用いられる丁張装置に関する。
従来、丁張りは土木工事において切り土、或いは、盛り土する際の勾配や側溝の位置などの指示のために用いられる。例えば側溝は適切な水勾配を確保する必要があるから、その設置に際しては、水平方向の位置や向きのみならず垂直方向の位置や向きが厳密に設定される必要がある。三次元空間にこの側溝の位置のガイドとなる線を引くことは困難であるから、図12に示すように適宜間隔で門型に丁張り100を設置し、この丁張り100から垂線を下ろし、この垂線の先端を結ぶ仮想線をガイドとして側溝を設置する。
従来の丁張りを図12に示す。丁張り100は、いずれも木製の角棒である一本の水平部材110と二本の基本杭120とを図12(a)に示すように門型に、もしくは図12(b)に示すように張出型に組み合わせて成る。また、場合によっては図13(a)に示すように法面丁張112を追加したり、図13(c)に示すように足し抜き121を追加したり、図13(b),(d)に示すようにH鋼RやシートパイルSに直接、水平部材110を取り付けたりする。
図12に示すように基本杭120は丁張り100の設置の際に水平部材110を固定するための柱となる部材であり、一対の基本杭120が適宜間隔をおいて地面に打ち込まれる。水平部材110は上端もしくは下端において構築構造物からの高さを表示するためのものであり、一対の基本杭120の間に梁状に架け渡される。水平部材110の上面の所定箇所には表示釘111が打ち込まれる。表示釘111は構築構造物の基準となる位置を丁張上に鉛直に投影したものである。
このような丁張り100を設置する方法について、図14,16を参照して説明する。まず、図14(a)に示すように、作業員P1は、2本の基本杭120を地盤Gにかけやなどで打ち込む。次に、高さ出しの作業を行う。図14(b)に示すように、打ち込んだ杭の一方についてレベルを使って頂部の高さを測定する。
続いて、図14(c)に示すように、水平部材110を設置する高さを計算する。ここで、目的構築物である側溝130から水平部材110の上面(もしくは下面)までの高さH1は一定となることが望ましいから、他の丁張りとのバランスを考えて設置する高さを決定する。例えば、図16に示すように地盤Gに起伏がある場合であっても、側溝130は直線状や緩い曲線状に設置しなければならないような場合があるから、側溝130が最も地盤から高い部位における施工性を考慮する必要がある。例えば、側溝130の上面より30cm上に丁張り100がくるように設置高さを設定することができる。必要に応じて足し抜き板121を設置し、基本杭120を延長する。そして、計算した設置高さを、スケールを用いて基本杭120の頭部から測り、基本杭120に鉛筆で印をつける。
次に、図14(d)に示すように、基本杭120の端面に水平部材110を釘で仮止めする。
続いて、図15(e)に示すように、仮止めした丁張上部に水平器Hを置き、水平を確認し、水平部材110をもう一方の基本杭120に釘で固定する。この際、水平部材110の余分な部分はのこぎりで切断する。
次に位置出しの作業を行う。図15(f)に示すように、基準位置は事前に設置した基準杭QまたはRもしくはトランシットTを用いて丁張り上部に釘を打ちつける。
トランシットによる位置出しについて説明する。図15(f)に示すように、主に設置する側溝130などが直線である場合に用いる方法である。基準杭にトランシットを設置し、目標となる基準杭に視準後、水平部材110に目標を設定し、水平部材110上に釘を打ちつける。
事前設置した基準杭からの位置出しについて説明する。図15(g)に示すように、事前設置した基準杭に水平器を垂直に当て、水平部材110上に印をつけ、水平部材110上に釘を打ちつける。図15(g)に示すように、この際、丁張に設置した釘111と基準杭の釘との位置関係は鉛直とする。
ここで、作業者に丁張りの設置高さ、位置が明確にわかるように、築造構造物から上がり、構造物のどの位置を表示しているのか、水平部材110にマジック等で表示する場合が多い。通常、木製の水平部材に書き込む。
その後、図15(h)に示すように、設定した水平部材110の前後に水糸を張り、その水糸を基準に、構築構造物の掘削、基礎コンクリート、構造物設置など各種の施工を行う。
特許文献1には、このような作業についての詳細な解説と共に、丁張り打設位置を現況に合わせて支障なく迅速に行うために使用される丁張り作業用演算装置が開示されている。
特開2005−30789号公報
しかしながら、従来の丁張は木材であり、長さ調整のため切り落とした残材や、現場で一回使用した丁張りは焼却処分するなど、使い捨てとなっていた。そのため、資源の無駄を生じると共に、工事の際には木材を大量にトラックに積載して現場に届けなければならないなど、効率の悪いものであった。
また、木材は吸湿による寸法狂いを生じるから、精度を要求される測量業務には大きな弊害となっていた。特に、水平に設置した木材の撓みなどによって、両端部分で高さを合わせても中間部分での高さに狂いが生ずる場合があり、そうした場合、正確な高さが表示できない。その対策として現場では、ヌキと称する木材を打増して使っていた。しかし、この作業は熟練を要する。また、通常、丁張りでは水平部材の上辺及び下辺を位置基準とするため、水平部材となる木材が完全に真っ直ぐであると共に部分ごとの太さが均一である必要がある。従来の木材では、製品加工誤差による2〜3mm程度の誤差のあるものが多数あり、これに対応する為、現場ではのこぎりによるカットなどの処理を行って急場をしのいでいた。
また、正確な丁張りの設置を行うには、熟練した測量技術をもって、煩雑な作業や計算を根気良く行わなければならず、これに費やされる作業労力は大変なものであった。これには、作業者の勘に頼っていた部分も大きかった。
さらに、地盤に打ち込んだ杭が斜めになってしまった場合などは、その根元に石などをかけやで押し込んで傾斜を修正するか、打ち直す必要があった。または、杭と丁張りとの間に抜き板を挟んで調整する必要があった。
また、既設杭以上の高さに丁張りを設定しなければならない場合、図13(c)に示すように、足し抜き板121を基本杭120に垂直に打ちつけることで対応していた。足し抜き板121は鉛直に設置する必要があり、煩雑で高度な技量を要する作業であった。基本杭120が傾斜している場合には、さらに困難な作業であった。従来、基本杭120が傾斜している場合には、破棄するか、打直しもしくは煩雑な傾斜対応処置の丁張りを設置するしかなかった。また、基本杭120の傾斜を修正する為に、基本杭120の根本に石などをあて、かけやで叩き修正することもあったが、この際基本杭120が不安定になったり、折れたりして根本的解決にならないことも多かった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、長さや角度を容易に調整でき、時間的・経済的コストを削減できると共に、木材資源の節約となる丁張装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の丁張装置は水平部材を有し、この水平部材は長方形状の複数の板部材が厚み方向に重ね合わされて成り、これら板部材は、レールを介して互いに長手方向にスライド可能であると共に、幅がそれぞれ同一であることを特徴とする。
丁張装置は、水平部材を被固定物に固定するクランプ部材を有し、このクランプ部材は腕部と、この腕部の一端に回動可能に接続されたクランプ部と、腕部の長手方向に摺動可能に接続された固定部とを有していてもよい。
複数の板部材は、内側部材と、中間部材と、外側部材とから成ってもよい。
外側部材は水平器を備えてもよい。
板部材は、伸縮長を示す目盛を備えていてもよい。
板部材は、互いの摺動範囲を規制する規制部材を有することが望ましい。
板部材は上面に水糸釘を受容するための溝を有してもよい。
丁張装置は、溝に係合する水糸釘を有し、水糸釘は軸端部と基準端部とから成り、軸端部に断面長方形状の係合部が設けられ、この係合部が前記溝に係合する。
本発明の丁張装置によれば、水平部材を構成する複数の板部材は互いにスライド可能であるから長さを自由に調節でき、工事の都度必要な長さにカットする必要がないから繰り返し使用することができ、木材消費量、準備負担が低減できる。また、スライド方向に垂直な水平方向に重ね合わされ、垂直方向の幅がそれぞれ同一であるから、水平部材の上辺及び下辺いずれにおいても両端部分と中間部分との高さの差が生じない。
クランプ部材を有し、このクランプ部材は腕部と、この腕部の一端に自由に回動可能に接続されたクランプ部と、腕部の長手方向に摺動可能に接続された固定部とを有する場合には、杭の打ち直しをすることなく、機械的に微調整しながら丁張りを設置することができる。
複数の板部材が内側部材と、中間部材と、外側部材とから成る場合には、最短時と最長時における長さ比を1:3とすることができる。
外側部材が水平器を備えている場合には、サイズ別の水平器を購入する必要もなく、目視により部材の水平及び鉛直を確認することができる。
板部材が伸縮長を示す目盛を備えている場合には、目視により部材の伸縮長を確認することができる。
板部材が互いの摺動範囲を規制する規制部材を有する場合には、摺動範囲を一定に限定することができる。
板部材が上面に水糸釘を受容するための溝を有する場合には、この溝に対し水糸釘を取り付けることができ、この際に穴があいてしまうこともないから、何度でも再利用が可能である。
水糸釘が軸端部と基準端部とから成り、軸端部に断面長方形状の係合部が設けられているから、軸端部を軸として回転させることにより、丁張装置等に設けられた溝に係脱可能であり、再利用が可能である。また、水平材の水平を保ったままスライドできるので作業が容易である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図1において、丁張装置の設置時における鉛直方向であって水平部材2の幅方向をZ、水平方向であって水平部材2の長手方向をX、水平方向であって水平部材2の厚み方向をYで表す。
実施形態の丁張装置1は、図1に示すように、水平部材2と、垂直部材3と、クランプとしてのクランプ治具41及びクランプ部材42とから構成されている。クランプ部材42は被固定物としての杭Pに固定される。図1には垂直部材3とクランプ治具41及びクランプ部材42と杭Pとを1組のみ図示しているが、実際にはもう1組の垂直部材3とクランプとが、水平部材2の他端と他の杭とに固定されて門型を構成する。
各部材は、従来同様の木材のみならず、乾燥伸縮の少ないアルミ材などを材料として用いることができる。現場条件に合わせて水平部材2の水平を保ちながら無段差で伸縮し、垂直方向については垂直部材3の垂直を保ちながら無段差で伸縮することができる。またクランプ部材42により各種の調整が可能である為、丁張上の位置出しが容易にできる。
水平部材2は、複数の板部材からなり、これら複数の板部材は、レールを介して互いに水平方向にスライド可能であり、このスライド方向に垂直な水平方向に重ね合わされ、かつ垂直方向の幅が同一である。
具体的には、実施形態の丁張装置1では、複数の板部材として、内側部材21と、この内側部材21の両端部にスライド可能に取り付けられた一対の中間部材22,22と、これら中間部材22,22の端部にスライド可能に取り付けられた一対の外側部材23,23とを備える。
内側部材21は、図2に示すように細長い板材であって、幅方向中心に、長手方向に沿ったガイド孔21a,21aが穿設されている。このガイド孔21a,21aは長手方向中心で分断され、一対となっている。また、両側面におけるガイド孔21aの幅方向両側には、長手方向に沿った凸レール21b,21bが、内側部材21の全長にわたって備えられている。凸レール21bの両端部には、ピン21c,21cが板面に垂直に突出している。
中間部材22は、図3に示すように、長さが内側部材21の半分で幅が内側部材21と同じである一対の板部材22a,22aが内側部材21の両面に重ね合わさるように設けられて成り、一対の中間部材22が内側部材21の両端部を覆うように内側部材21に摺動可能に取り付けられている。中間部材22は上面視コ字状となっており、開端側から内側部材21を受容する。
板部材22a,22aの閉端側は内側にL字状に延設されて互いにボルト孔22b,22bに挿通されるボルト(図示省略)により接合され閉端を形成する。また、板部材22a,22aは、開端部付近における幅方向中心を板面に垂直なボルト孔22cに挿通されるボルト22dによっても連結される。このボルト22dは内側部材21のガイド孔21a内を摺動する。
また、中間部材22は、内側面におけるボルト孔22cの幅方向両側に、長手方向に沿った凹レール22e,22eが、開端を含む中間部材22のほぼ全長にわたって備えられている。凹レール22e,22eは、ピン21c,21cの摺動領域22fにおいて特に深い溝を形成している。つまり、凸レール21bが凹レール22eの全長にわたって摺動するが、ピン21cは摺動領域22fのみ摺動できる。よって、摺動領域22fとピン21cとが内側部材21に対する中間部材22の抜け止めとして機能する。
さらに、中間部材22には、幅方向中心に、長手方向に沿ったガイド孔22gが穿設されている。このガイド孔22gは閉端部からボルト孔22c付近にわたって設けられている。また、外側面におけるガイド孔22gの幅方向両側には、長手方向に沿った凸レール22h,22hが中間部材22の全長にわたって備えられている。
外側部材23は、図4に示すように、長さが内側部材21の半分で幅が内側部材21と同じである一対の板部材23a,23aが中間部材22,22の外側面に重ね合わさるように設けられて成り、一対の外側部材23が一対の中間部材22,22の閉端部を覆うように中間部材22に摺動可能に取り付けられている。外側部材23は上面視コ字状となっており、開端側から中間部材22を受容する。
この板部材23a,23aの閉端側は内側にL字状に延設されて互いにボルト孔23b,23bに挿通されるボルト23c,23cにより接合され閉端を形成する。また、板部材23a,23aは、開端部付近における幅方向中心を板面に垂直なボルト孔23dに挿通されるボルト23fによっても連結される。ボルト23fは内側部材21のガイド孔21a及び中間部材22のガイド孔22g内を摺動する。
また、外側部材23は、内側面におけるボルト孔23dの幅方向両側に、長手方向に沿った凹レール23e,23eが、開端を含む外側部材23のほぼ全長にわたって備えられている。つまり、凸レール22hが凹レール23eの全長にわたって摺動する。また、ボルト孔23d及びこれに挿通されるボルト23fと中間部材22のガイド孔22gとが中間部材22に対する外側部材23の規制部材として機能する。さらに、外側部材23は、側面、端面または上面に水平器を備えてもよい。この水平器は、外側部材23の表面と面一となるよう、外側部材23の表面に埋め込まれてもよい。
以上のように構成されることにより、水平部材2を構成する複数の板部材21,22,23は、互いに移動範囲を規制しつつ摺動することができる。そのため、図5(a),(b)に示すように水平部材2を現場条件に合わせて、水平に保ちながら無段階で自由に伸縮できる。ここで、水平部材2は高さ位置表示を行うためのものであるところ、各板部材21,22,23の幅が同じであるから、それぞれの板部材における下辺の高さ及び上辺の高さを同一に保つことができ、いずれの点からでも正確に高さ位置表示を行うことができる。
水平部材2の水平確認は、水平部材2に付属の水平器もしくは市販の水平器によって行う。内蔵水平器は外側部材23の正面及び側面に内蔵されている。また外側部材23の上面には円形気泡が内蔵されており、これらを視認することで鉛直及び水平が一目で確認できる。
図6に示すように、内側部材21、中間部材22、外側部材23はそれぞれ上面に、長さ方向に沿って溝2aが設けられている。この溝2aは、水糸釘24を係合し固定するためのものである。
水糸釘24は、図7に示すようにL字状を成し、基準端部24aが水平、軸端部24bが鉛直となるように水平部材2に取り付けられる。基準端部24aはその端が球状の抜け止め24cとなっており、糸を結びつけた際に糸の抜けを防ぐことができる。軸端部24bには端付近に直方体状の係合部24dが設けられている。この係合部24dは断面長方形状を成し、断面視における長手方向が基準端部24aの長手方向と同一である。また、断面視における幅W1は溝2aの幅より短く、断面視における長さW2は溝2aの幅Wと同等か少し長い。断面視の長方形は角を丸めたものであってもよい。
水糸釘24は、地盤に打ち込まれた基準杭Qと平面視において位置を合わせるものである。具体的には、この水糸釘24の基準端部24aから下げ振りを備えた水糸を垂らし、もしくは水糸釘に水平器をあてたり、水糸釘をトランシットで視準することで、基準杭Qに位置が重なるように調整する。水糸釘24を水平部材2に設置するには、軸端部24bを、水平部材2の溝2aに係合部24dの断面長手方向が溝2aの長手方向と同一になる状態で差し込み、軸端部24bを軸として90度回転させる。このようにすることで係合部24dの断面長手方向が溝2aに係合し、水糸釘24が溝2aに係合すると共に、基準端部24aが水平部材2に対し垂直に張り出し、これに水糸を結びつけることができる。こうすることで水糸釘24及び水平部材2を何度でも再利用することが可能である。
垂直部材3は水平部材2と同様、複数の板部材から構成されており、これら板部材の板面方向は水平部材2の板面方向と平行である。しかし、長手方向が水平部材2の長手方向に対し垂直であり、上下に伸縮可能である。複数の板部材から構成される伸縮機構については、水平部材2と同様であるから説明を省略する。垂直部材3は、側面、端面または上面に水平器及び円形気泡を備えてもよい。このような垂直部材3によれば、付属の水平器もしくは市販の水平器によって鉛直に設置し、鉛直に保ちながら無段階で自由に伸縮できる。
垂直部材3が伸縮可能であるため、足し抜き丁張りは不要であり、長すぎて切るという必要もない。さらに、垂直部材3の各板部材に長手方向に沿って寸法目盛を設けておけば、垂直部材3を伸縮した場合にも長さを測ることなく目視で長さを知ることができる。具体的には、垂直部材3の最下段の外側部材23の頂部の高さを基準とし、ここから水平部材2の下辺もしくは上辺までの寸法目盛を読むことで、水平部材2の高さを割り出すことができる。また、垂直部材3の最下段の外側部材23の頂部からの寸法目盛を読むことで、垂直部材3の長さを予め必要最小限度とすることができるから、水平部材2を設置した際にも水平部材2より上に突出する部分が少なくてすみ、施工の邪魔とならない。
垂直部材3と水平部材2との間にはクランプ治具41が設けられ、このクランプ治具41が垂直部材3と水平部材2とを固定することで、垂直部材3と水平部材2との位置関係が固定される。クランプ治具41は図8に示すように、2つのコ字状のクランプ部41a,41bが互いに背中合わせに、かつ90度ねじれた位置に固定され、これらクランプ部41a,41bがそれぞれ水平部材2及び垂直部材3を把持する。クランプ部41a,41bはそれぞれコ字状部材41cと、押え部材41dと、蝶ねじ41eとからなる。押え部材41dはコ字状部材41cの内側に介在し、蝶ねじ41eを締めつけることでコ字状部材41cの押え部材41dとの間に水平部材2または垂直部材3を挟み込み、把持する。このように構成されたクランプ治具41の一方のクランプ部41aにより水平部材2の上下面を挟み込むと共に他方のクランプ部41bにより垂直部材3の両側面を挟み込むことで、垂直部材3と水平部材2とを互いに垂直に固定することができる。
垂直部材3はクランプ部材42により杭へ固定される。クランプ部材42は、図9に示すように、垂直部材3を把持するクランプ部42aと、杭Pに固定される固定部42bと、クランプ部42aと固定部42bとを繋ぐ腕部42cとから成る。
クランプ部材42のクランプ部42aはクランプ治具41のクランプ部41aと同様の構成であるが、コ字状の背中部分はボールジョイント42dに固設されている点で異なっている。他の点についてはクランプ部41aと同様であるから、同一の符号を付すと共に説明を省略する。
腕部42cは2枚の細長い板状部材が間隔をあけて平行配置され、一端においてボルト42eにより固設されて成る。他端はボールジョイント42dを挟持する挟持部42fとなっており、この挟持部42f付近に蝶ねじ42gが設けられ、この蝶ねじ42gを締めることでボールジョイント42dを固定する。また、蝶ねじ42gを緩めることによりボールジョイント42dはそのボール部を中心として自由に回動し得る。腕部42cは、2枚の板状部材にそれぞれ長手方向に沿った長孔42hが設けられ、この長孔42hに蝶ねじ42iが備えられる。蝶ねじ42iは固定部42bに固設された把手部42jに螺着され、この蝶ねじ42iを締めつけることで固定部42bが腕部42cに対し固定される。
固定部42bは短い円筒状の部材であり、一部に把手部42jが螺着されている。また別の部分には、円周面を垂直に貫通するように蝶ねじ42kが螺着されている。固定部42bの内部に杭Pを挿通し、この蝶ねじ42kを締めつけることで、杭Pに対し固定部42bを固定することができる。
クランプ部材42は杭Pに対し複数、特に図に示すように2つのクランプ部材42を、離れた位置において固定することが望ましい。一方、これらのクランプ部材42のクランプ部42aにより垂直部材3が保持されるから、垂直部材3は杭Pに対し揺動することなく確実に固定される。
また、水平部材2及び垂直部材3の変形例として、別途の伸縮規制手段を設けることも可能である。例えば、図10に示すようにT字型の固定治具61,62を、中間部材22同士の間,外側部材23同士の間に嵌め込むことで、中間部材22に対する内側部材21の摺動,外側部材23に対する中間部材22の摺動を規制することができる。固定治具61は天板部61aと押え部61bとからなり、押え部61bを中間部材22同士の間に嵌め込むことで、内側部材21が押え部61bに突接するから、内側部材21の中間部材22に対する摺動を規制することができる。同様に、固定治具62は天板部62aと押え部62bとからなり、押え部62bを外側部材23同士の間に嵌め込むことで、中間部材22が押え部62bに突接するから、中間部材22の外側部材23に対する摺動を規制することができる。また、これとは別に、図10に示すように中間部材22に溝22iを設け、これに、水糸釘24と同様の断面長方形状の係合部を備えた蝶ねじ22jを係合することによっても外側部材23に対する中間部材22の摺動を規制することができる。中間部材22に対する内側部材21の摺動についても同様の構成とすることができる。
以上のように構成された丁張装置1の使用方法について説明する。なお、従来同様の点については同一の符号を付すと共に適宜図示を省略する。
まず、丁張装置1を設置する地点に杭Pを2本打ち込む。
次に、これらの杭Pにクランプ部材42を二つ、離れた位置において固定する。この際、固定部42bの内部に杭Pを挿通し、蝶ねじ42kを締めつけることで、杭Pに対し固定部42bを固定する。
続いて、それぞれのクランプ部材42のクランプ部42aに垂直部材3を介在させ、垂直部材3を適宜の長さに伸ばし、蝶ねじ41eを締めつけることで垂直部材3をクランプ部材42に固定する。この際、押え部材41dとコ字状部材41cとにより垂直部材3の幅方向を挟み込むように、すなわち押え部材41dが垂直部材3の幅方向に垂直になるようにすることで、垂直部材3の伸縮長さを固定することができる。なぜなら、垂直部材3を構成する板部材はそれぞれの幅が同一であるから、各板部材の幅方向端部がクランプ部42aとの間の摩擦を受け、互いに摺動できなくなるからである。また、必要に応じ、別途上述の伸縮規制手段を設けることにより伸縮を規制する。
次に、クランプ部材42の蝶ねじ42i及び蝶ねじ42gを緩め、杭Pと垂直部材3との位置関係及び形成される角度を適宜調整し、垂直部材3が鉛直になる位置で蝶ねじ42i及び蝶ねじ42gを締めつける。蝶ねじ42iを緩め長孔42h内を把手部42jと共にスライドさせ、適宜の位置で固定することで杭Pと垂直部材3との間隔を調整できる。また、蝶ねじ42gを緩め、クランプ部42aをボールジョイント42dを中心として回転させることで杭Pと垂直部材3との成す角度を三次元方向の任意の角度に設定できる。この際、垂直部材3に組み込んだ水平器または円形気泡、もしくは別体の水平器により垂直部材3の鉛直を確認する。このようにすることで、垂直部材3を正面、側面とも鉛直にすることができる。
続いて、垂直部材3にクランプ治具41を取り付ける。具体的には、クランプ治具41のクランプ部41aに垂直部材3を介在させ、垂直部材3を適宜の長さに伸ばした状態で、蝶ねじ41eを締めつける。
このようにクランプ部41a及び42aで垂直部材3を挟み込む際、押え部材41dとコ字状部材41cとにより垂直部材3の幅方向を挟み込むように、すなわち押え部材41dが垂直部材3の幅方向に垂直になるようにすることで、垂直部材3の伸縮長さを固定することができる。また、垂直部材3を最大限に伸長させた場合などにおいて、クランプ部41a及び42aによる摩擦では垂直部材3の伸縮が完全に規制できないような場合には、別途同様のクランプを付加するか上述の伸縮規制手段を設けることにより、垂直部材3の伸縮長さを固定する。
以上の作業を一対の杭Pについて行うことで、一対の杭Pに一対の垂直部材3を鉛直を保ちつつ取り付ける。続いて、これらの垂直部材3に取り付けられたクランプ治具41同士の間に水平部材2を取り付ける。具体的には、クランプ治具41のクランプ部41b間に水平部材2を架け渡し、水平部材2を適宜の長さに伸ばした状態で蝶ねじ41eを締めつけることで水平部材2を固定する。この際、水平部材2に組み込んだ水平器もしくは別体の水平器により水平部材2の水平を確認し、必要に応じて蝶ねじ41eを緩め、水平部材2を水平にした状態で再度締めつけることで水平部材2を水平にする。このようにすることで、水平部材2を水平に保つことができる。
続いて、水糸釘24と地盤に打ち込まれた基準杭Qとの平面視における位置を合わせる。具体的には、水糸釘24から下げ振りを垂らすか水平器を当てるなどして、基準杭Qに位置が重なるように調整する。また、トランシットを用いて水糸釘24の位置を割り出し、水糸釘24を適宜移動させ、固定することで位置を調整してもよい。
以上のようにして丁張装置1の設置が完了する。現場では、重機の振動等により丁張装置1の位置に狂いが生じる場合があるが、この場合にも上述のように水平器や蝶ねじを使って調整することで簡単に狂いを正すことができる。
丁張装置1は、様々な実施形態で実施することが可能である。例えば、法面丁張を併用することができる。この法面丁張についても水平部材2と同様に構成し、すなわち伸縮機構を持たせることで、現場条件に合わせて伸縮することができる。法面丁張は、クランプ治具41と同様のクランプ金具であってクランプ部同士の成す角度を垂直のみならず自由に設定できるもの、具体的にはクランプ部同士を背中合わせに、軸となるボルトを中心として回動可能に連結したものを利用して水平部材2及び垂直部材3に固定する。法面丁張は盛土、切土工事において計画法面を表示するためのものであり、規定勾配に合わせて位置調整される。
クランプ部材42のバリエーションとしては、垂直部材3ではなく被固定物としてのH型鋼に取り付けるための変形例のクランプ部材を使用することができる。これは、クランプ部材42における固定部42bをH型鋼のフランジ部に固定するよう変形したものであり、具体的には、固定部42bの代わりに、クランプ部42aに類似したクランプ金具を設け、これによりH型鋼のフランジ部に挟み付けるものである。
また、垂直部材3ではなく被固定物としての金属製のシートパイルに取り付ける場合には、別の変形例のクランプ部材を使用することができる。これは、クランプ部材42における固定部42bを変形したものであり、具体的には、固定部42bの代わりにマグネットを設け、これによりシートパイルの表面に磁着するものである。
図11に示すように、丁張装置1には、はめ込み式プレート6を取り付けることができる。はめ込み式プレート6は、断面コ字状の全体として樋状の部材であって、水平部材2に上から嵌め込むことによって載置することができる。はめ込み式プレート6の側面は黒板もしくはホワイトボード状になっており、適宜文字を書き込んだり消したりすることができる。そのため、何度でも再利用が可能である。はめ込み式プレート6には、作業者に対し、丁張の設定高さ、位置が明確にわかるように、築造構造物からの上がり、構造物のどの位置を表示しているのか、といったことを明記する。
丁張装置1の設置形態は、主に門型と張出型がある。門型とは、一対の杭Pの間に丁張装置1を介在させる形態であり、水平部材の両端を支えるため安定した形態である。張出型とは、一対の杭Pから水平部材2が一方に張り出すように丁張装置1を介在させる形態であり、不安定であるがスペースの問題等で対面の杭が打てない場合などに採用する。水平部材2の長さは、門型の場合は基本杭Pを基準にし、張出型の場合は基準杭Qを目安にして伸縮調整する。また水平部材の長さは施工条件も考慮して決定する必要がある。門型及び張出型の選択は、地盤の施工条件に応じて適宜選択する。また、門型の組み合わせ形態として、杭Pを4本、平面視において四角形の頂点に位置するように設置し、それぞれの杭Pに垂直部材3を設置し、それぞれの垂直部材3間に水平部材2を設置する、囲い型にも応用が可能である。囲い型は桝、建築物等の矩形部分に使用する。
丁張りの設置位置は設置条件により、10m間隔、3m〜5m間隔などで設置することができる。また、水平部材2の長さは適宜設定することができる。杭Pの高さが足りず、水平部材2の高さが不足する場合は、垂直部材3を垂直方向上方へ伸ばすことで対応することができる。
以上、本発明の実施形態の丁張装置について説明したが、本発明の丁張装置は、その主旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施することができる。例えば、水平部材や垂直部材を構成する板部材は外側部材,内側部材,中間部材のみに限られるものではなく、適宜枚数を増やすことが可能である。
本発明の実施形態の丁張装置を示す斜視図である。 内側部材を示す斜視図である。 中間部材を示す斜視図である。 外側部材を示す斜視図ある。 水平部材を示し、(a)は収縮状態、(b)は伸長状態を示す斜視図である。 図5(b)における水平部材を断面した斜視図であり、(a)はA−A部分、(b)はB−B部分で断面した状態を示す。ハッチは断面を示す。 水糸釘を示す斜視図である。 クランプ治具を示す斜視図である。 クランプ部材を示す斜視図である。 伸縮規制手段を備えた水平部材を示す斜視図であり、図5(b)におけるB−B部分に相当する部分を断面した状態を示す。 はめ込み式プレートを示す斜視図である。 従来例の丁張りを示す斜視図であり、(a)は門型、(b)は張出型を示す。 従来例の丁張りを示す斜視図であり、(a)は法面丁張型、(b)はH鋼型、(c)は足し抜き型、(d)はシートパイル型を示す。 従来例の丁張りの設置方法を示す図である。 図14に続く従来例の丁張りの設置方法を示す図である。 従来例の丁張りの設置例を示す側面図である。
符号の説明
1 丁張装置
2 水平部材
2a 溝
3 垂直部材
4 クランプ
5 法面丁張
6 はめ込み式プレート
21 内側部材
21a ガイド孔
21b,22h 凸レール
21c ピン
22 中間部材
22a,23a 板部材
22b,22c,23b,23d ボルト孔
22d,23c,23f,42e ボルト
22e,23e 凹レール
22f 摺動領域
22g ガイド孔
23 外側部材
24 水糸釘
24a 基準端部
24b 軸端部
24d 係合部
41 クランプ治具
41a,41b,42a クランプ部
41c コ字状部材
41d 押え部材
42,42r,42s クランプ部材
42b 固定部
42c 腕部
42d ボールジョイント
42f 挟持部
42h 長孔
42j 把手部
61 固定治具
61a,62a 天板部
61b,62b 押え部
62 固定治具
110 水平部材
111 表示釘
120 基本杭
121 足し抜き板
G 地盤
M 門型
N 張出型
P 杭
Q 基準杭
R H型鋼
S シートパイル
W 幅
P1 作業員
W1 幅
上記目的を達成するため、本発明の丁張り装置は、水平部材を有し、この水平部材は幅がそれぞれ同一な長方形状の複数の板部材が厚み方向に重ね合わされて成り、これら板部材は、長手方向に沿う第一のレールと、長手方向に沿って穿設された第一のガイド孔とを備えた内側部材と、この内側部材の両面に重ね合わされるように設けられる板材であって、内側面に設けられる第二のレールと、外側面に設けられ長手方向に沿う第三のレールと、を備え、第二のレールが第一のレールに対し抜け止めを介して摺動可能に設けられた中間部材と、この中間部材の両面に重ね合わされるように設けられる板材であって、内側面に設けられる第四のレールを備え、第四のレールが第三のレールに対し規制部材により規制された範囲内において摺動可能に設けられた外側部材と、から成り、抜け止めは、第一のレール及び第二のレールのうち一方の端部に突出したピンと、第一のレール及び第二のレールのうち他方に備えられ、このピンが摺動可能な摺動領域とからなり、規制部材は、中間部材の長手方向に沿って穿設された第二のガイド孔と、外側部材に挿通され、第一のガイド孔及び第二のガイド孔内を摺動可能なボルトとからなることを特徴とする。
丁張り装置は、水平部材を被固定物に固定するクランプ部材を有し、このクランプ部材は腕部と、この腕部の一端に回動可能に接続され、水平部材を把持するクランプ部と、腕部の長手方向に摺動可能に接続され、被固定物に固定される固定部とを有するものであってもよい。

Claims (8)

  1. 水平部材を有する丁張装置であって、上記水平部材は長方形状の複数の板部材が厚み方向に重ね合わされて成り、上記板部材は、レールを介して互いに長手方向にスライド可能であると共に、幅がそれぞれ同一であることを特徴とする、丁張装置。
  2. 前記水平部材を被固定物に固定するクランプ部材を有し、上記クランプ部材は腕部と、この腕部の一端に回動可能に接続されたクランプ部と、腕部の長手方向に摺動可能に接続された固定部とを有することを特徴とする、請求項1に記載の丁張装置。
  3. 前記複数の板部材は、内側部材と中間部材と外側部材とから成る、請求項1または2に記載の丁張装置。
  4. 前記外側部材は水平器を備える、請求項3に記載の丁張装置。
  5. 前記板部材は、伸縮長を示す目盛を備える、請求項3または4に記載の丁張装置。
  6. 前記板部材は、互いの摺動範囲を規制する規制部材を有する、請求項3から5のいずれかに記載の丁張装置。
  7. 前記板部材は上面に水糸釘を受容するための溝を有する、請求項3から6のいずれかに記載の丁張装置。
  8. 前記溝に係合する水糸釘を有し、この水糸釘は軸端部と基準端部とから成り、上記軸端部に断面長方形状の係合部が設けられ、この係合部が前記溝に係合することを特徴とする、請求項7に記載の丁張装置。
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