JP2009207438A - 鳥追払い装置及び鳥追払いシステム - Google Patents

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成一 天沼
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Abstract

【課題】電線全長にわたって施工する必要のない、施工が簡単な鳥追払い装置を提供する。
【解決手段】架設された電線8及び/又はその支持物7に、電線8に止まっている又は電線付近にいる鳥10の鳴き声を捉えるマイクロフォン1と、そのマイクロフォン1で捉えた音の中から鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置6と、その鳴き声認識装置6が鳥の鳴き声を認識したときに威嚇音を発して鳥を追払うスピーカー5と、前記鳴き声認識装置6が鳥の鳴き声を認識したときに電線8を叩いて振動させることにより鳥10を追払う電線打撃装置11とを設置した。
【選択図】図3

Description

本発明は、架設された電線(送電線、配電線、通信線など)に止まった鳥を追払う鳥追払い装置及び鳥追払いシステムに関するものである。
電線に鳥が止まることによる被害(糞落下、鳴き声騒音など)を防止する手段として、突起物や回転物を取り付けてり、ベタつく材料を塗布したりすることなどが既に提案されている(特許文献1参照)。
また、携帯電話で録音した鳥の鳴き声を基地局に送って分析し、鳥の種類を特定する技術が提案されている(特許文献2参照)。また、鳥の鳴き声の認識装置も提案されている(特許文献3参照)。
また、地上等に立てられる基柱と、基柱の上部に取り付けられる太陽電池と、基柱の適所に取り付けられて太陽電池のエネルギーで作動する聴覚性脅し具及び視覚性脅し具を有する鳥獣追払い装置が提案されている(特許文献4参照)。
また、送電線用鉄塔に設置し、鉄塔及び送電線付近の鳥を感知するセンサーと、センサーからの信号を受けて鳥が嫌う効果音を発生させる音源部と、音源部からの音を拡声させるスピーカーと、装置へ電力を供給する太陽電池部とによって構成された鳥撃退装置が提案されている(特許文献5参照)。
また、マイクで集音した音から、スペクトル分析、線形予測分析、ホルマントピッチ抽出、相関関係等の音声分析手法を用いて、鳥の鳴き声だけを抽出し、その鳴き声をキー入力部から入力された鳥名とともにRAMに記憶させ、また、制御部が、集音した鳥の鳴き声とRAMに記憶した鳴き声とを比較することで、集音した鳴き声に一致又は近似する鳴き声の鳥名を検索し、その鳥名を表示部に表示する検索装置が提案されている(特許文献6参照)。
実開平3−74127号公報 特開2007−140426号公報 特開2003−255984号公報 特開2001−112400号公報 特開平7−313038号公報 特開平9−179679号公報
しかし、特許文献1のような手段は、電線全長にわたって取り付けたり塗布したりする必要があり、取付け作業やその後のメンテナンスが大変であった。また、特許文献2、3では、鳥の鳴き声を認識する技術を開示するが、架設された電線に止まった鳥を追払うことは開示していない。また特許文献4では、地上等に立てられた基柱に取り付けられた鳥獣追払い装置を開示しているが、架設された電線に止まった鳥を追払うことは開示していない。また、特許文献5では、鳥を感知するセンサーを開示しているが、そのセンサーがどのような手段(仕組み)で鳥のいる・いないを感知するのかは開示していない。
本発明の目的は、電線全長にわたって施工する必要のない、施工が簡単な鳥追払い装置及び鳥追払いシステムを提供することにある。
本発明に係る鳥追払い装置は、電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォンと、鳥を追払う威嚇音を発生するスピーカーと、前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置とを備え、前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したときに前記スピーカーから威嚇音を発して鳥を追払うことを特徴とするものである。
また、本発明に係る鳥追払い装置は、電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、鳥を追払う威嚇音を発生するスピーカーと、前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置とを備え、前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに前記スピーカーから威嚇音を発して鳥を追払うことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明に係る鳥追払い装置は、電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォンと、電線を叩いて振動させる電線打撃装置と、前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置とを備え、前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したときに前記電線打撃装置で電線を叩いて振動させることにより鳥を追払うことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明に係る鳥追払い装置は、電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、電線を叩いて振動させる電線打撃装置と、前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置とを備え、前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに前記電線打撃装置で電線を叩いて振動させることにより鳥を追払うことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明に係る鳥追払い装置は、前記鳴き声認識装置が鳥の鳴き声を認識したときに又は前記画像認識装置が鳥の画像を認識したときに、威嚇音を発して鳥を追払うスピーカーと、電線を叩いて振動させることにより鳥を追払う電線打撃装置とを併設したものであってもよい。
また、本発明に係る鳥追払い装置は、電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォン及び/又は電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、前記電線及び/又はその支持物に電撃を加える電撃発生装置と、前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置及び/又は前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置とを備え、
前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したとき及び/又は前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに、前記電撃発生装置により電線及び/又はその支持物に電撃を加えて鳥を追払うことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明に係る鳥追払いシステムは、
電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォン及び/又は電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、
威嚇音、電線打撃及び電撃のうち少なくとも1つの手段により鳥を追払う鳥追払い装置と、
前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置及び/又は前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置と、
前記マイクロフォンで捉えた音及び/又はカメラで撮影した画像と、前記鳥追払い装置を作動させる指令とを、電線及び/又はその支持物に取り付けられた装置と遠隔地から監視する遠隔監視装置との間で通信回線を介して送受信する送受信システムとを備え、
前記マイクロフォンで捉えた音及び/又はカメラで撮影した画像を監視して、前記遠隔監視装置に備えられた前記鳴き声認識装置及び/又は画像認識装置にて追払うべき鳥を認識したときに、前記遠隔監視装置でその鳴き声及び/又は画像を記録すると共に、前記鳥追払い装置を作動させる指令を出し、これによって鳥を追払うようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、鳥の鳴き声認識装置及び/又は画像認識装置で、電線に止まった鳥を離れた位置から認識し、威嚇音を発するか、電線を振動させるか、電撃を加えることで、鳥を追払うようにしたので、電線又はその支持物の一部に装置を設置すればよい。したがって、従来のように電線全長に鳥を止まれなくする手段を設ける必要がなくなり、施工及びメンテナンスを容易に行うことができる。
<実施形態1> 図1は本発明に係る鳥追払い装置の一実施形態を示すシステム構成図である。図1において、1は鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォン、2はマイクロフォン1で捉えた音をスペクトル変換し、逆フーリエ変換して滑らかな波形にする鳴き声処理部、3はカラス、ムクドリ、ハトなど電線に止まる鳥の基本的な鳴き声を蓄積したデータベース、4は前記鳴き声処理部2で得られた音とデータベース3に蓄積された鳥の鳴き声とを照合し、マイクロフォン1で捉えた音が追払うべき鳥の鳴き声か否かを判定する比較部、5は比較部4が追払うべき鳥の鳴き声と判定した場合に威嚇音(例えば、爆裂音、超音波、追払う鳥の天敵である猛禽類の鳴き声など)を発して鳥を追払うスピーカーである。
比較部4は、データベース3に蓄積したデータを利用して基本的な鳴き声とマイクロフォン2で捉えた鳴き声との相違点を抽出(比較)して、採用して処理すべき部分がある場合には、選択的に統計処理して代表的データとしてデータベース3に蓄積するようになっている。照合の仕方は次のとおりである。鳴き声処理部2で処理された鳴き声は、鳴き声分析のため、数msec〜10msec程度の時間ごとにスペクトルに変換し、得られたスペクトルは、対数スペクトルを逆フーリエ変換して、時系列化したケプストラムパラメータを用いて滑らかにする(包絡な波形にする)。そのパラメータの時系列を鳥の種類ごとにそのまま登録する。又は、鳥の特徴を抽出して表現するパラメータに変換し、それに基づいてモデルを作成して登録する。なお、モデル作成の技術としては、ベクトル量子化(VQ)や隠れマルコフモデル(HMM)、混合ガウス分布モデル(GMM)などがあるので、どの方法を採用してもよい。また、鳥の鳴き声には個体差による変動があるため、あらかじめ鳥の種類ごとに変動の幅を調べておき、その鳥の典型的なモデルを作成すると共に、許容限界の閾値を設定する。マイクロフォン1で捉えた鳴き声の特徴を抽出して鳥の判定に使用する。
図2は図1の鳥追払い装置を架空送電線に適用した場合の一実施形態を示す。図1の鳴き声処理部2、データベース3及び比較部4で構成される鳥の鳴き声認識装置6は例えば鉄塔7に取り付けられ、マイクロフォン1及びスピーカー5は送電線8に取り付けられる(取付け箇所はこれに限定されない)。このように、鳴き声認識装置6と、マイクロフォン1及びスピーカー5とが離れた箇所に設置される場合は、無線で信号のやりとりを行う。マイクロフォン1及びスピーカー5は電線付属品(スペーサや捻れ防止ダンパー等)9に組み込んでおいてもよい。マイクロフォン1及びスピーカー5の電源は、太陽電池で確保するか、鉄塔から電源ケーブルを引くことにより確保する。電源ケーブルを引く場合は、電源ケーブルを絶縁する必要のない架空地線にマイクロフォン1及びスピーカー5を取り付ければよい。スピーカー5としては、電線長手方向に鋭い指向性を有するものを使用することが、鳥追払いに有効であるだけでなく、周囲への騒音拡散の防止にも有効である。
このような構成にしておくと、電線8に鳥10が止まった場合には、マイクロフォン1で捉えた音を鳴き声処理部2で処理し、処理された鳴き声を比較部4でデータベース3に蓄積されている鳴き声と比較して、その音が鳥の鳴き声であるか否かを判定し、鳥の鳴き声であると判定した場合にはスピーカー5から威嚇音を発することにより、鳥10を追払うことができる。
<実施形態2> 図3は本発明の他の実施形態を示す。この実施形態が実施形態1と異なる点は、鉄塔7に電線打撃装置11を取り付けたことである。電線打撃装置11は、鳴き声認識装置6が鳥の鳴き声を認識したときに電線8を叩いて電線8を振動させることにより電線8に止まった鳥10を追払うものである。この実施形態では、スピーカー5による威嚇音と、電線打撃装置11による電線8の振動で、鳥10を追払うので、鳥追払い効果が向上する。
上記以外の構成は、実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。なお、この実施形態では、スピーカー2と電線打撃装置11を併設したが、スピーカー2を省略して電線打撃装置11のみとすることもできる。
<実施形態3> 図4は本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、鉄塔7上に、電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラ12と、そのカメラ12で撮影した画像の中から鳥の画像を認識する画像認識装置13と、その画像認識装置13が鳥の画像を認識したときに電線8を叩いて電線8を振動させることにより電線8に止まった鳥10を追払う電線打撃装置11とを設置し、さらに電線8に前記画像認識装置13が鳥の画像を認識したときに威嚇音を発して鳥を追払うスピーカー5を設置したものである。
画像認識装置13は、カラス、ムクドリなど追払うべき鳥の画像データを蓄積したデータベースと、カメラ12で撮影した画像(それを画像処理した画像データを含む)とデータベースにある画像データとを比較する比較部とを備えており、カメラ12で撮影した画像とデータベースにある画像とが一致した場合、又は同じであると判定した場合に、電線打撃装置11及びスピーカー5に鳥追払い信号を出力するようになっている。
このような構成でも実施形態1、2と同様な効果を得ることができる。なお、この実施形態では、スピーカー2と電線打撃装置11を併設したが、スピーカー2を省略して電線打撃装置11のみとすることもできるし、電線打撃装置11を省略してスピーカー2のみとすることもできる。
<実施形態4> 図5は本発明に係る鳥追払い装置のさらに他の実施形態を示すシステム構成図である。図5において、1は鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォン、5は追払うべき鳥と判定した場合に威嚇音を発して鳥を追払うスピーカーである。マイクロフォン1とスピーカー5は、電線8を把持する電線把持部14を有する収納箱15の中の処理装置16に接続されている。処理装置16は、例えばコンピュータであり、マイクロフォン1で捉えた音を所定のデータ形式に変換し、種々の鳥の鳴き声を蓄積したデータベースにある鳥の鳴き声と照合し、マイクロフォン1で捉えた音が追払うべき鳥の鳴き声か否かを判定する。そして、追払うべき鳥と判定した場合、例えば、その鳥の天敵である猛禽類の鳴き声を、鳥の鳴き声を蓄積したデータベースから取り出して、スピーカー5から発することにより、鳥を追払う。また、スピーカー5から威嚇音を発する際は、マイクロフォン1から入力される音を一時的に遮断する。そのためには、マイクロフォン1の電源を切るか、あるきは減衰フィルタ等を介して減衰させた音(又は電圧)を通過させるようにするとよい。
また、処理装置16は、鳥の鳴き声から鳥を識別すると共に、鉄塔に設置した周囲の状況を撮影するカメラから、図示しない送受信装置を介してカメラで撮影した画像を受信し、画像処理により及び/又は画像データベースの中から鳥の画像を認識し、鳥の鳴き声の識別と画像識別の両方の判定により、電線に止まっている鳥又は電線付近にいる鳥を識別する。そして、処理装置16は、鳥の鳴き声及び/又は画像から追払うべき鳥と判定した場合、図2のようにスピーカー5から威嚇音を発することにより及び/又は図4のように電線打撃装置11で電線8を叩いて振動させることにより、鳥を追払う。
また、処理装置16は、鳥の鳴き声及び/又は画像から追払うべき鳥と判定した場合、収納箱15の中にある電撃発生器17を稼働させて、例えば、電気的に接続される電線把持部14を介して電線8に、インパルス電圧や不連続な電圧(時間的に不連続及び/又は電圧の大きさが加える毎に異なる)等の任意に設定した電撃を加えることにより、鳥が嫌がって飛び立つようにすることもできる。また、電撃発生器17の電源は、商用電源や太陽電池、又は、送電線の電圧に起因する誘導電圧(電流)の電気エネルギーを直接、又は二次電池やコンデンサに蓄えて用いればよい。
さらに、鳥追払い装置(マイクロフォン1、スピーカー5、収納箱15等)は、その取付け位置や送電線の電圧階級等によってコロナが発生するため、鳥追払い装置を電界を緩和する構造にする及び/又は電界を緩和する部材(シールドリング等)を取り付け、コロナの発生を防止するようにするとよい。
<実施形態5> 図6は本発明に係る鳥追払いシステムの一実施形態を示す説明図である。図6において、鉄塔7aと7b間の電線8には、図2のような鳥追払い装置20aを取り付け、鉄塔7bには、鉄塔7a側を撮影するカメラ12aと、鉄塔7c側を撮影するカメラ12bと、鉄塔7c側を向いたマイクロフォン1dが取り付けられている。また、鉄塔7bには、図5で説明した処理装置16aと、鳥追払い装置20aとデータを送受信する図示しない送受信装置等を収容した局舎21aが設置されている。これにより、鉄塔7aと7b間を監視して、マイクロフォン1aによる鳴き声及び/又はカメラ12aによる画像を処理装置16aにより判定して、スピーカー5aから威嚇音を発することにより鳥を追払う。さらに、鉄塔7bでは、電線8に巻き付けた光ファイバケーブル22と処理装置16aとが光通信可能に接続されている。
また、鉄塔7cには、鉄塔7b側を撮影するカメラ12cと、電線打撃装置11aが取り付けられている。これにより、鉄塔7bと7cの間を監視して、鉄塔7bのマイクロフォン1bによる鳴き声及び/又はカメラ12bによる画像を処理装置16aにより判定する、及び/又は鉄塔7cのカメラ12cによる画像を処理装置16bにより判定することにより、鉄塔7cの電線打撃装置11aを稼働させて電線8を叩くことにより鳥を追払う。
鉄塔7cと7dの間の電線8には、図5のような鳥追払い装置20bが取り付けられ、鉄塔7cには、鉄塔7d側を撮影するカメラ12dと、鳥追払い装置20bのマイクロフォン1c、1dによる鳴き声及び/又は鉄塔7cのカメラ12dの画像を送受信する図示しない送受信装置等を収容した局舎21bとが設置されている。これにより鉄塔7cと7d間を監視して、マイクロフォン1cや1dによる鳴き声及び/又はカメラ12dによる画像を処理装置16bにより判定して、スピーカー5c及び/又は5dから威嚇音を発する及び/又は鳥追払い装置20bから電線8に電撃を加えることにより鳥を追払う。さらに、鉄塔7cでは、電線8に巻き付けた光ファイバケーブル22と処理装置16bと鳥追払い装置20bとが光通信可能に接続されている。なお、鳥追払い装置20bは、光ファイバケーブルではなく、後述するように無線で通信できるようにしてもよい。
そして、鉄塔7dには、光ファイバを内蔵する光ファイバ内蔵型架空地線(OPGW)24の光ファイバを接続する接続箱(以下、光接続箱という)25が設けられている。この光接続箱25の中で、OPGW24の中の任意の光ファイバと、光ファイバケーブル22を所定の端末処理をして取り出した光ファイバとを接続し、光ファイバによる光通信回線を通じて、例えば、保守をする建屋50aに設置された遠隔監視装置51aと送受信するシステムを構築する。
また、遠隔監視装置51aは、鉄塔7aから7mの間に複数設置されたマイクロフォンで捉えた音及び/又はカメラで撮影した画像を監視して、遠隔処理装置51aにも備える図示しない鳴き声認識装置及び/又は前記画像認識装置にて鳥を認識したとき、遠隔処理装置51aで少なくとも音声及び/又は画像を記録すると共に、追払うべき鳥を判定した箇所又はその周辺にある鳥追払い装置を作動させる指令を出す。この実施形態の鳥追払いシステムは以上のような構成である。
なお、例えば、鉄塔7bから、人工衛星を利用した通信により、建屋50bに設置した遠隔監視装置51bと送受信できるような鳥追払いシステムを構築してもよい。このようにすると、有線通信を不要とすることが可能である。また、複数の遠隔地から現場の状況を監視することが容易にできる。
また、例えば、鳥追払い装置20bを、人口衛星を利用した通信により、遠隔監視装置51bと送受信できるようにすれば、鳥追払い装置を他の場所へ移動しても、鳥追払いシステムを構築できる。また、遠隔監視装置のチャンネルの増設や周波数を多重にするなどにより、鳥追払い装置を増設することができる。また、広い範囲に点在する監視したい箇所に設置することにより、容易に監視を開始できる。また、当然に、有線による通信と、無線による通信を組み合わせて鳥追払いシステムを構築してもよい。
また、遠隔監視装置51aや51bに画像モニターを設置し、遠隔監視装置51aや51bが追払うべき鳥と判定したときに警報を出して監視員に知らせ、監視員が画像モニターを見て鳥を確認してから、監視員の操作により、鳥を確認した箇所又はその周辺にある鳥追払い装置を作動させる指令を出し、鳥を追払うようにしてもよい。また、電気通信回線により、監視員のパソコンや携帯端末装置(携帯電話を含む)に警報を出してもよく、あわせて静止画や動画が見られるようにしてもよく、かつ、監視員のパソコンや携帯端末装置から鳥追払い装置を作動させる指令を出せるようにしてもよい。
本発明に係る鳥追払い装置の一実施形態を示すシステム構成図。 図1の鳥追払い装置を架空送電線に適用した実施形態を示す説明図。 本発明に係る鳥追払い装置の他の実施形態を示す説明図。 本発明に係る鳥追払い装置のさらに他の実施形態を示す説明図。 本発明に係る鳥追払い装置のさらに他の実施形態を示すシステム構成図。 本発明に係る鳥追払いシステムの一実施形態を示す説明図。
符号の説明
1:マイクロフォン、2:鳴き声処理部、3:データベース、4:比較部、
5:スピーカー、6:鳴き声認識装置、7:鉄塔、8:電線、9:電線付属品、
10:鳥、11:電線打撃装置、12:カメラ、13:画像認識装置、15:収納箱、
16:処理装置、17:電撃発生器、20:鳥追払い装置、21:局舎、
22:光ファイバケーブル、24:OPGW、50:建屋、51:遠隔監視装置。

Claims (7)

  1. 電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォンと、鳥を追払う威嚇音を発生するスピーカーと、前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置とを備え、前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したときに前記スピーカーから威嚇音を発して鳥を追払うことを特徴とする鳥追払い装置。
  2. 電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、鳥を追払う威嚇音を発生するスピーカーと、前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置とを備え、前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに前記スピーカーから威嚇音を発して鳥を追払うことを特徴とする鳥追払い装置。
  3. 電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォンと、電線を叩いて振動させる電線打撃装置と、前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置とを備え、前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したときに前記電線打撃装置で電線を叩いて振動させることにより鳥を追払うことを特徴とする鳥追払い装置。
  4. 電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、電線を叩いて振動させる電線打撃装置と、前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置とを備え、前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに前記電線打撃装置で電線を叩いて振動させることにより鳥を追払うことを特徴とする鳥追払い装置。
  5. 請求項1又は2に記載の鳥追払い装置において、前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したときに又は前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに、電線を叩いて振動させることにより鳥を追払う電線打撃装置をさらに備えることを特徴とする鳥追払い装置。
  6. 電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォン及び/又は電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、前記電線及び/又はその支持物に電撃を加える電撃発生装置と、前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置及び/又は前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置とを備え、
    前記鳴き声認識装置が追払うべき鳥の鳴き声を認識したとき及び/又は前記画像認識装置が追払うべき鳥の画像を認識したときに、前記電撃発生装置により電線及び/又はその支持物に電撃を加えて鳥を追払うことを特徴とする鳥追払い装置。
  7. 電線に止まっている又は電線付近にいる鳥の鳴き声を捉えるマイクロフォン及び/又は電線に止まっている又は電線付近にいる鳥を撮影するカメラと、
    威嚇音、電線打撃及び電撃のうち少なくとも1つの手段により鳥を追払う鳥追払い装置と、
    前記マイクロフォンで捉えた音の中から追払うべき鳥の鳴き声を認識する鳴き声認識装置及び/又は前記カメラで撮影した画像の中から追払うべき鳥の画像を認識する画像認識装置と、
    前記マイクロフォンで捉えた音及び/又はカメラで撮影した画像と、前記鳥追払い装置を作動させる指令とを、電線及び/又はその支持物に取り付けられた装置と遠隔地から監視する遠隔監視装置との間で通信回線を介して送受信する送受信システムとを備え、
    前記マイクロフォンで捉えた音及び/又はカメラで撮影した画像を監視して、前記遠隔監視装置に備えられた前記鳴き声認識装置及び/又は画像認識装置にて追払うべき鳥を認識したときに、前記遠隔監視装置でその鳴き声及び/又は画像を記録すると共に、前記鳥追払い装置を作動させる指令を出し、これによって鳥を追払うようにしたことを特徴とする鳥追払いシステム。

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