JP2009205830A - 電線接続用スリーブ - Google Patents
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Abstract
【課題】専用工具を必要とすることなく、電線の端部同士を簡易かつ迅速に、また、信頼性高く導通接続させることのできる電線接続用スリーブを提供すること。
【解決手段】両端側に電線Dの導電体dの端部を挿入して導通接続することにより該電線同士を導通接続する電線接続用スリーブ100であって、概略円筒形状に形成されて差し込まれた導電体に導通接触する一対の挟圧部材130と、この挟圧部材を縮径方向に加圧する一対の外装部材110と、挟圧部材同士の導通を外装部材と共に確保する連結部材120およびスペーサ部材140と、を具備しており、挟圧部材は外面132が両端側ほど断面形状の小さくなる円錐形状に形成されているとともに長さ方向に延在する複数本のスリットが形成される一方、外装部材は雌ネジ部111が連結部材の雄ネジ部121に螺合することにより挟圧部材の外面に内面を圧接させる。
【選択図】図1
【解決手段】両端側に電線Dの導電体dの端部を挿入して導通接続することにより該電線同士を導通接続する電線接続用スリーブ100であって、概略円筒形状に形成されて差し込まれた導電体に導通接触する一対の挟圧部材130と、この挟圧部材を縮径方向に加圧する一対の外装部材110と、挟圧部材同士の導通を外装部材と共に確保する連結部材120およびスペーサ部材140と、を具備しており、挟圧部材は外面132が両端側ほど断面形状の小さくなる円錐形状に形成されているとともに長さ方向に延在する複数本のスリットが形成される一方、外装部材は雌ネジ部111が連結部材の雄ネジ部121に螺合することにより挟圧部材の外面に内面を圧接させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電線接続用スリーブに関し、例えば、過大な負荷により切断などされた電線の端部同士を、専用工具を準備することなく、迅速に導通接続して復旧させることのできるものに関する。
従来、電線同士を接続する場合には、円筒形状の導電性材料よりなる圧縮スリーブ内にその電線の導電体の端部を差し込んで圧縮変形することにより導通接続することが知られており、この作業を行う場合には、専用の圧縮工具を準備する必要がある。
この圧縮工具は、例えば、配電線などのように大電流の流れる電線の場合には、圧縮スリーブもある程度の肉厚の導電性材料により作製されていることから、その圧縮スリーブを圧縮変形させる能力を備えるように大掛かりで重量のある装置になってしまっている。このために、圧縮スリーブは常備できるにしても、その圧縮工具を常に持ち運ぶことはできず、切断されている電線を発見したときには、圧縮工具を取りに帰る必要があり、また、その圧縮工具が大掛かりで重量があることから、その運搬も多大な労力であるとともに、その接続作業を行うにしても作業場所によっては使用することができない場合がある。
このことから、圧縮スリーブのような導電性材料内に差し込んだ電線の導電体を、携行可能な汎用工具によりボルトを直交方向から螺合させることにより緊締固定することが考えられるが(例えば、特許文献1参照)、電線の導電体の一部が変形するだけであるので、大きな引っ張り荷重が加わると抜けてしまう虞があるとともに、その導電体に傷が付いて再度断線する要因になる虞がある。
このため、本出願人は、その電線の導電体の外面に大面積で圧接する状態にして、その導電体と共に変形するスリーブを内装するなどすることにより、大きな引っ張り荷重が加わっても抜けてしまわないとともに、その導電体に傷付けることなく接続することのできる電線接続スリーブを提案している(例えば、特許文献2参照)。
さらに、本出願人は、汎用で容易に携行可能な工具を用いて、電線の端部同士を導通接続させることのできる構造を鋭意研究開発しており、今般、ある程度の成果を得ることができた。
特開2000−287346号公報
特開2007−128816号公報
そこで、本発明は、専用工具を必要とすることなく、電線の端部同士をより簡易かつ迅速に、また、信頼性高く導通接続させることのできる電線接続用スリーブを提供することを目的とする。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第1の発明は、両端側に導電体の端部を挿入する挿入口を備えて、該導電体端部をそれぞれ導通接続することにより当該導電体同士を導通接続する電線接続用スリーブであって、前記挿入口の開口する概略円筒形状に形成されて該挿入口から差し込まれた導電体に導通接触する一対の導通接触部と、前記導通接触部同士の導通を確保する導通部と、前記導通接触部を縮径方向に加圧する一対の加圧部と、を具備しており、前記導通接触部は、外面側が両端側ほど断面形状の小さくなるテーパー形状に形成されているとともに前記挿入口から内方に向って延在する複数本の割りが形成される一方、前記加圧部は、前記導通接触部の外面に面接触可能に形成されている内面を有するとともに螺合回転することにより該内面を前記導通接触部の外面に圧接させる方向に進行する螺合部を有することを特徴とするものである。
この発明では、導通部により導通を確保される導通接触部の挿入口から電線の導電体の端部を挿入して差し込んだ状態にし、その導通接触部の外面に加圧部の内面を接触させつつその加圧部の螺合部を螺合させることにより、電線の導電体の端部毎に、両端側ほど断面形状の小さく形成されている導通接触部のテーパー形状の外面に加圧部の内面が圧接(加圧)する、言い換えると、加圧部が内方に進行することにより導通接触部の外面を小さくするように内面が圧接する。このため、導通接触部は、電線の導電体を差込・挿入させている内面が縮径されてその導電体の外面に圧接される。この導通接触部の内面は、両端側の挿入口から内方に向って延在する複数本の割りが形成されていることから、加圧部による加圧に抗することなく、その割りを縮小しつつ変形して電線の導電体に圧接することができる。したがって、電線の導電体を導通接触部内に差し込んで加圧部を汎用の工具で螺合回転させるだけで、導通部により導通される導通接触部を十分に変形させて電線の導電体に食い込ませることができ、その電線の端部を必要な強度で確実に導通接続する状態に保持することができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記導通部の両側に前記導通接触部が位置するとともに、該導通部の外周面に前記加圧部の螺合部を螺合させるネジ山が形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、導通部の両側に位置する導通接触部に加圧部を被せるようにして、その導通部の両側に形成されているネジ山に加圧部の螺合部を螺合させることにより、その加圧部の螺合部同士が接近する方向(内方)に進行させることができる。したがって、両端側ほど断面形状の小さくなる導通接触部のテーパー形状の外面に加圧部の螺合部を螺合させるネジ山を形成することなく(加工の難しい形状にネジ山を刻設することなく)、その加圧部を螺合回転させて進行させることができ、その導通接触部を縮径方向に大きく変形・圧接させて電線の導電体に導通接触させることができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第3の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記導通部の両側に前記導通接触部が位置する一方、前記加圧部の互いに接近する側の一方に雄ネジの螺合部が形成されるとともに他方に雌ネジの螺合部が形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、導通部の両側に位置する導通接触部に加圧部を被せるようにして、その加圧部の互いに接近する端部に形成されている螺合部の雄ネジと雌ネジを螺合させることにより、その加圧部の螺合部同士が深く螺合する方向(内方)に進行させることができる。したがって、両端側ほど断面形状の小さくなる導通接触部のテーパー形状の外面に加圧部の螺合部を螺合させるネジ山を形成することなく(加工の難しい形状にネジ山を刻設することなく)、また、加圧部の螺合部を螺合させる部材を別途作製することなく、その加圧部同士を螺合回転させて進行させることができ、その導通接触部を縮径方向に大きく変形・圧接させて電線の導電体に導通接触させることができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第4の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記導通部の両側に前記導通接触部が位置するとともに、該導通接触部の外周面に前記加圧部の螺合部を螺合させるネジ山が形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、導通部の両側に位置する導通接触部に加圧部を被せるようにして、その導通接触部の外周面に形成されているネジ山に加圧部の内面の螺合部を螺合させることにより、その加圧部の螺合部同士が接近する方向(内方)に進行させることができる。したがって、導通接触部を加圧部の螺合回転に合わせて縮径させることができ、その導通接触部を縮径方向に変形・圧接させて電線の導電体に導通接触させることができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第5の発明は、上記第1から第4のいずれかの発明の特定事項に加え、前記導通接触部は、前記導通部から別部品に作製されて該導通部の両側に位置することを特徴とするものである。
この発明では、導通部の両側に位置する導通接触部が導通部に連続する場合のように変形することを妨げられることなく、その導通接触部は、導通部に対して自由に変形することができ、加圧部による加圧に応じて割りを縮小して電線の導電体に圧接することができる。したがって、導通接触部の内面を電線の導電体の外面に略均等に圧接させて導通接触させることができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第6の発明は、上記第1から第5のいずれかの発明の特定事項に加え、前記導通接触部の前記導電体の外面に接触する内面として、前記導電体の外径毎に対応して当該導電体を挿入可能に該外径よりも若干大きめに設定されていることを特徴とするものである。
この発明では、加圧部の螺合部を螺合回転させつつ進行させる距離を大きく確保することなく、導通接触部の内面を挿入した電線の導電体に圧接させて導通接触させることができる。また、導通接触部と導通部が一体に形成されてその導通接触部の外周面に加圧部の螺合部を螺合させるネジ山を形成する場合にも、導通接触部を大きく変形させることなく、加圧部の螺合部をその導通接触部のネジ山に確実に螺合させつつその内面を電線の導電体に圧接させることができる。したがって、作業を簡易かつ迅速に終了することができるとともに、設計を難しくしてしまうことなく、導通接触部や加圧部を作製することができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第7の発明は、上記第1から第6のいずれかの発明の特定事項に加え、前記導通接触部の前記導電体の外面に接触する内面に、滑り止め処理が施されていることを特徴とするものである。
この発明では、導通接触部の内面が電線の導電体の外面に食い込むのと同時に滑らないように圧接する。したがって、電線の導電体を導通接触部でより確実に接続する状態に保持することができる。
上記課題を解決する電線接続用スリーブの第8の発明は、上記第1から第7のいずれかの発明の特定事項に加え、前記導通接触部、前記導通部または前記加圧部の外部に露出する外面の少なくとも一部あるいは全部を電線の外面と異なる色にしたことを特徴とするものである。
この発明では、外部から視認可能な外面の一部あるいは全部が電線の外面と異なる色にされる。したがって、本発明に係る電線接続用スリーブで電線の端部同士を導通接続した箇所を容易に他と区別して発見することができ、電線の導通接続をやり直す場合などに迅速に接続箇所を探して作業することができる。
このように本発明によれば、導通部により導通される導通接触部に加圧部を被せるようにして螺合回転させるだけで、大きな力を必要とすることなく、その導通接触部の割りを縮小する方向に変形させてその内面を電線の導電体に圧接させることができるので、汎用の工具により加圧部を螺合回転させて導通接触部を電線の導電体に食い込ませて導通接触させることができ、その電線の端部同士を簡易かつ迅速に導通接続させることができるとともに、その接続状態を信頼性高く維持することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明に係る電線接続用スリーブの第1実施形態を示す図である。
図1において、電線接続用スリーブ100は、電線Dの端部に外装させる状態に取り付ける一対の外装部材110と、この外装部材110の開放端側の端部同士を連結する連結部材120と、この連結部材120の両側に位置して外装部材110の内面と電線Dの導電体dの外面との間に位置するように内装される一対の挟圧部材130と、この挟圧部材130と連結部材120の端面間に位置するように内装される一対のスペーサ部材140と、により構築されており、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
外装部材110は、内部が貫通する概略円筒形状に形成されており、導電性材料により作製されている。この外装部材110の一端側には、同一径で連続する内面および外面に作製されてその内周面に雌ネジ(ネジ山)111aの刻設されている雌ネジ部(螺合部)111が形成されており、その他端側には、その雌ネジ部111と同軸方向に略同様な肉厚で連続するように一体形成されて徐々に縮径するとともにその他端部が電線Dの外径よりも大きめに開口する円錐形状部112が形成されている。
連結部材120は、中間部の内部が閉塞されている概略円筒形状に形成されており、外装部材110と同様に、導電性材料により作製されている。この連結部材120の中間部の両側には、電線Dの導電体dの外径よりも大きめの内周面に形成されているとともに、その外周面に外装部材110の雌ネジ部111の雌ネジ111aを螺合可能な雄ネジ(ネジ山)121aが刻設されている雄ネジ部121が形成されており、この雄ネジ部121の間の中間部には、その有底の円筒形状に形成されている雄ネジ部121の底部側を突き合わせるように一体形成した柱状部122が形成されている。
この外装部材110と連結部材120は、図2に示すように、その雌ネジ部111と柱状部122の外面がそれぞれ断面六角形に形成されており、その六角外面111b、122bにレンチ等を嵌め込み係合させることにより回転させることができるように作製されている。ここで、この連結部材120は、同様に貫通する概略円筒形状に形成しても良いが、六角外面122bに係合させるレンチ等から負荷が加えられることから、中間部を柱状部122に形成している。
これにより、この電線接続用スリーブ100は、外装部材110の円錐形状部112側から内部に電線Dを差し込んでその導電体dを連結部材120の雄ネジ部121内に挿入可能な状態にしつつ、その外装部材110の雌ネジ部111内に連結部材120の雄ネジ部121を差し込むようにして螺合させることができ、その雌ネジ部111と柱状部122の六角外面111b、122bにレンチ等を係合・固定しつつ正逆方向に互いに相対回転させることにより締付・解除することができる。なお、連結部材120の雄ネジ部121には、左右で異なる向きのネジ山(所謂、逆ネジ)を形成してよく、外装部材110に対して連結部材120を一方向に回転させることにより、互いの締付・解除をするように設計してもよい。
挟圧部材130は、内部が貫通する概略円筒形状に形成されており、外装部材110や連結部材120と同様に、導電性材料により作製されている。この挟圧部材130の内面131は、電線Dの導電体dの外径よりも大きめの同一径で連続するように形成されて貫通しており、その外面132側は、外装部材110の内面と略同一の比率で縮径する円錐形状に形成されている。
この挟圧部材130は、図3に示すように、一端側から他端側まで延在するスリット(割り)133が複数本形成されており、スリット133は、両端部間の内面131と外面132の双方に開口しているとともに、このスリット133を形成する両側方の部材134の両端部の外面132側を薄肉に延在させることにより横断させている延在部135が形成されている。
スペーサ部材140は、内部が貫通する概略円筒形状のリング形状に形成されており、外装部材110や連結部材120や挟圧部材130と同様に、導電性材料により作製されている。このスペーサ部材140の内面141は、電線Dの導電体dの外径よりも大きめの同一径で連続するように形成されて貫通しており、その外面142側は、外装部材110の雌ネジ部111の内面(雌ネジ111a)よりも小径で連結部材120の雄ネジ部121の内面よりも大径の円筒形状に形成されている。
このスペーサ部材140は、挟圧部材130を内装させた状態の外装部材110の雌ネジ部111を、その挟圧部材130に隣接しつつ連結部材120の雄ネジ部121に十分に螺合させることができるとともに、その雌ネジ111aと雄ネジ121aを完全に螺合させる前に、その連結部材120の雄ネジ部121の端面123と挟圧部材130の大径側端面136に当接する長さに設定されている。
これにより、この電線接続用スリーブ100は、外装部材110の円錐形状部112側から内部に電線Dを差し込んで、その電線Dの被覆を剥いだ導電体dを挟圧部材130の小径側端部の開口(挿入口)から内部に挿入して貫通させるとともに、その導電体dをスペーサ部材140内に差し込んだ後に、外装部材110を挟圧部材130に被せるようにしてその雌ネジ部111内に連結部材120の雄ネジ部121を差し込むように螺合させることによって、そのスペーサ部材140の両端面143、144を連結部材120の雄ネジ部121の端面123と挟圧部材130の大径側端面136に当接させることができ、さらにその螺合を強めることにより外装部材110の内面113を挟圧部材130の外面132側に圧接させることができる。
すなわち、挟圧部材130は外面132が端部側ほど縮径して断面形状の小さくなる円錐形状(テーパー形状)に形成されてるとともにスリット(割り)133が形成されることにより電線Dの導電体dに圧接して導通接続(導通接触)する導通接触部を構成し、外装部材110とスペーサ部材140がその挟圧部材130を縮径させて電線Dの導電体dに圧接させるように加圧する加圧部を構成し、連結部材120が外装部材110やスペーサ部材140と共に挟圧部材130に導通接触する導通部を構成している。
したがって、電線接続用スリーブ100は、外装部材110と連結部材120の螺合を強めるほど、その外装部材110の内面113が先端側ほど縮径する円錐形状に形成されていることから、外装部材110の内面113に圧接する挟圧部材130の外面132に縮径方向の圧力が加えられることになり、その挟圧部材130のスリット133の幅を狭める負荷が増大する。このため、この挟圧部材130は、そのスリット133を横断するように形成されている薄肉の延在部135が容易に変形されて、全周方向に同一の肉厚に形成されている場合のように抗することはなく、その内面131が縮径されて電線Dの導電体dに食い込むことになり、その電線Dの導電体d同士に導通接触するとともに、その内面131のエッジが食い込んで導電体dが滑ってしまうことを制限することができる。
このように本実施形態においては、電線Dの被覆を剥いで導電体dを露出させて外装部材110や挟圧部材130やスペーサ部材140を組み付けた後に、汎用のレンチ等の工具を使用して、その外装部材110の雌ネジ部111と連結部材120の雄ネジ部121を螺合させて互いに相対回転させるだけで、その電線Dの導電体dに挟圧部材130の内面131を食い込ませてこれら部材110〜部材140を介してその導電体d同士を導通接続することができ、その電線Dに互いに離隔する方向に牽引する張力が働いてもその挟圧部材130の内面131側エッジが滑ってしまうことを制限することができる。したがって、圧縮スリーブのように専用の工具を準備することなく、破断などした電線Dの端部同士を簡易かつ迅速に導通接続することができるとともに、その接続状態を維持可能な強度で保持して復旧させることができる。また、この挟圧部材130は、延在部135を容易に変形させて大きく変形させることができることから、電線Dの導電体dの外径毎に対応するように多品種を準備する必要がなく、例えば、太線用、中線用、細線ようなどと大まかに準備すればよい。
ここで、本実施形態では、スペーサ部材140を別体に作製して連結部材120と挟圧部材130の間に介在させることにより外装部材110による加圧を確実に行い得るように設計するが、これに限るものではなく、連結部材120や挟圧部材130をスペーサ部材140に代わるように延長してもよい。また、電線Dの導電体dとの接触負荷により挟圧部材130が外装部材110の内面113に圧接・嵌合されることを期待してもよく、その嵌合を誘発するように挟圧部材130の内面131を粗面に形成しても良い。これらのいずれの場合にも、本実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、図4は本発明に係る電線接続用スリーブの第2実施形態を示す図である。ここで、本実施形態は、上述第1実施形態と略同様に構成されているので、同様の構成には、同一の符号を付して特徴部分を説明する(以下で説明する他の実施形態においても同様。)。
図4において、電線接続用スリーブ200は、上述第1実施形態における一対の外装部材110に代えて一対の外装部材210、220を、また、連結部材120と一対のスペーサ部材140に代えて一つのスペーサ部材240を一対の挟圧部材130と共に備えることにより構築されており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
外装部材210、220は、外装部材110と同様に内部が貫通して円錐形状部112を備える概略円筒形状に導電性材料により作製されており、一方の外装部材210の一端側には、同一径に連続する内面および外面を形成されてその外周面に雄ネジ211aの刻設されている雄ネジ部211が形成される一方、他方の外装部材220の一端側には、同一径に連続する内面および外面を形成されてその内周面に、その外装部材210の雄ネジ部211の雄ネジ211aに螺合可能な雌ネジ221aの刻設されている雌ネジ部221が形成されている。
この外装部材210、220は、その雄ネジ部211の隣接位置の外面と雌ネジ部221の外面のそれぞれが断面六角形に形成されており、その六角外面212、222にレンチ等を嵌め込み係合させて回転させることができるように作製されている。
これにより、この電線接続用スリーブ200は、上述第1実施形態のように連結部材120を用いることなく、円錐形状部112内に電線Dを差込・挿入させた外装部材210、220の雄ネジ部211と雌ネジ部221を直接螺合させることができ、その外装部材210、220を互いに正逆方向に相対回転させることにより締付・解除することができる。
スペーサ部材240は、内部が貫通する概略円筒形状に導電性材料により作製されており、このスペーサ部材240の内面241は、スペーサ部材140と同様に、電線Dの導電体dの外径よりも大きめの同一径で連続するように形成されて貫通する一方、その外面242側は、外装部材210の雄ネジ部211の内面よりも小径になる円筒形状に形成されている。
このスペーサ部材240は、挟圧部材130を内装させた状態の外装部材210、220の雄ネジ部211と雌ネジ部221を、その挟圧部材130に隣接しつつ互いに十分に螺合させることができるとともに、その雄ネジ211aと雌ネジ221aを完全に螺合させる前に、その挟圧部材130の大径側端面136に両端面243が当接する長さに設定されている。
これにより、この電線接続用スリーブ200は、外装部材210、220の円錐形状部112側から内部に電線Dを差し込んで、その電線Dの被覆を剥いだ導電体dを挟圧部材130の小径側端部の開口から内部に挿入して貫通させるとともに、その導電体dをスペーサ部材140の両端側から内部に差し込んだ後に、外装部材210、220を挟圧部材130に被せるようにして雄ネジ部211内に雌ネジ部221を差し込むように螺合させることによって、そのスペーサ部材240の両端面243をそれぞれ挟圧部材130の大径側端面136に当接させることができ、さらにその螺合を強めることにより外装部材110の内面113を挟圧部材130の外面132側に圧接させることができる。
すなわち、外装部材210、220とスペーサ部材240が挟圧部材130を縮径させて電線Dの導電体dに圧接させるように加圧する加圧部を構成するのと同時に、その挟圧部材130に導通接触する導通部をも構成している。
したがって、電線接続用スリーブ200は、外装部材210、220同士の螺合を強めるほど、その外装部材210、220の内面113に圧接する挟圧部材130のスリット133の幅を狭めるように縮径させるとともに延在部135を容易に変形させて電線Dの導電体dに食い込ませることができ、上述第1実施形態と同様に、電線Dの導電体d同士を滑ってしまうことがないように導通接続することができる。
このように本実施形態においては、電線Dの被覆を剥いで導電体dを露出させて外装部材210、220や挟圧部材130やスペーサ部材240を組み付けた後に、上述第1実施形態のように連結部材120を用いることなく、その外装部材210、220の雄ネジ部211と雌ネジ部221を汎用のレンチ等の工具を使用して螺合させるだけで、上述第1実施形態と同様に、その電線Dの導電体dに挟圧部材130の内面131を食い込ませて導通接続するとともにその接続状態保持することができる。
次に、図5は本発明に係る電線接続用スリーブの第3実施形態を示す図である。
図5において、電線接続用スリーブ300は、上述第1実施形態における一対の外装部材110に代えて一対の外装部材310を、また、一対の挟圧部材130に代えて一対の挟圧部材330を連結部材120と共に備えるとともに、一対のスペーサ部材140を省くことにより構築されており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
図5において、電線接続用スリーブ300は、上述第1実施形態における一対の外装部材110に代えて一対の外装部材310を、また、一対の挟圧部材130に代えて一対の挟圧部材330を連結部材120と共に備えるとともに、一対のスペーサ部材140を省くことにより構築されており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
外装部材310は、上述第1実施形態と同様に、内部が貫通する概略円筒形状に導電性材料により作製されて、雌ネジ部111および円錐形状部112を備えており、その円錐形状部112の内面に徐々に縮径する雌ネジ313が刻設されている。
挟圧部材330も、上述第1実施形態と同様に、内部が貫通する概略円筒形状に導電性材料により作製されて、同一径で連続することにより貫通する内面131を有しており、複数本のスリット133と延在部135が形成されている。また、この挟圧部材330は、外装部材310の円錐形状部112の内面と略同一の比率で縮径する円錐形状の外面に、その外装部材310の内面の雌ネジ313に螺合可能に雄ネジ332が形成されている。
これにより、この電線接続用スリーブ300は、外装部材310の円錐形状部112側から内部に電線Dを差し込んで、その電線Dの被覆を剥いだ導電体dを挟圧部材330の小径側端部の開口から内部に挿入して貫通させるとともに、上述第1実施形態におけるスペーサ部材140を用いることなく、その外装部材310を挟圧部材330に被せるようにしてその雌ネジ部111内に連結部材120の雄ネジ部121を差し込むように螺合させる。このとき、電線Dの導電体dの外面に接触する挟圧部材330の内面131がその接触負荷により相対回転することを制限されることにより、その挟圧部材330の外面の雄ネジ332が外装部材310の内面の雌ネジ313に徐々に螺合することができ、その螺合が進むことにより挟圧部材330を外装部材310の円錐形状部112の小径側に移動させて縮径させることができる。
すなわち、外装部材310が単独で挟圧部材330を縮径させて電線Dの導電体dに圧接させるように加圧する加圧部を構成しており、この電線接続用スリーブ300では、外装部材310のみにより挟圧部材330を縮径させて電線Dの導電体dにその内面131を食い込ませることができる。
このように本実施形態においては、上述第1実施形態におけるスペーサ部材140を用いることなく、その上述第1実施形態と同様に、電線Dの導電体dに挟圧部材330の内面131を確実に食い込ませてその導電体d同士を導通接続するとともにその接続状態保持することができる。
次に、図6は本発明に係る電線接続用スリーブの第4実施形態を示す図である。
図6において、挟圧部材430は、上述第1実施形態における一対の外装部材110と、連結部材120と、一対のスペーサ部材140と共に電線接続用スリーブ100を構築しており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
図6において、挟圧部材430は、上述第1実施形態における一対の外装部材110と、連結部材120と、一対のスペーサ部材140と共に電線接続用スリーブ100を構築しており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
挟圧部材430は、内面131の複数箇所から内方に突出する突起(滑り止め)431がその両端面136に形成されている。
これにより、この電線接続用スリーブ100は、外装部材110を挟圧部材430に被せるようにしてその雌ネジ部111を連結部材120の雄ネジ部121に螺合させることにより、その挟圧部材430を縮径させてその内面131を電線Dの導電体dに食いこませる際に、その内面131から内方に突出する複数の突起431がその電線Dの導電体dの外面に食い込む。
このように本実施形態においては、上述第1実施形態における作用効果に加えて、挟圧部材430の内面131だけでなく、複数の突起431も電線Dの導電体dに食い込ませてその電線Dの端部同士を接続することができる。したがって、電線接続用スリーブ100により接続した電線Dの端部間をより強固に接続することができ、その接続状態をより信頼性高く維持することができる。
ここで、本実施形態では、内面131に形成する滑り止めとしては、両端面136側に突出形状の突起431を形成する形態に限るものではなく、例えば、周方向の全周あるいはその一部に延在するリブ形状に形成してもよく、または、その両端面側だけでなく、その中間部分の内面113にも形成してもよく、さらに、粗面に形成するだけでも滑り止めとして機能させることができることは言うまでもない。
次に、図7は本発明に係る電線接続用スリーブの第5実施形態を示す図である。
図7において、電線接続用スリーブ100は、上述第1実施形態における一対の外装部材110と、連結部材120と、一対の挟圧部材130と、一対のスペーサ部材140と共に、カバー部材510を備えることにより構築されており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
図7において、電線接続用スリーブ100は、上述第1実施形態における一対の外装部材110と、連結部材120と、一対の挟圧部材130と、一対のスペーサ部材140と共に、カバー部材510を備えることにより構築されており、上述第1実施形態同様に、被覆を剥いで導電体dを露出させた電線Dの端部同士を連結するとともに、その導電体d間を導通接続することができる。
カバー部材510は、外装部材110の外面151と略同一形状の内面511を有するように、弾性変形可能で絶縁性を有するとともに電線Dの外被と異なる目立つ色、例えば、黄色の樹脂材料により作製されており、その外装部材110の雌ネジ部111と円錐形状部112を内装するとともに、その一端部(円錐形状部112の端部)から引き出されている電線Dを同様に外部に引き出すことができるように概略円筒形状に形成されている。
このカバー部材510は、外装部材110の円錐形状部112の端部(開口)側に対応する一端部側には電線Dを引き出す引出口512が開口しており、反対側の雌ネジ部111の開口側に対応する他端部側も、連結部材120の雄ネジ部121を差込可能に開口している。このカバー部材510の他端部側は、その連結部材120の柱状部122の外面までを覆う程度に延長されている延長部521が形成されているとともに、その雄ネジ部121の外端面に隣接する延長部521の内面には内方に突出する畝形状522が形成されている。
これにより、この電線接続用スリーブ100では、まずは、カバー部材510の引出口512から電線Dを内部に差し込んで、以降同様に作業することにより、外装部材110、挟圧部材130およびスペーサ部材140の内部にその電線Dの導電体dを挿入・貫通させた後に、その外装部材110の雌ネジ部111を連結部材120の雄ネジ部121に螺合させて導電体d同士を導通接続させることができ、この後には、この電線接続用スリーブ100の両側に装着準備されているカバー部材510を外装部材110に被せることができる。このカバー部材510は、両側の外装部材110から延長部521を重ねるように被せることにより、その延長部521の内面の畝形状522をその外装部材110の雌ネジ部111の端部に隣接させるように嵌め込むことができ、電線接続用スリーブ100の全体を絶縁性を有する黄色のカバー部材510で覆うことができる。
このように本実施形態においては、上述第1実施形態における作用効果に加えて、電線Dの外被と異なって目立つ黄色のカバー部材510で電線接続用スリーブ100の全体を覆うことができ、電線Dの端部同士の導通接続箇所を目立たせることができる。また、カバー部材510を被せることにより、不用意に外装部材110などの外面に触れて感電・短絡事故を発生させてしまうことを未然に回避することができる。したがって、安全性を向上させることができるとともに、電線接続用スリーブ100により導通接続した箇所を容易に他と区別して発見することができ、電線Dの導通接続をやり直す場合などに迅速に接続箇所を探して作業することができる。
ここで、本実施形態では、電線接続用スリーブ100の全体を同一色で覆う場合を一例に説明するが、これに限るものではなく、例えば、景観などを損なわないように、一部のみを電線Dの外被と異なる色にしてもよい。また、別部品のカバー部材510を準備する場合を一例に説明するが、これに限るものではなく、外装部材110や連結部材120の外面を絶縁塗料で被覆させても良い。
また、上述第4、第5実施形態では、上述第1実施形態の電線接続用スリーブ100に適用した場合を一例に説明するが、これに限るものではなく、上述第2実施形態のスリーブ200や上述第3実施形態のスリーブ300に適用してもよいことは言うまでもない。
さらに、上述第1〜第5実施形態の第1の他の態様としては、特に図示することは省略するが、上述実施形態では、連結部材120、挟圧部材130、330、およびスペーサ部材140、240のそれぞれを別体に形成して分断されている状態(別部品)に構築する場合を一例に説明するが、これに限るものではなく、挟圧部材130、330を連結部材120やスペーサ部材140、240と連続するように一体に形成してもよい。この場合には、挟圧部材130、330が連結部材120側などに連設されて大きく変形させることはできないことから、電線Dの導電体dの線径毎に対応するように準備して、大きく変形させることなく、その挟圧部材130、330の内面131が電線Dの導電体dに食い込ませることができる寸法に設計すればよい。言い換えると、電線Dの導電体dの線径毎に対応するように設計することにより、連結部材120、挟圧部材130、330、およびスペーサ部材140、240をそれぞれ一部品として設計することができる。ただし、この他の態様では、挟圧部材130、330を大きく変形させることができないために、電線Dの導電体dの線径毎に対応するように準備する必要があることから、上述実施形態のように別体に設計する方が有利である。
また、第2の他の態様としては、外装部材110、210、220、310、連結部材120、挟圧部材130、330、およびスペーサ部材140、240のそれぞれの間の導通性能をより確実に確保することができるように、導電性グリスを内部に注入しても良いことは言うまでもない。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
100、200、300……電線接続用スリーブ 110、210、220、310……外装部材 111、221……雌ネジ部 111a、221a、313……雌ネジ 111b、122b、212、222……六角外面 112……円錐形状部 113、131、141、241、511……内面 120……連結部材 121、211、221……雄ネジ部 121a、211a、221a、332……雄ネジ 122……柱状部 130、330、430……挟圧部材 132、142、151、242……外面 133……スリット 135……延在部 140、240……スペーサ部材 431……突起 510……カバー部材 512……引出口 521……延長部 522……畝形状 D……電線 d……導電体
Claims (8)
- 両端側に導電体の端部を挿入する挿入口を備えて、該導電体端部をそれぞれ導通接続することにより当該導電体同士を導通接続する電線接続用スリーブであって、
前記挿入口の開口する概略円筒形状に形成されて該挿入口から差し込まれた導電体に導通接触する一対の導通接触部と、前記導通接触部同士の導通を確保する導通部と、前記導通接触部を縮径方向に加圧する一対の加圧部と、を具備しており、
前記導通接触部は、外面側が両端側ほど断面形状の小さくなるテーパー形状に形成されているとともに前記挿入口から内方に向って延在する複数本の割りが形成される一方、
前記加圧部は、前記導通接触部の外面に面接触可能に形成されている内面を有するとともに螺合回転することにより該内面を前記導通接触部の外面に圧接させる方向に進行する螺合部を有することを特徴とする電線接続用スリーブ。 - 前記導通部の両側に前記導通接触部が位置するとともに、該導通部の外周面に前記加圧部の螺合部を螺合させるネジ山が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電線接続用スリーブ。
- 前記導通部の両側に前記導通接触部が位置する一方、
前記加圧部の互いに接近する側の一方に雄ネジの螺合部が形成されるとともに他方に雌ネジの螺合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電線接続用スリーブ。 - 前記導通部の両側に前記導通接触部が位置するとともに、該導通接触部の外周面に前記加圧部の螺合部を螺合させるネジ山が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電線接続用スリーブ。
- 前記導通接触部は、前記導通部から別部品に作製されて該導通部の両側に位置することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電線接続用スリーブ。
- 前記導通接触部の前記導電体の外面に接触する内面として、前記導電体の外径毎に対応して当該導電体を挿入可能に該外径よりも若干大きめに設定されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電線接続用スリーブ。
- 前記導通接触部の前記導電体の外面に接触する内面に、前記導電体の外面側に向って突出する複数の突出形状が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電線接続用スリーブ。
- 前記導通接触部、前記導通部または前記加圧部の外部に露出する外面の少なくとも一部あるいは全部を電線の外面と異なる色にしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電線接続用スリーブ。
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JP5274693B1 (ja) * | 2012-06-15 | 2013-08-28 | 昌範 木本 | 電力ケーブル用接続器 |
CN107645075A (zh) * | 2017-09-21 | 2018-01-30 | 国家电网公司 | 螺旋式接线管 |
KR20220108487A (ko) * | 2021-01-27 | 2022-08-03 | 충청대학교 산학협력단 | 접속 콘넥터 |
-
2008
- 2008-02-26 JP JP2008044249A patent/JP2009205830A/ja active Pending
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