JP2009203673A - グレモン錠の錠箱着脱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】錠箱、ロッド、接続部材で構成されて錠箱交換ができるグレモン錠において錠箱の交換を容易にするとともに、接続部材の交換時にはロッド接続を容易にする。
【解決手段】接続部材9は筒体11と、該筒体11内を上下動する昇降体17、ガイド12、ストップネジ13、14で構成するとともに、筒体11に設けられたストップネジ13、14により上方移動および下方移動を係止して移動可能範囲を規制して配設する。扉1を構成する縦枠2内に錠箱6の上方および下方にロッド23と小組みした接続部材9を挿入して固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は扉の錠装置に関し、特に扉の自由端側からデッドボルトを出没し、同時に上下方向にロッドを出没させて扉を施錠するようにしたいわゆるグレモン錠に係るものである。
錠箱全体を覆うような箱体の上下に接続金具を設け、該接続金具に錠箱を配設し、かつ錠箱に設けられて上下動するスライダに係合させることで、ロッドを外さずに錠箱を交換できるようなグレモン錠において、装置全体が重く複雑となるため、該接続金具の軽量化かつ部品点数が少ない装置を臨まれている。
そのような実情に鑑み、接続金具を錠箱の上方部と下方部に分割したものがある。
それぞれに略C型形状をした連結部材の後側部に上下動可能にロッドソケットが取り付けられており、ロッドソケットはロッドとネジ接続され、錠箱に設けられた上下動するスライダと連動する係合軸に係合するフックが設けられている。また該連結部材にはロッドソケットが錠箱に近接した位置で停止するようにストップネジが設けられ錠箱側への移動を規制するように構成されている。
さらに、錠箱を交換する場合には連結部材にネジ着されたネジを締めることによりネジ先端をロッドソケットに押付けて移動停止させ、係合部を定位置に保持させることのできることが記載されている。
しかし、錠箱の下方部に配設された連結部材においてネジ操作を忘れて錠箱を外した場合や、ネジ操作が緩い場合にはロッドソケット等の自重により下方へ移動して定位置から移動したり、連結部材から外れてしまうおそれがあるため、錠箱の交換にはネジ操作による作業が必須であるとともに作業ミスにともなって連結部材からロッドソケットが分離してしまい、修復作業が発生する場合がある。
また、該接続金具を交換する場合にはネジ接続されているロッドを外し、交換後再びロッドソケットにネジ接続しなければならない。ロッドの接続部は扉内で視認できない部分であるので、作業が困難である。
特許第3458339号公報
本発明の解決しようとする問題点は、上記のようにグレモン錠の錠箱を容易に着脱可能にする接続金具を上下分割したものにおいて、錠箱の交換作業を容易にするとともに接続部材の着脱も容易にできる扉の錠装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、扉に取付けられ、ハンドル操作に従動してロッドを扉から突出させて係止する錠装置を、錠箱と上下接続部材およびロッドから構成するとともに、錠箱が接続金具から着脱自在なる錠装置において、上記錠箱の上下端かつ扉内にハンドル操作に従動する突軸を設け、接続部材を上下方向に開放された筒体と、筒体内にロッドをネジ接続するネジ孔および相対側に上記突軸に係合する係合部が設けられた昇降体を配設し、筒体の扉内方側面に錠箱側およびロッド側に昇降体の移動を係止させるストップネジを設けたことを特徴とする。
このように構成することにより、錠箱交換において昇降体の移動停止をしなくても、昇降体が筒体から分離しない。
また、請求項2記載の発明は、接続部材を上下方向に開放された筒体と、筒体内にロッドをネジ接続するネジ孔および相対側に上記突軸に係合する係合部が設けられた昇降体を配設し、筒体の扉内方側面に錠箱側に昇降体の移動を係止させるストップネジを設け、ロッド側に昇降体のロッド方向への移動を係止する係止板と、該係止板と昇降体の間に錠箱側へ昇降体を付勢するような弾性体を設けたことを特徴とする。
このように構成することにより、錠箱交換において昇降体の固定作業を省略して係合部を所定位置に係止させておくことができる。
本願発明によれば、簡易な構成によって錠箱交換における作業工数を減らすことができるとともに、作業ミスによる接続部材の分離を生じることがないので、修復作業のおそれもない。また、連結部材の交換が必要な場合でも、連結部材とロッドを小組み状態で着脱することができるので、ロッドのネジ接続など従来では目視できない場所での接続作業も化粧枠4を外した後に縦枠2から扉外へ出しておこなうことができるため、容易かつ確実におこなうことができる。
さらに、請求項2によれば、錠箱を扉から外した状態において昇降体は弾性体によりロッド側から錠箱側へ付勢されるとともに錠箱側のストップネジに係止して、係合部が所定位置に配設されるため、錠箱を取付ける場合において交換作業が容易にできる。
以下、本願発明の最良の形態について、図面に基づいて説明する。
上記グレモン錠の錠箱着脱装置は、図1および図2に示すようにハンドル7を操作することで、デッドボルト6aを突出させて施錠するとともに突軸8を上下動させて、接続部材9を介してロッド23の先端を扉1から突出させて係止させる。なお、図中のグレモン錠は開状態を示しているとともに、接続部材9は錠箱6を境に上下対称な構成となるので、各部同一符号とする。
扉1は内部フレーム構成として、縦枠2と横枠3で矩形に構成されており、四辺の端面を化粧枠4が覆うようにして構成されている。縦枠2 は中空状態で該空間内に錠箱6、接続部材9、ロッド23、が配設されている。上下化粧枠4にはロッドガイド5が設けられており、ロッド23の振れを抑えることができる。
接続部材9は筒体11内の昇降体17にロッド23がネジ接続されて縦枠2の各上下方向から挿入して固定される。接続部材9の詳細な構造については図2乃至図4を参照して後述する。
錠箱6は扉1の自由端面側から縦枠2内に配設されるとともに錠箱6の上下端に設けられた突軸8が接続部材9の筒体11から突出する係合部18に係合される。
図2乃至図4において、接続部材9は筒体11、昇降体17、ロッド23、ロッド側ストップネジ13、錠箱側ストップネジ14から構成されている。
昇降体17にはロッド23をネジ接続するためのネジ孔19と、錠箱6の突軸8と係合させるための係合部18が設けられている。
筒体11には昇降体17が上下への直線運動が可能に縦方向に伸びるガイド12を設けるとともに昇降体17が筒体11から分離しないように扉内方側面のロッド側にストップネジ13、錠箱側にストップネジ14が突設されている。ストップネジ13は昇降体17のロッド23側端面19に当接し、ロッド23方向への移動を係止させ、ストップネジ14は錠箱側端面22に当接し、錠箱方向への移動を係止させる。したがって、筒体11、昇降体17をストップネジ13、14で組み、ロッド23を昇降体17にネジ接続して扉1外で小組みできる。
係合部18は、突軸8に係合可能でかつストップネジ14に干渉しない隙間20が設けられている。したがって、昇降体が錠箱側へ移動する場合には、係合部18はストップネジ14を通過し筒体11から突出させることができる。
また、筒体11の他側面には縦枠2へ固定させるためのネジ孔15が設けられている。さらに錠箱6を固定するためのネジ孔16が設けられている。
図5において、接続部材9を縦枠2へ取付ける方法を説明する。昇降体17にロッド23をネジ接続し、ストップネジ13、14を突設して小組みした接続部材9を縦枠2の上方より開口2a近傍まで挿入し、ネジ24を縦枠2に穿設した通穴2bに軸通してネジ孔15に累合して接続部材9を縦枠2に固定する。
接続部材9はロッド23とともに小組みされているので、扉内におけるロッド23の接続作業はなく接続部材9を縦枠2に固定するだけで足りる。
図6において、錠箱6を接続部材6へ取付ける方法を説明する。錠箱6には突軸8と、取付片6bが設けられている。突軸8は錠の開状態において錠箱6の上下に配設した接続部材9の筒体11に干渉せずに扉1の自由端面側より開口2aから挿入され、突軸8に設けられた鍔を係合部18に係合させて、ネジ25を取付片6bに設けられている通穴6cに軸通し、ネジ孔16に累合して錠箱6を筒体11に固定する。
図7において、別実施例を説明する。
筒体11のロッド23側端面には係止板26が設けられ、ロッド23は通孔27、コイルスプリング28に挿通するとともに、ネジ孔19にネジ接続され、コイルスプリング17は昇降体17を錠箱6側へ付勢するように配設されているので、錠箱6が脱状態である場合には昇降体17は錠箱6側へ付勢されるとともに、図5に示す錠箱側端面22がストップネジ14に当接して係合部13aが筒体11から一定量突出することとなる。
コイルスプリング28はロッド23、昇降体17を併せた質量を押上げるだけの力があれば足りる。
よって、上記錠箱を修理等するような場合には、ハンドル軸等を取り除いた後、ネジ20を外して錠箱6を扉1から自由端面側から着脱することができる。この際、上記ロッド23
は、接続部材9に連結したままでよい。
また、接続部材9の交換が必要な場合でも、化粧枠2を外した後に接続部材9とロッド23を小組み状態で縦枠2から取出しおよび挿入できるので、交換後のロッド23のネジ接続など従来では目視できない場所での作業を扉1外でおこなうことができる。
本発明の一実施例を示す施錠装置の正面図 施錠装置の縦断拡大正面図 接続部材の分解斜視図 図2の4−4断面図 接続部材の取付け方法を示す図 錠箱の取付け方法を示す図 別実施例における接続部材の分解斜視図を示す
符号の説明
1 扉
2 縦枠
6 錠箱
11 筒体
17 昇降体
13、14 ストップネジ
18 係合部

Claims (2)

  1. 扉に取付けられ、ハンドル操作に従動してロッドを扉から突出させて係止する錠装置を、錠箱と上下接続部材およびロッドから構成するとともに、錠箱が接続金具から着脱自在なる錠装置において、上記錠箱の上下端かつ扉内にハンドル操作に従動する突軸を設け、接続部材を上下方向に開放された筒体と、筒体内にロッドをネジ接続するネジ孔および相対側に上記突軸に係合する係合部が設けられた昇降体を配設し、筒体の扉内方側面に錠箱側およびロッド側に昇降体の移動を係止させるストップネジを設けたことを特徴とするグレモン錠の錠箱着脱装置。
  2. 接続部材を上下方向に開放された筒体と、筒体内にロッドをネジ接続するネジ孔および相対側に上記突軸に係合する係合部が設けられた昇降体を配設し、筒体の扉内方側面に錠箱側に昇降体の移動を係止させるストップネジを設け、ロッド側に昇降体のロッド方向への移動を係止する係止板と、該係止板と昇降体の間に錠箱側へ昇降体を付勢するような弾性体を設けたことを特徴とする請求項1に記載したグレモン錠の錠箱着脱装置。
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