JP2009201045A - セッション制御装置及びセッション制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが、所有している複数の端末から、状況に応じて、サービスで使用されるメディア毎に端末を選択し、それらの端末を組み合わせてサービスを受けることを可能とするセッション制御装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク100を介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバ102におけるセッション制御装置が、一人のユーザによって所有される複数の端末装置120、122、124をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置に優先度を設けて、端末装置を管理する端末管理手段と、ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から当該優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させる着信制御手段と、を含むように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションサーバにおけるセッション制御装置及びセッション制御方法に関する。
SIP(Session Initiation Protocol)を利用したサービスが、アプリケーションサーバに実装され、ネットワークを介して端末装置(以下、単に「端末」ともいう。)に提供されている。SIPは、リモートユーザを探し出して対話型の通信セッションを確立するプロトコルであり、マルチメディア通信を実現する技術の一つである。
かかるマルチメディア通信サービスを一人のユーザが受ける場合に使用される端末は単一であり、対応するメディア(音声、映像、データ等)を受信する能力がその端末にない場合には、サービスが提供されないか、又は使用可能なメディアに限定されてサービスが実施される。
ところで、現在、ユーザは、一般的に、携帯電話機、ソフトフォン、IP(Internet Protocol)電話、STB(setup box)、パーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」又は「PC」ともいう。)等のように使用可能なメディアが異なる複数の端末を保持しており、また、状況によってユーザが使用することができる端末や使用したい端末も異なる。
したがって、ユーザが保有している複数の端末の中で、ユーザの置かれている状況において使用可能で且つ対応するメディア能力がある端末から、ユーザが端末を選択し組み合わせてサービスを受信することができるようにすることが望まれる。
なお、本発明に関連する先行技術文献として、下記特許文献1は、複数の画像出力装置が接続されたネットワーク上に、ユーザが利用するクライアント端末が接続された環境下において、このネットワーク上に、画像出力を管理するための画像出力管理サーバを設け、このサーバが、画像出力装置を画像出力要求に含まれる条件毎にグループ化して管理し、クライアント端末から画像出力要求があった場合には、それに応答して、条件に合致する画像出力装置を提供するようにした画像出力処理システムについて開示している。
また、下記特許文献2は、SIPサーバが、1つ以上のSIPクライアントを着信迂回グループとして設定した着信迂回グループ管理情報を参照して、使用不可能なSIPクライアントへの着信要求に対して、他のSIPクライアントへの着信迂回を可能とするクライアントサーバシステムであって、SIPクライアントが着信迂回グループ管理情報を更新する更新情報を登録メッセージに付加してSIPサーバに供給し、SIPサーバが登録メッセージに付加された更新情報に応じて着信迂回グループ管理情報を更新設定することにより、着信迂回グループに関する情報の設定及び変更を保守者が容易に行うことができるようにしたクライアントサーバシステムについて開示している。
特開2003−216384号公報 特開2007−019839号公報
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが、所有している複数の端末から、状況に応じて、サービスで使用されるメディア毎に端末を選択し、それらの端末を組み合わせてサービスを受けることを可能とする、アプリケーションサーバにおけるセッション制御装置及びセッション制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバにおけるセッション制御装置であって、一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理する端末管理手段と、ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させる着信制御手段と、を具備するセッション制御装置が提供される。
さらに、本発明によれば、上述のセッション制御装置で実行されるセッション制御方法と、コンピュータを上述のセッション制御装置として機能させるためのプログラムと、が提供される。
開示のセッション制御装置によれば、ユーザは、所有している複数の端末から、状況に応じて、サービスで使用されるメディア毎に端末を選択し、それらの端末を組み合わせてサービスを受けることできる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、一実施形態に係るセッション制御装置が適用されるシステムを示す図である。同図において、符号102はアプリケーションサーバ、符号104はアプリケーションサーバ102に対する保守端末、符号106はSIPサーバ、符号108はプレゼンスサーバ、符号110及び120はともにPHS(personal handy phone system)端末、符号122はノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートPC」ともいう。)、符号124は携帯電話機、をそれぞれ示す。これらの機器は、SIPに対応したネットワーク100を介して相互に結合されている。
ここで、SIPサーバ106は、SIP対応ネットワーク内に配置され、端末(ユーザエージェント)間で行われるセッション確立などの処理を仲介役として手助けするコンピュータ(デバイス)である。また、プレゼンスサーバ108は、ユーザの状態や属性に関する様々な情報(プレゼンス情報)を獲得する機能を実現するコンピュータである。
図2は、図1におけるアプリケーションサーバ102の概略構成を示す図である。同図に示されるように、アプリケーションサーバ102は、中央処理装置(CPU:central processing unit)202、主記憶装置204、補助(外部)記憶装置206、通信インタフェース部208、等を備える。CPU202は、バス200を介して他の構成要素と接続され、主記憶装置204にロードされたプログラムを実行することにより、後述するセッション制御等の処理を実現する。SIPサーバ106やプレゼンスサーバ108も、アプリケーションサーバ102の構成と同様の構成を備える。
アプリケーションサーバ102は、ユーザによって保有される端末データの登録処理、メディア毎の各端末に対する優先度の設定処理、サービス要求受信時における端末の呼び出し処理、応答処理等を経てサービスを開始する。その詳細を以下に説明する。
図3及び図4は、アプリケーションサーバ102におけるセッション制御動作を示すフローチャートである。サービスを提供する上で必須のメディアがある場合、アプリケーションサーバ102は、保守端末104において保守者が当該メディアを主メディアとして設定する操作に基づいて、主メディアを登録及び記憶する(ステップ302)。複数サービスを提供するアプリケーションサーバ102は、サービス単位で主メディアを管理する。
次いで、アプリケーションサーバ102は、ユーザ毎にユーザが保有している各端末をグループとして登録するとともに、端末毎に使用可能なメディアを登録する処理を行う(ステップ304)。すなわち、一般に、各ユーザは、図5に例示されるように、複数の端末を所有している。アプリケーションサーバ102は、保守端末104において、保守者が、ユーザ単位に端末をグループ化して登録するためのWEB画面操作をするのに応じて、端末グループを登録及び記憶する。このとき、各端末が使用することができるメディアが特定されている場合には、端末毎のメディアの指定も同時に行われる。端末が使用することができるメディアが特定されていない場合には、ユーザが、自己の端末におけるWEB画面操作により端末毎に使用可能なメディアの指定を行い、アプリケーションサーバ102がその情報を受信する。かかるグループ登録により、アプリケーションサーバ102は、SIP−URI(SIP Uniform Resource Indicator)への着信要求を、端末への着信要求ではなくユーザへの着信要求として扱うことが可能となる。
次いで、アプリケーションサーバ102は、サービスに使用されるメディア毎に、グループ内の各端末の優先度を登録する処理を行う(ステップ306)。かかる登録処理は、ユーザが、自己の端末において、メディア毎に、状況に応じて各端末の優先度を設定するためのWEB画面操作を行い、アプリケーションサーバ102がその情報を受信することで実現される。状況によりユーザが使用したくない端末又は使用することができない端末については、優先度が設定されないか、又は優先度が最低値“0”に設定される。状況に応じた優先度の設定の例が図6に示される。なお、プレゼンスサーバ108等と連携するサービスの場合、アプリケーションサーバ102は、前もって、プレゼンスに応じた複数の優先度パターンを登録しておくとともに、プレゼンスが変化するのに応じて採用されるべき優先度パターンを動的に変更することができる。
次いで、アプリケーションサーバ102は、SIP端末から、新規サービス要求(セッション参加リクエスト)であるSIPメソッド“INVITE”を受信する(ステップ308)。なお、SIP端末からの起動に代えて、WEB画面によるサービス起動でも、定刻指定による自動サービス起動でも、新規サービス要求は可能である。新規サービス要求を受信したアプリケーションサーバ102は、ユーザのセッション状態を確認し、セッションが確立されていない場合、セッション確立状態に遷移させ、状態遷移後はセッション状態が解放されるまで新規サービス要求受信及び新規サービス起動を受け付けない。
次いで、アプリケーションサーバ102は、“INVITE”SIPメッセージにおけるSDP(Session Description Protocol)フォーマット中の“m=”で始まるメディア記述部から、サービスで使用されるメディアを特定する(ステップ310)。SDPは、セッションの内容に関する情報をやり取りするためのプロトコルであり、セッション記述フォーマットを規定する。
次いで、アプリケーションサーバ102は、特定されたメディアの中に、ステップ302で登録された主メディアが存在する場合、着呼側(着信先)ユーザの端末グループ内で主メディアに対する優先度が最も高い端末を選択し、その端末に対し呼び出し要求を行うとともに、応答待ちタイマーを起動する(ステップ312)。
アプリケーションサーバ102は、主メディアに係る呼び出しに対する応答がない場合、すなわちタイムアウトが検知された場合、選択した端末への着信を諦め、次に主メディアに対する優先度が高い端末を選択し、その端末に対し呼び出し要求を行うとともに、再び、応答待ちタイマーを起動する(ステップ314、316及び312)。
アプリケーションサーバ102は、着呼側(着信先)ユーザの端末グループ内で、主メディアに対する優先度が設定されている全ての端末に対して呼び出しを行った結果、応答を得ることができなかった場合、サービス継続は不可と判断し、受信したサービス要求(“INVITE”)に対する応答として、SIPレスポンスコード“500”(Server Internal Error)等のエラー応答を送信し、ユーザのセッション状態を空き状態に遷移させる(ステップ314、316及び318)。
アプリケーションサーバ102は、主メディアに係る呼び出しに対して端末から応答を得た場合において、サービスに副メディアを使用しないとき、受信したサービス要求(“INVITE”)に対し、主メディアの“m=”で始まるメディア記述を有効にしてSIPレスポンスコード“200”(OK)の正常応答を返し、ユーザのセッション状態をサービス中に遷移させる(ステップ320及び322)。
アプリケーションサーバ102は、主メディアに係る呼び出しに対して端末から応答を得た場合において、サービスに副メディアを使用するとき、着信先(着呼側)ユーザの端末グループ内で副メディアに対する優先度が最も高い端末を選択し、その端末に対し呼び出し要求を行うとともに、応答待ちタイマーを起動する(ステップ324)。
アプリケーションサーバ102は、副メディアに係る呼び出しに対する応答がない場合、すなわちタイムアウトが検知された場合、選択した端末への着信を諦め、次に副メディアに対する優先度が高い端末を選択し、その端末に対し呼び出し要求を行うとともに、再び、応答待ちタイマーを起動する(ステップ326、328及び324)。
アプリケーションサーバ102は、着信先ユーザの端末グループ内で、副メディアに対する優先度が設定されている全ての端末に対して呼び出しを行った結果、応答を得ることができなかった場合、主メディアのみでサービスを継続するため、受信したサービス要求(“INVITE”)に対する応答として、主メディアの“m=”で始まるメディア記述を有効にし、副メディアの“m=”で始まるメディア記述を無効にしてSIPレスポンスコード“200”(OK)の正常応答を返し、ユーザのセッション状態をサービス中に遷移させる(ステップ326、328及び330)。
アプリケーションサーバ102は、副メディアに係る呼び出しに対して端末から応答を得た場合、受信したサービス要求(“INVITE”)に対し、主メディア及び副メディアの“m=”で始まるメディア記述を有効にしてSIPレスポンスコード“200”(OK)の正常応答を返し、ユーザのセッション状態をサービス中に遷移させる(ステップ326及び332)。
ステップ322、330又は332に続いて、アプリケーションサーバ102は、サービスを提供する(ステップ334)。
最後、アプリケーションサーバ102は、主メディア及び副メディアでサービスを受けている端末に対して、セッションを切断する(ステップ336)。
図7、図8及び図9は、図1のネットワークにおけるTV(television)電話サービスのセッション確立シーケンスの例を示す図である。この例では、図1において、PHS端末110が、発呼側(発信元)ユーザによって所有される一方、PHS端末120、ノートPC122及び携帯電話機124が、着呼側(着信先)ユーザによって所有されるものと仮定される。そして、着呼側ユーザは、TV電話サービスにおける音声を携帯電話機124で、映像をノートPC122で、優先的に受信するものとする。
まず、保守端末104からアプリケーションサーバ102に対して、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)により、主メディアの登録が行われる(F1(“F”はフローを示す。以下、同様。))。この例では、図10(a)に示されるように、TV電話サービスの主メディアとして音声が登録される。
次いで、保守端末104からアプリケーションサーバ102に対して、HTTPにより、着呼側ユーザが所有する端末と各端末がサポートするメディアとについての登録(端末グループの登録)が行われる(F2)。この例では、図10(b)に示されるように、着呼側ユーザの端末グループとしてPHS端末、ノートPC及び携帯電話機が登録され、PHS端末が音声にのみ対応し、ノートPC及び携帯電話機の各々が音声及び映像の双方に対応することが登録される。
次いで、着呼側ユーザのノートPC122からアプリケーションサーバ102に対して、HTTPにより、メディア毎の各端末の優先度に関する設定登録が行われる(F3)。図10(c)に示されるように、音声に関する各端末の優先度として、PHS端末“5”、ノートPC“3”、携帯電話機“1”が登録され、映像に関する各端末の優先度として、PHS端末“優先度無し(使用不可)”、ノートPC“3”、携帯電話機“1”が登録される。
以後、SIPによるメッセージ交換が行われる。まず、発呼側ユーザのPHS端末110からSIPサーバ106に対して“INVITE”メソッドが送信され(F4)、それに対する暫定レスポンスとして、SIPサーバ106から発呼側ユーザのPHS端末110に対して“100 Trying”レスポンスが送信される(F5)。
次いで、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102に対して“INVITE”メソッドが送信され(F6)、それに対する暫定レスポンスとして、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ“100 Trying”レスポンスが送信される(F7)。アプリケーションサーバ102は、図10(c)に示される優先度に従って、主メディアたる音声についてはPHS端末120、ノートPC122、携帯電話機124の順に、一方、副メディアたる映像についてはノートPC122、携帯電話機124の順に呼び出しを行う。そのシーケンスは以下のとおりである。
まず、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ“INVITE”メソッドが送信され(F10)、それに対する暫定レスポンスとして、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へ“100 Trying”レスポンスが送信される(F11)。なお、SIPでは、レスポンスコード“1xx”は暫定レスポンスを表し、レスポンスコード“200”以上は最終レスポンスを表す。
次いで、SIPサーバ106から着呼側ユーザのPHS端末120へ“INVITE”メソッドが送信される(F12)。それに対する暫定レスポンスとして、着呼側ユーザのPHS端末120からSIPサーバ106へ、まず“100 Trying”レスポンスが送信され(F13)、続いて“180 Ringing”レスポンスが送信される(F14)。
次いで、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へ“180 Ringing”レスポンスが送信され(F15)、アプリケーションサーバ102は応答待ちタイマーを起動する。次いで、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ“180 Ringing”レスポンスが送信され(F16)、更に、SIPサーバ106から発呼側ユーザのPHS端末110へ“180 Ringing”レスポンスが送信される(F17)。
その後、アプリケーションサーバ102が応答待ちタイマーのタイムアウトを検知すると、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ、進行中のセッションのキャンセルを表す“CANCEL”メソッドが送信される(F19)。それを受けて、SIPサーバ106から着呼側ユーザのPHS端末120へも、“CANCEL”メソッドが送信される(F20)。
その“CANCEL”に対する最終レスポンスとして、着呼側ユーザのPHS端末120からSIPサーバ106へ、リクエスト(メソッド)が受理されたことを示す“200 OK”レスポンスが送信される(F21)。それを受けて、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へも、“CANCEL”メソッドに対する“200 OK”レスポンスが送信される(F22)。
次いで、着呼側ユーザのPHS端末120からSIPサーバ106へ、“INVITE”メソッドに対する最終レスポンスとして“487 Request Terminated”レスポンスが送信される(F23)。更に、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へも“INVITE”メソッドに対する“487 Request Terminated”レスポンスが送信される(F24)。
次いで、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ、“INVITE”に対する最終レスポンスへの確認である“ACK”メソッドが送信される(F25)。更に、SIPサーバ106から着呼側ユーザのPHS端末120へも、“ACK”メソッドが送信される(F26)。
このように、主メディアたる音声について着呼側ユーザのPHS端末120に対する呼び出しが失敗したため、アプリケーションサーバ102は、次に、ノートPC122に対する呼び出しを行う。F27〜F40は、ノートPC122に対する呼び出しも失敗したことを表している。そこで、アプリケーションサーバ102は、主メディアたる音声について着呼側ユーザの携帯電話機124に対する呼び出しを行う。
まず、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ“INVITE”メソッドが送信される(F41)。それに対する暫定レスポンスとして、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へ“100 Trying”レスポンスが送信される(F42)。
次いで、SIPサーバ106から着呼側ユーザの携帯電話機124へ“INVITE”メソッドが送信される(F43)。それに対する暫定レスポンスとして、着呼側ユーザの携帯電話機124からSIPサーバ106へ、まず“100 Trying”レスポンスが送信され(F44)、続いて“180 Ringing”レスポンスが送信される(F45)。次いで、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へも“180 Ringing”レスポンスが送信され(F46)、アプリケーションサーバ102は応答待ちタイマーを起動する。
次いで、応答待ちタイマーのタイムアウト前に、携帯電話機124からSIPサーバ106へ、“INVITE”メソッドに対する最終レスポンスとして“200 OK”レスポンスが送信される(F47)。それを受けて、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へも、“INVITE”メソッドに対する“200 OK”レスポンスが送信される(F48)。
次いで、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ、“INVITE”に対する最終レスポンスへの確認である“ACK”メソッドが送信される(F49)。それを受けて、更に、SIPサーバ106から着呼側ユーザの携帯電話機124へも“ACK”メソッドが送信される(F50)。
かくして、主メディアたる音声について着呼側ユーザの端末として携帯電話機124が接続されたため、アプリケーションサーバ102は、副メディアたる映像について、ノートPC122、携帯電話機124の順に呼び出しを試みる。
まず、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ“INVITE”メソッドが送信される(F51)。それに対する暫定レスポンスとして、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へ“100 Trying”レスポンスが送信される(F52)。
次いで、SIPサーバ106から着呼側ユーザのノートPC122へ“INVITE”メソッドが送信される(F53)。それに対する暫定レスポンスとして、着呼側ユーザのノートPC122からSIPサーバ106へ、まず“100 Trying”レスポンスが送信され(F54)、続いて“180 Ringing”レスポンスが送信される(F55)。それを受けて、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へ“180 Ringing”レスポンスが送信され(F56)、アプリケーションサーバ102は応答待ちタイマーを起動する。
次いで、応答待ちタイマーのタイムアウト前に、ノートPC122からSIPサーバ106へ、“INVITE”メソッドに対する最終レスポンスとして“200 OK”レスポンスが送信される(F57)。それを受けて、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へも、“INVITE”メソッドに対する“200 OK”レスポンスが送信される(F58)。
次いで、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ、“INVITE”に対する最終レスポンスへの確認である“ACK”メソッドが送信され(F59)、それを受けて、SIPサーバ106から着呼側ユーザのノートPC122へも、“ACK”メソッドが送信される(F60)。
かくして、副メディアたる映像について着呼側ユーザの端末としてノートPC122が接続されたため、アプリケーションサーバ102は、主メディア及び副メディアの双方について接続に成功したことになる。
そこで、アプリケーションサーバ102からSIPサーバ106へ、“INVITE”メソッドに対する最終レスポンスとして“200 OK”が送信される(F61)。それを受けて、SIPサーバ106から発呼側ユーザのPHS端末110へ、“INVITE”メソッドに対する最終レスポンスとして“200 OK”が送信される(F62)。
次いで、発呼側ユーザのPHS端末110からSIPサーバ106へ、“INVITE”に対する最終レスポンスへの確認である“ACK”メソッドが送信される(F63)。それを受けて、SIPサーバ106からアプリケーションサーバ102へも、“ACK”メソッドが送信される(F64)。
以上の実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1) ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバにおけるセッション制御装置であって、
一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理する端末管理手段と、
ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させる着信制御手段と、
を具備するセッション制御装置。
(付記2) 前記端末管理手段は、ユーザからの入力又はプレゼンスサーバからの情報に基づいて該優先度を設定又は変更する、付記1に記載のセッション制御装置。
(付記3) 前記端末管理手段は、サービスを提供する上で必須のメディアを主メディアとし、該主メディア以外のメディアを副メディアとして管理し、前記着信制御手段は、主メディアについて端末装置に対する呼び出しが全て失敗した場合、副メディアについて端末装置に対する呼び出しを行わない、付記1に記載のセッション制御装置。
(付記4) ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバにおけるセッション制御方法であって、
端末管理手段が、一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理するステップと、
着信制御手段が、ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させるステップと、
を具備するセッション制御方法。
(付記5) 前記端末管理手段は、ユーザからの入力又はプレゼンスサーバからの情報に基づいて該優先度を設定又は変更する、付記4に記載のセッション制御方法。
(付記6) 前記端末管理手段は、サービスを提供する上で必須のメディアを主メディアとし、該主メディア以外のメディアを副メディアとして管理し、前記着信制御手段は、主メディアについて端末装置に対する呼び出しが全て失敗した場合、副メディアについて端末装置に対する呼び出しを行わない、付記4に記載のセッション制御方法。
(付記7) ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバとして設けられるコンピュータを、
一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理する端末管理手段と、
ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させる着信制御手段と、
として機能させるプログラム。
(付記8) 前記端末管理手段は、ユーザからの入力又はプレゼンスサーバからの情報に基づいて該優先度を設定又は変更する、付記7に記載のプログラム。
(付記9) 前記端末管理手段は、サービスを提供する上で必須のメディアを主メディアとし、該主メディア以外のメディアを副メディアとして管理し、前記着信制御手段は、主メディアについて端末装置に対する呼び出しが全て失敗した場合、副メディアについて端末装置に対する呼び出しを行わない、付記7に記載のプログラム。
本発明の一実施形態に係るセッション制御装置が適用されるシステムを示す図である。 図1におけるアプリケーションサーバの概略構成を示す図である。 アプリケーションサーバにおけるセッション制御動作を示すフローチャート(1/2)である。 アプリケーションサーバにおけるセッション制御動作を示すフローチャート(2/2)である。 端末グループについて説明するための図である。 メディア毎に各端末に与えられる優先度について説明するための図である。 図1のネットワークにおけるTV電話サービスのセッション確立シーケンスの例を示す図(1/3)である。 図1のネットワークにおけるTV電話サービスのセッション確立シーケンスの例を示す図(2/3)である。 図1のネットワークにおけるTV電話サービスのセッション確立シーケンスの例を示す図(3/3)である。 アプリケーションサーバに登録されるデータの例を示す図である。
符号の説明
100 ネットワーク
102 アプリケーションサーバ
104 保守端末
106 SIPサーバ
108 プレゼンスサーバ
110 PHS端末
120 PHS端末
122 ノートPC
124 携帯電話機
200 バス
202 中央処理装置(CPU)
204 主記憶装置
206 補助(外部)記憶装置
208 通信インタフェース部

Claims (5)

  1. ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバにおけるセッション制御装置であって、
    一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理する端末管理手段と、
    ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させる着信制御手段と、
    を具備するセッション制御装置。
  2. 前記端末管理手段は、ユーザからの入力又はプレゼンスサーバからの情報に基づいて該優先度を設定又は変更する、請求項1に記載のセッション制御装置。
  3. 前記端末管理手段は、サービスを提供する上で必須のメディアを主メディアとし、該主メディア以外のメディアを副メディアとして管理し、前記着信制御手段は、主メディアについて端末装置に対する呼び出しが全て失敗した場合、副メディアについて端末装置に対する呼び出しを行わない、請求項1に記載のセッション制御装置。
  4. ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバにおけるセッション制御方法であって、
    端末管理手段が、一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理するステップと、
    着信制御手段が、ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させるステップと、
    を具備するセッション制御方法。
  5. ネットワークを介して端末装置に接続されるアプリケーションサーバとして設けられるコンピュータを、
    一人のユーザによって所有される複数の端末装置をグループ化するとともに、サービスで使用されるメディア毎に、一つのグループに属する複数の端末装置の各々に優先度を設けて、端末装置を管理する端末管理手段と、
    ある端末装置への着信要求を受信した場合に、メディア毎に、当該端末装置が属するグループ内の端末装置の中から前記優先度に従って一つの端末装置を着信端末として選択して着信させる着信制御手段と、
    として機能させるプログラム。
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