JP2009199945A - 保守点検端末及び保守点検システム - Google Patents
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Abstract
【課題】一定の範囲内に設置されている灯火を含む設備機器の保守点検を行う保守員に対して当該灯火の状態を表示することで、保守点検の効率を向上させることを可能とする。
【解決手段】保守点検端末20は、一定の範囲内に設置された灯火を含む設備機器の状態を監視する灯火監視制御装置と通信可能であって、当該灯火の保守点検を行う保守員によって所持される。通信インタフェース21は、灯火監視制御装置10によって監視された前記灯火の状態を示す灯火情報を、当該灯火監視制御装置10から受信する。表示部25は、通信インタフェース21によって受信された灯火情報を表示する。
【選択図】 図2
【解決手段】保守点検端末20は、一定の範囲内に設置された灯火を含む設備機器の状態を監視する灯火監視制御装置と通信可能であって、当該灯火の保守点検を行う保守員によって所持される。通信インタフェース21は、灯火監視制御装置10によって監視された前記灯火の状態を示す灯火情報を、当該灯火監視制御装置10から受信する。表示部25は、通信インタフェース21によって受信された灯火情報を表示する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、一定の範囲内に設置されている灯火設備を含む設備機器の保守点検に用いられる保守点検端末及び保守点検システムに関する。
例えば空港の滑走路には、当該滑走路内で飛行機を誘導するための設備機器として灯火設備(以下、単に灯火と表記)が設けられているのが一般的である。
近年では、この灯火を保守点検するために、灯火監視制御装置が用いられる。灯火監視制御装置は、例えば監視員のいる中央監視室等に設けられており、灯火の異常または故障等を監視する。
上記したような灯火の保守点検に関連する技術としては、灯火の断線(断芯)の事実と当該断線した灯火の位置を検出できる技術がある(例えば、特許文献1を参照)。この技術によれば、灯火が断線したとき、変流器二次側を短絡して高電圧の発生を防止するとともに、断線した灯火の位置を電源側に設けた親局で即座に知ることができる。
ところで、上記したように例えば灯火監視制御装置において、灯火の異常または故障等が検出された場合を想定する。この場合には、異常または故障が検出された灯火について点検または交換等の処置(保守点検)を行う必要がある。
滑走路に設置されている灯火の保守点検を行う際の例えば中央監視室にいる監視員と当該灯火が設置されている現場にいる保守員との連絡には無線が使用される。この無線連絡により、保守員は、上記した灯火監視制御装置を利用する監視員から保守点検を行う灯火の位置、保守点検を行う適切な経路または灯火の状態等の指示を受けて灯火の保守点検を行う。また、同様に、例えば保守員が空港の滑走路の使用状況等を把握するためには、当該滑走路の運用(使用状況)を管理する管制塔に配置される管制官と無線連絡を行う必要がある。
特開平5−135881号公報
上記したように、灯火の保守点検において保守員が当該灯火の状態を把握するためには例えば中央監視室の監視員が無線にて当該灯火の状態を保守員に伝える必要がある。このため、灯火の保守点検時には常に中央監視室に監視員を配置する必要がある。
同様に、灯火の保守点検において、保守員が例えば滑走路の使用状況等を確認するためには、例えば管制塔の管制官と無線により連絡を取り合う必要がある。
また、通常、灯火の保守点検は、例えば空港が運用されていない夜間等の限られた時間の中で行われる。このため、より効率的に保守点検を行うことが必要である。
本発明の目的は、一定の範囲内に設置されている灯火を含む設備機器の保守点検を行う保守員に対して当該灯火の状態を表示することで、保守点検の効率を向上させることができる保守点検端末及び保守点検システムを提供することにある。
本発明の1つの態様によれば、一定の範囲内に設置された灯火設備を含む設備機器の状態を監視する灯火監視制御装置と通信可能な保守点検端末が提供される。この保守点検端末は、前記灯火監視制御装置によって監視された前記灯火設備の状態を示す灯火情報を、当該灯火監視制御装置から受信する灯火情報受信手段と、前記灯火情報受信手段によって取得された灯火情報を表示する表示手段とを具備する。
本発明によれば、一定の範囲内に設置されている灯火を含む設備機器の保守点検を行う際に保守員に対して当該灯火の状態を表示することで、保守点検の効率を向上させることを可能とする。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る保守点検システムのハードウェア構成を示す図である。この保守点検システムは、例えば空港の滑走路のような一定の範囲内に設置されている灯火設備(以下、単に灯火と表記)を含む設備機器を保守点検する際に用いられる。この灯火は、例えば空港の滑走路内において飛行機を誘導するための誘導灯として機能するものである。なお、空港の滑走路に設置されている灯火には、例えば滑走路用灯火及び誘導路用灯火のように複数の種類が存在する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る保守点検システムのハードウェア構成を示す図である。この保守点検システムは、例えば空港の滑走路のような一定の範囲内に設置されている灯火設備(以下、単に灯火と表記)を含む設備機器を保守点検する際に用いられる。この灯火は、例えば空港の滑走路内において飛行機を誘導するための誘導灯として機能するものである。なお、空港の滑走路に設置されている灯火には、例えば滑走路用灯火及び誘導路用灯火のように複数の種類が存在する。
保守点検システムは、灯火監視制御装置10及び保守点検端末20を備える。灯火監視制御装置10及び保守点検端末20は、無線通信可能に接続されている。保守点検端末20は、例えば空港の滑走路内に設置されている灯火の保守点検を行う保守員によって所持される。また、保守点検端末20は、GPS(Global Positioning System)機能を有しており、人工衛星(GPS衛星)30から当該保守点検端末20の位置を示す位置情報を受信することができる。
灯火監視制御装置10は、監視部11、ヒューマンインタフェース(HMI)12、情報伝送無線部13及び灯火論理制御盤14を含む。監視部11、ヒューマンインタフェース12、情報伝送無線部13及び灯火論理制御盤14は、例えば伝送路を介してそれぞれ接続されている。なお、灯火監視制御装置10は、例えば監視員が配置された中央監視室に設けられる。
監視部11は、空港の滑走路に設置されている灯火の状態を監視する。この灯火の状態には、例えば当該灯火のON/OFFの状態及び当該灯火の故障状態等が含まれる。監視部11では、灯火の状態を監視するとともに、当該灯火の状態を示す灯火情報(の履歴)を取得し、管理する。
ヒューマンインタフェース12は、例えば灯火監視制御装置10を利用する監視員の操作に応じて監視部11による監視対象となる灯火のON/OFFの切り替え等の指示を入力する。
情報伝送無線部13は、監視部11によって管理されている灯火情報のうち、最新の灯火の状態を示す灯火情報を、保守点検端末20に送信する。情報伝送無線部13は、灯火情報が更新される度に、当該更新された最新の灯火情報を保守点検端末20に送信する。このとき、情報伝送無線部13は、無線通信により灯火情報を送信する。
灯火論理制御盤14は、ヒューマンインタフェース12によって入力された監視員による指示に応じて灯火の制御を行う。灯火論理制御盤14によって灯火が制御されると、当該制御に応じた最新の灯火情報が監視部11に通知される。
図2は、図1に示す保守点検端末20の主として機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、保守点検端末20は、通信インタフェース21、GPS受信部22、記憶部23、制御部24及び表示部25を含む。
通信インタフェース21は、灯火監視制御装置10に含まれる情報伝送無線装置13によって送信された灯火情報を受信する。
GPS受信部22は、例えばGPS衛生からの電波により保守点検端末20の現在位置を示す位置情報を受信する。GPS受信部22は、定期的に位置情報を受信する。
記憶部23には、例えば灯火が設置されている空港の滑走路内の地図を示す地図情報が予め記憶されている。この地図情報には、当該地図情報によって示される地図上における空港の滑走路内に設置されている各灯火の位置を示す灯火位置情報が含まれる。
制御部24は、通信インタフェース21によって受信された灯火情報及びGPS受信部22によって受信された位置情報を表示するために、当該灯火情報及び位置情報を表示部25に出力する。また、制御部24は、記憶部23に記憶されている地図情報を表示部25に出力する。
また、制御部24は、保守点検端末20を保持する保守員の当該保守点検端末20の操作に応じて各種処理を実行する。この処理の詳細については後述する。
表示部25は、制御部24によって出力された灯火情報及び位置情報を表示する。また、表示部25は、制御部24によって出力された地図情報を表示する。
図3は、保守点検端末20に含まれる表示部25に灯火情報、位置情報及び地図情報が表示された場合の表示例を示す。
図3に示す表示部25には、空港の滑走路内の地図を示す地図情報が表示されており、当該地図上には当該空港の滑走路内に設置されている灯火(を表す灯火シンボル)が表示されている。なお、表示部25に表示される灯火は、当該灯火の種類に応じてそれぞれの灯火が区別可能なように例えば図形等によって表示される。灯火の種類は、例えば図形の形状または色により区別可能なように表示される。
また、表示部25に表示される灯火は、例えば色等によって当該灯火の状態が認識できるように表示される。例えば灯火の状態がONであれば当該灯火に応じた色で表示され、一方、例えば灯火の状態がOFFであれば黒で表示される。また、灯火が故障している場合には赤で表示される。
また、表示部25に表示されている地図上には、保守点検端末20の現在位置を示す位置情報が表示される。これにより、保守点検端末20を保持して灯火の保守点検を行う保守員は、自身の空港の滑走路内における位置を確認することができる。なお、例えば保守員が空港の滑走路内を移動した場合には、表示部25に表示されている灯火情報及び地図情報も当該移動に合わせて追従するように表示される。つまり、保守員の現在位置が表示部25から消えないように表示される。
このように、表示部25に、灯火情報、位置情報及び地図情報が表示されることにより、空港の滑走路内に設置されている灯火の保守点検を行う保守員は、当該保守点検の対象となる例えば故障している灯火の状態、当該灯火の位置及び当該保守員がいる現在位置等を認識できる。
なお、図3に示す保守点検端末20の表示部25の近傍には、各種ボタンが設けられている。この各種ボタンが、例えば保守員によって押下されると、当該各種ボタンに応じて保守点検端末20に含まれる制御部24によって表示部25が制御される。これにより、保守員は、当該保守員の操作に応じて適宜表示を変えることができる。
上記した各種ボタンには、例えば灯火情報ボタン241、現在位置ボタン242、拡大ボタン243、縮小ボタン244、会話ボタン245及び最新地図ボタン246が含まれる。
保守員によって灯火情報ボタン241が押下された場合には、制御部24は、通信インタフェース21を介して灯火監視制御装置10に対して最新の灯火情報を要求することにより、当該最新の灯火情報を取得する。これにより、最新の灯火情報を表示部25に表示することができる。
また、保守員によって現在位置ボタン242が押下された場合には、制御部24は、表示部25を制御することによって当該表示部25に表示されている保守員(によって所持される保守点検端末20)の現在位置(を示すマーク)を点滅または消去させる。
保守員によって拡大ボタン243が押下された場合には、制御部24は、表示部25を制御することによって当該表示部25に表示されている地図を拡大表示させる。保守員によって縮小ボタン244が押下された場合には、制御部24は、表示部25を制御することによって当該表示部25に表示されている地図を縮小表示させる。
保守員によって会話ボタン245が押下された場合には、制御部24は、保守点検端末20に設けられているスピーカー(図示せず)等を介して例えば灯火監視制御装置10が設けられている中央監視室にいる監視員等と無線連絡等の会話を行うことができる。
保守員によって最新地図ボタン246が押下された場合には、制御部24は、表示部25を制御することによって最新の灯火の位置を示す灯火位置情報を含む地図情報を表示させる。
また、保守点検端末20には、操作部26が設けられている。保守員は、この操作部26を操作することによって、例えば表示部25に表示されている地図の中心を移動させ、保守員がいる位置以外の区域(場所)の灯火情報を確認することができる。この場合には、例えば上記した現在位置242ボタンを押下することで、保守員の現在位置に表示を戻すことができる。
上記したように本実施形態においては、空港の滑走路内に設置されている灯火の状態を示す灯火情報が保守点検時に保守員によって所持される保守点検端末20の表示部25に表示される。よって、灯火を保守点検する保守員は、空港の滑走路内に設置されている灯火の状態を保守点検作業の現場にいながら把握することが可能となる。これにより、保守員は例えば中央監視室の監視員から無線にて灯火の状態等を伝えてもらうことなく灯火の状態を把握できるため当該灯火の保守点検の効率を向上させることができる。また、中央監視室に監視員を常に配置しておく必要もないため保守点検の際の人員を削減することが可能となる。
また、本実施形態においては、保守点検端末20の表示部25に保守員(が所持する保守点検端末20)の現在位置及び空港の滑走路内の地図を示す地図情報が表示されるため、保守員は広大な空港敷地内で現在地を確認することができるため、灯火の保守点検の際の効率を向上させることが可能となる。また、本実施形態においては、保守員の現在位置とともに保守点検の対象となる灯火の配置関係を一目で確認することができるため、灯火の保守点検の際の効率を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態においては、保守点検端末20を備える保守点検システムは灯火の保守点検の際に用いられるものとして説明したが、例えば灯火以外の設備機器の保守点検に用いられる構成であっても構わない。
[第2の実施形態]
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る保守点検システムのハードウェア構成を示す図である。なお、前述した図1と同様である部分には同一参照符号を付してその詳しい説明は省略する。ここでは、図1と異なる部分について主に述べる。
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る保守点検システムのハードウェア構成を示す図である。なお、前述した図1と同様である部分には同一参照符号を付してその詳しい説明は省略する。ここでは、図1と異なる部分について主に述べる。
図4に示す保守点検システムは、情報伝送無線装置40及び保守点検端末200を備える。情報伝送無線装置40及び保守点検端末200は、無線通信可能に接続されている。
情報伝送無線装置40は、例えば空港の滑走路内の運用(使用状況)を管理する管制塔41に設けられている。情報伝送無線装置40は、空港の滑走路内における各区域(誘導路等)の使用状況に応じた灯火の保守点検の際に利用することができない区域を示す運用情報を保守点検端末200に送信する。つまり、例えば空港の滑走路内の誘導路が他の目的等で使用されている場合には、当該誘導路は、灯火の保守点検の際に利用することができない区域とされる。この保守点検の際に利用することができない区域は、例えば当該情報伝送無線装置40が設けられている管制塔41に配置されている管制官によって指定される。情報伝送無線装置40は、運用情報を無線通信により送信する。
ここで、図4に示す灯火監視制御装置100は、前述した図1に示す灯火監視制御装置10と同様の構成であるが、灯火監視制御装置100のヒューマンインタフェース12は、前述した第1の実施形態とは異なり、例えば灯火監視制御装置10を利用する監視員の操作に応じて指定される保守点検が行われる灯火の順番を示す情報(以下、順番情報と表記)を入力する。また、情報伝送無線部13は、ヒューマンインタフェース12によって入力された順番情報を保守点検端末200に無線通信により送信する。
保守点検端末200は、前述した図2に示す保守点検端末20と同様の構成であるが、保守点検端末200の制御部24は、前述した第1の実施形態とは異なり、保守員が灯火の保守点検を行う際のルート(以下、保守点検ルートと表記)を算出する。このとき、制御部24は、管制塔41に設けられている情報伝送無線装置40によって送信された運用情報、灯火監視制御装置100の情報伝送無線部13によって送信された順番情報、保守点検端末200のGPS受信部22によって受信される位置情報及び保守点検端末20の記憶部23に記憶されている地図情報に基づいて、保守点検ルートを算出する。なお、情報伝送無線装置40によって送信される運用情報は、保守点検端末200の通信インタフェース21によってリアルタイムに受信される。制御部24は、運用情報、順番情報、位置情報及び地図情報に基づいて、例えば最短距離で保守点検が行えるような最も効率的に保守点検作業を行える保守点検ルートを算出する。
また、制御部24は、灯火監視制御装置100の情報伝送無線部13によって送信された灯火情報、保守点検端末200のGPS受信部22によって受信された位置情報及び算出された保守点検ルートに応じて、保守員による保守点検の作業にかかる時間(以下、保守点検作業時間と表記)を算出する。この場合、例えば保守点検が行われる灯火の状態が故障である場合には、保守点検時には当該灯火の交換が必要であるため保守点検作業時間は長く算出される。一方、保守点検が行われる灯火の状態が単なる不具合のみである場合には、保守点検時には当該灯火の点検だけでよいため保守点検作業時間は短く算出される。また、例えば制御部24によって算出された保守点検ルートの距離が長い場合には保守点検作業時間は長く算出され、一方、保守点検ルートの距離が短い場合には保守点検作業時間は短く算出される。
制御部24によって算出された保守点検ルート及び保守点検作業時間は、表示部25によって保守員に対して表示される。
図5は、保守点検端末200に含まれる表示部25に保守点検ルート及び保守点検作業時間が表示された場合の表示例を示す。なお、前述した図3と同様の部分には同一参照符号を付してその詳しい説明は省略する。ここでは、図3と異なる点について主に述べる。
図5に示す表示部25には、空港の滑走路内の地図を示す地図情報が表示されており、当該地図上には当該空港の滑走路内に設置されている灯火を保守点検するためのルート(保守点検ルート)が表示されている。なお、保守点検ルートは、例えば保守員が保守点検端末200の表示部25の近傍に設けられているルートボタン247を押下することにより表示される。
図5に示すように、表示部25に表示されている保守点検ルート250には、保守点検が行われる灯火の順番(例えば1〜5)が表示されている。この順番は、灯火監視制御装置100の情報伝送無線部13によって送信された順番情報に基づいて表示される。また、保守点検ルート250には、例えば保守員が灯火の保守点検作業中に通過(利用)できない区域(禁止区域)が表示される。この禁止区域は、管制塔41に設けられている情報伝送無線装置40によって送信された運用情報に基づいて表示される。また、保守点検ルート250には、保守員の現在位置が表示される。
また、図5に示すように、表示部25には、当該表示部25に表示されている保守点検ルート250に基づいて保守員が保守点検作業を行った場合に係る保守点検作業時間(総作業時間)が表示される。表示部25には、保守員の現在位置に応じて、現在作業を行っている灯火の場所(例えば、1)が表示される。
なお、前述した第1の実施形態と同様に、保守員は、拡大ボタン243等を押下することによって、より詳細な灯火の状態(灯火情報)等を確認することができる。
上記したように本実施形態においては、空港の滑走路等が保守点検時に使用可能か否かを示す運用情報、灯火の保守点検時の作業の順番を示す順番情報、保守員の現在位置を示す位置情報及び空港の滑走路内の地図を示す地図情報に基づいて、保守点検を行うのに最も効率的な保守点検ルートが算出される。また、本実施形態においては、空港の滑走路内に設置されている灯火の状態を示す灯火情報、保守員の現在位置を示す位置情報及び保守員が灯火の保守点検を行う保守点検ルートに基づいて当該保守点検の作業に係る時間(保守点検作業時間)が算出される。また、本実施形態においては、算出された保守点検ルート及び保守点検作業時間が保守点検端末200の表示部25に表示される。
したがって、本実施形態においては、保守点検端末200を所持し灯火の保守点検を行う保守員は、保守点検を行う灯火の状態及び当該保守員の現在位置とともに、表示部25に表示された保守点検ルートを確認することで、より効率的なルートで保守点検を行うことが可能となるため、保守点検作業時間を短縮することが可能となる。
また、本実施形態においては、保守員は保守点検作業時間を確認することで当該保守点検作業の終了時間を把握することができる。これにより、例えば限られた時間内に保守点検作業を終えることができないような事態をいち早く察知することができるため、例えば保守点検作業を行う保守員を増やす等の対応を迅速に行うことができる。
なお、本実施形態においては、保守点検が行われる灯火の順番は監視員によって指定されるものとして説明したが、例えば保守点検端末200に入力部が設けられ、当該入力部が保守員の操作に応じて順番を入力する構成であっても構わない。
なお、本願発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
10,100…灯火監視制御装置、11…監視部、12…ヒューマンインタフェース、13…情報伝送無線部、14…灯火論理制御盤、20,200…保守点検端末、21…通信インタフェース、22…GPS受信部、23…記憶部、24…制御部、25…表示部、30…人工衛星。
Claims (5)
- 一定の範囲内に設置された灯火設備を含む設備機器の状態を監視する灯火監視制御装置と通信可能な保守点検端末であって、当該灯火設備の保守点検を行う保守員によって所持される保守点検端末において、
前記灯火監視制御装置によって監視された前記灯火設備の状態を示す灯火情報を、当該灯火監視制御装置から受信する灯火情報受信手段と、
前記灯火情報受信手段によって取得された灯火情報を表示する表示手段と
を具備することを特徴とする保守点検端末。 - 前記保守員の現在位置を示す位置情報を受信する位置情報受信手段を更に具備し、
前記表示手段は、前記位置情報受信手段によって受信された位置情報を表示する
ことを特徴とする請求項1記載の保守点検端末。 - 前記一定の範囲内の地図を示す地図情報が予め記憶される記憶手段と、
前記灯火監視制御装置を利用する監視員によって指定された前記保守点検が行われる灯火設備の順番を示す順番情報を受信する順番情報受信手段と、
前記一定の範囲内における各区域の使用状況に応じた前記灯火設備の保守点検の際に利用することができない区域を示す運用情報を、当該一定の範囲内における運用を管理するための管制塔から受信する運用情報受信手段と、
前記位置情報受信手段によって受信された位置情報、前記記憶手段に記憶されている地図情報、前記順番受信手段によって受信された順番情報及び前記運用情報受信手段によって受信された運用情報に基づいて、前記保守員が前記灯火を保守点検するルートを算出するルート算出手段と
を更に具備し、
前記表示手段は、前記ルート算出手段によって算出されたルートを表示する
ことを特徴とする請求項2記載の保守点検端末。 - 前記灯火情報受信手段によって受信された灯火情報、前記位置情報受信手段によって受信された位置情報及び前記ルート算出手段によって算出されたルートに応じて、前記保守員による保守点検作業時間を算出する作業時間算出手段を更に具備することを特徴とする請求項3記載の保守点検端末。
- 一定の範囲内に設置された灯火設備を含む設備機器の状態を監視する灯火監視制御装置と、当該灯火監視制御装置と通信可能な保守点検端末とを備える保守点検システムにおいて、
前記灯火監視制御装置は、
前記一定の範囲内に設置された灯火設備の状態を示す灯火情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された灯火情報を前記保守点検端末に送信する送信手段と
を含み、
前記保守点検端末は、
前記送信手段によって送信された灯火情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された灯火情報を表示する表示手段と
を含む
ことを特徴とする保守点検システム。
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