JP2009198492A - 精度不良を検出するための装置を備えるナビゲーションシステム - Google Patents

精度不良を検出するための装置を備えるナビゲーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】電離層誤差データを用いて、保護限界を精度良く求める。
【解決手段】複数の送信機から複数の信号を受信するように動作可能な受信機を有する車両用のナビゲーションシステムは、プロセッサ16と、メモリデバイス18とを備える。メモリデバイス18は、機械読取り可能命令を格納しており、当該命令は、プロセッサ16によって実行されると、プロセッサ16が、複数の信号から導出される擬似距離測定値に対応する1組の誤差推定値を求めること、電離層遅延データを用いて、主ナビゲーション解の誤差共分散行列を求めること、及び解分離技法を用いて、誤差共分散行列に基づいて、少なくとも1つの保護レベル値を求めることを可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、精度不良を検出するための装置を備えるナビゲーションシステムに関する。
[関連出願の相互参照]
本出願は、2007年12月7日に出願の「RAIM WITH SPECIALLY CORRELATED IONOSPHERIC ERRORS」と題する米国仮特許出願第61/012,303号からの優先権を主張し、その特許出願は、本明細書においてその全体が述べられるものとして、参照により組み込まれる。
従来のRAIMアルゴリズムは、重み付けされる最小二乗解か、又は重み付けされない最小二乗解のいずれかに基づくことができ、その場合に、各衛星の擬似距離(pseudo-range)測定値の誤差は、他の衛星の擬似距離測定値の誤差とは無相関である。
しかしながら、各衛星の擬似距離内の電離層誤差(それは、支配的な誤差源である場合がある)は実際には、他の衛星のそれぞれの電離層誤差と大きく相関する。この相関を無視することによって、水平方向の位置誤差を制限する水平保護限界(HPL)の計算値は、必要とされる値よりもはるかに大きくなる。結果として、低い航法性能要件(Required Navigation Performance、RNP)の手法をGPSが実行することの有効性が損なわれるという問題が生じる。
米国特許第5,760,737号 米国特許第6,639,549号
本発明は、上述の問題を解決することを目的とする。
本発明の一実施の形態では、複数の送信機から複数の信号を受信するように動作可能な受信機を有する車両用のナビゲーションシステムは、プロセッサと、メモリデバイスとを備える。メモリデバイスは、機械読取り可能命令を格納しており、当該命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサが、複数の信号から導出される擬似距離測定値に対応する1組の誤差推定値を求めること、電離層遅延データを用いて、主ナビゲーション解の誤差共分散行列を求めること、及び解分離(solution separation)技法を用いて、誤差共分散行列に基づいて、少なくとも1つの保護レベル値を求めることを可能にする。
本発明の実施形態を組み込むナビゲーションシステムを示す図である。 本発明の一実施形態による、HPL決定を図解する図である。 本発明の一実施形態によるプロセスを示す図である。
本発明の好ましい実施形態及び代替の実施形態が、添付の図面を参照しながら、以下に詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態の教示を組み込む無線ナビゲーションシステムを示す。そのシステムは、いくつかの送信機1〜Nと、ユーザセット12とを含む。好ましい実施形態では、送信機1〜Nは、衛星送信機のNAVSTAR GPSコンステレーションのサブセットであり、各送信機がユーザセット12のアンテナから視認可能である。送信機1〜Nは、ユーザセット12に対して個々の送信機位置及び信号伝送時刻を示すN個の個々の信号を報知(broadcast)する。
ユーザセット12は、航空機(図示せず)に取り付けられ、受信機14と、プロセッサ16と、プロセッサメモリ18のようなメモリデバイスとを備える。受信機14は、NAVSTAR GPS互換であることが好ましく、信号を受信し、位置及び時刻データを抽出し、プロセッサ16に擬似距離測定値を与える。擬似距離測定値から、プロセッサ16は、ユーザセット12のための位置解を導出する。衛星は、1984年の世界測地系(WGS−84)座標、デカルト地球中心地球固定座標系において、その位置を送信するが、好ましい実施形態は、北東座標面と水平であり、且つ地球に対して接している局所基準系Lにおいて位置解を求める。しかしながら、座標系間で座標を変換する方法は十分に理解されているため、この座標系選択は重要ではない。
また、プロセッサ16は、擬似距離測定値を用いて、衛星送信機故障を検出すると共に、最悪誤差、すなわち保護限界を決定する。それらはいずれも、プロセッサ16によって、位置解とともに飛行管理システム20に出力される。飛行管理システム20は、保護限界と、特定の航空機飛行段階に対応する警報限界とを比較する。たとえば、非精密進入のような着陸前飛行段階中に、警報限界(又は許容半径誤差)は0.3海里であるが、負担の少ない大洋飛行段階中、警報限界は2〜10海里である(これらの限界に関するさらに細かい事柄に関しては、参照により本明細書に援用される、RTCA発行のDO−208を参照されたい)。保護限界が警報限界を超える場合には、飛行管理システム、又はそれに相当するシステムが、航空機のコックピット内の航行用ディスプレイにインテグリティ不良を告知又は通知する。プロセッサは、何らかの衛星送信機故障を検出したか否かに関しても通知する。
本発明の一実施形態は、各衛星対間の電離層誤差の相関を、それらの電離層ピアースポイント(pierce point)間の距離の関数としてモデル化する。ピアースポイントが近いほど、相関が大きくなる。各衛星の擬似距離測定値の二乗平均(RMS)不確定性(又はσ)が、DO−229D、Appendix Jに定義される電離層分散モデルを用いて計算される。衛星毎に計算された相関係数及びσを用いて、電離層測定誤差共分散行列が形成される。残りの誤差(衛星クロック及び天体暦、対流圏、マルチパス及び受信機雑音)は、相関がないものと仮定される。したがって、これらの誤差源の場合の合成される測定誤差共分散行列は対角行列である。これらの2つの行列を加えて、全測定誤差共分散行列が形成される。この行列はその後、最小二乗解を求めるための重み行列を形成するために反転される。その後、障害の検出及び除外を実行することができ、米国特許第5,760,737号及び第6,639,549号において既に説明されている解分離の方法に基づいて、水平保護レベル(HPL)、垂直保護レベル(VPL)、水平除外レベル(HEL)及び垂直除外レベル(VEL)のような種々の保護レベルを計算することができ、それらの特許は、本明細書においてその全体が述べられるかのように、参照により援用される。
図3は、図1に示される無線ナビゲーションシステムにおいて実施することができる、本発明の一実施形態によるプロセス300を示す。プロセス300は、個別のブロックとして示される1組の演算又はステップとして示される。プロセス300は、任意の適切なハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、又はそれらの組み合わせで実施することができる。したがって、プロセス300は、通信媒体を介して、1つの電子デバイスから第2の電子デバイスに転送することができるコンピュータ実行可能命令において実施することができる。その動作が説明される順序は、必ずしも制限として解釈されるべきではない。
図3を参照すると、ステップ310では、プロセッサ16が、擬似距離及び測定値に関するσ(誤差)値を計算する。
ステップ320では、プロセッサ16が、測定値行列を求める。擬似距離残差Δρの真のベクトルは、以下のように、増分位置/時間解ベクトルΔx(位置線形化点からの距離)に関連付けられる。
Figure 2009198492
式中、Hは測定値行列であり、以下の式によって与えられる。
Figure 2009198492
ただし、以下のベクトルは、ユーザから衛星iを指している見通し単位ベクトルである。
Figure 2009198492
また、以下の式は、真の位置/クロックバイアス−線形化点に等しい。
Figure 2009198492
ステップ330では、プロセッサ16が、誤差共分散行列を計算する。測定された擬似距離残差のベクトル
Figure 2009198492
は、真の擬似距離残差ベクトル+残留誤差δρのベクトルであり、それゆえ、以下のようになる。
Figure 2009198492
プロセッサ16は、Δxの更新後推定値を
Figure 2009198492
と指定する。その場合、プロセッサ16は、更新後測定残差のベクトルを以下のように定義することができる。
Figure 2009198492
各更新後測定残差は,測定される擬似距離残差と、更新後推定値
Figure 2009198492
に基づいて予測される擬似距離残差との間の差である。
「重み付けされた最小二乗解」は、二乗された残差の重み付けされた和を最小にする
Figure 2009198492
の値を見つけることによって、プロセッサ16によって求められることができる。したがって、プロセッサ16は、以下の式を最小にすることができる。
Figure 2009198492
式中、Wは適切な重み行列である。一般的に選択される重み行列は、各擬似距離測定値の不確定性に基づいて残差を正規化する行列である。したがって、プロセッサ16は、無相関測定値を仮定して、以下の行列を生成する。
Figure 2009198492
この行列は、各擬似距離誤差が他と相関がないものと仮定して、擬似距離測定誤差共分散行列の逆行列を表す。
しかしながら、各擬似距離誤差の垂直電離層遅延成分は、他と大きく相関する。この相関がわかっている場合には、プロセッサ16は、真の擬似距離測定誤差共分散行列Rを用いることによって、その知識を利用することができる。その場合、重み行列は以下のようになる。
Figure 2009198492
(4)を最小にする
Figure 2009198492
の値は、導関数をとり、それが0に等しいものとして、
Figure 2009198492
について解くことによって求められる。これによって、以下の式が生成される。
Figure 2009198492
ただし、プロセッサ16は、重み付けされた最小二乗解行列Sを以下のように定義している。
Figure 2009198492
高度補助
プロセッサ16は、気圧高度を用いてGPS擬似距離測定値を拡大することができる。気圧高度が用いられる場合には、測定値行列は、以下のように拡大される。
Figure 2009198492
この測定値行列は、Δx内の増分位置ベクトル(最初の3要素)が局所レベル座標において(z軸で下方に)与えられるものと仮定する。その場合、見通し(LOS)要素も、局所レベル座標内で表されなければならない。重み行列も以下のように拡大される。
Figure 2009198492
(10)
測定値共分散行列を計算する
測定誤差共分散行列を求めるために用いることができる、複数の方法が存在する。カルマンフィルタを適用する場合、電離層遅延の時間的な挙動(時間相関)をモデル化することができる。衛星iの場合の空間的に相関がある電離層誤差は、以下のように、その衛星のための名目的なイオノ(iono)σ値によってスケーリングされる、3つの個別に正規化された(σ=1.0)ガウスランダム誤差の重み付けされた和としてモデル化することができる。
Figure 2009198492
式中、xrefは、平均が0で、分散が1の独立ガウスランダム誤差の3×1ベクトルである。重みベクトル
Figure 2009198492
は、ユーザから1500kmの大圏距離において方位角方向に等距離に配置される、電離層の薄殻モデル(350kmの高さにある)上の3つのグリッドポイントを最初に定義することによって、プロセッサ16によって求められる。その後、プロセッサ16は、これらのポイントにおいて、正規化された遅延の3×1ベクトルxgridを定義することができる。グリッドポイントi及びjにおける遅延は、以下の式に従って、それらのグリッドポイントの間の大圏距離に基づいて、互いに空間的に相関することができる。
Figure 2009198492
式中、
grid_i,grid_j=グリッドポイントiとグリッドポイントjとの間の大圏距離
iono=電離層遅延の相関距離=4000km (13)
である。
その関係を用いて、プロセッサ16は、グリッドポイントのそれぞれの間の相関を記述する3×3共分散行列Pgridを形成することができる。
Figure 2009198492
これらのグリッドポイントにおいて存在する遅延プロセスが、基準独立ガウスランダム誤差の或る線形結合である場合には、それらのプロセスは、所望の空間的相関及び時間的相関を有するであろう。プロセッサ16は、所望の線形結合が、以下のように、3×3上三角マッピング行列Ugridを用いることによって得られるものと仮定することができる。
Figure 2009198492
その場合、グリッド共分散行列は以下のとおりである。
Figure 2009198492
それゆえ、マッピング行列Ugridは、単に共分散行列Pgridを因数分解することによって、プロセッサ16によって形成されることができる。3つのグリッドポイントの幾何学的配置は固定されるため、共分散行列Pgridは一定であり、それゆえ、プロセッサ16によって予め計算されることができる。ここで、プロセッサ16は、3つのグリッドポイント遅延の線形結合を選択することができ、その線形結合は、衛星iのピアースポイントにおける正規化された遅延を生成し、それによって、3つのグリッドポイント(それゆえ、おそらく、他の衛星それぞれ)との適切な空間的相関が以下のように達成される。
Figure 2009198492
式中、
sat_i_grid=重み係数の3ベクトル
δρnorm_iono_i=衛星ピアースポイントにおける正規化された遅延
である。
衛星擬似距離遅延は、以下の式に従って、第kのグリッドポイントにおける遅延と相関することができる。
Figure 2009198492
式中、
sat_i,grid_k=衛星ピアースポイントとグリッドポイントとの間の大圏距離
iono=名目的な電離層遅延の相関距離 (18)
である。
1×3共分散行列Psat_i_gridは、衛星iとグリッドポイントのそれぞれとの間の相関を定義し、以下のようになる。
Figure 2009198492
それゆえ、重みベクトルksat_gridは、以下のように、プロセッサ16によって見つけることができる。
Figure 2009198492
(14)及び(16)を組み合わせて、プロセッサ16は、以下のように、3つの独立基準遅延から直に、正規化された垂直遅延を得ることができる。
Figure 2009198492
それゆえ、重みベクトルは以下のとおりである。
Figure 2009198492
プロセッサ16は、以下のように、(21)から、N個の正規化された擬似距離イオノ遅延のベクトルを形成することができる。
Figure 2009198492
ピアースポイントの地磁気緯度、及びDO−229において定義されるような傾斜係数に基づいて、正規化された遅延を、その衛星のσ値によってスケーリングすることによって、プロセッサ16は、見通し線に沿った実際の(正規化されていない)遅延を得ることができる。ベクトルの形では、プロセッサ16は、以下の式を生成する。
Figure 2009198492
電離層遅延誤差共分散行列は、以下のように定義することができる。
Figure 2009198492
擬似距離測定誤差の残りは、衛星iのσother_iによって表される合成1σ値と相関がないものと仮定される。簡単にするために、プロセッサ16は、衛星毎の1σ値が一定の6メートルであると仮定することができる。その場合、全測定誤差共分散行列は以下のとおりである。
Figure 2009198492
スナップショットRAIM手法では、衛星間の相関は、グリッドを使用することなく直に計算される。衛星間の相関を直に計算することは、グリッドを使用する場合よりも簡単であり、且つわずかに正確であることができる。
具体的には、電離層誤差共分散は、電離層殻(地面から350km上空にある)に沿ったピアースポイント間の大圏距離の関数としてモデル化することができる。
Figure 2009198492
式中、
ij=衛星iのピアースポイントと、衛星jのピアースポイントとの間の大圏距離
iono=無相関距離=4000km
である。
電離層誤差は大きく相関がある。したがって、以下の式が成り立つ。
Figure 2009198492
式中、
Figure 2009198492
である。
重み付けされた最小二乗解の誤差共分散
ステップ340では、プロセッサ16が、重み付けされた最小二乗解を計算する。更新後解における誤差は以下のとおりである。
Figure 2009198492
(27)に(2)を代入すると、以下の式が生成される。
Figure 2009198492
こうして、解行列Sは、擬似距離誤差を、更新後解誤差ベクトルにマッピングする。解誤差共分散行列は以下のように定義することができる。
Figure 2009198492
x及びy水平位置誤差は、Pの上2×2部分によって統計的に記述される。水平位置誤差楕円の長軸及び短軸は、この2×2行列の最大固有値及び最小固有値の平方根に等しく、対応する方向における1σ誤差を表す。こうして、最悪方向における1σ誤差は以下の式によって与えられる。
Figure 2009198492
垂直位置における1σ誤差は以下の式によって与えられる。
Figure 2009198492
水平性能指数は、保存的な95%無障害誤差限界であり、誤差共分散行列から、2D RMS誤差として、プロセッサ16によって計算されることができる。
Figure 2009198492
同様に、垂直性能指数は、誤差共分散行列から、2σ垂直誤差として、プロセッサ16によって計算されることができる。
Figure 2009198492
スナップショット解分離RAIM
ステップ350では、プロセッサ16が、少なくとも1つの保護レベル値を計算する。計算時に、プロセッサ16は、スナップショット解分離アルゴリズムを利用することができる。スナップショット解分離RAIMは、ハイブリッドカルマンフィルタ解分離FDEに類似である。視野内(所望により、それに加えて気圧高度内)のN個全ての衛星を用いて、プロセッサ16は、主スナップショット最小二乗解を計算することができる。さらに、N−1個の衛星の各組み合わせ(所望により、それに加えて高度)を用いて、N個の一次部分解を計算することができる。主位置解と、一次部分解のうちの1つとの間の分離が、予想される統計的分離に基づくしきい値を超えるとき、衛星故障検出が生じる。同様に、親の一次部分解から除外される衛星と、他の1つの衛星とを除外するN−2個の衛星の各組み合わせを用いて、プロセッサ16は、一次部分解毎に、N−1個の二次部分解を計算することができる(ここでもまた、付加的な測定値として、高度を用いてもよい)。故障した衛星の分離及び除外は、その各二次部分解からの各一次部分解の分離を、予想される統計的分離に基づくしきい値と比較することによって、プロセッサ16によって果たされる。8秒の検出時間要件を満たすために、故障検出を実行することができ、少なくとも4秒毎に、プロセッサ16はRAIM HPLを計算することができる。
追跡されている衛星が少なくとも5つある限り、測定値行列の第nの行を0で埋めることによって、プロセッサ16は第nの一次部分解を計算することができる。プロセッサ16が一次部分解の測定値行列をH0nと指定する場合には、結果として生成される最小二乗一次部分解は以下のとおりである。
Figure 2009198492
式中、
0n=第nの行が0で埋められているジオメトリ行列
0n=第nの行及び列が削除されている共分散行列R
0n=第nのゼロ行及び列が挿入されているR0n −1
である。
また、重み付けされた最小二乗一次部分解行列S0nは、以下のとおりである。
Figure 2009198492
0nの第nの列は全て0を含むことになることに留意されたい。プロセッサ16が、主解を下付き文字00で指定する場合には、主解と一次部分解0nとの間の分離は、以下のとおりである。
Figure 2009198492
ただし、dS0nは、分離解行列と呼ばれる。
RAIM障害検出
衛星故障を検出するために、プロセッサ16によって、各一次部分解と主解との間の水平位置解分離(すなわち、弁別子)を、検出しきい値と比較することができる。一次部分解0jのための弁別子は、以下の式によって与えられる。
Figure 2009198492
10−5/hrの誤り検出率を与えるために、プロセッサ16によって、検出しきい値は、最悪方向において1σ分離の倍数に設定される。(34)を用いて、プロセッサ16は、以下のように、正規化された擬似距離誤差によって、解分離を表すことができる。
Figure 2009198492
この解分離の共分散は以下のとおりである。
Figure 2009198492
以下の式が成り立つことに留意されたい。
Figure 2009198492
しかし、以下の式が成り立つことがわかっている。
Figure 2009198492
(39)に代入すると、以下の式が生成される。
Figure 2009198492
各辺の転置をとると、プロセッサ16は以下の式を得る。
Figure 2009198492
(41)及び(42)を(37)に代入すると、プロセッサ16は以下の式を得る。
Figure 2009198492
x及びy水平分離は、dPの上2×2部分によって統計的に記述される。水平位置分離楕円の長軸及び短軸は、この2×2行列の最大固有値及び最小固有値の平方根に等しく、対応する方向における1σ分離を表す。したがって、最悪方向における1σ分離は以下の式によって与えられる。
Figure 2009198492
プロセッサ16は、その分離がこの最悪方向に沿って支配的であり、それゆえ、その分布はガウス分布と見なすことができるものと仮定することができる。
検出しきい値は、以下のように、許容される誤り検出確率及び正規分布仮定を用いて、プロセッサ16によって計算される。
Figure 2009198492
式中、
fa=独立したサンプル当たりの誤り検出の確率
N=一次部分解の数(すなわち、追跡される衛星の数)
であり、Q−1は以下の関数の逆関数である。
Figure 2009198492
関数F(z)は、よく知られている標準的な正規分布関数である。
弁別子がそのしきい値を超えるときに、以下の条件に従って、プロセッサ16によって水平故障検出を宣言することができる。
Figure 2009198492
RAIM HPL
RAIM水平保護レベル(HPL)は、発生する可能性があり、且つ検出し損なう確率が0.001という要求を満たす最小二乗位置解における最も大きな水平位置誤差である。所与の一次部分解0nの場合に、一次部分解と主解との間の分離が、検出しきい値の直ぐ下にあり、且つ、a0nと呼ばれることもある一次部分解位置誤差が、その99.9%性能限界にあるときに、これが生じる。したがって、一次部分解0nの場合のHPLは、以下のとおりである。
Figure 2009198492
式中、Q−1は(46)において定義されたように、
Figure 2009198492
であり、また、
Figure 2009198492
は、正規化されたジオメトリ行列
Figure 2009198492
からプロセッサ16によって以下のように計算される、一次部分解共分散行列P0n
Figure 2009198492
の2×2水平位置要素の最大固有値である。
故障があると、分布が一方の側に偏るため、プロセッサ16は、分布の一方の側のみを考慮すればよいことに留意されたい。99.9%ガウス限界の場合にKmdを数値計算すると、プロセッサ16は以下の値を得る。
Figure 2009198492
その場合、有効な一次部分解0n毎のHPLは、以下のように、プロセッサ16によって計算される。
Figure 2009198492
全HPL及び検出するのが最も困難な衛星ID(障害挿入試験のために必要とされる)が、プロセッサ16によって、以下のように計算される。
Figure 2009198492
Figure 2009198492
式中、fix(n)は、一次部分解番号nを衛星IDにマッピングする配列である。HPL決定を図によって表したものが、図2において与えられる。
RAIM HUL
水平不確定性レベル(HUL)は、0.999以上の確率を有する真の水平位置誤差を制限する水平位置の推定値である。主解と一次部分解との間の水平分離に、一次部分解水平位置0.999誤差限界a0nを単に加えることによって、プロセッサ16は、主解の水平位置誤差に関する保存的な0.999限界を計算することができる。これは、その一次部分解によって除外される衛星に関する故障の場合であっても、その誤差を制限する。あらゆる衛星故障の場合の誤差を制限するために、プロセッサ16は、全ての一次部分解の場合のHULを計算し、最悪時をとることができる。
こうして、HULは、プロセッサ16によって以下のように計算される。
Figure 2009198492
(54)
式中、a0nは(47)において定義されているものである。
故障が検出されるとき、HPLの代わりに、HULを用いることができる。このようにして、障害がある衛星が分離され、除外されるまで、その故障は制限され続ける。
垂直位置誤差検出
垂直位置を保護する場合、弁別子は以下のとおりである。
Figure 2009198492
垂直誤差を検出する場合、垂直位置誤差のσは、共分散の第3の対角線から、プロセッサ16によって計算される。
Figure 2009198492
許容される誤り検出確率を満たすために設定されるしきい値は、以下のとおりである。
Figure 2009198492
垂直保護レベル(VPL)
一次部分解誤差共分散行列から、プロセッサ16は、一次部分解垂直位置の誤差限界を求めることができる。
Figure 2009198492
この限界を一次部分解毎のしきい値に加え、最悪時をとることによって、プロセッサ16は、VPLを計算することができる。
Figure 2009198492
RAIM障害分離及び除外
各一次部分解と、その対応する二次部分解との間の分離に関して障害検出を実行することによって、プロセッサ16は、RAIMのための障害分離を実行することができる。
衛星n及びmを除外する二次部分解nmは、以下のとおりである。
Figure 2009198492
式中、
nm=第n及び第mの行が0で埋められているジオメトリ行列
nm=第n及び第mの行及び列が削除されているR
nm=第n及び第mのゼロ行及び列が挿入されているR0n −1
である。
一次部分解と二次部分解との間の解分離は以下のとおりである。
Figure 2009198492
有効な一次部分解0n、及びその対応する有効な二次部分解毎の水平位置解分離ベクトル(m>nの場合nm、又はn>mの場合にmn)は、プロセッサ16によって、以下のように計算されることができる。
Figure 2009198492
有効な一次部分解毎の水平弁別子(水平解分離距離)は、x及びy位置分離状態を用いて、プロセッサ16によって計算されることができる。
Figure 2009198492
検出の場合と同様に、そのしきい値は、分離共分散行列に基づく。有効な一次部分解0n、及びその対応する有効な二次部分解毎に(m>nの場合nm、又はn>mの場合にmn)、分離共分散行列は、プロセッサ16によって、以下のように計算される。
Figure 2009198492
ここでもまた、水平位置誤差は、x−y平面における楕円分布である。任意の1つの軸に沿った誤差は正規分布である。要求される誤り警告率を満たすために、且つ保護レベルを計算するために、しきい値を設定する目的で、プロセッサ16は、誤差がこの楕円の半長軸に完全に沿っているという最悪時の仮定を行なう。この最悪方向における分散は、分離共分散の水平位置要素から形成される2×2行列の最大固有値
Figure 2009198492
によって与えられる。したがって、一次部分解毎の最悪方向における水平位置分離不確定性は、プロセッサ16によって、以下のように計算される。
Figure 2009198492
各しきい値は、プロセッサ16によって、以下のように計算される。
Figure 2009198492
式中、pfa、N、Q−1及びKfaは、検出のために既に定義されているものである。
除外は、一次部分解が主解の役割を果たし、二次部分解が一次部分解の役割を果たして、検出と同じようにして進められる。一次部分解毎に、その二次部分解のそれぞれからの分離がプロセッサ16によって求められ、そのしきい値に対して試験される。
その除外論理は以下のとおりである。
一次部分解nが、その二次部分解のうちの少なくとも1つから、そのしきい値よりも大きい値だけ分離される場合には、衛星nは故障した衛星でない可能性が高い(すなわち、故障した衛星は依然として一次部分解nに含まれる)。一方、その二次部分解のそれぞれからの一次部分解rの分離が除外しきい値よりも小さい場合には、衛星rは故障した衛星である(他の一次部分解がそれぞれ、その二次部分解の少なくとも1つから、そのしきい値よりも大きな値だけ分離されるものと仮定する)。
これは、以下の条件が満たされる場合に限って、衛星rが故障した衛星として分離されるということと同じである。
rm<Drm;すべてのm≠rの場合
且つ
nm<Dnm;すべてのn≠rの場合に少なくとも1つのm≠nの場合
垂直位置故障の除外も、同じようにして、プロセッサ16が果たすことができる。
プロセッサ16によって実行される以下のアルゴリズムは、上記のように、分離を果たす。
Figure 2009198492
故障が分離されるとき、その衛星は、プロセッサ16によって、故障している衛星として記録され、衛星を除外する全ての解が捨てられ、その衛星は1時間内に再試行される。
RAIM HEL
RAIM HELは、カルマンフィルタ解分離と同じようにして、プロセッサ16によって計算される。除外時に、一次部分解0nの水平位置解は、プロセッサ16によって、二次部分解nmからDnmだけ分離される(式(61)を参照)。それゆえ、真の位置に対する一次部分解位置誤差は、Dnm+二次部分解位置誤差である(最悪の場合に、それらが反対の方向にあるものと仮定する)。一次部分解位置誤差限界anmは、二次部分解誤差共分散行列の水平位置誤差要素から形成される2×2行列の最大固有値
Figure 2009198492
からプロセッサ16によって求められることができる。すなわち、以下の式が成り立つ。
Figure 2009198492
式中、Q−1は既に定義されているものであり、
Figure 2009198492
である。
ここでもまた、故障があると、分布が一方の側に偏るため、プロセッサ16は、分布の一方の側のみを考慮すればよい。検出し損なう許容確率は1.0e−3であり、プロセッサ16によって、除外失敗の許容確率と同じであると仮定される。σ乗数Kmdは、RAIM HPL計算のために既に定義されているものである。その場合、一次部分解0nの有効な二次部分解nm毎のRAIM HELが、プロセッサ16によって、以下のように計算される。
Figure 2009198492
除外は、故障が存在するものと仮定するため、故障がない稀な標準状態を考慮しないことに留意されたい。全HEL及び除外するのが最も困難な衛星ID(障害挿入試験のために必要とされる)は、プロセッサ16によって以下のように計算されることができる。
Figure 2009198492
また、有効な一次部分解0n毎に、
一次部分解0nの有効な二次部分解nm毎に、下の条件が成り立つ。
Figure 2009198492
電離層誤差モデル計算
電離層グリッドポイント及びピアースポイント座標の決定
カルマンフィルタ手法の場合、且つ(17)を利用するために、プロセッサ16は最初に、各グリッドポイントの座標、及び衛星の電離層ピアースポイントの座標を決定することができる。その後、それらの2組の座標を用いて、プロセッサ16は、ピアースポイントとグリッドポイントとの間の大圏距離を計算することができる。カルマンフィルタ、スナップショットRAIMのいずれの手法の場合でも、点i(たとえば、図1に示されるシステム、すなわち「ユーザ」)の座標、ならびに点iから点j(たとえば、グリッドポイント)までの距離及び方位角がわかるとき、プロセッサ16は、以下のように、点jの座標を求めることができる。
Figure 2009198492
λ=点iの測地緯度
λ=点jの測地緯度
Λ=点iの測地経度
Λ=点jの測地経度
ij=点iから点jまでの方位角(方位)
ψij=点iから点jまでの角距(地球の中心角)
=dij/(R+h
ij=点iから点jまでの大圏距離
=地球の半径=6378km
=電離層薄殻モデルの高さ=350km
である。
衛星の電離層ピアースポイントの座標も、(A.1)及び(A.2)を用いて計算することができる。この場合、ψijはユーザ位置からピアースポイントまでの中心角を表し、プロセッサ16によって、以下のように計算されることができる。
Figure 2009198492
式中、Eは、局所接平面に対するユーザ位置からの衛星の仰角である。
衛星の仰角及び方位角を計算する
衛星の仰角Eは、見通しベクトルがユーザの局所接平面(水平面)と成す角度と定義される。衛星の方位角Aは、水平面において測定されるような、真北に対する見通しベクトルの角度である。したがって、以下の式が成り立つ。
Figure 2009198492
式中、
Figure 2009198492
=見通しベクトル
Figure 2009198492
のx、y及びz成分
α=ワンダー角(北からx局所レベル座標軸までの方位角)
である。
方位角は、その結果が−π〜+πにあるように、±2πだけ調整されることに留意されたい。
大圏距離の決定
点i(たとえば、衛星ピアースポイント)から別の点j(たとえば、グリッドポイント)までの電離層薄殻モデルに沿った大圏距離は、プロセッサ16によって、以下のように計算されることができる。
Figure 2009198492
式中、
ΔΛij=Λ−Λ
である。
電離層分散モデル
電離層モデル誤差分散を計算するためにプロセッサ16によって実行することができるアルゴリズムは、ICD−GPS−200C及びDO−229D J.2.3に基づくことができる。このセクションにおける記号は、このセクションに特有であることに留意されたい。
衛星の仰角Eを用いて、式(A.3)を用いることによって、ユーザ位置と、電離層ピアースポイントの地上投影位置との間の地球の中心角ψppを形成する。
次に、衛星の仰角E、方位角A、地球の中心角ψpp、並びにユーザ測地緯度λ及び測地経度Λを用いて、式(A.1)及び(A.2)を用いることによって、ピアースポイントの測地緯度φpp及び測地経度λppを求める。
電離層ピアースポイントの地磁気緯度の絶対値を形成する。
Figure 2009198492
地磁気緯度に基づいて、垂直遅延誤差の推定値を形成する。
Figure 2009198492
仰角Eを用いて、傾斜係数の二乗を計算する。
Figure 2009198492
電離層遅延のモデル化された推定分散を形成する。
Figure 2009198492
受信機から入手可能である場合に適用される補償値を用いて(入手できない場合には、0と仮定する)、推定される分散を形成する。
Figure 2009198492
電離層遅延の推定される分散を形成する。
Figure 2009198492
上記で言及されたように、本発明の好ましい実施形態が図示及び説明されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、数多くの変更を加えることができる。したがって、本発明の範囲は、好ましい実施形態の開示によって限定されない。代わりに、本発明は、その全体が添付の特許請求の範囲を参照することによって決定されるべきである。

Claims (3)

  1. 複数の送信機から複数の信号を受信するように動作可能な受信機を有する車両用のナビゲーションシステムであって、該ナビゲーションシステムは、
    プロセッサ(16)と、
    機械読取り可能命令を格納しているメモリデバイス(18)とを備え、該命令は、前記プロセッサ(16)によって実行されると、前記プロセッサ(16)が、
    前記複数の信号から導出される擬似距離測定値に対応する1組の誤差推定値を求めること、
    電離層遅延データを用いて、主ナビゲーション解の誤差共分散行列を求めること、及び
    解分離技法を用いて、前記誤差共分散行列に基づいて、少なくとも1つの保護レベル値を求めることを可能にする、システム。
  2. 前記誤差共分散行列を求めることは、前記送信機のそれぞれに関連付けられる、空間的に相関がある電離層誤差を求めることを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. コンピュータ読取り可能媒体(18)であって、該コンピュータ読取り可能媒体は、
    前記複数の信号から導出される擬似距離測定値に対応する1組の誤差推定値を求めること、
    電離層遅延データを用いて、主ナビゲーション解の誤差共分散行列を求めること、
    解分離技法を用いて、前記誤差共分散行列に基づいて、少なくとも1つの保護レベル値を求めること、及び
    前記少なくとも1つの保護レベル値を表示することを含むステップを実行するためのコンピュータ実行可能命令を有する、コンピュータ読取り可能媒体。
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