JP2009196405A - ピラー下部構造 - Google Patents

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将太 橋本
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Abstract

【課題】車両側突時にピラーの車室内側方向への移動を抑制すると共に、シートベルトリトラクタの取付位置の自由度を向上する。
【解決手段】シートベルトリトラクタ38の下壁部38Cからロッド64が車体下方に向かって立設されており、ロッド64の下部64Aが、シートベルトアンカブラケット46の上壁部46Jに設けられた前後一対の連結孔60と筒部46Mに嵌合している。このため、車両側突時に、シートベルトリトラクタ38に作用した荷重の一部をロッド64を介してシートベルトアンカブラケット46で受けることができ、さらに、シートベルトアンカブラケット46が結合されたロッカアウタリインフォースメント30で受けることができるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明はピラー下部構造に関し、特に、自動車等の車両に使用されるピラー下部構造に関する。
自動車等の車両に使用されるピラー下部構造が知られている(特許文献1)。このピラー下部構造では、車両側突時にシートベルトリトラクタがBピラーの下部とセンタフロアトンネル部との間に車幅方向に沿って配置された補強部材側へ移動し、荷重を補強部材を介してセンタフロアトンネル部へ伝達するようになっている。
特開平07−165013号公報
しかしながら、上記した従来技術では、シートベルトリトラクタの取付位置が補強部材側の車幅方向外側となるBピラーの下方位置に制限される。このため、シートベルトリトラクタの取付位置の自由度が低下する。
本発明は、上記事実を考慮して、車両側突時にピラーの車室内側方向への移動を抑制できると共に、シートベルトリトラクタの取付位置の自由度を向上できるピラー下部構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明のピラー下部構造は、車室側部に車体上下方向に沿って配置されたピラーと、車室側部の下部に車体前後方向に沿って配置されたロッカと、前記ピラーと前記ロッカとの結合部上方に配置され、前記ピラーに取付けられたシートベルトリトラクタと、前記ロッカに取付けられたラップベルトアンカブラケットと、前記シートベルトリトラクタと前記ラップベルトアンカブラケットとを連結し、前記シートベルトリトラクタに作用する車室内側方向への荷重を前記ラップベルトアンカブラケットに伝達するための荷重伝達手段と、を有することを特徴とする。
従って、車両側突時にピラーに車幅方向外側から車幅方向内側に向かって荷重が作用した場合には、ピラーとロッカとの結合部上方に配置され、ピラーに取付けられたシートベルトリトラクタに荷重の一部が作用する。この際、シートベルトリトラクタとラップベルトアンカブラケットとを連結する荷重伝達手段によって、荷重がシートベルトリトラクタからラップベルトアンカブラケットに伝達され、ラップベルトアンカブラケットが取付けられたロッカでピラーに作用する荷重の一部を受けることができる。このため、ピラーの車室内側方向への移動を抑制できる。また、シートベルトリトラクタをピラーとロッカとの結合部上方に配置することができるため、シートベルトリトラクタの取付位置の自由度が向上する。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のピラー下部構造において、前記荷重伝達手段は前記シートベルトリトラクタの下部から下方へ向かって突出した突出部材と、前記ラップベルトアンカブラケットの上部に形成され前記突出部材が挿入される挿入部と、を備えることを特徴とする。
従って、シートベルトリトラクタの下部から下方へ向かって突出した荷重伝達手段としての突出部材を、ラップベルトアンカブラケットの上部に形成され荷重伝達手段としての挿入部に挿入することで、容易に組み付けることができるため組付け作業性が向上する。
請求項1に記載の本発明は、車両側突時にピラーの車室内側方向への移動を抑制できると共に、シートベルトリトラクタの取付位置の自由度を向上できる。
請求項2に記載の本発明は、組付け作業性を向上できる。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係るピラー下部構造の一実施形態について説明する。なお、各図において示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図4には本実施形態における自動車のピラー下部構造が適用された車体を示す概略側面図が示されている。また、図1には本実施形態における自動車のピラー下部構造を示す斜視図が示されており、図2には図4の2−2断面線に沿った拡大断面図が示されている。
図4に示すように、本実施形態の車体10の側面部は、サイメンアウタ12で構成されており、このサイメンアウタ12の上部は、車体前後方向に沿って延びるルーフサイドレールアウタ14とされている。また、このサイメンアウタ12の下部は、車体前後方向に沿って延びるロッカアウタ16とされており、サイメンアウタ12の車体前後方向中央部には、ルーフサイドレールアウタ14からロッカアウタ16に延びるBピラーアウタ18が形成されている。
図2に示すように、車体10のBピラー20は、Bピラー20の車幅方向外側部を構成するサイメンアウタ12のBピラーアウタ18と、Bピラー20の車幅方向内側部を構成するBピラーインナ22とで閉断面構造とされている。
なお、Bピラー20とは車室側部に車体前後方向に所定の間隔で、車体上下方向に沿って配置された複数のピラーのうち、車体前方側から2番目のピラーであり、図4に示すセダンタイプの車体10では、フロントピラー(Aピラー)10Aとクォータピラー(Cピラー)10Bとの間に位置するセンタピラーである。
図2に示すように、Bピラー20の閉断面構造内には、補強部材としてのBピラーリインフォースメント24が設けられている。また、Bピラーリインフォースメント24は、Bピラーアウタ18の車幅方向内側にBピラーアウタ18に沿って配置されている。
車室側部の下部に車体前後方向に沿って配置されたロッカ21においては、サイメンアウタ12のロッカアウタ16の車幅方向内側に、ロッカアウタリインフォースメント30が車体前後方向に沿って配置されている。ロッカアウタリインフォースメント30の車体前後方向から見た断面形状は、開口部を車幅方向内側に向けたハット断面形状とされており、開口部の上下両端縁部には、接合部としての接合フランジ30A、30Bが形成されている。また、ロッカアウタリインフォースメント30の車幅方向内側には、ロッカインナ32が車体前後方向に沿って配置されている。ロッカインナ32の車体前後方向から見た断面形状は、開口部を車幅方向外側に向けたハット断面形状とされており、開口部の上下両端縁部には、接合部としての接合フランジ32A、32Bが形成されている。
ロッカアウタリインフォースメント30の接合フランジ30A、30Bはロッカインナ32の接合フランジ32A、32Bにそれぞれ結合されており、ロッカアウタリインフォースメント30とロッカインナ32とで、車体前後方向に延びる閉断面構造34が形成されている。また、Bピラーインナ22の下部22Aは閉断面構造34を車体上方から車体下方に向かって貫通しており、下端縁部22Bがロッカインナ32の接合フランジ30Bとロッカインナ32の接合フランジ32Bとの間に結合されている。
なお、Bピラーインナ22の上下方向中間部22Cは、ロッカインナ32の接合フランジ30Aとロッカインナ32の接合フランジ32Aとの間に結合されている。また、Bピラーリインフォースメント24の下端縁部24Aは、ロッカアウタリインフォースメント30の縦壁部30Cの車幅方向外側面に結合されており、ロッカアウタ16の下端に形成された接合フランジ16Aは、ロッカインナ32の接合フランジ30Bの車幅方向外側面に結合されている。さらに、ロッカインナ32の縦壁部32Cにおける車幅方向内側面の下部には、フロアパネル39の車幅方向端部に車体上方へ向かって形成された接合フランジ39Aが結合されている。
なお、フロアパネル39の上面側には、フロアクロスメンバ37が車幅方向に沿って配置されている。図示を省略したが、フロアクロスメンバ37の車幅方向から見た断面形状は、開口部を車体下側に向けたハット断面形状とされており、開口部の前後両端縁部には、接合フランジ37Aが形成されている。また、これらの接合フランジ37Aはフロアパネル39の上面39Bに結合されている。
また、フロアクロスメンバ37の車幅方向端部には、車幅方向から見た形状がコ字状の接合フランジ37Bが形成されており、この接合フランジ37Bはロッカインナ32の縦壁部32Cにおける車幅方向内側面に結合されている。
図1に示すように、Bピラーインナ22におけるロッカアウタリインフォースメント30との結合部の上方の前後方向中央部には、シートベルトリトラクタ収納部としての矩形状のシートベルトリトラクタ取付孔36が形成されている。
シートベルトリトラクタ取付孔36には車幅方向内側から車幅方向外側に向かってシートベルトリトラクタ38が挿入されている。また、シートベルトリトラクタ38の上部に形成された取付部38Aは、Bピラーインナ22に固定されたブラケット42にボルト44とナット45とによって固定されている。
図2に示すように、ブラケット42の上部42Aは、Bピラーインナ22におけるシートベルトリトラクタ取付孔36の上側周縁部22Dの車幅方向内側面に溶接等によって結合されている。また、ブラケット42の上部42Aからは車幅方向内側に向かって水平部42Bが形成されており、水平部42Bの車幅方向内側端からは下方に向かってシートベルトリトラクタ取付部42Cが形成されている。
なお、シートベルトリトラクタ38の取付部38Aは、ブラケット42のシートベルトリトラクタ取付部42Cに固定されている。
図1に示すように、ロッカアウタリインフォースメント30の上部には、ラップベルトアンカブラケット46が設けられている。ラップベルトアンカブラケット46は開口部を車体下方へ向けたボックス形状となっており、車幅方向外側側壁部46Aの下部46Bが、ロッカアウタリインフォースメント30の縦壁部30Cの車幅方向外側壁面にスポット溶接等によって結合されている。また、ラップベルトアンカブラケット46の前壁部46Cの下端からは車体前方へ向かってフランジ46Dが形成されており、このフランジ46Dはロッカアウタリインフォースメント30の上壁部30Dの上面にスポット溶接等によって結合されている。さらに、ラップベルトアンカブラケット46の後壁部46Eの下端からは車体後方へ向かってフランジ46Fが形成されており、このフランジ46Fはロッカアウタリインフォースメント30の上壁部30Dの上面にスポット溶接等によって結合されている。
ラップベルトアンカブラケット46の前壁部46Cの車幅方向内側端からは車体前方へ向かってフランジ46Gが形成されており、このフランジ46Gはロッカアウタリインフォースメント30の接合フランジ30Aの車幅方向外側面にスポット溶接等によって結合されている。また、ラップベルトアンカブラケット46の後壁部46Eの車幅方向内側端からは車体後方へ向かってフランジ46Hが形成されており、このフランジ46Hはロッカアウタリインフォースメント30の接合フランジ30Aの車幅方向外側面にスポット溶接等によって結合されている。
ラップベルトアンカブラケット46の上壁部46J及びフランジ46G、46Hの上端からは車幅方向内側に向かって延設部46Kが形成されており、この延設部46Kはシートベルトリトラクタ取付孔36を車幅方向外側から車幅方向内側へ向かって挿通している。また、ラップベルトアンカブラケット46の延設部46Kは車幅方向内側に向かって前後幅が徐々に狭くなっており、先端部には車体上方に向かってフランジ46Lが形成されている。
図2に示すように、ラップベルトアンカブラケット46のフランジ46Lの車幅方向内側面には、シートベルトリトラクタ38の下部に形成された取付部38Bが、ボルト50とナット52とによって固定されている。また、ラップベルト70の端部に設けられたアンカプレート72が、シートベルトリトラクタ38の取付部38Bとラップベルトアンカブラケット46のフランジ46Lとの重合部74の車室内側面にボルト50とナット52とによって固定されている。
図1に示すように、ラップベルトアンカブラケット46の上壁部46Jには、荷重伝達手段の挿入部としての前後一対の連結孔60が車体前後方向に所定の間隔を開けて形成されている。また、各連結孔60の周縁部には車体上方へ向かって筒部46Mが形成されている。
図2に示すように、シートベルトリトラクタ38の下壁部38Cからは、荷重伝達手段の突出部材としてのロッド64が車体下方に向かって立設されており、ロッド64は変形し難い金属製の丸棒材からなる。また、ロッド64の下部64Aは前後一対の連結孔60と筒部46Mに嵌合しており、ロッド64の上端部64Bはシートベルトリトラクタ38の下壁部38Cに溶接、螺合等によって強固に結合されている。
従って、図3に示すように、車両側突時に、Bピラー20に車幅方向外側から車幅方向内側に向かって荷重Fが作用した場合には、シートベルトリトラクタ38に作用する荷重の一部F1が、ロッド64を介してラップベルトアンカブラケット46に伝達されるようになっている。
なお、図2の符号80はBピラー20に設けられたリヤドアのヒンジを示しており、このヒンジ80は、Bピラーアウタ18とBピラーリインフォースメント24との重合部の車幅方向外側に取付けられている。
なお、図示を省略するがフロアクロスメンバ37の車幅方向内側端部は、フロアパネル36の車幅方向中間部に車体前後方向に沿って形成されたセンタフロアトンネル部に結合されている。
次に本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の自動車のピラー下部構造によれば、車両側突時、例えば、他車のバンパがBピラー20の下部に車幅方向外側から車幅方向内側に向かって衝突し、Bピラー20に車幅方向外側から車幅方向内側に向かって荷重Fが作用した場合には、図3に示すように、Bピラー20の下部が車室内側方向へ変形し、荷重がシートベルトリトラクタ38に作用する。
この際、本実施形態では、シートベルトリトラクタ38の下壁部38Cからロッド64が車体下方に向かって立設されており、ロッド64の下部64Aが、ラップベルトアンカブラケット46の上壁部46Jに設けられた前後一対の連結孔60と筒部46Mに嵌合している。
このため、シートベルトリトラクタ38に作用した荷重の一部F1をロッド64を介してラップベルトアンカブラケット46で受けることができ、さらに、ラップベルトアンカブラケット46が結合されたロッカアウタリインフォースメント30で受けることができる。この結果、シートベルトリトラクタ38の車室内側方向への移動を抑制することができると共に、シートベルトリトラクタ38が固定されたBピラー20の車室内側方向への移動を抑制できる。
従って、Bピラーインナ22の車室内側への侵入量が低減されることで、Bピラーインナ22に作用する車体上下方向の張力が低下し、車体上下方向の張力によってBピラーインナ22が破断するのを防止できる。
また、本実施形態では、連結孔60の周縁部に車体上方へ向かって筒部46Mを形成したため、荷重伝達時に、ロッド64とラップベルトアンカブラケット46との連結が外れ難くなっている。
また、本実施形態では、ラップベルトアンカブラケット46の車幅方向外側側壁部46Aの下部46B、フランジ46D、46F、46G、46Hがロッカアウタリインフォースメント30の縦壁部30C、上壁部30D、接合フランジ30Aにそれぞれ結合されている。このため、ラップベルトアンカブラケット46に作用した荷重をロッカアウタリインフォースメント30に確実に伝達できる。
また、本実施形態では、ロッド64によって、シートベルトリトラクタ38とラップベルトアンカブラケット46とを連結するので、シートベルトリトラクタ38をBピラー20とロッカとの結合部上方に結合部から離間して配置することができる。このため、シートベルトリトラクタ38の取付位置の自由度が向上する。
また、本実施形態では、ロッド64がシートベルトリトラクタ38の下壁部38Cから下方へ向かって突出した突出部材となっている。このため、シートベルトリトラクタ38を、ブラケット42のシートベルトリトラクタ取付部42Cと、ラップベルトアンカブラケット46のフランジ46Lとに組付ける際に、ロッド64の下部64Aをラップベルトアンカブラケット46に設けた連結孔60に容易に嵌合することができる。この結果、組付け作業性を向上できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、突出部材として変形し難い金属製の丸棒材を使用したが、突出部材は金属製の丸棒材のロッド64に限定されず、丸棒以外のボルト、角棒等他の形状や、変形し難い金属以外の他の材料で構成してもよい。
また、上記実施形態では、突出部材としてのロッド64をシートベルトリトラクタ38の下壁部38Cから下方へ向かって突出させ、ラップベルトアンカブラケット46の上壁部46Jに設けた挿入部としての連結孔60にロッド64を嵌合させる構成としたが、これに代えて、ラップベルトアンカブラケット46の上壁部46Jから上方へ向かって突出させた突出部材としてのロッド64が、シートベルトリトラクタ38の下壁部38Cに設けた挿入部としての連結孔60に嵌合される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ラップベルトアンカブラケット46は開口部を車体下方へ向けたボックス形状としたが、ラップベルトアンカブラケット46の形状は上記実施形態のボックス形状に限定されず、ロッカアウタリインフォースメント30に結合されている構成、特に、ロッカアウタリインフォースメント30の縦壁部30Cに結合されている構成であれば、ボックス形状以外の形状、例えば、ラップベルトアンカブラケット46の車体前後方向から見た断面形状のように屈曲された板材であってもよい。
また、上記実施形態では、荷重伝達手段を、突出部材としてのロッド64と、挿入部としての連結孔60とで構成したが、荷重伝達手段は、シートベルトリトラクタとラップベルトアンカとを連結する構成であれば、シートベルトリトラクタとラップベルトアンカとの双方に結合されたブラケット等の他の構成の荷重伝達手段であってもよい。さらに、シートベルトリトラクタとラップベルトアンカとの少なくとも一方に一体的に形成した荷重伝達手段であってもよい。
また、本発明のピラー下部強構造は、Bピラー以外にもCピラー等の他のピラーにも適用可能である。
本発明の一実施形態における自動車のピラー下部構造を示す車体斜め外側前方から見た斜視図である。 図4の2−2断面線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態における自動車のピラー下部構造の変形状態を示す図2に対応する断面図である。 本発明の一実施形態における自動車のピラー下部構造が適用された車体を示す概略側面図である。
符号の説明
20 Bピラー
21 ロッカ
22 ピラーインナ
30 ロッカアウタリインフォースメント
32 ロッカインナ
38 シートベルトリトラクタ
42 ブラケット
46 ラップベルトアンカブラケット
46M ラップベルトアンカブラケットの筒部
60 連結孔(荷重伝達手段、挿入部)
64 ロッド(荷重伝達手段、突出部材)

Claims (2)

  1. 車室側部に車体上下方向に沿って配置されたピラーと、
    車室側部の下部に車体前後方向に沿って配置されたロッカと、
    前記ピラーと前記ロッカとの結合部上方に配置され、前記ピラーに取付けられたシートベルトリトラクタと、
    前記ロッカに取付けられたラップベルトアンカブラケットと、
    前記シートベルトリトラクタと前記ラップベルトアンカブラケットとを連結し、前記シートベルトリトラクタに作用する車室内側方向への荷重を前記ラップベルトアンカブラケットに伝達するための荷重伝達手段と、
    を有することを特徴とするピラー下部構造。
  2. 前記荷重伝達手段は前記シートベルトリトラクタの下部から下方へ向かって突出した突出部材と、前記ラップベルトアンカブラケットの上部に形成され前記突出部材が挿入される挿入部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のピラー下部構造。
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